タイ旅行におすすめのクレジットカードの選び方!使えるお店や注意点も併せて紹介!
タイ旅行に持っていくクレジットカードは、国際ブランド・海外旅行保険・特典に注目して選ぶことをおすすめします。タイに旅行するときにはスキミング被害や高額請求に気をつけるなど、クレジットカードに関する知識も身につけておかなかればなりません。
こちらの記事では、タイ旅行でのクレジットカードの選び方、タイでクレジットカードを利用するときの注意点などについて解説していきます。これからタイに旅行する方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
タイでクレジットカードを利用する際の3つの注意点
タイでクレジットカードを利用する際は、特に以下の3点に気をつけなくてはいけません。
- スキミング被害
- カードの盗難・高額請求
- 万が一に備えて、カード会社の連絡先はメモしておく
それぞれどのような内容なのか、順番に見ていきましょう。
スキミング被害
タイ滞在中に現地通貨を入手するために、クレジットカードのキャッシング機能を使う方は多くいらっしゃるでしょう。
タイには、観光客をターゲットとしたスキミング装置の付いたATMが存在します。特に人気のないところに設置されているATMにそうしたものが多いので、少しでも怪しいと感じたら利用を控えたほうが良いでしょう。
スキミング被害を避けるためにも、ATMを利用する際は空港や駅にある安全性の高いものを利用するようにしましょう。
例えばJCBが発行しているJCB CARD Wであれば、不正使用検知システムやワンタイムパスワードサービスが導入されています。スキミング対策に繋がるセキュリティシステムがあるので、セキュリティ面に気をつけたい方にはおすすめですよ。。
高額請求に気をつける
タイでは、お店によっては商品やメニューに正確な金額が記載されていないところがあります。そうしたお店で買い物をすると、高額請求をされる危険があるので注意が必要です。
そうした被害を防ぐために、クレジットカードの利用伝票は内容に間違いがないか、その場で確認するようにしましょう。
カードを盗難された場合はカード会社が補償してくれますが、伝票を改ざんされた場合は、補償の対象にならない可能性が高くなるので要注意です。
万が一に備えて、カード会社の連絡先はメモしておく
タイ滞在中にクレジットカードを紛失や盗難によってなくしてしまった場合、不正利用を防ぐためにカード会社に利用停止の連絡をしなくてはいけません。
その際に、カード会社の連絡先がわからないと連絡することができません。そうした事態にならないためにも、カード会社の連絡先は事前に控えておくことをおすすめします。
またカード会社に連絡をするのはもちろんですが、同時に現地警察に被害届けを出すのも忘れないようにしましょう。
タイでクレジットカードを使える場所・使えない場所
タイではバンコク、チェンマイ、パタヤなどの観光地であれば、問題なくクレジットカードで支払いをすることができます。
ただし、地元の小規模なレストランや屋台、バスやタクシーなどは現金払いにしか対応していないところもあるため、事前にクレジットカード決済が可能かどうか、確認してから利用することをおすすめします。
タイの人気レストランで利用できるクレジットカード
以下は、タイの人気レストランで使用できるクレジットカードの種類をまとめた表です。
レストラン名 | カテゴリー | 使用可能な国際ブランド |
---|---|---|
キャベジズ・アンド・コンドームス |
タイ料理 | VISA、Mastercard、JCB、アメックス、ダイナース |
ソンブーン シーフード |
タイ料理 | VISA、Mastercard、JCB、銀聯カード |
The Local by Oam Thong Thai Cuisine |
タイ料理 | VISA、Mastercard、JCB、アメックス |
ベンジャロン |
タイ料理 | VISA、Mastercard、アメックス、ダイナース |
In The Mood For Love ONE |
和食 | VISA、Mastercard、アメックス |
メディーニ(ザ・コンチネントホテル) |
イタリアン、バー・お酒、カフェ・スイーツ | VISA、Mastercard、JCB、アメックス |
Phan Khom Contemporary Thai Cuisine |
タイ料理、中華料理、カフェ・スイーツ | VISA、Mastercard |
オールド・チェンマイ・カルチュラル・センター |
タイ料理 | VISA、Mastercard |
ニア・イコール | タイ料理、カフェ・スイーツ | VISA、Mastercard、アメックス、JCB |
アウタールーム | バー・お酒 | VISA、Mastercard、JCB、アメックス |
タイの有名なレストランでは、VISAかMastercardのクレジットカードであれば、大半の場所で利用することができます。
JCBやアメックスも上記2枚ほどではありませんが、使用できるお店は多いようです。
タイ旅行におすすめのクレジットカードの選び方!ポイントは3つ
まずは、タイ旅行におすすめのクレジットカードの選び方についてご紹介します。
選び方のポイントとしては、主に以下の3つがあります。
- 国際ブランドはVISA、Mastercard、JCBのどれかを選ぶ
- 海外旅行保険が付帯している
- 現地のレストランやエステを優待価格で利用できる
それぞれどのような内容なのか、順番に解説していきます。
①国際ブランドはVISA、Mastercard、JCBのどれかを選ぶ
タイに限らず、海外ではVISAとMastercardの利用比率が非常に高くなっています。観光客が多く集まる場所であれば、とりあえずどちらかのカードを持っていれば問題なく支払いを済ませることができます。
また、タイの場合は日本人観光客や駐在員が多いため、日本の国際ブランドであるJCBも利用できる店舗が多いという特徴があります。
その他の国際ブランドの場合、上記のブランドに比べると使えないお店が多くなってしまうため、タイ旅行にはVISA、Mastercard、JCBのうちのどれかのクレジットカードを持っていくことをおすすめします。
②海外旅行保険が付帯している
クレジットカードに海外旅行保険が付帯していれば、旅行中に病気やケガをした際に生じた治療費や、持ち物の盗難などによって出た損害額を補償してもらうことができます。
海外旅行保険はいくつかの担保項目に分かれており、それぞれ補償内容が異なります。海外旅行保険が付帯しているクレジットカードは数多くありますが、中でも利用頻度の高い傷害・疾病治療費用と携行品損害の補償額が多いものを選ぶのがポイントになります。
- 傷害・疾病治療費用
ケガや病気で医師の治療を受けた際に生じた医療費を、補償してくれる項目 - 携行品損害
旅行中に持ち物(時計、カメラ、バッグ、旅券、衣類など)が盗難・破損した場合や、火災などの事故により損害を受けた場合に被害額を補償してくれる項目
旅行保険を目当てにクレジットカードを作る際は、上記2つの補償内容が充実しているかを確認するようにしましょう。
③現地のレストランやエステを優待価格で利用できる
カード会社によっては、タイのレストランやエステサロンなどと独自に提携して割引優待を実施したり、現地にデスクを設置して旅行客をサポートするサービスをおこなっているところもあります。
こうしたサービスをおこなっているカード会社はいくつかありますが、サービス内容が特に充実しているのがJCBです。
JCBの優待アプリ「たびらば」でお得にショッピング
JCBが運営する旅行情報サイト・優待アプリ「たびらば」を利用すれば、以下のような特典を受けることができます。
- 現地の観光スポットやショッピングエリアの情報収集
- お店の検索と予約サービス
- JCB優待店で優待が受けられる
- 主要エリアマップの利用
- チップ計算機能
- 現地で使える簡単な会話のフレーズ紹介
スマートフォンに「たびらば」をダウンロードしておけば、旅先で上記のようなサービスを利用することができ、大変便利です。
「たびらば」を使えば、タイ以外にもハワイ、グアム、ロサンゼルス、イギリス、フランス、韓国など、世界23エリアの優待情報を検索でき、割引価格でお得にショッピングすることができます。
タイ旅行におすすめのクレジットカード4選
ここからは、タイ旅行におすすめのクレジットカードとして、以下の4枚をご紹介します。
- JCB CARD W
- 三井住友カード
- エポスカード
- JALカード
それぞれどのようなカードなのか、順番に見ていきましょう。
JCB CARD W|たびらばの特典が活用できる
- 年会費、永年無料
- いつでもポイント2倍
- 安心・安全セキュリティー
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1 〜 10.5% |
発行スピード | モバ即入会で最短5分(※) |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
JCB CARD Wは、日本の大手カード会社であるJCBが発行する39歳以下・WEB入会限定のクレジットカードです。
JCB CARD Wは、年会費無料に関わらず1%という基本還元率の高さが魅力の1枚です。最高2,000万円の海外旅行保険が利用付帯するので、タイ旅行にも最適な1枚です。
また国際ブランドがJCBなので、先ほどご紹介した「たびらば」も利用することができます。
マネ会に口コミを投稿してくださった利用者の方の中にも、「海外旅行保険が付帯するのが嬉しい」、「国際ブランドがJCBだから選んだ」という方がいらっしゃいました。
ただし、JCB CARD Wの海外旅行保険は利用付帯となっています。ツアー料金や空港までの交通費などをカードで支払わないと、保険の適用対象にならないので気をつけましょう。
また、若年者を対象としているカードのため、申し込みできるのは18歳〜39歳までに限られている点にも注意が必要です。
三井住友カード|海外旅行保険と買い物保険が充実している
- 最高2,000万円の海外旅行傷害保険
- 毎日のお買物でポイントが貯まる
- カード紛失盗難の際も安心のサポートサービス
年会費初年度 | 1,375円(税込) |
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年会費2年目〜 | 1,375円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5%~7% |
発行スピード | 最短3営業日 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
三井住友VISAクラシックカードは、三井住友カードとVISAの提携カードです。国際ブランドがVISAのため、世界中で使用できる店舗が多く、海外旅行におすすめの1枚です。
三井住友カードの年会費は通常1,375円(税込)ですが、オンライン入会の場合は初年度の年会費が無料になります。
さらに、最高2,000万円の海外旅行保険が利用付帯するほか、年間100万円までのお買物安心保険がつきます。
お買物安心保険は、三井住友カードで購入した商品が壊れたり、盗まれた際に損害額を補償してくれるサービスです。タイ滞在中にデジカメが壊してしまった場合などに、役に立つ保険です。
口コミを投稿してくださった利用者の方の中にも、「海外旅行保険の補償が充実している」、「旅行中に利用したサポートデスクの対応が良かった」という方がいらっしゃいました。
エポスカード|海外旅行保険が自動付帯
- 全国10,000店舗の優待つき!
- 入会金・年会費永年無料
- 海外旅行傷害保険は最高500万円
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5%~5.0% |
発行スピード | 店頭申込で最短30分発行・オンライン入会で1週間程度 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
エポスカードは、ファッションビルで有名な丸井グループの子会社が発行している年会費無料のクレジットカードです。
エポスカードは海外旅行保険の適用条件が自動付帯なので、ツアー料金や交通費をカードで支払わなくても補償対象となる点が大きなメリットです。また海外旅行保険の中で利用頻度が高い傷害治療費用は200万円、疾病治療費用は270万円まで補償してくれる点もあんしんですね。
カードの申込時に「店頭受取」を選択すれば、即日発行が可能な点も魅力の1つです。タイ旅行まで日付が近づいているけどクレジットカードが欲しい人は、エポスカードを選択肢に入れてみましょう。
エポスカードの利用者の口コミの中にも、「年会費無料なのに、海外旅行保険が自動付帯する点に魅力を感じる」という意見が多く見られました。
エポスカードにはその他にも、マルイ・モディ全店での買い物が10%オフになったり、ビッグエコーやカラオケ館など、全国約10,000店舗以上のお店で優待や割引が受けられるなどのメリットもあります。
JALカード|JALマイルが貯まるクレジットカード
- フライトでためるーボーナスマイルー
- 国内空港店舗・ 空港免税店割引国内空港店舗や空港免税店で割引に。
- 旅行保険最高1,000万円!
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 2,200円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5%~1% |
発行スピード | 2週間程度 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
JALカードは使えば使うほどJALマイルが貯まるため、仕事や旅行で飛行機をよく利用するという方におすすめのカードです。
JALカードの最大のメリットは、JALグループ便の利用時にJALマイルが貯まることです。JALカードは、食料品や衣料品などの日常のお買い物でも200円につき1マイルが貯まります。
さらに年会費3,300円(税込)を支払うと、100円につき1マイルが貯まるショッピングマイル・プレミアムという制度もあります。日常のお買い物でJALマイルを貯めたい方は、ショッピングマイル・プレミアムへの加入をおすすめしますよ。
入会後の初回搭乗ボーナスとして1,000マイル、毎年の初回搭乗ボーナスとして1,000マイルがもらえるほか、搭乗ごとにボーナスとしてフライトマイルの10%が付与されます。
口コミを投稿してくださった利用者の方の中にも、「旅行が好きで、マイルを効率的に貯めるためにJALカードを作った」という方が多くいらっしゃいました。
タイはもちろんそれ以外の国にも旅行するという方には、JALカードを利用してマイルを貯めていきましょう。
タイ旅行におすすめのクレジットカード比較
ここまでタイ旅行におすすめのクレジットカードを紹介していきました。まだどのクレジットカードを作るか悩んでいる人のために、これまでの紹介したカードの情報をまとめて紹介します。
カード名 | 通常時ポイント還元率 | 主な特典 |
---|---|---|
JCB CARD W |
1% |
・最高2,000万円の海外旅行保険が付帯 ・たびらばの特典が使える |
三井住友カード | 0.5% |
・最高2,000万円の海外旅行保険と年間100万円までの買い物保険 ・三井住友グループが運営しており、セキュリティ対策が充実している |
エポスカード |
0.5% |
・利用頻度が高い傷害治療費用200万円、疾病治療費用270万円まで自動付帯 ・エポスカードセンターで即日発行ができる |
JALカード | 0.5% |
・カードを利用するごとにJALマイルが貯まる ・飛行機に乗るときにボーナスマイルが獲得できる |
このようにカードによって特徴が異なるので、自分にあったクレジットカードを選ぶことが大切です。タイ旅行をより安全に楽しむためにも、自分にメリットのあるクレジットカードを選びましょう。
タイ旅行におすすめのクレジットカードまとめ
タイ旅行におすすめのクレジットカードについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか。
最後に、特に重要なポイントをまとめました。
- 国際ブランドはVISA、Mastercard、JCBのどれかを選ぶ
- JCBの優待アプリ「たびらば」を使えば、さまざまな優待が受けられる
- 海外旅行保険が付帯しているカードを選ぶ
- 小規模なレストランや屋台、バスやタクシーなどは現金払いにしか対応していないところもある
- スキミングや高額請求に気をつける
日本や欧米諸国に比べて、タイはまだそれほどクレジットカードが普及していません。
観光客が集まる人気スポットであれば問題なくカード決済ができますが、ローカルなレストランや屋台、バスやタクシーなどでは現金払いにしか対応していないところが多いのが実情です。
「いざ会計しようしたら、クレジットカードが使えなかった。しかも現金も持ち合わせていない」、そんなことになったら大変ですよね。
そうした事態にならないよう、あらかじめ現地の通貨をある程度用意してから行動することをおすすめします。
お得情報が大好き! 5の付く日にはyjカードでヤフーショッピング。もちろんヤフープレミアム会員!電子決済はキャンペーンに釣られPayPay・LINE Payに登録。 動画配信サービス系のライター・編集を経て現在はマネ会にてクレジットカードの記事を担当。 休日は日の当たる公園のベンチで読書か、美味しい中華屋のある街を散歩。焼酎は「麦」ウイスキーは「スコッチ」野球漫画は「キャプテン」と「タッチ」が好き。