ANAカードのおすすめ21枚を徹底比較!【2024年最新】マイル還元率や年会費も詳しく解説 PR

ANAカードのおすすめ21枚を徹底比較!【2024年最新】マイル還元率や年会費も詳しく解説

「ANAカードを作ろうと思っても、どれも似たようなカードがあって、本当に自分にあったものが選べない」「飛行機に乗る機会はないけど効率よくANAマイルを貯めたい」という人に今回の記事がお役に立てるのではないかと思っています。

ANAカードには、大きく分けて下記の4つのランクのカードがあり、下に行くにつれてランクが高くなっていきます。

ANAカードのランク
  • ANA一般カード
  • ANAワイドカード
  • ANAワイドゴールドカード
  • ANAプレミアムカード

基本的にカードランクが上がれば年会費が上がりますが、その分マイル付与率が高くなりマイルを効率よく貯めることができます。

ANAカードを選ぶ際には、飛行機に乗る機会が多いのか、普段はショッピングをしてANAマイルを貯めている、いわゆる陸マイラー(オカマイラー)など、その人のライフタイルによって変わってきます。

それぞれのカードが、どんな人に向いているかということを説明しながら、初めてANAカードをつくる人でもわかりやすいように紹介していきます。

おすすめ19枚のANAカードを徹底比較しているので、この記事を読んで自分に合ったANAカードを見つけましょう。

ANA カード 一般の詳細
ANA カード 一般
ANA JCB 一般カードの詳細
ANA JCB 一般カード
ANA VISA Suicaカードの詳細
ANA VISA Suicaカード
ANAアメリカン・エキスプレス・カードの詳細
ANAアメリカン・エキスプレス®・カード
ANA VISAワイドゴールドカードの詳細
ANA ワイドゴールドカード
ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カードの詳細
ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード
年会費
初年度 : 無料
次年度 : 2,200円(税込)
初年度 : 無料
次年度 : 2,200円(税込)
初年度 : 無料
次年度 : 2,200円(税込)
7,700円(税込)
15,400円(税込)
34,100円(税込)
ポイント還元率 0.5 〜 10% 0.1% 0.5 〜 10% 0.5 〜 1.5% 0.5 〜 10% 0.5 〜 2%
発行期間 3営業日程度 7営業日程度 2週間程度 2週間程度 3営業日程度 2週間程度

ANA一般カード9種の比較一覧

ANAカードのなかで最もスタンダードなカードが、この「ANA一般カード」です。初めてANAマイルを貯めようと思うなら、まずこのカードからはじめてもよいでしょう。

そして、一口に「ANA一般カード」といっても、いろいろなカードがあるので、ここでは人気の8枚を紹介します。

ANA一般カードの比較表
カード名 年会費
(税込)
家族会員
年会費
(税込)
入会・継続
マイル
お買い物時
マイル獲得率
搭乗
ボーナス
マイル
電子マネー
ANA VISA 一般カード 2,200円

1,100円

1,000マイル 200円
=1ポイント
=1マイル
(*1)
10% 楽天Edy
iD
ANA JCB 一般カード 2,200円
1,100円

1,000マイル 1,000円
=1ポイント
5マイル
(*2)
10% 楽天Edy
QUICPay
ANAマスター一般カード
2,200円
1,100円 1,000マイル 200円
=1ポイント
=1マイル
10% 楽天Edy
iD
ANA アメリカン・エキスプレス
®・カード(一般)
7,700円 2,750円 1,000マイル 100円
=1ポイント
1マイル
(*3)
10% 楽天Edy
QUICPay
ANA JCBカードZERO 無料 無料 なし 1,000円
=1ポイント
5マイル
10% 楽天Edy
QUICPay
ANA To Me CARD PASMO JCB 
※ソラチカカード
2,200円 1,100円 1,000マイル 1,000円
=1ポイント
5マイル
(*2)
10% PASMO
QUICPay
nanaco
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO
マスターカード
2,200円

1,100円

1,000マイル 200円
=1ポイント
=1マイル
(*1)
10% iD
QUICPay
ANA VISA Suicaカード 2,200円

なし 1,000マイル 200円
=1ポイント
=1マイル
(*1)
10% iD
SUICA
QUICPay
ANA VISA nimoca カード 2,200円

1,100円


1,000マイル 200円
=1ポイント
=1マイル
(*1)
10% iD
QUICPay
(※1)2倍コースの場合、移行手数料6,600円(税込)
(※2)10マイルコースの場合、移行手数料5,500円(税込)
(※3)マイル移行にはポイント移行コース6,600円(税込)が必要

ANA VISA一般カード

ANA カード 一般
ANA カード 一般の詳細
おすすめポイント
  • 入会時・毎年のカード継続時にボーナスマイルをプレゼント
  • 国内旅行海外旅行ショッピング保険など充実!
  • 便利な電子マネー「iD」も標準搭載
年会費初年度 無料
年会費2年目〜 2,200円(税込)
ポイント還元率 0.5%
発行スピード 3営業日程度
国際ブランド
  • Visa
  • Mastercard®
電子マネー
  • iD(アイディ)
  • PiTaPa(ピタパ)
  • QUICPay(クイックペイ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険

ANA VISA一般カードは、ANAカードのなかでスタンダードなカードで、年会費は2,200円(税込)となっています。しかし「マイ・ペイすリボ」という登録型リボのサービスに登録して、カードを年1回以上利用すれば、年会費を1,127円(税込)に減額できます。

獲得マイルは1,000円(税込)につき、1ポイントがもらえ、その1ポイントは5マイル、あるいは10マイルと交換することができます。マイル移行手数料は、6,600円(税込)となっています。

新規入会の際には、1,000マイルがもらえ、その後は毎年、年会費を払うごとに継続マイルとして1,000マイルがもらえます。

また、家族カードもつくれるので、例えば、夫婦で一緒にマイルを貯めることも可能です。

ETCカードについては、発行手数料と年会費が無料になっています。ETCカードはカードによっては有料の場合もありますので、この点は魅力ですね。

電子マネーとしての機能では、「楽天Edy」と「iD」が使えるのもメリットのひとつです。また、中国のほとんどの店舗でつかえる「銀聯(ぎんれん)」の決済機能がついた「ANA銀聯カード」も2,200円(税込)で発行することができます。

残念ながら、このANA VISA一般カードでは、空港のラウンジを利用することはできません。

ANA VISA一般カードはこんな人におすすめ

このANAカードは、「まずはANAマイルを貯めてみたい」という初心者の方や「ANA機に乗る機会は年に1回ほどで、年会費を安く抑えたい」「マイルを少しずつでも貯めていきたい」という人や「普段はショッピングでマイルを貯めたい」という陸マイラーにおすすめです。

ANA JCB 一般カード

ANA JCB 一般カード
ANA JCB 一般カードの詳細
おすすめポイント
  • 旅行傷害保険 最高1,000万円(海外)
  • 搭乗ボーナスマイル 10%
  • 入会・継続ボーナス 1,000マイル
年会費初年度 無料
年会費2年目〜 2,200円(税込)
ポイント還元率 0.4%~0.7%
発行スピード 7営業日程度
国際ブランド
  • JCB
電子マネー
  • 楽天Edy(エディ)
  • QUICPay(クイックペイ)
  • nanaco
  • SMART ICOCA
  • Suica(スイカ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険

ANA JCB 一般カードは株式会社JCBが発行するカードで、年会費は2,200円(税込)です。

マイル移行手数料は5,500円(税込)なので、ANA VISA 一般カードの6,600円(税込)よりも安くなっています。

こちらのANAカードも残念ながら、空港のラウンジを利用することはできません。

電子マネーは、楽天Edyを使うことができ、楽天ポイントを貯めることも可能です。QUICPayも利用でき、Apple Payに登録も可能です。

また、このカードでは、登録不要のJCB STAR MEMBERSが適用され、年間50万円以上だと、翌年の獲得ポイントが10%アップし、100万円以上だと、20%アップします。

では、「ANA JCB一般カード」と「ANA VISA一般カード」では、どちらがいいのか?ということですが、とにかく年会費を抑えたいのであれば、「ANA VISA一般カード」で登録型リボの「マイ・ペイすリボ」に登録して年会費を1,127円(税込)にするということが可能です。

国内の旅行が多い人では、ANA JCBカードでも問題ありませんが、海外に旅行が多いのであれば、使える店舗が多いANA VISA一般カードを検討してみましょう。

ANA JCB一般カードはこんな人におすすめ

現在、新規入会キャンペーンでは、ANA VISA一般カードよりも、ANA JCB一般カードのほうが多くのマイルを獲得できますので、より多くマイルを最初に獲得したい人にもおすすめです。

ANAマスター一般カード

ANAマスターカードは、ほかのANA一般カード同様、初年度年会費無料で持てるクレジットカードです。

入会初年度は無料で利用でき、二年目から2,200円(税込)がかかります。
また、入会キャンペーンで初年度から1,000マイルが獲得できるだけでなく、カードを継続利用することで1,000マイルを貰うことができます。

ANAマスターカードは電子マネー「iD」を標準搭載しており、電子マネー利用でもマイルを貯められます。

ANAマスターカードはこんな人におすすめ

このANAマスターカードは、ANA VISA 一般カード同様「まずはANAマイルを貯めてみたい」という初心者の方や「ANA機に乗る機会は年に1回ほどで、年会費を安く抑えたい」「マイルを少しずつでも貯めていきたい」という人や「普段はショッピングでマイルを貯めたい」という陸マイラーにおすすめです。

ANA アメリカン・エキスプレス®・カード(一般)

ANAアメリカン・エキスプレス®・カード
ANAアメリカン・エキスプレス・カードの詳細
おすすめポイント
  • ご入会でもれなく1,000マイル、毎年のカードご継続毎に1,000マイルをプレゼント
  • ANA航空券や旅行商品など、ANAグループでのカードご利用はポイント1.5倍
  • 1,000ポイント単位でANAのマイルへ移行可能
年会費初年度 7,700円(税込)
年会費2年目〜 7,700円(税込)
ポイント還元率 0.33%~0.6%
発行スピード 2週間程度
国際ブランド
  • American Express®
電子マネー
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険
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ANAアメリカン・エキスプレス・カードが、ANA VISAワイドカードよりも優れている点といえば、「空港ラウンジを利用できること」「ポイントの有効期限がないこと」だといえます。

年会費はほかのANAカードに比べると7,700円(税込)と高くなっていますが、国内の28の空港ラウンジが利用可能(同行者も1名利用可)で、海外旅行から帰国した際には、スーツケース1個が無料になる配送サービスもあります。

また、ANA VISAワイドカードのポイントの有効期限は2年(マイル交換後は3年)ですが、このANAアメックスカードはポイントの有効期限はありません。ですから、「せっかく貯めていたのに気づいたらポイントが消滅していた」ということもなく、じっくりと貯め続けられます。

ただし、入会・継続マイルが1,000マイルであること、搭乗ボーナスマイルが10%とANA一般カードと同じになります。

気になる入会時の審査ですが、このカードは、年収の基準もなく、それほど厳しくないようです。過去にクレジットカードなどで支払いの遅延などがなければ、問題なく審査は通過するでしょう。

ANA アメリカン・エキスプレス®・カードはこんな人におすすめ

このANAカードは、空港ラウンジを使いたくて、ポイントの有効期限がないのがよいという人におすすめです。また、「アメックス」というクレジットカードブランドを求める人にも最適です。

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ANA JCBカード ZERO

ANA JCBカード ZERO
ANA JCBカード ZERO
おすすめポイント
  • 入会金・年会費無料!
  • フライトボーナスで10%貯まる!
  • 18歳~29歳(学生除く)限定入会!5年間ご利用が可能です。
年会費初年度 無料
年会費2年目〜 無料
ポイント還元率 0.1%
発行スピード 7営業日程度
国際ブランド
  • JCB
電子マネー
  • 楽天Edy(エディ)
  • PiTaPa(ピタパ)
  • QUICPay(クイックペイ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険

ANA JCB カード ZEROは、18歳以上29歳以下の方(学生を除く)が対象のカードです。
 
ANAカードのなかで唯一入会後5年間は年会費無料となっており、初回カード更新時にANA一般カードへ切り替わります。

注意点としては、マイル移行手数料を支払って還元率の上がる仕組みがないため5マイルコースしか選択することができない点です。

マイルを効率よく貯めるにはやや物足りなさを感じるかもしれませんが、維持費0円でマイルを貯めることができるので、ANAマイレージクラブよりお得にマイルを貯めることができます。

ANA JCBカードZEROはこんな人におすすめ

このカードは維持費をかけずにマイルを貯めたい人におすすめです。
「飛行機に乗らないから特典があっても…」「初めてのカードだから維持費をあまりかけたくない」などの費用面の心配があるANAカード初心者の方にとってぴったりなのではないでしょうか。

ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)

ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)
ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)の詳細
おすすめポイント
  • ANA・提携航空会社便の搭乗でたまるマイル+各種ボーナスマイル
  • 東京メトロ乗車・定期券のお支払いでメトロポイントがたまる
  • さらにPASMOも搭載!
年会費初年度 無料
年会費2年目〜 2,200円(税込)
ポイント還元率 0.1 〜 1%
発行スピード 約1週間
国際ブランド
  • JCB
電子マネー
  • PASMO(パスモ)
  • QUICPay(クイックペイ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険

このANA To Me CARD PASMO JCBは、通称「ソラチカカード」として親しまれており、ソラ=ANA、チカ=東京メトロの地下鉄を意味しているようです。

ソラチカカードは、「マイルが大量に貯まる!」という人もいるくらい、ANAマイルが効率よく貯まる仕組みになっています。

ただし、東急線を利用している人はこのカードではなく、次項で解説する「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」が良いでしょう。

このカードはPASMOへのオートチャージができ、チャージ金額1,000円につき最大10マイル(還元率1%)が貯まります。

その上、オートチャージを設定した場合、東京メトロに1回乗るごとに、メトロポイントがもらえ、そのメトロポイントはマイルに交換(100メトロポイントを90マイル)できます。

1回につき、平日は4.5マイル相当
土日祝日は、13.5マイル相当貯まります。ただし、定期券区間は対象外です。

PASMOの利用の頻度が高くなれば、自然とオートチャージの必要性を感じるでしょう。

しかし、オートチャージができるクレジットカードは、鉄道会社が指定したものだけになりますので、オートチャージ対象となっているこのカードの利用価値は高いと言えます。

さらに、東京メトロ、東急電鉄、東武鉄道、京急電鉄、相模鉄道、京王電鉄で発売している定期券ならこのカードに搭載させることができます。定期券を購入したときには、メトロポイントがつき、これもマイルに変えることができます。

また、このカードでは、JCBのポイントプログラムである「Oki Doki ポイント」が貯まりますが、ANAマイル、あるいはメトロポイントに交換することができます。

電子マネーはPASMOなので、ほぼSuicaと同じ店で使うことができるので、不便を感じることは少ないでしょう。また、別途申込みすれば、QUICPay、nanacoが一体になっているキーホルダー型の電子マネーも使用することができます。

ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)はこんな人におすすめ

このANAカードはJR線ではなく私鉄、地下鉄を通勤、通学で利用している人でANAマイルを貯めたい人におすすめです。
ANAカードのなかでも、陸マイラーの方にぴったりのカードです。

ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード

ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
おすすめポイント
  • 入会時・毎年のカード継続時にボーナスマイルをプレゼント
  • 海外旅行ショッピング保険など充実!
  • TOKYU POINTが貯まる!マイルとTOKYU POINTは相互交換可能!
年会費初年度 無料
年会費2年目〜 2,200円(税込)
ポイント還元率 0.5 〜 10%
発行スピード 3営業日程度
国際ブランド
  • Mastercard®
電子マネー
  • iD(アイディ)
  • PiTaPa(ピタパ)
  • QUICPay(クイックペイ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険

ANAマイル、TOKYU POINT、PASMO、さらに定期券機能が付いた多機能カードです。

PASMOのオートチャージ機能や定期券として使えるほか、ANAマイルとVポイント、TOKYU POINTを貯めることができるので、1枚で様々な機能を使いたい方にはおすすめです。

入会時と毎年のカード継続で1,000マイルのボーナスマイルを受け取れ、ANAと三井住友カードのサービスが利用可能です。

ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードはこんな人におすすめ

このANAカードは、ANAマイルやPASUMO、定期券など1枚に様々な機能が付いている点が魅力です。
カードの枚数を増やしたくない方や普段からPASUMOを使っている方におすすめです。

ANA VISA Suicaカード

ANA VISA Suicaカード
ANA VISA Suicaカードの詳細
おすすめポイント
  • 入会時・毎年のカード継続時にボーナスマイルをプレゼント
  • 国内旅行海外旅行ショッピング保険など充実!
  • Suicaが付いて電車に乗るのがラクラク!
年会費初年度 無料
年会費2年目〜 2,200円(税込)
ポイント還元率 0.5 〜 10%
発行スピード 2週間程度
国際ブランド
  • Visa
電子マネー
  • iD(アイディ)
  • Suica(スイカ)
  • QUICPay(クイックペイ)
  • PiTaPa(ピタパ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険

このカードは、ANAカードのなかで唯一のSuica(スイカ)が搭載しているカードで、ANAカードからチャージすると、マイルが貯まります。

年会費に関しては、初年度は無料で2年目以降は2,200円(税込)となります。

しかし、三井住友カードの登録型リボ「マイ・ペイすリボ」に登録すれば、年会費が826円(税別)に減額されます。

JR線を通勤、通学で利用せず、地下鉄、私鉄(東急線以外)なら、「ソラチカカード」、鉄道でも東急線なら「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」がおすすめです。これらのカードについては後述します。

カード自体にはSuicaの定期券の機能はありませんが、オートチャージを設定することはできます。オートチャージできるクレジットカードはかなり限られていますので、この点は大きなメリットになりそうです。

Suicaが使える店は450,000店で、ほかの電子マネーの中で加盟店が一番多くなっています。JRから地下鉄、私鉄、そして、店舗では、セブンイレブンをはじめとするコンビニ、スーパー、ドラッグストア、書店などで使えます。

それとは別に、「iD」も使うことができ、Apple Payに登録して使うことができます。

また、銀聯(ぎんれん)カードも2,200円(税込)で発行できるので、中国への出張が多い人にとっては便利となるでしょう。

ANA VISA Suicaカードはこんな人におすすめ

東京、首都圏に住んでいて、普段の生活でJR線を利用して通勤し、普段の買い物でマイルをしっかり貯めたい陸マイラーであるのなら、このANAカードをおすすめします。

オートチャージの設定もできるので、そういった面でも利便性は高いと言えるでしょう。

ANA VISA nimoca カード

ANA VISA nimocaカード
ANA VISA nimocaカード
おすすめポイント
  • 入会時・毎年のカード継続時にボーナスマイルをプレゼント
  • 国内旅行海外旅行ショッピング保険など充実!
  • マイルとnimocaポイントは相互交換可能!
年会費初年度 無料
年会費2年目〜 2,200円(税込)
ポイント還元率 0.5 〜 10%
発行スピード 3~4週間程度
国際ブランド
  • Visa
電子マネー
  • iD(アイディ)
  • PiTaPa(ピタパ)
  • QUICPay(クイックペイ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険

このANAカードは、ANAマイレージクラブをはじめ、nimoca、nimocaポイント、定期券、クレジットの機能が一体となっているので、普段使いから飛行機、電車に至るまで様々な場面で使うことが出来ます。

交通系ICカード「nimoca」を普段から使っている方は、ぜひチェックしたい1枚です。

このANAカードは飛行機の搭乗時にも区間基本マイルに10%が割増され、新規入会時と継続時に1,000マイルのボーナスマイルがもらえます。

買い物でのカード決済は、三井住友カードのVポイントが基本200円(税込)ごとに1ポイント貯まります。

ANA VISA nimoca カードはこんな人におすすめ

このANAカードは、ANAマイレージクラブやnimoca、nimocaポイント、定期券、クレジットの機能が一体となっているため、1枚で様々な場面に対応できるカードをお探しの方におすすめです。

ANAワイドカード全3種の比較一覧

ANAカード(一般)の上位カードとして位置づけられている、ANAワイドカード。

ANAカード(一般)と比較して優れている点は「入会・継続ボーナスが2,000マイル(一般カードは1,000マイル)」、「搭乗ボーナスマイルが25%(一般カードは10%)」、「旅行傷害保険が最大5,000万円(一般カードは最大1,000万円)」ということです。

年会費はANA一般カードで2,200円(税込)ですが、ワイドカードになると7,975円(税込)になります。

また、10マイルコースだとマイル移行手数料は5,500円~6,600円(税込)かかり、空港ラウンジは利用できません。

このため、「ワイドカードはあまりメリットを感じられない」という人もいるようです。

「マイルをもっと効率よく貯めたい」として、このワイドカードではなく、マイル移行手数料が無料で、空港ラウンジを利用でき、旅行傷害保険が最大1億円のワイドゴールドカードを選ぶ人が少なくないようです。

ここでは、ANA VISAワイドカードと年会費が同じ7,000円台のANAアメリカン・エキスプレス・カードを比較していきます。

ANAワイドカード比較表
カード名 年会費(税込)
家族会員年会費(税込)
入会・継続マイル
ショッピング時マイル獲得率
搭乗ボーナスマイル
ANA VISAワイドカード 7,975円 1,650円
2,000
・200円
=1ポイント
=1マイル
(※1)
25%
ANA マスターワイドカード 7,975円 1,650円 2,000
・200円
=1ポイント
=1マイル
(※1)
25%
ANA JCBワイドカード 7,975円 1,650円 2,000 ・1,000円
=1ポイント
=5マイル
(※2)
25%
(※1)2倍コースの場合、移行手数料6,600円
(※2)10マイルコースの場合、以降手数料5,500円

ANA VISAワイドカード

ANA VISA ワイドカード
ANA VISA ワイドカード
おすすめポイント
  • 入会時・毎年のカード継続時にボーナスマイルをプレゼント
  • 国内旅行海外旅行ショッピング保険など充実!
  • 便利な電子マネー「iD」も標準搭載
年会費初年度 7,975円(税込)
年会費2年目〜 7,975円(税込)
ポイント還元率 0.5 〜 10%
発行スピード 3営業日程度
国際ブランド
  • Visa
  • Mastercard®
電子マネー
  • iD(アイディ)
  • PiTaPa(ピタパ)
  • QUICPay(クイックペイ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険

ANA VISAワイドカードの券面デザインでは「ANA CARD」の横に「WIDE」の文字があります。

年会費は7,975円(税込)ですが、こちらも三井住友カードが発行していますので、登録型リボ「マイ・ペイすリボ」に登録して年1回利用で、年会費が6,902円(税込)になります。

マイルについては、10マイルコースを選択するとマイル付与率は1.0%(1000円ごとに10マイル)となりますが、移行手数料が6,600円(税込)かかります。このあたりはANAカード(一般)と同じです。

また、入会・継続マイルは2,000マイルなので、ANAカード(一般)の1,000マイルよりも多く、搭乗ボーナスマイルもANAカード(一般)の10%に比べ、ワイドカードは25%となっています。

海外旅行傷害保険については、最大5,000万円となっており、ANAカード(一般)の1,000万円よりも手厚くなっているのもメリットです。

空港のラウンジを利用することはできませんが、国際線のチェックインの際には、ビジネスクラスカウンターで優先的に利用することができますので、忙しいビジネスマンなどは特にうれしい特典でしょう。

ANA VISAワイドカードをおすすめする人は、「ANAカード(一般)よりもANAマイルをしっかり貯めたい、海外保険をANAカード(一般)よりも充実させたいけど、ゴールドカードほど年会費で15,400円(税込)も払うのは避けたいし、空港ラウンジの利用サービスは不要」と考えている人です。

なお、電子マネーは、楽天EdyやiDが使え、追加カードはETCカード、家族カード、銀聯カードがつくれます。

ANA VISAワイドカードはこんな人におすすめ

ANA VISAワイドカードをおすすめしたい人は、「一般カードよりもANAマイルをしっかり貯めたい、海外保険を一般カードよりも充実させたいけど、ゴールドカードほど年会費で14,000円も払うのは避けたいし、空港ラウンジの利用サービスは不要」と考えている人です。

ANA マスター ワイドカード

ANA マスターワイドカードは年会費は7,975円(税込)、登録型リボ「マイ・ペイすリボ」に登録して年1回利用で、年会費が6,902円(税込)になるなど、基本的なスペックはほかのANAワイドカードと同じです。

マイルについては、10マイルコースを選択するとマイル付与率は1.0%(1000円ごとに10マイル)となりますが、移行手数料が6,600円(税込)かかります。このあたりはANAカード(一般)と同じです。

また、入会・継続マイルは2,000マイルなので、ANAカード(一般)の1,000マイルよりも多く、搭乗ボーナスマイルもANAカード(一般)の10%に比べ、ワイドカードは25%となっています。

ANAワイドゴールドカード全4種の比較一覧

ANAワイドゴールドカードの大きな特長としては、「国内の主要な空港ラウンジが使えること」でしょう。また、マイル移行手数料が無料であることも魅力のひとつです。

また、ANAダイナースカードやANAアメックスゴールドではポイントの有効期限がなく、無期限で貯め続けられます。

このため、一般カードを持っていた人が、ワイドゴールドカードに切り替えるということも珍しくないようです。ただし入会審査が一般カードよりも厳しくなり、年収の面や利用実績が基準に満たないと審査落ちしてしまいますので、注意が必要です。

ANAワイドゴールドカード
カード名 年会費(税込) 家族会員年会費(税込) 入会・継続マイル 搭乗ボーナスマイル マイル移行手数料 ショッピング時
マイル獲得率
空港ラウンジ
ANA VISA ワイドゴールドカード 15,400円 4,400円 2,000マイル 25% 無料 200円
=1ポイント
=2マイル
国内28の空港で利用可能
(同伴者1名も無料)
ANA JCB ワイドゴールドカード 15,400円 4,400円 2,000マイル 25% 無料 1,000円
=1ポイント
=10マイル
国内28の空港とハワイ国際空港で利用可能
ANAダイナースカード 29,700円 6,600円 2,000マイル 25%
無料 100円
=1ポイント
=1マイル
国内外700以上のラウンジで利用可能
ANAアメックスゴールドカード 34,100円 17,050円 2,000円 25% 無料 100円
=1ポイント
1マイル
国内28の空港とソウル、ハワイ国際空港で利用可能
(同伴者1名も利用可能)

ANA VISAワイドゴールドカード

ANA ワイドゴールドカード
ANA VISAワイドゴールドカードの詳細
おすすめポイント
  • 入会時・毎年のカード継続時にボーナスマイルをプレゼント
  • 国内旅行海外旅行ショッピング保険など充実!
  • 便利な電子マネー「iD」も標準搭載
年会費初年度 15,400円(税込)
年会費2年目〜 15,400円(税込)
ポイント還元率 0.5 〜 10%
発行スピード 3営業日程度
国際ブランド
  • Visa
  • Mastercard®
電子マネー
  • iD(アイディ)
  • PiTaPa(ピタパ)
  • QUICPay(クイックペイ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険

ANA VISAワイドゴールドカードは、ワイドカードのワンランク上に位置するクレジットカードです。

年会費は14,000円(税別)ですが、「マイ・ペイすリボ」に登録して年1回以上カード払いで利用すると10,500円(税別)になります。

このANA VISAワイドゴールドカードと、年会費7,250円(税別)のANAワイドカードと比較すると、新規入会・継続マイルは2,000マイルと同じで、搭乗マイルもフライトマイルの25%とこれらの点では、違いはありません。

しかしながら、マイル移行手数料(5,000円~6,000円(税別))が無料であるのは、大きな点といえます。

そのほか、電子マネーは、楽天EdyとiDが使え、銀聯カードは1,000円(税別)で発行できます。

ANA VISAワイドゴールドカードは空港で力を発揮。まず国内28の空港のラウンジを利用でき同伴者も1名まで無料。例えば、羽田空港のラウンジでは、フレッシュジュースやコーヒーの無料提供サービスを利用できます。

また、空港のチェックインでは、ビジネスクラス客用のカウンターを利用できます。国際線が混むときでは、数10分ほど待たなければいけないことが多いのですが、このチェックカウンターならほとんど待つ必要がありません。

旅行傷害保険については、海外旅行傷害保険までなら最大5,000万円まで補償されるので、問題ないでしょう。空港にあるANAの売店では、10%オフで買い物ができるのもうれしいですね。

このカードの入会審査も過去にある程度の利用実績があれば、問題なく審査に通る可能性は高いと思われます。

ANA VISAワイドゴールドカードはこんな人におすすめ

このANAカードは、飛行機に乗る機会が年に数回あり、「空港ラウンジを利用したい」、「マイル移行手数料は無料がいい」「優先的に搭乗したい」「メインのカードとしてしっかりマイルを貯めたい」という人におすすめです。

また、VISAブランドなので、海外でも安心してクレジットカードを利用したいという人にも最適なカードとなるでしょう。

ANA JCB ワイドゴールドカード

ANA JCB ワイドゴールドカード
ANA JCB ワイドゴールドカードの詳細
おすすめポイント
  • ANA・提携航空会社便の搭乗でマイルがたまり、さらにEdy機能搭載
  • 提携パートナー利用・日常ショッピングでもマイルがたまる
  • ビジネスでプライベートで羽ばたくあなたを多種多様なサービスでサポート
年会費初年度 15,400円(税込)
年会費2年目〜 15,400円(税込)
ポイント還元率 0.3%~1.34%
発行スピード 1週間程度、最短3営業日
国際ブランド
  • JCB
電子マネー
  • 楽天Edy(エディ)
  • QUICPay(クイックペイ)
  • SMART ICOCA
  • nanaco
  • Suica(スイカ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険

ANA JCB ワイドゴールドカードとANA VISAワイドゴールドカードでは、国際ブランドの「VISA」か「JCB」かの違いです。入会・継続マイルは2,000マイル、マイル付与率は1.0%、そして搭乗ボーナスマイルが25%であることは同じです。

あとは、カード会社がそれぞれで用意しているゴールドカード会員向けの特典を見てみましょう。

各カードの主な特典
ANA VISAワイドゴールドカード ANA JCBワイドゴールドカード
・ゴールドデスク(ゴールドカード会員専用窓口)
・ドクターコール24(無料医療相談)
・ANA銀聯カードの発行(1,000円(税別))
・宿泊予約サイトReluxの優待料金利用
・VJデスク(海外での日本語サポート)
・空港ラウンジサービス
・VISAゴールド空港宅配(優待料金)
・VISAゴールド国際線クローク(15%割引)
・VISAゴールド海外Wi-Fiレンタル(20%割引)
・ハーツレンタカー優待(10%オフ)
・ゴールドデスク(ゴールドカード会員専用窓口)
・ドクターダイレクト24(無料医療相談)
・JCBゴールド チケットサービス(優待料金)
・JCBゴールド グルメ優待(20%オフ)
・JCBゴールド ゴルフサービス
・JTBグランドツアー(ポイント5倍)
・東京ディズニーリゾートへの旅(ポイント5倍)
・空港ラウンジサービス
・手荷物無料宅配券サービス
・海外レンタカー割引(最大20%オフ)

全体的に見ると、VISAは空港でのサービス、JCBは国内のサービスが充実している印象があります。

こちらの審査基準もANA VISAワイドゴールドカードの審査と同じぐらいで利用実績があれば、問題ないと考えられます。

ANA JCBワイドゴールドカードはこんな人におすすめ

VISAと比べると海外で使える店でが少なくなるようです。しかしながら新規入会キャンペーンでは、多くのマイルを獲得することが可能です。

「空港ラウンジを利用したい」、「マイル移行手数料の無料がいい」、「飛行機に搭乗するのはほとんどの国内線」という人ならこのカードがおすすめとなります。

ANAダイナースカード

ANAダイナースカード
ANAダイナースカードの詳細
おすすめポイント
  • あらゆるシーンのご利用でポイントが貯まる
  • 高額のご利用でポイントが大きく貯まる
  • ポイントの有効期限なし
年会費初年度 無料
年会費2年目〜 29,700円(税込)
ポイント還元率 0.4%~1.2%
発行スピード 申し込みから:最短7営業日
国際ブランド
  • ダイナースクラブ
電子マネー
  • QUICPay(クイックペイ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険
【PR】Sponsored by ダイナースクラブ(三井住友トラストクラブ株式会社)

ANAダイナースカードは、ANAカードとダイナースカードがひとつになったようなクレジットカードで、年会費は27,000円(税別)です。

ダイナースカードの大きな特典としては「エグゼクティブ・ダイニング」があります。この特典では、指定のレストランのコース(およそ10,000円前後)を二人で食事すると、一人分が無料になります。これを上手く活用すると年間でかなりの金額を得することになるでしょう。

また、国内、海外の850以上の空港ラウンジを利用することができます。ただし、同伴者は有料です(家族カードを持っている場合、家族は無料)。

ANAダイナースカードのポイントは100円ごとに1マイル相当のポイント(付与率1%)が貯まり、アメックスと同様にポイントの有効期限はありません。なお、電子マネーは楽天Edyが使えます。

ほかのゴールドカードと比較してみた場合、「年会費を抑えてマイルを貯めたい」のであれば、VISAやJCBのワイドゴールドカードがいいでしょう。

しかし、「ダイナースの特典」「ANAマイルを貯めたい」のであれば、ANAダイナースカードを検討してみるのもよいでしょう。審査基準としては27歳以上で、年収500万円以上あると通りやすいようです。

ANAダイナースカードはこんな人におすすめ

ANAダイナースカードは「空港ラウンジの利用」、「ポイントの有効期限が無期限」、「コース料理が一人分無料になるエグゼクティブ・ダイニング」を利用したい人におすすめです。

ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード

ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード
ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カードの詳細
おすすめポイント
  • ご入会でもれなく2,000マイル、毎年のカードご継続毎に2,000マイルをプレゼント
  • ANA航空券や旅行商品など、ANAグループでのカードご利用はポイント2倍
  • ポイントの有効期間は無期限。1,000ポイント単位でANAのマイルへ移行可能
年会費初年度 34,100円(税込)
年会費2年目〜 34,100円(税込)
ポイント還元率 0.5 〜 2%
発行スピード 2週間程度
国際ブランド
  • American Express®
電子マネー
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険
【PR】Sponsored by アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド

このANAアメックスゴールドカードの年会費は31,000円(税別)となっています。

入会、継続マイルは2,000マイル
で、搭乗ボーナスマイルは25%です。ブルーの券面のANAアメックスカードの搭乗ボーナスマイルが10%なので、このカードのほうがマイルが貯まりやすいといえます。もちろん、アメックスカードなので、ポイントの有効期限は無期限です。

マイル移行手数料は無料なので、この点でもANAアメックスカードより優れています。

ほかには無料空港ラウンジサービス(同伴者1名まで無料)や、手荷物配送無料サービスもあります。また、「エアポート・ミール」として、羽田空港と伊丹空港で搭乗する日に限られますが、空港内の飲食店で使える1,000円分のクーポンも利用できます。

少し変わった特典としては、京都特別観光ラウンジが利用できることでしょう。京都へ観光に行った際にはぜひ利用したいものです。

このANAカードでは電子マネーの楽天Edyが使え、クレジットカードと一体になっているところも便利といえます。

ANAアメックスゴールドカードとANA VISAワイドゴールドで迷ったときには、年会費を抑えたいのであれば、ANA VISAワイドゴールドで一択となるでしょう。

ただし「アメックスゴールド」というステータス性を求める人に選ばれてることも。

カードの審査基準は、「20歳以上」で「定職についている」ことで、年収400万円の人も通ったという話もあるようです。

(30代 / 男性 / 会社員 / 年収400〜600万円)

アップルペイ(クイックペイ)に対応しているのでコンビニはもちろん、ガソリンスタンドやスーパー、また携帯料金等、とにかく現金でいつも支払いしていたものを全てカードで決済することで自然とポイントが貯まります。

マイルへの移行も約5日間程度で手数料無しで移行出来るので貯まったらマイルに移行して旅行の航空費にあてています。

また、空港ではゴールドカード以上の人しか無料で入れない待合ロビーで搭乗まで待機することができ、飲み物も自由に飲める(ビールも缶1本は無料)のでゆっくりとすることが可能です。

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードはこんな人におすすめ

こちらのカードの入会、継続マイルは2,000マイルで、搭乗ボーナスマイルは25%となっているので、入会、継続マイルが1,000マイルで搭乗ボーナスマイルが10%のANAアメックスカードよりもさらに多くのマイルを獲得したい人におすすめです。

ANAカードプレミアム全4種の比較一覧

ANAカードの4種類のなかで最も高いランクがANAカードプレミアムです。

このプレミアムカードの両方に共通しているのは、入会・継続時に10,000マイルがもらえることです。また搭乗ボーナスマイルは50%で国内のANAの空港ラウンジが使え、さらに国内外1,200以上の空港ラウンジを回数無制限で使える「プライオリティ・パス」も利用できます。

当然ながら、マイル移行手数料は無料で、ANA VISAプラチナ プレミアムカードのポイントの有効期限は4年で、ANAアメックスプレミアムカードなら、無期限となっています。

さらにどちらのカードも所定のレストランを二人で利用すると、一人分のコース料理の代金が無料になることも魅力的です。

ANAカードプレミアムの4種比較一覧表
カード名 年会費(税込) 家族会員
年会費(税込)
入会・継続マイル 搭乗ボーナスマイル マイル移行手数料 ショッピング時
マイル獲得率
ANAVISA
プラチナプレミアムカード
88,000円 4,400円 10,000マイル 50% 無料 200円
=1ポイント
=3マイル
ANAJCB
プレミアムカード
77,000円 4,400円 10,000マイル 50% 無料 1,000円
=1ポイント
=10マイル
ANAアメックス
プレミアムカード
165,000円 無料
(4枚まで)
10,000マイル 50% 無料 100円
=1ポイント
=1マイル 
(※1)
ANAダイナース
プレミアムカード
170,500円 無料 10,000マイル 50% 無料 100円
=1.5ポイント
=1.5マイル
(※2)
(※1)ANAグループポイント2.5倍
(※2)ANAグループ 100円=2.5ポイント(一部対象外あり)

ANA VISAプラチナ プレミアムカード

発行会社 三井住友カード株式会社
年会費(税別) 80,000円
入会・継続マイル 10,000マイル
マイル付与率 1,000円→15マイル (付与率1.5%)
マイル移行手数料
(税別)
無料
搭乗ボーナスマイル フライトマイルの50%
旅行傷害保険 ・海外旅行傷害保険:1億円
・国内航空傷害保険:5,000万円
・国内旅行傷害保険:1億円
申込資格 30歳以上で、本人に安定継続収入のある人

ANA VISAプラチナ プレミアムカードの年会費は80,000円(税別)となっており、ANAカードプレミアムカードのなかでは比較的安くなっています。こちらのカードの発行会社は三井住友カードですが、年会費の割引はありません。

VISAブランドは、JCBよりも海外で使える店舗が多いので、海外によく行く人にはおすすめです。

このカードの最大の特長は搭乗ボーナスマイルが50%で、マイル移行手数料は無料でマイル付与率が1.5%となっており、圧倒的にマイルが貯まりやすくなっています。ショッピングでのポイントは、1,000円(税込)ごとに1ポイントがもらえ、その1ポイントで15マイルに交換できます。

さらにANA航空券の購入では、100円(税込)ごとに2マイルが獲得でき、マイル付与率は2.0%ということになります。また、リボ払いの「マイ・ペイすリボ」を利用すると、ポイントが0.3%が加算され、合計で1.8%となりますので、こちらも賢く利用していきたいですね。

なおポイントの有効期限は4と他のANAカード(ただしアメックスカード、ダイナースカードは除く)よりも長くなっています。

入会・継続マイルでは10,000マイルもらえ、これだけでも20,000円以上の価値があるともいわれています。

空港ラウンジサービスでは、国内ではANAラウンジが利用でき、本人と同伴者1人まで無料で使えます。また、世界の主要国際空港のラウンジが無料で使える「プライオリティパス」がもらえます(無料利用は本人のみ)。

さらに、指定のレストランでコース料理を予約すると一人分が無料になる特典やホテルを優待料金で利用することも可能で、この特典は大きなメリットといえるでしょう。

また、24時間365日対応のコンシェルジュサービスでは、ホテルや航空券の予約、レストランやゴルフ場の予約の手配のほか、ギフトの手配、旅行中のサポートもあります。

申込資格としては、30歳以上で安定した収入がある人とのことですが、年収としては600万円以上がひとつの目安となるようです。

ANA VISAプラチナ プレミアムカードはこんな人におすすめ

ANA VISAプラチナ プレミアムカードのマイル付与率は1.5%で入会・継続マイルが10,000マイルとなっており、搭乗ボーナスマイルのフライトマイルの50%とその圧倒的にマイルの貯まりやすさが魅力的です。さらに「空港ラウンジの利用」や「コース料理の一人分が無料になる」特典などを利用したい人におすすめです。

ANAアメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード

発行会社 アメリカン・エキスプレス・ジャパン株式会社
年会費(税別) 150,000円
入会・継続マイル 10,000マイル
マイル付与率 100円→1マイル (付与率1.0%)
マイル移行手数料
(税別)
無料
搭乗ボーナスマイル フライトマイルの50%
旅行傷害保険 ・海外旅行傷害保険:1億円
・国内航空傷害保険:国内旅行傷害保険で補償
・国内旅行傷害保険:1億円
申込資格 30歳以上で、本人に安定継続収入のある人

ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの年会費は150,000円(税別)と非常に高額になっています。

しかしながら、マイルの貯まりやすさは群を抜いており、飛行機に乗る機会が多い人ならどんどんマイルが貯まります。入会・継続マイルは10,000マイルで、搭乗ボーナスマイルはフライトマイルの50%となりショッピングした際のマイルの付与率は1.0%です。

100円で1ポイントが付与され、1,000ポイント貯まったら、1,000マイルと交換できます。また、ANAの航空券を購入すると最大で購入代金の2.5%分のマイルを獲得することもできます。これほどの高還元率はなかなかありませんので、しっかりと利用していきたいですね。

そのほか、基本的には、ANAアメックスゴールドカードと同様の特典があり「空港のラウンジは本人と同伴者が無料」、「エアポート・ミール(羽田・伊丹空港で1,000円分の食事クーポンの利用)」「京都特別観光ラウンジ」が利用できます。

このカードも、世界の空港ラウンジが無料で使える「プライオリティパス」がもらえます。そして、出発時と帰国時の両方ともでそれぞれで2個無料で配送してくれます。

また、「ダイニング・アクセス」というサービスでは、レストランのコースが一人分無料になります。これはぜひ利用したい特典となるでしょう。

アメックスのブランドは特に海外で力をもっているようで、このカードを使うことで、ホテルやレストランでのスタッフの接客態度に現れるともいわれています。まれにホテルの部屋を無料でグレードアップしてくれるという話もあるようです。

また、4枚まで家族カードが発行でき、その年会費は無料です。例えば、夫婦で利用すれば、その分年会費が割安にもなります。ETCカードの発行手数料は850円(税別)ですが、年会費は無料です。

アメックスカードなので、ポイントの有効期限はなく、ずっと貯めておけます。

さらに、日本にいるときでも、海外旅行にいるときでも24時間365日対応の電話コンシェルジュサービスが利用できます。例えば、海外であれば、ホテル・レストランの予約手配から緊急の医療の相談、簡単な通訳、病院から弁護士の紹介までもあります。

ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードはこんな人におすすめ

ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードは、大変高額な年会費ですが、その分特典も手厚くなっています。
「最大1億円の海外傷害旅行保険」、「空港ラウンジの利用」、「空港の食事クーポン」や「コース料理の一人分が無料になる」特典などを利用し、ステータス性が極めて高い「アメックスのプレミアムカード」を持ちたい人におすすめです。

ANAカードの選び方

種類が多くてどのように選んだらいいか分からない方も多くいるのではないでしょうか。

この項目ではそんな方のために以下の2つの観点からANAカードの選び方をご紹介いたします。
・年会費
・マイル

年会費

ANAカードをどのように選んだら良いかということですが、まず年会費から考えてみるとわかりやすいでしょう。

例えば、一般カードなら年会費は2,000円(税別)となり、なかでもANA VISA Suicaカードだと登録型リボ(マイ・ペイすリボ)に申込むことで、751円(税別)にすることも可能です。

「せっかくANAマイルを貯めるのだから、飛行機に乗るときには空港のラウンジも使えるようにしたい」ということであれば、ANAワイドゴールドカード以上を検討してみましょう。

年会費は最低でも14,000円(税別)かかりますが、空港ラウンジの利用や飛行機に優先的に搭乗できたりするなど、快適な空の旅を楽しめることでしょう。

マイル

とにかく、ANAマイルをたくさん貯められるのであれば、年会費が高くてもかまわないという人は、ANA VISAプラチナプレミアムカードがおすすめです。

年会費が80,000円(税別)と高額になりますが、マイル付与率が1.5%とANAカードなかで一番高く、搭乗するごとにフライトマイルの50%分のマイルが貯まり、空港ラウンジも利用できます。飛行機によく乗る人は検討する価値があるのではないでしょうか。

このようにライフタイルとよく照らし合わせながら、最適なカードを選んでいきましょう。

ANA VISA Suicaカード

ANA VISA Suicaカードの詳細
初年度 : 無料 / 次年度 : 2,200円(税込)
ポイント還元率 : 0.5 〜 10%

ANA ワイドゴールドカード

ANA VISAワイドゴールドカードの詳細
年会費 : 15,400円(税込)
ポイント還元率 : 0.5 〜 10%

SFC(スーパーフライヤーズ)とは?

ビーチリゾートで人々が海水浴を楽しむ様子の画像

SFCの正式名称はANA Super Flyers Card(ANAスーパーフライヤーズカードの略です。年間に50,000プレミアムポイントを獲得すると、ANA上級会員の「プラチナ」となります(その上には「ダイヤモンド」の会員もあります)。

この「プラチナ」、「ダイヤモンド」の会員だけがつくれるのが、このANAスーパーフライヤーズカードというクレジットカードなのです。

そして、このクレジットカードは年会費を払って継続する限り、ANA、あるいはスターアライアンスに加盟している航空会社を利用する際にずっと特典を受け続けることができます。

そして、以下が主な特典の内容です。もしもこのカードを手に入れられたら、空の旅が極めて快適になるでしょう。

スーパーフライヤーズカードの主な特典
  • 国内線の座席を優先的に確保できる
  • 空席待ちの場合、他の待ち客よりも優先的に確保できる
  • 国内線ではプレミアムチェックイン、国際線では、ビジネスクラスチェックインカウンターを利用できる
  • 荷物に「priority(優先)」のタグがつけられ、優先的に受け取れる
  • 一般客とは別にある専用保安検査場を利用できる
  • 手荷物の制限枠が増える(例:普通席なら通常より20kgが無料になる)
  • ANAラウンジが本人と同行者1人が無料で利用できる

ここでいうプレミアムポイントというのは、マイレージとは違います。

プレミアムポイントは、ANA機の搭乗やショッピングなどで利用すれば貯まりますが、プレミアムポイントは、ANA、または、スターアライアンスに加盟している飛行機に搭乗したときだけ貯まるものです。

また、マイルを貯めると無料航空券などに交換できますが、プレミアムポイントはそのような特典はありません。プレミアムポイントは飛行機を利用の際の特典が受けられるものになります。

なお、主なスターアライアンス加盟航空会社は現在28社あり、主な会社は以下のとおりです。

主なスターアライアンス加盟航空会社
  • ANA
  • アシアナ航空
  • シンガポール航空
  • タイ国際航空
  • エアチャイナ(中国国際航空)
  • エバー航空
  • ユナイテッド航空
  • エア・カナダ
  • ルフトハンザドイツ航空

なお、スーパーフライヤーズカードをつくるには前もって、ANAカードをすでに持っていることが必要になります。

このANAカードを取得する難易度はかなり高く、行き先によって異なりますが、一般的にいわれていることとしては、1年間に10往復以上する人でないと厳しいようです。

ANAカード比較のまとめ

ANAカードをよく比較してみると、一見同じように見えても、それぞれの特徴や獲得マイル数、特典に違いがあることがおわかりいただけたのではないでしょうか。

「ショッピング中心でANAマイルを貯めたい」という陸マイラーの人におすすめしたいことは、まずは年会費の安い一般カードから始めて、カードの利用額やANA飛行機に乗る頻度を考えて、必要があれば上位のカードに切り替えていくのが良いでしょう。

電車通勤の人なら、「ANA VISA Suicaカード」や「ソラチカカード」、それ以外の人なら「ANA VISA一般カード」や「ANA JCB 一般カード」から検討してみましょう。

ぜひあなたにぴったりのANAカードをみつけて、空の旅をお得に楽しんでください。

食品や雑貨商品などを扱うライター・編集を経て、マネ会を担当。クレジットカードのポイント還元や特典だけでなく、各カード会社の戦略やマーケティングにも興味あり。普段使っているクレジットカードはJALカードで、実家への帰省の際には、貯めたマイルを特典航空券に交換している。ヤフオクやヤフーショッピングで買い物をする際には、ヤフーカードも使用。体を動かすことが好きで、定期的にジムで筋トレ。機会あれば、山へハイキングに出かけ、帰りの温泉を楽しむ。

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