リボ払いとカードローンの違いや金利はどれくらい?借換えのメリットやポイントも解説 PR

リボ払いとカードローンの違いや金利はどれくらい?借換えのメリットやポイントも解説

クレジットカードを利用した際の返済方法にはいくつかの種類があります。基本的には一括払いを利用されることが多いかと思いますが、分割払いやボーナス払い、リボ払いなどといった方法があります。

リボ払いという言葉を知ってはいるけど、利用したことがなく利用方法や、詳しい内容までは知らないという方は少なくないのではないでしょうか?リボ払いを利用すると金利が高く損をしてしまうというイメージも強いかもしれません。

こちらの記事では、リボ払いは実際のところ損をしてしまうのか?カードローンの金利と比較をして検証していきたいと思います。

リボ払いについてよく知らない方も基礎知識について解説していきますので、ご一読いただけたらと思います。

また、複数のリボ払いをしている方や、元金の返済が進んでいないという方はカードローンへの借換えを検討することをおすすめしています。金利が下がる可能性がありますし、なにより支払いを1本化することで管理がしやすくなります。

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無利息
期間
最大30日間
最大30日間
最大180日間(※)
最大30日間
なし
審査時間 最短18分 最短20分 申込み後最短15秒 最短3分 公式サイト参照
実質年率 年3.00〜18.00% 年3.00〜18.00% 年4.50〜18.00% 年4.50〜17.80% 年3.00〜18.00%
借入
限度額
1万円〜800万円 1万円〜800万円 最小1万円〜最大500万円 1万円〜500万円 1万円〜800万円
この記事でわかること
  • リボ払いは金利が高い
  • 短期的に支払いが完了する場合はリボ払いがおすすめ
  • 長期的で借入れをする場合は銀行系カードローンがおすすめ
  • リボ払いを利用する場合は、資金に余裕がある際にまとめて返済をするよう心がける

クレジットカードのリボ払いは損?カードローンとの使い分け方を紹介

それでは下記にクレジットカードのリボ払いの金利と消費者金融カードローン、銀行カードローンの金利について比較をしてみました。

クレジットカードの金利についてはショッピング枠キャッシング枠に分けて比較をしています。

金融機関 金利(実質年率)
セゾンカードリボ払い ショッピング枠 15.0%(※1)
セゾンカードリボ払い キャッシング枠 12.0%~18.0%
三井住友カードリボ払い ショッピング枠 15.0%(※2)
三井住友カードリボ払い キャッシング枠 15.0%〜18.0%(※3)
アイフル カードローン 3.0%~18.0%
三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック) 1.4%~14.6%
楽天銀行スーパーローン 1.9%~14.5%

100万円未満の借入れには通常、高金利が適用されます。クレジットカードのリボ払いはショッピング枠とキャッシング枠ともに高い金利が設定されている傾向です。

キャッシング枠の場合、借入額によって金利が決まります。

どのクレジットカード会社でも、借入額が100万円未満の借入れには、通常高い方の金利が適応されるのが一般的です。

ただし、金利は利息制限法により、借入額が100万円以上は原則15.0%までになるので、100万円以上の借入れを希望する場合は金利15.0%を基準に考えるのがおすすめです。

消費者金融や銀行のカードローンでは、借入限度額の設定額によって金利が定められてます。

借入限度額が高くなるほど金利が低くなるのですが、新規申込の場合は借入限度額が最小枠内で設定されることが多いため、金利は最大金利が適用される可能性が高くなります。

堅実に利用していくことによって、借入限度額を増やし金利を低くしていくことができるのですが、消費者金融のカードローンより銀行カードローンの方が金利がお得です。

なかでも大手銀行やネット銀行ではずいぶん金利が低く設定されています。

上記の表を見ると、あきらかに銀行カードローンがお得に見えますが、利用シーンによっては消費者金融のカードローンやクレジットカードのリボ払いがおすすめとなる場合があります。それぞれのおすすめのケースについて解説していきます。

(※1)2019年12月11日(水)以降の新規ショッピングリボから適用。
(※2)カードの種類によって異なる場合があります。
(※3)カードの種類によって金利が異なります。一般カードは100万~300万円で15.0%、5万~90万円は18.0%。

消費者金融がおすすめな場合

消費者金融のカードローンは、銀行カードローンに比べると即日融資に対応している点や、審査基準が低く設定されている場合もあり、比較的借りやすいという利点があります。その分金利が高く設定されているということなのですが、消費者金融のカードローンの利点は他にも、無利息期間を設けている消費者金融会社があるということです。

無利息期間とは、決められた期日までに返済をすることができればその期間の金利が無料になるサービスです。多くの消費者金融会社では、30日間で設定されていて、このサービスが利用できるのは初回借入の1回のみとなっています。

もし、借りた金額を30日以内に絶対返せるという保証がある場合は、この無利息期間サービスを利用されることをおすすめしますが、1日でも遅れてしまうと17.0%~18.0%の金利が適応されてしまうため注意が必要です。

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実質年率
年3.00〜18.00%
借入限度額
1万円〜800万円
審査時間
最短18分
融資時間
最短18分
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クレジットカードのリボ払いがおすすめな場合

クレジットカードのリボ払いは手元にお金がない場合でも、クレジットカードが1枚あれば、好きな時にお買い物ができ、月々自分で設定した金額で返済していくことができます。

ちょっと高い買い物をしたいけど手持ちのお金をすぐに用意することができない場合、クレジットカードを持っていれば、リボ払いで支払いをするだけ、とても簡単な方法で欲しいものが手に入ります。

カードローンを初めて利用する場合には、審査に必要な書類を用意しなければいけなかったり、審査結果の通知まで時間を要します。ローンカードを持っていなくても、クレジットカードは持っているという方は多いと思います。

また、クレジットカードでキャッシング枠を設定していると、コンビニなどのATMで簡単に借入れができるため、必要なお金がスムーズに手に入ります。カードローンに比べて手軽である分、金利が高く設定されているので高額・長期の利用には向かないため、すぐに返せる範囲での利用を心がけましょう。

セゾンカードインターナショナル

セゾンカードインターナショナルの詳細
年会費 : 無料
ポイント還元率 : 0.5%
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三井住友カード

三井住友カードの詳細
年会費 : 1,375円(税込)
ポイント還元率 : 0.5%~7%

銀行カードローンがおすすめな場合

金利が低いという点が最大の利点と考えられる銀行カードローンでは、長期で借入れをする場合におすすめです。上記でも解説しましたが、借入限度額が高く設定されるほど金利が低くなっていきます。

銀行カードローンでは、申し込みから貸付実施まで時間がかかるため、時間的な余裕のある方におすすめです。

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金利が気になる場合はシミュレーションで確認しよう!

上記では、クレジットカードでのリボ払いや、カードローンの金利について解説しましたが、この金利差が実際の利用額にどれくらいの影響を及ぼすのでしょうか?この計算はわざわざ自分でする必要はありません。

なぜなら、クレジットカード会社やカードローン会社のホームページでは、返済シミュレーションというサービスがあり、利用したい金額や借入期間などを入力するだけで月々の返済額や支払利息が一目で確認することができるからです。

返済シミュレーションで、利用したい金額に対してどれくらいの利息がかかるのかぜひ確認してみてください。

クレジットカードのリボ払いとカードローンの違いは?

まず大きく違う点は金利です。クレジットカードのリボ払いの金利は高く、固定金利となっていますが、カードローンの金利は利用限度額によって変わる、変動金利となっています。利用者の借入限度額の設定によって変動するため、金利は人それぞれです。

クレジットカードは、お買い物の際の支払いに利用することができますが、カードローンはそのような使い方はできません。手軽さが便利なのはクレジットカードですが、リボ払いを選択した場合は金利が高くなってしまうので注意が必要です。

リボ払いの基本情報

では、クレジットカードのリボ払いの基本情報についてこちらで解説していきたいと思います。これまで何度となく金利が高いと説明してきましたが、どのように利用すればあまり損をすることなく使えるのでしょうか?

また、リボ払いには返済方式があり、クレジットカード会社によって使い分けがされています。こちらの返済方式についても詳しく解説していきます。

返済方式は2パターン

リボ払いの返済方式は以下の2パターンとなります。

リボ払い返済方式
  • 元利定額リボルビング方式
  • 元金定額リボルビング方式

「元利定額リボルビング方式」とは、毎月の返済金額(元金)と利息分を足した金額を定額で返済する方式です。よって、月々の返済額に利息が追加となるため、返済額は変動します。

「元金定額リボルビング方式」は、毎月の返済金額(元金)に利息を含む方式です。月々の返済金額は変動せず、一定の額を支払っていくことで元金と利息を返済していくことができます。

仮に、10万円のキャッシングをした際、月々の返済額を1万円で設定している場合、元利定額リボルビング方式では1万円+金利が1ヶ月分の返済額となります。10万円の元金からは1万円減らすことができます。

一方、元金定額リボルビング方式の1ヶ月分の返済額は定額1万円で、利息分を差し引いた額がその月の返済分として10万円の元金から引くことができます。返済スピードが速いのは基本的に、元利定額リボルビング方式です。

専門家からのコメント

濱田 環
濱田 環

元利定額のメリットは、支払い金額が最終回を除いて、返済額が一定であるので、返済資金のめどを立てやすいことにあります。

とはいえ、デメリットもあります。例えば、15%の金利で10万円を1万円返済した場合で試算すると、11回払いとなり返済期間が長くなること、利息が7,497円となり、もう一方の元金定額の利息7,286円より211円高くなります。

元金定額であれば、返済期間は10回と早く完了し、上記の通り支払う利息も少なくなります。ただ、返済額が毎回変わり、初回が最も高くなることがデメリットとなります。

リボ払いとカードローンのメリット・デメリット比較

こちらでは、リボ払いとカードローンのメリットを比較しながら解説していきます。

リボ払いとカードローンのメリット比較

まずはリボ払いのメリットは下記の2つになります。

リボ払いのメリット
  • 毎月の支払額を一定、または分散できる
  • 自分の都合に合わせて繰り上げ返済ができる

次にカードローンのメリットが下記の2つです。

カードローンのメリット
  • 担保・保証なしで借りられる
  • 契約限度額内であれば何度でも利用できる

リボ払いは毎月の支払額を任意で変更することができるため、支払いが難しい月の返済額を調整して負担を減らすことが可能です。

分割払いと違って返済額が一定ではなく、家計が苦しいときは少額、余裕があるときは増額して返済することができるため、家計管理をしながら返済額をコントロールできます。

対してカードローンは、担保や保証なしでお金の借入れが可能です。借入れには当然審査が必要ですが、審査さえとおればお金を引き出せるカードが発行されます。

審査基準はカード会社ごとに異なりますが、主に借主の支払い能力を見て判断します。過去に支払いの滞納など返済事故が無ければ、比較的審査はそこまで厳しくありません。利用額は経済状況に応じて決定されるので、借入れ状況が0の場合や返済実績が優秀であれば借入上限額が多くなる傾向です。

カードローンはカードから24時間いつでも借入れできるため、急な出費で現金が必要な際には非常に便利な借入れ手段といえるでしょう。

リボ払いとカードローンのデメリット比較

次にデメリットを比較していきます。まずリボ払いのデメリットは下記の3つが挙げられます。

リボ払いのデメリット
  • 金利が高い
  • 返済が長期化すると利息が高くなる
  • リボにも可能額が決まっている

カードローンのデメリットは下記の3つ挙げられます。

カードローンのデメリット
  • 金利が高い
  • 借入れが手軽なため多重債務のリスクがある
  • 他社の借入れや信用情報に影響が出やすい

リボ払いとカードローンは、金利が高いという点で共通しています。そのため、リボ払いやカードローンの回数が増えると利息がかさみ、支払いが長期化して元の借入額よりも総額がふくらんでしまうリスクがあるのです。

また、手軽に利用できるために常態化してしまい、返済が追い付かなくなることがあります。特にカードローンは初回の借入上限額が低く設定されているケースが多く、複数社に借入れをおこなって多重債務のきっかけになりがちです。

どちらも毎月の返済額は少額に収めることもできますが、々の返済額が少ないということは、元金を完済するまでに長い月日がかかってしまうことになります。その分利息がかさむので、余裕がある月には繰り上げ返済をして元金を減らすのがおすすめです。

繰り上げ返済については利用中のクレジットカード会社に連絡することで対応してもらえます。下記の記事でも詳しく解説していますので、参考にしてください。

【実例紹介】クレジットカードの繰り上げ返済で得する金額とその手順

専門家からのコメント

濱田 環
濱田 環

リボ払いに慣れてしまうと、返済期間中も同様にお買い物の度にリボ払いを利用してしまい、返済額が増えてしまう方がいます。

金利も高く、利用するほど無駄払いとなりますので、注意が必要です。自動的にリボ払いを選択するようになっている設定の場合は、カード会社に解除してもらえます。

返済途中でも一括返済をするなどしてリボ払いを停止することもできます。キャンペーンなどでリボを利用するように勧められることがあっても、安易に利用しないようにしましょう。

リボ払いとカードローンの使い分け方まとめ

これまでクレジットカードのリボ払いとカードローンの使い分けについて解説してきましたが、ご理解いただけましたでしょうか?どちらにもメリット・デメリットがあり、利用の仕方によっては損をしてしまうという危険性を含んでいます。

クレジットカードの利用も、カードローンの利用も借金であるということに違いはありません。借りた以上、日々利息がかさんでいきます。借りたお金はできるだけ早く完済してしまうことに越したことはありません。

どうしても手持ちのお金がなく、リボ払いで支払いをした際は、残金をしっかり把握して少しでも多く繰り上げ返済をすることで1日でも早い完済を目指していただけたらと思います。

濱田 環

専門家からの一言

濱田 環

リボ払いもカードローンも、FPとしては、どちらも利用はおすすめできません。とはいっても、それでもどうしても必要な場合もあるでしょう。

10日後には給与などの入金があることが明確で、30日金利なしでカードローンが利用できた場合などは、必ず入金があった時にすぐ返済を行うようにしましょう。

また一度に支払いが難しいものの、どうしても欲しいものがあったら、リボ払いではなく、ボーナス払いや無金利キャンペーンを行うお店やカードの利用から検討するようにしましょう。

未桜FPオフィス代表。離婚に伴い、将来のためにお金のことを学ぼうとFP資格を取得。大手損害保険会社4社、大手国内生保、大手外資系生保、大手保険ショップなどの勤務を経て、独立。不登校だった知的障がいのある息子を大学に進学させるた経緯もブログで公開。ブログ読者は約3,200名を超えており、読みやすく分かりやすいと評判。障がい児や不登校の子ども、ひとり親の家庭など、どのような環境であっても、家族全員、夢をあきらめないためのお金と心のプロファイリングを行い、アドバイスしています。

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学生時代には月間1,000万PV規模のWebメディアでインターンを経験。 SI系のベンチャー企業での勤務を経て、2017年に株式会社サイバーエージェント入社ののち株式会社CyberSS(現:CyberOwl)に異動。 クレジットカードはアメリカン・エキスプレス・カード(グリーン)とJAL Global WALLET、キャッシュレスではLINE Payを愛用中。 釣りが趣味で船、陸問わず釣りに行く。どこかにマイルを使って南の島に釣りに行くのが目標。

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