プリペイド式のETCカードはない?おすすめの解決方法はコレ!
ETCカードといえば、クレジットカード付帯のETCカードが主流ですが、「プリペイド式のETCカードはあるのか?」という点が気になっている方もいらっしゃるでしょう。
しかし、現在はプリペイド式のETCカードはありません。
この記事では、プリペイド式のETCカードがない理由やどうすればETCカードを発行できるかについて詳しく解説します。お得なクレジットカードも紹介しますのでぜひチェックしてみてくださいね。
プリペイド式のETCカードはない
始めに結論から書いてしまいましたが、プリペイド式のETCカードはありません。実は、1990年代~2000年代まではプリペイド式の「ハイウェイカード」というものが存在しました。
しかし、偽造カードが出回るなどの問題があり廃止されました。
現代の技術を使えば偽造を防ぐこともできそうですが、プリペイド式のETCカードが発行される気配はありません。
それはプリペイド式のカードが利用されることで事故や渋滞が発生するのを防ぐためです。
通常、ETCカードは高速道路等の利用時には認証だけされて決済は後日となります。そのため、有効なカードを利用していれば少なくとも高速道路等の利用時に残高不足が発生することはありません。
しかし、プリペイド式のETCカードの場合、利用者が事前に入金をしておかなければ料金所で残高不足となり出入り口のバーが開きません。仮にそうなった場合、事故や渋滞につながります。
このような理由もあり、今後もプリペイド式ETCカードが発行される予定はありません。
プリペイド式のETCカードがない場合の対応策
プリペイド式のETCカードは残念ながら存在しないため、ここからはどうやってETCカードを発行するかについて解説します。
さまざまなパターンについて幅広く紹介しますので、あなたに最適の方法が見つかるはずですよ。
①クレジットカードに付帯するETCカードを発行する
クレジットカードに付帯するETCカードを発行するのが一番オーソドックスな方法です。まだクレジットカードを持ったことがないという方にもおすすめなのがカード年会費無料のMUFG VIASOカードです。
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VIASOカードはオンラインで入会申込が可能で、最短で翌営業日にクレジットカードが発行される手軽さが魅力です。ポイント還元率は0.5%~最大10%となっています。
さらにETCカードの利用代金は通常よりも2倍の1.0%のポイント還元が受けられます。ETCカードをお持ちでない方にVIASOカードは大変おすすめです。
また、クレジットカードは利用額に応じてポイント還元を受けられることが一般的ですが、有効期限があることも多いです。期限内にポイントを使うことを忘れてしまい、失効してしまったということもよく聞く話です。
しかし、その点もVIASOカードなら安心です。VIASOカードの特徴としてポイントがオートキャッシュバックされます。
これは貯まったポイントが自動的に支払いに指定している銀行口座に振込まれるというもので、ポイントの有効期限を気にする必要がありません。
ただし、注意点としてVIASOカードはETCカードの発行手数料として1,100円(税込)かかります。
実際にVIASOカードを利用している方から寄せられた口コミの一部を紹介します。
ETC料金のポイント還元率が他に持っているETCカードよりも高いことを知り、今では、ETCカードの利用はUFJニコスを使うようにしています。
月に何度か通勤で高速道路を使用するし、遠距離の車での旅行もするので、なんだかんだいっても還元率が高いカードを使うことはやっぽりメリットがある。
やはり、ETCカードの利用でポイント還元率が2倍になることに魅力を感じているようです。
②家族カードでETCカードを発行する
クレジットカードをお持ちでない方でも、もしご家族がクレジットカードを持っていれば、家族カードを発行してもらうことにより、家族カードに付帯するETCカードの保有が可能です。
家族カードにETCカードを付帯できるクレジットカードも多いので、ご家族がクレジットカードをお持ちでしたら一度確認してみることをおすすめします。
家族カードでは支払いを本会員の登録口座から一括して引き落とすことができるので、家計の管理がしやすくなります。
③ETCパーソナルカードを申込む
ETCカードは必要だけど、どうしてもクレジットカードを持ちたくないという方は、ETCパーソナルカードを申込むという手もあります。
ETCパーソナルカードは有料道路の利用料金にのみ使用することができ、利用料金はあらかじめ登録した口座から後日引き落とされます。
これだけなら使いやすそうなETCパーソナルカードですが、発行するためには保証金(デポジット)を預け入れる必要があります。
保証金額は有料道路の平均利用月額(5,000円単位で切り上げ)の4ヶ月分です。最低でも2万円の保証金が必要で、さらにこの保証金は支払いには利用できません。また発行までに1ヶ月程度かかります。
ETCカードが必要だけど急ぎではない、保証金の支払いも問題ないという方はETCパーソナルカードの利用を検討してみてください。
④ETCカードをレンタカー会社でレンタルする
レンタカーを借りて旅行や出張する場合で一時的にETCカードが必要という方にはレンタカー会社のETCカード貸し出しサービスが便利です。
大手レンタカー会社では数百円程度でレンタルでき、レンタカー料金と一緒にETC利用料金も一括精算できるようになっています。
クレジットカードやETCカードを発行すると管理の必要がありますので、めったに使用しない方、レンタカーで高速道路を利用することが多い方にはETCカードのレンタルのほうが便利ですね。
なお、家族や友人から借りたETCカードを利用することは規約違反となります。あくまでETCカードはカードの名義者本人しか利用できないものですので、注意してください。
⑤法人や個人事業主なら「ETCコーポレートカード」
法人や個人事業主の方であれば、ETCコーポレートカードの発行もオススメです。ETCコーポレートカードは簡単に言えば業務用のETCカードです。
法人や個人事業主だけが発行することができ、通常のETCカードと同様に利用が可能です。深夜割引等の割引も適用され、さらに大口割引などの特別割引も用意されています。
ETCコーポレートカードはクレジット審査がないため設立直後の法人や開業したばかりの個人事業主にも発行できるETCカードですが、発行手続きが難しいという注意点があります。
手続きで一番頭を悩ませるのは「支払保証」をどのように証明するか、という点です。支払保証の方法として銀行や信用金庫、農協などの金融機関に保証をしてもらう、または最低10万円の保証金を預け入れる方法があります。
この保証を証明できる法人や個人事業主にとっては、ETCコーポレートカードはメリットの多いカードです。
プリペイド式ETCカードについてのまとめ
残念ながらプリペイド式のETCカードは発行できませんが、ETCカードを利用するにはさまざまな方法があることを紹介しました。
改めてまとめてみます。
- クレジットカードに付帯するETCカードを発行する
- 家族カードにETCカードを付帯する
- ETCパーソナルカードを発行する
- レンタカー会社からETCカードをレンタルする
- 法人・個人事業主ならETCコーポレートカードを発行する
本記事で紹介した方法の中にあなたにピッタリの方法があるはずです。本記事がお役に立てれば幸いです。
2019年に株式会社サイバーエージェントに入社。 クレジットカード、キャッシュレス、カードローンの記事作成を担当。 愛用クレジットカードは楽天ゴールドカードでネットショッピングでは楽天市場を利用するようにしている。楽天ペイ、楽天Edyも使っており、楽天のダイヤモンド会員を維持している。最近はスマホを楽天モバイルに変えるか悩んでいる。 ヤフーカードやPayPay、Kyashなども利用しており、お得にポイントを貯めることが趣味。