転職エージェントの断り方と注意点は?ケース別の例文も併せて紹介!
「転職エージェントって断れるの?」
「転職エージェントの断り方が知りたいな?」
「そもそも断らないよう転職エージェントを選びたい」
こんな悩みを抱えてはいませんか?
この記事では、転職エージェントの断り方について詳しく解説しています。
具体的な断り方の例文やおすすめの転職エージェントも参考にして、転職活動にお役立てください。
- <span class="u-editor-fwb">転職エージェントのサービスを断ることは可能</span>
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<span class="u-editor-fwb">【例文付き】転職エージェントの断り方をケース別に紹介</span>
- <span class="u-editor-fwb">面談を断り日程変更したい場合</span>
- 面談後に今後のサービスを断る場合
- <span class="u-editor-fwb">エージェントから紹介された求人を断る場合</span>
- 選考途中で断る場合
- <span class="u-editor-fwb">日程が決まっている面接を断る場合</span>
- <span class="u-editor-fwb">内定を断る場合</span>
- <span class="u-editor-fwb">転職エージェントの利用を休止したい場合</span>
- <span class="u-editor-fwb">転職エージェントを退会する場合</span>
- <span class="u-editor-fwb">担当者を変更したい場合</span>
- <span class="u-editor-fwb">なるべく断らないための転職エージェントの選び方</span>
- <span class="u-editor-fwb">【柔軟な対応も期待できる】おすすめの転職エージェント</span>
- <span class="u-editor-fwb">転職エージェントの断り方の注意点</span>
- <span class="u-editor-fwb">転職エージェントの断り方に関するよくある質問</span>
- <span class="u-editor-fwb">まとめ|転職エージェントは断り方も大事!言葉やタイミングに気を付けて</span>
転職エージェントのサービスを断ることは可能
転職エージェントのサービスは無料で利用ができて断ることも可能です。
途中で断ってもペナルティはない
転職エージェントのサービスを途中で断ってもペナルティなどはなく、任意のタイミングで再開も可能です。
しかし、選考が進んでいる段階で音信不通になったり、一方的に約束をキャンセルしたりするなどは社会人マナーやモラルの面からおすすめできません。
断りの連絡はメールやチャットツールではなく、可能なら電話や直接伝えたほうが誠意は伝わりやすいです。
【例文付き】転職エージェントの断り方をケース別に紹介
転職エージェントのサービスの断り方をケース別に例文を交えて紹介します。
本記事は転職エージェントサービスを対象に話を進めています。そのため、求人企業への連絡は原則すべて転職エージェントを経由されるのを覚えておきましょう。
つまり、求人企業へ求職者から直接連絡することはないということです。
面談を断り日程変更したい場合
面談をキャンセルした場合は、面談をキャンセルしたことに関するお詫びが大切です。
メールの場合は、名前、面談キャンセルの旨、お詫びの流れを意識して文章を作成しましょう。
【例文】
お世話になっております。〇月〇日に面談予約をしていた〇〇です。
大変申し訳ありませんが、予定していた日程での面談が難しくなり日程変更をお願いしたくご連絡をしました。
〇月〇日から△月△日への変更は可能でしょうか?
急な変更になってしまい大変申し訳ありません。何卒よろしくお願いいたします。
面談後に今後のサービスを断る場合
面談後に転職エージェントからのサービスを断る場合、お詫びの文章はもちろんサービスの提供を断る理由、面談をしてくれたことに対する感謝の気持ちも伝えましょう。
【例文】
〇〇様
お世話になっております。〇〇です。
先日は面談の時間を設けていただき、誠にありがとうございました。
これまで自分が持っていなかった視野を広げられ、今後のキャリアに繋げられるきっかけを得られました。
本日は貴社のサービスを一旦停止させていただきたくご連絡をしました。
停止をしたい理由は、現職での職務が忙しくなり転職活動の継続が難しくなってしまったためです。
〇〇様にはとてもよくしていただいたのに申し訳ありません。
また機会がきましたら連絡をさせていただきます。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。
エージェントから紹介された求人を断る場合
エージェントから紹介をされた求人を断る場合は、求人紹介への感謝と応募したくない意思と理由を伝えましょう。
申し訳なく感じることもあるかもしれませんが、行く気のない求人に応募することは応募先の企業に対しても失礼にあたりますし、時間の無駄にもなってしまいます。
また、しっかりと理由を説明することで次回の求人紹介にも活かしてくれます。
【例文】
〇〇様
お世話になっております。先日は求人紹介ありがとうございました。
ご紹介いただいた求人ですが、年収面、勤務地が希望に合わず今回は見送らせていただきたいと存じます。
せっかくご紹介いただいたにも関わらず、よいお返事ができずに申し訳ありません。
転職活動は前向きに進めていきたいと思っておりますので、引き続き求人ご紹介をいただければうれしいです。
引き続きよろしくお願いいたします。
選考途中で断る場合
選考を途中で断る場合、理由の説明とともにできるだけ早く連絡をしましょう。
連絡が遅くなると求人企業の予定だったり、ほかにも選考を受けている人の選考状況に影響したりするなど、迷惑のかかる範囲が広がります。
選考辞退の連絡も転職エージェントからの紹介の場合は、転職エージェントに連絡を入れて求人企業には転職エージェント経由で選考辞退が伝えられます。
また、選考を辞退したあとも同じエージェントからの紹介を受けたい場合は、メールではなく電話の方がよいです。
【例文】
〇〇様
お世話になっております。先日は選考過程を実施していただきありがとうございました。
この度、一身上の都合により〇〇社の選考辞退させていただきたく、ご連絡を差し上げました。
お忙しいなか、貴重なお時間を割いていただいたにもかかわらず、辞退のご連絡となり申し訳ございません。
〇〇様にはお手数とご迷惑をお掛けしてしまいますが、何卒ご了承のほどよろしくお願いいたします。
詳しい理由は別途お電話にて説明をいたします。
日程が決まっている面接を断る場合
面接日程が決まっている選考を辞退する場合は、スピード感がより必要になるのと同時に、面接設定をしてくれたことへの感謝と、辞退理由をしっかりと説明することが大切です。
以下の例文は他社内定が理由の想定をして紹介します。
【例文】
お世話になっております。〇月〇日〇時より面接のお時間を頂戴しております、〇〇と申します。
大変申し訳ございませんが、他社での内定が決まりそちらに入社することを決心し、貴社の面接を辞退させていただきたくご連絡をしました。
お忙しいなかお時間を取っていただいていたにもかかわらず、選考を辞退させていただく形となり申し訳ございません。
本来ならば直接お詫びをしなければならない内容ですが、メールでのご連絡となることを重ねてお詫びいたします。申し訳ございません。
末筆ながら貴社の益々のご発展を心よりお祈りしております。
内定を断る場合
企業から内定が出たあとも辞退を検討する場合もあるでしょう。
内定を辞退することを決心したら、前段で紹介した内容と同様にできるだけ早く連絡をしましょう。
伝える内容はここまで紹介した内容と同様に、内定辞退に対する謝罪と理由が必要です。
【例文】
〇〇様
お世話になっております。〇〇です。
この度、〇〇社様からいただいた内定を辞退させていただきたくご連絡をしました。
内定をいいただいてから、再度自分自身のキャリアについて考えた結果、現職で頑張っていく決心を固めました。
内定までに何度も面接のお時間を割いていただいたにも関わらず、内定辞退のご連絡となってしまい申し訳ございません。
本来ならば直接お詫びをしなければならない内容ですが、メールでのご連絡となることを重ねてお詫びいたします。申し訳ございません。
末筆ながら、貴社のますますのご発展を心よりお祈りしております。
転職エージェントの利用を休止したい場合
転職エージェントの利用を休止したい場合、企業への選考辞退や内定辞退と比較すると重要度は下がりますが、サポートに対する御礼と感謝はしっかりと伝えましょう。
【例文】
〇〇様
お世話になっております。〇〇です。
この度、現職での職務に集中をしたく貴社エージェントサービスを一時休止させていただきたくご連絡をしました。
〇〇様にはここまでサポートをしていただきありがとうございました。
〇〇様のおかげでさまざまな視点で物事を見る力を養うことができ、今後のキャリアに活かせる経験を得ることができました。
また転職活動を再開する際にはぜひ〇〇様にお願いしたいと思っています。
その際はどうぞよろしくお願いいたします。
転職エージェントを退会する場合
転職エージェントを退会する際も、前段の休止の場合とほとんど同じでOKです。
問い合わせフォームや普段連絡を取り合っているメールで退会希望の旨を連絡し、エージェントから支援を受けている場合は感謝のメールを送付しましょう。
しかし、実際は退会までする必要はなく、転職したい際にいつでも利用再開ができるようサービス利用を休止する旨を連絡するくらいにしておくのがおすすめです。
担当者を変更したい場合
転職エージェントの担当者を変更したい場合、どう言えばよいのか悩むケースは少なくありません。
しかし、エージェント側は担当者の変更を申し出られて気にするケースはほとんどありません。
選考辞退や内定辞退に比べれば、エージェントの変更は微々たるものといえます。
連絡の仕方は担当者に直接申し出るのが早いですが、言いづらかったり気まずかったりする場合は転職エージェントの問い合わせフォームなどから連絡してもOKです。
【例文】
〇〇様
お世話になっております。〇〇です。
いつも転職活動のサポートをしていただき、誠にありがとうございます。
普段〇〇様にお世話になっているのですが、もっとさまざまな視点で私自身のキャリアや視野を広げたいと思い、別のエージェントの方ともお話させていただきたく思っております。
もし貴社のご都合が合いましたら、ぜひいろいろな方とお話をさせていただければ幸いです。
引き続き〇〇様にもサポートをお願いできればうれしいです。
お忙しいなかお手数をお掛けしますが、何卒よろしくお願いいたします。
なるべく断らないための転職エージェントの選び方
転職エージェントのサービスの断り方をテーマにお話をしてきましたが、最初から断るような事態にならないのが理想ですよね。
そのためには自分に合う転職エージェントの選び方を知っておくことが大切です。
転職エージェントとの面談時の雰囲気や相性、特徴などを知って適切に転職エージェントを選びましょう。
ヒアリングや面談を丁寧におこなってくれる
転職エージェントに登録をすると初回面談をおこないますが、ヒアリングや面談を丁寧におこなってくれるエージェントか見極めましょう。
経歴をただ聞くだけでなく、ヒアリングの中からどのようなパーソナリティなのか、どんな仕事が向いているのかなどを丁寧に模索してくれるエージェントを選ぶのがおすすめです。
たとえば、「コミュニケーション能力が高いと感じるため、営業職が合いそうですね」など、自分には持っていない新しい可能性を示してくれるエージェントは当たりといえます。
希望する業界や職種に精通している
志望する業界や職種が決まっている場合は、志望業界に精通しているエージェントが在籍しているのを確認しましょう。
たとえば、IT業界の設計志望なのにアドバイザーがIT業界をわからずプログラマ関連の職種ばかり紹介してくるなどでは理想の転職を叶えられません。
上記の場合は、前段で紹介をしたエージェントの担当者の変更を依頼するなどをして、理想の転職を叶えられる可能性を高くできるよう行動をしましょう。
複数の転職エージェントを利用する
WebやSNSで評判のよい転職エージェントを利用しても、自分自身に合うアドバイザーや求人と必ずしも出会えるわけではありません。
自分に合う求人やアドバイザーと出会う確率を高めるためにも、複数の転職エージェントを利用でするのがおすすめです。
【柔軟な対応も期待できる】おすすめの転職エージェント
理想的な転職には望まない求人紹介などを断ることも大切です。
利用者のさまざまな要望に対応するには、求人数の多さやエージェントの質、人数が大切です。
本項目では柔軟に対応してくれる転職エージェントを紹介します。
リクルートエージェント
東証一部上場企業のリクルートが運営するリクルートエージェントは、業界トップクラスの公開求人数17万件以上/ 非公開求人20万件以上(2022年5月時点)を保有しており、初めて転職エージェントを利用する方にもおすすめです。
また、エージェントの質も東証一部上場企業の選考試験を突破したエージェントが在籍しているため、書類添削や面接対策の質にも期待ができます。
doda
dodaは転職サイトで有名ですがエージェントサービスも並行しておこなっており、非公開求人を含めて約10万件の求人情報を、求職者それぞれに合わせて紹介をしてくれます。
転職サイトと転職エージェントサービス両方のメリットを活かせるため、求職者の要望に応えやすいエージェントの1つです。
マイナビエージェント
マイナビエージェントは総合型だけでなく、薬剤師やIT業界、保育士など専門特化型のエージェントサービスを展開しています。
20代~30代の若手に強い側面もありますが、管理職案件やマネジメント経験必須のハイキャリア案件も扱っています。
転職エージェントの断り方の注意点
転職エージェントだけでなく、物事を断るにはタイミングや言い回し方、少しの勇気が必要になります。
転職エージェントのサービスやサポートを断るときの注意点はどういったものがあるのか、本項目で見ていきましょう。
断るタイミングに注意
選考が進んでいる最中に断るのは可能ですが、可能なら避けたいです。
とくに最終選考まで進んでいるのに断ってしまうと、「何を今さら」と思われてしまうことにもなりかねません。
エージェント側からも求人を紹介して面接対策などをしても、「また選考途中で断られてしまうかも」と思われてしまう懸念もあります。
話を進めるか迷っている場合は、素直に「迷っている」と伝えてエージェントとの意思の擦り合わせをおこないましょう。
転職活動を中止する際はなるべく早く伝える
転職活動を中止すると決めたらなるべく早くエージェントに伝えましょう。
転職エージェントはあなたが転職しないと密かに決めたときでも、裏では求人を探したり企業と日程調整したりしています。
そのため、エージェントの頑張りを無駄にしないためにも、転職を辞めると決断した際はすぐにでも連絡することが大切です。
申し訳ないと思ってもはっきりと意思を伝える
転職エージェントに申し訳ないと思い、ずるずる転職休止や内定辞退などを曖昧に伝えてもよいことはありません。
たとえば内定承諾を断わる場面などで、意思を濁しながら曖昧に伝えてしまうと認識のずれが起こる可能性があります。
内定辞退を伝えたつもりでも、内定を承諾したとエージェント側が認識すれば企業にも大迷惑をかけることになります。
断る際には意思をはっきりと断ることが大切です。
連絡の無視や放置は厳禁
理由が言いづらいからと連絡の無視をしたり、放置をしたりすると信用が落ち今後の転職サービスを受けられないことも考えられます。
連絡がしづらい理由などを直接話すのがよいのですが、どうしても言いづらい場合はメールやチャットツールなどを利用して連絡を取るようにしましょう。
転職エージェントの断り方に関するよくある質問
転職エージェントを断るときによく聞かれる質問の答えをまとめておきます。
転職エージェントが合わないから辞めたいけどすぐ辞めれる?
転職エージェントが合わないと感じたらすぐに辞められます。
しかし、多くの場合は退会までする必要はなく転職活動を再開したくなったらできるよう、サービスの一時休止程度にしておくのがおすすめです。
選考中でも退会できる?
選考中でも退会は可能です。
本記事内で紹介をしたとおり、選考を辞退すると決めたらできるだけ早く連絡をするとともに、理由の説明をしましょう。
退会した場合は個人情報は消える?
転職エージェントを退会した場合でも、求職者から個人情報の削除を申し出ない限り求職者の個人情報は削除せずに残しておくことが多いです。
転職活動を再開したときのためですね。
個人情報に関するデータの取扱いはエージェント各社で厳しく管理されていますが、心配な場合は退会の際に個人情報の削除を申し出るようにしましょう。
面接辞退したいのに転職エージェントがしつこいので断れる?
どの段階でも転職エージェントのサービスやサポートを断ることは可能です。
面接の辞退の場合は、転職エージェントと求職だけの問題ではなく求人企業も関わってくるため、辞退すると決めたらできるだけ早く辞退の旨を伝えましょう。
まとめ|転職エージェントは断り方も大事!言葉やタイミングに気を付けて
転職エージェントのサービスやサポートの断り方を紹介してきました。
基本的にどの段階でもサービスやサポートを断ることができますが、タイミングや伝え方、言葉の選択は社会人としてのモラルとマナーを持っておこないましょう。
ブライダル業界でサービス/接客のイロハを学び人材業界へ。現役転職エージェントとWebライターの2足のわらじ中。仕事を探している人たちに、仕事の食わず嫌いをなくすため、「業界や職種の中身」を伝えています。