
電子マネーおすすめ12選!ポイント還元・メリットを徹底比較
電子マネーは「電子化されたお金」です。これによりキャッシュレス、つまり現金を持たずに決済が可能となりました。
一方、特徴や機能は各サービスによって大きく異なります。支払い方法、前払い・後払い等の違い、利用の用途に至るまで違いは様々です。
したがってこの記事では、そうした電子マネーの違いを紹介、各サービスの特徴を解説することで、便利な使い方やおすすめのサービスについて紹介していきます。
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初心者におすすめの電子マネーはこの2つ!
- 使いみちが豊富!楽天Edy
- 残高チェック不要!QUICPay
- 電子マネーとは?特徴・メリットを解説!
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電子マネーの選び方
- 発行会社の種類ごとに選ぶ
- ポイント還元率の高さで選ぶ
- 電子マネーが使える店舗で選ぶ
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電子マネーおすすめ12選一覧
- 高還元率のQRコード決済「PayPay」
- フリマアプリの売上金を買い物に使える 「楽天Pay」
- クレジットカードと紐付けられる「QUICPay」
- イオン系列を使う方におすすめ「WAON」
- 全国区では電子マネーで最も有名「楽天Edy」
- LINEアプリと紐付けて利用可能 「LINEPay」
- 支払い方法が豊富 「d払い」
- 交通系ICカードの代表「Suica」
- セブン&アイ系列店でお得に使える「nanaco」
- 私鉄・バスで利用できる電子マネー「PASMO」
- おサイフ携帯で利用しやすい「iD(アイディ)」
- 使える店舗数では最強!「au Pay」
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電子マネーの基礎知識!QRコード決済との違いは?
- キャッシュレス決済の種類は?
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電子マネーの支払い方式は前払い・後払い・即時払いの3つ
- プリペイド型(前払い): 使いすぎを防止できる
- ポストペイ型(後払い): クレカのような補償が受けられる
- デビット型(即時払い): 即時に引き落とされる
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Suica、iD、QUICPayの利用がiPhoneのApple Payでもっと便利に!
- 特徴1:iPhoneをかざすだけの簡単決済!
- <span class="u-editor-fwb">特徴2:</span><span class="u-editor-fwb">複数のカードを一元管理!</span>
- 特徴3:安心のセキュリティ
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電子マネーを使う4つのメリット
- メリット1:レジで待たないスムーズな決済!
- メリット2:ポイントやマイルが貯まる!
- メリット3:セキュリティが優れている!
- メリット4:現金を持ち歩く必要がない!
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電子マネー2つのデメリット
- ①使いやすいため、気づいたらたくさん買い物をしてしまう
- ②電子マネーの種類が多く、わかりにくい
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電子マネーにキャンペーンはあるの?
- PayPay: PayPayジャンボ1等最大全額戻ってくる!
- 楽天Pay: 2人に1人当たる!超トクトク祭
- QUICPay: 9のつく日は全額キャッシュバック
- 電子マネーの残高確認方法について
- 電子マネーのまとめ
初心者におすすめの電子マネーはこの2つ!
本記事では電子マネーのおすすめ12選を紹介していきますが、内容に入る前に、絶対に選択肢から外せない2つのカードを紹介します!
おすすめの電子マネー12選を確認したい方は、こちらを参考にしてください。
- 使いみちが豊富!楽天Edy
- 残高チェック不要!QUICPay
使いみちが豊富!楽天Edy
楽天Edyは主要なコンビニ、スーパー、ドラッグストア、ネットショップ、さらには家電量販店の多くで利用可能です。
そのため、身近な場所で電子マネーを利用する場合も、使いみちに困りません。
また、楽天Edyにクレジットカードを登録する場合、楽天Edy機能付きの楽天カードがおすすめです。
楽天カードは年会費・初期費用が無料。楽天カードから楽天Edyにチャージするだけで楽天スーパーポイントが貯まるため、楽天カードでそのまま支払うよりも、ポイントが貯まりやすいです。
日本を代表する大手「楽天」が提供するサービスで、安心・お得に電子マネーを利用することができるでしょう。

- 年会費永年無料
- 新規入会&利用でポイントがもらえる
- 安心のセキュリティ
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1~3% |
発行スピード | 7営業日程度 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
残高チェック不要!QUICPay
QUICPayの利用料金はクレジットカードと一緒に請求されます。そのためチャージという概念がなく、残高不足となる心配がありません。
そのため、チャージやオートチャージの設定に苦手意識を持っている方もストレスなく利用できるでしょう。
また登録クレジットカードはJCB CARD Wがおすすめです。年会費は無料、JCB一般カードと比べて、2倍のポイント(還元率1.0%)が貯まります。
また請求金額の合計1,000円(税込)につき1ポイントが付与されるため、少額決済でも無駄がありません。従って、コンビニ等の利用が多い方にとってもおすすめの選択肢です。

- 年会費、永年無料
- いつでもポイント2倍
- 安心・安全セキュリティー
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1 〜 11% |
発行スピード | 1週間程度 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
電子マネーとは?特徴・メリットを解説!
冒頭で説明したとおり、電子マネーは「電子化されたお金」です。
お金は日本銀行が発行しますが、電子マネーは企業が発行します。JR東日本が発行する「Suica」、JCBの「QUICPay」などがこれに該当します。
具体的には、各社が利用者のお金を「電子マネー」に交換します。そして、私たちはそれを使って決済をします。
電子マネーのメリットは、現金を持たずにスマートに決済できる点。レジで財布も不要、小銭を探す手間もありません。
現金が電子化されただけなので、キャッシュレス対応の店舗であれば、現金で支払うよりも素早く決済が完了します。
また、電子マネーと現金の価値は同等です。例えば、現金1,000円は1,000円相当の電子マネーに交換できます。現金の価値が電子化されただけなので、電子マネーで1,000円分の買い物ができます。
さらに電子マネーには、現金支払い時に得られないポイントが付与されるメリットもあります。つまり積極的に電子マネーを利用することで、より多くのキャッシュバック等が期待できます。
ややこしいと感じた人も大丈夫。すぐに「素早く・手軽に」決済できるメリットに気付けるはずです。
電子マネーの選び方
電子マネーは各社がそれぞれ展開しているため、サービス内容は大きく異なります。
ここでは、そうした違いに注目しながら、電子マネーの選び方を解説します。
発行会社の種類ごとに選ぶ
電子マネーは大きく分けて、交通系、流通系、クレジットカード系、QRコード系の4つの種類に分類されます。
交通系 | Suica、PASMO、ICOCAなど |
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流通系 | WAON、nanaco、楽天Edyなど |
クレジットカード系 | iD、QUICPay、PayPayなど |
QRコード系 | PayPay、楽天Pay、LINE Pay、d払いなど |
交通系: 電車やバス、交通機関の利便性で選ぶ

交通系電子マネーは、電車やバス、その他交通機関の利用を目的に作られた電子マネーです。通勤・通学での利用者が多く、あらかじめ金額をチャージしておくことで、各交通機関を利用できます。
また現在は、コンビニやスーパー、自動販売機等でも交通系電子マネーでの支払いができ、汎用性の高い選択肢だといえます。
流通系: よく利用する店舗でのポイント還元率で選ぶ

流通系の電子マネーは、スーパー・コンビニ等の流通業者が発行する「チャージ型」電子マネーです。レジ端末にかざすことで決済ができます。
利用するごとにポイントが貯まり、各社系列店で決済時に使用できます。近年はスマホアプリ対応サービスも増え、利便性が高まっています。
クレジットカード系: 支払い時の利便性で選ぶ

クレジットカード系の電子マネーは、「タッチ決済可能なクレジットカード」、または「クレジットカードを登録したスマホ」で支払いをする電子マネーです。
電子マネー利用分も通常のクレジットカード利用分と一緒に請求されるため、支払いが一括化できるメリットがあります。
QRコード系: キャンペーンの多さや個人間の送金で選ぶ

QRコード系電子マネーは、QRコードを読み込むことで決済する、近年利用者を伸ばしているサービスです。
店舗側が用意しているQRコードをスマホで読み込む方法(ユーザースキャン方式)と利用者のスマホに表示されるQRコードをレジでスキャンする方法(ストアスキャン方式)の2つがあります。
ポイント還元率の高さで選ぶ

電子マネー各サービスには、それぞれポイント還元サービスがありますが、適応条件や還元率が異なります。利用目的・頻度によって、ポイント還元を受けやすいサービスを選ぶことが大切です。
例えば、冒頭で紹介した「楽天Edy」は、支払いごとに200円=1ポイント、つまり支払金額の0.5%がポイントで還元されます。さらに楽天カードから「楽天Edy」にチャージすることで、合計1.0%に還元率を引き上げることができます。
また、JR東日本が提供している交通系電子マネー「Suica」では、通常のチャージ利用ではポイントは貯まりませんが、この下で解説する「ビューカード」でオートチャージすることで還元率が1.5%になります。
つまり、各サービスによって、「ポイント還元率=お得に利用できるかどうか」が大きく異なります。ポイント還元の条件も様々なので、あなたのライフスタイルに合わせて、還元率を最大化できるサービスを選ぶことが大切です。
電子マネーが使える店舗で選ぶ

すでに紹介しているように、それぞれの電子マネーが使える店舗・サービスが異なります。
たとえば、「WAON」はイオン系列の店舗をはじめ、ファミリーマートやローソン等のコンビニで使えますが、セブンイレブンでは使えません。
一方、セブンイレブンでは「nanaco」が使えます。そのほか、イトーヨーカドー、デニーズ等で「nanaco」が活躍します。
また、PayPayや楽天Edy等はこうしたグループ企業ごとの制約が少なく、より汎用的に使えるケースが多いです。SuicaやPASMO等のIC系電子マネーも同様です。
すでに紹介した電子マネーごとの特徴以外に、電子マネーが使える店舗・サービスの具体例を確認すると、あなたに一番合った電子マネーを見つけられるはずです。
電子マネーおすすめ12選一覧
- 高還元率のQRコード決済「PayPay」
- フリマアプリの売上金を買い物に使える 「楽天Pay」
- クレジットカードと紐付けられる電子マネー「QUICPay」
- イオン系列を使う方におすすめ!「WAON」
- 全国区では電子マネーで最も有名「楽天Edy」
- LINEアプリと紐付けて利用可能 「LINEPay」
- 支払い方法が豊富 「d払い」
- 交通系ICカードの代表「Suica」
- セブンイレブン・イトーヨーカドー系列を使う方に「nanaco」
- 私鉄・バスで利用できる電子マネー「PASMO」
- スマホ支払いが使いやすい電子マネー「iD(アイディ)」
- 使える店舗数では最強!「au Pay」
また、電子マネーを選ぶうえで、以下の7つのポイントを比較するとそれぞれの強みが理解できるでしょう。
- ポイント種類
- 還元率
- チャージタイミング
- オートチャージ機能
- 入金上限額
- 電子マネー対応店舗数
- 主要なクレジットカード(最大付与率)
通常、1つの電子マネーに対して複数のクレジットカードが紐づけられます。
そのなかでも、下記で紹介する「主要なクレジットカード」は、ポイントがもっとも貯まりやすい提携クレジットカードです。
ポイントを最大限に貯めたい方は、そうした提携クレジットカードと紐づけることをおすすめします。
電子マネー | ポイント種類 | 還元率 | チャージタイミング | オートチャージ機能 | 入金上限額 | 電子マネー対応店舗数 | 主要なクレジットカード(最大付与率) | 特徴 |
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PayPay | PayPayポイント | 1% | 前払い・後払い | ○ | 100万円 | 全国344万店のPayPay加盟店(※1) | PayPayカード(最大1.5%) | PayPayカードとの連携で還元率アップ |
楽天Pay | 楽天ポイント | 1% | 前払い・後払い | - |
1万円(1日) 10万円(1ヵ月) |
全国500万店の楽天Pay加盟店(※3) | 楽天カード(最大1.5%) | 大手楽天ブランドの安心感が高い |
QUICPay | -(※1) | -(※1) | 後払い | - | - | -(※9) | JCB CARD W (提携店で最大5%も) | 利用範囲が広い |
WAON | WAONポイント | 0.5% | 前払い | ○ | 5万円 | 全国約43万店舗のWAON加盟店(※7) | イオンカード(最大1.5%) | イオン系列店での利用がお得 |
楽天Edy | 楽天スーパーポイント | 0.5% | 前払い | ○ | 5万円 | 全国50万店のEdy加盟店(※5) | 楽天カード(最大1%) | 発行件数は1億超え、大人気の電子マネー |
LINEPay | LINEポイント | 1% | 前払い・後払い | ○ | 10万円 | 全国328万店のLINEPay加盟店(※2) | Visa LINE Payクレジットカード(P+)(最大5%) | LINEのメッセージ上での送金が可能 |
d払い | dポイント | 0.5% | 前払い・後払い | ○ | 100万円 | 全国266万店のd払い加盟店(※4) | dカード | 支払い方法が豊富 |
Suica | JRE POINT | 0.5% | 前払い | ○ | 2万円 | - | ビューカード(最大1.5%) | 鉄道やバス等の運賃の支払いに便利 |
nanaco | nanacoポイント | 1% | 前払い | ○ | 5万円 | 全国約40万店舗のnanaco加盟店(※6) | セブンカード・プラス(最大1.5%) | 全国100万店舗以上で利用が可能 |
PASMO | -(※1) | -(※1) | 前払い | ○ | 2万円 | - | 全国の鉄道・バス等で利用可能 | |
iD | -(※1) | -(※1) |
前払い 後払い 即時引き落とし |
- | - | -(※9) | dカード(最大6%) | メルペイがiDとしても利用可能 |
au Pay | au Payポイント | 0.5% | 前払い | ○ | 100万円 |
全世界約4,700万のMastercard加盟店(※8)や WebMoney加盟店 |
au Payクレジットカード(1%) | 国外でも利用可能店舗の数が多い |
(※2)2021年7月時点(LINE株式会社 プレスリリース)
(※3)2020年12月時点(楽天ペイメント株式会社リリース)
(※4)2020年9月時点(NTTドコモ 2020年度第2四半期決算説明会の資料)
(※5)2017年9月1日時点(楽天Edy株式会社プレスリリース)
(※6)2019年1月末時点(nanaco公式サイト)
(※7)2018年11月時点(WAON公式サイト)
(※8)2018年度 Nilson Report
(※9)紐付けたクレジットカードよって異なる
高還元率のQRコード決済「PayPay」
- 利用頻度・金額によって最大1.5%ポイント還元
- ソフトバンクユーザーは使い道が広い
- PayPayカードとの組み合わせで還元率アップ
PayPayは、「100億円あげちゃうキャンペーン」などの大型企画などを過去に開催していた、QRコード決済の電子マネーです。PayPayで支払いをするだけで最大1.5%が還元されます。
ソフトバンクユーザーの場合は、貯まったポイントを携帯料金の支払いに充てることもできるなど、幅広い使い方ができるのも魅力的です。
PayPayカードと組み合わせて利用することで、還元率は最大1.5%になるので、効率よくポイントを貯めたいのであれば、新規発行を検討してもいいでしょう。

- 利用金額200円(税込)ごとに1%のポイント付与
- Yahoo!ショッピングなら3%付与
- 年会費永年無料
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5% |
発行スピード | 7営業日程度 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
フリマアプリの売上金を買い物に使える 「楽天Pay」
- 楽天カード・楽天ポイントカードと併用で最大2.5%還元
- 大手楽天ブランドの安心感
楽天Payとは、楽天が提供するQRコード決済サービスです。すでに紹介した「PayPay(ペイペイ)」やこの後紹介する「LINE Pay(ラインペイ)」と同様、スマホのQRコードを利用することで決済が完了します。
通常の還元ポイントは、実店舗利用時で0.5%、オンラインショップでの利用で1%と平均的ですが、それ以上のポイント還元を期待できるのが、楽天Payの大きなメリットです。
具体的には、楽天カードと紐付けたり、楽天ポイントカードを上手に活用することで、ポイントの2重取り・3重取りが可能になります。最大限活用すると、合計で2.5%の高還元率になります。
楽天カードの年会費は永年無料、大手・楽天ブランドの安心感があるため、楽天Payを利用する方は、楽天カードの発行の検討をおすすめします。

- 年会費永年無料
- 新規入会&利用でポイントがもらえる
- 安心のセキュリティ
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1~3% |
発行スピード | 7営業日程度 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
クレジットカードと紐付けられる「QUICPay」
- 基本は後払い、残金等の心配が不要
- コンビニ・スーパー各社で使え、利用範囲が広い
- ポイント還元率の高い「JCB CARD W」との連携がおすすめ
「QUICPay」はJCBが運営する電子マネーです。
基本的に後払い型で、その都度チャージする必要がないほか、クレジットカードの限度額まで利用が可能で大変便利です。この後紹介する、NTTドコモの「iD(アイディ)」と似ている部分が多くあります。
QUICPay独自のポイントはないため、連携するクレジットカードなど、決済しているカードの独自ポイントを貯めるのがポイントです。

- 年会費、永年無料
- いつでもポイント2倍
- 安心・安全セキュリティー
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1 〜 11% |
発行スピード | 1週間程度 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
QUICPayに対応しているクレジットカードは沢山ありますが、おすすめは冒頭で紹介したJCBが発行する「JCB CARD W」です。
「JCB CARD W」は1.0%の還元率でポイントを貯めることができますが、ポイント優待店で利用することで、さらに多くのポイントを稼ぐことができます。
例えば、Amazonやセブンイレブンなら通常の3倍、AOKIや洋服の青山では通常の5倍、そして、スターバックスだと通常の10倍も多くポイントが貯まります。
ポイント優待店のなかに、よく使うお店がある方は、JCB CARD Wを使ってみるとよいでしょう。
また、前述したようにポイントは月々の支払いの合計金額に応じて付与されるため、1,000円未満の少額決済で使ってもポイントが無駄になることはありません。
イオン系列を使う方におすすめ「WAON」
- イオン系列店での利用がお得
- コンビニ・ドラッグストア等利用範囲が広い
- 「イオンカード」でポイントの二重取りが可能
「WAON(ワオン)」は、スーパーで有名なイオングループ関連会社のイオンリテール株式会社が運営しているプリペイド型電子マネーです。
イオン、ダイエー、イオンモールなどイオン系列をはじめ、ローソン、ファミリーマート、ミニストップなどのコンビニでポイントが貯まるため、これらの店を使う方におすすめです。
セブン-イレブンだと競合となる電子マネーnanacoが利用できるので、どの店舗をよく利用するかで電子マネーを選ぶとよいでしょう。
電子マネーWAONを利用した時、200円(税込)につき1WAONポイントがゲットできます。また、イオングループの店舗では、毎月5のつく日(5日、15日、25日)はお客さまわくわくデーとして、ポイントが2倍になり還元率1%となります。
さらに毎月10日はありが10デーでポイントが5倍となり、還元率は2.5%となって、とてもお得です。
また登録クレジットカードは、ポイント二重取りできる「イオンカード」がおすすめです。

- イオングループの対象店舗なら、WAON POINTがいつでも2倍!
- 毎月20・30日の「お客さま感謝デー」は お買い物代金が5%OFF
- イオンシネマで映画鑑賞割引
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5 〜 1% |
発行スピード | 約2~3週間程 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
全国区では電子マネーで最も有名「楽天Edy」
- 発行件数は1億超え、大人気の電子マネー
- 日常的に使うコンビニ・スーパー等で広く利用が可能
- 「楽天カード」からのチャージで還元率アップ
「楽天Edy」は、楽天が発行している電子マネーです。日常のショッピングには、楽天Edyがおすすめです。楽天Edyは、コンビニなどで少額のお買い物をする際に、小銭を出す手間がなく簡単に決済できます。
発行件数は1億を超え、数ある電子マネーのなかでもNo.1クラスの人気を誇るサービスとして知られています。
「楽天カード」だと、楽天Edyにチャージをするとポイント加算の対象となり、複数あるチャージ方法のなかでは最もおすすめです。100円につき1ポイントの換算。楽天市場ではポイント最大3倍になります。そのほかの楽天関連の買い物でもポイントが多くもらえます。
- 楽天市場:ポイント最大3倍
- 楽天トラベル:ポイント最大2倍
- 楽天Rakoo:ポイント最大2倍
- 街の加盟店:ポイント最大3倍

- 年会費永年無料
- 新規入会&利用でポイントがもらえる
- 安心のセキュリティ
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1~3% |
発行スピード | 7営業日程度 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
LINEアプリと紐付けて利用可能 「LINEPay」
- LINEのアプリ上で利用、他のアプリの必要がない
- LINEのメッセージ上での送金が可能
LINEPayは、LINEアプリ上で利用ができる、QRコード決済の電子マネーです。他のアプリをダウンロードする必要がないので、使い分ける手間もかからず非常に使いやすいです。
LINEのメッセージ上で、相互に送金することも可能なので、飲み会の割り勘をスマートにおこなう際にも活躍することでしょう。セブン銀行でLINEPayのウォレット内にあるお金を下ろせるのもメリットです。
また、LINE Payユーザであれば、Visa LINE Payクレジットカード(P+)とLINE Payを組み合わせて利用するのがおすすめです。
Visa LINE Payクレジットカード(P+)は年会費永年無料のクレジットカードで、高校生を除く18歳以上の方であれば申込可能です。
年会費無料で作れる上に、LINE Payアカウントにクレジットカード登録をすると最大5.0%の還元率でLINE ポイントが貯まります。

- 年会費永年無料
- チャージ&ペイ利用で還元率5.0%!
- ETCカードは年1回以上利用で翌年度年会費無料
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1% |
発行スピード | 3営業日 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
支払い方法が豊富 「d払い」
- ドコモの携帯電話等を利用していなくても利用可能
- 支払い方法が豊富
d払いは、ドコモが提供をしているQR決済サービスです。ドコモと携帯電話などの契約をしていなくても利用が可能で、200円を利用するごとに1ポイントが付与されます。
支払い方法は非常に豊富で、下記の5つからいずれかを選ぶことが可能です。
- 銀行口座からチャージ
- セブン銀行ATMからチャージ
- コンビニでチャージ
- クレジットカード払い
- 電話料金と合算して支払い
ドコモユーザーの場合は、携帯代金と合算して支払えます。また、d払いの支払いをdカードですると、ポイント還元率が高くなるなど、お得に利用できます。

- いつものお買物で100円(税込)ごとに1%ポイントたまる!
- 年会費 永年無料!
- dポイント(期間・用途限定)最大4,000ポイント進呈!
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1% |
発行スピード | 2週間 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
\ 今なら最大4,000ポイントプレゼント! /
公式サイトで詳細を確認する交通系ICカードの代表「Suica」
- 鉄道やバス等の運賃の支払いに便利
- コンビニやレストランでも利用可能
Suicaは、JR東日本が提供している交通系電子マネーです。事前にチャージしておくだけで、鉄道の乗車賃のお支払いはもちろん、コンビニやレストランで決済もできる優れた電子マネーです。
Suicaのメリットはピッとタッチすれば1秒ほどの速さで改札を通過できることです。
また、全国の交通系電子マネーを互いの利用可能エリアで使えるようにする「全国相互利用サービス」が展開されており、Suica1枚あれば首都圏はもちろん、北海道から九州まで全国各地で利用できます。
またSuicaにおすすめのカードは「ビューカード」です。クレジットカード機能があり、「オートチャージ(改札で一定金額を下回ると自動でチャージされる機能)」が可能になります。その都度Suicaを券売機でチャージする必要もありません。

- 普段の電車利用が便利!オートチャージ機能
- Suica定期券機能付き!しかも、定期券購入でポイントが通常の3倍貯まる!
- 国内・海外旅行傷害保険付き!
年会費初年度 | 524円(税込) |
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年会費2年目〜 | 524円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5 〜 3% |
発行スピード | 1週間程度 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
セブン&アイ系列店でお得に使える「nanaco」
- セブン&アイグループの店舗をはじめとする店舗で便利
- 全国100万店舗以上で利用が可能
nanaco(ナナコ)はセブン-イレブン、イトーヨーカドーなどのセブン&アイグループの店舗をはじめ、西武・そごうなどの百貨店や飲食店、ドラッグストアなど60種類以上の店で使えてとても使い勝手のよい商業系電子マネーです。
株式会社セブン・カードサービスが運営するnanacoには、nanacoカード、Androidのみ対応のモバイルアプリ、クレジットカード一体型の3種類の支払い方法があります。
また、nanacoを使うことで「nanacoポイント」が貯まります。さらに楽天Edyなど0.5%の還元率が多いなか、nanacoは1%の高還元率です。ポイント付与2倍の差はとても大きいです。
また税金支払いでもポイントが貯まるなど、使用用途が豊富です。1ポイント1円で使え、日常的に家計の節約ができます。
現在、nanacoが使える店舗は100万店を突破(2023年8月時点)と公表されており、利用可能なサービスは全国各地に広がっています。

- 毎月8のつく日は、イトーヨーカドーでのお買い物がほとんど全品5%OFF
- ショッピングガード保険(海外)
- 電子マネーnanacoへのチャージでもポイントがたまる
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5%~1.0% |
発行スピード | 2~3週間後 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
電子マネーnanaco機能が付帯された「セブンカード・プラス」は、イトーヨーカドー、セブン-イレブンやセブン&アイ・ホールディングスや提携先店舗で、ポイント還元率が最大1.5%になります。
しかも、セブンカード・プラスからnanacoにお金をチャージすると、それだけで200円=1ポイントのnanacoポイントが貯まります。
セブンカード・プラスは、セブン&アイ・ホールディングス関連会社が発行しているnanacoと一番親和性が高いクレジットカードです。また、一部対象商品を買うと「ボーナスポイント」が付くこともあります。
チャージとお買物で、ポイントを二重取りしたい場合は、セブンカード・プラスを利用してみてくださいね。
ポイントをザクザク貯める方法など、セブンカード・プラスの詳細はこちらから確認できます。
私鉄・バスで利用できる電子マネー「PASMO」
- 全国の鉄道・バス等で利用可能
- 利用頻度の高いクレジットカードとの紐付けがおすすめ
PASMOは、Suicaと同じプリペイド型の交通系電子マネーです
SuicaとPASMOは全国で相互利用がおこなわれているので、SuicaとPASMOではどちらも同じ範囲で使えます。さて、どちらがよいかというとやはり貯めたいポイントによって選ぶといいと思います。
PASMOではPASMO単体でのポイントがないため、クレジットカードと連携して使う必要があります。そのため、PASMOを使って日常的にポイントを貯めたい方は、一番よく利用する地域の鉄道会社を選ぶことをおすすめします。
東京メトロが発行している「To Me Card(ソラチカカード)」を使うとメトロポイントが貯まります。
また、東急電鉄が発行する「東急カード(TOKYU CARD ClubQ JMB)」を利用するとTOKYUポイントをゲットできます。
PASMOの支払い方法には、PASMOカードや一体型PASMOがあります。
PASMOでは乗車券の購入、電子マネーでの支払い、さらにオートチャージやクレジットチャージでポイントが貯まります。

- ANA・提携航空会社便の搭乗でたまるマイル+各種ボーナスマイル
- 東京メトロ乗車・定期券のお支払いでメトロポイントがたまる
- さらにPASMOも搭載!
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 2,200円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5 〜 1% |
発行スピード | 約1週間 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
東京メトロが発行する「To Me Card(ソラチカカード)」は、PASMO一体型のクレジットカードです。オートチャージを設定すると、電車などの利用でメトロポイントが貯まります。
以下の記事では、ポイントやマイルの貯め方を詳しく紹介しています。
おサイフ携帯で利用しやすい「iD(アイディ)」
- 前払い・後払いの選択が可能
- メルペイがiDとしても利用可能
「iD(アイディ)」は株式会社NTTドコモが発行する電子マネーです。
iD自体のポイントは貯まりませんが、dカード、イオンカードなどのクレジットカード約70種類のいずれかと連携すると、そのクレジットカードのポイントを貯められるのがiD最大のメリットです。
またiDは、支払いのタイミングを選ぶことができます。浪費に気をつけたい方は使いすぎないように、普段は前払いで使ったり、事前チャージを忘れていた時には後払いで使う、なんてことも可能です。
また、QRコード決済を利用できるメルペイもiDに対応。メルペイの支払いは、銀行口座からチャージしたお金、翌月まとめてあと払い、メルカリの売上金・ポイントのいずれかから選択できます。
さらに、メルペイは使えるお店の数が他の「○○Pay」系よりも非常に多いです。
先ほども説明しましたが、メルペイはiDに対応しているため、既に決済に対応している店舗があるため、全国135万もの場所で決済が可能です。


- いつものお買物で100円(税込)ごとに1%ポイントたまる!
- 年会費 永年無料!
- dポイント(期間・用途限定)最大4,000ポイント進呈!
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1% |
発行スピード | 2週間 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
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公式サイトで詳細を確認する使える店舗数では最強!「au Pay」
- 国内外での利用可能店舗の数が多い
- auの携帯料金等でもポイントが貯まる
KDDI株式会社が発行する電子マネー「au Pay」は、7大国際ブランドに入るMastercardのネットワーク上で、国内外の広範囲に渡って利用できます。
電子マネーはそのシステム上、国内のみで使用できるものが一般的です。しかし「au Pay」は、世界約4,700万のMastercard加盟店(※)や電子マネー「WebMoney(ウェブマネー)」加盟店で利用できます。
国内での電子マネーの取り扱い店舗数は、ほかのどの電子マネーより圧倒的に多い上に、海外でも使えるため非常に使い勝手がよいのが特長です。
例えばnanacoだとセブン-イレブンやイトーヨーカドーなど、セブン&アイグループ系列のお店約40万店で利用できますが、au Payだとその100倍多く使えて、実力の差は歴然です。
また、au Payでは200円ごとに1ポイントの「PONTAポイント」が貯まります。au携帯電話やauひかりなどのau通信料でもポイントが貯まり、キャリア決済からのチャージも対応しています。

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年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1% |
発行スピード | 1~2週間 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
ポイントを効率的に貯めるなら、「au Payカード」がおすすめです。こちらは、au携帯電話、auひかり・auひかり ちゅらを申し込むauユーザー限定のお得なクレジットカードです。
基本のポイント還元率は1%!200円ごとに2ポイント貯まり、さらに利用に応じてポイントアップします。
電子マネーの基礎知識!QRコード決済との違いは?
各電子マネーのメリットや相性のよいクレジットカードを紹介しましたが、「そもそも電子マネーの仕組みがよくわからない」という方のために、ここからは電子マネーの基礎知識について解説します。
電子マネーとは、ICカードやスマホを専用端末にかざしてお支払いする決済サービスのことです。
電子マネーなら、電子データをやり取りするだけで、商品を購入することができます。
サインなどの手間が省けるため、現金やカードを持ち歩くよりも利便性の高いサービスとして、現在、多くの方が使い始めているのです。
キャッシュレス決済の種類は?
キャッシュレス決済には、クレジットカードやデビットカードの他、非接触型決済、QRやバーコードを用いるQRコード決済(アプリ決済)などがあります。
クレジットカードやデビットカードについは、すでにご存じの方が多いでしょう。しかし、非接触型決済やQRコード決済といわれると、何のことだかよくわからない方も少なくないはず。
簡単にいうと、「電子マネー」が採用している決済手段が非接触型決済です。「じゃあ、QRコード決済は電子マネーじゃないの?」と疑問を持たれた方もいるかもしれませんね。
その通り、QRコード決済は厳密には電子マネーではありません。非接触型決済とQRコード決済がどう違うのか、以下に1つずつ見ていきましょう。
非接触型決済とは?

非接触型決済とは、ICカードやスマホをかざしてお支払いする決済手段のことです。非接触型決済には、専用端末にかざすだけで決済がおこなえる「非接触型IC」という技術が使われています。
非接触型決済の代表的なものには、例えば、Suica、PASMO、楽天Edy、nanaco、WAON、iD、QUICPay、au Payなどがあります。
クレジットカードに紐づけて利用するiD、QUICPayも、専用端末にかざすとお支払いできるサービスですから、非接触型決済に含まれます。
これらは、QRコードを読み取ってお支払いしているわけではありません。あくまでもカードをかざして決済する仕組みを採用しています。
この非接触型決済に対応している上記のようなサービスのことを、電子マネーと呼ぶわけです。
QRコード決済は電子マネーとは別

QRコード決済は、電子的なデータのやりとりをしている点では電子マネーと同じように見えるかもしれませんが、電子マネーとは根本的に異なる決済手段です。
QRコード決済とは、スマホでアプリをダウンロードして登録後、QRコードやバーコードを使って決済する方法のこと。
つまり、あくまでもスマホがないと成立しないのがQRコード決済です。
そのため、スマホ決済と呼ばれることもあります。
スマホアプリを起動し、QRコードやバーコードを提示するか、お店側のQRコードやバーコードをスマホで読み取ることで、お支払いできるのがQRコード決済です。
ここが電子マネーとの大きな違いです。SuicaやPASMOなどの電子マネーでQRコードを使うことはないですよね。
電子マネーはあくまでも、QRコードは使わずに、カードやスマホを専用端末にかざしてお支払いする決済手段です。
最近、よく目にする「PayPay」は、QRコード決済を採用しているため、電子マネーではないということです。
しかし、「PayPay」などのスマホ決済であっても、電子マネーと混同する人が多いので、ここでは電子マネーとして紹介してます。
電子マネーの支払い方式は前払い・後払い・即時払いの3つ
すでに紹介したように、電子マネーの支払い方法には、プリペイド型(前払い)、ポストペイ型(後払い)、デビット型(即時払い)の3つのタイプがあります。
支払い方法 | 特徴 | 主なカード |
---|---|---|
プリペイド型(前払い) | 事前にチャージ(入金)をする | Suica、PASMOなどの交通系IC、楽天Edy、nanaco、WAON、iDなど |
ポストペイ型(後払い) | クレジットカード代金と一緒に請求される | iD、QUICPay、PayPayなど |
デビット型(即時払い) | 銀行口座から即引き落としされる | iD、PayPayなど |
プリペイド型(前払い): 使いすぎを防止できる

電子マネーのプリペイド型(前払い)は、事前にチャージ(入金)が必要です。利用前に入金の手間がかかりますが、入金額よりも多く支払うことができないので、使いすぎを防ぐことができます。
このプリペイド型(前払い)方式では、チャージするごとにポイントを貯められます。また、特定のクレジットカードと連携させると、さらに多くのポイントが獲得できます。楽天Edyに対して「楽天カード」、WAONに対して「イオンカード」等がこれにあたります。
残高不足となると決済ができないため、不便なときもあります。しかしオートチャージ(残額が一定額を下回ると、自動でクレジットカードから入金される機能)が可能なタイプであれば、こうしたデメリットは十分カバーできます。
ポストペイ型(後払い): クレカのような補償が受けられる

ポストペイ(後払い)方式の電子マネーのメリットは、事前にチャージの必要がないことです。支払った金額は、後日クレジットカードから請求されるため、申込み時にそうしたカードの登録が必要です。
JCBが運営するQUICPayのほか、PayPayやiDでも後払いが可能です。
後払い式の電子マネーは、引き落としの際にポイントが貯まります。またクレジットカード会社発行の電子マネーの場合、紛失時でもクレジットカードのように補償規定が適用される場合があります。
デビット型(即時払い): 即時に引き落とされる

デビット型(即時払い)は、決済と同時に銀行口座から利用金額が引き落とされます。口座の残高内でしか支払いができないため、必要以上に使いすぎることがありません。
代表的なのがiDなどです。審査はなく、誰でも手軽に申し込みができます。またiDは、デビット型に加え、ポストペイ型(後払い)・プリペイド型(前払い)の3つから選べるのもうれしいポイントです。
デビット型(即時払い)のカードは原則、即時口座から引き落とされますが、利用時間が深夜・休日の場合は翌営業日に引き落としが行われます。
Suica、iD、QUICPayの利用がiPhoneのApple Payでもっと便利に!
iPhoneには、「Apple Pay」が搭載されています。クレジットカード、電子マネー、映画のチケットなどをApple Payの「WALLETアプリ」に入れて一括管理できます。
登録できる電子マネーは、Suica、iD、QUICPayの3つ。Apple Payは、普段のお買物から、交通機関でのお支払いまで幅広いシーンで利用することができるのです。
クレジットカードをApple Payに登録する方法も簡単です。
iPhoneのカメラで、券面を撮影するだけで、お手持ちのクレジットカードが登録されます。
これで、スマホにクレジットカードが入った状態になり、対応店舗ならどこでも、手軽にお支払いできるようになります。
iPhoneユーザーの皆さんは、Apple Payの利用を検討してみてくださいね。
特徴1:iPhoneをかざすだけの簡単決済!

事前にクレジットカードの情報を登録しておくことで、iPhone端末をかざすだけの簡単な決済が可能!
特徴2:複数のカードを一元管理!

カメラでクレジットカードを読み取り、ビジュアル化されたカードを最大8枚まで一元管理可能。
特徴3:安心のセキュリティ

万が一iPhoneを紛失しても、外部からの操作でApple Payの機能をロックさせることができます。
また、決済情報を保存しないので、第3者に購入情報を見られる心配もありません。
Apple Payは、iPhoneをかざすだけの簡単な決済が可能なだけでなく、登録したクレジットカードでポイントを貯めることもできます。
さらに、実店舗のお支払いはもちろん、Apple Payは、オンライン決済にも対応しています。
これなら、実店舗とオンラインの両方で効率よくポイントを稼ぐこともできます。
Apple Payは、iPhoneさえあれば、とくに事前準備する必要もなく簡単に使えるサービスですから、電子マネー初心者の皆さんも試しに使ってみることをおすすめします。
電子マネーを使う4つのメリット
これまで、主要な電子マネー12種類の説明をしてきました。ここでは電子マネーを使うメリットを紹介します。
世界はキャッシュレス化の時代です。
国内の電子マネー決済金額は、2018年では5.4兆円(※)となり、年々電子マネー市場のシェアは拡大傾向にあります。
電子マネー発行企業が、さらなるシェア拡大のために熾烈な競争をおこなうなか、利用者にとってよりお得な電子マネーが、確固たる地位を確立していくでしょう。
楽天Edy、SUGOCA、ICOCA、PASMO、Suica、Kitaca、WAON、nanacoの8社が調査対象
メリット1:レジで待たないスムーズな決済!

電子マネーを使うことにより、小銭やお札の受け渡しによるわずらわしさを無くし、間違えずに支払いをおこなって、スムーズに買い物をすることができます。
レジに表示されている合計金額を確認した後、ピッとワンタッチで支払うことができます。
メリット2:ポイントやマイルが貯まる!

電子マネーを活用するとポイントを貯められたり、割引などの特典を受けられます。
現金での支払いだとポイントは貯まりませんが、電子マネーでの支払いだとポイントが貯まり、よりお得に賞品を獲得できたり、家計の節約ができます。そのほか、貯めたポイントは優待サービス、マイルなどへの交換もできます。
クレジットカードを併用するとより貯まりやすい
クレジットカードなど提携している決済サービスを利用すると、ポイントがより多く貯まりやすくなります。
例えばプリペイド型電子マネーでクレジットカードからチャージすると、電子マネーへのチャージと電子マネーでの支払いで得られるポイント2種類が貯まります。主要な8種類を比較すると、通常の獲得したポイントより1.5倍〜2倍ほどポイントを貯められることになります。dカードのように最大6倍貯められるクレジットカードもあります。
メリット3:セキュリティが優れている!

現金を紛失しても保証はしてもらえないけど、電子マネー(ポストペイ型)なら補償適用があるから安心です。
メリット4:現金を持ち歩く必要がない!

財布の中に小銭があるとかさ張るし重たいですよね?また、お買い物のたびに出し入れすのは不便です。
その点電子マネーなら、カード1枚でその煩わしさをすべて解決できます。
電子マネー2つのデメリット
続いて、電子マネーのデメリット挙げていきます。
①使いやすいため、気づいたらたくさん買い物をしてしまう
電子マネー払いに慣れすぎると、買い物ごとの支出を把握しなくなりがちです。現金を出さずに、ピッと1秒で支払いができるので、その都度お金を出している感覚が薄れてしまうこともあります。
「いつの間にかたくさん買い物をしていた」なんてことになりかねないので、都度支出を把握し、自己管理を徹底し気をつけるようにしましょう。
②電子マネーの種類が多く、わかりにくい
次々に新しい電子マネーが登場し、支払い手段や決済方法なども多くなっています。初心者には、電子マネーの仕組みがよくわからず、敷居が高いかもしれません。
しかし電子マネーは、貯めたいポイントや利用したい店を絞ると、自分自身に適した電子マネーがわかってきます。例えば、SuicaやPASMOなど交通系ICカードでしたら、日常的に利用頻度が高く、切符の代わりになるので使い勝手がよいです。まずは電子マネー1種類を持ってみて、電子マネー生活をスタートすることをおすすめします。
電子マネーにキャンペーンはあるの?
電子マネー各サービスでは、期間限定や通年のキャンペーンが随時行われています。
キャンペーン情報を把握しておくことで、キャッシュバック等の当選確率を上げることにもつながります。利用している電子マネーのキャンペーン情報は常にチェックしておくのがポイントです。
PayPay: PayPayジャンボ1等最大全額戻ってくる!
期間 | 2023/9/1〜9/30 |
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利用可能店舗 | ウエルシア・ウエルシア薬局・その他ウエルシアグループブランド対象店 |
利用方法 | ウエルシアグループアプリからPayPayで支払い |
付与上限 | 100,000ポイント/回および期間 |
キャンペーン期間中にウエルシアグループアプリからPayPay支払いをすると、3回に1回の確率で、最大全額PayPayポイントが返ってくるキャンペーンです。
利用回数が多いほど当たる確率が高いため、日常的にウエルシアグループを利用する方にとっては嬉しいキャンペーンです。
楽天Pay: 2人に1人当たる!超トクトク祭
期間 | 2023/9/1 10:00〜10/2 9:59 |
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利用可能店舗 | 楽天Pay対象店舗(セブンイレブン・マツモトキヨシ・IKEA等他多数) |
利用方法 | エントリー後、楽天ポイントカードを提示し楽天Payで支払い |
付与上限 | 100,000ポイント |
楽天ポイントカードの提示・楽天Payの支払いの両方をすることで、抽選で2人に1人に楽天ポイントが付与されるキャンペーンです。
1等は「楽天ポイント1,500%還元(100名)」、2等は「楽天ポイント200ポイント(1等以外の当選者)」となっており、大きなポイント還元が付与されるチャンスがあるキャンペーンです。
QUICPay: 9のつく日は全額キャッシュバック
期間 | 2023年の毎月9の付く日(9日・19日・29日) |
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利用可能店舗 | 全国188万の全QUICPay加盟店 |
利用方法 | QUICPayでの支払い |
付与上限 | キャッシュバック上限1万円 |
こちらは2023年通年で開催されているQUICPayのキャンペーンです。毎月1,000人に、上限10,000円の全額キャッシュバックが行われます。
全国のQUICPay加盟店で利用できるため、場所に関わらず多くの方にチャンスがあるキャンペーンです。
電子マネーの残高確認方法について
電子マネーの残高は、多くの場合、専用サイトかスマホアプリから確認することができます。SuicaやPASMOなどの交通系電子マネーの場合は、自動券売機で確認することも可能です。
なるべくなら、すぐに残高を確認できたほうがよいですから、対応するスマホアプリは必ずインストールしておきましょう。
そうすれば、残高確認だけでなく、入金までスマホの画面で完結できる場合もあります。便利な機能はできる限り活用しましょう。
電子マネーのまとめ
ここでは、電子マネーの基本情報から、電子マネーそれぞれの特長や、おすすめのクレジットカードについて見てきました。
読み取り機にかざして、瞬時にお支払いが完了する電子マネー。
ポイントの貯まりやすさや、スマホアプリとの連携、お得なキャンペーンなど、電子マネーには魅力的な要素がたくさんあります。
加盟店の数を重視するのか?ポイント還元率の高さを求めるのか?自分が何を必要としているのか考えながら、電子マネーを選んでみてください。
あとは、ここで紹介したクレジットカードと組み合わせて利用すれば、より快適なキャッシュレス生活を実現することができるはずです。
大学卒業後、ライターとして活動を開始。主に「金融」「アニメ」のジャンルで記事を執筆。マネ会では、クレジットカードや電子マネー等の記事を担当。ほかにも、ダ・ヴィンチニュースにて「『君の名は。』新海誠監督の6作品を時系列で振り返る! 新海作品のテーマは「喪失」と「距離」!?」など、アニメ関連の記事も執筆している。ライターとしての活動以外にも、脚本や小説などの創作活動をおこない、『第33回シナリオS1グランプリ』では奨励賞を受賞。