クレジットカードの受け取り方法は「郵送」と「店頭」の2種類!必要書類と合わせて紹介
クレジットカードを申込んで審査に通過したら、次はいよいよカードの受け取りです。
クレジットカードの受け取り方法は「郵送」受け取りと「店頭」受け取りの2種類があり、指定されていることもあれば自分で選択できることもあります。
郵送方法の種類やクレジットカードを受け取れるまでの期間などについても解説しているので、最後まで読めばクレジットカードの受け取りに困ることはないでしょう。
ぜひクレジットカード申込みの際は、参考にしてみてくださいね。
クレジットカードの受け取り方法は「郵送」と「店頭」の2種類
- 郵送受け取り
- 店頭受け取り
上記でも触れたように、クレジットカードの受け取り方法には郵送と店頭の2種類があります。郵送受け取りの場合は、後ほど例外をご説明しますが、基本的には自宅で受け取ることが一般的です。
メリットは、自宅にいたまま受け取れるので楽であるという点、デメリットは届いたときに自宅にいなかったら、再配達の手続きをしなければならないという点です。
クレジットカードの発行をそこまで急いでいない方や、手間をかけたくない方におすすめの受け取り方法となります。
一方で店頭受け取りは、即日発行が可能なクレジットカードの受け取り方法として、指定されていることが多いです。メリットは、申込んだその日にクレジットカードを受け取ることができる場合があるという点です。
デメリットは、自宅からネット申込みをしても受け取り店舗まで足を運ばなければならないという点です。さらに、受け取り店舗には営業時間が設けられているため、時間的制約もあります。
営業時間内に店舗に行けることを前提として、クレジットカードをすぐに発行したい方におすすめの受け取り方法といえるでしょう。
このように受け取り方法には一長一短あるので、ニーズに合ったものを選択する必要があります。
①クレジットカードを郵送で受け取る方法
ここでは、郵送受け取りについてさらに深堀していきます。実は郵送方法が3種類あり、それに伴い提示できる公的証明書が異なっているのです。また、何日くらいでカードが届くのかという点も気になるところ。
わかりやすく解説していくので、クレジットカードの郵送受け取りに備えましょう。
3つの郵送方法と必要書類について
ここでは、クレジットカードの郵送方法3つについてご説明していきます。
- 本人限定受取郵便
- 簡易書留
- 受取人確認サポート
それぞれ、不在だったときのクレジットカードの保管期間や受け取りに必要なものなどが異なります。もし、保管期間までにクレジットカードを受け取らなければ、カード会社に返送されてしまうのでご注意ください。
再送してくれることもありますが、それでも返送となると申込み自体をやり直さなければならないことも。郵送方法はカード会社が指定していることがほとんどなので、そちらに合わせてしっかりと対応しましょう。
(1)郵便局で受け取り可能「本人限定受取郵便」
1つめは、本人限定受取郵便です。受け取るときに公的証明書を提示して、郵便物に記載されている受け取り人本人であることを証明することで、郵便物を受け取ることができます。受け取りまでの流れは、下記のとおりです。
- 郵便局から到着通知書が届く
- 配達希望日・時間帯を選んで、配達支店に連絡する
- 配達員が来たら公的証明書を提示して、郵便物を受け取る
保管期間は到着通知書にも記載がありますが、10日間です。期間内に連絡するのを忘れないようにしましょう。
また、自宅以外の場所でクレジットカードを受け取りたいという方もいらっしゃるかもしれません。なんと本人限定受取郵便は、到着通知書に記載のある郵便窓口に限り自宅以外でも受け取りが可能なのです。
郵便窓口での受け取りを利用する場合は、到着通知書と公的証明書を郵便窓口まで持参すればOKです。では最後に、本人限定受取郵便で有効な公的証明書と、利用しているカード会社を下記でご紹介します。
公的証明書 | カード会社 |
---|---|
・パスポート ・在留カード ・特別永住者証明書 ・外国人登録証明書(特別永住者のみ) ・運転免許証個人番号カード ・官公庁が職員に発行した写真付き身分証明書 ・健康保険証 ・共済組合員証 ・年金手帳 ・運転経歴証明書 ・療育手帳 ・身体障がい者手帳 |
・セゾンカード ・イオンカード ・オリコカード ・UCカード ・三井住友カード ・au WALLET クレジットカード ・PayPayカード ・ビューカード ・セディナカード ・American Express |
(2)本人以外も受け取り可能「簡易書留」
2つめは、簡易書留です。印鑑を押すかサインをすれば、受け取り人本人以外でも郵便物を受け取ることができるというメリットがあります。保管期間は7日間です。
では、簡易書留を利用しているカード会社を下記でご紹介します。
- 楽天カード
- セゾンカード
- au WALLET クレジットカード
- エポスカード
- ファミマTカード
- 三菱UFJニコス
- UCカード
- オリコカード
- JCBカード
(3)佐川急便から受け取るなら「受取人確認サポート」
3つめは、受取人確認サポートです。受け取るときに公的証明書を提示して郵便物に記載されている受け取り人本人であることを証明するか、パスワードを入力して事前設定したものと照合することで、郵便物を受け取ることができます。
受け取りまでの流れは、下記のとおりです。
- パスワードもしくは公的証明書の生年月日を事前登録する
- 配達員が来たらパスワードを入力するか公的証明書を提示して、郵便物を受け取る
保管期間は7日間です。では、受取人確認サポートで有効な公的証明書と、利用しているカード会社を下記でご紹介します。
公的証明書 | カード会社 |
---|---|
・運転免許証 ・個人番号カード ・パスポート ・在留カード ・特別永住者証明書 |
・イオンカード ・楽天カード ・エポスカード ・セゾンカード |
郵送でクレジットカードを受け取れるまでの期間は
郵送の場合、クレジットカード申込みから受け取りまでの期間はカード会社や申込み方法、審査状況によって異なるため一概にはいえません。基本的に、ETCカードを同時に申込むと通常よりも届くのが遅くなります。
ここでは、楽天カードとイオンカードを例に出してみましょう。
カードはお申し込みからおよそ1週間程度でお届けとなり、お手元に届き次第ご利用いただけます。
通常、お申込みからクレジットカード発行お届けまでに約2~3週間程お時間をいただいております。
このように、カード会社によって1週間~3週間など、届くまでの期間はまちまちであることがわかります。お急ぎの方で、でも店頭に受け取りにいくのは難しいという方には、JCB一般カードやJCBゴールドがおすすめです。
こちらのカードは、最短で翌日にお届けが可能となっています。クレジットカードを申込む際には、カードごとに届くまでの期間をある程度調べておくことをおすすめします。
住所が変わった場合は転居・転送サービスは適用されるか
引っ越しで住所が変わり、郵便局の「転居・転送サービス」を利用している方もいらっしゃるかと思います。
しかし、クレジットカードは転送不要の郵便物として扱われているため、転居・転送サービスが適用されずカード会社に返送されてしまうのです。
申込み時に入力した住所地で受け取るというルールがあるので、気を付けましょう。
②クレジットカードを店頭で受け取る方法
次は、店頭受け取りについて詳しく見ていきます。店頭受け取りでは、必ず申込み者本人が受け取り店舗に来店する必要があります。また、その際は店舗の営業時間に注意しなければなりません。
できるだけ、自宅や職場から近い受け取り店舗を指定できるクレジットカードを申込むようにしましょう。
クレジットカードの店頭受け取りに必要なもの
店頭受け取りの場合、必ず必要になるのが公的証明書です。有効な書類はカード会社によって異なってしまうのですが、下記では一例をご紹介します。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- 写真付き住民基本台帳カード
- パスポート
- 個人番号カード
- 在留カード
- 官公庁発行の写真付き身分証明書
- 特別永住者証明書
その他、健康保険証や公共料金領収書など、2点併せて公的証明書として利用できるものもあります。公的証明書に関する説明は、必ずカード会社ごとに記載があるのできちんと確認しておきましょう。
クレジットカードの受け取りについてのまとめ
本記事では、クレジットカードの受け取り方法2種類についてご説明してきました。
まずは郵送受け取りですが、自宅(一部は郵便窓口)で受け取ることができます。簡易書留を除いて、申込み時に入力した情報と一致している公的証明書が必要です。
郵便局の転居・転送サービスが適用されない郵便物となっているため、十分にご注意ください。
次にですが、簡易店頭受け取り書留のように申込み者以外のだれかが受け取れるということはなく、必ず本人が来店する必要があります。営業時間に注意して、公的証明書も忘れずに持参しましょう。
クレジットカードは、受け取ってはじめて支払いに利用することができるものです。スムーズに受け取りができるよう、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。
経済学部卒業。学生時代にライター業を開始し、大学卒業後はフリーライターとして活動。当メディア「マネ会」でのクレジットカードに関する記事はもちろん、株式投資・節約・電子マネーなどのお金に関する記事を、女性ならではの目線で多数執筆中。クレジットカードは楽天カード・イオンカードセレクト・エポスゴールドカードを保有している。キャッシュレス決済はQUICPayとPayPayを愛用しており、ポイントを貯めることとクーポンを使うことが大好き。