クレジットカードで電車のきっぷは買える?電車を利用する人におすすめのカード3選も紹介! PR

クレジットカードで電車のきっぷは買える?電車を利用する人におすすめのカード3選も紹介!

生活のさまざまな場面で利用されるクレジットカード。しかし、こと電車のきっぷに限っては、現金や、Suica・PASMOなどの交通系ICカードを利用している人が多いのではないでしょうか。

なかには、クレジットカードできっぷを購入できることを知らない人もいるかもしれません。

そこで、本記事では、クレジットカードで買えるきっぷの種類や購入方法、購入場所について解説します。また、きっぷ購入がより便利に、よりお得になるカードもあわせて紹介します。

JRならクレジットカードで普通きっぷから定期券、新幹線まで買える

JRでは、ほとんどのきっぷをクレジットカードで購入することができます。購入可能なJRのきっぷは、下記のとおりです。

クレジットカードで購入可能なきっぷの種類(JR)
  • 普通きっぷ(乗車券)、定期券、回数券、特急券、新幹線の乗車券や特急券

きっぷ購入では、ほとんどすべてのカードが利用できます。カード券面に記載されている国際ブランドが、VISAMastercardJCBアメックスダイナースであれば問題ありません。

またJRでは、みどりの窓口と券売機できっぷのクレジット決済が可能です。

みどりの窓口

JRでクレジットカードを利用する場合、最も手続きが簡単な場所がみどりの窓口です。みどりの窓口では、さきほど紹介したすべてのきっぷを購入することができます。

購入方法は、窓口でクレジットカードを利用したい旨を伝えるだけ。あとは担当者が決済処理してくれるため、面倒な手続きは一切ありません。

ただし、みどりの窓口は小規模駅では設置されていない場合もあります。そのときは、改札横の窓口で問い合わせてみましょう。無人駅や地方の駅では、クレジット決済に対応していないこともあるため、注意してください。

券売機

JRでは、券売機でもクレジットカードできっぷを購入することができます。「指定席券売機」と呼ばれる券売機で、紫色をしていることが特徴です。

指定席券売機は、主な駅のみどりの窓口や、きっぷうりばのそばに設置されています。また、下記の方法により、乗車券(普通きっぷ)、回数券、定期券、特急券、新幹線のきっぷなどを購入可能です。

指定席券売機の購入方法
  1. メニューボタンから希望のきっぷを選択
  2. 音声と画面の案内に従い、乗降駅、列車を選択
  3. 申込内容を確認し、カードを挿入
  4. 決済完了とともに、きっぷが発券

駅によっては「多機能券売機」という券売機も設置されています。指定席券売機と同様の機能に加え、Suica定期券機能付きビューカードに、定期券情報を書き込むことが可能です。

私鉄や地下鉄では定期券などをクレジットカードで購入できる

ほぼすべてのきっぷをクレジットカードで購入できるJRに比べ、私鉄や地下鉄で購入できるきっぷは非常に限られています。

各社でクレジットカード対応はさまざまですが、共通して購入可能なきっぷが、定期券特急券です。下記の会社・場所では、VISA、Mastercard、JCBなどのカードで定期券と特急券が購入できます。

クレジットカードで定期券や特急券を購入できる場所(一例)
東京メトロ 定期券うりば、多機能券売機
東急電鉄 有人定期券発売所、自動定期券発売機
小田急電鉄 有人定期券発売所、自動定期券発売機
西武鉄道 有人定期券発売所、自動定期券発売機
都営地下鉄 有人定期券発売所、自動定期券発売機
Osaka Metro(大阪) 有人定期券発売所、自動定期券発売機
阪急電鉄 有人定期券発売所、自動定期券発売機

普通きっぷ(乗車券)は、クレジットカードを利用できない私鉄、地下鉄のほうが多い状況です。一部の会社、たとえば、箱根など外国人観光客の利用が多い小田急電鉄では、窓口や券売機でクレジットカード購入ができます。

ただ、ほとんどの私鉄や地下鉄で、交通系ICカードでの普通きっぷ購入は可能なため、交通系ICカードを搭載したクレジットカードを持っておくと便利です。

クレジットカードで電車のきっぷを買うメリット

クレジットカードできっぷを買うと、カードのポイントがもらえるなどさまざまなメリットがあります。

複数あるメリットのなかから、とくに有益なメリットを3つ紹介しましょう。

カードのポイントが獲得できる

クレジットカードできっぷを購入すると、利用金額に応じてポイントが獲得できます。定期券購入などでは支払い金額もまとまった金額となるため、還元されるポイントもさらに大きくなります。

たとえば、家族で旅行するときにICカードを持っていない子供の分のきっぷも、クレジットカードを持っていれば現金を持っていなくても購入できます。子供のきっぷ購入料金も合わせれば、還元されるポイントも大きくなるのです。

特急券など大きなお金が必要なときにもクレジットカードでの購入が便利でお得になります。旅行の際には、特急券を利用することも多いでしょう。きっぷの購入代金が多ければ多いほど、還元されるポイントも増えていくのです。

さらに、提携カードを利用するとさらにお得です。たとえば、JR東日本で「ビュー・スイカ」カード、東京メトロでソラチカカードをすると、より高い還元率でポイントがもらえます。

国内旅行保険が付帯されているクレジットカードで購入すれば、保険適用の範囲になる

クレジットカードできっぷを購入すると、カードに付帯する旅行保険の適用範囲となることがあります。

クレジットカードの旅行保険では、適用条件として旅行代金のカード決済を必要とするケースが少なくありません(利用付帯)。きっぷをカードで購入することで、この条件をクリアすることが可能です。

万が一事故にあった場合、入院や通院の費用の補償が適用されますので、もしものときのために、カード決済しておくと安心です。

購入履歴が明細に残るため、管理が簡単になる

クレジット決済では、購入履歴が明細として記録されます。会員サイトであれば、明細が電子化されたデータとして保存され、過去1年間ほどさかのぼることも可能です。

もし、現金できっぷを購入したなら、領収書やレシートの金額を自分で集計しなければなりません。確定申告などで経費を計算する場合には、集計作業だけで多くの労力が必要です。

しかし、クレジット決済しておけば、明細を元に計算すればよく、管理が非常に簡単になります。さらに、Web明細の電子データも活用できるため、集計作業は大幅に縮小されます。

クレジットカードでSuicaやPASMOにチャージできる?

クレジットカード利用で忘れてはならないのは、SuicaやPASMOへのチャージです。クレジットカードはSuicaやPASMOへチャージでき、ポイントを獲得することもできます。

また、SuicaやPASMOにクレジットカードを紐づけておくと、オートチャージが可能となります。オートチャージは改札入出場時に自動的にチャージしてくれる機能で、券売機やコンビニでいちいちチャージする必要がありません。

注意点は、SuicaとPASMOそれぞれにカードが指定されていることです。

チャージできるクレジットカード
Suica ビューカード(「ビュー・スイカ」カードなど)
PASMO ・パスタウンカード
・交通事業者系カード(ソラチカカード、東急カードなど)

いざカードを登録しようとした段階で「登録できない!」ということがないように、上記の指定カードを覚えておきましょう。

クレジットカードでSuicaにチャージする方法

Suicaにチャージをおこなうときはビューカードを使用すると、JRE POINTが通常の3倍になりお得になるメリットがあります。貯まったポイントはSuicaへのチャージも可能です。ビューカードでSuicaにチャージすれば、結果的に電車賃を安くすることができるのです。

クレジットカードでSuicaにチャージできる場所は「」、「コンビニ」、「セブン銀行ATM」となります。

駅でチャージする場合は、設置してある券売機を利用します。券売機にSuicaのカードを入れて、希望する金額を選択しクレジットカードで決済すればチャージが完了します。

コンビニでは、レジで店員にチャージを申し出れば実行できます。チャージ限度額の2万円までなら1,000円単位で入金が可能です。もちろん、決済にはクレジットカードが使用できます。

セブン銀行のATMでもSuicaへのチャージは可能です。ATMの読み取り部分にSuicaカードをセットして、メニュー画面から「チャージ」を選択します。1,000円単位での入金をおこなえば、チャージが完了します。

スマホ内で利用できる「モバイルSuica」もカードのタイプと同様にチャージが可能です。モバイルSuicaであれば、クレジットカードと紐づけていつでもどこでもスマホだけでチャージができるため、カードを持ち歩く必要もなく便利に使えます。

クレジットカードでPASMOにチャージする方法

ソラチカカードや東急カードなどの交通事業者系カードを利用して、PASMOにチャージすると現金を持ち歩く必要がないため便利です。また、それぞれの会社のポイントも還元されるため、さまざまな用途に使用することができるメリットがあります。

PASMOをチャージできる場所は「」、「バス」、「コンビニ」となります。

駅に設置してあるチャージ可能な券売機にPASMOを挿入し、希望するチャージ金額を選びます。クレジットカードで決済をすればチャージが完了です。

バス車内にある運賃機でもチャージが可能です。運転手の人に申し出て、運賃機にPASMOをかざし現金(1,000円札のみ)でチャージします。

コンビニでもPASMOへのチャージができます。レジの店員に申し出て、金額を選択します。決済に時にクレジットカードを使用すれば、PASMOへのチャージは完了します。

モバイルPASMO」はスマホに登録することで、カードと同様に使える決済方法です。スマホ内でクレジットカードと紐づけておけば、場所や時間に関係なくチャージをすることも可能になります。

電車のきっぷ購入におすすめのクレジットカード3選

ここからは、きっぷ購入におすすめのクレジットカードを紹介します。

紹介するカードは、すべてSuicaまたはPASMOに登録可能なものです。それぞれ魅力的なカードですので、自身が利用する路線などに合わせて最適なカードを選んでください。

「ビュー・スイカ」カード

ビューカード スタンダード
「ビュー・スイカ」カードの詳細
おすすめポイント
  • 普段の電車利用が便利!オートチャージ機能
  • 国内・海外旅行傷害保険付き!(利用付帯)
年会費初年度 524円(税込)
年会費2年目〜 524円(税込)
ポイント還元率 0.5 〜 5%
発行スピード 最短1週間程度
国際ブランド
  • Visa
  • Mastercard®
  • JCB
電子マネー
  • Suica(スイカ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険
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「ビュー・スイカ」カードは、Suica、定期券、JRE POINTカード、クレジットカードの機能を1枚にまとめたカードです。

クレジット機能とSuica機能が一体となっており、Suicaへのオートチャージが可能。乗車料金の支払いと残高チャージを自動でおこなうため、もう改札でとまることもありません。

しかも、「ビュー・スイカ」カードでオートチャージすると、通常の3倍、1,000円につき15ポイントが貯まります。貯まったポイントは1ポイント1円からSuicaへチャージすることができ、交通費の節約も可能です。

(20代 / 女性 / 主婦 / 年収200万円未満)

オートチャージ機能を使っていなかった時は、残額不足で改札に入れなかったりで電車に乗り遅れたりしてしまったこともありましたが、今は残額を気にすることなく改札を通ることができ、とても便利な機能で、オートチャージ機能をもう手放せなくなってしまいました。

マネ会に口コミを寄せてくれた「ビュー・スイカ」カード利用者からも、その手軽さ、便利さが大きく評価されています。

ビックカメラSuicaカード

ビックカメラSuicaカード
ビックカメラSuicaカードの詳細
おすすめポイント
  • 前年1回のクレジット利用で年会費無料
  • ビックカメラでのお買い物が基本10%ビックポイントサービス!
  • ビックカメラ・コジマ・ソフマップ以外のお買い物でも、実質1%相当のポイント還元!
年会費初年度 無料
年会費2年目〜 524円(税込)
ポイント還元率 0.5 〜 3.5%
発行スピード 最短1週間
国際ブランド
  • Visa
  • JCB
電子マネー
  • Suica(スイカ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険

ビックカメラSuicaカードは、ビックカメラとJR東日本が提携して発行しているカードです。

「ビュー・スイカ」カードと同じビューカードの一種であるため、Suica機能、オートチャージ機能を完備。JR利用を快適にしてくれます。

ビックカメラやコジマ、ソフマップでの買い物でも、ポイントが貯まります。ビックカメラで利用すると、ポイント還元率は最大11.5%という驚くべき割合です。

また、Suicaを含む交通系ICカードは相互利用が進んでおり、利便性が高まっています。

(30代 / 男性 / 会社員 / 年収400〜600万円)

スイカ自体も駅のニューデイズや他社線の乗車の際にも使えるので広範囲で使用しています。

最近では使用範囲も拡大されているので飲食等の際にもためたポイントで友人と出かけたり遊んだり、一部使用できないエリアもありますが、1枚のカードがあればほぼ全国で使用できるのでキャッシュレスで旅行などをたのしんでおります。

相互利用の例をあげると、PASMOやICOCA(JR西日本)、TOICA(JR東海)などがあります。ビックカメラSuicaカード1枚で、ほぼ全国を旅行できることも、魅力的ですよね。

ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)

ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)
ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)の詳細
おすすめポイント
  • ANA・提携航空会社便の搭乗でたまるマイル+各種ボーナスマイル
  • 東京メトロ乗車・定期券のお支払いでメトロポイントがたまる
  • さらにPASMOも搭載!
年会費初年度 無料
年会費2年目〜 2,200円(税込)
ポイント還元率 0.1 〜 1%
発行スピード 約1週間
国際ブランド
  • JCB
電子マネー
  • PASMO(パスモ)
  • QUICPay(クイックペイ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険

ソラチカカードは、東京メトロと全日空(ANA)が提携して発行しているカードです。空(ソラ)と地下(チカ)の両方で活躍してくれます。

ソラチカカードは、PASMO定期券機能を搭載可能です。オートチャージサービス機能も付いているため、東京メトロを通勤・通学に利用している人なら必須級のカードとなっています。

さらに、東京メトロのTo Me CARD、全日空のANAカード両方の優待サービスが受けられます。

(20代 / 女性 / 会社員 / 年収200〜400万円)

ソラチカカードは、東京メトロと連携したカードなので、東京メトロを通勤や通学で使う人はかなりお得だと思います。

いつも乗ってるだけのその行為がポイントになり、ANAのマイルに還元されます。

私は飛行機にのるためにマイルを貯めていますが、溜まったマイルは航空券に変えなくても、商品券などに変えることもできます。

このように、通勤や通学で貯めたメトロポイントを、マイルへと交換できることが可能です。毎日貯めたポイントで、快適な飛行機での旅を満喫してみませんか?

まとめ

キャッシュレス決済の波に乗り、今ではクレジットカードできっぷを買うことができるようになっています。

JRでは、ほぼすべてのきっぷを、窓口や券売機で購入することが可能です。ただし、私鉄地下鉄では、普通きっぷ(乗車券)をクレジット決済できない路線が多いため、注意しましょう。

また、SuicaやPASMOと紐づけられるクレジットカードは、オートチャージ機能が搭載されているため、毎日のきっぷ購入がさらに便利に、お得になります。まだ利用していない人は、ぜひ上記のカードを検討してみてください。

本記事のまとめ
  • JRでは、ほぼすべてのきっぷをクレジット決済できる
  • 私鉄や地下鉄では、定期券と特急券が中心で、普通きっぷをクレジット決済できる路線は少ない
  • SuicaやPASMOにカードを紐づけることで、利便性はより高まる

食品や雑貨商品などを扱うライター・編集を経て、マネ会を担当。クレジットカードのポイント還元や特典だけでなく、各カード会社の戦略やマーケティングにも興味あり。普段使っているクレジットカードはJALカードで、実家への帰省の際には、貯めたマイルを特典航空券に交換している。ヤフオクやヤフーショッピングで買い物をする際には、ヤフーカードも使用。体を動かすことが好きで、定期的にジムで筋トレ。機会あれば、山へハイキングに出かけ、帰りの温泉を楽しむ。

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