海外旅行におすすめのクレジットカード13選!保険(自動付帯)や持つメリットも紹介
コロナ禍が一段落し久しぶりの海外旅行を検討している方は、何から準備するべきか不安な気持ちもあるでしょう。
海外旅行をするなら、両替やチップが不要になったり、多額の現金を持ち歩かなくてもいいようにクレジットカードを持っていくほうが安心です。
海外旅行での利用に、とりわけ使いやすいクレジットカードとしては三井住友カード(NL)やJCB CARD Wが挙げられます。
本記事では70ヶ国以上を旅し、地球の歩き方WEBサイトで『世界イケメンハンター』を連載するトラベルライターの窪咲子さんの経験談を踏まえ、海外旅行におすすめのクレジットカードについてお伝えしていきます。
三井住友カード(NL)
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JCB CARD W
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楽天カード
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エポスカード
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学生専用ライフカード
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三菱UFJカード
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JALカード navi(学生専用)
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三井住友カード ゴールド(NL)
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JCBゴールド
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楽天プレミアムカード
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セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
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アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード
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ダイナースクラブカード
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年会費 |
無料
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無料
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無料
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無料
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無料
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無料
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無料
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5,500円(税込)
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初年度 : 無料
次年度 : 11,000円(税込)
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11,000円(税込)
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初年度 : 無料
次年度 : 11,000円(税込)
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39,600円(税込)
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24,200円(税込)
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ポイント還元率 | 0.5 〜 7% | 1 〜 10.5% | 1 〜 3% | 0.5% | 0.5 〜 1.5% | 0.5 〜 15% | 1 〜 2% | 0.5 〜 7% | 0.5 〜 10% | 1 〜 3% | 0.5 〜 1% | 0.5 〜 1% | 1 〜 5% |
発行期間 | 最短10秒(※) | モバ即入会で最短5分(※) | 7営業日程度 | 店頭申込で最短30分発行・オンライン入会で1週間程度 | 最短2営業日 | 最短翌営業日(Mastercard®・Visaのみ) | 約2~3週間 | 最短10秒(※) | 1週間 | 約一週間 | 最短3営業日 | 2週間~3週間ほど | カード到着まで2~3週間ほど |
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海外旅行におすすめのクレジットカード13選
- 三井住友カード(NL)|海外旅行でキャッシングができるカード
- JCB CARD W|コスパ抜群!年会費無料で旅行保険が付帯
- 楽天カード|安心の海外アシスタンスサービス付き
- エポスカード|海外で使いやすいVISAカードならエポスカード
- 学生専用ライフカード|海外で利用総額の3%がキャッシュバック
- 三菱UFJカード|デュアルスタイルで2つのカードを持てる
- JALカード navi(学生専用)|学生の海外旅行におすすめ
- 三井住友カード ゴールド(NL)|100万円利用で年会費無料にもなるゴールドカード
- JCBゴールドカード|海外旅行傷害保険が最大1億円!
- 楽天プレミアムカード|うれしいプライオリティ・パスが付帯!
- セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード|最高5,000万円の海外旅行傷害保険
- アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード|空港ラウンジは同伴者も1名まで無料
- ダイナースクラブカード|世界中にあるトラベルデスクで旅をサポート!
- 海外旅行でクレジットカードを持つ・使うメリット
- クレジットカードの付帯保険の基礎知識
- 海外旅行にはクレジットカードを2枚持っていくのが安心
- 海外旅行でのクレジットカードの選び方
- クレジットカードの申込みは期間にゆとりを持っておこなおう
- 海外旅行でのクレジットカードの使い方
- 海外でクレジットカードを利用する際の注意点
- 海外旅行で「クレジットカードが使えない!」を防ぐためのポイント
- 海外旅行におすすめなクレジットカードに関するよくある質問
- 海外旅行におすすめなクレジットカードまとめ
海外旅行におすすめのクレジットカード13選
最初に、海外旅行におすすめのクレジットカードを紹介します。
後ほど詳しく説明しますが、海外旅行をするときはクレジットカードを2枚持ちすると安心でき、より具体的にいうと国際ブランドと保険の自動付帯/利用付帯の点から選ぶと良いでしょう。
自動付帯とは、クレジットカードを持っているだけで海外旅行傷害保険が付いてくること。反対に利用付帯とは、海外旅行の代金(ツアー料金、航空路の料金、ホテルの料金など)をクレジットカードで支払うことで、海外旅行傷害保険が付いてくることです。
以上を念頭に、それぞれのクレジットカードを比較してくださいね。
三井住友カード(NL)|海外旅行でキャッシングができるカード
- 年会費永年無料!
- 対象店舗でのスマホのタッチ決済でポイント最大7%還元(※)
- ナンバーレスで安心安全!
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5 〜 7% |
発行スピード | 最短10秒(※) |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
海外キャッシュサービス機能を活用するなら、三井住友カード(NL)がおすすめです。年会費永年無料のナンバーレスのカードで、カードに番号明記がないので海外渡航にも安心でしょう。
海外旅行傷害保険も最高2,000万円が利用付帯サービスとしてあるので、海外旅行の際に便利でしょう。
三井住友カード(NL)での海外キャッシング利用は、事前に利用枠の設定が必要です。日本を出国する前に設定を忘れないようにしましょう。
JCB CARD W|コスパ抜群!年会費無料で旅行保険が付帯
- 年会費、永年無料
- いつでもポイント2倍
- 安心・安全セキュリティー
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1 〜 10.5% |
発行スピード | モバ即入会で最短5分(※) |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
JCB CARD Wは、39歳以下が申込み可能なWEB入会限定のクレジットカードです。
年会費は永年無料にもかかわらず、最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯します。
また、海外でのショッピングのみとなりますが、最高100万円のショッピングガード保険(買い物保険)が付帯しています。
また、JCBカードを持っている方は、海外旅行中のトラブルなどに対して24時間365日対応してくれる「JCBプラザコールセンター」を利用できますので、万が一、急なトラブルなどがあったときも安心です。
以下のように、JCB CARD Wについて寄せられた口コミには、満足度が高いという内容が多く見られました。
年会費無料で海外旅行傷害保険や買い物保険が充実しているクレジットカードはそれほど多くないので、入会条件を満たしている方は申込みを検討してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、JCBカードは、インターネット申込みであれば1週間程度でカードが手元に届きますので、カードの申込みを検討する方は覚えておきましょう。
楽天カード|安心の海外アシスタンスサービス付き
- 年会費永年無料
- 新規入会&利用でポイントがもらえる
- 安心のセキュリティ
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1~3% |
発行スピード | 7営業日程度 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
楽天カードは、Mastercard、VISA、JCB、American Expressの4つの国際ブランドが選べ、年会費はずっと無料のクレジットカードです。
楽天カードはポイントがよく貯まるカードという印象が強いですが、海外旅行の際におすすめできるカードでもあります。
利用付帯にはなりますが、最高2,000万円の旅行傷害保険がついています。
そのほかにも、病気やケガにあったときに電話で日本語対応してくれる「海外アシスタンスサービス」や、海外で紛失・盗難にあったときに24時間対応してくれる「紛失盗難専用ダイヤル」を設けるなど、旅行傷害保険以外にも心強いサービスを利用することができます。
また、後述する複数の国際ブランドが選べるのことも海外旅行におすすめな理由となります。
メインとなるクレジットカードがほかにある場合、楽天カードを2枚目のカードとして、メインのカードと異なる国際ブランドを選ぶことで、メインカードが利用できなかった際の保険となります。
次に、楽天カードを利用している人の口コミを紹介します。
海外旅行へ行く際、海外旅行保険などの付帯サービスも(トラブルがなかったので保険の利用はありませんでしたが)手軽に申し込みできたのでとても便利でした。
最高2,000万円の補償がある海外旅行保険の申込みもスムーズにおこなえるようです。
年会費も永年無料となっているので、1枚持っておきたいカードです。
ちなみに、楽天カードは、一般的に手元に届くまで1週間程度かかるとされていますので、早めに申込みをしておくとよいでしょう。
エポスカード|海外で使いやすいVISAカードならエポスカード
- 全国10,000店舗の優待つき!
- 入会金・年会費永年無料
- 海外旅行傷害保険は最高500万円
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5%~5.0% |
発行スピード | 店頭申込で最短30分発行・オンライン入会で1週間程度 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
エポスカードは、国際ブランドが安心のVISA、年会費はずっと無料、さらに海外旅行傷害保険が最高3,000万円の補償という、海外旅行におすすめのクレジットカードです。
キャッシングの金利は初回であれば30日間無料。また国内提携ATMの手数料も無料で、繰上返済にも便利です。
さらに、ネットで申込み、マルイの店舗でカードの受け取りができれば即日発行も可能です。
ポイント還元率は0.5%~と高くないものの、全国10,000店舗以上で使える優待サービスが付帯し、年4回の「マルコとマルオの7日間」期間中はマルイの買物が10%オフになるなどお得な制度が盛りだくさん。
日本国内でも使い勝手のいいカードなので持っていおくことをおすすめします。
海外旅行の際は、本当に助かりました。アプリへの反映がとても速く、現地で確認することができ、レート表示など分かりやすかったので、次回の海外旅行の際にも必ずエポスカードを使いたいと思いました。
学生専用ライフカード|海外で利用総額の3%がキャッシュバック
- 卒業後も年会費無料!
- 海外旅行傷害保険が自動付帯!
- 海外ご利用総額の3%をキャッシュバック!
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5 〜 1.5% |
発行スピード | 最短2営業日 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
学生専用ライフカードは、学生生活に寄り添ったサービスが充実しているクレジットカードです。
海外での利用総額の3%がキャッシュバックされ、海外旅行損害保険が自動付帯されます。
海外旅行傷害保険は、年間費が無料ながらも最高2,000万円まで補償。さらにLIFE DESK(日本語サービス)で海外旅行をサポートしてくれるほか、盗難、紛失に備えたカード会員保障制度で損害保障が付帯されます。
まさに海外留学や海外旅行のニーズを満たしたカードと言えるでしょう。
そのほかお得なポイントプログラムを採用し、入会初年度にはポイントが1.5倍になりお誕生日月は3倍。さらに利用金額に応じてポイントのステージが上がるので、使えば使うほどに高還元される仕組みです。
貯まったポイントは、ウェブ上で電子マネーやギフトカードに交換できます。
三菱UFJカード|デュアルスタイルで2つのカードを持てる
- 年会費永年無料!
- 使うほどにポイント還元率アップ!
- 不正被害を全額補償
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5 〜 15% |
発行スピード | 最短翌営業日(Mastercard®・Visaのみ) |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
三菱UFJカードは、年会費が永年無料。海外旅行傷害保険が、最高2,000万円(利用付帯)となっています。
このカードの特徴的なサービスとして、「デュアルスタイル」があります。これは、同時に2枚のクレジットカードを発行できるサービスです。
VISA、Mastercard、JCBのいずれかを選び、さらにAmerican Expressを年会費1,375円(税込)で発行することが可能です。
さらに、デュアルスタイルで三菱UFJカードご入会後、3ヶ月はポイントが3倍になるなど、お得な特典付きです。
世界中を旅行する方にとって、大きなメリットのあるカードといえるでしょう。
JALカード navi(学生専用)|学生の海外旅行におすすめ
- 在学期間中は年会費が無料!
- 旅行保険が自動付帯!
- ツアープレミアム 区間マイルが100%たまる
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0%~2.0% |
発行スピード | 約2~3週間 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
留学や海外旅行など、学生に向けておすすめしたいのがJALカード navi。
このクレジットカードは、海外旅行保険が自動付帯しており、最高で1,000万円の保証付き。さらに入会特典では、2,000マイルを獲得できるのでお得に還元されます。
そのほか特典として国内・海外JALパッケージツアーや空港免税店での利用が割引になるなど嬉しいサービスが充実しているのも嬉しいポイント。在学中は年会費無料。さらに在学期間中は、マイルの有効期限が無期限です。
三井住友カード ゴールド(NL)|100万円利用で年会費無料にもなるゴールドカード
- 年100万円利用で1万ポイント還元(※)
- 対象店舗でスマホのタッチ決済でポイント最大7.0%還元(※)
- ナンバーレス、即時発行(※)
年会費初年度 | 5,500円(税込) |
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年会費2年目〜 | 5,500円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5 〜 7% |
発行スピード | 最短10秒(※) |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
三井住友カード ゴールド(NL)は、5,500円(税込)の年会費がかかるゴールドカードです。しかし、年間100万円以上の利用をすれば、翌年以降の年会費が永年無料となります。
つまり、海外旅行の費用とともに、水道光熱費や日常生活で必要となる費用を三井住友カード ゴールド(NL)で支払っていれば、年会費が無料となる可能性が高まります。
海外旅行傷害保険は、利用付帯で最高2,000万円です。一方、同じ会社が発行している三井住友カード ゴールド(券面にカード番号が発行されるタイプ)は最高5,000万円となっています。
これだけを見れば、一般のゴールドカードを選んだほうが良いようにも思えます。
しかし、三井住友カード ゴールドは年間300万円以上の利用で、ようやく翌年「のみ」年会費が半額となります。対して、三井住友カード ゴールド(NL)は100万円以上の利用で永年無料です。
このような年会費のコストパフォーマンスや、海外旅行は好きだけれども多忙でそこまで多くは行けない、といった方には三井住友カード ゴールド(NL)は選ぶ価値のあるカードといえるでしょう。
JCBゴールドカード|海外旅行傷害保険が最大1億円!
- ゴールドカードならではの充実した海外旅行傷害保険 最高1億円!(利用付帯)
- 空港ラウンジサービス(国内・海外)等、サービスが充実!
- ワンランク上のゴールドカード「JCBゴールド ザ・プレミア」へご招待のチャンス!
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 11,000円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5%~10.0% |
発行スピード | 1週間 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
JCBゴールドカードは初年度は年会費無料で、2年目以降から年会費11,000円(税込)がかかるJCBのクレジットカードです。
JCBゴールドカードの一番の特徴は海外旅行傷害保険の補償額が最大1億円であることです。
国内旅行傷害保険も最大で5,000万円の補償がついています。
ショッピング保険も最大で500万円まで補償してくれるので、補償額が非常に充実しています。
その上で、空港ラウンジサービスや、グルメ優待サービスなど充実したサービスを受けることができます。
また、JCBゴールドカードの利用者は保険について下記のような口コミが寄せられています。
付帯保険の補償額で選ぶならJCBゴールドカードがよいでしょう。また、遅延への補償や割引などがあるのも嬉しいですね。
カードが発行されて実際に手元に届くまでの期間は、インターネット申込みで1週間程度になりますので、入会を検討する方は、余裕を持って申込みをおこなってください。
楽天プレミアムカード|うれしいプライオリティ・パスが付帯!
- 楽天市場でお買い物をするとポイント3倍!!
- 国内・海外旅行保険は最大5000万円!
- VIP空港ラウンジ プライオリティパスへの無料登録可能
年会費初年度 | 11,000円(税込) |
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年会費2年目〜 | 11,000円(税込) |
ポイント還元率 | 1%~5% |
発行スピード | 約一週間 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
楽天プレミアムカードは楽天カードのランクアップカードで年会費が11,000円(税込)かかります。
楽天プレミアムカードの発行には1週間程度必要といわれていますが、プライオリティ・パスが付帯しているので、海外の空港ラウンジを利用できるようなるメリットがあります。
プライオリティ・パスを持っていると、世界140ヶ国、1,200ヶ所以上の空港にある会員専用のVIPラウンジで搭乗までの時間を優雅に過ごすことができます。
プライオリティ・パスがついているクレジットカードのなかでも楽天プレミアムカードがおすすめな理由はコスパにあります。
通常、プライオリティ・パスがつくクレジットカードの年会費は20,000円以上かかるものが多いです。
しかし、楽天プレミアムカードは年会費11,000円なので、非常にお得であるといえます。
また、海外旅行保険はアメックス・ゴールドと同様に自動付帯と利用付帯で補償額が異なります。自動付帯で最高4,000万円、利用付帯だと最高5,000万円です。
次に、楽天プレミアムカードの口コミを紹介します。
コスパが良く、プライオリティ・パスを利用できるクレジットカードを選ぶなら楽天プレミアムカードを選びましょう。
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード|最高5,000万円の海外旅行傷害保険
- プライオリティ・パス(通常年会費429米ドル/プレステージ会員)に優遇年会費(11,000円/税込)※別途登録必要
- 新規ご入会・ご利用で永久不滅ポイント最大8,000円相当をプレゼント
- ショッピング安心保険年間最高200万円
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 11,000円(税込) |
ポイント還元率 | 0.75% |
発行スピード | 最短3営業日 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、American Expressのブランドのゴールドカードで、最短3営業日の発行が可能です。年会費は初年度無料でそれ以降は11,000円(税込)になります。
最高5,000万円の海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険が付帯します。その上でショッピング保険も付帯しているので保険が充実しています。
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードの魅力は利用すれば利用するほどコスパが良くなる点にあります。
海外で利用するとポイントが2倍貯まるので、海外利用で非常にお得になります。
ポイントは永久不滅ポイントなので、有効期限を気にする必要がありません。
続いて、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードの口コミを紹介します。
海外・国内旅行中の事故について最高5,000万円まで保障してくれる「海外・国内旅行傷害保険」と、海外・国内空港のラウンジが無料で利用できる権利が付帯していること、復路の手荷物無料宅配サービスがついていること、に”これはお得だ!”と感じました。
保険だけではなく、付帯サービスも非常に充実しているようです。
付帯保険の充実とポイント還元の両方を取るのであれば、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードがおすすめです。
アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード|空港ラウンジは同伴者も1名まで無料
- 旅行・グルメ・テーマパーク/施設などで利用できる優待が多彩
- 年間200万円以上利用で国内対象ホテルの1泊2名分の無料宿泊券プレゼント
- 継続特典で1万円分のトラベルクレジットを進呈
年会費初年度 | 39,600円(税込) |
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年会費2年目〜 | 39,600円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5% |
発行スピード | 2週間~3週間ほど |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
T&E(トラベル&エンターテインメント)カードの代表格である、アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード(以下、アメックス・ゴールド)は、海外旅行をする方はできるだけ持っておいたほうが良いカードです。
というのも、まず国内外30ヶ所の空港のラウンジを利用できます。しかも、同伴者1名まで無料です。
また、世界1,200ヶ所の空港VIPラウンジを使える「プライオリティ・パス」も年2回まで無料で利用可能となっています。
気になる海外旅行保険ですが、アメックス・ゴールドは自動付帯部分と利用付帯部分の両方があるクレジットカードです。
どういうことかというと、自動付帯の場合の補償額は最高5,000万円となっています。一方、旅行代金をこのカードで支払った場合の利用付帯だと補償額が最高1億円です。
つまり、代金をアメックス・ゴールドで支払わくても海外旅行保険は付きますし、代金をこのカードで支払えば補償額が上がるのです。
海外旅行以外の特典・サービスも、レストランで2名以上の人数でコースを予約すると、1名分が無料となる「ゴールドダイニングby招待日和」があるなど、やはり充実しています。
かつては格式の高いクレジットカードとして知られていたアメックス・ゴールドですが、申込み制ですし、高い年収よりも収入の安定性が求められるともいわれます。ぜひ、申込みをしてみてはいかがでしょうか。
ダイナースクラブカード|世界中にあるトラベルデスクで旅をサポート!
- 利用限度額に一律の制限なし!
- 国内外1,300ヶ所以上の空港ラウンジが無料!
- 最高1億円の旅行保険が付いているから安心!
年会費初年度 | 24,200円(税込) |
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年会費2年目〜 | 24,200円(税込) |
ポイント還元率 | 1 〜 5% |
発行スピード | カード到着まで2~3週間ほど |
国際ブランド |
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電子マネー |
|
- 付帯サービス
ダイナースクラブカードは年会費24,200円(税込)で、国際ブランドダイナースクラブのクレジットカードです。
世界の富裕層に信頼されているカードであり、クレジットカードの利用限度額に一律の制限がないことが特徴となっています。
海外旅行保険は、自動付帯で最高5,000万円、利用付帯だと最高1億円です。
ダイナースクラブカードはトラベルデスク(コンシェルジュデスク)によるサービスが充実しているのが特徴です。
トラベルデスクは旅行中のホテルやレストランの手配や、トラブルが起きた際にも相談することができます。
また、空港から自宅に荷物を届ける手荷物宅配サービスも利用することができます。
続いて、ダイナースクラブカードの口コミを紹介します。
サービスが手厚く、利用限度額がないので、ダイナースクラブカードは快適に利用することができるクレジットカードといえるでしょう。
ちなみに、ダイナースクラブカードの発送は、支払い口座の設定と本人確認書類の提出の両方をオンラインで手続きした場合が最短7営業日、それ以外だと最短12営業日となっています。
手続きの方法でカードが手元に届くまでの期間が変わりますので、覚えておきましょう。
海外旅行でクレジットカードを持つ・使うメリット
クレジットカードを海外旅行で持っていったほうがよい理由は次の9つです。
- 現金が盗難・紛失に遭うリスクを軽減
- 両替やチップが不要
- 海外旅行傷害保険が付帯する
- クレジットカード限定のサービスがある
- クレジットカード会社のサポートがある
- 買い物保険が付帯しているクレジットカードがある
- キャッシングの利用で現地通貨も用意できる
- クレジットカードには身分証明書の役割もある
- 海外でもポイントを貯められる
それでは海外旅行にクレジットカードを持っていくメリットを詳しく解説していきたいと思います。
①現金が盗難・紛失に遭うリスクを軽減
海外は日本と比較して盗難のリスクが高い国がほとんどです。そのため、多額の現金を財布に入れて持ち歩くのは避けた方がよいでしょう。
しかし、手持ちが少ないといざというときにお金が払えなくなる可能性があります。
クレジットカードがあれば手元にお金がなくても支払いが可能です。
万が一、旅行先でクレジットカードを盗難、紛失してしまった場合は、クレジットカードを止めることができるので被害を最小限にすることができます。
また、旅行先で現金が必要になった場合でも、キャッシングを利用すれば現地の通貨を調達することができます。
現金を持ち歩くリスクを回避し支払いにも困らないので、不安なく充実した海外旅行をするためにもクレジットカードは持ち歩いたほうがよいでしょう。
これまで70ヶ国以上に訪れたトラベルライターの窪咲子さんはクレジットカードを使用するメリットについて次のように話しています。
私は海外旅行に行く際には現金を持ち歩きたくないので、支払いの際はクレジットカードを利用しています。
海外では日本よりも盗難のリスクが高いです。多額の現金を持ち歩いていた場合に盗難にあってもお金は返ってきません。
クレジットカードの盗難にあっても、クレジットカード会社に連絡することによってカードの利用を停止する事ができます。不正利用された場合にお金が返ってくることもあります。
海外では現金をあまり持ち歩かず、クレジットカードを利用するようにしましょう。
クレジットカードの利用は現金を持ち歩くリスクを回避する手段になるのです。
②両替やチップの支払いの手間が不要
両替やチップなどの問題をスムーズに解決することができる点もメリットです。
現金を持ち歩く場合、外貨に両替をする必要がありますが、手数料と手間がかかってしまいます。
また、日本で暮らしていると馴染みのない風習かもしれませんが、アメリカをはじめとする国では通常のサービスに15%ほど上乗せして支払うチップが存在します。
お店によってもチップを支払うべきかどうかは異なりますし、システムも異なりますので、海外旅行の経験が少ない日本人旅行者ほどチップの支払いには困る人が多いです。
現金での支払いは慣れない通貨を使うことや、チップの支払いのことを考えると非常に手間と時間がかかってしまいお店に迷惑をかけてしまうかもしれません。
クレジットカードがあれば両替の必要はありませんし、チップの支払いの手間もありません。
チップを支払う必要があればサービス料金に加えてチップも同時に支払うことができるからです。
もちろん、多少は外貨を両替しておいたほうがよいですが、基本的にクレジットカードが使えるのであれば支払いの手間をなくすことができるので使うことをおすすめします。
海外に行く際に両替が面倒くさいので、海外で現金が必要になる場合はクレジットカードの海外キャッシングを利用しています。とくにアジアで多いのですが、両替所でお金を抜かれるというケースがあります。
しかしキャッシングならそんな心配はいりません。ただし、海外ATMではスキミングされる場合があるので、銀行内にあるATMなど、きちんと管理が行き届いているATMでキャッシングすることをおすすめします。
また、現地の通貨は支払いの時にはチップのことを考え、もたつきがちになりますが、クレジットカードだとスムーズに支払いができます。
さらに、旅行先ではマイルが貯められるカードで支払うことで、マイルを貯めることができ、貯めたマイルでまた旅行へ行けます。
クレジットカードによっては利用すればするほどポイントの代わりにマイルが溜まるクレジットカードがあります。
マイルを貯めれば航空券と交換できるので、次の旅行の節約にも繋がります。
③海外旅行傷害保険が付帯するクレジットカードがある
海外旅行をする場合に万が一のために入っておきたいのが海外旅行傷害保険です。
しかし、海外旅行のたびに保険に加入するのはお金と手間がかかるのではないかと思います。
保険会社の海外旅行傷害保険に加入する場合、たとえば4日間の韓国旅行なら保険料は1人あたり1,500~6,000円程度が相場になります。
しかし、クレジットカードの多くには海外旅行傷害保険が付帯しています。つまり、保険に加入する手間も省くことができます。
海外旅行をする際は、海外旅行傷害保険が付帯したクレジットカードを持ち歩くとよいでしょう。もちろん、利用付帯のクレジットカードであれば、旅行料金をカード払いにすることを忘れずに。
クレジットカードでまかなえる海外旅行保険の種類と適応されるシーンを下記にまとめました。
保険の種類 | 保険が適応されるシーン |
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傷害死亡・後遺傷害 | 事故による死亡やケガによって後遺障害が残った場合 |
傷害治療費用 | ケガが原因で医者の診察を受診した時や入院してしまった時 |
疾病治療費用 | 病気が原因で医者の診察を受信した時や入院してしまった時 |
賠償責任 | 他人にケガをさせてしまったり、モノを壊してしまった時 |
救援者費用 | 捜索費や緊急時の家族が渡航した時 |
携行品損害 | 携行品の盗難や破損が起こった時 |
実際に使う可能性が高い海外旅行保険は「傷害治療費用」「疾病治療費用」「携行品損害」の3つです。
クレジットカードの海外旅行保険を検討する際にはこの3つの保険項目の金額をしっかり確認し、万が一に備えましょう。
カード付帯の海外旅行保険で、現地で熱を出し訪れた病院の代金を補償でまかなえたことがあります。
海外では救急車の料金が10万円越えや初診料の料金が1万円超えになるケースは少なくありません。
旅行に行く際に海外旅行保険の付帯しているクレジットカードを持っていれば、もしものことがあっても安心です。
④空港ラウンジなどクレジットカード保有で利用できるサービスがある
年会費が有料のクレジットカードには海外旅行傷害保険だけではなく、独自のサービスがあります。
たとえば下記のようなサービスです。
年会費有料のクレジットカードを利用すると、空港ラウンジを無料で利用することができます。
また、行きは自宅から空港、帰りは空港から自宅に荷物を配達する手荷物宅配サービスもあります。
暖かい国に旅行をする場合はコートが不要になることもあるので、コートを旅行中空港で預かってもらえるサービスもあります。
また、ゴールドカードやプラチナカードには旅行中に起きた問題を相談することができるコンシェルジュデスクを利用することができます。
このようにクレジットカードを持っていないと利用できない海外旅行に役立つサービスがあるので、クレジットカードを持つことでより海外旅行を充実したものにすることができます。
クレジットカードの付帯サービスについて窪咲子さんは次のように話しています。
クレジットカードによっては持っているだけで、空港ラウンジが無料になるケースがあります。ラウンジではその国ならではの食べ物などがあり、毎回空港へ行くのが楽しみになります。
また、クレジットカードによってはさまざまなお得なサービスを受けることができます。
例えばハワイで特定のクレジットカードを見せると、アウトレットのクーポンがもらえる、バスに無料で乗れる、プチギフトをもらえるなどのお得なサービスを受けることができます。
空港ラウンジが無料になるのはもちろん、クレジットカードを見せるだけでさまざまなサービスが受けられるのは魅力的ですね。
また、月に一度の海外旅行を楽しむマイレージブロガーのHirokoさんは下記のように話しています。
航空会社と提携しているカードなら旅の特典がいっぱいです。
特にゴールドカードはビジネスクラスのカウンターでチェックインできるので行列知らず。ボーナスマイルがついたり免税店で10%オフなどメリットが盛りだくさん!
付帯しているサービスはクレジットカードによって異なるので、付帯サービスからクレジットカードを選ぶのもよいかもしれません。
⑤クレジットカード会社のサポートがある
先ほど、ゴールドカードやプラチナカードではコンシェルジュデスクを利用できる、と説明しました。しかし、クレジットカードによっては上級会員でなくても、海外でのサポートを受けられるケースがあります。
たとえば、ハワイやアジアの大都市、パリの街中にあるJCBプラザラウンジは、JCBカードを持っていれば利用可能。現地の情報が提供されるほか、フリードリンクや荷物の一時預かりなどといったサービスもあります。
ライフカードもLIFE DESKというサービスで、現地スタッフによる情報提供がおこなわれています。
⑥買い物保険が付帯しているクレジットカードがある
クレジットカードのなかには、カード決済で購入した商品が破損や盗難などの被害に遭った際に補償を受けられる買い物保険が付帯しているものもあります。
名称や補償金額などはクレジットカードによって異なりますが、買い物保険が付帯していれば、万が一購入した商品が破損や盗難などの被害に遭っても商品購入代金が無駄になることがありません。
国内の買い物保険が付帯しているカードはそれほど多くありませんが、海外の買い物保険が付帯しているカードは意外と多くあります。
⑦キャッシングの利用で現地通貨も用意できる
先ほども少し触れましたが、クレジットカードがあればATMでのキャッシングで現地通貨を用意できます。
チップで現金が必要になる場合もありますし、クレジットカードがまったく利用できない場所もときにはあるかもしれません。
そうしたときは現金を用意するわけですが、キャッシングの場合、海外の街中で両替するよりも有利なレート・手数料で現地通貨を調達できることが少なくありません。
すでに説明したように、盗難・紛失のリスクを減らすためにも、できるだけ現金は少なくして、必要に応じてキャッシングを利用するとよいでしょう。
⑧クレジットカードには身分証明書の役割もある
海外ではクレジットカードを持っていれば「一定額の支払いが可能な人」と見なされることが少なくありません。つまり、クレジットカードには身分証明書の役割があるということです。
すでにクレジットカードを作ったことがある方はご存じのとおり、カード作成には審査があります。それなりに大きい規模の企業が、申込み者の支払い能力を調査した上でカードを発行していますから、カードを持つ方には一定の信用が置かれるのです。
また高級ホテルではチェックインのときに、デポジット(保証金)を預けるか、クレジットカード情報を登録することでデポジットの代わりとするか、いずれかの手続きをするケースが見られます。
それだけ、クレジットカードには信用があるということです。
⑨海外でもポイントを貯められる
日本で発行されたクレジットカードを海外で利用しても、日本と同様にポイントを貯められます。なかには、海外で利用したほうが国内よりもポイント還元率が高いクレジットカードも存在します。
また、貯まったポイントをマイルに交換するなどで、次の旅行に生かす、という方法もあります。
クレジットカードの付帯保険の基礎知識
おすすめのクレジットカードを紹介した際、付帯保険がどのようなものになっているかについて触れました。海外旅行のためにクレジットカードを作るという視点では、それだけ付帯保険が選ぶポイントになるということです。
ここでは、そんな付帯保険の基礎知識を説明します。
クレジットカードの付帯保険は保険料がかからない
クレジットカード以外で海外旅行保険に入る方法として、損害保険会社が販売しているものに加入することが挙げられます。このケースでは、保険料を支払わなければなりません。
しかし、クレジットカードの付帯保険は保険料を支払う必要はありません。
ただし、この次に述べる「利用付帯」が条件となっていることもある点に注意してください。
自動付帯と利用付帯について
先ほどのおすすめのクレジットカードで「利用付帯」「自動付帯」という言葉が出てきました。
すでに簡単な説明はしましたが、あらためて言葉の意味を取り上げます。
- 自動付帯…そのクレジットカードを持っているだけで海外旅行保険に加入している状態となる
- 利用付帯…旅行代金をそのクレジットカードで支払うことで海外旅行保険に加入する状態となる
自動付帯のほうが簡単な条件となっているように感じます。ただ、海外旅行保険が自動付帯となっているクレジットカードは、年会費がかかることが少なくありません。
利用付帯の旅行代金とは何を指すかは各クレジットカードの約款によるものの、一般的にはツアー料金か旅行のための交通費・ホテル代の支払いを該当するカードで支払っていることが条件となっています。
また、年会費が高額なクレジットカードでは、自動付帯でありながらも旅行代金をそのカードで支払う利用付帯の状態となることで、補償額が上がるケースもあります。
後述するように、自動付帯と利用付帯のクレジットカードをうまく使い分けることで、不測の事態に備える方法もあります。
クレジットカードの付帯とは別に海外旅行保険に入ったほうがよいケース
海外では、日本の健康保険証を利用できないため、医療費が全額自己負担となります。そのため、海外旅行へ行く際にはすでに紹介したような旅行保険が付帯しているクレジットカードを持つことが大切です。
ただ、クレジットカードの付帯保険とは別に、損害保険会社の旅行保険に加入したほうがよいケースもあります。それは、以下の場合です。
- 重い持病がある
- 長期滞在となる予定である
重い持病があると、付帯保険の補償対象外の場合があります。そうでなくても、リスクの高い持病があれば万が一のときの医療費も上がる可能性があるため、クレジットカードとは別に保険へ加入したほうがよさそうです。
またクレジットカードの付帯保険の補償期間は、90日以内となっているケースが多く見られます。あるいは、60日の場合もあります。こちらは約款やパンフレットなどに明記されていますので、出国前にきちんと確認しましょう。
海外旅行にはクレジットカードを2枚持っていくのが安心
海外旅行では、クレジットカードを2枚以上持っていくことをおすすめします。
なぜかというと、次のような理由があるからです。
- 異なる国際ブランドを持つことで多くのお店で使えるようになるから
- 海外旅行保険の自動付帯と利用付帯のカードを両方持つことでトラブルに備えられるから
クレジットカードの2枚持ちは窪咲子さんも強く推奨しています。
クレジットカードは複数枚持っていくと安心です。VISAしか使えない、Mastercardしか使えないといった場所はよくあります。
ですので、国際ブランドの違う複数のクレジットカードを持っていくと良いでしょう。
また、1枚紛失しても、もう1枚あれば、支払い等に困ることはないでしょう。私はエチオピアで1枚紛失した経験があるので、紛失や盗難のリスクに備えて複数枚持っていくことをおすすめします。
2枚持ちをしたほうが良い理由の詳細について、それぞれ見ていきましょう。
異なる国際ブランドで多くのお店で使えるようにする
国際ブランドとは、国際的に流通しているクレジットカードのブランドのこと。
「VISA」「Mastercard」「JCB」「American Express」「Diners Club」などといったブランド名を、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。これらが国際ブランドにあたります。
国際ブランドが異なるクレジットカードを2枚以上持つことで、多くのお店・場所で決済ができるようになります。
お店によっては特定の1つの国際ブランドしか使用できない店もあり、2つ以上のブランドを持てば利用できるお店が広がるからです。
クレジットカードの国際ブランドは、旅行先でちゃんと使えるかを確認して選ぶことが大切です。
以下に主な国際ブランドの特徴をまとめてみました。
ロゴ | 国際ブランド | 特長 |
---|---|---|
VISA(ビザ) |
・世界シェア№1(※)で使い勝手抜群 ・海外旅行に持って行くならこれ! |
|
Mastercard(マスターカード) |
・世界シェア№2(※) ・Cirrusという世界数百万台のATMネットワークでキャッシングを利用可能 |
|
American Express(アメリカンエキスプレス) |
・通称アメックス ・ステータスが高いブランドと言われている ・キャッシングはできない |
|
Diners Club(ダイナースクラブ) | ・アメックス同様、富裕層に人気のブランド | |
JCB(ジェーシービー) |
・日本生まれのブランド ・日本国内の加盟店は多い ・ハワイでの特典が豊富 |
|
UnionPay・銀聯(ぎんれん) |
・中国生まれのブランド ・中国の経済発展に伴って成長著しい |
海外旅行保険の自動付帯と利用付帯のカードを両方持つことでトラブルに備えられる
先ほども説明したように、自動付帯のクレジットカードのほうが優れているように感じます。しかし、自動付帯のクレジットカードは多いわけではなく、また補償額が低めに設定されている場合も少なくありません。
そこで、自動付帯のカードと旅行代金を支払った利用付帯のカードを2枚持つことで、高額な医療費に対応できます。
海外旅行中に医療費がかかると全額自己負担になることを想定すれば、こうした方法が非常に有効であるとご理解いただけるのではないでしょうか。
海外旅行でのクレジットカードの選び方
お伝えしたとおり特定のブランドしか使えないお店があることや、紛失の危険性があることを考えると、海外旅行にはクレジットカードがあると良いでしょう。
また、決済ができないということを避けるため、できれば国際ブランドの異なる2枚を持ったほうがベターです。
海外旅行で使うクレジットカードは、それぞれの旅のスタイルに応じて選ぶことをおすすめします。こうしたクレジットカードの選び方は、主に3つあります。
- 年会費を比較して選ぶ
- ホテルなどの優待で選ぶ
- マイル・ポイントが貯まりやすいかで選ぶ
- 海外サポートがあるかで選ぶ
- 行き先と国際ブランドから選ぶ
- 付帯保険で選ぶ
- 海外利用手数料で選ぶ
年会費を比較して選ぶ
クレジットカードには、年会費がかかるカードと無料のカードがあります。海外旅行に使うのであれば、年会費を比較して選んでみましょう。
海外旅行はあまりしないが、海外で使用できるカードを持っておきたいという人であれば、無料のクレジットカードでも問題ありません。
頻繁に海外旅行する人であれば、年会費がかかるクレジットカードを選び、海外旅行で使えるさまざまな特典を受けられるようにするのもおすすめです。
年会費が高いクレジットカードは、海外で役立つサービスが充実しているものの、海外旅行しなければ、宝の持ち腐れになってしまうこともあります。
使用頻度と年会費のバランスを考えて選ぶようにしましょう。
ホテルなどの優待で選ぶ
国際ブランドをMastercardにしている方が対象の優待例を挙げると、Trip.comやAgodaのホテル予約を優待料金で利用できます。また、JCBカードではハワイの提携したお店でショッピングの優待が受けられます。
このようなホテル、免税店を含むショッピング、ゴルフ場などといった優待はさまざまなクレジットカードで用意されていますので、入ろうと考えているカードの優待が自分の嗜好と合っているか確認すると良いでしょう。
マイル・ポイントが貯まりやすいかで選ぶ
ポイントを集めてお得に暮らす、いわゆる「ポイ活」を目的にクレジットカードを作ろうと考える方もいるのではないでしょうか。また、クレジットカードのポイントは、航空会社のマイルに変えられるケースも少なくありません。
航空会社系のクレジットカードであるとポイントからマイルへの交換が等価を含む高レートであるケースが多くなっています。そのうえ、鉄道会社や家電量販店などといった飛行機とは直接関係のない会社と提携して高いポイントを得られることもあります。
航空会社系のクレジットカードでなくても、ステータスの高いカードならば同等のサービスが受けられる場合もありますので、ぜひチェックしてください。
海外旅行サポートがあるかで選ぶ
海外旅行のサポートがあるクレジットカードとして代表的なのが、JCBです。世界60ヶ所にあるJCBプラザで滞在時・緊急時のサポートをしてくれます。
JCB以外では、ダイナースクラブカードも医療機関の紹介などを24時間おこなっています。
慣れない海外でお得に滞在する、緊急事態にも対応するには、押さえておきたいポイントとなるでしょう。
行き先と国際ブランドから選ぶ
クレジットカードの国際ブランドには、そのブランドの通用しやすい地域が存在します。
たとえば、日本発の国際ブランドであるJCBはやはり日本が、銀聯カードは中国や中国語圏が通用しやすくなっています。また、American Expressやダイナースクラブは南北アメリカ大陸に強いといわれます。
一方、かつてはVISAがアメリカ大陸、マスターカードはヨーロッパに強いといわれていました。しかし、現在はどちらも加盟店数を伸ばし、この2枚に関しては地域を問わず比較的通用するカードとなっています。
付帯保険で選ぶ
海外では日本の健康保険を使うことはできず、保険に加入していない場合はすべて自己負担となってしまいます。
保険会社から旅行保険に加入することもできますが、旅行のたびに加入するのはお金と手間がかかります。
そのため、付帯保険でクレジットカードを選ぶことは重要であるといえます。
海外利用手数料で選ぶ
海外で利用するためのクレジットカードであれば、海外利用手数料を比較して選ぶことも大切です。海外利用手数料とは、海外での利用金額に対して、利用料を上乗せして支払うお金を指します。
海外利用手数料は、国際ブランド会社が両替をする際に為替レートに上乗せする手数料と、カード発行会社が海外利用に対して上乗せする事務手数料の2つに分けられます。
カード会社の海外利用手数料は、クレジットカードによって差が大きく、1.6%〜3.0%ほどです。手数料の小さいカードを選ぶことで支払いを抑えることができます。
国際ブランドの手数料は、どのクレジットカードを選んでもブランドを選択する必要がありますし、レートが日々変動するため、あまり手数料の差を気にする必要はありません。
海外利用手数料の計算方法
海外での利用料金が大きくなると、手数料も無視できない金額になります。海外手数料の計算方法を確認し、海外利用手数料の重要性を確認してみてください。
海外利用にかかる手数料は、以下のように計算することができます。
国際ブランドの基準レート×使った外貨額×カード会社の海外事務手数料(%)
実際の例で考えてみましょう。
VISAのクレジットカードで1,000ドルの買い物をし、その日の基準レートが148.50円だとします。また、クレジットカード会社の海外利用手数料を2.0%として計算してみましょう。
この買い物にかかる海外利用手数料は以下のとおりです。
150.50円/ドル(VISAの基準レート)×1,000ドル(使用した額)×2.0%(海外利用手数料)=3,010円
海外での利用金額が増えるほど手数料も大きくなるので、海外利用手数料も比較しながら選んでみましょう。
クレジットカードの申込みは期間にゆとりを持っておこなおう
クレジットカードを作るためには審査が必要です。カード会社やカードの種類によっては、審査に時間がかかる場合があり、カードの発行までに1週間以上の期間が必要になることもあります。
そのため、クレジットカードの発行を検討する場合は、ある程度期間に余裕を持って申込みをおこないましょう。
ちなみに、クレジットカードによっては、即日発行ができるものもあります。海外旅行までの期間に余裕がない方は、即日発行が可能なクレジットカードを検討するのもよいでしょう。
急な海外旅行でクレジットカードが必要になった方はこちらの記事も合わせてお読みください。
海外旅行でのクレジットカードの使い方
初めて海外旅行をする方は「海外でもきちんとクレジットカードを使えるだろうか……?」と不安になってしまうかもしれません。
しかし、心配は無用です。基本的な使い方は日本国内で利用する場合と同じです。
お会計の際に、クレジットカードを出し、端末で暗証番号を入力するか、サインをします。
入り口やレジの横などに利用できる国際ブランドのロゴが表示されているケースが多いのも日本と同様ですので、お会計前にチェックしましょう。
たとえ利用できる国際ブランドがわからなくても、お持ちのクレジットカードが利用可能かどうかをスタッフに確認することは、さほど難しくないと思います。
気をつける場面は、サインをするときです。海外だからローマ字でサインをしなければならないのでは?と思ってしまうかもしれませんが、クレジットカードの裏面に日本語でサインをしているならば、それと同じで日本語でサインします。
もしクレジットカードの裏のサインが日本語なのに明細にはローマ字でサインをしてしまうと、サインが違うとして決済ができなくなることもあり得ます。
海外でクレジットカードを利用する際の注意点
海外でクレジットカードを使う際は、日本で使用する時よりも注意が必要です。
ここでは海外旅行で気をつけたい、クレジットカード利用時の注意点を解説します。
カード番号や連絡先を控えておく
慣れない旅先でカードを紛失してしまった!なんてトラブルも少なくない話。
そんな緊急事態に備え、迅速にカードの利用停止手続きができるような状態にしておきましょう。
予めカード会社の緊急連絡先とカード番号を控えておくことをおすすめします。
また、その際は国際電話となるので、電話のかけ方なども予め把握しておくとトラブルにスムーズに対応できます。
カード・現金などの貴重品は体から離さない
冒頭で記したとおり、日本と比べると海外は盗難に遭う可能性が低くありません。特に旅行客が被害に遭いやすいのが「置き引き」です。
こうした被害に遭わないため、クレジットカード、そして現金も体から離さないようにしましょう。
日本だとレストランやカフェで席をとるために自分の荷物を置くことがありますが、これは海外の方から驚かれる光景です。どんなに治安が良いとされる地域でも、また荷物の中に貴重品がなくても、こうした行為はしないようにしましょう。
出発前に限度額を把握する
クレジットカードの限度額を把握しておくことも大切な事前準備の1つです。
旅行先の国によっては、支払いがカード中心になることも。日本ではあまりカードを使わない方は、限度額を低めに設定していることもあるので事前に利用限度額をチェックしておきましょう。
現在の限度額では海外滞在中の決済ができるか不安、という場合には限度額の引き上げを申込むことも必要です。
サイン・暗証番号入力前に明細を確認する
サインをする、暗証番号を入力する前に、利用明細を細かくチェックしておくことも重要です。旅先での不正利用のトラブルを防止をするためにも、必要なことになります。
言葉の壁もあり難しく感じるかもしれませんが、不明瞭な明細はその場の店員さんなどに聞きましょう。無料の翻訳アプリを使って確認する方法もあります。
後から覚えのない支払いなどに気づいたときは、すぐにカード会社に連絡するようにしましょう。
現地通貨と日本円では現地通貨を選ぶべき
海外で支払いをする時に現地通貨と日本円、どちらにするかと聞かれることがあります。
その際、特別な理由がない限りは現地通貨を選ぶようにしましょう。
日本円を選ぶと換算レートで処理手数料が上乗せされてしまうケースがよくあります。損をしないためにも迷った場合は、現地通貨を選ぶようにしましょう。
カードの暗証番号をあらためて確認・記憶する
日本国内でクレジットカードを使うとき、暗証番号ではなくサインをしている方もいるでしょう。
しかし、海外では必ず暗証番号の入力を求め、サインでの決済は断るケースもあります。間違いなく本人の使用であると確認するためです。
あらためて暗証番号の確認、記憶をしましょう。
帰国後まで利用明細を捨てずに保管する
海外でクレジットカードを利用した際は、利用明細を帰国後まで捨てずに保管しておくのがおすすめです。利用明細を保管しておくことで、不正利用によって身に覚えがない請求を素早く申告することができます。
帰国後は保管している利用明細とカードの利用履歴を照らし合わせて確認しましょう。万が一、相違があった際はすぐにカード会社へ連絡するようにしてください。
海外の支払い方法は一回払いがほとんど
日本でクレジットカードを使って買い物をする時は、支払い回数を選ぶことができます。しかし、海外では支払い回数を選ぶことができず、1回払いが自動的に適用されることがほとんどです。
複数回払いを前提に高額の買い物をしようとして、自動で1回払いになってしまい、カードの支払いに困ってしまったというケースも少なくありません。
クレジットカードによっては、購入後に支払い回数を変えられることもあるので、渡航前には支払い回数の設定について確認しておくとよいでしょう。
海外旅行で「クレジットカードが使えない!」を防ぐためのポイント
ここまで説明してきたように、海外旅行での支払いはクレジットカード中心となることが少なくありません。
しかし、クレジットカードが使えなくなってしまうトラブルが起こることもあります。
以下を参考に、こうしたトラブルを事前に防ぎましょう。また、すでに説明した「カード会社の連絡先」「限度額」「暗証番号」も旅行前に把握しておくことで、トラブルを防ぐ、トラブルになっても対応できる状況にしておくと良いですね。
旅行前にクレジットカード会社へ連絡する
あまり海外旅行をする機会が少ない方が、海外旅行中にクレジットカードを利用すると、カード会社が「不正利用の可能性あり」とみなし、使えなくなってしまう場合があります。
また、海外で高額な家具やアート作品などの購入を考えている方もいるかもしれません。これも、突然高額な支払いが発生すると同様に不正利用を疑われる場合があります。
旅行中もスムーズにカード利用をするために、旅行前にカード会社へ「海外旅行へ行く」「高額な買い物をする」ことを伝えておいたほうが安心です。
クレジットカードを2枚以上持っていく
ここまで何度も述べてきましたが、クレジットカードは複数枚あったほうが安心です。特に、異なる国際ブランドのカードを複数枚持っていけば、たとえ1つの国際ブランドしか使えないお店があっても対応できます。
どの国際ブランドを選べばよいか迷うならば、世界的に利用者や加盟店のシェアが高い、VISAとMastercardがおすすめです。
利用するクレジットカードはICチップ型にする
世界的に、磁気ストライプ型のクレジットカードは姿を消しつつあり、これに代わってICチップ型のクレジットカードが台頭しています。
なぜかというと、ICチップ型のほうがセキュリティ面で優位にあるからです。磁気ストライプ型のカードは、「スキミング」という手法でカード情報が読み取られてしまいます。しかし、ICチップはスキミングが困難といわれています。
また、セキュリティ以外でも磁気ストライプ型は磁気の影響を受けやすく、そのためにカード利用ができなくなってしまう可能性もあります。
もっとも、ICチップにも弱点があり、チップに汚れや傷があるとカード情報の読み取りができなくなる場合があります。ICチップ型のクレジットカードは丁寧に扱いましょう。
海外旅行におすすめなクレジットカードに関するよくある質問
海外旅行におすすめなクレジットカードに関するよくある質問にお答えします。
海外旅行にクレジットカードは必要?
・多額の現金を持ち歩かなくて安全
・両替やチップが不要
・海外旅行傷害保険が付帯する
・クレジットカード限定のサービスがある
・買い物保険が付帯しているクレジットカードがある
海外旅行にクレジットカードが必要な理由はこちらで詳しく紹介しています。
海外のどこでもクレジットカードを使えるの?
ただし、世界的にキャッシュレス化が進んでいることから、特殊な業種・業態であったりお店が小規模であったりといった場合を除いて、多くの場所でクレジットカードが利用可能です。
一般社団法人キャッシュレス推進協議会「キャッシュレス・ロードマップ 2023」によると、日本のキャッシュレス決済の利用は全体の3割程度で、それより少ない主要国は2割程度のドイツのみです。
このうち、クレジットカードを利用する割合は、国によって異なるもののおおむね1〜5割程度となっています。
こうした傾向から、クレジットカードを利用する人はどの国にも一定数いるとわかります。
海外で使えないクレジットカードの国際ブランドはある?
ただし国際ブランドによって、通用しづらい地域、は存在します。特に、日本発の国際ブランドで日本人の利用者が多いJCBは、東アジアやハワイなどでは加盟店数を伸ばしていますが、その他の地域は利用できないケースがあるのも事実。
一方、VISAやMastercardが利用者や加盟店のシェアが世界的に高く、比較的通用しやすい国際ブランドとなっています。
よって、JCBを持つ方は、VISAやMastercardとの2枚持ちで海外へ出かけると良いでしょう。
クレジットカードを海外で使うリスクは?
クレジットカードはもちろん、貴重品はすべて肌身離さず持つことが必要です。万が一、クレジットカードを盗まれてしまったらすぐにカード会社へ連絡しましょう。そのためにも、あらかじめカード会社の連絡先をメモなどに控えておいてくださいね。
スキミングの防止のため、磁気ストライプ型のクレジットカードを利用している方は、ICチップ型のカードに切り替えましょう。ICチップ型のクレジットカードについては、こちらで解説しています。
アフターコロナの海外でクレジットカードを安全に使うためには?
海外旅行におすすめなクレジットカードまとめ
海外旅行におすすめのクレジットカードについて理解していただけましたでしょうか?
海外旅行のためのクレジットカード選びにおいてとくに大事なポイントは、以下の3点になります。
- 海外旅行にクレジットカードは必須
- 1枚目のカードはVISAがおすすめ
- 付帯保険と特典を確認する
記事を参考にあなたに合った最強のクレジットカードを手に入れて、海外旅行を満喫してくださいね!
編集者・旅行ライター。アイドル誌編集を経て、1年8ヶ月の世界一周の旅へ。これまでに訪れた国は76ヶ国。地球の歩き方WEBサイトにて世界各国で出会ったイケメンのストリートスナップを集めた『世界イケメンハンター』を連載。旅の記録を収めたブログ『恋する咲ログ』では、世界一周ブログランキング1位を獲得、Amebaトップブロガーに認定。著書に『GIRL'S TRAVEL』、『恋する世界一周』。
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普段は会社員で企業のグローバル人材獲得の支援やキャリアコンサルタントとして活躍しながら月一海外旅行を楽しむ。学生の頃より英語、海外文化に興味を持ち、海外旅行を重ね、ボストンへの留学やNYでの駐在も経験。2016年から航空会社の上級会員ステータスを取るマイレージ修行をしながらブログやFacebookで情報発信を始める。 現在は培ったノウハウをシェアする勉強会や旅の楽しさを伝えるセミナーを開催。
2016年から活動を開始したフリーライター。マネ会では「クレジットカード」「キャッシュレス」を担当。株式投資、投資信託、不動産投資、住宅ローン、カードローンなどの金融全般の記事を幅広く執筆している。ガジェット、ゲームの紹介記事の執筆経験もあり。常日頃からクレジットカードとキャッシュレスの利用を勧めている。趣味はテレビゲームとアクアリウムと投資、最近は楽天スーパーポイントを使った元手0の投資信託への投資を実践中。