阿波銀行カードローン3種の特徴は?審査手順や大手カードローンとの比較
徳島県徳島市に本店を構える阿波銀行は、創業120年の歴史を誇る地方銀行です。
徳島県内だけでなく、東京には4店舗、大阪には6店舗を構え、「堅実経営」を行是として運営しています。
阿波銀行では、個人向けに「スマートネクスト」「あわぎんカードローンエース」「パワーアップカードローン」という3つの種類のカードローンを提供しています。
本記事では、阿波銀行カードローン3種類の特徴を比較し解説。各カードローンのスペックを一覧表にまとめています。
そのほか。、大手カードローンと比べたメリット・デメリットや審査の流れ、借り入れ・返済の方法についても詳しく解説しています。
阿波銀行カードローンを検討中の方は、ぜひご一読ください。
- 阿波銀行カードローン3種の特徴と基本情報
- 阿波銀行カードローンのメリットとデメリット
- 阿波銀行カードローンと大手カードローンを比較
- WEB契約型なら来店不要!スマホ・PCでご契約OK!
- コンビニATMでご利用OK
- 複数のローンをお借り換えOK!
- 実質年率
- 年1.70〜14.80%
- 借入限度額
- 10万円〜800万円
- 審査時間
- 最短即日
- 融資時間
- 最短7日
- コンビニ
- 収入証明書
- 公式サイト参照
阿波銀行カードローンは3種類展開!それぞれの特徴は?
阿波銀行カードローンには、「スマートネクスト」・「あわぎんカードローンエース」・「パワーアップカードローン」という3商品があります。
まずは、各カードローンのスペックを一覧表にまとめてみました。
カードローン名 | 「スマートネクスト」 | 「あわぎんカードローンエース」 | 「パワーアップカードローン」 |
申込者の収入 |
安定継続した収入 |
給与所得者であること |
本人あるいは配偶者に安定継続した収入 |
居住地 | 阿波銀行営業エリア内に居住か勤務 | 不問 | 徳島県内 |
勤続年数 | 不問 | 5年以上あるいは居住年数が3年以上 | 不問 |
申込者の年齢 | 20~65歳 | 20~64歳 | 20~59歳 |
使いみち | 事業性資金以外 | 事業性資金以外 | 事業性資金以外 |
金利(実質年率) | 4.7~14.8% | 8.3~13.3%(※) | 14.4% |
融資上限額 | 30~500万円 | 50万円、100万円 | 10万円、30万円、50万円 |
阿波銀行の口座 | 必須 | 必須 | 必須 |
その他の特徴 | 阿波銀行の口座を保有していない人は、審査通過後に窓口か郵送で口座開設 |
・住宅ローンや給与振込で阿波銀行を利用していると金利が引き下げられる(※) ・阿波銀行口座で公共料金の引き落としを実施している人のみ申込可 |
お持ちのキャッシュカードにローン機能と自動融資機能を付帯 |
3種の商品の大きな違いは、対象の居住・勤務地です。
「スマートネクスト」では阿波銀行営業エリア内に居住か勤務をしている必要があり、「パワーアップカードローン」では徳島県内に居住している必要があります。
対して、「あわぎんカードローンエース」なら全国どこからでも申し込みが可能です。
申し込み者の収入に関する条件も、注目すべきポイントです。
「パワーアップカードローン」なら本人あるいは配偶者に安定継続した収入があれば申し込み可能であるため、配偶者に収入がある専業主夫/主婦でも申し込むことができます。
世の中にはたくさんのカードローンがありますが、専業主夫/主婦が借りられるカードローンばかりではありません。
専業主夫/主婦でも借りられるカードローンについて詳しく知りたい方は、下記の記事もあわせてご覧ください。
阿波銀行カードローン3種の使い分け
阿波銀行の口座をクレジットカードや公共料金の引き落としに利用している方には、自動融資機能を付けられる「パワーアップカードローン」がおすすめです。
融資限度額は低いですが、クレジットカード等の支払いを延滞することは回避できます。
また、阿波銀行で給与振込や住宅ローン・リフォームローン・ソーラーローンを利用している人には、「あわぎんカードローンエース」が適しています。
給与振込かローンだけでも年10.3%の低金利が適用されますし、両方利用している場合は年8.3%のさらに低い金利が適用されるからです。
給与振込は毎月5万円以上でOKですので、パートやアルバイトの人も金利を引き下げてもらえます。
大型融資をご希望の方は、限度額が30~500万円と幅広い「スマートネクスト」がおすすめです。
金利は4.7~14.8%で、限度額が高額になるほど最低金利に近づいていくという特徴があります。
なお、すべての阿波銀行カードローンには、阿波銀行の口座が不可欠です。
「スマートネクスト」や「あわぎんカードローンエース」をWEB完結型で申し込む場合は、申し込む前にすでに阿波銀行の口座を保有している必要があります。
阿波銀行の口座を開設していない人は、審査通過後に阿波銀行の窓口に出向き、カードローンの契約手続きと口座開設の手続きをおこなってください。
阿波銀行カードローンと大手カードローン6種を比較してみた
阿波銀行の営業エリア内にお住まいの人でも、阿波銀行以外のカードローンを利用することはできます。
特に全国規模のカードローンなら、居住地や勤務地に関係なく申し込むことは可能です。
全国区で利用できるプロミスとアコム、アイフル、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行の各カードローンと比較し、阿波銀行のカードローンを選ぶべきなのか判断しましょう。
阿波銀行カードローンは低金利が特長
阿波銀行カードローン3種と大手カードローン6種の金利を比べてみましょう。
カードローン名 | 金利(実質年率) |
---|---|
「スマートネクスト」 |
4.7~14.8% |
「あわぎんカードローンエース」 |
8.3~13.3% |
「パワーアップカードローン」 |
14.4% |
プロミス |
4.5~17.8% |
アコム |
3.0~18.0% |
アイフル |
3.0~18.0% |
みずほ銀行カードローン |
2.0~14.0%(※1) |
三井住友銀行 カードローン |
1.5~14.5% |
三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック) |
1.8~14.6% |
金利は低ければ低い方がお得です。
金利が低いということは利息が少ないということであり、ローン会社への総支払額を減らすことができます。
なお、金利を比べるときは最高金利で比べてください。
大抵のカードローンでは、審査通過直後は最高金利に近い金利が適用されますので、最高金利で利息を見積もっておくと、実際にローン会社に支払う金額との乖離が少なくて済みます。
阿波銀行の3つのカードローンは、いずれも消費者金融のカードローンよりはお得な金利設定になっています。
特に「あわぎんカードローンエース」はメガバンクの金利よりも低く設定されていますので、その他の申込条件を満たすならば、メガバンクのカードローンに申し込むよりは阿波銀行の「あわぎんカードローンエース」をおすすめします。
阿波銀行で住宅ローン等を利用している場合や給与振込をしている場合はさらにお得な金利が適用されますので、お得度もさらに高まります。
阿波銀行カードローンには無利息サービスがない
阿波銀行カードローン3種と大手カードローン6種の無利息サービスを比べてみましょう。
カードローン名 |
無利息で借りられるサービス |
---|---|
「スマートネクスト」 |
なし |
「あわぎんカードローンエース」 |
なし |
「パワーアップカードローン」 |
なし |
プロミス |
初回利用日の翌日から30日間無利息 |
アコム |
契約日の翌日から30日間無利息 |
アイフル |
契約日の翌日から30日間無利息 |
みずほ銀行カードローン |
なし |
三井住友銀行カードローン |
なし |
三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック) |
なし |
阿波銀行を含む銀行カードローンは、消費者金融のカードローンよりは低金利に設定されています。
しかし、大手にほぼ限定されますが、消費者金融のカードローンでは初めて利用する人に限って30日間の無利息サービスを実施しているため、早期に返済すれば銀行カードローンよりも利息が少なくなります。
カードローンの無利息サービスについて詳しく知りたい方は、下記の記事をあわせてご覧ください。
阿波銀行カードローン3種の最大限度額は50〜500万円
阿波銀行カードローン3種と大手カードローン6種の限度額を比べてみましょう。
カードローン名 | 限度額 |
---|---|
「スマートネクスト」 | 30~500万円 |
「あわぎんカードローンエース」 | 50万円、100万円 |
「パワーアップカードローン」 | 10万円、30万円、50万円 |
プロミス | 500万円まで |
アコム | 1〜800万円 |
アイフル | 1~800万円 |
みずほ銀行カードローン | 10~800万円 |
三井住友銀行カードローン | 10~800万円 |
三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック) | 10~500万円 |
「スマートネクスト」の融資上限額は500万円ですので、ほかの大手カードローンとほぼ同程度の上限額に設定されています。
しかし、「あわぎんカードローンエース」と「パワーアップカードローン」は上限額が低く、高額融資は望めません。
高額融資の手段を確保しておきたい方には、「スマートネクスト」が適しているでしょう。
阿波銀行をメインバンクとして利用し、なおかつお得な金利で借りたい人は「あわぎんカードローンエース」、クレジットカードや公共料金の引き落としに備えておきたい人は「パワーアップカードローン」を選んでみてはいかがでしょうか。
阿波銀行カードローンの最低返済額はいくら?
阿波銀行カードローン3種と大手カードローン6種の最低返済額を比べてみましょう。
カードローン名 |
最低返済額(50万円の場合) |
最低返済額(100万円の場合) |
---|---|---|
「スマートネクスト」 |
10,000円 |
20,000円 |
「あわぎんカードローンエース」 |
20,000円 |
20,000円 |
「パワーアップカードローン」(※1) |
0円(定額返済なし) |
0円(定額返済なし) |
プロミス |
13,000円 |
26,000円 |
アコム(※2) |
8,000~15,000円 |
15,000~30,000円 |
アイフル(※3) |
13,000~15,000円 |
26,000~30,000円 |
みずほ銀行カードローン |
10,000円 |
20,000円 |
三井住友銀行カードローン |
10,000円 |
15,000円 |
三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)(※4) |
10,000円 |
20,000円 |
(※2)アコムは融資限度額によって最低返済額が異なります。融資限度額が多ければ多いほど、最低返済額は少なくなります
(※3)アイフルは返済サイクルによって最低返済額が変わります。月に1回返済する約定日制のほうが最低返済額は少なくなります
(※4)借入利率が年8.1%超の場合
お金に困っているからカードローンでお金を借りるのに、毎月の返済が多すぎるのは困ります。
返済しやすいカードローンを選びたいなら、毎月の返済額が少ないカードローンがよいですよね。
毎月の返済額をとにかく減らしたい人には「パワーアップカードローン」がおすすめです。
毎月の定額返済額はなんと0円。
毎年2月と8月に半年分の利息さえ払えば、借入元金を返済せずに利用できるのです。
もちろん、長く借りていると「最近はお金を借りていないのに利息ばかり支払わされる」ということにもなってしまいますので、余裕があるときは積極的に元金を返済し、6ヶ月ごとの利息を少しでも減らすようにしましょう。
反対に、毎月の返済額が高めに設定されているのが「あわぎんカードローンエース」です。
借入額に関わらず20,000円(借入額が20,000円以下のときは借入額全額)を支払うので、早期完済が目指せます。
毎月の支払いは少し大変ですが、返済期間をできるだけ短くして利息額もできるだけ少なく抑えたい人には適したカードローンだといえるでしょう。
阿波銀行カードローンの自行ATMは平日日中のみ手数料無料
阿波銀行カードローン3種と大手カードローン6種のATM手数料を比べてみましょう。
カードローン名 |
自社ATM手数料(税込) |
提携ATM手数料(税込) |
---|---|---|
阿波銀行カードローン |
・平日8:45~18:00は無料 ・上記以外は110円 |
時間帯によって110~220円 |
プロミス |
プロミスと三井住友銀行は常に無料 |
1万円以下:110円 1万円超:220円 |
アコム |
常に無料 |
1万円以下:110円 1万円超:220円 |
アイフル |
常に無料 |
1万円以下:110円 1万円超:220円 |
みずほ銀行カードローン |
・平日8:45~18:00は無料 ・上記以外は110~220円 |
時間帯によって110~220円 |
三井住友銀行カードローン |
常に無料 |
時間帯によって110~220円 |
三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック) |
常に無料 |
手数料有料のATMなし |
ATM手数料はできるだけ無料で済ませたいものです。
阿波銀行のカードローンはいずれも、阿波銀行のATMを平日日中に利用するときは無料ですが、その他の時間帯に利用するときや阿波銀行以外のATMを利用するときは手数料が110~220円(税込)かかります。
少しでも手数料を節約したい方は、阿波銀行のATMと提携ATMのどちらにせよ平日の日中に利用するようにしてください。
即日融資や無利息サービスを求める方におすすめの大手消費者金融ローン
大手消費者金融ローンには阿波銀行にはないサービスがあります。
- 無利息サービス
- 最短即日融資
また、阿波銀行のカードローンは申し込める場所や返済できるATMが限られているという場所の制限もあります。
大手消費者金融は全国のATMで返済可能ですし、最短即日融資が可能なのですぐに使いたい時も便利です。
もちろん、阿波銀行のカードローンには金利が低いなどのメリットもあるので自分が今求めているものを整理して消費者金融を選びましょう。
ここでは、最短即日融資や無利息サービスのあるおすすめ大手消費者金融を紹介していきます。
アコム
- 申込から借入まで最短20分!
- WEB完結が可能で、勤務先へ電話での在籍確認、郵送物も原則なし
- 30日間利息0円サービス
- 実質年率
- 年3.00〜18.00%
- 借入限度額
- 1万円〜800万円
- 審査時間
- 最短20分
- 融資時間
- 最短20分
- コンビニ
- 収入証明書
アコムは最短即日融資対応、申し込みから融資までは最短30分の大手消費者金融です。はじめての利用なら契約日の翌日から30日間利息無料のサービスも提供しています。
メガバンクである三菱UFJ銀行を子会社にもつ、一部上場企業の三菱UFJフィナンシャル・グループの傘下でもある消費者金融なので、安心して利用できる点もメリットです。
アイフル
- 審査は最短18分!融資も最短即日で可能
- 誰にも知られずWeb完結!電話での在籍確認、郵送物も原則なし
- 初めての方なら最大30日間利息0円
- 実質年率
- 年3.00〜18.00%
- 借入限度額
- 1万円〜800万円
- 審査時間
- 最短18分
- 融資時間
- 最短18分
- コンビニ
- 収入証明書
- 50万円を超える場合
アイフルは審査最短30分で完了、最短即日融資対応の消費者金融です。申込みはWEB完結にも対応しており、返済も自社ATMなら手数料無料です。
はじめての利用なら契約の翌日から30日間は利息ゼロ円なので、無利息期間中に返済できる程度の少額な借入を検討している人におすすめです。
プロミス
- 審査が最短3分で、融資までのスピードも早い!
- 初回の方なら最大30日間利息が0円
- 電話の在籍確認、郵送物は原則なし
- 実質年率
- 年4.50〜17.80%
- 借入限度額
- 1万円〜500万円
- 審査時間
- 最短3分
- 融資時間
- 最短3分
- コンビニ
- 収入証明書
- 50万円まで原則不要
プロミスは最短即日融資対応、申し込みから融資までは最短25分としている消費者金融。プロミスをはじめて利用する人は30日間の無利息サービスが利用できるほか、無利息期間がカウントされるのは「はじめて借入をした翌日から」である点も特徴的です。
金利の上限も17.8%と他社大手消費者金融と比べて低い点もメリットです。
阿波銀行カードローンのメリット3点
世の中には数えきれないほどのカードローンがあります。
その中であえて阿波銀行のカードローンを選ぶべき理由というものがあるのでしょうか。
阿波銀行カードローンならではのメリットを3つ紹介します。
- 金利が低い
- 阿波銀行の口座保有者は来店せずに契約できる
- 「パワーアップカードローン」は毎月の返済が0円から
阿波銀行カードローンが持つ3つのメリットを、下記で順番に説明していきましょう。
金利が低い
銀行カードローンは、消費者金融と比べて金利が低い傾向にあります。
地方銀行のカードローンである阿波銀行カードローンも、例外ではありません。
「スマートネクスト」と「パワーアップカードローン」の金利は、メガバンクの金利と同等の金利です。
低金利のカードローンをお探しの方にとっては、利用するカードローンの選択肢に入るといえるでしょう。
「あわぎんカードローンエース」はさらに金利が低く、最高金利でも年13.3%です。
3大メガバンクの最高金利よりも低く、かなり低金利のカードローンといえます。
しかも、阿波銀行に給与振込をしている人や阿波銀行の住宅ローン等を利用している人なら、8.3~10.3%(実質年率)の低金利が適用されます。
金利にこだわってカードローンを選びたい人なら、「あわぎんカードローンエース」をぜひ検討してください。
②阿波銀行の口座保有者は来店せずに契約できる
阿波銀行のカードローンは、3つすべてにおいて阿波銀行の口座を保有していることが求められます。
まだ阿波銀行の口座を開設していない人は、カードローン審査に通過してから口座を開設しなくてはなりません。
一方、すでに口座を開設している人は、申し込みから契約までのすべての手続きをインターネットや電話で済ませられます。
日中、忙しくて阿波銀行の窓口に行けない人でも、阿波銀行の口座さえ持っていれば、簡単にカードローンを使い始めることができるのです。
③「パワーアップカードローン」は毎月の返済が0円から
「パワーアップカードローン」では、毎月の最低返済額が決められていません。
つまり、1円も返済しなくても、遅延損害金が発生したり督促状が郵送されてきたりすることはないのです。
本当に生活が厳しいときでも、「パワーアップカードローン」なら返済に困ることはなさそうですね。
とはいえ、まったく返済しないまま放置すると、利息ばかり高くなってしまいます。
余裕があるときはこまめに返済して、返済期間が長くなりすぎないようにしておきたいものですね。
阿波銀行カードローンのデメリット2点
阿波銀行のカードローンにはデメリットもあります。
特に注意すべきデメリットを2つ紹介しますので、契約する前にかならず吟味してください。
- 申し込み可能な地域が制限されている
- 徳島県外ではATM手数料がかかることが多い
阿波銀行カードローンが持つ2つのメリットを、下記で順番に説明していきましょう。
①申し込み可能な地域が制限されている
「スマートネクスト」と「あわぎんカードローンエース」は、阿波銀行の営業エリアにお住まいもしくは勤務先がある人しか申し込めません。
つまり、徳島県か香川県、高知県、愛媛県、大阪府、東京都、兵庫県、岡山県、神奈川県のいずれかの都府県に住居か勤務先があり、なおかつ、阿波銀行の営業エリア内に住居もしくは勤務先がなければいけないのです。
しかも、「パワーアップカードローン」は、さらに申し込み可能な地域が制限されています。
徳島県に住居がない人は、たとえ阿波銀行の営業エリア内にお住まいでも「パワーアップカードローン」に申し込めないのです。
申し込む前に居住地の条件を満たしているか、かならず確認するようにしてください。
②徳島県外ではATM手数料がかかることが多い
阿波銀行カードローンを阿波銀行のATM以外で利用するときは、時間や金額に関わらず110~220円(税込)の手数料がかかってしまいます。
阿波銀行のATMは徳島県内ならよく見かけますが、その他の地域ではあまり目にすることはありませんので、徳島県外で利用するときは必然的に提携ATMを利用することになります。
手数料を節約したいと考えている方は、ATM手数料が無料になる提携ATMがあるプロミスや三井住友銀行カードローン、みずほ銀行カードローン、三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)などを検討してはいかがでしょうか。
阿波銀行のカードローンはこんな人におすすめ!
阿波銀行カードローンは、低金利なカードローンを探している人におすすめです。
特に「あわぎんカードローンエース」なら、8.3~13.3%(実質年率)と抜群の低金利が適用されます。
阿波銀行の営業エリア内にお住まいもしくは勤務先がある人は、「スマートネクスト」と「パワーアップカードローン」を検討してみるのもよいでしょう。
営業エリア内に住んでいるかどうかということも大切ですが、よく行く場所や家の近くに阿波銀行のATMがあるかどうかも大切なポイントです。
せっかく低金利で借りても、借入や返済の度に手数料が発生しているようでは、お得に使いこなしているとはいえません。
阿波銀行の店舗もATMも生活圏内にある人は、阿波銀行のカードローンがおすすめな人だといえます。
阿波銀行のカードローンの審査を商品別に解説
阿波銀行カードローンは、いずれもインターネットで申し込めます。
しかし、すべてのカードローンにおいて、インターネット経由の申し込みが最短で契約する方法というわけではありません。
各カードローンで最短で契約できる方法と流れを紹介します。
「スマートネクスト」の審査手順
- インターネットで申し込み
- 審査結果の電話連絡がある
- 保証会社が申込者の勤務先に電話をかけて在籍確認を実施
- 口座を開設していないときは、店頭もしくは郵便で口座開設の手続き
- ローンカード到着前に融資が必要なときは、振込融資の手続き
- ローンカードが自宅に郵送される
「スマートネクスト」の審査、申込みに関してはインターネットでの申込みが最速の手順となるので、店頭に赴く時間がない方におすすめです。
ただ審査結果は電話での連絡となるなど、完全にオンラインのみで完結するわけではありません。
「あわぎんカードローンエース」の審査手順
- 阿波銀行の店頭にある用紙を使って、FAXもしくは郵便で仮審査に申し込み
- 2~3営業日後に仮審査の結果が届く
- 勤務先に電話で在籍確認が実施される
- ローンカードが自宅に郵送される
申込みがインターネット経由ではなくFAX、あるいは郵送となるだけでその他の点に関しては、「スマートネクスト」と大きな違いはありません。
「パワーアップカードローン」の審査手順
- 阿波銀行の店頭にある用紙を使って、ファックスで仮審査に申し込む
- 2~3営業日後に仮審査の結果が届く
- 勤務先に電話で在籍確認が実施される
- 阿波銀行の口座を開設していない人は、阿波銀行の窓口で口座を開設
- 阿波銀行のキャッシュカードがローンカードとしても利用できるようになる
「スマートネクスト」ではインターネット、「あわぎんカードローンエース」ではファックスもしくは郵便、「パワーアップカードローン」ではファックスが最短の申し込み方法です。
融資をお急ぎの方は、ぜひ上記の方法をお試しください。
阿波銀行カードローンの借り入れはATMから
「スマートネクスト」と「あわぎんカードローンエース」はそれぞれのローンカードを使って、「パワーアップカードローン」は阿波銀行のキャッシュカードを使って、ATMから借り入れます。
なお、「スマートネクスト」に関しては、急ぎの融資が必要な場合に限り、ローンカードが到着する前に融資金を契約者の口座に直接振り込んでもらうことが可能です。
- 阿波銀行ATM
- その他の提携銀行ATM
- セブン銀行ATM
- ローソン銀行ATM
- イーネットATM
- イオン銀行ATM
上記のうち、手数料無料で利用できるのは阿波銀行ATMのみです。
なおかつ、手数料無料の時間帯は平日の8:45~18:00に限られます。
平日にお勤めの方は、お昼休みや帰り道に阿波銀行ATMを利用できるとうれしいですね。
阿波銀行カードローンの返済方法は「口座振替」か「ATM」
「スマートネクスト」と「あわぎんカードローンエース」は、毎月7日(7日が土日祝のときは翌営業日)に、最低返済額が阿波銀行の口座から引き落とされます。
「パワーアップカードローン」は2月と8月の特定の日に6ヶ月分の利息がまとめて阿波銀行口座から引き落とされます。
毎月の口座振替に加えて、いずれのカードローンでも随時返済が可能です。
随時返済とは、お財布に余裕があるときに決まった返済額以上の金額を返済することです。
随時返済は、阿波銀行ATMからおこなうことができます。阿波銀行ATMは、平日の8:45~18:00なら手数料無料です。
任意返済をおこなうと、返済期間を短縮して利息を抑えることができます。
家計に余裕があるときは大目に返済することで、阿波銀行カードローンをお得に利用したいですね。
阿波銀行カードローンまとめ
阿波銀行カードローンには、「スマートネクスト」・「あわぎんカードローンエース」・「パワーアップカードローン」、という3種類の商品がありました。
毎月の返済負担を軽くしたい方は、「パワーアップカードローン」で年に2回だけ利息を支払うという選択肢もあります。
ただし、2月と8月に支払うのは利息だけですので元本は減らず、借入期間が長引けば長引くほど利息が高くなってしまいます。
毎月しっかりと返済して総利息額を減らしたい方には、「スマートネクスト」か「あわぎんカードローンエース」をおすすめします。
なぜなら、毎月の最低返済額が決まっているため、返済期間が長期化して利息が膨らむことを回避できるからです。
この記事を読んでくださった方が、自分に合ったカードローンを見つけてくれることを願っています。
投資信託・株式の運用歴20年以上。相続問題が発生したことを機に、ファイナンシャルプランナー2級とAFPの資格を取得。 大学や省庁で研究活動をおこないながら、2014年度からはマネーやファイナンス、医学関係の執筆活動を開始。 ライフマネープランニングやIPO投資、金融詐欺の見分け方、ローン・クレジットカードの使い方などを得意テーマとしている。 現在メインで利用しているカードはアメリカンエクスプレスのプラチナ。招待制から申込制に変わって、ちょっと残念に思う毎日。