個人事業主におすすめクレジットカード!開業前のカード発行や審査についても解説 PR

個人事業主におすすめクレジットカード!開業前のカード発行や審査についても解説

個人事業主の中には、ご自身が日常生活で使用するクレジットカードを事業用として利用している方も多いでしょう。

しかし、「個人用と事業用のクレジットカードは分けるべきなのか」「ビジネスカードにはどんなものがあるのか」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。

この記事では、個人事業主向けへおすすめのクレジットカードや、個人事業主がビジネス用クレジットカードを持つメリット・デメリットを解説します。

また、開業前にビジネス用クレジットカードを作れるかどうかや、ビジネスカードの選び方、審査についても紹介するので、ビジネス用クレジットカードを作るか迷っている個人事業主の方はぜひ参考にしてください。

目 次 更新日:
  1. ビジネスカード(法人カード)とは?
    1. ビジネスカードは「法人カード」の一種
    2. 法人カードと個人カードとの違い
  2. 個人事業主がビジネス用(法人)クレジットカードを選ぶときのポイント
    1. 利用限度額が十分にあるか
    2. ポイント還元率が高いか
    3. 事業用の特典やサービスが充実しているか
  3. 個人事業主におすすめビジネス用(法人)クレジットカード15選!
    1. 年会費を抑えたい個人事業主へおすすめ!三井住友ビジネス for Owners クラシックカード
    2. ナンバーレスの事業用クレジットカード!三井住友カード ビジネスオーナーズ
    3. 業界初のサイバーリスクによるサービスが付帯!JCB法人カード
    4. 個人用サービスも利用したい個人事業主におすすめ!JCB CARD Biz
    5. 出張や接待などで役立つビジネス特典が豊富!ダイナースクラブビジネスカード
    6. 楽天市場を使う個人事業主におすすめ!楽天ビジネスカード
    7. 高還元率のクレジットカードがほしい個人事業主におすすめ!Airカード
    8. 年間利用額に応じてポイント還元率が上がる!ライフカードビジネスライトプラス
    9. 出張や旅行で使えるサービスが充実!アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーンカード
    10. コストを抑えたい個人事業主におすすめ!セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
    11. 保険重視派の個人事業主におすすめ!JCBゴールド法人カード
    12. ステータス重視の個人事業主におすすめ!アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
    13. 高額カード決済の個人事業主におすすめ!三井住友カード ビジネスオーナーズゴールド
    14. 最高峰のステータスカード!セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
    15. スタイリッシュかつ特典も豊富!ラグジュアリーカード Mastercard Titanium Card
  4. 個人事業主がビジネス用(法人)クレジットカードを持つメリット
    1. ビジネスカードを持つメリット①経費の管理がしやすくなる
    2. ビジネスカードを持つメリット②ビジネスシーンで役立つサービスを利用できる
    3. ビジネスカードを持つメリット③急な出費に備えられる
    4. ビジネスカードを持つメリット④ポイントやキャッシュバックを活用できる
    5. ビジネスカードを持つメリット⑤いざという時に安心な付帯保険がある
  5. 個人事業主がビジネス用(法人)クレジットカードを持つデメリット
    1. ビジネスカードを持つデメリット①年会費が発生する可能性が高い
    2. ビジネスカードを持つデメリット②支払い方法が限られる
    3. ビジネスカードを持つデメリット③持ち歩くクレジットカードが増える
  6. 個人事業主向けのビジネスカードは開業前でも申し込みできる?
  7. 個人事業主のビジネス用(法人)クレジットカードの審査基準とは?
    1. 審査基準①設立年数
    2. 審査基準②実績
  8. 入会資格が個人か法人によってクレジットカードの審査対象が変わる
  9. 個人事業主がビジネス用(法人)クレジットカードの審査に通りやすくなるコツ
    1. 固定電話を置く
    2. 個人用クレジットカードをハイステータスなカードにする
    3. 支払い口座を個人名義の口座にする
  10. 個人事業主向け!確定申告時における経費計上のポイント
    1. ビジネスカード利用時の領収書は不要!
    2. 白色申告か青色申告によって記帳方法が異なる
    3. ポイント割引やキャッシュバックの利用時は仕訳に注意する
  11. 個人事業主向けビジネス用(法人)クレジットカードの作り方
    1. ビジネス用クレジットカードの発行に必要なもの
    2. ビジネス用クレジットカードの発行手順
  12. よくある質問
    1. 法人カードと個人カードに違いはあるの?
    2. 個人事業主がビジネス用クレジットカードを持つメリットはあるの?
    3. 個人事業主が開業前にクレジットカードを作ることは可能?
    4. ビジネスカードを利用した際の経費計上はどうしたらよいの?
  13. 個人事業主向けビジネス用(法人)クレジットカードまとめ
三井住友ビジネスカード for Owners クラシック(一般)カード
三井住友ビジネスカード for Owners クラシック(一般)カード
JCB法人カードの詳細
JCB法人カード
ダイナースクラブビジネスカードの詳細
ダイナースクラブビジネスカード
楽天ビジネスカード
楽天ビジネスカード
JCBゴールド法人カードの詳細
JCBゴールド法人カード
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードの詳細
アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カード
Mastercard Titanium Card(法人口座決済用)
年会費
初年度 : 無料(税込)
次年度 : 1,375円(税込)
初年度 : 無料
次年度 : 1,375円(税込)
27,500円(税込)
2,200円(税込)
初年度 : 無料
次年度 : 11,000円(税込)
36,300円(税込)
55,000円(税込)
ポイント還元率 0.5 〜 7% 0.1 〜 0.2% 1% 1 〜 3% 0.1 〜 0.2% 0.5 〜 1% 1%
発行期間 最短即日 最短3営業日 カード到着まで2~3週間ほど 10営業日程度 最短3営業日 2週間程度 5営業日程度

ビジネスカード(法人カード)とは?

個人事業主の中には、そもそもビジネスカードや法人カードが何なのか、個人用のクレジットカードと何が違うのか疑問に思う方もいるのではないでしょうか。

以下ではビジネスカードについて、個人カードの違いと併せて解説します。

ビジネスカードは「法人カード」の一種

ビジネスカードとは、個人事業主や中小規模の法人の代表者、もしくはその従業員が、会社の事業に関する経費を支払うためのクレジットカードです。

ビジネスカードと併せて「法人カード」や「コーポレートカード」を耳にすることもあると思いますが、実は法人カードという大きな括りの中にビジネスカードやコーポレートカードがあります

いずれも事業用のクレジットカードとなります。

法人カードの種類
  • ビジネスカード
    個人事業主(フリーランス)・中小企業向け
  • コーポレートカード
    大企業向け

ビジネスカードとコーポレートカードの機能に大きな違いはありませんが、対象となる事業の規模や、従業員用に追加するカードの発行枚数が異なります

一般的には、法人カードを使用する従業員が20名以上の企業に向けて発行されるクレジットカードを「コーポレートカード」と呼びます。

また、ビジネスカードの中でも個人事業主や法人代表者向けのクレジットカードは、代表者個人の信用情報が問われることになります。

一方でコーポレートカードは、法人が対象のため、企業の資本金や事業の継続性、財務状況などが審査のポイントになります。

そのため、個人事業主の方はビジネスカードを選択するとよいでしょう

法人カードと個人カードとの違い

個人事業主の方の中には、「個人カードを事業用として利用してもよいのでは?」とお考えの方もいるでしょう。

法人カードと個人カードの主な違いとしては以下のとおりです。なお、クレジットカード機能自体に大きな違いはありません。

カード種別 法人カード 個人カード
引き落とし口座 法人口座、個人口座 個人口座
付帯サービス 法人向け 個人向け
審査内容 経営者や法人の信用情報 個人の信用情報
追加カード 従業員用 家族用

個人カードの場合、引き落とし先の口座は個人口座に限定されますが、法人カードの場合は法人口座から引き落としも可能です。

また、個人カードの付帯サービスは日常生活で役立つ内容が多いですが、法人カードの場合は出張時の飛行機の予約、財務会計システムとのデータ連携など、ビジネスシーンで役立つサービスが多いのが特徴です。

さらに、審査内容に違いもあります。どちらも申込者の信用情報が重視される点は同じですが、法人カードは審査の際に法人としての信用情報も必要となります

個人与信で発行できるケースもありますが、カード会社によっては登記簿謄本や決裁書などの提出を求められる場合もあります。

また、家族カードを発行できる個人カードに対し、法人カードは目的に応じて従業員用のカードを追加で発行可能です

追加カードは従業員1名につき1枚となり、従業員間でカードの使いまわしはできません。なお、追加カードの発行枚数はカード会社によって異なります。

個人事業主がビジネス用(法人)クレジットカードを選ぶときのポイント

ビジネス用クレジットカードにもさまざまな種類があり、クレジットカードによって特徴が異なります。

ご自身にとって最適なビジネスカードを選ぶために役立つ5つのポイントをご紹介します。

ビジネスカードを選ぶときのポイント
  • 利用限度額が十分にあるか
  • ポイント還元率が高いか
  • 事業用の特典やサービスが充実しているか

それぞれのポイントで、どのような点を確認すればよいのかを解説していきます。

利用限度額が十分にあるか

ビジネスカードは、個人カードと比較してカードの利用金額が高くなることが考えられます。

そのため、まとまった額の出費に備えるため、利用限度額が高いクレジットカードが安心です。

また、クレジットカードのランクが高くなればなるほど、利用限度額も上がる傾向があります

ビジネスでより毎月高額な出費が発生する個人事業主は、ゴールドカードやプラチナカードなどのハイランクカードも検討してみましょう。

ポイント還元率が高いか

ビジネスシーンでは高額のカード決済が多いかもしれません。ポイント還元率が高いとその分お得に利用できます。

そのため、年会費や付帯保険、付帯サービスが同じであれば、ポイント還元率の高いクレジットカードを選ぶとよいでしょ

また、自分がよく利用するお店でポイント還元率が高いものや、カード利用金額に応じてボーナスポイントがもらえるクレジットカードもあります。

事業用の特典やサービスが充実しているか

ビジネスカードの魅力として、クレジットカードを保有しているだけで受けられる事業用の特典や付帯サービスがあります。

出張が多い個人事業主であれば、トラベルサービスや国内旅行保険、海外旅行保険など、ビジネスシーンで買い物をする機会が多い個人事業主は、ショッピング保険が付帯しているクレジットカードがおすすめです。

また、取引先との食事や接待が多い個人事業主は、レストラン優待やビジネス優待、ゴルフエントリーサービスなどが充実しているクレジットカードを検討しましょう。

従業員がいる個人事業主であれば、福利厚生代行サービスを利用できるカード、健康管理をしっかりしたい個人事業主には健康サービスが付帯しているカードもおすすめです。

個人事業主におすすめビジネス用(法人)クレジットカード15選!

個人事業主がビジネス用(法人)クレジットカードを選ぶ際には、年会費、ポイント還元率、ステータス、付帯保険、審査の通りやすさなど、人によって重視するポイントが異なります。

付帯サービスが豊富で多くの個人事業主に選ばれている、おすすめのビジネスカード(法人カード)を15種類ご紹介します。

年会費を抑えたい個人事業主へおすすめ!三井住友ビジネス for Owners クラシックカード

三井住友カードのビジネス用クレジットカードは、これまで法人メインのクレジットカードであり、個人事業主への発行は厳しい状況でした。

しかし、2017年に発行が始まった「三井住友ビジネスカード for Owners」は、個人事業主である経営者本人の信用力で発行が可能なので、起業したての個人事業主でも発行が可能です。

三井住友ビジネスカード for Owners クラシック(一般)カード
三井住友ビジネスカード for Owners クラシック(一般)カード
おすすめポイント
  • インターネット入会で初年度年会費無料!
  • 登記簿謄本・決算書提出不要
  • 経費精算を合理化して経費削減
年会費初年度 無料
年会費2年目〜 1,375円(税込)
ポイント還元率 0.5 〜 7%
発行スピード 最短即日
国際ブランド
  • Visa
  • Mastercard®
電子マネー
  • iD(アイディ)
  • WAON(ワオン)
  • PiTaPa(ピタパ)
  • QUICPay(クイックペイ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険

三井住友カードブランドなので、ステータス性があり、取引先の前でカード払いをする機会の多い事業主におすすめのカードです。

三井住友ビジネス for owners クラシックカードの基本情報を表にまとめました。

追加カード(税込) 440円
入会資格 法人・個人事業主
限度額 ~150万円
電子マネー・スマホ決済 iD、Apple Pay、PiTaPa、WAON
付帯保険 ・最高2,000万円の海外旅行保険
(利用付帯)
・年間100万円までのお買い物安心保険
(海外利用のみ対象)
付帯サービス ・航空券チケットレス発券サービス
・JR東海エクスプレス予約サービス
・ビジネスホテル予約&法人一括決済サービス
・レンタカー優待サービス
・VJタクシーチケット
・福利厚生代行サービス
など

三井住友ビジネスカード for Owners クラシックカードは、年会費が1,375円(税込)と低コストで持てるビジネス用クレジットカードです。しかも、ネットから申し込むと初年度の年会費が無料になります。

ポイント還元率は0.3~0.5%と標準的ですが、コンビニやマクドナルドなどの対象店舗で通常の5倍ポイント、通販サイトでは最大20倍など、ポイントアッププログラムも充実しています。

また、低コストながら、ビジネスに役立つサービスも充実しています。

東海道・山陽・九州新幹線(東京~鹿児島中央間)のネット予約&チケットレスサービス「プラスEXサービス」、航空券チケットレス発券サービス、タクシーチケットの手配などの付帯サービスを活用できます。

さらに、格安で福利厚生代行サービス「ベネフィット・ワン」に加入可能というのも、個人事業主にはうれしいポイントです。

ビジネスカードの多くが支払い方法が1回払いに限られていますが、こちらのクレジットカードは1回払いだけでなく、2回払い、分割払い、ボーナス払いなど支払い方法の選択肢が豊富なのも魅力の一つです。

三井住友ビジネスカード for Owners クラシックカードのホームページには、「設立間もない企業さまにもご入会いただいております。」という文言があるので、開業直後の個人事業主でも審査に通りやすいといえます。

また、登記簿謄本・決裁書は不要で本人確認書類のみで申し込めるため、起業間もない個人事業主向けのビジネス用クレジットカードです。

ナンバーレスの事業用クレジットカード!三井住友カード ビジネスオーナーズ

「三井住友カード ビジネスオーナーズ」は、三井住友ビジネス for Owners クラシックカードの後に登場した、新しいビジネス用クレジットカードです。

券面にカード番号が描かれていないナンバーレスカードのため、セキュリティ面も安心です。

また、三井住友カード(NL)との2枚持ちで、特定加盟店の利用でポイント最大1.5%還元されます。ビジネスカードの中ではかなり高いポイント還元率となります。

プライベート用を三井住友カード(NL)、事業用を三井住友カード ビジネスオーナーズと使い分けてポイントを効率よく貯めるのもおすすめです。

年会費(税込) 永年無料
追加カード(税込) 永年無料
ポイント還元率 0.5%~1.5%
(※)対象の個人カードと2枚持ちが条件
発行スピード 1週間程度
国際ブランド Visa、Mastercard
入会資格 法人・個人事業主
限度額 ~500万円
※査定により個別に設定
電子マネー・スマホ決済 iD、Apple Pay、Google Pay、
PiTaPa
付帯保険 最高2,000万円の海外旅行傷害保険(利用付帯)
※選べる無料保険あり
付帯サービス ・航空券チケットレス発券サービス
・JR東海エクスプレス予約サービス
・ビジネスホテル予約&法人一括決済サービス
・レンタカー優待サービス
・VJタクシーチケット
・福利厚生代行サービス
など

三井住友カード ビジネスオーナーズは1回払いだけでなく、2回払い、分割払い、ボーナス払いなど支払い方法も選択できます。

さらに、カード年会費が永年無料です。追加カードも永年無料のため、年会費のコストを抑えたい個人事業主へおすすめのビジネス用クレジットカードです。

また、三井住友ビジネスカード for Owners クラシックと同じくビジネス用サービスも充実しています。

支払い方法も1回払いだけでなく、2回払い、分割払い、ボーナス払いなど幅広い選択肢があり、申し込み時の必要書類は代表者本人の本人確認書類のみです。

前述の三井住友ビジネスカード for Owners クラシックと基本的な内容は同じですが、年会費や追加カードの費用含め、それぞれの違いを表にまとめました。

カード名 三井住友ビジネス for Owners クラシックカード 三井住友カード ビジネスオーナーズ
申し込み対象 満18歳以上(高校生は除く)の法人代表者、個人事業主の方 満18歳以上(高校生は除く)の法人代表者、個人事業主の方
年会費(税込) 1,375円
※ネットからの申し込みで初年度無料
永年無料
追加カード(税込) 440円 永年無料
カード利用額 ~150万円 ~500万円
※査定により個別に設定
三井住友カード(NL)との2枚持ちによるポイント還元
お買い物安心保険 年間100万円まで対象
※海外利用のみ
ビジネス用サービス付帯

三井住友カード ビジネスオーナーズには、海外旅行時にカード決済で購入した商品が壊れたり盗まれたりした際の補償である「お買い物安心保険」が付帯されません。

旅行や出張時のお買い物でのトラブルが心配な方は三井住友ビジネス for Owners クラシックカード、年会費を抑えたい方や審査次第で利用額を大きくしたい方は三井住友カード ビジネスオーナーズを選択するとよいでしょう。

業界初のサイバーリスクによるサービスが付帯!JCB法人カード

JCB法人カードは、日本で唯一の国際ブランドであるJCBが発行するビジネス用クレジットカードです。中小企業や個人事業主向けのスタンダードなビジネスカードとしておすすめです。

JCB法人カード
JCB法人カードの詳細
おすすめポイント
  • 中小企業・個人事業主向けのスタンダードな法人カード
  • 従業員カードの付帯やETCカードの複数枚発行など、ビジネス拡大時に役立つサービスが充実
  • 法人会員向けサービスの付帯で業務効率化、経費削減を実現
年会費初年度 無料
年会費2年目〜 1,375円(税込)
ポイント還元率 0.1 〜 0.2%
発行スピード 最短3営業日
国際ブランド
  • JCB
電子マネー
  • QUICPay(クイックペイ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険

JCB法人カードがどのようなカードなのか、基本情報を表にまとめました。

追加カード(税込) 1,375円
※1枚目のカードが年会費無料の場合、追加カードも無料
入会資格 法人・個人事業主
限度額 ~500万円
※審査により個別に設定
電子マネー・スマホ決済 QUICPay、MyJCB Pay
付帯保険 ・最高3,000万円の海外旅行保険
(利用付帯)
・最高3,000万円の国内旅行保険
(利用付帯)
・最高100万円までのお買い物安心保険
(海外利用のみ対象、1事故につき自己負担額1万円)
・最大50万円のサイバーリスク保険
付帯サービス ・JCBサイバーリスク総合支援サービス
・MyJCB外部接続サービスによるクラウド会計ソフトとの連携
・JCBプレモカード、ギフトカード
・JCBタクシーチケット
・航空券インターネット手配サービス
・JR東海「エクスプレス予約」サービス
・じゃらんコーポレートサービス
・タイムズビジネスサービス
・アスクルサービス
など

JCB法人カードは、業界初のサイバーリスク総合支援サービスと保険が付帯されている、個人事業主へおすすめのクレジットカードです。

簡易リスク診断サービスや、情報・ツール提供サービスから、トラブル発生時の電話相談サービスや専門事業者紹介サービスまで行っています。

また、サイバー攻撃やヒューマンエラーなどによって発生した事故による、法律上の損害賠償責任を一定の範囲で補償する「サイバーリスク保険」も対象なので、万が一のサイバー被害に備えられて安心です。

また、会計ソフトの利用料が無料になるキャンペーンも大きなメリットです。「弥生会計 オンライン」のプランは2年間、「やよいの青色申告 オンライン」のプランは初年度無料で利用できます(※)。

さらに、WEB明細サービス「MyJチェック」に登録のうえ、JCB海外加盟店でのカード利用でポイントが2倍になったり、クレジットカードの利用金額に応じて翌年のポイント還元率がアップするのも、魅力の一つです。

※キャンペーンは終了となる可能性があります。

個人用サービスも利用したい個人事業主におすすめ!JCB CARD Biz

JCB CARD Bizは、JCB法人カード同様JCBが発行するビジネス用クレジットカードです。

モバ即(モバイル即時入会サービス)で入会すると、最短5分ですぐにMyJCBアプリでカード番号の確認ができ、カードが届く前にネットショッピングや店頭で利用できます

JCB CARD Bizの基本情報を表にまとめました。

年会費(税込) 1,375円
※オンライン入会で初年度無料
追加カード(税込) なし
ポイント還元率 0.5%~
発行スピード 最短5分
※モバイル即時入会サービスにてカード番号が確認可。カード発行は申し込みから1週間程度
国際ブランド JCB
入会資格 法人代表者・個人事業主
限度額 ~500万円
※審査により個別に設定
電子マネー・スマホ決済 QUICPay、Apple Pay、Google Pay、MyJCB Pay
付帯保険 ・最高3,000万円の海外旅行保険
(利用付帯)
・最高3,000万円の国内旅行保険
(利用付帯)
・最高100万円までのお買い物安心保険
(海外利用のみ対象、1事故につき自己負担額1万円)
・最大50万円のサイバーリスク保険
付帯サービス ・JCBサイバーリスク総合支援サービス
・MyJCB外部接続サービスによる会計業務の効率化
・JCBプレモカード、ギフトカード
・JCBタクシーチケット
・航空券インターネット手配サービス
・JR東海「エクスプレス予約」サービス
・じゃらんコーポレートサービス
・タイムズビジネスサービス
・アスクルサービス
など

JCB CARD Bizの大きな特徴として、個人カードに近いサービス内容でありながら、ビジネス用サービスも利用できる点があります。

通常、ビジネスカードはキャッシング機能が付帯されていないことが多いですが、JCB CARD Bizはキャッシング利用が可能です。また、JCB法人カードと同様、サイバーリスク総合支援サービスや保険も付帯されています。

また、会計ソフトの利用料が無料になるキャンペーンも対象です。「弥生会計 オンライン」のプランは2年間、「やよいの青色申告 オンライン」のプランは初年度無料で利用できます(※)。

ただし、追加カードの発行ができないため、従業員のカードもビジネス用クレジットカードで管理したい個人事業主には不向きと考えられます。

以下でJCB法人カードとJCB CARD Bizの違いを表でまとめました。

※キャンペーンは終了となる可能性があります。
カード名 JCB法人カード JCB CARD Biz
申し込み対象 法人または個人事業主 法人代表者または個人事業主
必要書類 本人確認書類、登記簿謄本 申込者の本人確認書類
追加カードの発行
スマホ決済 QUIQPay QUIQPay、Apple Pay、Google Pay
支払い方法 ショッピング1回払い、2回払い
※リボ払いは不可
ショッピング1回払い、ショッピング分割払い、リボ払い
キャッシング

個人カードと分けつつも、個人用とビジネス用のサービスを両立させたい方はJCB CARD Biz、複数人の従業員とビジネスカードを利用し、法人専用サービスを充実させたい方はJCB法人カードを選ぶとよいでしょう。

出張や接待などで役立つビジネス特典が豊富!ダイナースクラブビジネスカード

ダイナーズクラブビジネスカードは、ダイナースクラブが発行するビジネス用クレジットカードです。歴史ある国際ブランドのため、ステータスカードとしても知られています。

ダイナースクラブビジネスカード
ダイナースクラブビジネスカードの詳細
おすすめポイント
  • 社用経費の決済ができ、ポイントが貯まります
  • ダイナースクラブの充実したサービスのほか、ビジネスに役立つ独自サービスを取り揃えています
  • 海外旅行傷害保険最高1億円
年会費初年度 27,500円(税込)
年会費2年目〜 27,500円(税込)
ポイント還元率 0.4%
発行スピード カード到着まで2~3週間ほど
国際ブランド
  • ダイナースクラブ
電子マネー
  • QUICPay(クイックペイ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険
【PR】Sponsored by ダイナースクラブ(三井住友トラストクラブ株式会社)

ダイナースクラブ ビジネスカードの基本情報を表にまとめました。

追加カード(税込) 永年無料
(4枚まで発行可能)
※3枚目以降は1枚あたり年間5,500円
入会資格 法人代表者・個人事業主
限度額 審査により個別に設定
電子マネー・スマホ決済 Suica、楽天Edy、PASMO、Apple Pay
付帯保険 最高1億円の海外旅行保険
(自動付帯 一部利用条件あり)
最高1億円の国内旅行保険
(利用付帯)
最高500万円のショッピングリカバリー保険
・ゴルファー保険
付帯サービス ・クラウド会計ソフト「freee会計」
・ダイナースクラブ ビジネス・オファー
・JAL国内線出張手配「JALオンライン」
・JR東海エクスプレス予約サービス
・ビジネスラウンジ&コ・ワーキングスペース
・ダイナースクラブ ゴルフ優待サービス
・ビジネスコンサルティングサービス
・空港ラウンジ
・オンライン航空券予約
・出張時トラベルデスク
・海外現地トラベルデスク
など

ダイナースクラブ ビジネスカードの大きな特徴は、ビジネス用の特典が充実していることです。

クラウド会計ソフトの「freee」と同期設定で、利用データの自動取り込みや帳簿づけ、青色申告や決算書の作成が可能です。

ダイナースクラブ ビジネスカード会員の場合、有料プランが通常より2ヶ月分割引されるため、会計ソフトを導入する際のコストを抑えたい個人事業主におすすめのクレジットカードです。

また、名門ゴルフ場の代行予約サービスやゴルファー保険の自動付帯など、ゴルフの接待の際に役立つサービスも魅力の一つです。

さらに、ダイナースクラブならではの特典としてビジネス・オファーがあります。ビジネス・オファーとは、さまざまなビジネスシーンで活用できる優待サービスです。

具体的には、株式会社ジー・サーチが企業情報や新聞などを提供するビジネス情報サービス、税務や法律相談を優待価格で利用できる法律相談・税務相談サービスが挙げられます。

楽天市場を使う個人事業主におすすめ!楽天ビジネスカード

楽天ビジネスカードの大きなメリットは、ポイント還元率が通常1%のところ、楽天市場の利用で5%還元となる点です。

個人向けの「楽天カード」を楽天市場で利用した場合は3%還元なので、楽天ビジネスカードを利用して備品などを楽天市場で購入すれば、効率よくポイントを貯められます。

楽天ビジネスカード
楽天ビジネスカード
おすすめポイント
  • 楽天ETCカードが複数枚発行可能
  • 楽天市場の商品がポイント最大5倍
  • VISAビジネスオファー利用可能
年会費初年度 2,200円(税込)
年会費2年目〜 2,200円(税込)
ポイント還元率 1 〜 3%
発行スピード 10営業日程度
国際ブランド
  • Visa
電子マネー
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険

ただし、楽天ビジネスカードの発行には、個人向けの「楽天プレミアムカード」を保有していることが条件となります。

楽天ビジネスカードの会員費は2,200円(税込)ですが、楽天プレミアムカードの年会費は11,000円(税込)となるため、年会費の合計は13,200円(税込)かかります。

とはいえ、楽天プレミアムカードは特典が豊富です。楽天カード、楽天ゴールドカードは海外旅行保険のみ対象ですが、海外旅行保険だけでなく国内旅行保険も対象です。

また、手荷物宅配サービス、海外・国内の空港ラウンジが無制限(※1)で利用できます

さらに、プライオリティ・パスも無料で利用できます。本来、プライオリティ・パスを利用するには、99米ドル(約14,850円)の年会費に加えて、利用ごとに35米ドル(5,250円)が必要となります(※2)。

海外旅行などでプライオリティ・パスを年1回以上利用すれば、年会費分以上の価値があるクレジットカードです。

※1※2025年1月1日(水)以降のプライオリティ・パスのご利用は年間5回まで無料へ変更
※2 1米ドル=150円の為替レートで想定した場合

楽天ビジネスカードには、ビジネスに役立つサービスが利用できる、Visaビジネスオファーが付帯されています。

Visaビジネスオファーには「マネーフォワード クラウド確定申告」「マネーフォワード クラウド会計」の有料プランを3ヶ月無料で利用できる優待サービスがあります。

さらに、クラウドベースのツールやサービスが含まれた「Google Workspace」も優待価格(月額3米ドル)で利用できるため、ビジネスツールの費用を少しでも抑えたい個人事業主におすすめです。

楽天ビジネスカードの基本情報を表にまとめました。

追加カード(税込) なし
入会資格 法人代表者・個人事業主
限度額 ~300万円
(楽天プレミアムカード・楽天ビジネスカードの合算)
電子マネー・スマホ決済 QUICPay、Suica、楽天Edy、PASMO、楽天ペイ、au PAY
付帯保険 ・最高5,000万円の海外旅行保険
(自動付帯)
・最高5,000万円の国内旅行保険
(自動付帯)
・最高300万円までのお買い物安心保険
(1事故につき自己負担額3,000円)
※すべて楽天プレミアムカードの付帯保険
付帯サービス ・Visaビジネスオファー
・プライオリティ・パス(楽天プレミアムカード特典)
・お誕生日月サービス(楽天プレミアムカード特典)
・海外・国内空港ラウンジ(楽天プレミアムカード特典)
・楽天カード トラベルデスク(楽天プレミアムカード特典)

また、誕生日月に楽天市場や楽天ブックスを利用すると、通常分と合わせてポイントが5倍となり、楽天ビジネスカードと合わせることでより効率的にポイントを貯められます。

これらの特典が利用でき、ポイントも効率的に貯めたい個人事業主にもおすすめのカードといえるでしょう。

高還元率のクレジットカードがほしい個人事業主におすすめ!Airカード

Airカードはリクルートが提供しているビジネス用クレジットカードです。

Airカードの特徴は通常のポイント還元率が1.5%という点です。ビジネスカードのなかではかなり高い還元率です。

Airカードで貯まるリクルートポイントは、Pontaポイントやdポイントとも交換可能なため、さまざまなポイントで活用できるところも魅力です。

また、リクルートサービスの「じゃらん」や「ホットペッパーグルメ」などの利用でさらにポイントが貯まるため、出張時の宿や会食の場所を予約する際にも活用できます。

ビジネス用特典としては、弥生やfreeeなどの会計ソフトと連携したり、「Airメイト」との連携でAirカードの明細やお店の売り上げデータ(※)を自動集計したりなど、収支管理の負担を軽減できるサービスがあります。

Airカードの基本情報を表にまとめました。

※Airレジをご利用の場合
年会費(税込) 5,500円
追加カード(税込) 3,300円
ポイント還元率 1.5%~
発行スピード 約3週間
国際ブランド JCB
入会資格 法人・個人事業主
限度額 ~500万円
※審査により個別に設定
電子マネー・スマホ決済 QUICPay
付帯保険 ・最高100万円までのお買い物安心保険
(海外利用のみ対象、1事故につき自己負担額1万円)
付帯サービス ・MyJCB外部接続サービスによるクラウド会計ソフトとの連携
・インターネット出張手配システム「ANA Biz」
・国内航空券予約サービス「JCB de JAL ONLINE」
・JR東海「エクスプレス予約」サービス
・じゃらんコーポレートサービス
・出張や社員旅行の手配、ゴルフ付きツアーの相談・予約サービス「JCBトラベル」
など

ただし、Airカードは海外・国内旅行保険が付帯されない点に注意しましょう。

また、会員費は5,500円(税込)かかるため、ポイントの還元率を重視する個人事業主の方はAirカードがおすすめといえます。

年間利用額に応じてポイント還元率が上がる!ライフカードビジネスライトプラス

ライフカードビジネスライトプラスは、ライフカードが発行するビジネス用クレジットカードです。

ライフカードビジネスライトプラスの特徴は、利用額に応じてどんどんポイントがたまるステージ制プログラムがあることです。

レギュラー、スペシャル、ロイヤル、プレミアムの順にステージがあり、ステージ判定は年間のカード利用額によって翌年度から適用となります。

年間利用額200万円以上のプレミアムステージの場合、カード利用で貯まるポイントは2倍になります。

ビジネス用クレジットカードの場合、経費など大きな金額をカード決済する場合もあるため、ポイントを効率的に貯めることができます。

ライフカードビジネスライトプラスの基本情報を表にまとめました。

年会費(税込) 永年無料

追加カード(税込) 無料
ポイント還元率 0.5%
発行スピード 最短3営業日
国際ブランド VISA、MasterCard、JCB
入会資格 法人代表者・個人事業主
限度額 ~500万円
※審査により個別に設定
電子マネー・スマホ決済 Apple Pay、Google Pay
付帯保険 なし
付帯サービス ・Visaビジネスオファー
・弁護士無料相談サービス
・カーシェアリングサービス
・福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」
・海外アシスタンスサービス
・MasterCardビジネス・アシスト
・Travel Gate(旅行予約サービス)

出張や旅行で使えるサービスが充実!アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーンカード

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーンカードは、アメックスのビジネスカードのなかでは一般カードに位置します。

ステータスカードのブランドとして有名なアメックスなので、ステータス性のあるビジネス用クレジットカードを利用したい個人事業主におすすめです。

また、個人事業主の場合は本人確認書類のみで申し込みが可能です。公式ホームページには「起業後すぐにカード申し込み可能」の記載があり、起業してすぐの個人事業主もカード申し込みができます

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーンカードの基本情報を表にまとめました。

年会費(税込) 13,200円
追加カード(税込) 6,600円
ポイント還元率 0.50%~1.50%
発行スピード 約3週間
国際ブランド American Express
入会基準 法人代表者・個人事業主
限度額 ※査定により個別に設定
電子マネー・スマホ決済 Apple Pay
付帯保険 ・最高5,000万円の海外旅行保険
(利用付帯)
・最高5,000万円の国内旅行保険
(利用付帯)
・ショッピング・プロテクション
(500万円まで 1事故につき自己負担額1万円)
・リターン・プロテクション
・オンライン・プロテクション
付帯サービス ・会計ソフトとのデータ連携
・ビジネス情報サービス「ジー・サーチ」
・福利厚生プログラム「クラブオフ」
・プロフェッショナル・サービス紹介
・国内外の空港ラウンジ
・国内線法人専用運賃【アメリカン・エキスプレス JALオンライン】
・カード会員様専用旅行予約サイト【アメリカン・エキスプレス・トラベルオンライン】
・手荷物無料宅配
・分割・リボ払いサービス「ペイフレックス® for Business」

コストを抑えたい個人事業主におすすめ!セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、ステータス性の高いアメックスのビジネス用クレジットカードです。

登記簿や決算書の提出は不要で最短3営業日で発行できるため、急遽クレジットカードが必要となる個人事業主におすすめのカードです。

また、年会費は無料、追加カードの発行費もかからないため、費用負担を抑えることができます。

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの基本情報を表にまとめました。

年会費(税込) 永年無料
追加カード(税込) 永年無料
ポイント還元率 0.5%
発行スピード 最短3営業日
国際ブランド American Express
入会資格 個人事業主
限度額 ※審査により個別に設定
電子マネー・スマホ決済 QUICPay、Apple Pay、Google  Pay、ID
付帯保険 ・オンライン・プロテクション
付帯サービス ・永久不滅ポイント限定サービス
・レンタルサーバー優待サービス
・セゾンビジネスサポートローン
・事務用品の購入や宅配便、レンタカーなどの優待サービス「ビジネス・アドバンテージ」
・JR東海「エクスプレス予約」サービス

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは永久不滅ポイントのため、長期間にかけてポイントを貯めたい方におすすめです。

また、通常のポイント還元率は0.5%ですが、セゾンポイントモール経由でのネットショッピングで最大30倍ポイントが貯まります。

ヤフービジネスサービスやクラウドワークスなどビジネスシーンで役立つ対象のサイトでカードを利用すると、永久不滅ポイントが4倍貯まります。

海外旅行保険などの付帯保険はありませんが、年会費を抑えながらビジネス用サービスを利用したい方におすすめのクレジットカードです。

保険重視派の個人事業主におすすめ!JCBゴールド法人カード

JCBゴールド法人カードは、日本が誇る唯一の国際ブランドJCBが発行する法人ゴールドカードです。

ワンランクの上のカードを持ちたい方、ビジネスカードの限度額を上げたい方、充実した保険が付帯していて欲しい方におすすめのクレジットカードです。

JCBゴールド法人カード
JCBゴールド法人カードの詳細
おすすめポイント
  • 中小企業・個人事業主向けのスタンダードな法人カード
  • 従業員カードの付帯やETCカードの複数枚発行など、ビジネス拡大時に役立つサービスが充実
  • 法人会員向けサービスの付帯で業務効率化、経費削減を実現
年会費初年度 無料
年会費2年目〜 11,000円(税込)
ポイント還元率 0.1%
発行スピード 最短3営業日
国際ブランド
  • JCB
電子マネー
  • QUICPay(クイックペイ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険

JCBゴールド法人カードとはどのようなカードなのか、基本情報を表にまとめました。

追加カード(税込) 3,300円
入会資格 18歳以上で安定した収入のある法人・個人事業主
限度額 審査により個別に設定
電子マネー QUICPay
付帯保険 最高1億円の海外旅行保険
(自動付帯)
最高5,000万円の国内旅行保険
(利用付帯)
最高500万円のショッピングガード保険
・最高2万円出航遅延費用保険金
・最高2万円乗継遅延費用費用保険金
・最高2万円寄託手荷物遅延費用保険
・最高4万円寄託手荷物紛失
付帯サービス ・空港ラウンジの無料利用
・ゴルフエントリーサービス
・ドクターダイレクト24
・健康チェックサービス
・JCB.ANA@desk/JCB de JAL ONLINE
・JR東海プラスEXサービス
・JCBタクシーチケット

JCBゴールド法人カードの年会費は11,000円(税込)ですが、オンラインで申し込みをすれば、初年度年会費が無料になります。そのため、お試しで1年間無料で使ってみて、使い勝手が悪ければ解約することも可能です。

海外・国内旅行保険だけでなく、飛行機の乗継遅延費用や寄託手荷物紛失費用まで付帯しています。

飛行機が遅れて乗継に間に合わなかったり、預けた荷物が紛失したりするのは珍しいことではないので、出張が多い個人事業主の方は、持っておくと安心のビジネス用クレジットカードです。

また、JCBゴールド法人カードにはビジネスに役立つ付帯サービスも豊富です。全国1,200カ所のゴルフ場の予約代行をしてくれるゴルフエントリーサービスがあるので、取引先との急なゴルフが入っても安心です。

人間ドックを優待料金で利用可能で、24時間365日無料相談できる「ドクターダイレクト24」や専門家のアドバイスや病院紹介が受けられる「健康チェックサービス」などの健康サービスも付帯しています。

個人事業主は健康が資本で、自分で自分の健康を管理し守っていく必要があるので、ビジネスカードに付帯する健康サービスを活用するのはよい方法といえます。

審査の条件は「法人または個人事業主であり、18歳以上の申込者」と比較的緩いのもポイント。最近の口コミを調べると、審査に通ったという報告も多いのが魅力です。

ステータス重視の個人事業主におすすめ!アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード」は、ステータス性の高いアメックスブランドのビジネス用ゴールドカードで、起業したての個人事業主も審査の対象としているカードです。

アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カード
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードの詳細
おすすめポイント
  • 業務効率化、リモートワークを快適にするためのサポート
  • 事業拡大にともなう人員不足の解消をサポートする特典をご用意
  • 顧問料、ご利用料金等をカード決済できるプロフェッショナル・サービスのご紹介
年会費初年度 36,300円(税込)
年会費2年目〜 36,300円(税込)
ポイント還元率 0.16%~1.0%
発行スピード 2週間程度
国際ブランド
  • American Express®
電子マネー
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険
【PR】Sponsored by アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードはステータス性の高いゴールドカードが欲しい人におすすめのクレジットカードです。アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードの特徴を表にまとめました。

追加カード(税込) 13,200円
入会資格 20歳以上で安定した収入のある法人・個人事業主
限度額 審査により個別に設定
スマホ決済 Apple Pay
付帯保険 最高1億円の海外旅行保険
(5,000万円まで自動付帯)
(最高10万円の飛行機遅延保険含む)
最高5,000万円の国内旅行保険
(最高8万円の飛行機遅延保険含む)
最高500万円の海外・国内ショッピング保険
・キャンセル・プロテクション
・オンライン・プロテクション
・リターン・プロテクション
付帯サービス ・空港ラウンジの無料利用
(同伴者1名無料)
・空港手荷物宅配サービス
・空港クロークサービス
・空港送迎タクシーサービス
・無料ポーターサービス
・海外サポートデスク
・ゴールド・ダイニング by 招待日和
・健康相談サービス
・クラブオフ
・ゴルフ優待サービス
・新国立劇場優待サービス
・チケット・アクセス
・メンバーシップ・プレビュー

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは、年会費34,100円(税込)と高ステータスのクレジットカードにふさわしい金額です。

しかも、ステータスが高いだけでなく、付帯保険や付帯サービスも充実していて、ワンランク上のビジネスライフをサポートしてくれます。

例えば、空港ラウンジの利用に本人だけでなく、同伴者1名も無料になります。また、旅行保険の内容も充実しており、海外・国内の旅行保険の両方で航空機の遅延費用を補償してもらえます。

また、空港からの手荷物無料宅配、空港で荷物を運ぶ「無料ポーターサービス」、東京駅から23区内の宿泊先に手荷物を当日無料宅配などのサービスで出張の時などのトラベルをしっかりとサポートしてもらえます。

さらに、取引先との食事や自分へのご褒美に活用できる「ビジネス・ダイニング by ぐるなび」、法人会員制クラブ「クラブオフ」VIPメンバーなどの付帯サービスも充実しています。

100円の利用で1ポイント貯まるポイントは、提携14社のマイルへ移行可能です。

年間200万円以上のカード利用で30,000ポイント(9,000円相当)のボーナスポイントがもらえます。

また、一般的な法人カードよりも審査が厳しくないという評判もあります。公式ホームページの審査基準によれば、「個人事業主であり、20歳以上の申申込者」と簡単な内容になっており、会社の営業実態などは提出しません。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードの審査では、会社の運営実績と同じくらい、カード申込者の信用情報が重要になっています。

そのため、個人のクレヒスが問題なければ、審査に通る可能性は高いといえます。

このように、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードはステータス重視派の個人事業主の方なら必携のビジネス用クレジットカードです。

高額カード決済の個人事業主におすすめ!三井住友カード ビジネスオーナーズゴールド

三井住友カード ビジネスオーナーズゴールドは、年会費が5,500円(税込)ですが、年間100万円以上のカード利用で、翌年以降の年会費が無料になります。

さらに、1万ポイントもらえる継続特典もあるため、ビジネス利用で年間100万円以上カード決済する個人事業主は、先述した「三井住友カード ビジネスオーナーズ」よりもメリットがあるといえます。

また、海外だけでなく国内旅行保険や最高300万円までのショッピング補償も含まれており、出張や旅行時の保険が手厚いのもゴールドカードならではです。

三井住友カード ビジネスオーナーズゴールドの基本情報を表にまとめました。

年会費(税込) 5,500円(税込)
(※)年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料
追加カード(税込) 永年無料
ポイント還元率 0.5%~1.5%
(※)対象の個人カードと2枚持ちが条件
発行スピード 1週間程度
国際ブランド Visa、Mastercard
入会資格 法人・個人事業主
限度額 ~500万円
※審査により個別に設定
電子マネー・スマホ決済 iD、Apple Pay、Google Pay、PiTaPa
付帯保険 最高2,000万円の海外・国内旅行傷害保険
(利用付帯)
年間300万円までのショッピング補償
※選べる無料保険あり
付帯サービス ・国内空港ラウンジサービス
・航空券チケットレス発券サービス
・JR東海エクスプレス予約サービス
・ビジネスホテル予約&法人一括決済サービス
・レンタカー優待サービス
・VJタクシーチケット
・福利厚生代行サービス
など

また、「三井住友カード ビジネスオーナーズ」同様、個人用の三井住友カード(NL)との2枚持ちでポイント還元率が最大1.5%となります。

以下で「三井住友カード ビジネスオーナーズ」と「三井住友カード ビジネスオーナーズゴールド」の違いをまとめました。

カード名 三井住友カード ビジネスオーナーズ 三井住友カード ビジネスオーナーズゴールド
年会費(税込) 永年無料 5,500円(税込)
(※)年間100万円以上のカード利用で翌年度以降永年無料
追加カード(税込) 永年無料 永年無料
旅行傷害保険 海外のみ対象 国内・海外ともに対象
ショッピング補償

ゴールドカードの特典として、国内空港ラウンジが無料で利用できるため、年間100万円以上カード決済をし、出張や旅行へよく行く個人事業主の方はぜひご検討ください。

最高峰のステータスカード!セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、セゾンアメックスカードのなかでも最高ランクのビジネス用クレジットカードです。

個人に対して審査を行うため、決算書・登記簿は不要で申し込みが可能です。また、貯めたポイントは永久不滅ポイントでJALマイルと交換も可能です。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの基本情報を表にまとめました。

年会費(税込) 22,000円
追加カード(税込) 3,300円
ポイント還元率 0.75%
発行スピード 最短3営業日
国際ブランド American Express
入会資格 中小規模ビジネスオーナー・個人事業主
限度額 ※審査により個別に設定
電子マネー・スマホ決済 QUICPay、Apple Pay、Google Pay、ID
付帯保険 ・最高1億円円の海外旅行保険
(自動付帯)
・最高5,000万円の国内旅行保険
(利用付帯)
・年間最高300万円までのショッピング安心保険
付帯サービス ・プラチナ会員様専用コンシェルジュ・サービス
・高級ホテルの優待特典、空港までのハイヤー送迎
・国内空港ラウンジ
・プライオリティ・パス
・永久不滅ポイント限定サービス
・レンタルサーバー優待サービス
・セゾンビジネスサポートローン
・事務用品の購入や宅配便、レンタカーなどの優待サービス「ビジネス・アドバンテージ」
・JR東海「エクスプレス予約」サービス

プラチナ会員ならではのコンシェルジュサービスや、年会費469米ドル(70,350円)かかるプライオリティ・パスが無料で利用できます(※)。

さらにセゾンプレミアムコンシェルジュも付帯され、レストランの予約から旅行プランの相談、ハイヤー送迎サービスなどを24時間対応してくれます。

ステータス性を重視し、出張や海外旅行の頻度が高い個人事業主におすすめのビジネス用クレジットカードです。

※ 1米ドル=150円の為替レートで想定した場合
※ プライオリティ・パスは別途登録が必要

スタイリッシュかつ特典も豊富!ラグジュアリーカード Mastercard Titanium Card

ラグジュアリーカード Mastercard Titanium Cardは、ブラッシュドステンレス加工の金属製クレジットカードです。そのため、スタイリッシュで高いステータス性が魅力的です。

ラグジュアリーカード Mastercard Titanium Cardは個人用としても、事業用口座引き落としでビジネス用としても発行できます。

Mastercard Titanium Card(法人口座決済用)
おすすめポイント
  • 1%のキャッシュバック高還元率
  • 賞品交換の最大還元率2.2%
  • 24時間365日あなたの秘書の様にビジネスをサポートするコンシェルジュ
年会費初年度 55,000円(税込)
年会費2年目〜 55,000円(税込)
ポイント還元率 1%
発行スピード 5営業日程度
国際ブランド
  • Mastercard®
電子マネー
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険

ラグジュアリーカード Mastercard Titanium Cardの基本情報を表にまとめました。

追加カード(税込) 16,500円
入会資格 法人代表者・個人事業主
限度額 審査により個別に設定
電子マネー・スマホ決済 Apple Pay、QUICPay、Suica、PASMO、PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY
付帯保険 最⾼1億2,000万円の海外旅行保険(自動付帯)
最高1億円の国内旅行保険(利用付帯)
航空機遅延費⽤
最大300万円までのショッピングガーディアン保険
交通事故傷害保険賠償責任保険
付帯サービス ・ラグジュアリーリムジン
・ラグジュアリーカードラウンジアワー
・ラグジュアリーカードコンシェルジュ
・ラグジュアリーホテル優待
・プライオリティ・パス
・国際線手荷物無料宅配
・海外緊急医療アシスタンスサービス
・会員限定のコミュニティ
・LCマーケットプレイス掲載

ラグジュアリーカード Mastercard Titanium Cardの特徴は、豊富な特典内容です。年会費は55,000円と他のカードと比べ高額ですが、ラグジュアリーカードならではの特典があります。

例えば、ラグジュアリーカード会員限定のラウンジやレストラン、経営者同士のコミュニティを利用することができます。

さらに専属秘書のようなコンシェルジュによる出張や接待の手配、自社の商品やサービスについて無料PRで他の会員へ販促活動するサポートも行っています。

経営者などの保有割合が多いラグジュアリーカードならではの特典が豊富ですので、特別なサービスを存分に活用したい方はぜひご検討ください。

個人事業主がビジネス用(法人)クレジットカードを持つメリット

個人事業主がビジネスカードを持つと、現金払いでは受けることのできない多くの補償やサービスを無料で受けられるなど、数えきれないメリットがあります。

そこで、個人事業主が事業用としてビジネスカードを持つ主なメリットを6つご紹介します。

ビジネスカードを持つ6つのメリット
  • 経費の管理がしやすくなる
  • 支払期限に余裕がある
  • ポイントやキャッシュバックを活用できる
  • 出張を快適にするトラベルサービスを受けられる
  • いざという時に安心な付帯保険がある
  • ビジネスに役立つ付帯サービスを受けられる

それでは、6つのメリットを一つずつ解説していきます。

ビジネスカードを持つメリット①経費の管理がしやすくなる

ビジネスカードを持つことの最大のメリットは、経費の管理が楽になることです。

仕事用の経費は事業用クレジットカードとしてビジネスカードで支払い、プライベートな買い物は個人用クレジットカードで支払うと、金銭の公私混同がなくなります

仕事で発生する交通費、宿泊費、ガソリン代、接待、会食などの経費をビジネスカードで支払うことで、カード明細書には経費分しか載りません。

そのため、ビジネスカードの利用明細を見るだけで会計処理ができ、経費として仕訳するのか、プライベートの買い物なのか判断できます。

そして、毎月のカード明細書を見るだけで、いつ、どこで、なにを、どれくらい経費で使用したかが一目でわかるので、確定申告の際にも経費の証明に使えます。

確定申告の際に、経費かプライベートの買い物を悩んで経費の申告漏れの可能性を防げるのは、節税が課題の個人事業主には嬉しいメリットといえるでしょう。

会計ソフトとの連携で、経費管理がより効率的にできる!

多くのビジネスカードには、会計ソフトと連携して経理業務を効率化させることができます。

クレジットカードの明細が自動で会計ソフトに反映されるため、明細の手入力の手間や入力誤りなどのミスが省けることが大きな魅力です。

なお、ビジネスカードによって、提携できる会計ソフトは異なります。主な会計ソフトは以下のとおりです。

主な会計ソフト
  • 弥生会計
  • freee会計
  • マネーフォワード クラウド会計

ビジネスカード入会後のキャンペーンとして、会計ソフトの割引がされている場合もあります。

これらの会計ソフトを有効活用し、効率的で安定した資金操りをおこないましょう。

ビジネスカードを持つメリット②ビジネスシーンで役立つサービスを利用できる

ビジネスカードは基本的なクレジットカード機能だけでなく、ビジネスシーンで役立つサービスも数多く付帯しています。

以下はサービスの一例です。

ビジネスシーンで役立つサービス
  • ゴルフ場代行予約サービス
  • 福利厚生サービス
  • JR東海EXサービス
  • 航空券チケットレスサービス
  • タクシーチケットサービス
  • レンタカーサービス
  • 空港ラウンジサービス
  • トラベルサポートデスク
  • コンシェルジュサービス

例えば、タクシーチケットの手配、ゴルフ場代行予約サービス、レストラン優待、福利厚生サービスなどの付帯サービスが受けられます。

また、JR東海EXサービス、航空券チケットレスサービスなど新幹線や飛行機のチケットを便利でお得に手配できるサービスも対象です。

JR東海EXサービスの「プラスEX」なら自由席と同じ料金で指定席に乗れたり、予約変更は何度でも可能だったり、3日前までのネット予約でIC早割の適用となります。

さらに、ビジネスカードを持つことでさまざまなトラベルサービスを受けられるのもメリットの一つです。

トラベルサービスの内容はクレジットカードによって異なりますが、一例として、空港ラウンジの無料利用、空港や駅からの手荷物無料宅配サービス、トラベルサポートデスクなどのサービスがあります。

これらのトラベルサービスを活用することで、ビジネスシーンでの移動などがより便利になります。

個人用クレジットカードには付帯されていない内容がたくさんあるので、事業用としてビジネスカードを分けて持つ大きなメリットといえるでしょう。

ビジネスカードを持つメリット③急な出費に備えられる

個人事業主の方が事業で必要な支払いを現金や銀行振り込みでおこなう場合、その場で支払うため支払期限に猶予がありません。

しかし、それらの支払いをビジネスカードでおこなえば、30~60日間支払いが猶予されます。

手元に資金がなければ、仮に黒字でもビジネスに行き詰ることになってしまいます。資金繰りが大変な起業直後こそ、ビジネスカードを活用して資金の流れに猶予をもたす必要があります。

また、ビジネスカードを活用することで銀行からの借り入れを減らせたり、事業拡大に資金を回せたりします

個人カードよりもビジネスカードの方が限度額が高く設定されている場合が多いため、急な出費に備えることも可能です。

ビジネスカードを持つメリット④ポイントやキャッシュバックを活用できる

現金ではなく、ビジネスカードで支払うことで利用金額に応じてポイントが付与されたり、キャッシュバックが受けられたりします

貯まったポイントをマイルに交換して、出張や旅行に無料で行けたり、ギフト券商品券に交換して、普段のお買い物に使ったりすることができます。

クレジットカードによって異なりますが、対象店舗でポイント倍率がアップしたり、利用金額に応じてボーナスポイントがもらえたりする特典もあるので、それらを活用することでさらにお得になります。

利用金額が大きいビジネスカードだからこそ、ポイントやキャッシュバックといった特典を活用しない手はありません。

ビジネスカードを持つメリット⑤いざという時に安心な付帯保険がある

ビジネスカードを持っているだけで、もしくは旅行代金をビジネスカードで支払っておくだけで、追加料金を払わなくても海外旅行保険や国内旅行保険がついているクレジットカードがあります。

補償内容や補償金額はクレジットカードによって異なりますが、旅行保険があることで旅行先でのケガや病気、携行品の損害、賠償責任などが生じた際にクレジットカード付帯の保険でカバーすることができます。

また、クレジットカードによっては旅行保険で航空機が遅延した際のホテル代や食事代、寄託手荷物が遅延・紛失した際の被服費などを補償してくれるものもあります。

さらに、ビジネスカードで購入したものが壊れた場合に補償してもらえるショッピング保険や、ビジネスカードが盗まれたり無くしたりして不正利用された際の盗難・紛失保険など、いざという時に補償が受けられます。

現金での支払いでは、これらの補償が全くありません。ビジネスカードを持つことで安心と安全を備えることにもなります。

専門家からのコメント

山田琴江
山田 琴江

個人事業主は、会社員とは異なり、年に1回の確定申告をしなければなりません。そのためには、日頃からビジネスにかかったお金を正確に把握しておく必要があります。

プライベートとビジネスでかかったお金を一緒にしていると、確定申告や帳簿作成が大変であるばかりではなく、補助金や事業融資を受ける際の妨げにもなりかねません。

このため、プライベートとビジネスのお金の出口であるクレジットカードはわけておくことをおすすめします。

個人事業主がビジネス用(法人)クレジットカードを持つデメリット

個人事業主が事業用としてビジネスカード(法人カード)を持つ場合、どのようなデメリットがあるのでしょうか。

ここでは、3つのデメリットをご紹介します。

ビジネスカードを持つ3つのデメリット
  • 年会費が発生する可能性が高い
  • 支払い方法が限られている
  • 持ち歩くクレジットカードが増える

3つのデメリットを一つずつ解説していきます。

ビジネスカードを持つデメリット①年会費が発生する可能性が高い

ビジネスカードは、個人カードのような年会費無料のカードが少なく、年会費が発生する可能性が高いです。

しかし、年会費は経費として計上できるため、実質の負担は大きくありません

そのため、ビジネスカードでワンランク上のカードを持つことで、実質負担を軽くして高品質なサービスを受けられるようになり、むしろメリットともいえるかもしれません。

ただし、どうしても年会費を支払いたくない個人事業主は、年会費無料のビジネスカードや年会費が抑えられるクレジットカードを選びましょう。

なお、条件を満たすことで初年度や翌年度の年会費が無料のビジネスカードもあります。

ビジネスカードを持つデメリット②支払い方法が限られる

ビジネスカードの支払い方法は1回払いのみといったように、個人カードのように分割払いやボーナス払いのような選択肢がない場合がほとんどです

個人カードと比較して支払いが高額になりがちなビジネスカードで、支払い方法が限られてしまうのはデメリットといえます。

しかし、中には分割払い・リボ払いが可能なビジネスカードも存在します。支払い方法を選びたい個人事業主はそのようなクレジットカードを選ぶとよいでしょう。

ビジネスカードを持つデメリット③持ち歩くクレジットカードが増える

個人事業主の方が事業用としてビジネスカードを持つ場合、常に個人カードとビジネスカード、最低2枚のクレジットカードを持ち歩くことになります。

クレジットカードの保有枚数が増えると管理が煩雑になるため、デメリットと感じる個人事業主もいるかもしれません。

専門家からのコメント

山田琴江
山田 琴江

ビジネスを継続しておこなうためには、何よりも資金管理が重要になります。このため、ビジネスが軌道に乗るまでの間は、できる限りコストを下げることが大事です。

クレジットカードの特典が充実している高ステータスのカードは、年会費が高くなります。特典やステータスに惑わされず、自分のビジネスの規模に合ったクレジットカードを選択し、必要に応じてカードを切り替えるとよいでしょう。

個人事業主向けのビジネスカードは開業前でも申し込みできる?

ビジネスカードの申し込み条件は、主に「法人代表者」または「個人事業主」です。

開業前は個人事業主としての扱いではないため、一般的にはビジネスカードや法人カードは申し込みすることはできません

ビジネスカードを発行したい個人事業主は、開業後に申し込みをしましょう。申し込みの必要書類として、本人確認書類のみのビジネスカードも多いため、開業直後でも審査が通る可能性が高いクレジットカードもあります。

一方、開業前にクレジットカードを作るメリットとして、会社員での勤続年数や安定した収入があることで審査に通りやすい点があります。

開業直後の場合、安定した収入が見込めず、審査に落ちるケースもあるため、開業前に必ずクレジットカードが必要な方は、個人用クレジットカードで開業前に発行することをおすすめします

個人事業主のビジネス用(法人)クレジットカードの審査基準とは?

起業したばかりの個人事業主のなかには、クレジットカードの審査が通るのか心配な方もいるでしょう。

起業後すぐに発行が可能なビジネスカードもありますが、基本的には起業したての個人事業主には審査が厳しいカードが多いのが現実です。

ビジネスカードの審査基準
  • 設立年数
  • 実績

法人カードやビジネスカードの審査でみられる2つのポイントをご紹介します。

審査基準①設立年数

ビジネスカードや法人カードの一般的な審査基準としては、「設立後3~5年経っていること」といわれています。

しかし、設立1年目でも審査に通るカードもあります

実際に、ホームページに「設立間もない企業さまにもご入会いただいております。」という文言があるカードもあるので、クレジットカードによっては起業直後の個人事業主でも審査に通りやすいといえます。

審査基準②実績

ビジネスカード・法人カードの審査基準2つ目は、「2年連続黒字経営であること」です。

しかし、赤字経営でも代表者本人に信用があれば、審査に通るカードもあります。

入会資格が個人か法人によってクレジットカードの審査対象が変わる

ビジネスカードの入会資格には「個人事業主」や「法人」、「法人代表者」などカード会社によって異なります。

入会資格が「個人事業主」や「法人代表者」の場合は、申込者本人のクレジットカードヒストリー(カードの利用歴)に問題なければ、審査に通る可能性は高くなります

しかし、入会資格が「法人」の場合は、先述のとおり会社の設立年数や経営状態などの実績によって審査に落ちる可能性があります。

この記事で紹介しているクレジットカードは、すべて「個人事業主」が入会資格に含まれているビジネスカードですが、起業後すぐにビジネスカードを発行したい個人事業主の方は注意しましょう。

個人事業主がビジネス用(法人)クレジットカードの審査に通りやすくなるコツ

個人事業主がビジネス用クレジットカードを申し込んだ際、審査で重視されるのは、申込者本人のクレジットカードヒストリーです

個人事業主の場合は審査において、個人の信用が重要視されます。ほかのカードで延滞があったり、リボ払いやキャッシングの残債が多くあると審査に通るのは厳しいといえます。

また、クレヒスが良くても、個人事業主は法人経営者よりも審査が厳しいといわれているのも現実です。

そこで、個人事業主がビジネスカードの審査を通りやすくする3つのコツをご紹介します。

審査を通りやすくする3つのコツ
  • 固定電話を置く
  • 個人用クレジットカードをハイステータスなカードにする
  • 支払い口座を個人名義の口座にする

ビジネスカードの審査に通りやすくする3つのコツについて、どんな点に気を付ければよいのか解説していきます。

固定電話を置く

最近はスマートフォンが普及したため、固定電話を置かない個人事業主も増えていますが、クレジットカードの審査においてはマイナスです。

ビジネスカードを申し込む際の申込書に記載する電話番号は固定電話の番号を書くと、会社内に社長以外の社員が常駐しているという印象を与えて、審査にプラスに働きやすいといわれています。

審査に不安があるという方は、まずは固定電話を置くようにしましょう。

個人用クレジットカードをハイステータスなカードにする

年会費無料や年会費の安い、ステータスの低いクレジットカードの方が審査に通りやすいと思いがちですが、そうではありません。

年会費が担保の代わりをするので、年会費無料や年会費の安いカードよりも年会費の高いビジネスカードを選ぶとよいでしょう。

また、個人事業主が個人用にゴールドカードやプラチナカードなどのステータスの高いクレジットカードを持っていることも、申込者が社会的な信用があるとみなされて、審査に有利に働く可能性があります。

支払い口座を個人名義の口座にする

個人事業主がビジネスカードを申し込む場合は、個人の信用が重視されるので、支払い口座は会社名義の口座よりも個人名義の口座にする方が審査に有利に働く可能性があるといわれています。

使っていない銀行口座がない場合は、ビジネスカードの引き落とし口座用に一つ個人名義で口座を開設するようにしましょう。

個人事業主向け!確定申告時における経費計上のポイント

個人事業主の場合、年に1回確定申告が必要となります。

ここからは、ビジネスカードで支払いをした際の経費計上や、確定申告での重要なポイントについて解説します。

ビジネスカード利用時の領収書は不要!

確定申告で経費計上する際、領収書の添付が必要となるケースが多いですが、ビジネスカードを利用した場合、クレジットカード会社が発行する明細書で経費申請することが可能です。

中には、カードの利用明細を郵送するのではなく、自分でwebサイトからダウンロードするクレジットカード会社もあります。

ダウンロード期限を設けている場合もあるため、カード利用後は定期的にダウンロードすることをおすすめします。

白色申告か青色申告によって記帳方法が異なる

事業用の支払いなどをクレジットカードで決済した場合、決済日と口座引き落とし日にはタイムラグが生じます。

ビジネスカード利用時の経費計上は、確定申告を白色申告でおこなうか、青色申告でおこなうかによって記帳方法が異なります。

以下でそれぞれの記帳方法を解説します。

白色申告または青色申告10万円控除の場合

白色申告または青色申告で10万円控除で経費計上する場合、現金が動いたタイミングで計上する「単式簿記」での記帳となります。

例えば、5月1日にビジネスカードで1万円決済し、6月27日に口座から引と落としされる場合の記帳方法は以下のとおりです。

引き落とし日 借方 貸方
6月27日 消耗品費 10,000円 普通預金 10,000円

青色申告65万円控除の場合

一方、青色申告65万円控除でビジネスカードを利用した場合の経費計上は、少し複雑となります。

控除などのメリットが大きい青色申告の場合、原則として収益や費用が発生したタイミングで計上する「複式簿記」での記帳となります。

クレジットカード決済日に「未払金」として計上し、引き落とし日に「普通預金」の勘定科目で計上します。

例えば、5月1日にビジネスカードで1万円決済し、6月27日に口座から引と落としされる場合の記帳方法は以下のとおりです。

カード決済日・口座引き落とし日 借方 貸方
5月1日(カード決済日) 消耗品費 10,000円 未払金 10,000円
6月27日(口座引き落とし日) 未払金 10,000円 普通預金 10,000円

上記のように2段階で記帳することで、カード決済日に「未払金」として計上したものを、口座引き落とし日に「未払金だった分を普通預金から払った」処理をしたことを残します。

なお、年をまたがない場合は未払金を計上せずに省略することも可能です。その際は以下の記帳方法となります。

口座引き落とし日 借方 貸方
6月27日 消耗品費 10,000円 普通預金 10,000円

ポイント割引やキャッシュバックの利用時は仕訳に注意する

ポイントやマイルを使って本来の金額より値引きして購入した場合、「値引き」もしくは「雑収入」として仕訳をおこなう必要があります

例えば、カードでの支払いと同時にポイントやマイル分が差し引かれる場合は「値引き」、後日キャッシュバックとして還元される場合は「雑収入」と計上するとよいでしょう。

個人事業主向けビジネス用(法人)クレジットカードの作り方

個人事業主のビジネス用クレジットカードは、個人用のクレジットカードと同じようにインターネットから申し込みができます。

基本的には個人用クレジットカードの発行手順と一緒ですが、必要な書類が異なる可能性があるため、注意しましょう。

ビジネス用クレジットカードの発行に必要なもの

ビジネス用クレジットカードの発行で必要なものは以下のとおりです。

必要なもの
  • 申込者の本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)
  • 登記簿謄本、印鑑証明書
  • 事業用口座

ただし、ビジネス用クレジットカードのなかでも、個人事業主向けのカードは登記簿謄本などが不要の場合もあります。

書類準備の手間を省きたい個人事業主は、決裁書などが不要で本人確認書類と口座のみで申し込めるビジネス用クレジットカードを選ぶことをおすすめします

また、クレジットカードの審査状況によっては、年収が確認できる書類が必要になる可能性もあります。

主に前年度の確定申告書を提出するケースが多いです。

ビジネス用クレジットカードの発行手順

ビジネス用クレジットカードの発行手順は以下のとおりです。

ビジネス用クレジットカードの発行手順
  1. カード会社の申し込みサイトで必要情報を入力する
  2. クレジットカードの審査を受ける
  3. 必要に応じて書類の記入や提出を行う
  4. クレジットカードを受け取る

主な流れは個人用クレジットカードと同じです。

個人事業主の場合、職業や勤務先の入力欄は「自営業」を選択し、事務所がない場合は勤務地に自宅の住所を入力してください。

また、審査結果によって必要書類が発生したら、記入や提出を忘れないよう注意しましょう。

よくある質問

ここからは、個人事業主向けのクレジットカードに関してよくある質問をまとめました。

法人カードと個人カードに違いはあるの?

法人カードと個人カードは、クレジットカードの機能としては大きな違いはありませんが、引き落とし口座や付帯サービスなどに違いがあります。

詳しくはこちらをご覧ください。

個人事業主がビジネス用クレジットカードを持つメリットはあるの?

個人事業主がビジネスカードを持つメリットとして、経費の管理がしやすくなる、ビジネスに役立つサービスを利用できる、事業における急な出費に備えられるなどが挙げられます。

詳しくはこちらをご覧ください。

個人事業主が開業前にクレジットカードを作ることは可能?

開業前の個人事業主がクレジットカードを作ることは可能です。会社員としての勤続年数や年収によっては審査に通りやすいメリットもあります。

しかし、ビジネスカードなどの事業用クレジットカードは、申し込み対象が「法人」または「個人事業主」が多いため、ビジネスカードを発行したい場合は開業後に申し込みましょう。

詳しくはこちらをご確認ください。

ビジネスカードを利用した際の経費計上はどうしたらよいの?

ビジネスカードを利用した際の領収書は不要です。代わりに明細書が必要となるため、保管もしくはwebから定期的にダウンロードしましょう。

また、確定申告では白色申告か青色申告かによって記帳方法が異なります。

詳しくはこちらをご覧ください。

個人事業主向けビジネス用(法人)クレジットカードまとめ

個人事業主がビジネスカードを持つことで、確定申告に備えた経費精算や、ビジネスシーンに役立てるサービスが充実しているなど、多くのメリットがあることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

ビジネスカードにもさまざまな種類がありますので、この記事で紹介したポイントを比較し、ご自身に適したクレジットカードを選択いただければと思います。

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アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カード
Mastercard Titanium Card(法人口座決済用)
年会費
初年度 : 無料(税込)
次年度 : 1,375円(税込)
初年度 : 無料
次年度 : 1,375円(税込)
27,500円(税込)
2,200円(税込)
初年度 : 無料
次年度 : 11,000円(税込)
36,300円(税込)
55,000円(税込)
ポイント還元率 0.5 〜 7% 0.1 〜 0.2% 1% 1 〜 3% 0.1 〜 0.2% 0.5 〜 1% 1%
発行期間 最短即日 最短3営業日 カード到着まで2~3週間ほど 10営業日程度 最短3営業日 2週間程度 5営業日程度
山田琴江

専門家からの一言

山田 琴江

副業が大手企業で解禁されるなど、個人事業主となる人が増えてきました。気軽に始められる一方で、お金の管理については、意識していない人も多く見受けられます。

個人事業主としてビジネスをやる以上、帳簿をつけて、確定申告をしなければなりません。

年1回の確定申告時に苦労しないためにも、ご自身にあったビジネス用のクレジットカードを見つけ、適切に管理できる仕組みを作りましょう。

お金と時間の専門家。自分の家計について不安を抱き、第2子の育休中にファイナンシャルプランナーの資格を取得。知識をつけることで、お金に関する悩みが解消されたことから、誰でもお金の知識を学べる社会にしたいと思い活動している。その人の価値観やクセにあった家計管理が得意。家計管理や投資の始め方に関する講座の開催、執筆、個別相談を実施。また公認会計士としての知識も踏まえ、起業したい女性向けのセミナーも実施。さらに、ライフオーガナイザーとして時間管理に関するセミナーなどもおこなっている。

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学生時代には月間1,000万PV規模のWebメディアでインターンを経験。 SI系のベンチャー企業での勤務を経て、2017年に株式会社サイバーエージェント入社ののち株式会社CyberSS(現:CyberOwl)に異動。 クレジットカードはアメリカン・エキスプレス・カード(グリーン)とJAL Global WALLET、キャッシュレスではLINE Payを愛用中。 釣りが趣味で船、陸問わず釣りに行く。どこかにマイルを使って南の島に釣りに行くのが目標。

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