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ろうきんでお金を借りる方法を解説！カードローンの審査や金利について紹介

ろうきんとは、労働組合や生協などがお互いを助け合うために資金を出し合い作られた協同組織の金融機関です。

そのため、消費者金融や銀行とは違う独自の審査制度や金利を持っています。

また、親の同意があれば20歳以下でも借りられる数少ない金融機関の一つでもあります。

さらにろうきんの金利は、消費者金融などに比べて上限金利が低いこともメリット。

しかし、ろうきんは即日融資に対応していません。

即日でお金を借りたい方は、下記のアイフルやアコム、レイク、プロミスのような即日融資に対応している消費者金融の利用をおすすめします。

記事内では、そんなろうきんのメリットとデメリットを比較しながら、審査難易度や返済方法などを詳しく解説しています。

ろうきんの利用を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

無利息 期間	最大30日間	最大30日間	最大180日間(※)	最大30日間
審査時間	最短20分	最短20分	申込み後最短15秒	最短3分
実質年率	年3.00〜18.00％	年3.00〜18.00％	年4.50〜18.00％	年4.50〜17.80％
借入 限度額	1万円〜800万円	1万円〜800万円	最小1万円〜最大500万円	1万円〜500万円
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そもそもろうきんとは？

ろうきんとは、略語で正式には労働金庫といいます。

労働金庫は労働金庫法という法律に基づいて活動していて、労働組合や生協などの働く仲間がお互いを助け合うために資金を出し合って作った、協同組織の金融機関です。

業務内容は銀行とほぼ同じですが、銀行や消費者金融が利益を上げる事を目的として各種ローンを提供しているのに対し、ろうきんは非営利で働く人の暮らしに役立つ事を目的としてローンを提供しています。

そして、その活動に必要な分しか利益を取らないので、大手のカードローンと比べても優れた内容となっています。

ろうきんのカードローンの審査は厳しい

カードローンの業界では、金利が低くなるほど審査が厳しくなるといわれています。

金利が低いという事は、貸す側の利益も小さい事を意味します。

利益が小さいと、少しの貸し倒れが起きただけでも赤字になる可能性が高くなるため、あまりリスクを取ることができないのです。

ろうきんは預金などの業務も行っているので、経営状況が悪くなるとカードローンの利用と何の関係の無いお客さんにも迷惑をかけてしまいます。

そのため非営利を目的とした組織であっても、審査が厳しくなっているのです。

即日融資はなし、審査は2週間から1ヶ月ほどかかる

ろうきんの審査は、およそ2週間から1ヶ月ほど時間がかかり、提出する書類も他社よりも多くなっています。

そのため、すぐにでもお金が欲しいという方にはおすすめできません。

ろうきんのカードローンは利用するのに多少計画性が必要となるため、何日先に大きな出費があるなど事前に予測がついている場合にピッタリです。

また、確実に審査にとおるとは限らないので、お金が必要となる1ヶ月以上前には申込みを終えている方がよいかもしれません。

どうしてもすぐにお金を借りたい方は、即日融資に対応している下記の消費者金融の利用を検討してください。

無利息 期間	最大30日間	最大30日間	最大180日間(※)	最大30日間	なし
審査時間	最短20分	最短20分	申込み後最短15秒	最短3分	10秒簡易審査
実質年率	年3.00〜18.00％	年3.00〜18.00％	年4.50〜18.00％	年4.50〜17.80％	年3.00〜18.00％
借入 限度額	1万円〜800万円	1万円〜800万円	最小1万円〜最大500万円	1万円〜500万円	1万円〜800万円
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ろうきんはすべての人が利用できるわけではない

ろうきんローンを利用するのには条件があります。

ろうきんは全国に展開していますが、13地域ごとに担当エリアが分かれており、そのエリアに住んでいる方、もしくはそのエリアに勤務先がある方しか利用できません。

例えば北海道ろうきんのローンを利用するには、北海道に住所があるか北海道で働いていないといけません。

借り入れまでの流れ

ろうきんでは店頭だけでなく公式ホームページからの申込みにも対応しています。

ここでは中央ろうきんを例に申込みの手順を紹介します。

ろうきんは上限金利が低いことが特徴

ろうきんカードローンの金利は、5.0％から10.0％の間に設定されていることが多いです。

一般的にカードローンの金利は銀行が4.0％〜15.0％、消費者金融が4.0％〜18.0％程度なので、それと比べると上限金利が低く設定されていることがわかります。

初めてカードローンを利用する場合や借り入れ額が低い場合は、上限金利が適用されることが多いので、そういう場合はろうきんのカードローンを選ぶと支払う利息を低く抑えることができます。

反対にに大きな金額を希望する場合は銀行のカードローンがおすすめです。

金利は一般的に借り入れ額が大きいほど低くなります。

銀行のカードローンであれば、ろうきんよりも下限金利を低く設定している所もあるので、場合によっては余計な利息を払わずに済みます。

会員になればさらにお得に

またカードローンだけではなく、ろうきんの各種ローンには会員に対する割引が設定されています。

団体会員や生協会員であれば、最大で5.0％近く金利が低くなる事があるので、さらにお得にローンを利用することができます。

団体会員

団体会員とは、ろうきんに出資している団体に所属している方をいいます。

具体的には労働組合、国家公務員・地方公務員の団体、勤労者のための福利共済活動を目的とする団体の構成員を指します。

ただし上記の団体であっても、事業年数が3年を超えていない場合は認められないこともあります。

生協会員

生協会員とは、ろうきんに出資している生活協同組合の組合員と同一生計者のことをいいます。

そのためローンを利用する方が組合員でなくても、家族に組合員がいれば優遇金利で各種ローンを利用できます。

一般勤労者

各ろうきんの対象エリアに住んでいるか、そのエリアで働いている方のなかで、団体会員でも生協会員でもない方は一般勤労者として扱われます。

利用の条件には、一口1,000円の出資金を出し個人会員になる必要がある場合もあります。

さらに金利優遇制度がある場合も

銀行のカードローンでは、その銀行が提供する住宅ローンなどを利用しているとカードローンの金利が低くなることがあります。

ろうきんでもこれと同じように、各種サービスと併用するとローンの金利が低くなることがあります。

静岡ろうきんのカードローンを例に見てみると、給与振込や年金受取を口座指定しているだけで金利が1.0％低くなります。

これなら簡単にできるので、ろうきんのカードローンを利用するなら積極的に口座なども利用したいですね。

ろうきんカードローンの限度額は？

ろうきんカードローンの限度額は、300万円から500万円に設定されていることが多いようです。

限度額だけを見るとろうきんよりも優れている会社もあり、銀行のカードローンでは1,000万円まで借り入れできる所もあります。

しかし500万円もあれば一般的に困ることは少ないと思われるので、限度額に関しては特に問題は無いでしょう。

また限度額は、一般勤労者か会員かで限度額が変わることがあります。

限度額が300万円と設定されている所でも、勤続年数が5年以上の会員で、なおかつ年収が一定の額を超えている場合は限度額を500万円まで引き上げる事ができます。

さらにろうきんは労働金庫法によって管理されているので、総量規制の対象外となっています。そのため年収の1/3を超えて借り入れすることも可能です。

ろうきんは借り換えやおまとめにも対応

ろうきんカードローンは、事業目的でなければ基本的に何に使っても自由なので、おまとめローンや借り換えローンとして使えます。

総量規制の対象外で金利も比較的低い方なので、おまとめに向いているカードローンともいえるでしょう。

審査は厳しいですが、毎月の返済額が減り、負担を軽くすることができます。

ATM手数料はキャッシュバックされる

ろうきんのカードローンは、ほとんどのコンビニATMで利用できます。

しかもATM手数料はキャッシュバックされるので土日祝日であっても無料で利用できます。

カードローン会社のなかには大手の消費者金融であっても、提携ATMを利用すると手数料がかかることが多いです。

そんな会社のカードローンを利用してしまうと、入出金のたびに110円(税込)から220円(税込)の手数料が取られることになります。

ろうきんのカードローンを選べば余計なお金を払う必要が無いだけでなく、出先で急にお金が必要になった場合などにも対応できます。

返済方法

返済は極度額に応じた定例返済額となっています。

ろうきんのまとめ

ろうきんは非営利の組織となっており、カードローンの審査は厳しく、時間がかかる傾向にあります。

その分、上限金利は低いという特徴があり、おまとめや借り換えにも対応しています。

また、ATM手数料はキャッシュバックされることが多いため、消費者金融や銀行のカードローンと異なり、手数料を節約することができます。