クレジットカードを変更するとETCカードはどうなる!?知っておくべき対応ポイント
クレジットカードと組み合わせてETCカードを利用している人は多いのではないでしょうか。ETCカードを利用することで高速道路の利用時に料金所で停止する必要がなくなり、割引料金が適用され支払い金額も小さくなります。
このETCカードを発行するためには基本的にクレジットカードが必要なのですが、人によってはETCカードやクレジットカードを変更したいことがあるでしょう。このときに気をつけておきたいポイントについてご説明します。
ETCカードはクレジットカード変更時に切り替え手続きが必要となることも
ETCカードはクレジットカードの追加カードです。そのためクレジットカードを変更するとETCカードも変更手続きが必要となることがあります。
ただ変更手続きは必須ではなく、新しいクレジットカードが同じ会社かどうかで対応が左右されることが大半です。以下でそれぞれのパターンの対応方法についてご説明します。
変更前と変更後が同じ会社である場合のETCカード変更手続き
新しいクレジットカードの発行会社が変更前と同じ会社の場合、基本的には同じETCカードで新しいクレジットカードの紐付けが可能です。例えば以下のような切り替えがこれに該当します。
- 楽天カード→楽天ゴールドカード
- イオンカード→イオンカードセレクト
この場合、ETCカードの切り替え手続きが特段必要ではないことがほとんどです。新しくクレジットカードに申し込みをすると、そのクレジットカードへ自動的にETCカードが紐付けされることもあるのです。同じ発行会社を利用すれば、クレジットカードを変更してもETCカードへの影響は少ないと意識しておきましょう。
変更前と変更後が異なる会社である場合のETCカード変更手続き
新しいクレジットカードの発行会社が、変更前の発行会社と異なる場合、同じETCカードは利用できません。この場合は新しいクレジットカードで新規にETCカードの発行が必要です。
新規発行ですので、すでに発行されているETCカードの存在は気にする必要はありません。ETCカードを切り替えるという考えではなく、新規発行して2枚保有するというイメージです。新しくETCカードを発行するとなると必ず切り替え手続きが必要だと思ってしまうかもしれませんが、発行会社が変更となる場合には新規発行として考えます。
気をつけたいETCカードの例外的な変更手続き
基本的には上記で説明したとおり、変更前と変更後の発行会社が同じであるかどうかが重要です。しかし、一部のETCカードに関してはこのルールに当てはまらない例外的なものとなっています。
例えばオリコカードが発行するETCカードは、同じオリコカード内で新規にクレジットカードを発行してもETCカードが引き継げません。同じクレジットカード会社内ではありますが、ETCカードを発行しなければならない例外です。
ETCカードの中にはここでご紹介してるような例外もありますので、そこに該当しないかは念のために確認をしましょう。
ETCカードを変更するときに意識したい4つのこと
ETCカードを切り替えるときに意識したいことは4つあります。切り替えてから後悔することがないように、意識しておくべきことを理解しましょう。
ETCカードの変更ではマイレージポイントだけが引き継がれる
ETCカードを変更すると、提供されている特典の中でもマイレージポイントだけが引き継ぎされます。ただ、自動的にマイレージポイントが引き継がれるのではなく、ETCカードの切り替えとあわせて手続きをしなければなりません。なお、同じくETCカードの特典である還元額の引き継ぎはありません。
日頃からETCカードを利用して還元額の残りがある場合には、ETCカードの切り替え前に使い切っておくようにしましょう。
ETCカードとは異なり車載器の変更は不要
ETCカードと車載器はセットで提供されているものではありません。
そのためETCカードの切り替えをしたとしても、車載器はそのまま利用が可能です。あらためてカー用品を取り扱うお店で車載器の設定を変更する必要はありません。
なお、車載器を搭載する車を変更した場合は、クレジットカードの変更に関係なく再設定が必要です。
変更が完了したETCカードは裁断して廃棄する
切り替え手続きが完了したETCカードは利用ができません。ただ、個人情報などが記載されていますので、念のために裁断してから処分しましょう。
裁断をしていなかったからといって、切り替え前のETCカードが不正利用される可能性はありません。特にクレジットカードを解約している場合は、支払いができなくなっているので不正利用のしようがありません。
とはいえども、そのまま廃棄するのは不安もありますので、裁断してからの廃棄がおすすめです。また、誤って利用することがないようにも廃棄しておいた方が良いでしょう。
ETCカードの持ちすぎにならないか
ポイントの貯め方にこだわりがあるなど、特段の条件が無い場合には、ETCカードは車1台に対して1枚保有していれば十分です。そのため新しくETCカードを発行することで保有枚数が車の台数よりも増えるのであれば、この機会に解約して整理することも考えてみましょう。ETCカードの性能はクレジットカード会社によって異なりますので、ポイント還元率が高いものなどを選択するのが基本です。
結果として今まで使っていたETCカードが余るのであれば、これらは解約しておいた方が良いでしょう。場合によってはETCカードの年会費が発生したり不正利用などのトラブルが発生したりします。これらの問題を引き起こさないようにするためにも、必要以上にETCカードを持たずに解約も検討するべきです。
解約したクレジットカードのETCカードは使い続けられる?
ETCカードの切り替え作業は場合によっては手間のかかるものです。そのため解約したクレジットカードのETCカードをそのまま利用したいと考える人もいることでしょう。このようなことは可能なのかについてご説明します。
解約したクレジットカードのETCカードは利用不可
クレジットカードを解約してしまうと、同時にETCカードも利用できなくなります。ETCカードはクレジットカードの追加カードと呼ばれるものに分類されます。追加カードは単体で利用できるものではなく、連携するクレジットカードが有効であってこそ利用できるものです。
つまりETCカードは連携しているクレジットカードが有効であるときにのみ利用できるのです。クレジットカードを解約してしまうと当たり前ですが無効となり利用できなくなります。これと同時にETCカードも利用できなくなってしまうのです。
車載器では検知されないため自分で変更する
ETCカードが無効になっていても、車載器ではそのようなことが検知されません。意識せずに利用していると、高速道路などで支払いをする段階になって判明しますので、追突事故の原因となるなど危険です。そのようなことを防ぐためにも、自分で無効になったETCカードは廃棄して新しいETCカードへの入れ替えをしましょう。
ETCカードがお得なクレジットカードはこれだ
- 年会費、永年無料
- いつでもポイント2倍
- 安心・安全セキュリティー
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1 〜 10.5% |
発行スピード | モバ即入会で最短5分(※) |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
JCBが発行するクレジットカードの中でも、年会費無料かつポイント高還元率でおすすめするものがJCB CARD Wです。しかも、ETCカードの発行には一切費用が発生しませんので、ETCカードを発行したい人にもおすすめのクレジットカードです。
JCBが発行するクレジットカードは大半がポイント還元率0.5%ですが、JCB CARD WであればETC利用分も含めて還元率1%です。また、スターバックスなどの提携店での支払いに利用すれば獲得できるポイント数がアップしますので、還元率は1.5%以上になることもあります。
注意点としてJCB CARD Wに申し込みができるのは、18歳以上39歳以下に限られているということです。この条件を満たしていない場合には他のクレジットカードでETCカードを発行するようにしましょう。
ETCカードの変更方法まとめ
クレジットカードを切り替える際にETCカードへ影響が出るかは、クレジットカード会社が変更になるかどうかで決まります。基本的に同じクレジットカード会社であれば引き続きとなり、異なるクレジットカード会社であれば新規発行が必要です。
また、クレジットカードを切り替えるにあたりETCカードに関連する注意事項も存在しています。ETCカード切り替えの手間や注意事項を理解して、後悔しないようにクレジットカードやETCカードの切り替えをしましょう。
学生時代には月間1,000万PV規模のWebメディアでインターンを経験。 SI系のベンチャー企業での勤務を経て、2017年に株式会社サイバーエージェント入社ののち株式会社CyberSS(現:CyberOwl)に異動。 クレジットカードはアメリカン・エキスプレス・カード(グリーン)とJAL Global WALLET、キャッシュレスではLINE Payを愛用中。 釣りが趣味で船、陸問わず釣りに行く。どこかにマイルを使って南の島に釣りに行くのが目標。