Amazon Pay(アマゾンペイ)とは?メリットや使い方、お得にポイントを稼ぐ方法など徹底解説!
昨今、「楽天ペイ」、「Yahoo!ウォレット」、「メルペイ」、「LINE Pay(ラインペイ)」そして今話題の「PayPay(ペイペイ)」など様々なキャッシュレス決済サービスが登場しています。現金を持ち歩かなくても簡単に買い物ができるため、電子決済サービスは非常に便利ですよね。
しかし実は、多くの人が利用している通販サイト「Amazon」も電子決済サービスを提供していることをご存知でしたか?
今回は電子決済サービスの中でも少し特殊な「Amazon Pay」について紹介していきます。
Amazon Pay(アマゾンペイ)とは?
Amazon Payは、Amazonが提供する電子決済サービスの名称です。
利用すればAmazonでのお買い物はもちろん、Amazonのアカウントを利用してAmazon以外のサイトでも決済が可能になります。
なお、利用できるクレジットカードは以下のようになっています。
デビットカードやプリペイドカードも登録可能ですが、J-Debitには対応していないので注意してください。
最短2タップでお支払い完了
Amazon Payの大きなメリットは、決済の手軽さにあります。Amazonでの利用はもちろん、提携している他サイトでも簡単に利用できます。
今まで他サイトで商品やサービスを購入する場合、会員登録からログイン、そして決済方法の選択など決済にたくさんのステップが必要でした。特に会員登録のためのフォーム入力が面倒で、購入を後回しにしていた商品などもあるのではないでしょうか。
Amazonのアカウントにログインし、決済を行うだけで商品やサービスが購入できます。なお、「ログイン→決済」の2タップで支払いを完了させるためにはAmazonのアカウントにクレジットカードなどを登録しておくことが必要です。
実店舗でもお支払い可能
インターネットサイトだけでなく実店舗でも利用できます。実店舗で利用する場合、QRコードを提示して読み込んでもらうだけで簡単に支払いが終了します。
Amazon Pay(アマゾンペイ)を利用する3つのメリット
ユーザー側のメリットについて詳しく解説していきますので、ぜひご一読ください。ユーザーのメリットは、以下の3点です。
- ID・パスワード管理の手間が不要
- クレジットカードの情報流出のリスクが減る
- 他サイトでの決済が簡単になる
まず一つ目の「ID・パスワード管理の手間が不要」についてですが、前述したとおりAmazon以外のサイトで使うとき、必要なのはAmazonアカウントのみとなっています。
そのため、いちいち他サイトでID・パスワードを新規設定して会員登録しなくても、Amazonアカウントさえあれば決済を終わらせることができます。
次に二つ目、「クレジットカードの情報流出のリスクが減る」ですが、これは他サイトで買い物をする際に当てはまります。
通常、他サイトで決済を行うときサイトごとにクレジットカード情報の登録が必要となりますが、Amazon Payの場合、利用するのはAmazonアカウントに登録されたクレジットカードです。他サイトにクレジットカード情報が残らず、そのぶん情報流出のリスクを削減できます。
最後に三つ目、「他サイトでの決済が簡単になる」ですが、これも前述したとおり、Amazonはもちろん、Amazon以外のサイトでも最短2タップで決済を完了させることができます。
もちろん、他サイトでの面倒な会員登録やクレジットカードの情報登録はなし。Amazonアカウントのみで決済できるので、画面の小さいスマホなどでも簡単に決済が可能です。
Amazon Pay(アマゾンペイ)を利用する際の注意点
ここからは、ユーザーが気を付けておきたい注意点ついての説明です。
Amazonには、Amazon ギフト券というプリペイド式のカードがあります。Amazonギフト券はコンビニなどに売っているので、「Amazonの買い物は基本的にAmazon ギフト券を使っている」と思っている方も少なくないでしょう。
Amazon ギフト券はAmazonでの買い物にしか使えないカードですので、他サイトでも使えるAmazon Payとは全く異なります。
そのため、Amazon Payの機能を利用して、Amazon ギフト券を他サイトで使うことはできません。
Amazon Pay(アマゾンペイ)の設定方法
すでにAmazonアカウントを持っている場合、設定に必要なのは、クレジットカード情報やお届け先のみです。
最初にログインする際は通常のAmazonアカウントと同様にログインし、クレジットカード情報とお届け先を設定すればすぐに利用できるようになります。
Amazon Pay(アマゾンペイ)の使い方
非常に便利なサービスなので、「ぜひ使いたい!」と感じている方も多いでしょう。
ここからは基本的な使い方について解説していきますので、ぜひチェックしてください。
提携サイトでの使い方
まず、通販サイトなどAmazon以外のサイトで使う方法について解説していきます。
まずは提携サイトで買いたい商品を選択。そして「お支払い方法」の中から「Amazonアカウントでお支払い」をクリックします。
そうするとAmazon Payへのログイン画面が表示されるので、AmazonアカウントのID・パスワードを入力しログイン。「住所情報とクレジットカード情報を選択」から使いたいクレジットカードとお届け先をクリックします。
そして「注文確定」を押せば、個別に会員登録をしていないサイトでも簡単に決済を完了させることが可能です。
実店舗での使い方
まだまだ実際のお店で使える機会は少ないですが、「ぜひ外出先で電子決済サービスを利用したい」という方も多いでしょう。
実際のお店で利用したい場合、商品を手に取った後この「Amazonショッピングアプリ」を開き、「メインメニュー」から「プログラムと特典」内にある「すべてを見る」を選択します。
Amazon Payのアカウントを持っている場合、「すべてを見る」の項目内に入っていますので、「Amazon Pay」をクリックし画面に表示されるQRコードをお店の人に提示してください。
QRコードを読み取ってもらえば決済が完了します。
利用履歴を確認する方法
Amazon Pay公式サイトにログインすれば日付、販売事業者、注文番号、ステータス、金額を確認することができます。
そのため、「昔買った商品をもう一度買いたいけど商品名が思い出せない」「現時点で何円分使っているか知りたい」というときは、Amazon Payにログインするだけで大丈夫です。
しかし、Amazon Payを利用しAmazonで商品購入を行った場合、Amazon公式サイトから領収書の発行が可能ですが、他サイトで買い物をした場合ではAmazon公式サイトからは領収書を発行できないので注意しましょう。
Amazon Pay(アマゾンペイ)を使えるお店の紹介!
ここからは利用できるサイト、店舗を紹介していきますので、Amazonユーザーの方はぜひチェックしてください。
使える提携サイトと実店舗一覧!
使えるサイト・店舗は多数あります。ここからは利用できる代表的なサイト・店舗を一覧で紹介していきますので、普段使っているお店がないか、チェックしてくださいね。
- 三越・伊勢丹online
- 高島屋
- ZOZOTOWN
- 出前館
- コジマネット
- マイケルコース
- SHOPLIST
- るるぶトラベル
- adidas
- JINS
- New Balance
- 劇団四季
- めちゃコミック
- 朝日新聞デジタル
- 成城石井
- プレミアムバンダイ
- トイザらス
- DEAN&DELUCA
ここで紹介した以外にも使えるサイト・店舗は多数あります。
特に高島屋や三越伊勢丹online、ZOZOTOWN、SHOPLISTなど有名なサイトでもAmazon Payが使える点は、頻繁に通販サイトでショッピングする人にとって大きなメリットですね。
ただ、実店舗で利用できるお店はまだ少ないので、今後導入する事業者が増えていくことに期待しましょう。
Amazon pay(アマゾンペイ)でポイントを稼ぐ方法
Amazon Payを他サイトで利用しても、そのサイトのショッピングポイントがたまったり、Amazonポイントがたまったりするわけではありません。
具体的に説明すると、ZOZOTOWNで利用した場合、AmazonポイントはもちろんZOZOTOWNのポイントもつかない、ということです。
これだけ聞くと「楽天ペイ」などと比べて損しているように感じますが、Amazon MastercardをAmazonアカウントの支払い方法として登録している場合、Amazon以外のサイトでもAmazonポイントをためることができます。
還元率は1%になるので、Amazon Mastercardをお持ちの方にとってはかなりお得なサービスであるといえるでしょう。
さらにAmazonクラシックカードなら1.5%(prime会員の場合2%)、Amazonゴールドカードの場合2.5%もポイントが付くので、Amazon Payを利用するときにはAmazon関連のクレジットカードについても検討してみてくださいね。
Amazon Pay(アマゾンペイ)の解約方法
Amazon Pay自体を使わなくなった場合、「紐付けているカード情報を削除する」または「Amazon Payのアカウントを削除する」という2つの手段を選択できます。
なお、Amazon Payに紐付けてあるカード情報を削除したりAmazon Payのアカウントを削除したりせずに、「定期購入商品・サービス」(※)を解約して特定の継続的な支払いだけを停止することも可能です。
「定期購入商品・サービス」の支払いは、Amazon Payの「お支払い方法設定一覧」の詳細ページから「お支払い方法設定の管理」に進み、「お支払い方法設定の解除」を選択することで停止できます。
Amazon Pay(アマゾンペイ)のまとめ
AmazonユーザーならぜひチェックしておきたいAmazon Pay。
最短2タップで商品を購入できるので、キャッシュレス化が進む中Amazon Payの利用者や導入店舗・サイトはどんどん増えていくでしょう。
Amazon Payは面倒な会員登録不要で利用できる便利なサービスです。Amazonアカウントをお持ちの方はぜひこの記事で紹介したお店やサイトで実際に使ってみてくださいね。
株式、投資信託、ETF、REIT、FX、仮想通貨、キャッシュレス決済など、金融・マネー全般に関心を持つ。実際に投資をしており、株式やETFなどを長期保有中。PayPay、楽天ペイ、LINE Pay、メルペイ、d払いなどのQRコード決済を毎日のように利用。単にインターネット上で調べるだけではなく、実際に使って確かめるように努めている。マネ会では、主にクレジットカードやキャッシュレス決済についての記事執筆を担当。