学生がクレジットカードに申込む際に「年収」はどう書けばいい? PR

学生がクレジットカードに申込む際に「年収」はどう書けばいい?

クレジットカードに申込む際は、支払い能力に大きく関与する「年収」を申告するのが一般的です。

申込者が学生の場合だと、バイトでの収入は年収として申告してOKですが、仕送りや奨学金は収入としては申告しないほうが無難です。

そこで本記事では、学生がクレジットカードに申込む際に「年収」はどう書けばいいかについて、説明したいと思います。

学生で収入が0でも申込可能なクレジットカード

JCB CARD W

JCB CARD Wの詳細
年会費 : 無料
ポイント還元率 : 1 〜 10.5%
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クレジットカードの年収欄はバイトの収入でOK!収入が0円でも問題ない!

学生がクレジットカードに申込む場合、年収欄には「アルバイトなどで働くことによって継続的に入ってくるお金」の金額を書くので、バイトでの収入を記入できます。

しかし、「お金が入ってきている=収入」ととらえるのであれば、親からの仕送りや奨学金も収入と考えられないわけではありません。

そこで、さまざまな形での収入を、クレジットカードに申込む際の「年収」欄に記載してもいいのかどうか、以下で説明していきたいと思います。

バイトでの収入

バイトでの収入は、もちろん年収として申告してOKです。

毎月の収入が6万円程度なのであれば、年収は「6万円×12=72万円」という計算になります。

毎月の収入に多少変動がある場合は、平均的な金額で計算するといいでしょう。

なお、バイトにはシフト制で働く一般的なもののほかに、短期バイトや単発バイトのようなものもあります。

短期や単発バイトの場合は、継続的にお金が入ってくるわけではないので、年収として申告するのは控えるのが無難です。

始めてまだ間もないバイトでの収入

バイトを始めてまだ間もない場合でも、今後そのバイトを継続しておこなっていくという前提で、年収を計算・申告してOKです。

ただ、カード会社は「収入の継続性」を重視する傾向があります。

バイトを始めてまだ1~2ヵ月程度の場合は、申込者が今後もそのバイトを継続しておこなうかどうかが不透明なので、その点を不安視される可能性があることも念頭に置いておいたほうがいいでしょう。

親からの仕送りで得ている収入

親からの仕送りで得ているお金は、自分で働いて得たお金ではないので、収入としては申告しないほうが無難です。

親からの仕送りがストップしてしまったり、仕送り額が減額されたりする可能性も0ではありませんからね。

毎月バイト代で6万円、親からの仕送りで5万円で計11万円の収入があるとしても、クレジットカードの「年収」欄には「11万円×12=121万円」ではなく、「6万円×12=72万円」と記載しましょう。

奨学金で得ている収入

奨学金で得ているお金を収入といっていいかどうかは微妙ですが、奨学金も親からの仕送り同様に、自分で働いて得たお金ではないので、収入としては申告しないほうがいいでしょう。

クレジットカード申込み時の年収欄には、「自分が働くことで継続的に入ってくるお金」のみを申告するのが原則です。

学生が年収0でもクレジットカードの審査に受かる理由

上述した内容を踏まえると、「バイトをしておらず親からの仕送りと奨学金のみで生活している学生」は、カード会社からすれば「年収0円」ということになります。

しかし、以下の2つの理由から、そのような学生でもクレジットカードの審査に通過できる可能性はあります。

収入0でも審査に受かる理由
  • 学生の審査は両親の信用情報を基にしておこなわれる
  • 学生専用の「学生カード」は年収0でも問題ない

学生のクレジットカード審査は両親の信用情報を基にしておこなわれる

収入0円の学生がクレジットカードに申込む場合、クレジットカードの利用代金の支払いは学生本人ではなく、親がおこなうケースが多いです。

そのため、審査では学生本人の収入や信用情報ではなく、親の収入や信用情報が用いられるため、親の信用情報に問題がなければ審査通過できる可能性が高くなっているのです。

まだ社会的な信用を得られにくい立場である学生の場合は、親の信用情報でその部分を担保するということですね。

ただし、親が過去に債務整理をしているなどで、信用情報に事故情報が記載されている場合(一般的にブラックリストに載っているといわれる状態)があります。

その場合は、親の信用情報を用いても学生の信用を担保できないので、審査落ちになってしまうかもしれません。

学生専用の「学生カード」の場合は年収0でも問題ない

カード会社によっては、発行対象を学生に限定した「学生カード」を取り扱っているところがあります。

学生カードの審査基準は、通常のクレジットカードの審査基準とは異なり、収入に関する条件が設けられていないことが多いです。

そのため、学生カードに申込む場合は年収0円でも何ら問題ありません。

ただし、収入のない学生でも発行できるようになっている分、利用限度額が少し低めに設定されていることには注意しておきましょう。

専門家からのコメント

大竹麻佐子
大竹 麻佐子

「割賦販売法」という法律では、ショッピング利用可能枠が30万円以下であれば、支払可能見込額調査義務が免除され、簡易審査で通過できるケースがあります。

キャッシュレス推進のながれもあり、クレジットカードの必要性があるかもしれません。

いずれにしても、無理なく支払える金額での利用を心がけましょう。

なお、クレジットカードでも、お金を借り入れる「キャッシング」については、貸金業法における審査となります。

学生本人のクレヒスに傷が付いていると学生カードでも審査落ちに

収入0円でも審査通過できる可能性のある学生カードですが、それはあくまでも「学生本人のクレヒスに傷が付いていない」ということが前提です。

学生がクレヒスに履歴の残るような金融取引をおこなうことは、あまりないと思われますが、盲点になりがちなのは「携帯電話・スマートフォンの端末代金の割賦払い」です。

スマートフォンの端末代金を、毎月の通信料などと一緒に割賦払いで支払っている人もいると思いますが、割賦払いをおこなうとクレヒスに履歴が残ります。

そのため、支払いが遅れてしまうと、意識していないうちにクレヒスに傷が付いてしまい、学生カードの審査に落ちてしまうということにもなりかねません。

端末代金を一括で支払っている人には関係ないことではありますが、割賦払いで支払っている場合には、十分注意しておきましょう。

専門家からのコメント

大竹麻佐子
大竹 麻佐子

クレジットとは、「信用」ということを認識しましょう。「約束を守ること」は、人生において簡単のようでとても難しいことです。

社会の一員としての、自覚と責任が必要です。

信頼を築くのは時間かかるけど、失うのは一瞬と言います。

学生の期間は、社会人になる前の「準備期間」と捉え、信用を作るために「期限」の管理に努めましょう。

収入0でも大丈夫?学生におすすめのクレジットカード5選

収入0円でも発行可能な学生におすすめのクレジットカードとして、「JCB CARD W」「楽天カード」「三井住友カード(NL)」「エポスカード」「イオンカードセレクト」の5つを紹介します。

JCB CARD W

JCB CARD W
JCB CARD Wの詳細
おすすめポイント
  • 年会費、永年無料
  • いつでもポイント2倍
  • 安心・安全セキュリティー
年会費初年度 無料
年会費2年目〜 無料
ポイント還元率 1 〜 10.5%
発行スピード モバ即入会で最短5分(※)
国際ブランド
  • JCB
電子マネー
  • QUICPay(クイックペイ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険
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JCB CARD Wも、申込み条件を「18歳以上39歳以下」に設定している若年層向けのカードです。

ポイント還元率は常に2倍以上で利用可能ですが、JCBオリジナルシリーズパートナーを利用することで、もともと高い還元率がさらにアップすることも見逃せません。年会費無料で利用できるのもうれしいですね。

(30代 / 女性 / 会社員 / 400〜600万円未満)

ポイントが2倍貯まるというのは、かなりお得です。気づいたときにはかなりポイントが貯まっています。以前とは比べものになりません。 Amazonショッピングやセブンイレブンでのお買い物、昭和シェル石油、スターバックスなどは更にお得なので、JCB CARD Wを持っていると色々な場面でお得を感じることができます。

楽天カード

楽天カード
楽天カードの詳細
おすすめポイント
  • 年会費永年無料
  • 新規入会&利用でポイントがもらえる
  • 安心のセキュリティ
年会費初年度 無料
年会費2年目〜 無料
ポイント還元率 1~3%
発行スピード 7営業日程度
国際ブランド
  • Visa
  • Mastercard®
  • American Express®
  • JCB
電子マネー
  • 楽天Edy(エディ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険
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楽天カードは、JCB CARD Wのように、若年層を対象にしたカードではありませんが、ポイントが貯まりやすく、「楽天カードマン」のテレビCMでもおなじみ、新規入会&利用でもれなく楽天ポイントがもらえるので、非常にお得です。

また、基本的なポイント還元率1%に加えて、楽天市場で利用することでポイントが最大3倍付与されるなど、効率的にポイントを貯められる条件がいくつも設けられています。

貯まったポイントは1ポイント=1円として利用できるので、万が一金欠で困るようなことになってしまっても、貯めたポイントを有効活用することで急場をしのぐことができます。

  • (30代 / 女性 / 個人事業主・自営業 / 年収200~400万円未満)

    まず年会費も永久無料であること、発行される楽天カードには楽天サービスで利用できるポイントが元々ついていること、さらにedyにも申し込んでおけば500円分のポイントまで入った状態で届けられます。私は主にネットショッピングにしか楽天カードを利用していませんが、まず楽天サイトで買い物をすると1%、支払いにカードを使うと2%、計3%のポイント還元が受けられるのも魅力です。

  • (40代 / 女性 / 主婦 / 年収200万円未満)

    よく楽天で買い物をしますが、あと少しで送料が無料になる時はポイントを利用しています。あと買い物額の端数をなくす為にその分をポイントで支払う事も多いです。 あとは家族で外食に行く時などは楽天カードを利用し賢くポイントを貯めています。

三井住友カード(NL)

三井住友カード(NL)
おすすめポイント
  • 年会費永年無料!
  • 対象店舗でのスマホのタッチ決済でポイント最大7%還元(※)
  • ナンバーレスで安心安全!
年会費初年度 無料
年会費2年目〜 無料
ポイント還元率 0.5 〜 7%
発行スピード 最短10秒(※)
国際ブランド
  • Visa
  • Mastercard®
電子マネー
  • iD(アイディ)
  • PiTaPa(ピタパ)
  • WAON(ワオン)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険
【PR】三井住友カード株式会社

三井住友カードのなかでも数少ない年会費永年無料カードです。名前の通り、券面にはカード番号が記載されないため、安全性も高く、安心して利用できます。

申込み条件は「満18歳以上の方(高校生は除く)」となっており、収入に関する条件も無いため、収入の無い学生でも申込みが可能です。

通常のポイント還元率は0.5%ですが、対象のコンビニやファーストフード、ファミレスなどでスマホのVisaのタッチ決済かMastercard®コンタクトレスを使って支払うと、還元率は通常の14倍の7.0%となります!

普段コンビニなどをよく利用する方であれば、ポイントがどんどん貯まるので、大変おすすめです。

(20代 / 女性 / 会社員 / 年収200~400万円未満)

申し込みもネットですぐに終わるので、これが一番楽かな、と思い申し込みました。

申し込んだのは大学生の時でしたが、普通に審査も通りました。

実際に大学生のときに申込んで審査に通ったという口コミもあるので、学生で申込みを検討している方にとっては、非常に心強いですね。

エポスカード

エポスカード
エポスカードの詳細
おすすめポイント
  • 全国10,000店舗の優待つき!
  • 入会金・年会費永年無料
  • 海外旅行傷害保険は最高500万円
年会費初年度 無料
年会費2年目〜 無料
ポイント還元率 0.5%~5.0%
発行スピード 店頭申込で最短30分発行・オンライン入会で1週間程度
国際ブランド
  • Visa
電子マネー
  • 楽天Edy(エディ)
  • Suica(スイカ)
  • QUICPay(クイックペイ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険
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エポスカードは、年会費が無料で、最短即日発行が可能なクレジットカードです。

定期的に開催されている「マルコとマルオの7日間」の期間中は、下記の店舗でカード支払いをした場合に、お会計から10%の割引を受けることができます。

対象店舗
  • マルイ
  • マルイウェブチャンネル(通販)
  • モディ

また、カラオケや映画館など、学生同士で行くことの多い施設の割引優待を受けることも可能です。頻繁に友人と遊びに行く学生にはおすすめのクレジットカードであると言えるでしょう。

(20代 / 男性 / 学生 / 年収200万円未満)

丸井でポイントが貯まるところと使えたことと年会費が無料だったところに惹かれた。 丸井には定期的行くのでポイントを貯めたかったのと、エポスATMが身近に沢山あったので返済や借入が手軽にできると思ったから。 それだけではなくクレジットカードの中で永年年会費が無料ということで、学生の私にとってはとても発行しやすいクレジットカードだと思ったから。

イオンカードセレクト

イオンカードセレクト
イオンカードセレクトの詳細
おすすめポイント
  • イオングループの対象店舗なら、WAON POINTがいつでも基本の2倍!
  • 毎月20・30日の「お客さま感謝デー」は お買い物代金が5%OFF
  • イオンシネマで映画鑑賞割引
年会費初年度 無料
年会費2年目〜 無料
ポイント還元率 0.5 〜 1%
発行スピード 約2週間
国際ブランド
  • Visa
  • Mastercard®
  • JCB
電子マネー
  • WAON(ワオン)
  • iD(アイディ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険
【PR】Sponsored by 株式会社イオン銀行

イオンカードセレクトは、年会費が無料で学生でも作ることが可能なクレジットカードです(※)。

毎月20日と30日は「お客様感謝デー」となっており、イオン系列の店舗で買い物をすると会計金額が5%オフになります。自炊をしているなどの理由から、イオン系列店を頻繁に利用している方にはおすすめです。

また、イオンカードポイントモールを経由して買い物をすると、ポイント還元率がアップする点も魅力です。

(※)高校生卒業年度の1月1日から3月31日までの期間であれば、高校生の方でもお申込みいただけます
(20代 / 女性 / 会社員 / 年収200〜400万円)

近所にイオンが出来たためWAONカードを作ろうと思ったところ、イオンカードセレクトならWAONの機能がついてさらにポイントがお得につくことを知り、イオンカードセレクトを作ることにしました。イオンの中でカード作成の案内もしており、プレゼントがもらえるキャンペーンをしていたこと、イオン内にイオン銀行があり、そこで仮カードを即受け取ることが出来その日から買い物に使えたことも、選んだ理由の一つです。当日がイオンのお客様感謝デーだったため、お得にお買い物が出来ました。

学生のクレジットカードの年収に関するよくある質問

学生のクレジットカードの年収に関するよくある質問にお答えします。

学生で収入がなくてもクレジットカードの審査に通過する可能性はある?

学生で収入がなくてもクレジットカードの審査に通過できる可能性はあります。学生のクレジットカード審査は両親の信用情報を基にしておこなわれることと、学生専用の「学生カード」の場合は年収0でも問題がないからです。

なお、学生の場合、利用可能枠(カードが使える金額)が小さく設定されます。金額に決まりはありませんが、10~30万円程度の少額になるのが一般的です。

年収0でもクレジットカードの審査に受かる理由はこちらで紹介しています。

学生がクレジットカードに申込む場合、年収欄はどう書けばいい?

学生がクレジットカードに申込む場合、年収欄にはアルバイトの年収を書くことができます。ただし、短期や単発バイトや親からの仕送りは額が変動する可能性があるので書かないほうが無難です。

クレジットカードの年収欄についてはこちらで詳しく紹介しています。

なぜ収入がない学生にもクレジットカードを発行してくれるの?

収入が0の学生の場合、両親の収入と信用を使って審査を行います。両親の収入が安定していて過去の金融商品の利用履歴に問題が無ければ、学生本人の収入がなくてもクレジットカードが発行される可能性があります。

学生が年収0でもクレジットカードの審査に受かる理由については、こちらで詳しく紹介しています。

学生の年収欄の書き方まとめ

学生の方がクレジットカードに申込む場合、年収欄には「アルバイトなどで自分が実際に働いて得られるお金」かつ「継続的に入ってくるお金」の金額を記載しましょう。

親からの仕送りや奨学金の金額は、省いて考えるのが無難です。

アルバイトをしておらず、カード会社からすると「年収0円」の学生の場合でも、学生カードであれば発行できる可能性があります。

実際にクレジットカードを発行する場合は、最後にご紹介した2つのクレジットカードを中心に検討していただくのがおすすめです。

大竹麻佐子

専門家からの一言

大竹 麻佐子

手元にお金がなくてもクレジットカードがあればショッピングできるため、「魔法のカード」と錯覚しがちです。カードの支払いのために働く、ということにならぬようコントロールする力を身につけたいですね。

小さな積み重ねが、お金と向き合う習慣となり、将来に大きく影響します。
長期的目線で考えると、自分らしく豊かに生きられますのでチャレンジしてみてください。

証券会社、銀行、保険会社など金融機関での勤務を経て2015年ファイナンシャル・プランナーとして個人事務所開業。2016年日本FP協会「くらしとお金のFP相談室」相談員。ひとりでも多くの人に、お金と向き合うことで、より豊かに自分らしく生きてほしい、との想いで相談・執筆・セミナー活動を展開中。ファイナンシャルプランナー(CFP)ほか、相続診断士、整理収納アドバイザーとして、知識だけでない、経験(失敗も含め)も踏まえたアドバイスとサポートが好評。2児の母。

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不動産広告の営業マンを経て、現在はフリーランスのライターとして活動中。 クレジットカードやカードローンに関する知識を、公平な視点で分かりやすく伝えることを目指しています。 私生活でもいろいろなクレジットカードを使い分けながら、自分にとって最適な使い方を模索中。毎月貯まっていくポイントを見ながらその使い方を考えるのが、ひそかな楽しみ。 自分の実体験や気付きをもとにした、オリジナリティのある記事をお届けしたいと思っています。

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