
Suica機能付きビューカード ゴールドのメリット・継続特典や付帯サービスを徹底解説!
毎日電車に乗るなら、Suicaとクレジットカードが一体になったビューカードはポイントも貯めやすく、とてもお得です。
ビューカードはさらに上のステータスを持ったビューゴールドカードがあり、入会特典や付帯サービスが充実しています。
今回はビューカードのサービスと、さらに上のステータスを持ったビューゴールドカードについて紹介していきます。
ビューカードにはゴールドカードもある
Suica機能が付いたビューカードには、ビューカード ゴールドという更に上のステータスを持ったゴールドカードが存在します。
一般のビューカードと比べると、旅行傷害保険や空港ラウンジサービスが充実しています。
ビューカード ゴールド
ビューカード ゴールドは年会費が11,000円(税込)で、一般ビューカードと比べると高額になります。
家族カードの年会費は1人目は無料、2人目からは3,300円(税込)で最大9枚まで発行できます。
基本的なポイント還元率は一般ビューカードと変わっていません。
しかしこのカードの最大の特徴は、年間100万円以上の利用で特典があるということです。
というのも、ビューカード ゴールドを年間100万円以上利用すると、14,400円相当のJRE POINTをもらうことができます。
このJRE POINTの内訳は以下のとおりです。
- 通常ポイント・ボーナスポイントによる9,400円相当
- 100万円以上利用した特典による5,000円相当
この特典は1度限りではなく、条件を満たす限り毎年でももらうことが可能です。
年間で難なく100万円以上利用するという方にはうれしいプレゼントですよね。
旅行傷害保険
一般ビューカードと比べると旅行傷害保険も大幅に充実したものになっています。
また海外・国内旅行傷害保険に関しては、ビューカードでは最大500万円の補償となっていましたが、ゴールドカードでは最大5,000万円まで増えています。
これなら海外旅行に行く際でも安心して利用することができます。
空港ラウンジ
さらに国内主要28空港とホノルル空港のラウンジが無料で利用でき、手荷物配送サービスやレンタルモバイルサービスなど旅行に便利なサービスが充実しています。
ただし、旅行傷害保険や空港ラウンジサービスはほとんどのゴールドカードに付帯しています。
年会費無料など、上記以外の特典があるカードを知りたい方はゴールドカード全般の比較記事を読んでみてください。
知っていればきっと得するビューカードのサービス
ビューカードに付帯しているサービスは以下の5つです。
Suicaとクレジットカードが一体になっているカードと冒頭でお話しましたが、実はそれ以外にもお得で便利なサービスがたくさんついてくるので要チェックです。
デポジットがいらない
初めてSuicaを使うには500円のデボジットが必要ですが、このビューカードはデポジットが必要ないため、年会費無料のカードを選べばデポジットのようなお金に手間を取られることなく利用することができます。
モバイルSuicaの年会費が無料
モバイルSuicaは携帯電話やスマートフォンをSuicaカードと同じように使うことができるようにするアプリです。
利用には登録が必要になり、ビューカードで登録した場合は年会費が無料になります。
オートチャージ機能
Suicaを使う場合は自前に入金しておくことが必要ですが、ビューカードにはオートチャージ機能が付いているため、事前に設定した金額を下回ると自動的にお金が入金されます。
さらに現金でSuicaをチャージした場合と違って、クレジットカードのポイントが貯まります。
ポイントがどんどん貯まる
ビューカードは駅のなかや街のお店など、さまざまなシーンでJRE POINTを貯めることができます。
JRE POINTを貯めることができる利用シーンは、たとえば以下のとおりです。
- Suicaへのチャージ
- 定期券の購入
- VIEW ショッピング ステーションを経由したネットショッピング
- 普段のお買いもの・食事・公共料金の支払い
- ビューETCカード(ビューカードに追加発行できるETCカード)
このように、ビューカードではJRE POINTを非常に多くのシーンで貯めることが可能です。
通勤・通学やショッピングといった普段の日常生活のなかで、自然とポイントをたくさん貯められるのはうれしいですよね。
ビューカードで貯められるJRE POINTの気になる還元率
ビューカードのポイント還元率は、通常0.5%(1,000円(税込)につき5ポイント)です。
ただし、Suicaへのチャージや定期券の購入に利用すると3倍のポイントが貯まるのでポイント還元率はなんと1.5%にアップします。
また、ネットショッピングを利用する際に経由することでJRE POINTが貯まりやすくなるVIEW ショッピング ステーションでは、最大で37%のJRE POINTをもらえます。
倍率はショップによって異なるのでその倍率の限りではありませんが、よくネットショッピングを利用するという方は、自身が利用しているショップの倍率を調べてみるといいかもしれません。
きっといつもよりお得にJRE POINTを貯めることができますよ。
ビューカードにはまだまだお得な点があり、JRE POINT 加盟店でお買いものするときにビューカードを提示すると、支払い方法にかかわらず1%のJRE POINTが貯まります。
もしこのときクレジット払いでお買いものをすれば、追加で0.5%のJRE POINTがもらえますのでさらにお得です。
このように、ビューカードはポイントが貯まるシーンが多いだけではなく、ポイント還元率も申し分ありません。
特約店で使うとポイント還元率アップ
ビューカードには特約店制度があり、ENEOS・駅レンタカーなどの特約店でクレジット払いをすると、ポイント還元率が1%にアップします。
特約店は以下のとおりです。
- ENEOSサービスステーション
- ENEOSでんき/ENEOS都市ガス
- 東日本エリアの駅レンタカー営業所
ビューカードは電車を利用する方だけではなく、車を利用する方にも大きなメリットがあるといえます。
ビューカード ゴールドはこのような方におすすめ
ビューカードゴールドプラスは、よくSuicaを使って電車に乗る方のなかで、JRE POINTをお得に貯めたいのはもちろん、高額利用をしたり海外に行くことが多いという方におすすめです。
一般のビューカードとビューカード ゴールドの大きな違いは、やはり付帯特典にあります。
上記で紹介した年間100万円以上利用するともらえる特典や付帯保険、空港ラウンジの利用以外にも、さまざまな特典が付帯しているのです。
しかし、「ビューカード ゴールドは自分には向いていないかも…」と思った方がいるかと思いますが、ご安心ください。
そのような方には、これからおすすめの一般ビューカードを3種類紹介しますのでそのなかから選んでみるといいでしょう。
おすすめの一般ビューカードをご紹介!
おすすめの一般ビューカードは、ビュー・スイカ カード・ビックカメラSuicaカード・JRE CARDの3種類です。
きっとこのなかから、お気に入りの1枚が見つかるはずです。
JRE POINTがざくざく貯まる! ビュー・スイカ カード

- 普段の電車利用が便利!オートチャージ機能
- 国内・海外旅行傷害保険付き!(利用付帯)
年会費初年度 | 524円(税込) |
---|---|
年会費2年目〜 | 524円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5 〜 5% |
発行スピード | 最短1週間程度 |
国際ブランド |
|
電子マネー |
|
- 付帯サービス
(※)モバイルSuicaにてモバイルSuicaグリーン券を購入した場合、VIEWプラス3%+えきねっと2%=合計5%となります。
(※)事前にJRE POINTへの会員登録およびSuicaの登録、モバイルSuica会員登録が必要です。
1つめは、ビュー・スイカ カードです。
年会費は524円(税込)で、家族カードの年会費も同様に524円(税込)で最大9枚まで発行できます。
ビュー・スイカ カードの特徴は、ビューサンクスボーナスというボーナスポイント制度にあります。
ビューサンクスボーナスとは、ビュー・スイカ カードの年間利用額累計に応じてボーナスのJRE POINTがもらえる制度です。
制度の詳細は、以下のとおりです。
ステージ名 | 年間利用額累計 | ボーナスポイント数 |
---|---|---|
ボーナス30 | 30万円以上 | 250ポイント |
ボーナス70 | 70万円以上 | 1,000ポイント |
ボーナス100 | 100万円以上 | 1,500ポイント |
ボーナス150 | 150万円以上 | 2,500ポイント |
全ステージをクリアすると最大5,250ポイントものJRE POINTをボーナスとして手に入れることができます。
年間利用額として集計されるのは、公共料金・携帯電話料金の支払い、食事・ショッピングなどの利用のみです。
ポイント還元率がアップするSuicaのチャージや定期券の購入、年会費やキャッシングでの利用は集計の対象外となっているのでご注意ください。
ビュー・スイカ カードはSuicaやその定期券を利用してよく電車を利用する方はもちろん、日々のショッピングや公共料金・携帯電話料金といった支払いのメインカードとして利用したい場合にもおすすめです。
ビックカメラで11.5%還元! ビックカメラSuicaカード

- 前年1回のクレジット利用で年会費無料
- ビックカメラでのお買い物が基本10%ビックポイントサービス!
- ビックカメラ・コジマ・ソフマップ以外のお買い物でも、実質1%相当のポイント還元!
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 524円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5 〜 3.5% |
発行スピード | 最短1週間 |
国際ブランド |
|
電子マネー |
|
- 付帯サービス
2つめは、ビックカメラSuicaカードです。
年会費は初年度無料で、2年目以降は524円(税込)です。
ただし、2年目以降であっても前年1年間でクレジット利用が1度でもあれば年会費が無料になりますので、実質年会費無料のクレジットカードといっていいでしょう。
家族カードの発行はできませんのでご注意ください。
ビックカメラSuicaカードはその名のとおりビックカメラで買いものをするとお得になるクレジットカードです。
というのも、ビックカメラSuicaカードからSuicaにチャージしたうえで、ビックカメラにてSuicaで支払いをするとポイント還元率がなんと11.5%にまで上がります。
聞いたことがないポイント還元率の高さですよね。
ポイント還元率の内訳は以下のとおりです。
- ビックカメラSuicaカードからSuicaにチャージで、JRE POINT1.5%還元
- ビックカメラにてチャージしたSuicaで支払いで、ビックポイント10%還元
また、ビックカメラ以外の店舗でのショッピング・食事や公共料金の支払いであっても、JRE POINTが0.5%、ビックポイントが0.5%と実質1%のポイントが貯まります。
つまりビックカメラSuicaカードでは、JRE POINTとビックポイントの2種類のポイントが同時に貯まるというわけです。
「貯まったビックポイントはさすがにビックカメラでしか使えないよね…?」と思われた方がいるかもしれませんが、なんとビックポイント1,500ポイントにつきSuicaを1,000円分チャージすることが可能です。
もちろん逆も然りで、JRE POINTも1,000ポイントにつき1,000ビックポイントに交換することが可能となっています。
このようにビックカメラSuicaカードは凄まじいSuicaとビックカメラの連携によって、Suicaはもちろんビックカメラをよく利用されるという方にもってこいのポイントサービスとなっています。
上記でも少し触れましたが実質年会費無料なので、Suica圏内にお住まいのビックカメラヘビーユーザーがビックカメラSuicaカードを持たない選択肢はないのではないでしょうか?
もちろん、「これまで電化製品はいろんな店舗で買っていたけど家の近くにビックカメラがあるから、これを機にビックカメラをたくさん利用しようかな」という方にもおすすめです。
駅ビルの優待店で3.5%還元! JRE CARD

- 駅ビル・JRE MALLで貯まる!3.5%還元!
- 初年度年会費は無料!
- JRE POINT加盟店で、1ポイント1円相当で使える!
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 524円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5 〜 5% |
発行スピード | 最短1週間 |
国際ブランド |
|
電子マネー |
|
- 付帯サービス
3つめは、JRE CARDです。
年会費は初年度無料で、2年目以降は524円(税込)です。
ビックカメラSuicaカードと同様、家族カードの発行はできませんのでご注意ください。
JRE CARDの特長は、JRE CARD優待店での高いポイント還元率にあります。
というのもJRE CARD優待店でクレジット払いをすると、ポイント還元率が合計3.5%になるのです。
3.5%の内訳は以下のとおりで、ポイントが付与されるタイミングと還元率に違いがあります。
- 【その場で】100円(税抜)につき3ポイント(3%還元)
- 【利用月の翌月中旬】1,000円(税込)につき5ポイント(0.5%還元)
本記事の前半でビューカードのポイントについて「JRE POINT加盟店でビューカードを提示すると、支払い方法にかかわらず1%のJRE POINTが貯まる」とお話しました。
ここで紹介したJRE CARDに適用されるJRE CARD優待店は、JRE POINT加盟店よりも高いポイント還元率となっています。
ちなみにJRE CARD優待店は、JR東日本エリアの駅ビルやエキナカに集中しているのでアクセスも簡単ですので気軽にお買いものができますよ。
また、JRE CARDは通勤・通学や日常生活のスタイルに応じて以下の3種類から選択することが可能です。
- JRE CARD(Suica・定期券なし)
- JRE CARD(Suica付)
- JRE CARD(Suica定期券付)
Suica・定期券なしカードはすでにSuicaをお持ちの方に、Suica定期券付カードはJR東日本で通勤・通学される方におすすめです。
この2カードの国際ブランドはVISAのみです。
Suica付カードは国際ブランドをVISA・JCB・Mastercardの3つから選ぶことができるので、国際ブランドにこだわりたいという方におすすめです。
総合として、JRE CARDはSuicaをよく利用される方で、お買いものは駅ビルやエキナカで済ますことが多いという方にとっては大変魅力的なカードなのではないでしょうか?
ビューカード ゴールドに関するよくある質問
ビューカード ゴールドに関するよくある質問にお答えします。
ビューカードにゴールドカードはある?
ビューカード ゴールドは年会費が11,000円(税込)で、一般ビューカードと比べると高いですが、年間100万円以上の利用でお得な特典があります。
ビューカード ゴールドはこちらで詳しく紹介しています。
Suica機能付きゴールドカードのメリットはなに?
・年間100万円以上利用で、14,400円相当のJRE POINTがもらえる
・旅行傷害保険が大幅に充実
・国内主要28空港とホノルル空港のラウンジが無料
ビューカード ゴールドはどんな人におすすめかはこちらで紹介しています。
Suica機能付きゴールドカードのまとめ
Suica圏内に住んでおり、なおかつ電車や新幹線を日常的に利用している方にとって、ビューカードはとても便利でお得なカードです。
しかし、ビューカード ゴールドは年会費が11,000円(税込)で、元を取るためには年間100万円以上利用しなければなりません。
なのでライフスタイルに合わせて、自身にビューカード ゴールドが合っているのか吟味するといいでしょう。
また、本記事では「ビューカード ゴールドの特典を生かしきれない」、「年会費がネック」という方のために一般ビューカードの3券種についても紹介をしています。
まずビュー・スイカ カードは、Suicaや定期券としてだけではなく日々のショッピングや公共料金・携帯電話料金といった支払い手段のメインカードとして利用すれば、効率的にJRE POINTを貯めることができます。
よって、初めて持つ1枚目のクレジットカードとしてもおすすめです。
次にビックカメラSuicaカードは、Suica圏内にお住まいの方はもちろん、ビックカメラヘビーユーザーの方にぜひ持っていただきたい非常にお得な1枚です。
最後にJRE CARDは、Suicaや定期券としてだけではなく、JR東日本エリアの駅ビルやエキナカでよくショッピングをされるという方におすすめのカードとなっています。
ぜひ本記事を参考に、Suica機能がついたビューカードの発行を検討してみてはいかがでしょうか?
経済学部卒業。学生時代にライター業を開始し、大学卒業後はフリーライターとして活動。当メディア「マネ会」でのクレジットカードに関する記事はもちろん、株式投資・節約・電子マネーなどのお金に関する記事を、女性ならではの目線で多数執筆中。クレジットカードは楽天カード・イオンカードセレクト・エポスゴールドカードを保有している。キャッシュレス決済はQUICPayとPayPayを愛用しており、ポイントを貯めることとクーポンを使うことが大好き。