十八銀行カードローンとは?審査や借入方法などを徹底解説! PR

十八銀行カードローンとは?審査や借入方法などを徹底解説!

十八銀行は、長崎県に本店を置いている老舗の地方銀行です。

この十八銀行でも、カードローンが発行されており、利用される方もたくさんいます。

長崎県のライバルである親和銀行はインターネットを通じて活発にカード顧客を集めていますが、十八銀行のカードローンについてはまだ広くは知られていません。

そこで、この十八銀行のカードローンについて詳しくご紹介します。

十八銀行カードローンはどんなカードローン?

十八銀行のカードローンは、「十八銀行カードローン」という商品一本で販売されています。

十八銀行は地方銀行としては比較的審査を柔軟におこなっており、幅広い方にご利用いただけるカードローンとなっています。

十八銀行カードローンの商品概要

十八銀行カードローンの商品概要は以下のようになっています。

商品概要
  • 申込資格:20歳以上69歳以下で安定した収入がある方
  • 融資限度額:10万円~800万円
  • 融資金利:2.00%~14.60%(固定金利)
  • 保証会社:エム・ユー信用保証(株)
  • 契約期間:1年(自動更新)
  • 融資方式:専用ローンカードでATMより借入

申込み資格について

十八銀行カードローンは、安定した収入のある方であれば、パート、契約社員などの非正規社員でも申し込みは可能です(ただし、申込みは可能でも審査があるため、非正規社員の場合には、かなり厳しくなります)。

十八銀行の営業地域に居住している方か、勤務先のある方が申込みできる条件になっています。

また、十八銀行カードローンは、同行に口座がなくても申込むことができます。

ただし、インターネット申込みでは口座のキャッシュカードを持っている方と、それ以外の方は分けられており、審査ではやはり口座のある方が優先される可能性はあるといえるでしょう。

融資限度額について

十八銀行カードローンの融資限度額は、800万円までとなっており、10万円単位で申込みができます。

地方銀行の平均的な融資限度額は500万円が多く、それと比べると、融資限度額は比較的高いといえるでしょう。

融資金利の詳細

十八銀行カードローンの融資金利は、融資限度額に応じて、下表のようになっています。

上限金利は14.60%と銀行系カードローンとしては、平均的な金利ですが、下限金利の2.00%は他の地方銀行と比べて低い水準となっています。

ただし、融資限度額が800万円にならないと金利は2.00%にはなりませんので、実際に下限金利で借りられる方は限られます。

融資限度額 金利
50万円まで 14.60%
60~100万円 12.60%
110~200万円 11.00%
210~300万円 10.00%
310~400万円 8.50%
410~490万円 5.00%
500~790万円 4.50%
800万円 2.00%

申込みに際しての必要書類

十八銀行カードローンの申込みは、本人確認書類を必ず用意する必要があります。

本人確認書類としては、以下のいずれかを用意してください。

本人確認書類
  • 運転免許証やパスポート
  • 住民基本台帳カード(写真付き)
  • 健康保険証

また、融資限度額の希望額が50万円を越えている場合には、収入証明書が必要になります。

収入証明書の例は以下になります。

収入証明書類
  • 勤務先で発行された源泉徴収票
  • 公的所得証明書(地方自治体発行)
  • 確定申告書控え(税務署受領印のあるもの)か、納税証明書

保証会社について

十八銀行カードローンは、無担保無保証人で発行されますが、保証会社の保証が必要になります。

保証会社は、三菱UFJ銀行とアコム(株)が共同で設けた「エム・ユー信用保証(株)」です。

十八銀行カードローンと大手カードローンの違い

十八銀行カードローンとメガバンク、ライバルの親和銀行との商品の違いは次のようになっています。

金融機関 融資限度額 融資金利(年) 保証会社
十八銀行 800万円 2.0%〜14.6% エム・ユー信用保証(株)
みずほ銀行 800万円 2.0%〜14.0% オリエントコーポレーション
三菱UFJ銀行 500万円 1.8%〜14.6% アコム(株)
三井住友銀行 800万円 1.5%〜14.5% SMBCコンシューマーファイナンス(株)

融資限度額では、十八銀行カードローンはメガバンクのカードローンと変わらない水準にあり、地方銀行の平均よりも高くなっています。

大手消費者金融系カードローンとの違い

また、十八銀行カードローンと大手消費者金融系カードローンとの比較は次の通りです。

利用限度額 上限金利 即日融資
十八銀行 800万円 14.6% 不可
アコム 800万円 18.0% 可能
アイフル 800万円 18.0% 可能
プロミス 500万円 17.8% 可能

十八銀行カードローンは、大手消費者金融系カードローンに比べ、表面上の融資限度額には差はありませんが、上限金利としては3%ほどの差があります。

十八銀行カードローンは、金利の低さで大手消費者金融会社よりも優れています。

十八銀行カードローンが大手消費者金融系カードローンに負けている面

審査通過率は、消費者金融系カードローンでは約50%程度あります。

銀行系カードローンの審査通過率は公表されていませんが、大手消費者金融系カードローンなどでは、実質プロミスの半分程度の審査通過率です。

銀行系カードローンはそれよりも、厳しいといわれています。

そのため、十八銀行カードローンの審査通過率は、大手消費者金融会社と比べますと、相対的に低くなっていると考えられます。

また、大手消費者金融系カードローンでは、即日融資も可能であり、実際に全国に1,000台程度ある無人店の自動契約機があります。

審査時間も1時間程度と短く、インターネットなどでの利用のフォローも行き届いているのです。

十八銀行カードローンのメリットをご紹介

十八銀行カードローンは、銀行系カードローンとしては、支店エリアに居る方が優先されているため、長崎県外の地方銀行に比べて県民の方には申込みやすいといえます。

長崎県をはじめとした営業エリア内に住んでいるか、勤務している方の場合には、比較的申込みやすいカードローンなのです。

もともと親和銀行との競合もあるため、融資限度額を高く設定しており、社会属性が高い方にとっては、高い資金ニーズに応えられる上に、ステータスもある銀行系カードローンというメリットがあります。

特に、融資限度額は、メガバンクに比べても負けておらず、公式ページに記載されているようにおまとめもできるメリットは大きいといえます。

また、十八銀行カードローンは、同行に口座のない方でも申込み可能です。

申込み面でのメリットとしては大きいといえます。

十八銀行カードローンのデメリットをご紹介

十八銀行カードローンは、銀行系カードローンとしては比較的に審査が通りやすいといわれていますが、それはカードを手に入れやすくお金を簡単に引き出しやすいとも捉えられます。

簡単にお金を引き出せるということは、自己管理の不足している方の場合には、借入残高を確認しないで何度も借入をしてしまう可能性があるのです。

そのために、知らない間に借入残高が利用限度額まで積み上がってしまう可能性もあり、気を付けないと大きなデメリットとなる場合があります。

したがって、十八銀行カードローンを利用する場合には、普段から充分に家計管理をおこない、常に返済計画を考えた上で借りる必要があるのです。

借入残高が膨らみますと、公式ページに記載されているように残高に応じて月々の返済が多くなるため、返済も苦しくなるというデメリットもあります。

十八銀行カードローンの申込みとその手順について

十八銀行カードローンの申込みは、インターネット、電話や、郵送、FAXで申込書を送ることも可能です。

申込みをすると、審査が始まります。

インターネットによる申込み

インターネットから申し込みをした場合、直接十八銀行のカード審査担当部署に届くため、審査時間は短くてすみます。

24時間いつでも申込みができるので、会社から帰って家で申込むということもできるので便利です。

さらに、ホームページでは、基本事項を入力するだけで借入が可能かどうかの診断を3秒ほどでしてくれるようになっていますので、事前にある程度の審査の目安を持って申込むことができます。

また、ネット申し込みであれば、ネット上で申込み手続きを完了させることができます。

本人確認書類、収入証明書などは、契約書類と一緒に別途提出する必要があります(ただし、同行のキャッシュカードを持っており、インターネットで申し込んだ方は、本人確認書類はスマホなどで写真に撮り、アップロードすることができます)。

審査結果後の契約手続き

借入申込書に記入あるいは入力をして提出すると審査が始まります。

審査が終わると、あらかじめ入力した電話番号に結果連絡がきます。

審査に通りますと、契約手続きです。

契約手続きは、郵送かFAXでおこないます。

必要書類なども一緒に郵送か、FAXで送ることになります。

十八銀行のキャッシュカードを持っていない場合には、ネット上でできるのは申込みに限っており、ネット上での契約手続きはできないので注意してください

契約が済むとカードが作成され、簡易書留で郵送されます。

十八銀行カードローンの審査について

十八銀行カードローンの審査について、詳しくご説明します。

十八銀行カードローン審査は地方銀行としては比較的緩いとはいわれています。

十八銀行カードローンの審査期間

申込みから審査結果までは1~5日以内で平均的には3日程度のようです。

ただ、契約手続きやカード発行、カードの郵送に時間がかかるため、審査が早く結果が出たとしても、カードが手元に来るまでは1週間程度を要します。

他の地方銀行でもあるように、契約手続きが済むと、事前に契約書に振込み融資を希望しておけば、カードが来なくても振込みキャッシングで指定の銀行口座にお金が振込まれます。

銀行系カードローンには審査ノウハウがない

もともと銀行は、企業に対する融資が中心で、しかも担保融資か保証会社付きの融資に限られていたため、個人を対象とした無担保無保証人の融資はおこなっていませんでした。

そのため、銀行には無担保無保証人のカードローンについての審査ノウハウがありません。

大手消費者金融会社であれば、過去からの膨大な1,000万件を超える個人融資の貸付・返済とそれに紐付けされた個人属性データがあり、経験も豊富です。

現在ではそれらのデータと経験を利用してスコアリングシステムという高度な統計手法に基づく審査システムを持っています。

しかし、銀行では個人に対する融資データは限られており、審査システムを作ることはできず、審査基準も大手消費者金融会社のようにスコアリングはできません。

銀行系カードローンは保証会社の保証が不可欠

銀行の場合は、銀行法により金融庁が規制の目を光らせており、資金はリスクの高い運用を制限されます。

最近でも、銀行法に違反した融資によって営業停止などの処分をされている銀行もあります。

そのために、銀行自身の審査とは別に、保証会社の保証がないとカードローンを販売できないのです。

したがって、銀行自身審査と保証会社審査の二重審査になり、審査が厳しくなり、時間もかかりますが、それでも保証会社の保証は不可欠なのです。

十八銀行カードローンの審査内容

銀行自身の審査基準については、各銀行の利益状況によって差があります。

十八銀行の場合は、利益率が低いために、収益改善のためにはカードローン顧客を極力多く獲得する必要があり、銀行自身の審査基準は比較的緩くなっている可能性があります。

各銀行では、それぞれに審査項目とそれに対する基準を持っていますが、一般的には銀行自身で行う審査項目としては以下のようなものがあります。

銀行自身の審査項目
  • 借入申込書に記入された社会属性の確認(融資対象の確認)
  • 収入金額
  • 勤務先の規模や勤続年数、雇用形態(正社員か非正社員か)など
  • 居住内容(持ち家か、賃貸かの区分と居住年数など)

これらに対する審査基準は、銀行によって違っています。

最低収入基準や勤続年数基準などを公表している銀行もあります。

例えば、審査の厳しい銀行では、最低収入基準が200~400万円以上となっている場合もあり、逆に審査が緩い場合には120万円以上と低い場合もあります。

十八銀行の審査においても、審査に対する独自の基準が決まっててるはずです。

十八銀行カードローンの審査基準は緩い可能性があり、収入が比較的低くても審査に通る可能性はあります。

十八銀行の独自審査では、申込んだ方が、それぞれの項目で審査基準に当てはまっているかどうかを確認します。

その他に、同時並行でおこなわれる審査としては以下のようなものがあります。

同時並行でおこなわれる審査
  • 勤務先の在籍確認
  • 信用情報機関から取得する個人情報による信用情報確認

十八銀行カードローンの信用情報審査は厳しい

カードローンはさまざまな金融機関から発行されていますが、その審査において重視され、必ずおこなわれるのは信用情報審査です。

信用情報審査は、他社での借入金残高がどれくらいあるのか、借入は延滞なく返済されているかを信用情報機関の個人情報によって判断します。

カードローンなどの借入審査においては、信用があることが大切です。

従って、十八銀行カードローンの審査においても、最初に申込まれた方の個人信用情報の確認をおこないます。

銀行の信用情報審査がどう厳しいのかについて次に見てみましょう。

銀行カードローン審査では信用情報審査が一番厳しい理由

一般に銀行の信用情報審査は、大手消費者金融会社などに比べて厳しいといわれています。

その理由としては、次の2つが考えられます。

銀行の信用情報審査が厳しい理由
  • 情報を取得できる信用情報機関の範囲が多い
  • 延滞に対する判断が大手消費者金融会社に比べて厳しい

信用情報機関の種類と銀行の厳しい理由の詳細

個人借入についての指定信用情報機関は、業界ごとに存在しています。

信用情報機関
  • 銀行業界のKSC(全国銀行個人信用情報センター)
  • クレジットカード業界のCIC(CERDIT INFORMAITION CENTER)
  • 消費者金融業界のJICC(日本信用情報機構)

以上の3つの業界に信用情報機関があるのです。

銀行は、そのすべての機関に加盟することができます。

これらの信用情報機関のうち、消費者金融会社はJICCしか加盟できません。

そのためJICCの情報しか取得できないのです。

ただし、JICCは、CICと個人情報を相互に見れるように提携しており、CICのキャッシング情報はとれます。

クレジットカード会社は、JICCに加盟できるために、CICのキャッシング、ショッピング情報とともに、JICCの借入情報も見ることができます。

ただ、銀行業界のKSCに関しては見ることができません。

従って、銀行は消費者金融会社やクレジットカード会社と異なり、KSCをはじめとして、すべての個人信用情報を確認できます。

いずれかの信用情報機関に延滞情報があれば、審査に落ちるのです。

短期延滞情報に対する銀行と他業界の判断の違い

JICCの個人情報の延滞情報には、過去から延滞の内容が、延滞日数、延滞回数、延滞理由などまで詳しく記載されています。

しかし、KSCなどでは延滞の事実のみです。

そのため、大手消費者金融会社では、短期延滞の場合には、延滞日数、回数、理由などが審査で考慮され、審査に通ることもあります。

クレジットカード業界では、短期延滞については、遅延と呼んでおり、一度の遅延は信用に影響は出ません。

複数回の遅延に関しては、カード会社によって信用上の扱いには差があり、また、遅延扱いの期間もカード会社によって違っています。

これらの他業界に比べて、銀行の場合は、もともとKSCの情報に詳細がないために、延滞が一度でもあれば、審査には通らない場合が多いのです。

従って、信用情報を得る範囲の広さと、延滞情報に対する姿勢において、銀行の信用情報審査は、他の金融機関に比べて極めて厳しいのです。

十八銀行カードローンの信用情報審査は厳しい

一般の地方銀行と同様、十八銀行カードローン審査においても、他の銀行と同様に信用情報すべてが取得でき、各信用情報機関の個人信用情報の中に延滞があった場合には、審査に通ることはできません。

また、各信用情報の借入残高の合計が年収の1/3に近い場合には、保証会社が貸金業法の総量規制により保証を出しません。

加えて、銀行自身は総量規制の対象外にはなっていますが、借入金が多い場合には銀行自身の審査でも返済が苦しいと判断されて、審査には通ることはできないのです。

十八銀行カードローンには在籍確認がある

十八銀行カードローンに限らず、現在では、クレジットカード会社、銀行、大手消費者金融会社におけるカードローン審査では、在籍確認はまずおこなわれます。

勤務先は、カードローン審査において、本人確認の補完、安定した収入があるかの確認として不可欠な要素です。

審査基準における収入は、一番の重要な項目になっており、その収入が永続するのかを確認することは、申し込み者の返済力を判断する上でとても重要なのです。

それぞれの金融機関の審査担当者が、実際に借入申込書に記載された勤務先に勤務しているかを、該当会社に直接電話して確認をおこなっています。

十八銀行カードローンの申込みをされる方の中には、自身の勤務先に直接金融機関から電話があると、会社の上司・同僚などに借入申込みをしているとわかってしまうのではないかと不安に思う方もいます。

しかし、心配はいりません。

在籍確認時の電話は、十八銀行の専門の担当者が、個人名を名乗り、友達や商品案内を装ったりして、カードローンの申込みをしているとはわからないように確認します。

そのため、勤務先の上司や同僚には借入申込みをおこなっていることはわかりません。

十八銀行カードローンの保証審査

十八銀行カードローンの保証会社審査は、アコム(株)のグループ会社の「エム・ユー信用保証(株)」がおこなっています。

ライバルの親和銀行の保証会社が、SMBCコンシューマーファイナンス、すなわち大手消費者金融会社のプロミスであることから、それに対抗しているようです。

通常、保証会社が大手消費者金融会社の場合は、高度なスコアリングシステムを持っており、それを使って迅速かつ、通過率の高い審査がおこなわれます。

十八銀行カードローン審査に落ちる場合とその対処法

十八銀行カードローン審査は、地方銀行としては比較的緩い可能性があるといっても、やはり大手消費者金融系カードローンと比べると、審査通過率は低い可能性が高いです。

そのため審査に落ちる人もかなりいます。

十八銀行カードローン審査に落ちる場合には、次のような落ちる原因が考えられます。

審査に落ちる原因
  • 営業エリア外であったり、申込み資格が無い場合
  • 収入水準が十八銀行の基準に達していない場合
  • 収入以外の社会属性である居住条件や勤務先、勤務形態条件に問題がある場合
  • 借入申込書で虚偽の記入、入力をしていることが判明した場合
  • 信用情報機関の信用情報に、年収の1/3を越える、あるいはそれに近い借入がある場合
  • 信用情報機関の信用情報に、延滞があった場合
  • 最近、短期間に十八銀行以外にも何社にもカードローン申込みをしている場合

これらについて、詳しく見ていきましょう。

具体的な審査に落ちる項目の詳細内容

信用情報機関の情報で落ちた場合には、他の金融機関に行っても審査には通りません。

虚偽記載については、特に収入、借入金額、勤務先情報などは、確認がおこなわれるため、判明しやすいといえます。

また、十八銀行カードローンに限りませんが、収入以外の社会属性条件で審査に落ちる場合は、安定した継続的な収入が危ぶまれるという疑いにつながっている場合が多いのです。

すなわち、次のような理由が考えられるのです。

審査落ちの原因として考えられること
  • 勤務先が在籍確認で確認されなかった場合
  • 銀行の情報として信用力の弱い会社であった場合
  • 水商売、日雇い的な職業の場合
  • 勤務年数が短く、退職に至る可能性が高い場合
  • 賃貸に居住し、居住年数も短い場合

また、収入基準については、どの金融機関も明確に示されていませんが、一般には100万円より少ない場合には、審査に通らない場合が多くなっています。

短期間で集中的に申込みをする場合には審査に落ちる可能性が高い

また、各信用情報機関の情報の中には、借入先別の借入残高、それぞれの延滞状況が記載されているほか、金融機関へのカードローンへの申込み及びその結果なども登録されています。

その中で、短期間で複数のカードローン申込みをしている方は、家計が苦しくなっていると判断され、審査に落ちる可能性が高くなるのです。

ただ、カードローンを発行する金融機関によって短期申込み件数基準は違っています。

どの金融機関も基準は公表していません。

十八銀行カードローン審査に落ちた場合の対処方法

信用情報機関の情報以外の社会属性などの要素で十八銀行カードローンの審査を落ちた場合には、大手消費者金融系カードローンであれば、審査に通る可能性があります。

大手消費者金融系カードローンは、スコアリングシステムで審査しています。

スコアリングシステムでは、さまざまな情報項目の総合判断で審査するため、収入が少ない場合、勤務先に問題がある場合でも、単独の項目だけで審査に落ちることはありません。

また、各大手消費者金融会社のスコアリングシステムで採用されている社会属性項目には差があります。

例え同じ項目があっても、審査結果に与える影響度に差があるため、大手消費者金融会社のどこかでは通る可能性が高いのです。

ただし、十八銀行の保証会社の運営会社になっているアコムでは、一度審査に落ちているため、通る可能性はありません。

それ以外のプロミスアイフルなどの大手消費者金融会社に申込む必要があります。

十八銀行カードローンの借り入れ方法

十八銀行カードローンの借入方法は、送られてきた専用ローンカードで、同行のATMまたは、提携先のATMからお金を引き出す形です。

また、カードローンの契約が終われば、振込みキャッシングで契約者の指定した銀行口座にお金を振り込んでもらえるサービスもあります。

カードが送られてくる前でも、契約が終わっていれば、振込みキャッシングは利用できるので便利です。

ATMによる借入

ATMでの借入は、ATMにカードを差し込むと、メニューが表示されます。

借入のボタンを押すと、暗証番号の入力を聞かれます。

入力をすると、あとは引き出す金額を入力して確認ボタンを押せば、お金が出金ボックスから出てきます。

なお、提携ATMの中には提携銀行もありますが、ゆうちょ銀行以外は借入のみに限られています。

コンビニの提携ATMでは、借入だけでなく、返済の場合も利用は24時間可能です。

ただし、提携先ATMを利用の場合には、通常(平日の8時45分から18時まで)は110円、それ以外の時間外の場合には220円の利用手数料がかかります。

また、コンビニ以外の銀行の提携ATMの場合には、利用時間が限られる場合があります。

十八銀行自身のATMでも、平日の時間外と休日の出金(借入)の場合には12月110円の利用手数料がかかります。

大手消費者金融系カードローンのように24時間無料のATMがあるわけではありませんので、利用時間には注意が必要です。

十八銀行カードローンの提携ATM

利用者が、十八銀行カードローンでお金を引き出せる提携ATMは、提携銀行とコンビニに設置されているATM運営会社のATMです。

なお、コンビニに置かれている提携ATM並びにゆうちょ銀行の提携ATM以外の提携先銀行では借入のみになっており、返済入金はできせん。

借入も返済もできる提携ATMは次のようになっています。

提携先 ATM設置場所
ゆうちょ銀行 郵便局
セブン銀行 セブンイレブン
ローソン銀行 ローソン
イーネット ファミリーマート、その他中堅コンビニ

また、借入専用の提携ATMは次の銀行になります。

福岡銀行・西日本シティ銀行・親和銀行・筑邦銀行・大分銀行・宮崎銀行・鹿児島銀行・佐賀銀行・肥後銀行

十八銀行カードローンの返済方法について

十八銀行カードローンの返済方法における毎月の返済額は、前月返済後の借入残高に連動して返済額が決まる残高スライドリボルビング方式です。

返済日は毎月10日で、残高ごとの返済額は次の通りです。

借入残高 返済額
10万円未満 2,000円
10万円~20万円未満 4,000円
20万円~30万円未満 6,000円
30万円~40万円未満 8,000円
40万円~50万円未満 10,000円

なお、借入残高が50万円以上の場合には、10万円ごとに2,000円が増えていきます。

上表のように、最低返済額は2,000円からとなっており、他の地方銀行系カードローンと比べても借入残高の区切りは細かくなっています。

十八銀行カードローンの返済手段

十八銀行カードローンの返済には、2つの返済手段が選べます。

毎月10日の前日までにATMから入金する方法と、十八銀行に口座のある方の場合には、毎月10日に自身の口座から自動引き落としにする方法です。

自動引き落としの場合には、「口座振替依頼者」を同行の支店窓口に提出するか、「十八銀行ダイレクトマーケティングセンター」(0120-18-5639)に郵送で提出する必要があります。

自動引き落としの場合は無料ですが、ATMの場合には利用手数料がかかる場合があります。

ATMによる随時返済も可能だが、元金入金のみ

十八銀行カードローンの返済は、毎月の定額返済以外にも、同行ATMや提携ATMでの随時返済も可能です。

ただし、ATMでの随時返済は元金のみの入金になります。

随時繰上げ返済をした場合でも、毎月10日の自動引き落としによる返済はそのまま引き落としがおこなわれますし、ATMでの定額入金は必要ですので、注意してください。

なお、提携ATMでの返済の場合も利用手数料がかかります。

ただ、ATMでの随時繰上げ返済では完済はできません。

すなわち、元金入金のみですので、残りの元金分を随時返済しておき、10日に同行ATMか、ゆうちょ銀行の提携ATMで利息を入金という形になります。

ゆうちょ銀行以外の提携ATMの場合には、最終完済はできません(提携先のコンビニATMでは、小銭対応ができないため、精算ができないからです)。

十八銀行カードローンまとめ

十八銀行が発行しているカードローン「十八銀行カードローン」の商品概要や申込み手順、審査方法、借入と返済方法などについて詳細にご紹介しました。

十八銀行カードローンは、地方銀行としては、比較的審査が緩い可能性があり、審査時間も比較的短いようです。

急ぎの場合は、カードが届かなくても、振込み融資で指定の銀行口座に振込んでくれるサービスもあります。

ただし、通りやすいとはいっても大手消費者金融会社などに比べると、審査通過率は低いようです。

便利ですが、使い過ぎますと返済が苦しくなりますので、使い過ぎないように注意してください。

学生時代には月間1,000万PV規模のWebメディアでインターンを経験。 SI系のベンチャー企業での勤務を経て、2017年に株式会社サイバーエージェント入社ののち株式会社CyberSS(現:CyberOwl)に異動。 クレジットカードはアメリカン・エキスプレス・カード(グリーン)とJAL Global WALLET、キャッシュレスではLINE Payを愛用中。 釣りが趣味で船、陸問わず釣りに行く。どこかにマイルを使って南の島に釣りに行くのが目標。

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