ライフカードでマイルを貯めるならポイント最大25倍になるL-Mallを利用しよう
「ライフカードはマイルを貯められるらしいけど、お得なのかな?」という疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。
ライフカードはポイントを貯めて、ANAマイルに交換できるクレジットカードです。正直なところ、還元率はそこまで高くないため、日常的にANAマイルを貯めるメインカードとしてはおすすめできません。
しかし、特定の条件を満たすとポイントを効率的に貯められるのがライフカードの強みです。年会費無料で発行できるので、還元率の高いシーンだけ利用するサブカードとして利用するならば、十分活用できます。
そこでこの記事では、ライフカードでマイルを貯めたいと思っている方が知りたい情報をしっかりとお届けします。
ライフカードが有効活用できる場面に加えて、ANAマイルを貯められるメインカードとしておすすめのクレジットカードも紹介します。ぜひご覧ください。
ライフカードではANAマイルを貯められる
ライフカードを持つと、ANAマイルを貯めることができます。
還元率は1,000円(税込)あたり2.5マイルです。
そのため、ANAマイルを貯めるメインカードを探しているのなら、ほかのクレジットカードを使うのがおすすめです。また、JALマイルに交換することができないので、JALの利用が多い方もほかのカードを選びましょう。
ただし、ライフカードは特定の条件がそろうと効率よくANAマイルが貯められます。そのため、サブカードとして保有しておくのはありです。
ANAマイルが貯めやすくなる具体的な条件は、後ほどしっかりとご説明します。
ANAマイルがあれば航空券への交換や座席アップグレードが可能
「貯めている人が多いから何となくよさそう」と思っているものの、ANAマイルで何ができるかよく知らない方もいるのではないでしょうか?
ANAマイルの特典は、航空券に限りません。飛行機に乗らない方にもうれしい特典がたくさんあるので、ぜひ貯めてみてください。
いくつか例を紹介します。
- 座席のアップグレード
- レストランの食事クーポン
- ホテルの割引
- 商品との交換
- 提携ポイントへの交換
このように、飛行機に普段乗らない方にも便利な使いみちが多くあります。
ライフカードでポイントを貯めたあとにANAマイルに交換する
ライフカードは、直接ANAマイルを貯められるタイプのカードではありません。
ライフカードを使うとLIFEサンクスポイントというオリジナルのポイントを貯められます。これをANAマイルに交換する手続きを取らないといけません。
なお、ライフカードはnanacoや楽天Edyへのチャージにも使えますが、ポイントは獲得できないので要注意です。また、チャージ分はステージ判定にもカウントされないのであらかじめ理解しておきましょう。
ライフカードからANAマイルに交換する際の注意点
ライフカードからANAマイルへの交換は、会員用WebサイトであるLIFE Web Deskから手続きします。ここでは、知っておきたい注意点をまとめました。
- マイル移行申請から完了までは約1ヶ月かかる
- 交換は300ポイント以上から
- 100ポイント単位での移行
- ANAマイレージクラブのお客様番号が必要
ライフカードのポイント交換は、申請してすぐおこなわれるわけではありません。約1ヶ月かかるので、利用時期が決まっている場合は早めに申請手続きをしましょう。
また、ポイントはマイル移行単位が定められています。最低でも300ポイント必要になるので、普段クレジットカードをあまり使わない方は時間がかかります。
なお、ANAマイルに交換するにはマイレージクラブに登録する必要があります。お客様番号を入力するのであらかじめ取得しておいてください。
ライフカードで効率よくポイントを貯める3つの方法
ライフカードは特定の条件下で効率よくポイントが貯められます。具体的に3つの条件を紹介します。
- 誕生月に利用してポイント3倍
- ショッピングモールサイトでポイント最大25倍
- 入会後3ヶ月の利用で特別ボーナスポイント
それぞれより詳細な条件を解説するので、要チェックです!
ライフカードを誕生月に利用してポイント3倍
誕生月に利用すると基本ポイントが一律3倍になります。すると1,000円(税込)あたり7.5マイル還元されるので、貯めやすくなりますね。
2年目以降も毎年ポイント3倍になるので、大きな買い物は誕生月にするとよいでしょう。
ライフカード会員限定のショッピングモールでポイント最大25倍
ライフカード会員限定のショッピングモールサイトL-Mallを利用すると、最大ポイント25倍になります。総合モールでさまざまなカテゴリを取り扱っており、楽天市場や、Yahoo!ショッピングなど人気のショップも含まれています。
具体例をいくつか紹介しますね。
旅行 | Expedia、JTB、Booking.com、VETRAなど |
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家電・パソコン | ビックカメラ、エディオン、ヤマダ電機、コジマ、Panasonic、FUJITSUなど |
グルメ・ギフト | Uber Eats、コープデリ、Yahoo!ダイニング、楽天デリバリーなど |
総合通販・百貨店 | 京王、小田急、近鉄、高島屋、ニッセン、東急ハンズ、ベルーナなど |
趣味・おもちゃ | トイザらス、ブックオフ、adidas、Puma、パタゴニアなど |
ここで紹介したのはほんの一例です。12のカテゴリーがあり、それぞれたくさんのネットショップが加盟しているので、ぜひ見てみてください。
入会後3ヶ月間に5万円以上の利用して特別ボーナスポイントを獲得
入会から3ヶ月後までに5万円利用すると、600ポイントがもらえます。10万円以上利用するとさらに600ポイントのプレゼントです。
そのため、誕生月をはさむタイミングでカードを申し込めば、かなり効率的にポイントが貯められます。カード発行だけでも200ポイントが付与されるので、スタートダッシュを切るのがおすすめです。
ANAマイルをもっと貯めたい!おすすめのクレジットカード2選
ここまでライフカードでポイント・ANAマイルをお得に貯める方法を説明してきましたが、利用シーンや時期が限られるものばかりでした。
そこで、日常からANAマイルを貯めやすいクレジットカードを2つ紹介します。メインで持つなら、どちらかがおすすめです。
39歳以下限定!年会費無料のカードでANAマイルを貯められる「JCB CARD W」
39歳以下の方であればイチオシなのが、JCB CARD Wです。年会費無料で学生でも作れます。
発行できる年代を絞っており、条件が限定されている分コスパが高めです。
基本のポイント還元率が、通常のJCBカードの2倍になっています。これにより1,000円(税込)で6マイル相当のポイントが貯まるので、ライフカードと比較するとかなり還元率は高めです。
さらに、優待店や優待サイトを経由してネットショップを利用するとポイントが最大20倍になるので、ポイントがザクザク貯まります。
- 楽天市場
- Amazon.co.jp
- Yahoo!ショッピング
- セブンイレブン
- スターバックス
- 出光
- JCBトラベル
日常で使うお店ばかりですよね。ほかにも人気ショップが400店ほど集まっています。
ANAマイル以外の特典も豊富です。最大2,000万円の海外旅行傷害保険や、年会費無料のカードには珍しい、ショッピングガード保険もあります。
このように、マイルを貯めるのにも特典を活用するにもお得なので、年齢の条件を満たす方はおすすめです。
東京メトロを使ってもマイルが貯まる「ソラチカカード ANA To Me CARD PASMO JCB」
JCB CARD Wの年齢を満たさない方や、東京メトロをよく使う方には、ソラチカカード ANA To Me CARD PASMO JCBもおすすめです。
ソラチカカード ANA To Me CARD PASMO JCBは初年度無料、2年目以降の年会費2,200円(税込)で持つことができます。料金はかかりますが、PASMOと一体化できたり、メトロポイントも貯められるのが魅力です。
ポイントの還元は1,000円(税込)あたりOki Dokiポイントが1ポイントです。そして1ポイントは5マイル相当に還元できます。
したがって、普通に使えば1,000円あたり5マイルになるのですが、さらに還元率を上げる秘密があります。それは、10マイルコースに入ることです。
10マイルコースは、マイル移行手数料が5,500円(税込)かかる代わりに、還元率が2倍になります。つまり、1,000円(税込)あたり10マイルももらえる高還元率カードに変身するのです。
費用はかかりますが、普段からクレジットカードをよく使う方にはうれしい特典ですね。
また、ソラチカカード ANA To Me CARD PASMO JCBでは、メトロポイントも貯められます。乗車ごとに貯まるメトロポイントに加え、東京メトロの定期券を購入すればOki Dokiポイントとの二重取りが可能です。
ある程度クレジットカードを多く使う方で、日常的に東京メトロに乗車するのであれば、かなりおすすめできます。
ライフカードでマイルを貯める方法まとめ
ライフカードは年会費無料でANAマイルを貯められるクレジットカードです。還元率は高くないので、ANAマイルを貯めるメインカードとして持つのはおすすめできません。
ただし、一部の条件では有効活用できます。
誕生月ならばポイント3倍です。また、ライフカード会員限定のショッピングモールサイトL-Mallを経由して買い物するならば、最大25倍まで跳ね上がるので、効率的にANAマイルが貯まります。
年会費無料のため、L-Mallに普段使うお店が入っていれば、発行を検討してみてもよいでしょう。
早稲田大学創造理工学研究科の修士課程にて経営工学の知見を深めたあと、メーカーでの技術職を経験。その後、フリーライターに転身して独立。金融・ビジネス・転職系を中心に幅広い分野で執筆。編集・ディレクター業もしています。マネ会ではライターとして、クレジットカードの記事を担当。難しい特典や仕組みを、噛み砕いてわかりやすくお届けするのが得意です。海外フリーランスとして一年の半分以上を国外で過ごしているため、「エポスカード」の海外旅行保険がかかせません。