【2024年】電子マネーおすすめランキング一覧!最強の組み合わせや選び方まで解説
電子マネーはキャッシュレスで支払いが完了するという利便性の高さから、近年需要を伸ばしているサービスです。
なかには決済時にポイント還元を受けられるものがあり、現金決済よりお得になることも人気の理由。
さらに、電子マネーを相性のよいクレジットカードと紐付けることで還元率がアップするメリットもあります。
今回はおすすめの電子マネーと最強の組み合わせとなるクレジットカードを紹介。
記事の後半では初心者向けや学生へのおすすめ、還元率ランキングまで解説するため、電子マネー選びの参考にしてください。
⇒マネ会おすすめの電子マネー一覧はこちら
- 初心者におすすめの電子マネーはこの2つ!
- 電子マネーとは?
-
電子マネーおすすめランキング一覧と最強の組み合わせのクレジットカード
- 「QUICPay」はJCB CARD Wとの組み合わせで最大還元率2.5%
- 「QUICPay」とセゾンパール・アメリカン・エキスプレスとの組み合わせでは最大2.0%還元
- 「iD」は三井住友カード(NL)との組み合わせで最大還元率0.5%
- 「WAON」はイオンカードセレクトとの組み合わせで最大還元率1.5%
- 「Suica」は「ビュー・スイカ」カードとの組み合わせで最大還元率1.5%
- 「nanaco」はセブンカード・プラスとの組み合わせで最大還元率1.0%
- 「au Pay」はau Payカードとの組み合わせで最大還元率1.0%
- 「楽天Edy」は楽天カードとの組み合わせで最大還元率1.0%
- 「PASMO」はソラチカカードとの組み合わせで最大還元率1.5%
- 電子マネーの選び方
- 電子マネーのお得なキャンペーン
- 電子マネーを使ったキャッシュレス決済のメリット
- 電子マネーのデメリットや注意点
- Suica、iD、QUICPayの利用がiPhoneのApple Payでもっと便利に!
- 電子マネーの残高の確認方法
- おすすめの電子マネーについてよくある質問
- 電子マネーのまとめ
初心者におすすめの電子マネーはこの2つ!
本記事では電子マネーのおすすめランキングを紹介していきますが、内容に入る前に、絶対に選択肢から外せない2つのカードを紹介します!
「QUICPay」はセブン-イレブンで特にお得
QUICPayは全国およそ205万店舗で使える電子マネーです。
利用料金はクレジットカードと一緒に請求されるため、チャージの必要がなく、必要な時に残高不足になるといったような面倒がありません。
チャージやオートチャージの設定に苦手意識を持っている方もストレスなく利用できるでしょう。
QUICPayと紐付けるクレジットカードとしてはJCB CARD Wがおすすめです。
年会費無料であるにもかかわらず、JCB一般カードと比べて還元率が1.0%と、2倍のポイントが貯まります。
また、セブン-イレブンでの利用ではnanacoポイントの2重取りができるため、合計で2.5%のポイント還元を受けられます。
当サイトに寄せられた口コミでは、以下の通りセブン-イレブンやAmazon、スターバックス(※)での決済でさらにポイントアップする点を評価する声が多数挙がっていました。
ポイントが2倍貯まるというのは、かなりお得です。
気づいたときにはかなりポイントが貯まっています。以前とは比べものになりません。
Amazonショッピングやセブンイレブンでのお買い物、昭和シェル石油、スターバックスなどは更にお得なので、JCB CARD Wを持っていると色々な場面でお得を感じることができます。
ポイント還元率の高さを重視する方は、QUICPayと相性のよいJCB CARD Wを発行するとよいでしょう。
- 年会費、永年無料
- いつでもポイント2倍
- 安心・安全セキュリティー
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1 〜 10.5% |
発行スピード | モバ即入会で最短5分(※) |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
「iD」は前払い・後払いが選択可能
株式会社NTTドコモが発行するiDは、支払いのタイミングを前払い・後払い・即時引き落としから選べる電子マネーです。
対応店舗数は約207万とQUICPayを上回り、より多くの店舗やサービスで利用できます。
iDそのものにはポイント還元の仕組みはありませんが、三井住友カード(NL)と紐付けることにより、0.5%のポイント還元を受けられます(※)。
なお、三井住友カード(NL)はセブン-イレブンやローソン、モスバーガーやガストといった対象店舗でのスマホタッチ決済で最大7.0%の還元を受けられるお得なクレジットカードです。
実際に三井住友カード(NL)を使っている方の口コミでも、ポイントアッププログラムを評価する声が多く見受けられます。
Vポイントが対象のコンビニなどでタッチ決済するとポイント還元率が7%になることが、よくコンビニを使用する私にとっては非常に使い勝手がよくお得だと感じています。
iDだけでなく、スマホタッチ決済で高還元を受けたい方におすすめです。
- 年会費永年無料!
- 対象店舗でのスマホのタッチ決済でポイント最大7%還元(※)
- ナンバーレスで安心安全!
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5 〜 7% |
発行スピード | 最短10秒(※) |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
電子マネーとは?
電子マネーとは、文字通り「電子化されたお金」のことで、現金の要らないキャッシュレス決済ができるサービスを指します。
電子マネーの多くは利用前に必要金額分をチャージして使うプリペイド型(前払い)を採用しており、審査が不要です。
また、電子マネーを使った決済は、対応カードやスマホを決済機にかざすだけで完了する非接触型決済にあたります。
非接触型決済はクレジットカードを使った支払いのようにサインをしたり暗証番号を入力したりする必要がないという利便性の高さから、近年需要を伸ばしています。
現金を使った決済と異なり、ポイント還元を受けられるのも電子マネーが人気の理由のひとつです。
電子マネーの種類によっては、相性の良いクレジットカードと紐づけることでさらにポイントアップします。
⇒利用するたびお得!各電子マネーと相性の良いクレジットカードの組み合わせはこちら
QRコード決済などその他のキャッシュレス決済との違い
電子マネー以外にもキャッシュレス決済には様々な種類があります。
キャッシュレス決済の違いを比較すると、次のとおりです。
キャッシュレス決済の種類 | 支払い方法 | 決済の仕方 |
---|---|---|
電子マネー |
プリペイド型(前払い) ポストペイ型(後払い) デビット型(即時払い) |
カードやスマホをカードを決済端末にかざす |
QRコード決済(スマホ決済) |
プリペイド型(前払い) ポストペイ型(後払い) |
QRコードを読み取る、かざす |
クレジットカード | ポストペイ型(後払い) | カードを決済端末に差し込む、かざす |
デビットカード |
デビット型(即時払い) |
カードを決済端末に差し込む、かざす |
QRコード決済とは、スマホに表示されるQRコードを使った決済方法です。
店舗側が用意するQRコードを手持ちのスマホで読み込む方法(ユーザースキャン方式)と、利用者のスマホに表示されるQRコードをレジでスキャンする方法(ストアスキャン方式)の2つがあります。
代表的なQRコード決済には「PayPay」や「LINE Pay」などが挙げられます。
こうしたQRコード決済を利用するにはスマホでアプリをダウンロードし、ユーザー同録しなければなりません。
つまりスマホがなければ利用ができないため、QPコード決済はスマホ決済と呼ばれることもあります。
その他のキャッシュレス決済の種類としては、クレジットカードやデビットカードが挙げられます。
タッチ決済対応のクレジットカード・デビットカードであれば、決済端末にかざすだけで支払いが完了する非接触型決済がおこなえますが、タッチ決済に対応しないカードの場合は端末機への差し込みや暗証番号の入力、場合によってはサインが必要です。
電子マネーおすすめランキング一覧と最強の組み合わせのクレジットカード
前述のとおり、電子マネーの還元率は相性のよいクレジットカードと組み合わせることでアップします。
マネ会がおすすめする電子マネーランキング一覧と最強の組み合わせは次のとおりです。
なお、電子マネーを選ぶうえでは以下の7つの機能・スペックを比較するとよいでしょう。
- 還元率
- チャージタイミング
- オートチャージ機能
- 入金上限額
- 対応店舗数
- 最強の組み合わせとなるクレジットカード(最大付与率)
電子マネー | 還元率 | チャージのタイミング | オートチャージ | 入金上限額 | 対応店舗数 |
最強の組み合わせ(最大還元率) |
---|---|---|---|---|---|---|
QUICPay | 紐付けるクレカによって異なる | 後払い | - | - | 205万 |
JCB CARD W(2.5%) セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード(2.0%) |
iD | 紐付けるクレカによって異なる |
前払い 後払い 即時引き落とし |
- | - | 207万 | 三井住友カード(NL)(0.5%) |
WAON | 0.5% | 前払い | ◯ | 5万円 | 43万 |
イオンカードセレクト(1.5%) |
Suica | 0.5% | 前払い | ◯ | 2万 | 226万 | 「ビュー・スイカ」カード(1.5%) |
nanaco | 0.5% | 前払い | ◯ | 5万 | 40万 | セブンカード・プラス(1.0%) |
au Pay | 0.5% | 前払い | ◯ | 100万 | 610万 | au Payカード(1.0%) |
楽天Edy | 0.5% | 前払い | ◯ | 5万 | 50万 |
楽天カード(1.0%) |
PASMO | 0~10%(※1) | 前払い | ◯ | 2万 | 非公表 | ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)(1.5%) |
「QUICPay」はJCB CARD Wとの組み合わせで最大還元率2.5%
- 基本は後払い、残金等の心配が不要
- コンビニ・スーパー各社で使え、利用範囲が広い
- ポイント還元率の高い「JCB CARD W」との連携がおすすめ
「QUICPay」はJCBが運営する電子マネーです。
基本的に後払い型で、その都度チャージする必要がないほか、クレジットカードの限度額まで利用が可能で大変便利です。
QUICPay独自のポイントはないため、還元率は連携するクレジットカードの還元率に準じます。
QUICPayとの最強の組み合わせは、JCB CARD Wです。
JCB CARD WとQUICPayを紐付けることで、ポイント還元率が最大2.0%になります。
- 年会費、永年無料
- いつでもポイント2倍
- 安心・安全セキュリティー
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1 〜 10.5% |
発行スピード | モバ即入会で最短5分(※) |
国際ブランド |
|
電子マネー |
|
- 付帯サービス
JCB CARD Wは1.0%の還元率でポイントを貯めることができますが、ポイント優待店で利用することで、さらに多くのポイントを稼ぐことができます。
例えば、Amazonやセブンイレブンなら通常の3倍、AOKIや洋服の青山では通常の5倍、そして、スターバックスだと通常の10倍も多くポイントが貯まります。
ポイント優待店のなかに、よく使うお店がある方は、JCB CARD Wを使ってみるとよいでしょう。
またJCB CARD Wのポイントは月々の支払いの合計金額に応じて付与されるため、1,000円未満の少額決済で使ってもポイントが無駄になることはありません。
前述のとおり、JCB CARD WはQUICPayと紐付けてセブン-イレブンで利用すると、ポイント還元率が2.0%になります。
このとき、0.5%のnanacoポイントの二重取りが可能になるため、合計で2.5%のポイント還元が受けられます。
セブン-イレブンをよく利用する方にとってはお得度の高い組み合わせと言えるでしょう。
実際にJCB CARD Wを使っている人の口コミ
当サイトに寄せられた口コミのなかで、実際にJCB CARD Wを使っている方の口コミを紹介します。
JCB CARD Wは常にポイント還元率が1.0%と高還元ですが、口コミではセブン-イレブンやスターバックス(※)、昭和シェル石油など街のお店でさらにポイントアップする点が好評です。
貯めたポイントは支払いに充当できるほか、他社ポイントや商品への交換ができます。
さらに、OkiDokiランドを経由することで楽天市場やYahoo!ショッピングなどのネットショッピングサイトでもポイントアップし、還元率が最大20倍にもなるため、通販利用が多い方にとってお得なクレジットカードです。
【PR】Sponsored by 株式会社ジェーシービー「QUICPay」とセゾンパール・アメリカン・エキスプレスとの組み合わせでは最大2.0%還元
- 初年度年会費無料
- キャッシュレス決済でお得にポイント還元
- 安心してショッピングが楽しめるオンライン・プロテクション
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 1,100円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5 〜 2% |
発行スピード | 3営業日 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
「QUICPay」は、「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード」との組み合わせることでポイント還元率が2.0%にアップします。
最大の還元率はJCB CARD Wにやや劣りますが、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードと紐付ける場合、セブン-イレブン以外の店舗やサービスでも2.0%の高還元を受けられます。
なお、セゾンパール・アメリカン・エキスプレスはセゾンポイントモールを経由したオンラインショッピングで最大30倍、海外利用で2倍のポイント還元が受けられたり、西友・LIVINでお得な割引が受けられるクレジットカードです。
nanacoユーザーでなければ、QUICPayに紐付けるクレジットカードとしてセゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードを選ぶのがおすすめです。
実際にセゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードを使っている人の口コミ
当サイトに寄せられた口コミのなかで、実際にセゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードを使っている方の口コミを紹介します。
このように、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードを発行した方からは、ポイントの有効期限がない点が好評です。
また他のクレジットカードに比べてETCカードの発行がスピーディーであることもメリットとして挙げられているので、有料道路を使う予定のある方にも向いています。
クイックペイプラスにするには?
QUICPay+(クイックペイプラス)とは、QUICPayの利便性をより高めたサービスです。
通常のQUICPayとは異なり、QUICPay+はクレジットカードだけでなくデビットカードやプリペイドカードへの紐づけができます。
またQUICPayの場合、1回あたりの利用金額が2万円までと定められていますが、QUICPay+の場合は上限がないため高額決済が可能です。
ただしApple PayとGoogle Payにしか対応しないため、QUICPay+にするにはスマホを持っている必要があります。
「iD」は三井住友カード(NL)との組み合わせで最大還元率0.5%
- 前払い・後払いの選択が可能
- メルペイがiDとしても利用可能
- 基本還元率0.5%
「iD(アイディ)」は株式会社NTTドコモが発行する電子マネーです。
iDは支払いのタイミングを選ぶことができます。浪費に気をつけたい方は使いすぎないように、普段は前払いで使ったり、事前チャージを忘れていた時には後払いで使う、なんてことも可能です。
また、QRコード決済を利用できるメルペイもiDに対応。
メルペイの支払いは、銀行口座からチャージしたお金、翌月まとめてあと払い、メルカリの売上金・ポイントのいずれかから選択できます。
さらに、メルペイは使えるお店の数が他の「○○Pay」系よりも非常に多いです。
先ほども説明しましたが、メルペイはiDに対応しているため、既に決済に対応している店舗があるため、全国135万もの場所で決済が可能です。
iD自体にポイントサービスはないため、クレジットカードと紐付いていないプリペイド型とデビット型ではiDをいくら利用してもポイントはもらえません。
しかし、三井住友カード(NL)と連携することで還元率は0.5%になります(※)。
- 年会費永年無料!
- 対象店舗でのスマホのタッチ決済でポイント最大7%還元(※)
- ナンバーレスで安心安全!
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5 〜 7% |
発行スピード | 最短10秒(※) |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
三井住友カード(NL)は対象のコンビニやファーストフード店、ファミレスなどでスマホタッチ決済をおこなうと最大7.0%還元を受けられる年会費無料のクレジットカードです。
対象店舗の例は次のとおり。
コンビニ |
セブン-イレブン、ローソン |
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飲食チェーン店 |
マクドナルド、サイゼリヤ、ガスト、バーミヤン |
カフェチェーン店 |
ドトールコーヒーショップ、エクセルシオール カフェ |
iDでの決済だけでなく、スマホタッチ決済で高還元を受けたい方は三井住友カード(NL)の発行を検討してみてください。
実際に三井住友カード(NL)を使っている人の口コミ
当サイトに寄せられた口コミのなかで、実際に三井住友カード(NL)を使っている方の口コミを紹介します。
このように三井住友カード(NL)を選んだ方は、対象店舗でのスマホタッチ決済でポイント還元率が最大7.0%になる点を評価しています。
また、即時発行できることが理由で三井住友カード(NL)を選んだという声も。
三井住友カード(NL)は審査通過後、最短10秒で専用アプリ「Vpass」上にデジタルカードを発行できるため「今日中にカード決済がしたい!」という方にもおすすめします(※)。
アップルペイとidの違い
Apple Pay(アップルペイ)とはAppleが提供する非接触型決済サービスのことです。
Walletアプリに対応のクレジットカードを登録することでコンビニやスーパーなどのスマホ決済対応店舗やサービスで利用できます。
一方、iDとはドコモが提供する電子マネーのことです。
「WAON」はイオンカードセレクトとの組み合わせで最大還元率1.5%
- イオン系列店での利用がお得
- コンビニ・ドラッグストア等利用範囲が広い
- 「イオンカードセレクト」との連携でポイントの二重取りが可能
「WAON(ワオン)」は、スーパーで有名なイオングループ関連会社のイオンリテール株式会社が運営しているプリペイド型電子マネーです。
イオン、ダイエー、イオンモールなどイオン系列をはじめ、ローソン、ファミリーマート、ミニストップなどのコンビニでポイントが貯まるため、これらの店を使う方におすすめです。
セブン-イレブンだと競合となる電子マネーnanacoが利用できるので、どの店舗をよく利用するかで電子マネーを選ぶとよいでしょう。
電子マネーWAONを利用した時、200円(税込)につき1WAONポイントがゲットできます。また、イオングループの店舗では、毎月5のつく日(5日、15日、25日)はお客さまわくわくデーとして、ポイントが2倍になり還元率1%となります。
さらに毎月10日はありが10デーでポイントが5倍となり、還元率は2.5%となって、とてもお得です。
また登録クレジットカードは、ポイントの二重取りができる「イオンカードセレクト」がおすすめです。
- イオングループの対象店舗なら、WAON POINTがいつでも基本の2倍!
- 毎月20・30日の「お客さま感謝デー」は お買い物代金が5%OFF
- イオンシネマで映画鑑賞割引
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5 〜 1% |
発行スピード | 約2週間 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
イオンカードセレクトはクレジット機能のほかに「イオン銀行キャッシュカード」と「電子マネーWAON」の機能が1枚に集約されている年会費無料のクレジットカードです。
イオンやダイエーなど、グループ対象店舗での買い物がいつでもポイントが2倍で、毎月20日・30日に開催される「お客様感謝デー」では全国のイオンやマックスバリューなどで買い物代金が5%割引されます。
また、イオン銀行のATM利用料金が24時間365日無料、振込手数料も同行宛が無料、他行宛でも最大月5回までの無料なのもイオンカードセレクトの魅力です。
実際にイオンカードセレクトを使っている人の口コミ
当サイトに寄せられた口コミのなかで、実際にイオンカードセレクトを使っている方の口コミを紹介します。
イオンカードセレクトを使っている人は、イオングループでの買い物がお得なこと、オートチャージに対応するためサイン不要で決済でき、混雑時でもスピーディーに会計を終えられる点を評価しています。
またイオンカードセレクトはキャッシュカードとしての機能を備えており、イオン銀行ATMの利用はいつでも無料と、急に現金が必要になったときにも便利です。
近所にイオン系列店がある方なら、発行して損はないクレジットカードといえるでしょう。
「Suica」は「ビュー・スイカ」カードとの組み合わせで最大還元率1.5%
- 鉄道やバス等の運賃の支払いに便利
- コンビニやレストランでも利用可能
- 「ビュー・スイカ」カードとの紐づけで還元率1.5%
「Suica」はJR東日本が発行する交通系電子マネーです。
事前にチャージしておくだけで、鉄道の乗車賃のお支払いはもちろん、コンビニやレストランで決済もできます。
Suicaのメリットはピッとタッチすれば1秒ほどの速さで改札を通過できることです。
また、全国の交通系電子マネーを互いの利用可能エリアで使えるようにする「全国相互利用サービス」が展開されており、Suica1枚あれば首都圏はもちろん、北海道から九州まで全国各地で利用できます。
Suicaとの紐づけにおすすめのカードは「ビュー・スイカ」カードです。
- 普段の電車利用が便利!オートチャージ機能
- Suica定期券機能付き!しかも、定期券購入でポイントが通常の3倍貯まる!
- 国内・海外旅行傷害保険付き!(利用付帯)
年会費初年度 | 524円(税込) |
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年会費2年目〜 | 524円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5 〜 5% |
発行スピード | 最短1週間程度 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
「ビュー・スイカ」カードにはオートチャージ(改札で一定金額を下回ると自動でチャージされる)機能が付帯しており、Suicaとの紐づけでポイント還元率が1.5%になります。
Suicaの場合は残金が不足するたび券売機で料金をチャージしなければなりませんが、「ビュー・スイカ」カードならその必要がないため、通勤や通学ラッシュなどの忙しいタイミングに残高不足で改札を通れない、などといった事態を防げます。
またSuicaの利用ではポイントがつかないため、電車や街のお店での決済でポイントを貯めたいのであれば「ビュー・スイカ」カードを発行しましょう。
実際に「ビュー・スイカ」カードを使っている人の口コミ
当サイトに寄せられた口コミのなかで、実際に「ビュー・スイカ」カードを使っている方の口コミを紹介します。
このように、「ビュー・スイカ」カードはSuicaを常用している方なら使わない手はないお得なクレジットカードです。
年会費は524円(税込)かかりますが、月平均3,000円(税込)以上をモバイルSuicaへチャージするか、オートチャージを利用するだけで、年会費以上のポイントを獲得できます。
したがって、毎月3,000円以上をSuicaにチャージしている方は、「ビュー・スイカ」カードを発行することでお得&便利になります。
「nanaco」はセブンカード・プラスとの組み合わせで最大還元率1.0%
- セブン&アイグループの店舗をはじめとする店舗で便利
- 全国100万店舗以上で利用が可能
- au Payカードとの紐づけで還元率1.0%
株式会社セブン・カードサービスが運営する「nanaco(ナナコ)」はセブン-イレブン、イトーヨーカドーなどのセブン&アイグループの店舗をはじめ、西武・そごうなどの百貨店や飲食店、ドラッグストアなど60種類以上の店で使えてとても使い勝手のよい商業系電子マネーです。
nanacoを使うと「nanacoポイント」が貯まり、ポイントは1P=1円として使えるため、家計の節約にうってつけ。
電子マネー単体の還元率は0.5%とされていることが多いなか、nanacoの還元率は1.0%です。
ポイントは税金の支払いでも貯まります。
なお、nanacoが使える店舗は100万店を突破(2023年8月時点)と公表されており、利用可能なサービスは全国各地に広がっています。
nanacoには、nanacoカード、Androidのみ対応のモバイルアプリ、クレジットカード一体型の3種類の支払い方法があります。
nanacoカードの作り方はこちらで解説しています。
ただし、なかでもお得なのはnanaco一体型のクレジットカード「セブンカード・プラス」を発行することです。
- 毎月8のつく日は、イトーヨーカドーでのお買い物がほとんど全品5%OFF
- ショッピングガード保険(海外)
- 電子マネーnanacoへのチャージでもポイントがたまる
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5%~1.0% |
発行スピード | 通常1週間程度 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
電子マネーnanaco機能が付帯されたセブンカード・プラスは、イトーヨーカドー、セブン-イレブンやセブン&アイ・ホールディングスや提携先店舗で、ポイント還元率が最大1.5%になります。
しかも、セブンカード・プラスからnanacoにお金をチャージすると、それだけで200円=1ポイントのnanacoポイントが貯まります。
セブンカード・プラスは、セブン&アイ・ホールディングス関連会社が発行しているnanacoと一番親和性が高いクレジットカードです。
また、一部対象商品を買うと「ボーナスポイント」が付くこともあります。
チャージとお買物で、ポイントを二重取りしたい場合は、セブンカード・プラスを利用してみてくださいね。
ポイントをザクザク貯める方法など、セブンカード・プラスの詳細はこちらから確認できます。
nanacoはカードとアプリどっちがいい?
nanacoカードとアプリを比較するのであれば、アプリのほうが利便性が高くおすすめです。
nanacoには「nanacoモバイル」という専用アプリがあり、スマホにダウンロードすることでスマホをnanacoカードとして使えるようになります。
nanacoアプリへのチャージはクレジットカードから直接おこなえるため、nanacoカードにチャージするように現金を下ろす必要がありません。
またnanacoカードの場合、nanacoポイントを使うには店舗のレジで電子マネーへ交換しなければなりませんが、nanacoモバイルならアプリ上で手続きが完結します。
レジによってはnanacoモバイルに対応していないこともありますが、カードよりもアプリの方が使い勝手がよいといえるでしょう。
「au Pay」はau Payカードとの組み合わせで最大還元率1.0%
- 国内外での利用可能店舗の数が多い
- auの携帯料金等でもポイントが貯まる
- 基本還元率0.5%
KDDI株式会社が発行する電子マネー「au Pay」は、7大国際ブランドに入るMastercardのネットワーク上で、国内外の広範囲に渡って利用できます。
電子マネーはそのシステム上、国内のみで使用できるものが一般的です。しかし「au Pay」は、世界約4,700万のMastercard加盟店(※)や電子マネー「WebMoney(ウェブマネー)」加盟店で利用できます。
国内での電子マネーの取り扱い店舗数は、ほかのどの電子マネーより圧倒的に多い上に、海外でも使えるため非常に使い勝手がよいのが特長です。
例えばnanacoだとセブン-イレブンやイトーヨーカドーなど、セブン&アイグループ系列のお店約40万店で利用できますが、au Payだとその100倍多いお店で使えます。
au Payでは200円ごとに1ポイントの「PONTAポイント」が貯まります。
au携帯電話やauひかりなどのau通信料でもポイントが貯まり、キャリア決済からのチャージも対応しています。
au Payでポイントを効率的に貯めるなら「au Payカード」との紐づけがおすすめです。
- ポイント還元率1%
- 海外旅行安心保険最高2000万円
- お買い物安あんしん保険(年間100万円まで)
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1% |
発行スピード | 1~2週間 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
au Payカードはau携帯電話、auひかり・auひかり ちゅらを申し込むauユーザー限定のお得なクレジットカードです。
基本のポイント還元率は1.0%と高く、200円ごとに2ポイント貯まり、さらに利用に応じてポイントアップします。
「楽天Edy」は楽天カードとの組み合わせで最大還元率1.0%
- 発行件数は1億超え、大人気の電子マネー
- 日常的に使うコンビニ・スーパー等で広く利用が可能
- 「楽天カード」からのチャージで還元率アップ
楽天Edy株式会社有する「楽天Edy」は、全国の主要なコンビニ、スーパー、ドラッグストア、ネットショップ、さらには家電量販店の多くで使える電子マネーです。
発行件数は1億を超え、数ある電子マネーのなかでもNo.1クラスの人気を誇るサービスとして知られています。
楽天Edyにクレジットカードを登録する場合、楽天Edy機能付きの楽天カードがおすすめ。
楽天カードから楽天Edyにチャージするだけで楽天スーパーポイントが貯まるため、楽天カードでそのまま支払うより、ポイントが貯まりやすいためです。
楽天カードの発行時に楽天Edyの機能を付帯させると500円(税込)分が無料でチャージされるのも大きなメリットといえます。
- 年会費永年無料
- 新規入会&利用でポイントがもらえる
- 安心のセキュリティ
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1~3% |
発行スピード | 7営業日程度 |
国際ブランド |
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電子マネー |
|
- 付帯サービス
楽天カードは年会費無料ながら基本還元率が1.0%と高いクレジットカードです。
コンビニやドラッグストア、飲食店など、日々の生活でクレジットカード決済を利用するだけで、ポイントがどんどん貯まります。
楽天カードのメリットは、楽天市場で利用すると還元率が常に3倍以上になることです。
楽天モバイルや楽天ひかり、楽天証券といった関連サービスを利用している場合、還元率は最大16倍になります。
貯まったポイントは楽天市場で利用できるだけでなく、カード利用分の支払いや楽天ペイでの支払いにも利用可能です。
楽天のサービスをよく利用する方におすすめします。
実際に楽天カードを使っている人の口コミ
当サイトに寄せられた口コミのなかで、実際に楽天カードを使っている方の口コミを紹介します。
口コミを見ると、楽天カードの申し込みの際に楽天Edy機能を付帯させると、無料で500円分チャージされた状態で発行される点が好評です。
また、楽天カードを発行された方は楽天市場でのポイント還元率の高さを評価しています。
そのほか、通常の還元率が1.0%と高水準なだけあり、ポイントがザクザクたまる点に魅力を感じている口コミも多いです。
CMを見て好感を持ったという口コミもあり、クレジットカードを選ぶにあたり知名度や信頼性を重視する方にも楽天カードがおすすめです。
「PASMO」はソラチカカードとの組み合わせで最大還元率1.5%
- 全国の鉄道・バス等で利用可能
- 利用頻度の高いクレジットカードとの紐付けがおすすめ
- 基本還元率は紐づけるクレジットカードによる
PASMOは、Suicaと同じプリペイド型の交通系電子マネーです
PASMOには独自でのポイントがないため、ポイント還元率は紐付けるクレジットカードに準じます。
PASMOを使って日常的にポイントを貯めたい方には、一番よく利用する地域の鉄道会社は発行するクレジットカードの利用がおすすめです。
東京メトロが発行しているPASMO一体型のクレジットカード「ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)」でオートチャージ設定をすると、電車などの利用でメトロポイントが貯まります。
- ANA・提携航空会社便の搭乗でたまるマイル+各種ボーナスマイル
- 東京メトロ乗車・定期券のお支払いでメトロポイントがたまる
- さらにPASMOも搭載!
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 2,200円(税込) |
ポイント還元率 | 0.1 〜 1% |
発行スピード | 約1週間 |
国際ブランド |
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電子マネー |
|
- 付帯サービス
ソラチカカードは以下3つの機能を持ち合わせ、各ポイントを貯められるクレジットカードです。
- PASMO:メトロポイント
- ANAマイレージカード:マイル
- JCBクレジットカード:Oki Dokiポイント
PASMOのメトロポイント、JCBカードのOki Dokiポイント、ANAマイルの3つをを貯められるお得なクレジットカードです。
ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)を使ったポイント3重取りの方法はこちらを参考にしてください。
実際にソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)を使っている人の口コミ
当サイトに寄せられた口コミのなかで、実際にソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)を使っている方の口コミを紹介します。
口コミでは、電車を利用するだけでポイントやマイルが貯まる点や、オートチャージのお陰で改札前であたふたすることがなくなった点が好評です。
またソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)はJCBカードであるため、OkiDokiランド経由での通販でポイントアップします。
日頃からオンラインショッピングを活用されている方にもおすすめのクレジットカードです。
iD自体にポイントサービスはないため、クレジットカードと紐付いていないプリペイド型とデビット型ではiDをいくら利用してもポイントはもらえません。
しかし、dカードと連携することで還元率は最大6.0%になります。
電子マネーの選び方
数ある電子マネーのなかから自分にあったサービスを選ぶには、次のポイントで比較しましょう。
- 発行会社で選ぶ
- ポイント還元率の高さで選ぶ
- 電子マネーが使える店舗で選ぶ
- 支払い方式の違いで選ぶ
電子マネーの選び方について解説します。
発行会社で選ぶ
電子マネーは大きく分けて、交通系、流通系、クレジットカード系、QRコード系の4つの種類に分類されます。
交通系 | Suica、PASMO、ICOCAなど |
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流通系 | WAON、nanaco、楽天Edyなど |
クレジットカード系 | iD、QUICPayなど |
それぞれの特徴を解説します。
交通系電子マネー
交通系電子マネーは、電車やバス、その他交通機関の利用を目的に作られた電子マネーです。
通勤・通学での利用者が多く、あらかじめ金額をチャージしておくことで、各交通機関を利用できます。
また現在は、コンビニやスーパー、自動販売機等でも交通系電子マネーでの支払いができ、汎用性の高い選択肢だといえます。
流通系電子マネー
流通系の電子マネーは、スーパー・コンビニ等の流通業者が発行する「チャージ型」電子マネーです。
レジ端末にかざすことで決済ができます。
利用するごとにポイントが貯まり、各社系列店で決済時に使用できます。近年はスマホアプリ対応サービスも増え、利便性が高まっています。
クレジットカード系電子マネー
クレジットカード系の電子マネーは、「タッチ決済可能なクレジットカード」、または「クレジットカードを登録したスマホ」で支払いをする電子マネーです。
電子マネー利用分も通常のクレジットカード利用分と一緒に請求されるため、支払いが一括化できるメリットがあります。
ポイント還元率の高さで選ぶ
電子マネー各サービスには、それぞれポイント還元サービスがありますが、適応条件や還元率が異なります。
利用目的・頻度によって、ポイント還元を受けやすいサービスを選ぶことが大切です。
なお、電子マネーのなかにはポイント還元のシステムがなく、紐づけるクレジットカードの還元率に準ずるものがあります。
例えば、QUICPayの場合はJCB CARD Wと紐づけてセブン-イレブンで決済することで、nanacoポイントとの二重取りが可能になり、合計で2.5%の還元を受けられます。
iDもそれ自体にポイント還元の仕組みはありませんが、三井住友カード(NL)と紐付けることで0.5%のポイント還元を受けられるようになります(※)。
電子マネーが使える店舗で選ぶ
すでに紹介しているように、それぞれの電子マネーが使える店舗・サービスが異なります。
たとえば、「WAON」はイオン系列の店舗をはじめ、ファミリーマートやローソン等のコンビニで使えますが、セブン-イレブンでは使えません。
一方、セブン-イレブンでは「nanaco」が使えます。そのほか、イトーヨーカドー、デニーズ等で「nanaco」が活躍します。
また、楽天Edyはこうしたグループ企業ごとの制約が少なく、より汎用的に使えるケースが多いです。
SuicaやPASMO等のIC系電子マネーも同様です。
すでに紹介した電子マネーごとの特徴以外に、電子マネーが使える店舗・サービスの具体例を確認すると、あなたに一番合った電子マネーを見つけられるはずです。
支払い方式の違いで選ぶ
すでに紹介したように、電子マネーの支払い方法には、プリペイド型(前払い)、ポストペイ型(後払い)、デビット型(即時払い)の3つのタイプがあります。
支払い方法 | 特徴 | 主なカード |
---|---|---|
プリペイド型(前払い) | 事前にチャージ(入金)をする | Suica、PASMOなどの交通系IC、楽天Edy、nanaco、WAON、iDなど |
ポストペイ型(後払い) | クレジットカード代金と一緒に請求される | iD、QUICPay、PayPayなど |
デビット型(即時払い) | 銀行口座から即引き落としされる | iD、PayPayなど |
プリペイド型(前払い): 使いすぎを防止できる
電子マネーのプリペイド型(前払い)は、事前にチャージ(入金)が必要です。利用前に入金の手間がかかりますが、入金額よりも多く支払うことができないので、使いすぎを防ぐことができます。
このプリペイド型(前払い)方式では、チャージするごとにポイントを貯められます。
また、特定のクレジットカードと連携させると、さらに多くのポイントが獲得できます。
WAONに対して「イオンカードセレクト」、楽天Edyに対して「楽天カード」などがこれにあたります。
残高不足となると決済ができないため、不便なときもあります。しかしオートチャージ(残額が一定額を下回ると、自動でクレジットカードから入金される機能)が可能なタイプであれば、こうしたデメリットは十分カバーできます。
ポストペイ型(後払い): クレカのような補償が受けられる
ポストペイ(後払い)方式の電子マネーの特徴は、事前にチャージの必要がないことです。
支払った金額は、後日クレジットカードから請求される仕組みであるため、申し込み時にはクレジットカードの登録が必要です。
なお、ポストペイ型電子マネーのなかでもクレジットカード会社発行の電子マネーの場合、紛失時にクレジットカードのように補償規定が適用されるメリットもあります。
QUICPayやiDはポストペイ型電子マネーにあたりますが、いずれも独自のポイント還元システムがないため、ポイント還元率は紐付けるクレジットカードによって異なります。
たとえばQUICPayはJCB CARD Wと紐づけてセブン-イレブンで利用するとnanacoポイントとの2重取りができて最大2.5%還元に、iDは三井住友カード(NL)との紐づけで0.5%の還元を受けられます。
デビット型(即時払い): 即時に引き落とされる
デビット型(即時払い)は、決済と同時に銀行口座から利用金額が引き落とされます。口座の残高内でしか支払いができないため、必要以上に使いすぎることがありません。
代表的なのがiDなどです。審査はなく、誰でも手軽に申し込みができます。またiDは、デビット型に加え、ポストペイ型(後払い)・プリペイド型(前払い)の3つから選べるのもうれしいポイントです。
デビット型(即時払い)のカードは原則、即時口座から引き落とされますが、利用時間が深夜・休日の場合は翌営業日に引き落としが行われます。
電子マネーのお得なキャンペーン
電子マネー各サービスでは、期間限定や通年のキャンペーンが随時行われています。
キャンペーン情報を把握しておくことで、キャッシュバック等の当選確率を上げることにもつながります。
利用している電子マネーのキャンペーン情報は常にチェックしておくのがポイントです。
たとえば現在はQUICPayが次のようなキャンペーンを実施しています。
キャンペーン名 | QUICPayチャンス!9のつく日は全額キャッシュバック |
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キャンペーン内容 |
2024年4月〜2025年3月 毎月9日・19日・29日は対象店舗で決済した方抽選で9,190名に全額キャッシュバック(上限金額1万円) |
対象者 | 全てのQUICPayユーザー(※キャンペーン参加登録不要) |
対象期間 | 2024年4月〜2025年3月の9のつく日 |
QUICPayはJCB CARD Wと紐づけてセブン-イレブンで決済すると、nanacoポイントとの2重取りが可能になり、合計で2.5%の高還元を受けられます。
その他の店舗やサービスでの決済でも、1.0%のポイント還元を受けられます。
QUICPay自体にはポイント還元の仕組みがないため、これから使いはじめる方にはJCB CARD Wの発行をおすすめします。
- 年会費、永年無料
- いつでもポイント2倍
- 安心・安全セキュリティー
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1 〜 10.5% |
発行スピード | モバ即入会で最短5分(※) |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
電子マネーを使ったキャッシュレス決済のメリット
- 現金がなくても買い物・支払いができる
- ポイント還元を受けられる
- セキュリティ面が優れている
現金がなくても買い物・支払いができる
手持ちがないときでも決済できるのが電子マネーのメリットのひとつです。
現金がないときは銀行やコンビニATMでお金を引き出す必要がありますが、場合によっては手数料がかかることがあります。
しかし電子マネーがあれば現金がなくても支払い可能なので、無駄なATM手数料を支払う必要がありません。
「給料日前でお金がない……」といったときにも、電子マネーがあれば買い物に利用することができます。
ポイント還元を受けられる
電子マネーのなかには、決済するごとにポイント還元を受けられるものが存在します。
現金での支払いではポイントが貯まらないので、電子マネーはお得です。
また、電子マネーの還元率は相性のよいクレジットカードに紐付けることによってさらにアップします。
たとえば電子マネーの代表格である「QUICPay」は、JCB CARD Wと組み合わせることで最大5.0%のポイント還元を受けられます。
貯めたポイントはマイルや好きな商品と交換できることがあるので、少しでもお得に決済したい方には電子マネーの利用が向いています。
セキュリティ面が優れている
電子マネーをスマホに紐づけている場合、セキュリティ設定がおこなえるため不正利用を防ぐことができます。
セキュリティを確かなものにするためには、スマホにロックを掛け、IDやパスワードを安易なものにせず、使い回しを避けましょう。
また現金の場合、財布を落としたり失くしたりすると金額が戻ってこないことがほとんどですが、ポストペイ型(後払い)の電子マネーの場合は補償が適用されるメリットもあります。
現金を紛失しても保証はしてもらえないけど、電子マネーのなかでもポストペイ型(後払い)なら補償適用があるから安心です。
電子マネーのデメリットや注意点
現金での決済に比べて便利かつお得な電子マネーですが、次のようなデメリット・注意点があります。
- 使いすぎる恐れがある
- 種類が多くわかりにくい
- 決済取り消しや返金が遅いサービスがある
それぞれ解説します。
使いすぎる恐れがある
電子マネー払いに慣れすぎると、買い物ごとの支出を把握しなくなりがちです。現金を出さずに、ピッと1秒で支払いができるので、その都度お金を出している感覚が薄れてしまうこともあります。
「いつの間にかたくさん買い物をしていた」なんてことになりかねないので、都度支出を把握し、自己管理を徹底し気をつけるようにしましょう。
種類が多くわかりにくい
次々に新しい電子マネーが登場し、支払い手段や決済方法なども多くなっています。初心者には、電子マネーの仕組みがよくわからず、敷居が高いかもしれません。
しかし電子マネーは、貯めたいポイントや利用したい店を絞ると、自分自身に適した電子マネーがわかってきます。例えば、SuicaやPASMOなど交通系ICカードでしたら、日常的に利用頻度が高く、切符の代わりになるので使い勝手がよいです。まずは電子マネー1種類を持ってみて、電子マネー生活をスタートすることをおすすめします。
決済取り消しや返金が遅いサービスがある
電子マネーの種類によっては、決済の取り消しや返金処理に時間がかかる場合があります。
したがって電子マネーを使う際は、本当にこの商品買ってよいのか、支払いをして問題ないかをよく確認しましょう。
Suica、iD、QUICPayの利用がiPhoneのApple Payでもっと便利に!
iPhoneには、「Apple Pay」が搭載されています。クレジットカード、電子マネー、映画のチケットなどをApple Payの「WALLETアプリ」に入れて一括管理できます。
登録できる電子マネーは、Suica、iD、QUICPayの3つ。Apple Payは、普段のお買物から、交通機関でのお支払いまで幅広いシーンで利用することができるのです。
クレジットカードをApple Payに登録する方法も簡単です。
iPhoneのカメラで、券面を撮影するだけで、お手持ちのクレジットカードが登録されます。
これで、スマホにクレジットカードが入った状態になり、対応店舗ならどこでも、手軽にお支払いできるようになります。
iPhoneユーザーの皆さんは、Apple Payの利用を検討してみてくださいね。
特徴1:iPhoneをかざすだけの簡単決済!
事前にクレジットカードの情報を登録しておくことで、iPhone端末をかざすだけの簡単な決済が可能!
特徴2:複数のカードを一元管理!
カメラでクレジットカードを読み取り、ビジュアル化されたカードを最大8枚まで一元管理可能。
特徴3:安心のセキュリティ
万が一iPhoneを紛失しても、外部からの操作でApple Payの機能をロックさせることができます。
また、決済情報を保存しないので、第3者に購入情報を見られる心配もありません。
Apple Payは、iPhoneをかざすだけの簡単な決済が可能なだけでなく、登録したクレジットカードでポイントを貯めることもできます。
さらに、実店舗のお支払いはもちろん、Apple Payは、オンライン決済にも対応しています。
これなら、実店舗とオンラインの両方で効率よくポイントを稼ぐこともできます。
Apple Payは、iPhoneさえあれば、とくに事前準備する必要もなく簡単に使えるサービスですから、電子マネー初心者の皆さんも試しに使ってみることをおすすめします。
電子マネーの残高の確認方法
電子マネーの残高は、多くの場合、専用サイトかスマホアプリから確認することができます。SuicaやPASMOなどの交通系電子マネーの場合は、自動券売機で確認することも可能です。
なるべくなら、すぐに残高を確認できたほうがよいですから、対応するスマホアプリは必ずインストールしておきましょう。
そうすれば、残高確認だけでなく、入金までスマホの画面で完結できる場合もあります。便利な機能はできる限り活用しましょう。
おすすめの電子マネーについてよくある質問
電子マネーに関するよくある質問について回答します。
- 一番使える電子マネーは?
- 学生におすすめの電子マネーは?
- iPhoneユーザーにおすすめの電子マネーは?
- 電子マネーの最強の組み合わせは?
- 還元率の高い電子マネーランキングは?
- idとクイックペイはどっちがいい?比較すると?
似たような疑問をお持ちの方は参考にしてください。
一番使える電子マネーは?
一番使える電子マネーはQUICPayやiDです。
いずれも対応店舗数が200万店を超えており、多くの店舗・サービスで利用することができます。
QUICPayやiDはクレジットカードと紐付けることでポイント還元が受けられる電子マネーです。
たとえばQUICPayはJCB CARD Wと紐づけてセブン-イレブンで決済すると、nanacoポイントとの2重取りが可能になり、合計2.5%の還元を受けられます。
iDは三井住友カード(NL)と紐付けると0.5%のポイント還元を受けられます(※)。
学生におすすめの電子マネーは?
学校への通学やアルバイト先への通勤が多い学生には、SuicaやPASMOなどの交通系電子マネーをおすすめします。
SuicaやPASMOは電車だけでなくコンビニやスーパー、飲食店など街のお店の決済でも使えるため、1枚持っておくと便利です。
iPhoneユーザーにおすすめの電子マネーは?
IPhoneユーザーにおすすめの電子マネーはQUICPay、Suica、iDです。
使い方の詳細はこちらで解説しています。
電子マネーの最強の組み合わせは?
電子マネーとの最強の組み合わせとなるクレジットカードは次のとおりです。
電子マネー | 基本の還元率 | 最強の組み合わせと最大還元率 |
---|---|---|
QUICPay | 紐付けるクレカによって異なる |
JCB CARD Wで5.0% セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードで(2.0%) |
iD | 紐付けるクレカによって異なる | 三井住友カード(NL)で(0.5%) |
WAON | 0.5% | イオンカードセレクトで1.5% |
Suica | 0.5% | 「ビュー・スイカ」カードで(1.5%) |
nanaco | 0.5% | セブンカード・プラスで(1.0%) |
au Pay | 0.5% | au Payカードで(1.0%) |
楽天Edy | 0.5% | 楽天カードで1.0% |
PASMO | 0~10%(※) | ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)で1.0% |
還元率の高い電子マネーランキングは?
前述のとおり、電子マネーの還元率は紐付けるクレジットカードによって変わります。
当記事で紹介している電子マネーのなかでも還元率の高い組み合わせランキングは次のとおりです。
- 1位:QUICPayとJCB CARD Wで2.5%(※)
- 2位:QUICPayとセゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードで2.0%
- 同率3位:WAONとイオンカードセレクトで1.5%
- 同率3位:Suicaと「ビュー・スイカ」カードで1.5%
- 同率5位:楽天Edyと楽天カードで1.0%
- 同率5位:nanacoとセブンカード・プラスで1.0%
- 同率5位:au Payとau Payカードで1.0%
- 同率5位:PASMOとソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)で1.0%
- 9位:iDと三井住友カード(NL)で0.5%
idとクイックペイはどっちがいい?比較すると?
iDとQUICPayはポストペイ型(後払い)の電子マネーで、いずれもApple Payへの紐づけができます。
それぞれの主な違いは次の3点です。
- 紐づけできるクレジットカード
- 加盟店舗数:iDのほうが多い
- 利用できる形態:QUICPayのほうが多い
iDとQUICPayの違いについてはこちらで解説しています。
電子マネーのまとめ
ここでは、電子マネーの基本情報から、電子マネーそれぞれの特長や、おすすめのクレジットカードについて見てきました。
読み取り機にかざして、瞬時にお支払いが完了する電子マネー。
ポイントの貯まりやすさや、スマホアプリとの連携、お得なキャンペーンなど、電子マネーには魅力的な要素がたくさんあります。
加盟店の数を重視するのか?ポイント還元率の高さを求めるのか?自分が何を必要としているのか考えながら、電子マネーを選んでみてください。
あとは、ここで紹介したクレジットカードと組み合わせて利用すれば、より快適なキャッシュレス生活を実現することができるはずです。
大学卒業後、ライターとして活動を開始。主に「金融」「アニメ」のジャンルで記事を執筆。マネ会では、クレジットカードや電子マネー等の記事を担当。ほかにも、ダ・ヴィンチニュースにて「『君の名は。』新海誠監督の6作品を時系列で振り返る! 新海作品のテーマは「喪失」と「距離」!?」など、アニメ関連の記事も執筆している。ライターとしての活動以外にも、脚本や小説などの創作活動をおこない、『第33回シナリオS1グランプリ』では奨励賞を受賞。