ANA VISA Suicaカードの基本情報から審査難易度、口コミまで徹底調査!
クレジットカードに何を求めるのかは人それぞれですが、「1枚だけで日常生活だけでなく、旅行でもオールマイティーに使えること」ができるカードのほうが利便性が高いものです。
ANA VISA Suicaカードは、通常のクレジット機能のほか、カードを使うたびに貯まる「ANAマイル」や「Suica機能」も搭載しているので、3つの機能が1枚に凝縮されていることが特徴です。
しかし、複数の機能があるということは、その分、契約内容なども複雑になりがちです。
そこで今回、ANA VISA Suicaカードの基本情報から審査難易度、口コミまで徹底調査してみました。
- 入会時・毎年のカード継続時にボーナスマイルをプレゼント
- 国内旅行海外旅行ショッピング保険など充実!
- Suicaが付いて電車に乗るのがラクラク!
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 2,200円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5 〜 10% |
発行スピード | 2週間程度 |
国際ブランド |
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電子マネー |
|
- 付帯サービス
ANA VISA Suicaカードの基本情報
ANA VISA Suicaカードは、三井住友カードが発行しているクレジットカードです。
名称で分かるように、全日本空輸(ANA)とJR東日本(Suica)と提携していますので、普段からよくANAやJRを利用する人であれば、ポイントも貯まりやすくなるので前向きに検討したい1枚といえるでしょう。
それでは早速ANA VISA Suicaカードの基本情報から見てみましょう。
年会費(税込) | 2,200円 |
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年会費割引特典 |
WEB明細サービスとマイ・ペイすリボの利用で割引あり |
旅行傷害保険 |
海外旅行:1,000万円 国内航空:1,000万円 国内旅行:無し |
ショッピング補償 |
年間100万円までのお買物安心保険(※) |
家族カード |
発行不可 |
支払い日 | 15日締め翌月10日払い |
ポイントサービス | Vポイント |
基本情報だけを見ると通常のクレジットカードとさほど大きく変わらないのでは?という印象を与えますが、ANA VISA Suicaカードの特徴は、ポイントが貯まるのがショッピング時のカード利用時のみではないという点です。
例えばANAに搭乗したり、Suicaを利用しても、ポイントが付与されます。なお逆も然りで、貯まったポイントがマイルやSuicaに交換可能です。
もちろん景品とも交換できるので、それぞれのライフスタイルにあったポイントの使い方ができる自由さが最大の魅力と言えるでしょう。
気になるANA VISA Suicaカードの口コミ情報
申込を検討している段階であれば、気になってくるのが実際に申込みし契約した人がどう思っているのかという口コミです。
それでは、ANA VISA Suicaカードを使用している人が、どう感じているのかという口コミを見てみましょう。
最も散見された口コミは「SuicaチャージでANAマイル貯められるのは便利」という内容でした。
また「家族カードがない」、「ゴールドカードがない」という口コミも確認できました。
ANA VISA Suicaカードの年会費
ANA VISA Suicaカードの年会費は基本情報で伝えたように、2,200円(税込)が必要です。
年会費無料をうたっているクレジットカードも多いので、年会費がネックと感じることも少なくありません。
ただ、もしネックが年会費のみということならば、初年度は年会費無料なので、まずは使い勝手などを知るために1年間お試し期間として利用してみるという方法も検討できるでしょう。
そこで「継続してもいいかな」となれば、今度は年会費を抑える方法を実践してみましょう。
ANA VISA Suicaカードの年会費を抑える方法は以下の2つです。
- WEB明細サービスを利用する
- マイ・ペイすリボを利用する
それでは具体的にどのような内容で、どの程度年会費が割安になるのかを見てみましょう。
年会費割引になるWEB明細サービス、マイ・ペイすリボは活用しない手はない
翌年度に発生する年会費をお得に割引にする方法は、「WEB明細サービス」と「マイ・ペイすリボ」の2種類を手続きすることです。
それぞれの概要とどの程度割引になるのかを見てみましょう。
サービス名 | 概要 | 年会費割引後の金額(税込) |
---|---|---|
WEB明細サービス | カード利用時の月の明細書を郵送確認ではなくインターネットで確認すること | 1,650円 |
マイ・ペイすリボ | 支払方法を「マイ・ペイすリボ」に設定し、年に1回以上のリボ払いの手数料支払いがあること | 1,100円 |
「マイ・ペイすリボ」は、いわゆるリボ払い設定のことです。
ショッピング時にANA VISA Suicaカードを使い、1回払いの利用分が自動的にリボ払いになるシステムになるので、ここはしっかり自身で認識しておかないと「1回払いにしたのに勝手にリボ払いになっている」とトラブルに発展してしまうことも珍しくありません。
翌年度の年会費の割引金額とリボ払いの利息どちらがお得なのか、しっかりと把握したうえで手続きをおこなうことをおすすめします。
またWEB明細ですが、年6回以上の請求があることが条件です。6回以下ですとWEB明細手続きをしていても割引の対象とはならないので、注意しておきましょう。
「どうしても年会費無料がいい」、「年会費無料が絶対条件」という人であれば、ぜひ以下の記事を参考にされてください。
貯まるポイントはVポイント
クレジットカードを使う最大のメリットは、利用金額に応じてポイントが貯まることが挙げられます。
同じ金額を支払っても、現金払いでは何のポイントもつきませんがクレジットカード払いにすれば都度ポイントが付与されるので、あえてクレジットカード払いにしてる人も少なくありません。
さて、ANA VISA Suicaカードももちろん利用金額に応じてポイントが付与されます。貯まったポイントは、Vポイントと称され、ポイント数に応じて景品や他社サービスとの交換が可能です。
ポイント付与率は200円で1ポイントですが、対象外となる支払いもあるので注意しておきましょう。
- 国民年金保険料
- Edyチャージ JR東日本モバイルSuica
- モバイルSuica(Apple)
- JR西日本スマートICOCA
- WAONチャージ
- nanacoクレジットチャージプリペイド購入・チャージ(三井住友カード)
- 7payクレジットチャージ
これらの支払いに関しては、ANA VISA Suicaカードは使用できますが、ポイント対象外です。
高い還元率を望むなら「マイ・ペイすリボ」が優秀
ANA VISA Suicaカードのポイント付与は、通常200円(税込)で1ポイント付与されます。1ポイントは1円相当の価値があるため、還元率は0.5%となります。
クレジットカードの還元率で比較すれば決して高い還元率とはいい難いものですが、「マイ・ペイすリボ」を利用すれば、200円(税込)で2ポイントと、通常の2倍に還元率が上がります。
しかしリボ払いにすると必ず発生するのが、手数料です。ANA VISA Suicaカードの「マイ・ペイすリボ」の手数料は実質年利15.0%と高い金利のため、ポイントだけのために「マイ・ペイすリボ」を活用するのはおすすめできません。
ただ、少し手間は発生するのですが、この手数料をできる限り抑える方法は存在します。
ポイントは、リボ払いの支払い金額を自身で設定することができるという点です。
リボ払いの最低返済金額は、利用金額に応じて決まりますが、それ以上の支払い金額であれば問題ないので、そこをうまく活用します。
支払い方法は「マイ・ペイすリボ」にしておいて、決済後に返済金額を1,000円程度残るほどの残高にした金額に設定をしなおすのです。
ただこれは自分が処理を忘れてしまえば、そのまま最低返済金額のみの請求が入ります。そのため請求が確定する26日ごろを目途にVISAカード会員用のWebサイト「Vpass」のメニューから、支払い金額の変更手続きをおこないましょう。
これらの一部繰り上げ返済をするなどして、上手にバランスをとっていけば、非常にお得なサービスだといえます。
ANA VISA Suicaカードは追加カードやETCカードにも対応
ANA VISA Suicaカード追加できるカードは、ETCカードのみです。家族カードには対応していません。
また三井住友カードで展開しているインターネット決済専用カード「バーチャルカード」も非対応なので、注意しておきましょう。
ただしANAカード会員の家族の13歳以上の子供を対象とした「ANA VISAプリぺイドカード<チャージ限定型>」であれば申込は可能です。
通常のクレジット機能はなく事前にチャージした金額しか使えないプリペイド式カードですし、利用のたびにメール配信やロック機能もついているので、初めてのキャッシュレス体験としてのカードにはピッタリです。
月間利用料が1,000円以上ならば、5マイルも貯まるので、家族でお得にポイントを貯めることができます。
- 入会時・毎年のカード継続時にボーナスマイルをプレゼント
- 国内旅行海外旅行ショッピング保険など充実!
- Suicaが付いて電車に乗るのがラクラク!
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 2,200円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5 〜 10% |
発行スピード | 2週間程度 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
ANA VISA Suicaカードを持つメリット
1枚で3つの機能を搭載しているのが特長であるANA VISA Suicaカードですが、複数の機能を持つがゆえに情報量も多く、どのようなカードなのかメリットがよく見えてこないという側面も持ちあわせています。
細かく見ていけばいくほど、混乱してしまうことも珍しくありませんから、ここでしっかりとANA VISA Suicaカードのメリットを確認してみましょう。
ANA VISA Suicaカードのメリットは大きく分けると下記の5つです。
- カード決済でもSuicaを使ってもANA機に搭乗してもポイントが貯まりマイルに交換できる
- Suica定期券とのリンクも可能
- 使える付帯保険
- Apple Payなどの電子マネーにも対応
- 豊富な会員限定割引
それではこの5つのメリットを詳しく見てみましょう。
メリット1.カード決済でもSuicaを使ってもANA機に搭乗してもポイントが貯まりマイルに交換できる
通常クレジットカードのポイントが貯まるのは、クレジットカード決済をした時のみという印象を持つ人も多いのではないでしょうか。
ANA VISA Suicaカードは、カード決済時はもちろんのこと、Suicaにチャージしたときでも、Vポイントが貯まるようになっています。
事前に普段使用しているSuica とANA VISA Suicaカードをリンクさせておく必要があります。その手続きに関してはあとで詳しく述べるので、ここでは「リンクさえしておけば、今後はSuicaを使った時にポイントが貯まるようになる」とだけ認識していれば問題ありません。
なお貯まったVポイントは、Suicaにも移行できますしマイルにも移行できます。
また、ANA機に搭乗した際には、ポイントではなくマイルが貯まります。通常のフライトマイルのほかに、ボーナスマイルまで貯まるので、より効率的にマイルを貯められます。
なお入会特典としてボーナスマイルが最大10,000マイル付与されます。入会特典マイルの付与時期は、加入日の翌月末です。例えば5月入会であれば6月末にマイルが付与されることになるので、それを見越してお得な旅のプランを立ててもいいでしょう。
また翌年度もANA VISA Suicaカードを継続すれば、継続ポイントとして1,000マイルがプレゼントされるので、よりマイルが貯まりやすい環境にあると言えるでしょう。
貯まったポイントはマイル&Suicaに交換可能
ANA VISA Suicaカードで貯まったポイントは景品のほか、マイルやSuicaにも交換可能です。「クレジットカードのポイントは、案外貯まっても使い道がない」というジレンマがつきものですが、豊富な交換先があるので、より需要に沿うものと交換できます。
まずはSuicaの還元率ですが、1ポイントで1円分です。移行手数料は発生しませんから、ポイントさえあればいつでも無料でSuicaと交換可能です。
なお貯まったマイルをSuicaにチャージすることもできるのも魅力です。
飛行機に乗る頻度よりも、JR利用のほうが多いなど、それぞれのライフスタイルにあった内容でポイントを交換できるので無駄がありません。
マイル移行方法
ANA VISA Suicaカードに限らずANAカードすべてにおいて言えるのが、カードを使ったからと言ってそのままマイルは貯まらないということです。
貯まるのは利用金額に応じた「ポイント」なので、そのポイントをマイルへ移行する手続きが別途必要となります。
ANA VISA Suicaカードのマイル移行は「5マイルコース」と「10マイルコース」から選択できるのですが、それぞれ交換レートや移行手数料が異なるので、まずはそれらの特徴から見てみましょう。
コース | 5マイルコース | 10マイルコース |
移行手数料(税込) | 無料 | 6,600円(※) |
換算率 | 5ポイント5マイル | 5ポイント10マイル |
単位 | 1ポイント以上、1ポイント単位 | 1ポイント以上、1ポイント単位 |
移行方法 | 自動移行または都度移行 | 自動移行または都度移行 |
5マイルコースにすれば手数料は無料だけど、交換レートが低い、しかし10マイルコースだと交換レートは高いものの手数料が発生してしまいます。
「結局どちらを選べばいいの?」と悩んでしまいますが、1つの基準として年間利用料金で判断するといいでしょう。ANA VISAの場合ですと、年間利用料金が60万円以上であれば10マイルコースにしたほうが得だといわれています。
メリット2.ANA VISA SuicaカードはSuica定期券とのリンクも可能
通勤や通学でJR東日本を利用しているのであれば、ぜひ持っておきたいのがSuicaカードです。もはや説明不要というほど浸透していますが、ANA VISA SuicaカードはSuica定期券とのリンクが可能なのです。
とはいえ、ANA VISA SuicaカードそのものがSuicaカードとして使えるということではありません。
駅構内にあるATM「ビューアルッテ」でオートチャージしたいSuicaカードと、ANA VISA Suicaカードの2枚準備をします。あとは画面表示にある「Suicaのリンク」を選択し、指示に従って手続きを行いましょう。
また、モバイルSuicaを利用しているのであれば、ANA VISA SuicaカードにモバイルSuicaを登録するだけで、オートチャージすることも可能です。
Suica定期券とのリンクさせても、モバイルSuicaにオートチャージしても、いずれもポイントは貯まりますので、貯まったポイントはマイルに移行することもできます。
オートチャージ機能にしておけば、例えば1,000円以下になった時点で、自動的に2,000円チャージすることができるので、わざわざ自分自身でチャージする手間が省けます。
日々の通勤や通学でポイントを貯めて、長期休暇時にマイルで旅行というお得な旅行プランを立てることも夢ではありません。
Suicaにチャージしてもポイントが貯まる
先述したようにSuicaにチャージ、オートチャージしてもVポイントは加算されますが、チャージが必要な時に限って「手持ちのお金が心もとない」という状況も出てくるでしょう。
その場合にはもしマイルを貯めていれば、その分をSuicaにチャージすることも可能です。1万マイルで1万円分チャージできるので、まずはマイルが貯まっていないかを先に確認するといいでしょう。
メリット3.ANA VISA Suicaカードの付帯保険
ANA VISA Suicaカードの旅行保険は自動付帯です。
そのため、カードを所有していれば利用可能な保険なので、安心して旅行を楽しめます。
さらにANA VISA Suicaカードには海外旅行傷害保険だけでなくショッピング補償も備わっています。
自動的につく補償内容とはいえ、具体的にどこまでを補償してくれるのかを詳しく以下で見てみましょう。
海外旅行傷害保険
まずは海外旅行の保証内容から見てみましょう。
補償対象 | 最高補償額 |
---|---|
海外旅行 | 1,000万円 |
国内航空 | 1,000万円 |
国内旅行 | なし |
「国内旅行」に関しての補償はありません。その分、「国内航空」に最高1,000万円の補償がついています。
補償される「国内航空」ですが、飛行機に搭乗中何からのトラブルでケガなどをした場合を補償する内容です。
例えば激しい乱気流でケガをしたなどで使われます。
同じ旅行中のケガでも、「飛行機の中以外であれば何も補償はされません」という内容です。例えば観光地で転倒し、ケガをしたとしても何もカバーはしてもらえません。
その分、任意で加入している生命保険などのプラン内容でカバーするといいでしょう。
ショッピング補償
ショッピング補償は、年間100万円までの補償がついています。ただしこれも適用するにはいくつかの条件があるので、まずはその条件に該当しているのかを事前に確認しておくことをおすすめします。
- 海外の利用は適用外
- 国内でのリボ払い、分割払い(3回以上)の利用であること
つまり海外で利用した場合には、問答無用で補償の対象外ですし、国内利用でも1回や2回払いでカードを使えば補償の対象外となってしまうのです。
つい「リボ払いや分割だと手数料もったいないしね」と1回や2回払いにしてしまうと、万が一の時に補償対象外になるので、念のため旅行時やショッピング時には最初から自動でリボ払いになる「マイ・ペイすリボ」を検討しておくのも方法でしょう。
メリット4.Apple Payなどの電子マネーにも対応
2019年の増税の消費冷え込み防止策としてとられたのが、キャッシュレス決済にすればポイント還元という内容です。
街中でもよく「○○pay」という文字を多く見ることも増えてきました。これから先どんどんキャッシュレス決済がベーシックになっていくことが予見されていますので、電子マネーが備わったクレジットカードの需要も増えていくことでしょう。
さて、ANA VISA Suicaカードには以下の4つの電子マネーが搭載されています。
電子マネー名称 | 特徴 |
---|---|
三井住友カードiD |
・事前チャージ、使用時のサインが不要 ・利用すればVポイントが貯まる ・不正利用補償あり |
Apple Pay |
・認証が顔認証と指紋認証なので安全性が高い ・2019年10月までの期間限定サービスとして、Apple Payでの支払いでポイント10倍 |
三井住友カードWAON |
・オートチャージ可能 ・毎月20日、30日はイオンお客様感謝デーとして5%オフ ・毎月5日、15日、25日はお客様わくわくデーとしてポイント2倍 |
PiTaPaカード |
・事前チャージ不要 ・子供の改札通過をメールでお知らせ |
複数あるので場面に応じての使い分けもできますし、1つに絞って管理しやすくすることも可能です。
メリット5.豊富な会員限定割引
クレジットカードのメリットといえば貯まるポイントのほか、会員限定の割引も見過ごせません。ANA VISA Suicaカードももちろん会員限定の割引があるので、欲しかった商品などは、まず割引対象になっていないかを確認することをおすすめします。
また商品だけでなくレジャー施設なども対象なので、思い出作りの一環としても活用できそうです。
それでは具体的な会員限定割引内容を見てみましょう。
会員優待内容 | 割引率 |
---|---|
ANA機内販売 | 5%オフ |
ANA FESTA(空港内ギフトショップ) | 10%オフ |
A-Style(通販サイト) | 5%オフ |
旅行商品 | 5%オフ |
ビジネス公開講座 | 15%オフ |
空港免税店 | 5%オフ |
高島屋SHILLA&ANA | 5%オフ |
ANAスカイホリデー | 5%オフ |
ANAハローツアー | 5%オフ |
ANA SKY WEB TOUR | 5%オフ |
ANA VISA Suicaカードでカード会員が受けられる恩恵は割引だけではありません。そのほか会員限定サービスは以下のとおりです。
サービス名 | サービス内容 |
---|---|
ANAカード専用運賃「ビジネスきっぷ」 | 搭乗当日の変更も可能で便利な割引運賃 |
航空券のスムーズ予約 | 予約時にカード表面の左下部に刻印されている10桁の数字を伝えるだけで、スピーディな予約が可能 |
IHG・ANA・ホテルズグループジャパン宿泊割引サービス | 予約の際にANAカード会員の旨伝えると、ベストフレキシブル料金5%割引 |
成田空港でのパーキング割引 | マイカーで成田空港へ出かける時に、ANAマイレージクラブ提携駐車場(セントラルパーキング成田)でANAカードを提示すると駐車料金(完全固定式)が特別割引になり、マイルが貯まる特典(※) |
ANA SKY コインへのご交換優遇レート | 50,000マイル以上交換する場合、ANAカードの種類に応じて、交換率が変動 |
各種イベントのご案内 |
・ANA機体工場見学 ・ANAスカイオーディオ(全日空寄席)公開録音 ・キッザニア東京、キッザニア甲子園「ANAカードスペシャルデー」 ・横浜F・マリノス特別席、特別ルーム観戦 など |
割引だけではなく体験型のイベントなども開催されているので、休日を利用して会員特典をフル活用すればコストパフォーマンスも高くなってきます。
予算に余裕が出た分、少しランク上の部屋を予約するなどすれば、より充実した旅になることでしょう。
- 入会時・毎年のカード継続時にボーナスマイルをプレゼント
- 国内旅行海外旅行ショッピング保険など充実!
- Suicaが付いて電車に乗るのがラクラク!
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 2,200円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5 〜 10% |
発行スピード | 2週間程度 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
ANA VISA Suicaカードのデメリット
ANA VISA Suicaカードの基本情報やメリットなどをお伝えしてきましたが、メリットばかりを注視してしまうと、いざ何かあった時に「こんなはずじゃなかった」と後悔にもつながってしまいます。
何をデメリットに感じるのかは人それぞれですが、事前に把握しておくことで「この程度なら許容範囲」と思えるのかどうかが大きく変わってきます。
ANA VISA Suicaカードのデメリットは2つの項目が挙げられます。
- 年会費があること
- ポイント還元率の低さ
年会費に関しては初年度は無料ですし、最低〇年以上使用しないと違約金などの縛りもないので、まずはお試し期間として1年間利用してみるというのも方法でしょう。
「翌年度も使いたい」となれば、今度はいかに年会費を安く押さえるのかが焦点になってきます。年会費の割引に関しては先述したように「WEB明細」や「マイ・ペイすリボ」への登録が有効です。
2つめのデメリットは還元率の低さです。
Vポイントは、200円(税込)で1ポイントが貯まります。1ポイントは1円相当で、還元率が0.5%と決して高い数字とはいい難いのが現状です。
しかし通常のショッピングはもとより、JRでの通勤時利用や飛行機利用時でもポイントは加算されますから、ほかのカードと比較するとポイントが貯めやすい環境にはあるわけです。
そこを考慮すれば、結果的に高還元率をうたっているクレジットカードとあまり遜色ないクレジットカードとも考えられます。
いずれにせよ、カードを実際に使う人のライフスタイルに合っているか否かで、ポイントも貯めやすい環境になるのか決まるので、まずは「なぜANA VISA Suicaカードが必要なのか」という点を一度考慮してみることをおすすめします。
ANA VISA Suicaカードの支払い方法
ANA VISA Suicaカードも使えば当然ですが、毎月の支払いが生じます。
ANA VISA Suicaカードの支払い日は、毎月15日締めの翌月10日払いです。ただし金融機関によっては8日に設定されることがあるので、契約時に必ず返済日については明確に確認するよう心がけましょう。
もし10日が土日祝日であれば、翌営業日が支払い日に変更されます。
引き落とし先の口座は基本的にどこの金融機関でも構いませんが、おすすめは三井住友銀行の口座です。理由は先述している「マイ・ペイすリボ」の存在です。
「マイ・ペイすリボ」に登録しておけば、年会費も割引、そしてマイルが1,000円で13マイル(還元率1.3%)になるので、活用しない手はないのですが、いかんせん気になるのは手数料問題です。
ただこの手数料問題も事前に支払い金額の設定金額を調整することで、実質1回払いにすることができるので、ポイントはお得に貯められる上に利用手数料は発生しないといういいこと尽くしなのですが、この事前の支払い金額の設定も、期限があるのです。
他金融機関口座であれば、支払い日の4営業日前~6営業日のいずれかですが、三井住友銀行の口座指定であれば、支払い日の2営業日前まで設定が可能です。
「帰宅したら支払い金額を変更しておこう」と思いつつ、帰宅後にすっかり忘れていることも考えられますから、変更可能日が長く設定されている三井住友銀行の口座が優秀と言えるでしょう。
ANA VISA Suicaカードの審査について
多機能型カードANA VISA Suicaカードも申込みをすれば、必ず審査があるので、まずは審査に通過しなければいけません。
とはいえ、ANA VISA Suicaカードの審査基準は公表されていませんから、「こうすればだれでも確実に審査に通過する」ということは明言できません。しかしどこの金融機関でも審査するポイントは大体同じです。
あとは各金融機関で「どこまでを合格ラインにするのか」という違いがあるだけなので、まずは審査される項目、そして審査に落ちないために事前にできることを事前に知っておくことが審査通過の近道と言えます。
それではまず審査項目から見てみましょう。
- 年収
- 勤続年数や年齢などの属性
- 他社借入れ金額、件数
- 信用情報機関での情報
年収部分で不安に感じる人もいますが、ANA VISA Suicaカードの申込条件を確認すると「満18歳以上の方(高校生は除く)」という年齢制限1点のみです。
とくに年収制限などもないので、そこはあまり気にしなくてもいいでしょう。それでは次に審査に落ちてしまう可能性がある項目を見てみましょう。
- クレジットヒストリーを作る
- キャッシング枠はつけない
最初にクレジットヒストリー(クレヒス)の意味ですが、今までの借入れ履歴のことを指します。ざっくりいえばクレジットカードやキャッシングをした利用と返済の記録です。
よく「借入れが多いと審査に落ちる」と聞きますが、反対に借入れ履歴が全くないのも、審査落ちの要因となります。
理由は、クレジットヒストリーからでは本当に今まで借入をしたことがない人(スーパーホワイト)なのか、過去に自己破産などの債務整理をおこない10年以上経過したためその情報がなくなっている(ホワイト)なのか判断がつかないためです。
まだ申込者の年齢が20代であれば、過去に債務整理をしている可能性は低いものですが、30代以降になると見わけがつかなくなってしまいます。
そのため、クレジットヒストリーがあることは大切な審査項目なのです。カード作成のために、分割で何かを購入するのもおかしな話のように感じられますが、履歴を作るという意味で、何かしらの商品を分割購入し、履歴を作るのも方法の1つです。
次にキャッシング枠ですが、ANA VISA Suicaカードはキャッシング枠を設けています。上限金額が100万円ですし「いまは必要ないけれど念のため」とつけたくなる気持ちも分かりますが、ここはグッと我慢をしておきましょう。
キャッシング枠をつけるとその分、審査が厳しくなる傾向にあるためです。「あると使ってしまう」というタイプならばなおさらです。
ANA VISA Suicaカードの申込方法
ANA VISA Suicaカードの申込方法は、WEBでの申込となります。
インターネットでANA VISA Suicaカードの公式ホームページを検索すれば、ページ内に「カード申込」のバナーが出てくるので、そこから申込できます。
あとは必要項目を入力すれば完了ですが、申込の段階で引き落とし先の口座登録が必要です。
支払い口座に指定できる金融機関は決まっていますので、まずは希望する銀行が該当しているのかを確認しましょう。
ANA VISA SuicaカードのWEB申込で口座振替ができる金融機関は以下のとおりです。
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- みずほ銀行
- ゆうちょ銀行
- りそな銀行
- インターネット専業銀行
- 一部の地方銀行
なおこれらに該当しても、申込者が未成年であれば口座振替の設定はできないので、注意しておきましょう。
もし希望する銀行が指定外であったり、口座振替ができない場合には郵送での手続きに切り替わります。
後日、自宅宛てに「入会申込書」が届きますので、署名、捺印後に本人確認書類のコピーを同封し返送してください。
またキャッシング枠を希望し、なおかつ他社借入れ金額が50万円を超えているのならば、年収を証明する所得証明書の提出を依頼されますから事前に準備しておくといいでしょう。
- 入会時・毎年のカード継続時にボーナスマイルをプレゼント
- 国内旅行海外旅行ショッピング保険など充実!
- Suicaが付いて電車に乗るのがラクラク!
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 2,200円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5 〜 10% |
発行スピード | 2週間程度 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
ANA VISA Suicaカードのまとめ
ANA VISA Suicaカードの概要は以下のとおりです。
- ANA VISA Suicaカードは、通常のクレジット機能のほか、カードを使うたびに貯まる「ANAマイル」や「Suica機能」も搭載しているので、3つの機能が1枚に凝縮されている。
- 2年目以降年会費が2,200円(税込)かかるが、「WEB明細」や「マイ・ペイすリボ」の利用で割引される。
- 貯まったポイントはマイルやSuicaにも交換可能。一部の電子マネー利用時にもポイントが貯まる。
ANA VISA Suicaカードは通常の還元率は0.5%とあまり高くないものの、Suicaのチャージや飛行機搭乗、また搭載されている電子マネー利用時にもポイントが付くなどの強みを持つカードです。
ポイントの使い先や貯める流れを鑑みても、日常に寄り添ったクレジットカードといえるので、持っておいて損はない1枚になるのではないでしょうか。
食品や雑貨商品などを扱うライター・編集を経て、マネ会を担当。クレジットカードのポイント還元や特典だけでなく、各カード会社の戦略やマーケティングにも興味あり。普段使っているクレジットカードはJALカードで、実家への帰省の際には、貯めたマイルを特典航空券に交換している。ヤフオクやヤフーショッピングで買い物をする際には、ヤフーカードも使用。体を動かすことが好きで、定期的にジムで筋トレ。機会あれば、山へハイキングに出かけ、帰りの温泉を楽しむ。