イオンJMBカードでお得にマイルを貯める方法やJALカードとの賢い使い分け方をご紹介!
イオンが発行するカードは全部で54種類ありますが、JALマイルをお得に貯めたい方におすすめしたいのが、イオンJMBカードです。年会費無料でマイルが貯まりやすくなるさまざまな特典を受けることができます。
イオンJMBカードは、JALマイレージバンクカード(JMBカード)とイオンカードの一体型カードであり、適用される特典やポイントを貯める方法が少し特殊です。
そのため、「マイルが貯められるのは魅力的だけど、使い方がよくわからない…」とお困りの方がいらっしゃるかもしれません。
この記事では、イオンJMBカードの特徴や使い方、マイルを貯める方法、審査などについて、初心者の方でもわかりやすく解説させていただきます!
イオンJMBカードってどんなクレジットカード? 特徴を解説!
イオンJMBカードは、1年目だけではなく2年目以降も年会費無料のカードです。さらに、ETCカードや家族カードの年会費も無料となっています。
他にJALマイルが貯められるカードといえばJALカードがありますが、年会費がかかります。それに対し、イオンJMBカードは年会費を気にする必要がなく、ご自分のペースでマイルを貯められるので、持っていて損はありません。
国際ブランドは、VISA、Mastercard、JCBから選択できます。
Mastercardを選択した場合、海外でのお買い物の際に、ボーナスマイルとして通常のショッピングポイントに加え、200円(税込)の利用ごとに1マイルが付与されます。Mastercaredは国内外に加盟店が多いので、使い勝手もいいでしょう。
続いて、イオンJMBカードの3つの特徴について詳しくご説明します。
イオンJMBカードの特徴①JALマイレージバンクカード(JMBカード)とイオンカードの一体型カード
イオンJMBカードは、JMBマイレージバンクカード(JMBカード)とイオンカードの一体型カードです。
そもそも、JMBカードとイオンカードはどのようなカードなのでしょうか。
JMBカードは、JALが発行しているJALマイレージバンクのスタンダードカードで、クレジット機能が付いていないポイントカードのことです。200円の利用につき1マイル貯まる電子マネーのWAON機能を付帯させることができます。
イオンカードは、イオンでお得にお買い物できるさまざまな特典が受けられるカードです。イオンJMBカードはイオンが発行していることから、主にイオンカードの特典が付帯されています。具体的な特典内容については、後ほどご紹介します。
イオンJMBカードは、JMBカードのマイルを貯める機能とイオンカードの付帯サービスを合わせ持ったカードとなっています。
イオンJMBカードの特徴②JALマイルが貯まる
イオンJMBカードは、イオンカードで貯まるときめきポイントの代わりに、200円(税込)の利用につきJALマイルが1マイル貯まります。
1マイルの価値は使用用途によって変動するものの、特典航空券に交換した場合、約2~3円の価値があります。ポイント還元率にすると約1.5%程度です。
年会費無料のクレジットカードはポイント還元率が0.5%~1.0%程度であることが多いため、レートは高いほうだといえます。
貯まったマイルは、10,000マイルを11,000WAON(11,000円相当)に交換することも可能ですが、交換率が低いのでおすすめしません。
イオンJMBカードの特徴③電子マネーWAONが付帯されている
イオンJMBカードは、イオンが提供する電子マネーのWAONが搭載されています。
イオンJMBカードは、カードショッピングの利用で200円(税込)につき1マイルが付与されますが、搭載されているWAONでのお買い物も同様に200円(税込)につき1マイルが付与されます。
そのため、普段のお買い物ではクレジットカードか電子マネーのどちらで支払っても同じマイルが付与されるので、支払い方法を意識する必要はないでしょう。
ただし、200円(税込)の利用ごとに2マイル(通常時の2倍)貯まる毎月5日・15日・25日の「お客さまわくわくデー」は、WAON決済のみ対象となっていて、クレジットカード決済をしても通常のマイルしか貯まりません。
ちなみに、イオンJMBカードは電子マネーWAONを利用した際にしかマイルが付与されず、チャージしたときには付与されないのでご注意ください。
イオンJMBカードでお得にマイルを貯める方法をご紹介!
イオンJMBカードは、使い方を少し工夫するだけでマイルが貯まりやすくなります。イオンJMBカードには、マイルを効率的に貯める以下の4つの方法があります。
- 5のつく日は「お客様わくわくデー」でマイルが2倍!
- 毎月10日の「ありが10デー」はマイルが5倍!
- Web明細の利用で毎月5マイル貯まる
- 家族カードを利用すれば貯めたマイルが合算される!
それぞれどのような方法なのか、順番に見ていきましょう。
5のつく日は「お客様わくわくデー」でマイルが2倍!
イオンカードの特典として、毎月5日・15日・25日の「お客様わくわくデー」は、イオンやまいばすけっと、マックスバリュなどイオングループの店舗でカードを利用すると、マイルが通常の2倍となり、200円(税込)につき2マイル付与されます。対象商品は、たばこや切手、商品券などを除くほぼ全商品です。
イオンカードで支払った場合もときめきポイントが2倍となります。しかし、ときめきポイントは1ポイント=約1円相当であるため、より価値が高いJALマイルを付与されたほうがさらにお得です。
毎月10日の「ありが10デー」はマイルが5倍!
毎月10日にイオングループの店舗でカードを利用すると、通常の5倍マイルが貯まります。
これもイオンカードの特典ですが、イオンJMBカードを利用する場合には条件があり、電子マネーのWAONで支払う必要があります。クレジット払いした場合は、マイル5倍の対象外となるのでご注意ください。
対象商品は、「お客様わくわくデー」と同じほぼすべての商品です。
Web明細の利用で毎月5マイル貯まる
「Web明細(環境宣言)」は、請求明細書の郵送を停止し、インターネットで利用明細を送るイオンカードのサービスです。
イオンJMBカードの場合、Web明細を利用すると、請求のあった月は翌月に5マイルがプレゼントされます(イオンカードの場合はときめきポイント10ポイント)。
ペーパーレスによりCO₂削減に協力できるうえ、マイルも付与されるので、嬉しいことしかありません。Web明細は過去24カ月の明細が保存されるので、家計の管理もしやすくなるでしょう。
家族カードを利用すれば貯めたマイルが合算される!
イオンJMBカードは、年会費無料で3枚まで家族カードを発行できます。マイルをさらに効率的に貯めたい方は、ご家族でイオンJMBカードを持ってみてはいかがでしょうか。
家族カードのクレジットカード払いで貯まった分のマイルは、本会員のマイルに合算することができます。家族みんなで協力してマイルを貯めることで、一人でマイルを貯めるよりもモチベーションが高くなることでしょう。
イオンJMBカードの家族カードについては、あとで詳しくご説明します。
イオンJMBカードのメリット
イオンJMBカードの最大のメリットは、年会費無料でマイルを貯められる貴重なカードであることです。
他にも、イオンJMBカードには以下の3つのメリットがあります。
- イオングループの特典が豊富
- 55歳以上の会員には追加の特典がある
- 「JALタッチ&ゴー」サービスが利用できる
それぞれどのような内容なのか、詳しく解説していきます。
メリット①イオングループの特典が豊富
イオンJMBカードはイオンが発行しているため、イオングループの特典を受けることができます。
- 毎月5・15・25日の「お客さまわくわくデー」は、電子マネーWAONの利用でマイルが2倍貯まる
- 毎月10日の「ありが10デー」はマイルが5倍貯まる
- 毎月20・30日の「お客さま感謝デー」はお買い物代金が5%OFF
- イオンシネマで映画鑑賞割引
イオンで開催される、「お客さまわくわくデー」、「ありが10デー」、「お客さま感謝デー」についてはすでにご説明したように、マイルが2倍・5倍となり、買い物代金の5%割引が受けられます。
イオンシネマ映画割引もイオンJMBカードに適用される特典です。イオンシネマ劇場窓口や自動券売機、またはネット予約の「e席リザーブ」で、チケットをイオンJMBカードのクレジットカード払いで購入すると、300円割引されます。
同伴者1名も割引対象となるので、二人合わせて600円も割引されると考えると大きいです。
毎月20日・30日の「お客さま感謝デー」には、イオンシネマのチケット代がさらにお得になり、映画料金が1,800円のところ、1,100円となります(※)。対象者は会員本人のみですが、同伴者も300円の映画割引が適用されます。映画好きの方には嬉しい特典ですね。
メリット②55歳以上の会員には追加の特典がある
55歳以上の会員は、毎月15日の「G・G感謝デー」にイオングループの店舗を利用すると、お買い物代金が5%OFFとなる特典を追加で受けることができます。対象商品は、他のイベントと同じ、ほぼ全商品です。
割引が適用されるのは、WAONでの支払いはレジでの会計時、クレジットカード払いは毎月の請求時となっています。そのため、クレジットカード払いの場合、割引情報を確認するには、レシートではなく毎月の請求明細書でご確認ください。
メリット③「JALタッチ&ゴー」サービスが利用できる
イオンJMBカードは、特典として飛行機の搭乗がスムーズになる「JALタッチ&ゴー」を利用できます。「JALタッチ&ゴー」は、空港でチェックインをせずに保安検査場に直行できる便利なサービスです。
さらに、飛行機への搭乗時に必要な二次元バーコードの管理や表示が、通常よりも簡単にできるようになります。とくに二次元バーコードを複数管理する必要がある出張の多い方は、便利だと感じられるでしょう。
- JALのマイルがたまっておトク!
- マイルは電子マネーWAONに交換可能!
- 飛行機の搭乗がスムーズに
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5 〜 1% |
発行スピード | 約2~3週間程度 |
国際ブランド |
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電子マネー |
|
- 付帯サービス
イオンJMBカードのデメリット
イオンJMBカードは、JMBカードとイオンカードの一体型カードですが、両方のカードの機能をすべて持ち合わせているわけではありません。
イオンカードやJMBカードに付帯されている特典の一部が、イオンJMBカードには付帯されておらず、使い勝手が悪いと感じることもあるでしょう。
イオンJMBカードには次の2つのデメリットがあります。
- JALカードの特典が適用されない
- イオンゴールドカードへの招待がない
詳細については以下で解説します。
デメリット①JALカードの特典が適用されない
イオンJMBカードは、「JALタッチ&ゴー」サービス以外、JALカードの特典は適用されません。JALの特典をすべて受けたい方は、JALカードの利用をおすすめします。
JALカードショッピングマイル・プレミアムへの加入やJAL特約店の利用などが受けられる特典もイオンJMBカードでは受けることができません。しかし、イオンJMBカードでJALカードの特典を利用できると誤解してしまう場合もあるようです。
JALが発行するカードには、「JMB WAONカード」というカードがあり、「イオンJMBカード(JMB WAON一体型)」とカード名が少し似ていることもあって、さらに混乱しやすいのでご注意ください。
デメリット②イオンゴールドカードへの招待がない
イオンJMBカードは、イオンカードのサービスをほとんど同じように受けられますが、イオンゴールドカードへの招待を受けることはできません。
イオンゴールドカードは、年会費無料なのに国内外旅行傷害保険が無料で付帯され、全国のイオンラウンジや空港ラウンジが利用できる魅力的なカードですが、直接申し込みができず、招待限定のカードとなっています。
そのため、イオンゴールドカードを手に入れたい方にとって、イオンJMBカードの利用で招待を受けられないことは大きなデメリットとなるでしょう。しかし、マイルを貯めることを目的としてイオンJMBカードを利用している方にとっては、あまり関係のない話かもしれません。
もし、イオンゴールドカードの招待を受けたいのであれば、イオンカード、イオンカード(WAON一体型)、イオンセレクトカードのうちどれか一つを利用してください。
- イオングループの対象店舗なら、WAON POINTがいつでも2倍!
- 毎月20・30日の「お客さま感謝デー」は お買い物代金が5%OFF
- イオンシネマで映画鑑賞割引(※)
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5 〜 1% |
発行スピード | 約2~3週間程 |
国際ブランド |
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電子マネー |
|
- 付帯サービス
- イオングループの対象店舗なら、WAON POINTがいつでも基本の2倍!
- 毎月20・30日の「お客さま感謝デー」は お買い物代金が5%OFF
- イオンシネマで映画鑑賞割引
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5 〜 1% |
発行スピード | 約2週間 |
国際ブランド |
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電子マネー |
|
- 付帯サービス
また、イオンJMBカードは、イオンカードの一部の特典が適用されません。イオンカードではときめきポイントが貯まりますが、イオンJMBはJALマイルしか貯められないので、ポイントモールのときめきポイントタウンやときめきポイントクラブ優待加盟店などの利用特典は対象外となっています。
イオンJMBカードはこんな人におすすめ!
ここまでご説明したことから、イオンJMBカードは次のような方におすすめです。ご自分がイオンJMBカードを利用するのに向いているかどうかチェックしてみてください。
年会費無料のカードでお得にマイルを貯めたい方
イオンJMBカードは、カードの年会費にお金をかけたくはないものの、マイルを効率的に貯めたいという方におすすめです。
貯めたマイルは、特典航空券、JALで使える電子ポイント、座席アップグレード、クーポン、その他さまざまなポイントや商品に交換できます。一番レートが高いのは、特典航空券です。
特典航空券と交換し、旅行することを目標にしながらコツコツとマイルを貯めるとモチベーションが上がりますね。
年会費がかかったとしてもさらに効率的にマイルを貯めたい方は、JALカードのほうが向いているでしょう。JALの特典により、フライトや宿泊・ツアー、ショッピングなど幅広い場面で高還元率のマイルを貯めることができます。
そもそもマイルを貯めたいわけではないという方は、ポイントが貯まるイオンカードのほうがおすすめです。サービスの充実度が高いイオンゴールドカードに招待されるチャンスもあります。
JALマイレージバンクとWAONカードを1枚のカードで持ちたい方
JALマイレージバンクカードとWAONカードの主な機能がイオンJMBカード1枚で利用できるので、お財布の中身はなるべくすっきりさせたいという方にもおすすめです。
ただし、JALマイレージバンクカードとWAONカードをそれぞれ持ったほうが、JALとイオンの特典やサービスを幅広く利用できます。カードが多くなるのが気にならない方は、それぞれ1枚ずつ持つといいでしょう。
利用する場面に合わせて、イオンJMBカード、JALマイレージカード、WAONカードの3枚を使いこなすのもおすすめです。
賢くポイントを貯める! イオンJMBカード、JALカード、WAON POINTカードの使い分け方
イオンの「お客様わくわくデー」や「ありが10デー」などのイベント時にお買い物をすることで、マイルが貯まりやすくなることをご説明しました。
しかし、「普段のイオンでの買い物でポイントが貯まりやすくなる方法はないの?」と思われるかもしれません。日常的にイオンを利用する方は、イベントがないときでもマイルをザクザク貯められたら嬉しいですよね。
普段もイオンでお得にお買い物をしたい方におすすめなのが、JALカードとイオンJMBカード、WAON POINTカードの3枚を持ち、使い分ける方法です。
イオンのイベント時にもカードを使い分けることで、イオンJMBカード一枚を利用するよりもマイルが貯まりやすくなります。お財布には、常に3枚のカードを入れておくといいでしょう。
使い分け方法をご説明する前に、カードの使い分けでポイントとなる、JALカードとWAON POINTカードの特長をそれぞれご説明します。
JALカードの3つの特長
まずは、JALカードの特長についてご紹介します。JALカードには以下の3つの特長があります。
- JALカードショッピングマイル・プレミアムへの入会で100円につき1マイルが貯まる
- JAL特約店でのお買い物ならショッピングポイントが2倍
- WAON POINTカード提示でポイントの二重取りが可能
JALカードは、通常200円の利用につき1マイル付与される、年会費2,160円(税込)のカードです。
年会費3,240円(税込)のJALカードショッピングマイル・プレミアムに入会するとマイルが2倍となり、100円の利用につき1マイルが付与されます。JAL会員の8割が入会しているほど人気の高いサービスで、多少お金を払ってでもマイルを効率的に貯めたいという方におすすめです。
JALカードは、イオン、ファミリーマート、マツモトキヨシなど日本全国に54,000店舗ある、JALの特約店でのお買い物でマイルが2倍貯まり、とてもお得です。JALカードショッピングマイル・プレミアムに入会している会員なら100円につき2マイル(通常時の4倍)が付与され、よりマイルが貯まりやすくなります。
さらに、JALカードはWAON POINTカードを提示すると、マイルとWAON POINTの二重取りが可能であるというメリットがあります。
ポイントの二重取りによって、イオンのイベント時には、イオンJMBカードよりもマイルやポイントを効率的に貯めることが可能となるのです。
- フライトでためるーボーナスマイルー
- 国内空港店舗・ 空港免税店割引国内空港店舗や空港免税店で割引に。
- 旅行保険最高1,000万円!
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 2,200円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5%~1% |
発行スピード | 2週間程度 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
WAON POINTカードの3つの特長
続いて、WAON POINTカードの特長についても簡単にご紹介します。
- イオングループのお店でポイントが貯まる
- ボーナス対象商品を買うと、ボーナスポイントが貯まる
- お客さまワクワクデーはWAON POINTが2倍に!
WAON POINTカードはイオンが発行する年会費無料のポイントカードです。イオングループの店舗でお買い物時に提示すると、1ポイント=約1円相当のWAON POINTが200円(税込)の利用につき1ポイント貯まります。
WAON POINTカードは、イオンJMBカードとの併用はできませんが、JALカードとの併用は可能です。
ボーナス対象商品を購入したり、「お客さまわくわくデー」にJALカードと一緒に利用したりすることでポイントが貯まりやすくなります。
普段の買い物はJALカード払いでWAON POINTカードを提示する
それでは、イオンJMBカード、JALカード、WAON POINTカードの使い分け方法をご紹介します。
イオンの普段のお買い物では、JALカードとWAON POINTカードの2枚を利用しましょう。
イオンはJALの特約店であるため、普段のお買い物でもJALカードで支払うとマイルが2倍貯まります。WAON POINTカードは200円につき1ポイント付与され、マイルとWAON POINTの二重取りができます。
少し手間がかかりますが、ボーナスポイント対象商品のみWAON POINTカードかイオンJMBカードのWAON決済をすると、さらにマイルが貯まります。
イオンJMBカードはJALの特典が適用されないので、JALの特約店を利用してもマイルが2倍とならないことに注意してください。また、イオンJMBカードのクレジットカード決済はボーナスポイントの対象外となります。
お客さま感謝デーはJALカード払いでWAON POINTカードを提示する
毎月20・30日にイオンでの買い物代金が5%OFFとなる「お客さま感謝デー」もJALカードとWAON POINTカードの2枚を利用しましょう。
JALカードでの支払いで、特約店の利用特典としてマイルが2倍付与され、WAON POINTカードの提示で買い物代金が5%OFFされます。
イオンJMBカードで支払った場合も5%OFFが適用されますが、JALカードで支払ったほうが付与されるマイルが多い分、お得です。
わくわくデーはJALカード払いでWAON POINTカードを提示する
毎月5日・15日・25日に開催されるイオンの「お客さまわくわくデー」も、JALカードとWAONカードを利用しましょう。
通常時の2倍マイルが付与される「お客さまわくわくデー」は、JALカードで支払った場合も、イオンJMBカードでWAON決済した場合も、どちらもマイル還元率は2%と同じです。200円(税込)ごとに2マイルが貯まります。
しかし、JALカードの場合は、WAON POINTカードの提示でWAON POINTが貯まる分、お得となります。
ありが10デーはイオンJMBカードで支払う
ここまでご紹介した3つの場面では、すべてJALカードとWAON POINTカードを利用する方法がお得でした。しかし、イオンで毎月10日に開催される「ありが10デー」の場合は、イオンJMBカードで支払ったほうがお得になります。
「ありが10デー」は、通常5倍ポイントが付与されますが、イオンJMBカードで支払うとマイルが5倍となり、200円(税込)につき5マイルが付与されます。
マイル還元率にすると3.5%と高い還元率です。マイル還元率では価値がわかりにくいので、ポイント還元率にしてみると、1マイル=約2.5円の価値がある場合、ポイント還元率は約8.75%相当にもなります。
「ありが10デー」は、イオンが開催するイベントの中でも一番マイルが貯まるイベントなので、見逃さないようにしてください。対象商品は、ほぼ全商品です。毎月10日に日用品や食品ををまとめ買いすると、マイルをザクザク貯めることができるでしょう。
イオンJMBカードの審査難易度は甘い? 審査基準を解説
イオンJMBカードをご検討中の方が気になるのは、審査のことではないでしょうか。
申し込み資格は「18歳以上(高校生を除く)で電話連絡が可能な方」です。
イオンJMBカードは、ゴールドカードのようにグレードの高いカードではなく、幅広い方を対象とした一般カードであるため、審査難易度はイオンカードと同程度で厳しくないようです。
公式サイトによると、申し込みから審査結果の連絡が届くまでの期間は、約1~2週間で、最長1カ月かかります。カードがご自宅に届くまで、さらに約1週間を要します。
イオンJMBカードは学生・専業主婦でも申し込みが可能
イオンJMBカードは、収入のない学生や専業主婦(主夫)や、年金受給者でも申込可能です。ただし、申し込み時に「無職」の選択肢がないため、学生や専業主婦以外で働いていない方は申し込めません。
審査は厳しくないといわれていますが、過去数年以内に金融事故を起こした人や、半年以内に他社のカードを3枚以上申し込んだ人のように、信用情報に問題がある場合は審査落ちの可能性が高くなります。
信用情報に問題がなければ審査通過できる可能性があるので、迷っている方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
イオンJMBカードは家族カードも年会費無料でマイルが貯まる!
記事の前半でご紹介したように、イオンJMBカードの家族カードは年会費無料で3枚まで発行でき、本会員と同じサービスを受けることができます。
イオンJMBカードの家族カードは、イオンカードの家族カードに共通しているサービス内容とは少し異なる部分があるので、次にその部分も含めてご説明します。
イオンJMBカードの家族カードとは
イオンJMBカードの家族カードは、本会員のカードに付帯されているイオンの特典やJALの一部の特典をそのまま同じように受けることができます。
本会員と家族会員では、年会費もサービス内容も同じであるため、わざわざ家族カードを発行する理由がないように感じるかもしれません。
しかし、家族カードには、家族会員がクレジット払いで貯めたマイルを本会員の口座に合算できるというメリットがあります。そのため、無駄なくマイルを貯めることができるのです。
ただし、家族カードのWAON機能で支払い、貯まったマイルに関しては、それぞれの家族会員の口座に貯まります。
イオンカードは支払い方法に関係なく家族でポイントをまとめられますが、イオンJMBカードの場合、マイルを合算するためには支払い方法にこのような条件があることを忘れないようにしておきましょう。
家族カードの発行基準とは
家族カードの発行基準は、生計を共にする18歳以上(高校生を除く)のご家族の方で、家族会員が本会員の代理人としてクレジットカードを利用することについて本会員の許可が取れていて、イオン銀行が入会を認めた方です。
家族カードは、本会員の信用を利用して発行されるサブカードのようなもので、通常の審査とは異なる簡単な手続きでの審査がおこなわれるため、審査落ちすることはまれだといわれています。
過去にイオンカードで金融事故を起こしたことがある場合は審査に落ちる可能性もありますが、そうでなければ審査落ちをあまり心配する必要はないでしょう。
ご家族がクレジットカードを持っていなければ、とりあえず発行して利用してみることをおすすめします。
イオンJMBカードの解約方法は電話一本で簡単
ネットで契約したサービスや商品などが解約できないという事例があるため、イオンJMBカードの契約についてもトラブルなく解約できるのか不安に感じている方がいらっしゃるかもしれません。
イオンJMBカードの解約は、インターネットや電話で簡単に手続きできます。
解約は会員本人が手続きする必要がありますが、特別な理由で本人による手続きが不可能な場合、家族が電話で解約することも可能です。家族カードの解約方法も同様です。
インターネットでの解約はもちろん24時間受け付けていますが、イオンカードコールセンターでの解約も年中無休で9:00~18:00まで受け付けています。土日も手続きできるのが便利ですね。
利用する人は少なそうですが、用紙での解約手続きも可能です。用紙はインターネットでの資料請求またはイオンコールセンターに電話し、取り寄せてください。
カードの契約に関して不安なことは、できるかぎり解消してから申し込むと契約後にあわてることが少なくなるはずです。イオンJMBカードの問い合わせは、イオンコールセンターやチャット、またはメールサービスで受け付けています。不安や疑問がある方は問い合わせてみてください。
イオンJMBカードまとめ
イオンJMBカードについて解説させていただきました。イオンJMBカードは、適用される特典や使い方が少し特殊なので、難しいと感じたかもしれません。しかし、使っていくうちに利用方法がつかめるようになっていくはずです。
イオンJMBカードは、他のカードとの使い分けてマイルを効率よく貯めたい方にも、マイペースにコツコツとマイルを貯めたい方にもおすすめです。
「ポイントよりマイル派」という方は、ぜひ入会を検討してみてください!
学生時代には月間1,000万PV規模のWebメディアでインターンを経験。 SI系のベンチャー企業での勤務を経て、2017年に株式会社サイバーエージェント入社ののち株式会社CyberSS(現:CyberOwl)に異動。 クレジットカードはアメリカン・エキスプレス・カード(グリーン)とJAL Global WALLET、キャッシュレスではLINE Payを愛用中。 釣りが趣味で船、陸問わず釣りに行く。どこかにマイルを使って南の島に釣りに行くのが目標。