イオンカードの住所変更方法を徹底解説！住所変更ができないときの対処法も紹介

引越しをすると住所が変わるので、イオンカードの住所変更手続きが必要になります。

イオンカードに限らず、クレジットカードの住所変更をおこなわないと重要な書類が届かなくなるなどの問題が生じてしまいます。

そこで本記事では、イオンカードの住所変更手続きの方法(インターネット・電話・店舗・アプリ)をそれぞれ詳しく解説します。

また、住所変更をしなかったときのリスクや、インターネットで住所変更ができない場合に考えられる原因とその対処法を、イオンカードの住所変更に関するQ&Aと合わせて紹介しています。

住所変更をしないままでいると、支払い遅延になってしまう可能性もあるので忘れずにおこないましょう。

イオンカードの住所変更には4つの手続き方法がある

イオンカードの住所変更手続きは、インターネット・電話・店舗・アプリでおこなうことができます。次項からそれぞれの詳しい手続き方法を紹介します。

また、「イオンカードセレクト」と「イオンカードセレクト以外のイオンカード」では手続き方法が違うので注意してください。

イオンカードセレクトはイオン銀行のキャッシュカード機能がついているので、イオン銀行の口座に登録している住所を変更する必要があります。

しかし、この記事で紹介している方法でイオンカードセレクトの住所変更をおこなえば、イオン銀行の口座の住所とイオンカードの住所の変更手続きを1度にまとめてできるので、両方に届け出をする必要はありません。

インターネットで住所変更の手続きをする方法

「イオンカードセレクト以外のイオンカード」を持っている人は「暮らしのマネーサイト」のMyPageから手続きをおこなうことができます。

「イオンカードセレクト」を持っている人はイオン銀行ダイレクトで手続きをおこなってください。それぞれの詳しい手続き方法を見ていきましょう。

イオンカードセレクト以外のイオンカード

イオンカードセレクト以外のイオンカードを持っている人は、インターネットで24時間いつでも住所変更が可能です。

ただし、イオンスクエアメンバーへの無料登録が必要です。

イオンカードセレクト

イオンカードセレクトの場合は「暮らしのマネーサイト」で住所変更の手続きはできないので、住所変更はイオン銀行ダイレクトでおこなう必要があります。

インターネットバンキングへの初回登録が必要ですが、24時間利用可能です。

マル優(少額貯蓄非課税制度)、投資信託、各種ローンの取引がある場合はインターネットバンキングではなく店舗や郵送で手続きをおこなうことになります。

電話で住所変更の手続きをする方法

「イオンカードセレクト以外のイオンカードを持っている人」は、テレホンアンサー(自動音声応答サービス)で住所変更用紙を請求し、必要事項を記入して郵送することで手続きができます。

「イオンカードセレクト」を持っている人は、イオン銀行コールセンターで住所変更ができるほか、郵送でも手続きすることができます。

それぞれの詳しい手続き方法を見ていきましょう。

イオンカードセレクト以外のイオンカード

イオンカードセレクト以外のイオンカードを持っている人は、テレホンアンサー(自動音声応答サービス)で24時間いつでも住所変更用紙を請求できます。

住所だけでなく口座番号や利用可能額などを変更することも可能です。

住所変更用紙を請求する際にはカード番号の入力が必要なので、手元にカードを準備しておきましょう。音声案内にしたがって操作してください。

住所変更用紙は登録先の住所に届けられるので、郵便の転送設定をしていない場合は転居後の住所には届きません。

そのため、引越し前に用紙を取り寄せておくか、引越し後に転居届を出してから取り寄せるようにしましょう。

書類を郵送する分の日数がかかるので、引越し前に用紙を請求していても転居日までに届かない場合もあるので注意しましょう。

イオンカードセレクト

イオンカードセレクトの場合は、イオン銀行コールセンターに電話し「住所変更の手続きをしたい」と伝えて、オペレーターに新住所を伝えると手続きは完了します。

コールセンターは9:00～21:00で年中無休です。

また、住所変更届を郵送して手続きをすることも可能です。

変更届は取り寄せずに自分で印刷するか、イオン銀行コールセンター(フリーダイヤル：0120-13-1089)に電話して取り寄せるかの2通りがあります。

郵送する場合は、住所変更届と合わせて「変更の事実を確認できる書類」を送る必要があります。

店舗で住所変更の手続きをする方法

イオンカードセレクトを持っている人は、イオン銀行の店舗(インストアブランチ)で住所変更手続きが可能です。

イオン銀行のホームページから、最寄りのインストアブランチを検索できます。

店舗で手続きをするには、「住所変更の事実が確認できる書類(新住所が記載されているもの)」を持参する必要があります。

公式アプリ「イオンウォレット」で住所変更の手続きをする方法

イオンカードセレクト以外のイオンカードの場合は、公式アプリ「イオンウォレット」で住所変更の手続きができます。

イオンスクエアメンバーへの登録が必要ですが、「暮らしのマネーサイト」でイオンスクエアメンバーに登録済みの場合は、そのID・パスワードがアプリでも利用可能です。

また、アプリにイオンカードを登録する必要がありますが、イオンスクエアメンバーにカードを登録済みなら新規に登録する必要はありません。

住所以外に、勤務先や電話番号を変更することもできます。

住所変更の手続きをしなかったときのリスク

忘れてしまいがちな住所変更の手続きですが、もし手続きをしなかった場合はどうなるのでしょうか？

郵便局の転送サービスは転居届を出してから1年間有効なので、1年以内に住所変更をしておかないと、請求書などの大事な書類が新住所に届かなくなってしまいます。

そうすると、不正利用や支払い遅延に気付かない、新しいカードが届かないなどの問題が生じてしまいます。

住所変更の手続きをしなかった場合にはどんなリスクがあるのか、なぜ手続きをおこなう必要があるのかについて具体的に解説していきます。

カード更新時に送られてくる新しいカードが新住所に届かない

クレジットカードには有効期限があり、期限前にカードが更新されるようになっています。

そのため、更新時には新しいカードが郵送されてきます。

しかし、郵便局に転居届を出していても、新しいカードはセキュリティの観点から新住所には転送されません。

新しいカードを受け取れないと「住所不明」となってしまい、カードが破棄されてしまう可能性があります。

不正利用されても気付かない

明細書は原則登録先住所のみに送られるようになっています。

郵送で届く利用明細で請求金額や料金内約を確認している人は、明細書が届かなくなることで不正利用に気付かなくなる可能性があります。

イオンカードには盗難保障があり、不正利用された損害額は補償されますが、補償期間が定められています。

イオン銀行が届け出を受理した日を含めて61日前にさかのぼり、その後に発生した損害額は全額補填されるのですが、それ以前の被害に関しては補償されません。

そのため、発見が遅れてしまうと補償は受けられなくなってしまいます。

もし明細書を郵便で受け取りたくない場合は、web明細の利用を検討するとよいでしょう。

支払い遅延になる可能性がある

請求書が届くタイミングで入金するようにしている人は、請求書が届かないことで入金を忘れてしまい、残高不足になってしまう可能性があります。

残高不足で引落しができなかった場合は、再度引落しではなく振り込みになる場合もあります。

その場合は振込用紙が送られてきますが、住所変更をしていないことで振込用紙のような重要な書類が届かないと、入金や振り込みができず、支払い遅延になってしまう可能性があります。

たとえ郵便局の転送サービスを利用していても、新住所に届くまでにタイムラグがあるので支払いに間に合わないこともあります。

もし支払い遅延になると、カードの利用が停止されることもあるので十分に注意しましょう。

信用情報に傷がつく

支払い遅延を繰り返すと信用情報機関のデータに遅延情報が載ってしまう可能性があり、信用情報に傷がついてしまいます。

信用情報に傷がついてしまうとその後の一定期間は、上位カードの入手が難しくなるほか、新しくカードを作ることやローンを組むことが難しくなってしまいます。

支払い遅延を繰り返すと、最悪カードが強制解約されることもあるので注意しましょう。

インターネットで住所変更ができない場合に考えられる原因とその対処法

インターネットで住所変更の手続きをおこなう方法が一番早いのでおすすめですが、その手続きがうまくいかないこともあります。

手続きがうまくいかない原因とその対処法を紹介します。

エラーが出たら全角と半角、記号を確認する

住所の入力欄は全角文字のみに対応しているので、インターネットで手続きする際にもしエラーが出たら、数字やカタカナが半角になっていないか確認してみましょう。

また、記号は－(全角マイナス)のみに対応しているので、―(ダッシュ)と‐(ハイフン)になっていないか確認が必要です。半角スペースもエラーの原因となるので注意しましょう。

電話で変更用紙を請求して郵送する

どうしてもインターネットで手続きができない場合は、郵送で手続きをおこなったほうが確実です。テレホンアンサー(自動音声応答サービス)で住所変更用紙を請求して手続きをおこないましょう。

イオンカードセレクトを持っている人はイオン銀行コールセンターに電話して手続きをおこなうと確実です。

コールセンターに問い合わせる

イオンカードの種類によってはインターネットで住所変更の手続きができないケースもあります。

インターネットで手続きができないカードとそれぞれの問い合わせ先は以下の通りです。

それぞれの窓口に問い合わせて手続きをおこないましょう。

イオンカードの住所変更手続きに関するQ&A

イオンカードの住所変更の手続きについて、よくある疑問をQ&A方式で紹介します。

住所変更をおこなうタイミングはいつがいい？

住所変更をおこなうタイミングは、引越し前でも引越し後でもどちらでも問題ありません。

住所変更に期限はありませんが、放っておくと住所変更することを忘れてしまう恐れがあるので注意してください。

引越ししてから1週間後など落ち着いたころに住所変更をおこなうとよいでしょう。

追加カードや複数のイオンカードを持っている場合は、どうすればいい？

イオンカードのETCカードを追加で持っている場合は、メインのイオンカードの変更手続きをするだけでよいので、ETCカードの変更手続きを別におこなう必要はありません。

複数のイオンカードを持っている場合は、インターネットでの住所変更がおすすめです。

イオンスクエアメンバーに登録すると複数のイオンカードを1つのIDで管理できるため、まとめて住所変更することが可能です。

住所変更はいつ反映される？

手続き方法によっていつ反映されるかは異なりますが、インターネットや店頭での手続きはすぐに反映されることが多く、郵送では数日～1週間程度の時間がかかります。

郵送の場合は書類を郵送する分の日数がかかるので、急ぎの場合はインターネットでの手続きがおすすめです。利用明細などに住所変更が反映されるまで1週間程度かかることもあります。

海外の住所に変更はできない？

イオンカードは国内在住の人しか契約できないので、海外の住所に変更することはできません。

イオンカードの住所変更は忘れずにおこなおう

イオンカードセレクトとイオンカードセレクト以外のイオンカードは住所変更の手続き方法が違うので、間違えないようにしましょう。

インターネットで手続きするのが早くておすすめですが、できない場合は電話で変更手続きをおこなうと確実です。

住所変更しないままで放っておくと、支払い遅延や新しいカードが届かなくなる可能性があるので、住所変更は確実におこなうようにしましょう。

住所変更は引越し前と後どちらでも可能ですが、忘れないようにできるだけ早めにおこなうことをおすすめします。