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ビュー・スイカカードのメリット・デメリットを徹底解説!JR利用者は持って損なし!

ビュー・スイカカードのメリット・デメリットを徹底解説!JR利用者は持って損なし!

ビュー・スイカはJR東日本グループが発行しているビューカードの中でも初期に誕生したクレジットカードです。ICカードのSuica機能、定期券機能、JRE POINTカードが一枚になった便利なカードとして人気があります。

ビュー・スイカには、「ビュー・スイカ」カード、「ビュー・スイカ」リボカードとビュー・スイカのワンランク上のゴールドカード「ビューゴールドプラスカード」の3種類があります。

人気のビュー・スイカについて詳しく解説します。

ビュー・スイカとは?

ビュー・スイカは、JR東日本グループの(株)ビューカードが発行しているクレジットカードのなかでも、Suica付きクレジットカードの定番といわれる人気のあるクレジットカードです。

ビュー・スイカというと、「ビュー・スイカ」カードのことを指しますが、ビュー・スイカはシリーズ化していて、「ビュー・スイカ」リボカード、「ビュー・スイカ」カードのワンランク上のゴールドカード、「ビューゴールドプラスカード」と全3種類のカードがあります。

「ビュー・スイカ」カード
「ビュー・スイカ」カードの詳細
おすすめポイント
  • 普段の電車利用が便利!オートチャージ機能
  • Suica定期券機能付き!しかも、定期券購入でポイントが通常の3倍貯まる!
  • 国内・海外旅行傷害保険付き!
年会費初年度 524円(税込)
年会費2年目〜 524円(税込)
ポイント還元率 0.5 〜 3%
発行スピード 1週間程度
国際ブランド
  • Visa
  • Mastercard®
  • アメリカン・エキスプレス 非対応
  • JCB
  • ダイナースクラブ 非対応
電子マネー
  • Suica(スイカ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険

ビュー・スイカのヒストリー

1993年にJR東日本がビューカードを発行してから、今年で26年になります。

2001年にICカードSuicaが登場したことで、2003年にクレジットカードとICカードSuicaが一体化した「ビュー・スイカ」カードが誕生しました。

2006年には定期券機能付きの「ビュー・スイカ」カードができ、その後、オートチャージサービスがプラスされ、ますます便利なカードになりました。

2015年にはビュー・スイカのワンランク上のゴールドカード、「ビューゴールドプラスカード」が誕生して、ゴールドカード会員サービスとして東京駅にビューゴールドラウンジがオープンしました。

ビュー・スイカが誕生して16年が経ちました。今では、Suica機能とクレジットカード機能、定期券、JRE POINTカード、オートチャージ機能と多機能付きのカードとして、不動の人気を誇っています。

ビュー・スイカは、「ビュー・スイカ」カード、「ビュー・スイカ」リボカードと、ゴールドカードの「ビューゴールドプラスカード」の3種類あり、国際ブランドはゴールドカード以外はVISA、JCB、Mastercardと提携しています。

ビュー・スイカ3種類の年会費などの基本情報

カード名 「ビュー・スイカ」カード 「ビュー・スイカ」リボカード ビューゴールドプラスカード
年会費(税込) 524円 無料 11,000円
家族カード(税込) 524円 無料 ・1枚目無料
・2枚目から3,300円
国際ブランド
VISA、Mastercard、JCB
VISA、Mastercard、JCB
JCB
Suica
オートチャージ
定期券
ETCカード(税込) 524円 無料 無料
国内・海外旅行損害保険

ショッピング
プロテクション

Suica機能について

ビューカードのクレジット機能とSuica機能の融合でビュー・スイカが誕生し、ビュー・スイカを語る上で、Suicaの存在を外すことはできません。

Suicaは、ICカードの先駆けとしてJR東日本から発行されました。Suicaが誕生したことで、券売機でICカードに入金して、改札口のICカード読取り部分にタッチするだけで、通れるようになりました。

Suicaは、きっぷとしてだけでなく、電子マネーとしても活躍するようになります。

Suica対応のコンビニ、タクシー、自動販売機では読取り機にピッとタッチするだけで精算できる便利なカードになりました。

「ビュー・スイカ」カード基礎知識

「ビュー・スイカ」カード
「ビュー・スイカ」カードの詳細
おすすめポイント
  • 普段の電車利用が便利!オートチャージ機能
  • Suica定期券機能付き!しかも、定期券購入でポイントが通常の3倍貯まる!
  • 国内・海外旅行傷害保険付き!
年会費初年度 524円(税込)
年会費2年目〜 524円(税込)
ポイント還元率 0.5 〜 3%
発行スピード 1週間程度
国際ブランド
  • Visa
  • Mastercard®
  • アメリカン・エキスプレス 非対応
  • JCB
  • ダイナースクラブ 非対応
電子マネー
  • Suica(スイカ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険

ビューカードの定番「ビュー・スイカ」カードの基本情報を紹介します。ビューカードの中でもSuicaとクレジットカード機能を追求したのがビュー・スイカです。

年会費は524円(税込)で、家族カードも同額です。国際ブランドは3種類から選べます。オートチャージ機能、定期券機能が付いて改札口でピッとタッチすれば通れる便利なカードです。

JR線区間を含む定期券をみどりの窓口やJRの券売機で購入すると、ポイントが3倍になります。さらに、チャージ、オートチャージをしてもポイントが3倍になります。

ビュー・スイカ限定のメリットは、ボーナスポイントが付与されることです。

普通の買い物、例えばJRE POINT加盟店以外の店舗での買い物や銀行口座引落にしている光熱費などの支払いをビュー・スイカのクレジット払いにすると、年間利用額に応じてボーナスポイントが付与されます。

ビュー・スイカを保有することで、豊富なサービス内容をメリットだと感じることでしょう。メリットについて紹介します。

ビュー・スイカの7つのメリット

ビューカードの一つであるビュー・スイカは、便利な機能やポイント還元率が高いなど、ビューカードとしてのメリットももちろんありますが、カードの使い方によっては、お得度の高いカードになります。

ビュー・スイカをおすすめする7つのメリットを紹介します。

1. オートチャージ機能が便利

ICカードに入金(チャージ)するときは券売機まで行く手間がかかり、それをうっかり忘れると、残額不足で改札を通れないという煩わしさがありました。

ビュー・スイカの登場で、ICカードSuicaにチャージする時は、券売機でするのではなく、クレジットカードで自動でチャージができます。

わざわざ券売機に行く手間も省けて、「これを待っていた!」と思った人は多かったでしょう。ビュー・スイカだけではなく、Suica付きの全てのビューカードでオートチャージが可能です。

2. 定期券機能付き

ビュー・スイカは定期券機能付きなので、JR東日本で通勤、通学している人は、ビュー・スイカを定期券にすることができます。

JR線区間だけの定期券と、JR線と他の鉄道会社にまたがる定期券はSuica定期券にて購入でき、クレジットカードの裏面に有効期限や区間が印字されます。

クレジットカードと定期券を別に持ちたい人もいますが、1枚になっていると支払う時にクレジットカードを出さなくても1枚で決済できるので便利ですし、定期券用ケースなども必要なくなるので、ミニマリストにもおすすめです。

3. ポイント還元率が高いのが魅力

ポイントが貯まるイメージ画像

ビュー・スイカのクレジット払いでJR線区間を含む定期券や、Suicaへのチャージ、オートチャージで、1,000円(税込)でJRE POINTが15ポイント貯まります。

買い物、食事、公共料金をクレジット払いした場合、通常1,000円(税込)でJRE POINTは5ポイント、定期券、チャージ、オートチャージをクレジット払いにするとポイントが3倍の15ポイントになります。

ビュー・スイカ以外のビューカード発行のビューカードでも同様のポイントが貯まります。

ポイント3倍
  • 乗車券、定期券、回数券、特急券(JR東日本のみどりの窓口、びゅうプラザ、えきねっと(※)、券売機で購入した場合)
  • JR東日本国内ツアー(対象となるツアー)
  • Suica定期券
  • ビュー・スイカのクレジット払いでのSuica入金(チャージ)
  • オートチャージ
  • モバイルSuica、またはSuicaアプリケーション

Suicaへのクレジット払いでのチャージなど、上記全てにおいて、ビューカード発行のビューカードも同様にポイントが3倍も貯まります。

(※)えきねっとは別途会員登録が必要です。えきねっとを利用する場合、一部ポイント3倍の対象にならないものもあります

ポイント2倍
  • ガソリンスタンドの特約店
  • ENEOSでんき

ENEOS・エッソ・モービル・ゼネラルサービスステーションの特約店でビュー・スイカのクレジット払いをすると、1,000円(税込)でJRE POINTが10ポイントで通常の2倍のポイントが貯まります。

一部の店舗ではポイント2倍の対象とならない場合もあるため、事前に確認してから出かけましょう。

また、ENEOSでんきの電気料金をクレジット払いにすると1,000円(税込)でJRE POINTが10ポイントと通常の2倍のポイントが貯まります。

ボーナスポイントとは?

ビュー・スイカには4月~翌3月作成の利用代金明細書の年間利用額の累計に応じて、ボーナスポイントが付与されます。

ボーナスポイントは、「ビュー・スイカ」カード、「ビュー・スイカ」リボカード、「ビューゴールドプラスカード」でのクレジット払いの金額が対象となります。

JRE POINT加盟店や特約店、定期券などのポイント3倍対象商品や一部の商品等はボーナスポイントの対象外です。

ボーナスポイント対象になるのは、JRE POINT加盟店以外の店舗での買い物、携帯電話利用料、インターネット代、水道、ガス代などのクレジットカード利用分です。

ボーナスポイント(JRE POINT)
年間利用額(4月~翌3月)
・「ビュー・スイカ」カード
・「ビュー・スイカ」リボカード
・ビューゴールドプラスカード
30万円 250ポイント
70万円 1,000ポイント 1,500ポイント
100万円 1,500ポイント 2,000ポイント
150万円 2,500ポイント 3,000ポイント
200万円以上 4,000ポイント

光熱費やスーパーでの買い物で毎月約6万円以上を支払っている場合、これらを全部クレジット払いにすると、年間70万円以上の利用額になり、通常ポイントとは別にボーナスポイントが付与されます。

ボーナスポイントは、ビュー・スイカの場合は年間利用額が30万円以上に達すると付与されます。30万円をクリアすると250ポイントもらえて、70万円を超えるとさらに1,000ポイントがもらえます。

クリアした金額ごとにポイントが積算されていくので、年間70万円以上の利用だと、250ポイント+1,000ポイントで合計1,250ポイントが付与されます。

「ビュー・スイカ」カード、「ビュー・スイカ」リボカードは、150万円以上の利用で上限2,500ポイントですが、ビューゴールドプラスカード(以下ビューゴールド)を保有すると、200万円以上利用で上限4,000ポイントになります。

ビューゴールドの場合は、年間利用額が70万円以上からボーナスポイントが付与されます。利用金額が200万円以上になると、全てのポイントが積算されるので、合計10,500ポイントが付与されます。

さらにポイントを貯めるには、利用代金明細を郵送ではなく、Web上のみで確認する「Web明細」に変更すると、毎月50ポイントが付与されて、1年間で600ポイントになります。

600ポイントをSuicaにチャージすると600円分になるので、年会費524円(税込)は実質無料になります。

4. モバイルSuicaの年会費無料

Suicaを携帯情報端末でも使えるモバイルサービスがあります。手持ちのスマートフォンやフィーチャーフォン、Apple Watchで使えます。

Android端末では「モバイルSuica」、Apple社製端末では「Apple PayのSuica」で利用可能です。

Android端末では「モバイルSuica」アプリを使います。モバイルSuicaを利用するには、年会費がかかります。

ビュー・スイカを含むビューカードで、モバイルSuicaアプリに登録すると、年会費が当面無料です。(法人カードを除く) 

新幹線の指定席や自由席をオンラインで購入すると、券売機や窓口に行かなくても、発行されたチケットを画面に表示すれば、改札でピッとタッチして通れます。

ビュー・スイカがなくても、モバイルSuicaは利用できますが、ビュー・スイカを含むビューカードを保有しているとメリットがあります。

ビュー・スイカを含むビューカードでモバイルSuicaに登録すれば、年会費が当面無料です。オートチャージ機能はビュー・スイカを含むビューカードで利用できます。

5. 紛失保証付きで安心!

ビュー・スイカを紛失しても補償が付いています。

・クレジットカードとしての補償
・定期券部分の補償
・Suicaへの入金(チャージ)残額を補償

この3つが補償されます。

不正利用された場合、紛失・盗難の連絡をした日の前日から起算して、60日前にさかのぼり、その日以降の不正使用分が補償されます。

Suica機能の不正使用があった場合、使用停止措置が完了するまでの間の不正使用分は補償対象外です。

6. 国内・海外旅行傷害保険付き

国内旅行の場合、ビュー・スイカできっぷや旅行商品を購入すると、改札を入ってから出るまでを補償されます。

海外旅行の場合は、自動付帯の旅行傷害保険が付いています。

7. 年会費が安く、家族カードがある!

ビュー・スイカの年会費は524円(税込)です。家族カードも524円(税込)で作成できます。申込条件は、本会員と生計をともにしている同姓の配偶者、両親、高校生を除く満18歳以上の子どもであれば、作成できます。

家族でビュー・スイカを利用することで、ポイントを合算できるため、ポイントが貯めやすくなるというメリットもあります。

「ビュー・スイカ」カード
「ビュー・スイカ」カードの詳細
おすすめポイント
  • 普段の電車利用が便利!オートチャージ機能
  • Suica定期券機能付き!しかも、定期券購入でポイントが通常の3倍貯まる!
  • 国内・海外旅行傷害保険付き!
年会費初年度 524円(税込)
年会費2年目〜 524円(税込)
ポイント還元率 0.5 〜 3%
発行スピード 1週間程度
国際ブランド
  • Visa
  • Mastercard®
  • アメリカン・エキスプレス 非対応
  • JCB
  • ダイナースクラブ 非対応
電子マネー
  • Suica(スイカ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険

ビュー・スイカの2つのデメリット

JR東日本路線を使わない人にとっては、ビュー・スイカを保有しても、満足度は低いかもしれません。

ビュー・スイカはJR線区間の定期券や、アトレなどの駅ビルでの買い物でポイントが貯まりやすいので、JR線利用者にはとってはお得でも、JR線以外の駅に住んでいる人はあまりメリットを感じないでしょう。

JR東日本をあまり利用しない人にはお得感が少ない

JR線区間の定期券購入でポイント3倍は魅力だけれど、それ以外の定期券ではポイント3倍は適用されません。

また、定期券を自分で購入するのではなく、会社から支給される場合は、JR線区間の定期券だからといってもポイントと関係なくなります。

JRにあまり乗らない人は、ICカードはPASMOを持っていることが多く、Suicaには縁のない生活を送っています。JR以外の私鉄などの券売機ではICカードを作成しようとするとPASMOしか選べません。

Suica機能付きのビューカードを作成すれば、PASMO区間でもSuicaで改札を通ることができます。同様にPASMOでもSuica区間を利用できるため、PASMO保有者にはビューカードは魅力を感じないカードといえます。

ビュー・スイカを含むビューカードで、PASMOにオートチャージすることはできませんので、PASMO保有者はオートチャージできる他のクレジットカードを保有するでしょう。

駅ビルで買い物しない人にはメリットが少ない

アトレなどの駅ビルやJRE POINT加盟店でよく買い物する人には、ポイントが勢いよく貯まるものの、そもそもJRを利用しない人にとってはアトレなどの駅ビルに立ち寄る機会も少ないのです。

ポイント還元率の高い、JRE POINT加盟店で買い物をあまりしないとなると、ポイントの貯まる速度は遅くなるといえます。

また、ポイントは1,000円単位で付与されるため、1,000円(税込)以下の買い物はポイント対象外になります。例えば10,900円の買い物の場合も、900円は1,000円未満ですので切捨てです。

ビュー・スイカのポイントのお得な貯め方&使い方

ビュー・スイカのメリットでポイントの還元率が高いと書きましたが、ビュー・スイカをどこで使えばよりポイントが貯まるのか、また上手な使い方について解説します。

お得なポイントの貯め方

項目 金額 JRE POINT
JR線区間定期券、チャージ、オートチャージ
1,000円(税込) 15
JRE POINT加盟店での買い物
クレジットカード払い
1,000円(税込) 5
JRE POINT加盟店での買い物
JRE POINTカード番号付きクレジットカード提示
100円(税抜) 1
JRE POINT加盟店以外での
買い物、公共料金など
1,000円(税込) 5
ENEOS、エッソ、モービル、ゼネラルサービスステーション 1,000円(税込) 10
ENEOSでんき
電気料金
1,000円(税込) 10
JRE MALLで買い物
クレジットカード払い
100円(税抜) 3

ビュー・スイカを含むビューカードを保有しているのであれば、特約店やJRE POINT加盟店で買い物をすると2~3倍のポイントが貯まります。

さらに、ビュー・スイカシリーズには、ボーナスポイントの設定があります。

特約店やJRE POINT加盟店以外の買い物の年間総額でボーナスポイントが付与されるため、クレジットカードを使えば使うほどポイントが貯まります。

家族カードの利用額と合算できるので1人でビュー・スイカを利用しているよりもポイントが貯まります。2人分だと年間利用額もアップするので、ボーナスポイントもアップします。

ビュースイカの一般とゴールドカードのポイントの貯まり方の違いのイメージ画像

ビュー・スイカとビューゴールドプラスカード保有で、同じ金額を利用しても、ポイント合計数が変わります。

年間利用金額がアップすればするほど、ビューゴールドプラスのボーナスポイントが増えていきます。年間利用額が200万円を超えると、ボーナスポイントが4,000ポイントも貯まります。

ポイントをSuicaにチャージした場合、1ポイントは1円で交換できますので、4,000円分お得になります。

ポイントの賢い使い方

ポイントの使い道は、選択肢が多いとお得感が増します。ビュー・スイカシリーズは、ポイントを4つのうちのどれかに交換できます。

1、Suicaにチャージ
2、JRE POINT加盟店で利用
3、商品に交換
4、商品券、クーポンに交換

1ポイントを1円単位でSuicaにチャージできます。JRE POINT加盟店で利用の場合は、1ポイントを1円として利用できます。

ペンギングッズ、キッチングッズ、鉄道グッズなどの商品と交換できます。特にペンギングッズはビューカード会員向けのオリジナル商品もあります。

例えば、「Suicaのペンギン トラベルタンブラー Let's Go!」が4,500 ポイント、「Suicaのペンギンのペンギン カトラリーセット」は7,750ポイントで交換できます。

鉄道グッズでは、「トレインクッションE5系」が2,700ポイント、「E5系はやぶさリュック」は5,000ポイント。ペンギングッズも鉄道グッズもコレクターに人気のある商品も沢山あります。

その他、グルメ商品や、「東京駅グランルーフ福寿園茶寮 宇治茶サロンご利用券」なども選べます。

ビュー・スイカにはゴールドカードがある!

ビュー・スイカのワンランク上のゴールドカード「ビューゴールドプラスカード」があります。ゴールドカードならではの充実したサービス内容を紹介します。

ビューゴールドプラスカード
年会費(税込) 11,000円
家族カード(税込) ・1枚目無料
・2枚目から3,300円
国際ブランド
JCB
Suicaオートチャージ可能
定期券
ETCカード
無料
国内・海外旅行傷害保険
ショッピングプロテクション
申込方法 ・オンライン
・郵送
申込条件 ・満20歳以上の安定した収入のある人
・日本国内に住み、電話連絡のとれる人
利用可能額 80~200万円

ゴールドカードの魅力的なサービスや特典

ビュー・スイカの年会費が524円(税込)、ゴールドカードの「ビューゴールドプラスカード」(以下ビューゴールド)の年会費が11,000円(税込)と随分違いますが、ゴールドカードの特典を知ることでこの金額の差額に納得します。

ビュー・スイカ保有者と同額の利用額でもゴールド会員の方がボーナスポイント数が増えます。また、年間利用額が200万円以上クリアするとボーナスポイント合計数が10,500ポイントとアップします。

さらに、ゴールドカード会員専用のラウンジが利用できたり、国内・海外旅行傷害保険はゴールド版の手厚いサポートが付きます。

鉄道ファンにはうれしいゴールド会員限定イベントなど魅力的なサービスが盛り沢山です。

入会特典と利用特典

入会特典として、JRE POINT5000ポイント(5000円相当)がもらえます。

1年間の利用累計額が100万円以上の場合も同様のポイントがもらえます。

空でも陸でもラウンジを利用できる

他社会社発行のゴールドカードにも、国内の空港ラウンジ利用可能というのは多くありますが、ビューゴールドは陸の旅にもラウンジが利用できます。

東京駅構内にある「ビューゴールドラウンジ」は、ゴールドカード会員と同伴者、東京駅発のグランクラスの特急券を持っている人のみが利用できるラウンジです。


ゴールドカード会員でも、新幹線のグリーン車・特急列車グリーン車を利用する人限定ですが、入会特典やポイントで交換した「ラウンジご利用券」を利用すれば、チケットの種類は関係なくラウンジに入れます。

コーヒー、紅茶などのソフトドリンクとお菓子を無料でいただけて、出発までの間ゆっくりとラウンジで過ごせます。

空の旅には、国内の主要空港ラウンジだけでなく、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港の空港ラウンジが年中無休・無料で利用できます。

会員限定イベントがある

ゴールドカード会員限定で、プレミアムなイベントを年に複数回開催。過去には、「TRAIN SUITE四季島」“深遊探訪” の旅3日間、埼玉県さいたま市にある鉄道博物館「ナイトミュージアム」を開催しています。

昨年では東京モノレールの車両基地見学会など、一般公開されていない車両基地の特別公開など、鉄道ファンには見逃せないイベントばかりです。

普通では体験できないことをゴールドカード会員になれば体験できる可能性が高まるため、鉄道ファンはゴールドカードを持っていて損はないといえます。

ビューゴールド限定の優待特典あり!

ビューゴールド会員には、対象施設の年間利用金額に応じて、飲食店やホテルで優待特典を受けられます。

「東京駅グランボーナス」は、東京駅の黒塀横丁、キッチンストリートなどの対象飲食店での年間利用額が5万円ごとに3,000円の施設利用券をプレゼント。

「ビューカード ホテルズボーナス」は、メトロポリタンホテルズなどの「JR東日本ホテルズ」の対象ホテルでの宿泊および飲食の年間利用額が10万円ごとにゴールド会員には7,000円のホテル利用券がプレゼントされます。

上記以外にもJR東日本グループの関連施設の優待特典は盛り沢山です。

ゴールド版国内・海外旅行傷害保険

ゴールドカード版国内・海外旅行傷害保険は、ゴールド会員の旅行を国内、国外で手厚くサポートしますので、安心して旅行を楽しめます。

国内旅行傷害保険では、Suicaなどで改札を入って出るまで補償します。海外旅行傷害保険は補償額がビュー・スイカでは最高500万円ですが、ビューゴールドは最高5,000万円と大きく違います。

海外旅行傷害保険
担保内容 ・ビューゴールドプラスカード ・「ビュー・スイカ」カード
・「ビュー・スイカ」リボカード
死亡・後遺障害 最高5,000万円 最高500万円
傷害治療
(1傷害治療限度額)
100万円 50万円
疾病治療
(1疾病治療限度額)
100万円 50万円
国内旅行傷害保険
担保内容 ・ビューゴールドプラスカード ・「ビュー・スイカ」カード
・「ビュー・スイカ」リボカード
死亡・後遺障害 最高5,000万円 最高1,000万円
入院 5,000円/日 3,000円/日
通院 3,000円/日 2,000円/日
手術 入院保険金日額の10倍または5倍 入院保険金日額の10倍または5倍

ショッピングプロテクション

ショッピングプロテクションがビューゴールド会員限定のみで付きます。国内でも海外でもビューゴールドで購入した商品が対象になります。

購入日から90日以内に偶然の事故での破損や盗難にあった場合、年間最大300万円まで補償されます。1事故に対して、自己負担額5,000円が必要で、オンラインショッピングや一部の商品は補償の対象外です。

ビュー・スイカ以外でおすすめのビューカード

ビューカードを作成する際、種類が多いのでどのカードにするか迷う人も多いはずです。男性なら定番のビュー・スイカかビックカメラSuicaカードで、女性なら新登場のJRE CARDかビュー・スイカで迷うでしょう。

ライフスタイルに合わせて選ぶのが、間違いないと思いますが、どれが一番お得なのかと考え始めると、徹底的に調べたくなります。

まず、ビックカメラSuicaカードは初年度年会費無料なので作成しやすいカードともいえます。家族カードがありませんが、ビックカメラで買い物する人にとってはお得なカードです。

新しくできたJRE CARDは、アトレなどの駅ビルでよく買い物する人にはポイント還元率の高いカードです。どれもそれぞれ特典やサービスが違うので、ビックカメラSuicaとJRE CARDを簡単に紹介します。

ビュー・スイカにするか、ビックカメラSuicaにするか迷ったら!

ビューカードの中でも人気のあるカードの一つに、ビックカメラSuicaカードがあります。

ビックカメラのポイントカードとビューカードが1枚になったクレジットカードです。

このカードの特長は、ビックカメラ、コジマ、ソフマップでの支払時にクレジットカードのSuica機能にチャージして支払うことで、ポイントが10%、チャージポイントとして1.5%、最大11.5%のポイントが貯まります。


ビックカメラでほとんど買い物をしない人にはお得感がありませんが、初年度年会費は無料で、1年に1回でもクレジットカードを利用すれば、次年度も年会費無料となるので、保有していても損はありません。

ビックカメラSuicaカードは、オートチャージ機能付きでもあり、ビューカードのメリットも兼ね備えたカードです。ビックカメラを年に数回でも利用する人には、ポイント還元率が高くお得です。

ビュー・スイカの国際ブランドが、VISA、Mastercard、JCBに対して、ビックカメラSuicaカードは、VISA、JCBの2種類から選べます。

ビュー・スイカには定期券機能がありますが、ビックカメラSuicaカードには定期券機能と家族カードがありません。

定期券機能付きがマストの人は、ビュー・スイカを、ビックカメラでよく買い物する人はビックカメラSuicaカードを選ぶことをおすすめします。

ビックカメラSuicaカード
ビックカメラSuicaカードの詳細
おすすめポイント
  • 前年1回のクレジット利用で年会費無料
  • ビックカメラでのお買い物が基本10%ビックポイントサービス!
  • ビックカメラ・コジマ・ソフマップ以外のお買い物でも、実質1%相当のポイント還元!
年会費初年度 無料
年会費2年目〜 524円(税込)
ポイント還元率 1 〜 3%
発行スピード 最短1週間
国際ブランド
  • Visa
  • Mastercard® 非対応
  • アメリカン・エキスプレス 非対応
  • JCB
  • ダイナースクラブ 非対応
電子マネー
  • Suica(スイカ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険
「ビュー・スイカ」カード
「ビュー・スイカ」カードの詳細
おすすめポイント
  • 普段の電車利用が便利!オートチャージ機能
  • Suica定期券機能付き!しかも、定期券購入でポイントが通常の3倍貯まる!
  • 国内・海外旅行傷害保険付き!
年会費初年度 524円(税込)
年会費2年目〜 524円(税込)
ポイント還元率 0.5 〜 3%
発行スピード 1週間程度
国際ブランド
  • Visa
  • Mastercard®
  • アメリカン・エキスプレス 非対応
  • JCB
  • ダイナースクラブ 非対応
電子マネー
  • Suica(スイカ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険

新登場「JRE CARD」とビュー・スイカどちらがお得?

2018年6月に既存のビューサンクスポイントがJRE POINTとして生まれ変わりました。時を同じくして、JRE CARDが誕生したのです。

今までは、アトレとのコラボカードとして駅ビルでお得にポイントが貯められたクレジットカードが廃止になり、駅ビルの買い物で還元率の高いクレジットカードとしてJRE CARDに統一されました。

JRE CARDは、Suica・定期券機能なし、Suica機能付き、Suica定期券機能付きの3種類から選べます。

国際ブランドは、JRE CARD(Suica付き)がVISA、Mastercard、JCBから選べるのに対して、他の2種はVISAのみとカードによって違います。

JRE CARDは初年度年会費無料ですが、家族カードがなく、家族カードとのポイント合算はできません。

JRE CARDは、アトレなどの駅ビルでの買い物のポイント還元率に特化したクレジットカードです。それに対して、ビュー・スイカは何かに特化してポイントが貯まるというよりは、幅広くポイントが貯まるカードです。

JRE CARDは、駅ビルで頻繁に買い物をする人にはポイント還元率の高いお得なカードですが、駅ビルをほとんど利用しない人はビュー・スイカをおすすめします。

JRE CARD
JRE CARD(Suica・定期券なし)
おすすめポイント
  • 駅ビル・JRE MALLで貯まる!3.5%還元!
  • 初年度年会費は無料!
  • JRE POINT加盟店で、1ポイント1円相当で使える!
年会費初年度 無料
年会費2年目〜 524円(税込)
ポイント還元率 0.5 〜 3.5%
発行スピード 最短1週間
国際ブランド
  • Visa
  • Mastercard® 非対応
  • アメリカン・エキスプレス 非対応
  • JCB 非対応
  • ダイナースクラブ 非対応
電子マネー
  • Suica(スイカ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険

ビュー・スイカの申込方法、申込条件、審査について

ビュー・スイカは誰でも簡単に作成できるイメージありますが、申込条件や審査はあります。

カード入会申込方法は2通りあります。簡単でスピーディーに作成できるのは、オンライン入会ですが、パソコンが苦手な方は郵送での申込みも可能です。

ビュー・スイカの申込条件とは?

ビューカードには、「ビュー・スイカ」カード、「ビュー・スイカ」リボカード、「ビューゴールドプラスカード」の3種類があります。

「ビュー・スイカ」カード、「ビュー・スイカ」リボカードは、本会員の申込条件は、日本国内に住み、電話連絡のとれる、高校生を除く満18歳以上の人です。

「ビューゴールドプラスカード」は、ゴールドカードなので、年齢と収入面の条件が変わります。申込条件は日本国内に住み、電話連絡のとれる、満20歳以上の安定した収入のある人です。

この3種類は全て家族カードが作成できます。家族カードの申込条件は、本会員と生計をともにしている同姓の配偶者、両親、子ども(高校生を除く満18歳以上)です。本会員が学生の場合は、家族カードを申込めません。

ビュー・スイカの入会申込方法

ビュー・スイカの入会申込方法は、オンライン入会と郵送申込の2つがあります。

オンライン入会は、ビューカードの公式サイトから、作成したいカードを選び、カードの入会申込をクリックします。オンライン入会は簡単でスピーディーにカードを作成できますので、おすすめの方法です。

運転免許証などの本人確認ができる書類と、引落銀行口座のキャッシュカードか通帳を準備します。

審査後、最短一週間でカードが手元に届きます。カードを受取る際に、運転免許証などの本人確認書類を準備するだけでカードを受け取れます。

金融機関によってはオンライン口座振替が利用できない場合もあります。その場合は預金口座振替依頼書を郵送します。書類が到着するまで日数がかかるため、審査後に最短10日でカードが届きます。

郵送での申込みは、JR東日本の主な駅や、びゅうプラザにある入会申込書に必要事項を記入して、入会申込書と、運転免許証などの本人確認書類のコピーと預金口座振替依頼書を郵送します。

郵送の場合は、書類が到着後、審査があり約2週間でカードが届きます。

カード作成に関して、「ビュー・スイカ」カード、「ビュー・スイカ」リボカード、「ビューゴールドプラスカード」は、決済口座の名義とカード申込みが同一人物であることが必須となります。

ビュー・スイカのまとめ

ビュー・スイカは、ICカードのSuica、定期券、クレジットカード、JRE POINTカードが1枚になった使い勝手のよいカードです。

ビューカードの中には提携先のポイント還元率が高いカードなど、何かに特化したクレジットカードが多い中、ビュー・スイカはオールマイティーにポイントが貯まるカードだといえます。

ビューカードと提携先のコラボクレジットカードも魅力的ですが、特に提携先のポイントにこだわりがない人には定番のビュー・スイカをおすすめします。

ビュー・スイカのゴールドカード「ビューゴールドプラスカード」は、JR東日本をよく利用する人で、ビュー・スイカのワンランク上のサービスを求める人にはおすすめです。

マスコミ業界25年。メディアで富裕層向けに携わることが多い。直近では富裕層向け雑誌の編集&執筆。クレジットカード、グルメ、海外旅行関連、たまに美容など執筆。

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月刊誌記者などを経て独立。流通、情報通信、金融分野を中心に活動するが、メインはクレジットカード&デビットカード、電子マネーなど。とくにSuicaは2001年のサービス・スタート以来の愛好者で、通勤から買い物まで活用している。年に4回ほどクレジット&電子マネーのムックを出版しており、最新情報にも詳しい。2020年東京オリンピックを目指して始まったキャッシュレス促進の利用者側に立ったオピニオンリーダー。

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