S-スタで総社市の移住・創業がスムーズに!吉備信用金庫にS-スタの魅力をインタビュー PR

S-スタで総社市の移住・創業がスムーズに!吉備信用金庫にS-スタの魅力をインタビュー

「都市部での生活に疲れた」「豊かな自然に包まれた環境で伸び伸びと暮らしたい」などの理由から、地方への移住・創業を検討する方が増えています。

しかし、移住や創業をしようと思っても、自分だけで準備を進めるのは大変です。何から始めてよいか分からず、なかなか行動に移せていない方もいるのではないでしょうか。

そんな問題を解決できるのが、岡山県総社市で活動する吉備信用金庫が総社市、総社商工会議所、総社吉備路商工会と連携して立ち上げたプラットフォーム「S-スタ」です。今回はS-スタの内容について、吉備信用金庫の地域サポート部の内藤様にお話を伺いました。

移住や創業・事業などをサポートする「S-スタ」

S-スタ外観

ー本日はよろしくお願いいたします。早速ですが、S-スタの概要についてお伺いします。

内藤さん(以下、内藤):S-スタは、「総社移住・創業サポートセンター」「事業支援センター」「まちづくりセンター」の3つのセンターからなるプラットフォームです。

総社移住・創業サポートセンターでは総社市、総社商工会議所や総社吉備路商工会などの団体、私どもの吉備信用金庫で連携協定を結び、総社市の賑わいや人口増加、創業者の増加を目的に動いています。

それから、事業支援センターでは、事業に関する相談をいただいた方に専門家を繋いでサポートする、ということを中心におこなっております。

また、S-スタから500mほどの距離には、岡山県立大学がございます。より賑わいのあるまちを目指すため、岡山県立大学の学生さんに市内への就職や定住を促すのが、まちづくりセンターの主な活動内容です。

各団体の連携によってより住みやすくなった総社市

ーS-スタはどういった経緯で誕生した団体なのでしょうか。

内藤:S-スタが誕生したきっかけになったのが、それぞれの団体で連携が上手く取れていないと感じたためです。

たとえば、創業でいうと、我々の吉備信用金庫に創業のご相談をいただくこともあります。しかし、商工団体へ行かれる場合もあれば、空き家情報などの問い合わせで市役所に相談するケースもあります。そういうところの連携が、上手く取れていないんですよね。

これは総社市に限った話ではないのですが、ワンストップにはいかないとしても、この辺の連携がおもてなしの面も含めて、ちょっと足りないなと感じていました。

人口を増やしたり、創業を増やしたりするのは、市役所だけでなく、我々の吉備信用金庫を含めた地域の各団体が一緒になっておこなえば、総社市はもっと良いまちになると思います。こうした考えから、S-スタを立ち上げる運びとなりました。


ー多くの団体が関わっている分、連携を取るのは大変だったかと思いますが、S-スタを設立するにあたって苦労したことはありますか。

内藤:各団体が同じ方向を向くまで、少し時間がかかりました。たとえば、商工団体は事業関係の団体なので、創業を増やしたり、廃業を少なくしたりなど事業に関することを中心に捉えており、人口の増加については市役所の問題だと考えている方もいます。

しかし、人口が減少すると産業が衰退してしまいますよね。とくに山間部のほうは人口の減少が厳しいので、対処が必要です。また、人口の減少によって、我々の金融機関の支店や人数もそこまで要らなくなります。

それから、総社市に思い入れのあるNPO法人からも、賑わいあるまちづくりの面でご協力いただいているのですが、我々とNPO法人さんでは考え方が少し違う部分もあります。

こういった各団体の思いを1つにするための苦労はありました。



ーさまざまな団体が関わっているなかで、吉備信用金庫の役割はどういったものなのでしょうか。

内藤:吉備信用金庫の役割としては、それぞれの団体を繋ぐところにあります。ほかには、各団体の情報共有に努めています。

たとえば、団体によっては外に出せない情報を持ってるんですよね。そういった情報を相手にご理解いただいたうえで、各団体で共有しています。

S-スタの各センターが提供する手厚い支援

S-スタ

ーS-スタを構成する3つのセンターの役割や支援内容をお伺いします。

内藤:まず総社移住・創業サポートセンターでは、とくに創業のサポートに力を入れています。このセンターは市役所や商工会議所、商工会と吉備信用金庫が連携しているのですが、創業のご相談をいただいた方には、我々吉備信用金庫と商工会議所の専門家をご紹介しています。

また、日本政策金融公庫とも連携しており、公庫の知恵を借りながら事業計画協調ファイナンスをおこなっています。専門家には市の補助金、従業員募集などのサポートもおこなっていただき、ほかにも、事業所に訪問して相談に乗ったり、その事業が継続できるようにお手伝いしております。

我々としては、創業していただければそれでいいということではなく、10年、20年と続いてほしいと考えております。継続できる、ずっと寄り添うというところを一番の違いとして出していきたいと思っています。

2つめの事業支援センターは、既存の事業所へのサポートが主な役割ですね。たとえば、人材不足の場合は人材紹介したり、売上計画を一緒に立てたり、また必要に応じてまちの専門家を紹介したりしています。

現在はコロナ禍で大変な世の中ですので、廃業をできる限り出さないように、全力でサポートをさせていただいております。ちなみに2021年8月時点で総社市ではまだ廃業になった事業者さんはありません。
3つめのまちづくりセンターは、最初にお話したように、岡山県立大学の学生さんに市内への就職や定住を促すのが主な役割です。

岡山県立大学は岡山市と総社市の間に位置しているのですが、アルバイト先が近いなどの理由から、岡山市に住む方が多いんですよね。また、大学と事業所でも連携しているものの、それだけではなかなか学生さんが総社市で就職・定住してくれません。

そこで、総社市の事業所と学生さんを、上手くマッチングできないかなと考えています。岡山県立大学は、デザインや福祉など専門的な勉強ができる大学なので、「私はこういうところに就職したいから岡山県立大学に通う」という学生さんが多いです。こういった学生さんを、インターンシップも含めて総社市の事業所とマッチングしたいですね。

総社市を知ってもらえるようなイベントを開催したい

S-スタ

ー総社市に移住してくる方は、近年増えているのでしょうか。

内藤:そうですね。人口は7万人弱いるのですが、昨年でいくと、増加率3.4%で岡山県内でも一番増えております。人口が増えてるのは岡山市を含めて4市しかないのですが、他の3つはちょっと増えてるだけで、総社市はかなり増えています。

交通の便がよく、岡山駅と倉敷駅は20分~30分程度で行けて、JRは2本通っています。さらに土地も安いという点が魅力ですね。

総社市に移住希望で、あらたに仕事を見つけたい方には、S-スタを通じてサポートしていきたいですね。


ー最後にこの記事を読んでくれている読者の方に向けてメッセージをお願いします。


内藤:S-スタは、総社市の東の玄関口に位置しており、新型コロナウイルスが落ち着いたら、そこでS-スタや総社市を知っていただけるようなイベントを開催したいと思っております。

また、S-スタへご一報いただければ、総社市のご紹介はもちろん、泊まる場所やお仕事のご提案もさせていただきます。瀬戸内地方への移住を検討している方は、ぜひS-スタへお越しください。


ー本日はお時間をいただきありがとうございました。

S-スタ マネージャー

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2019年に株式会社サイバーエージェントに入社。 クレジットカード、キャッシュレス、カードローンの記事作成を担当。 愛用クレジットカードは楽天ゴールドカードでネットショッピングでは楽天市場を利用するようにしている。楽天ペイ、楽天Edyも使っており、楽天のダイヤモンド会員を維持している。最近はスマホを楽天モバイルに変えるか悩んでいる。 ヤフーカードやPayPay、Kyashなども利用しており、お得にポイントを貯めることが趣味。

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