三井住友VISAカードエブリプラスはポイント還元率が3倍のリボ払い専用カード!メリットやお得な使い方を解説
三井住友VISAカードエブリプラスは、リボ払い専用のクレジットカードです。
三井住友VISAカードエブリプラスのメリットは、リボ払いを利用することで他の三井住友カードと比較しても高い3倍の還元率でポイントを貯めることができます。
「でも、リボ払いって手数料が高いし、お得ではないのでは?」という疑問もあると思いますが、後ほど紹介するお得な使い方を実践すれば、安い手数料でリボ払いをすることも可能です。
この記事では、三井住友VISAカードエブリプラスのメリット、お得な使い方やどんな人におすすめなのかについて詳しく解説していきます。
(※)本カードは、2019年11月28日(木)をもって新規募集を終了し、リボスタイルに変更となりました
三井住友VISAカードエブリプラスとは?リボ払い専用のクレジットカード
画像 | |
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年会費 | 無料 |
申込条件 | 満18歳以上(高校生は除く) |
ブランド | VISA |
旅行損害保険 | なし |
ショッピング保険 | 年間100万円まで補償 |
利用限度額 | 10~80万円 |
お支払い方法 | リボ払い(マイ・ペイすリボ) |
家族カード | 無料 |
三井住友VISAカードエブリプラスは、三井住友カード株式会社が発行するリボ払い専用のクレジットカードです。
三井住友VISAカードエブリプラスは、三井住友カードのリボ払いのサービスであるマイ・ペイすリボに登録する必要があります。
マイ・ペイすリボは、一括での支払いを利用金額に応じて自動的にリボ払いに変更するサービスです。
三井住友VISAカードエブリプラスを利用して、リボ払いの手数料が発生した月のみポイントが3倍になります。
獲得できるポイントはワールドプレゼントポイントという、ANAマイルや現金に交換できる多種多様な用途に使えるお得なポイントです。
リボ払い専用のクレジットカードと聞くと扱いにくいのではないかと考える人も多いと思います。
しかし、それを補えるメリットが三井住友VISAカードエブリプラスには多くあります。
ここからは、三井住友VISAカードエブリプラスのメリットについて解説していきます。
三井住友VISAカードエブリプラスの6つのメリット
三井住友VISAカードエブリプラスには6つのメリットがあります。
- 年会費とETCカードの発行が無料
- ポイント還元率が3倍
- ショッピング保険がついている
- ANAマイルへの還元率が高い
- 新規入会で最大8,000円プレゼント
- 還元率がアップするサービスがある
①年会費とETCカードの発行が無料
三井住友VISAカードエブリプラスの1つめのメリットは、年会費とETCカードの発行が無料であることです。
他の三井住友カードでは、年会費があるものと2年目以降に年会費が発生するものがあります。
三井住友VISAカードエブリプラスは永年無料で利用することができます。
また、ETCカードの発行と初年度の年会費も無料となっています。
2年目以降の年会費は500円(税別)に設定されていますが、2年目以降も毎年1回以上利用すれば年会費は無料になります。
三井住友VISAカードエブリプラスは、初年度の年会費やETCカードの発行による初期費用がありません。
初期費用もなく、サービスを継続していく場合でもお金がかからないことが特徴になります。
②ポイント還元率が3倍
三井住友VISAカードエブリプラスは、リボ払いを利用することでポイント還元率が3倍になります。
他の三井住友カードでリボ払いをした場合は還元率は2倍になります。
つまり、三井住友VISAカードエブリプラスが最もリボ払いの利用でポイントが貯まるクレジットカードということになります。
ただし、リボ払いを利用しなかった月はポイントの還元率が3倍にはならないので気をつけましょう。
また、三井住友VISAカードエブリプラスの通常のポイント還元率は0.5%となっています。
つまり、リボ払いを利用した場合の三井住友VISAカードエブリプラスのポイント還元率は1.5%ということになります。
③ショッピング保険がついている
3つめのメリットは、100万円までのショッピング保険がついている点です。
補償の対象となるケースは、海外の商品を購入した場合や、リボ払いを利用した場合の2つがあげられます。
補償限度額は100万円までで、1つの事故につき3,000円の自己負担が必要です。
補償対象期間は購入日および購入日の翌日から90日間です。
④ANAマイルへの還元率が高い
4つめのメリットは、利用実績に応じてANAマイルの還元率が最大で1.33%になります。
また、獲得したワールドプレゼントポイントはANAマイルに交換可能です。
ワールドプレゼントポイント1Pあたり、ANAマイル3~15マイルに交換することができます。
しかし、ANAマイルの還元率でカードを選ぶのであれば、さらに還元率の高いカードは存在します。
ここからは、ANAワイドゴールドカードと三井住友VISAカードエブリプラスを比較していきます。
ANAワイドゴールドカードとの還元率の比較
ANAワイドゴールドカードは利用実績に応じて、最大で1.648%と非常に高い還元率です。
ただし、ANAワイドゴールドカードは年会費として15,120円(税込)かかります。
三井住友VISAカードエブリプラスの年会費は無料です。
三井住友VISAカードエブリプラスのポイントの還元率は最大で1.33%なので、ANAワイドゴールドカードに還元率では負けてしまいます。
しかし、年会費の差を考えれば、利用金額にもよりますが、三井住友VISAカードエブリプラスのほうがお得であるといえるでしよう。
⑤新規入会で最大8,000円プレゼント
5つめのメリットは、新規入会で最大8,000円キャッシュバックキャンペーンを実施していることです。
入会から2か月後までの利用金額の20%を還元し、最大8,000円を受け取ることができます。
キャンペーンの応募には、三井住友VISAカードエブリプラスの入会とVpassアプリへのログインが必要です。
ポイントも現金に交換することが可能なので、現金還元率が高いことも特徴のひとつです。
1Pあたり3~5円に交換することができます。
⑥ポイントUPモールとココイコ!でさらにポイント還元率がアップ!
最後に、ポイント還元率がアップする優待サイトのポイントUPモールとココイコ!について紹介します。
ポイントUPモールは、三井住友カードのVpassアプリへログインできれば、登録手続き不要で簡単に登録可能です。
ポイントUPモールを経由してネットショップでお買い物するだけで、ワールドプレゼントのポイントが最大20倍になります。
ポイントUPモールには他にもビンゴで遊んでポイントを貯めたり、アクセスするだけでポイントが貯まるコンテンツもあります。
利用方法が簡単なので、ネットショッピングをする際はポイントUPモールを経由して利用してみましょう。
ココイコ!は、行きたいお店を選択してエントリーするだけでポイントやキャッシュバックなどの特典がもらえるサービスです。
まず、行きたいお店を選択して、ポイントかキャッシュバックのどちらかの特典を選択します。
エントリーしたお店で買い物をして、三井住友VISAカードエブリプラスを利用するだけで、特典を受け取ることができます。
例えば「金曜日はお得な日」など、ココイコ!内でもキャンペーンがあるので、利用するのであればキャンペーンをチェックしましょう。
ポイントUPモールはネットショッピングをする人向けのサービスで、ココイコ!は店舗で買い物をする人向けのサービスです。
これらのサービスを利用すれば、三井住友VISAカードエブリプラスのポイント還元率をさらに高めることができます。
三井住友VISAカードエブリプラスの3つのデメリット
三井住友VISAカードエブリプラスには3つのデメリットがあります。
- ①手数料が多くかかる場合もある
- ②ポイントが3倍にならない場合がある
- ③旅行に対する保険がついていない
①リボ払いの利用は手数料が多くかかる場合もある
まず、1つめのデメリットは、リボ払いの利用で手数料が多くかかる場合があります。
三井住友VISAカードエブリプラスのリボ払いには利率18%の手数料がかかります。
つまり、支払金額によっては、ポイントでお得になった額よりも大きな手数料を支払うこともあるということです。
リボ払いには高い手数料がかかるということを忘れないようにしましょう。
②リボ払いで手数料がかからないとポイントが3倍にならない
次に、三井住友VISAカードエブリプラスは、リボ払いで手数料がかからないと獲得できるポイントが3倍にはなりません。
リボ払いで手数料が発生した月のみ、三井住友VISAカードエブリプラスの利用でポイントが3倍になります。
③旅行に対する保険がついていない
最後に、「国内旅行傷害保険」や、「海外旅行傷害保険」といった旅行傷害保険がついていない点です。
ANAマイルへの還元率が高いので、ANAマイルを利用することを考えるとデメリットになります。
三井住友VISAカードエブリプラスについている保険はショッピング保険のみとなっています。
三井住友VISAカードエブリプラスのポイントの仕組みやお得に貯める方法を解説
ここからは、三井住友VISAカードエブリプラスのポイントの仕組みやポイントをお得に貯める方法について解説していきます。
三井住友VISAカードエブリプラスのポイントの仕組みとは?
まずはじめに、三井住友VISAカードエブリプラスのポイントの仕組みについて解説します。
三井住友VISAカードエブリプラスの通常のポイント還元率は0.5%です。
ここにマイ・ペイすリボの利用によるリボ払いの手数料が発生するとその月のみポイント還元率が3倍になります。
また、前年度の実績に応じてボーナスポイントが発生します。
実績に応じてステージが設定されており、V1、V2、V3と設定されています。
それぞれのステージについて下記の表にまとめました。
去年の累計買物金額 | 今年のステージ |
ボーナスポイント (50万円到達時) |
ボーナスポイント (10万円ごとに発生) |
---|---|---|---|
300万円以上 | V3 | 150ポイント | 30ポイント |
100万円以上 300万円未満 |
V2 |
75ポイント | 15ポイント |
50万円以上 100万円未満 |
V1 | 50ポイント | 10ポイント |
ボーナスポイントサービスはエントリー不要で、条件を満たせば利用者は誰でも恩恵を受けることができます。
累計買物金額が50万円に到達するとステージごとに異なるボーナスポイントが発生し、以降10万円ごとにさらにボーナスポイントが発生します。
累計買物金額は、2月1日から1月31日までの1年間が対象となっています。
また、家族カードを利用している場合は、家族カードの利用金額も累計買物金額に合算されます。
三井住友VISAカードエブリプラスは、リボ払いも含めて利用すれば利用するほどポイントが貯まりやすくなる仕組みとなっています。
三井住友VISAカードエブリプラスでポイントをお得に貯める方法
次に、三井住友VISAカードエブリプラスでポイントをお得に貯める方法について解説していきます。
三井住友VISAカードエブリプラスでポイントが3倍になる条件は、リボ払いの手数料が発生することですが、リボ払いの手数料は年率18%です。
手数料の年率が非常に高いため、これではポイントが3倍になってもお得に買い物ができないと考える人もいるでしょう。
しかし、リボ払いの手数料をできる限り抑えた上で、ポイントの還元率の恩恵を受けることができる方法があります。
例えば、マイ・ペイすリボでリボ払い設定金額を3万円に設定したと仮定します。
3万円以上の利用があればリボ払いになるので、超過した金額に手数料が発生することになります。
また、リボ払いの手数料は1円以上発生すればポイント還元率が3倍になります。
仮に31,000円使ったとすれば、1,000円にしかリボ払いの手数料がかかりませんし、3,0300円使ったとすれば、300円にしか手数料がかかりません。
つまり、設定金額から超過する金額が安ければ安いほど手数料は下がるのです。
これを利用して、リボ払いの手数料を安くしながらポイント3倍の還元率で買い物することができます。
リボ払いの設定金額も自分で決められるため、利用予定の金額に応じて調整可能です。
月々の利用金額が設定金額を少額で上回るように毎月調整する必要がありますが、ポイントをお得に貯めることができます。
三井住友VISAカードエブリプラスがおすすめな人
三井住友VISAカードエブリプラスがおすすめな人はこのような人です
- ポイントをたくさん貯めたい人
- 支払い金額の調整ができる人
三井住友VISAカードエブリプラスは、ワールドプレゼントポイントをたくさん貯めたい人におすすめです。
条件を満たすことができればポイント還元率が高いカードなので、「ポイントUPモール」や「ココイコ!」も利用すればさらにポイントの還元率も上がります。
ワールドプレゼントポイントはANAマイルや現金にも交換可能で、利用すればするほどボーナスポイントが発生する仕組みもあります。
リボ払いを利用する人でポイントをどんどん貯めていきたいと考えている人は年会費も無料なので、三井住友VISAカードエブリプラスを作ってみましょう。
ただし、ポイントを毎月効率よく貯めるためには、毎月支払金額を調整することが必要です。
無計画に利用してしまった結果、月々の設定金額を大幅に超えてしまえば、リボ払いの手数料が多くかかってしまいます。
年率18%の手数料がかかってしまうので、ポイント還元率がよくても損をしてしまう可能性があります。
三井住友VISAカードエブリプラスは、毎月の支払金額の調整が必須なのでそれができる人におすすめのクレジットカードです。
三井住友VISAカードエブリプラスのまとめ
三井住友VISAカードエブリプラスについて理解していただけたでしょうか?
毎月の支払い金額の管理ができる人であれば、リボ払いを利用することによって、他の三井住友のカードよりも効率よくポイントをためることができます。
ANAマイルへの還元率も高いので、利用するのであれば効率よくポイントやマイルを貯めるためにも三井住友VISAカードエブリプラスに入会してみましょう。
2016年から活動を開始したフリーライター。マネ会では「クレジットカード」「キャッシュレス」を担当。株式投資、投資信託、不動産投資、住宅ローン、カードローンなどの金融全般の記事を幅広く執筆している。ガジェット、ゲームの紹介記事の執筆経験もあり。常日頃からクレジットカードとキャッシュレスの利用を勧めている。趣味はテレビゲームとアクアリウムと投資、最近は楽天スーパーポイントを使った元手0の投資信託への投資を実践中。