セゾンカードの解約について徹底解説! 解約方法や知っておくべき注意点を紹介

セゾンカードの解約を考えているのに具体的な解約方法がわからず、なんとなく持ち続けているという人も多いはず。
また、クレジットカードは金銭やポイントなどが絡むことから、解約が自分の不利益にならないか心配に思う人もいるでしょう。
そこで、セゾンカードを解約するための方法や解約するにあたって確認しておきたいことなどをわかりやすく解説します。
本記事でセゾンカードの解約についての不安をすっきり解消しておきましょう。
セゾンカードを解約するには?
セゾンカードは最寄りのセゾンカウンターかインフォメーションセンターへの電話で解約手続きができます。
対面と電話、どちらの手続きでも解約は手数料不要で、手続きが終わり次第、即日の解約が可能です。
セゾンカード会員がさまざまな手続きをオンラインで行える会員専用サイト「Netアンサー」では解約手続きをすることはできません。オンラインでいつでも解約できると勘違いしていると、解約が遅れる可能性があるので注意しましょう。
解約方法1:最寄りのセゾンカウンターへ行く
セゾンカードはパルコやららぽーと、三井アウトレットパークなどを中心に、全国のショッピング施設にあるセゾンカウンターで解約できます。
セゾンカウンターではスタッフが対面で対応してくれるため、解約を終えたことをきちんと確認でき、安心して手続きを終えることができます。
セゾンカウンターで解約するときの注意点
セゾンカウンターでは解約するための具体的な手順がわからなくても、スムーズに手続きが進みます。しかし、いくつか注意しておきたいポイントもあるため、以下にポイントをまとめました。
セゾンカウンターで解約するときのポイント
- 解約手続きができるのはカード会員本人のみ
- 持ちものはセゾンカードと本人確認書類
セゾンカウンターでセゾンカードを解約できるのはカード会員本人のみです。忙しいなどの理由があっても、必ず本人が出向くようにしましょう。
また、手続きには運手免許証や保険証、パスポートといった本人確認書類が必要ですので、解約するセゾンカードとともに忘れずに持参してください。
解約方法2:インフォメーションセンターに電話する
セゾンカウンターが近くにない、出かける時間が取れないといった場合には、インフォメーションセンターへの電話でセゾンカードの解約手続きを進めましょう。
セゾンカードの解約には人を介する必要があるため、電話で解約する際もオペレーターが対応します。セゾンカウンターでの手続き同様、手順を案内してもらえるので、手続きはスムーズに進みます。
オペレーターを介さない自動音声ガイダンス「パーソナルアンサー」では解約手続きができないので、間違えて電話しないように気をつけてください。
カード裏面に記載の電話番号にかける
インフォメーションセンターの電話番号はセゾンカードの裏面に記載されています。
これはセゾンカードの種類に応じて電話番号が異なるため。この番号に電話すればオペレーターにつながり、解約手続きを進めることができます。
ほか、インフォメーションセンターへの電話でセゾンカードを解約するときに気をつけたいポイントを以下にまとめました。
インフォメーションセンターで解約するときのポイント
- 受付時間は9時から17時で、1月1日を除いて年中無休
- 氏名・住所・電話番号・生年月日、カードの会員番号などを確認される
インフォメーションセンターでは、1月1日を除く、毎日9時から17時まで解約手続きを受け付けています。
土日祝を問わず、思いたったらいつでも電話をかけられるのは嬉しいですね。
セゾンカウンターでの手続きとは違って、電話では本人確認書類を見せられません。そのため、本人を確認するためにいくつかの質問を受けることになります。会員番号を質問されることもあるので、セゾンカードを手元に準備しておくといいでしょう。
電話番号が不明なときはインフォメーションセンター総合連絡先へ
手元にセゾンカードがなくてインフォメーションセンターの電話番号がわからないこともあるかもしれません。そんなときにはインフォメーションセンター総合窓口へ問い合わせましょう。
セゾンカード インフォメーションセンター総合窓口
- 0570-064-133
(1月1日を除く毎日24時間自動音声受付、オペレーター対応は9時から17時) - 国際電話、IP電話を利用時:03-5996-1111または06-7709-8000
こちらはセゾンカードの種類を問わず、確認や手続きなどさまざまなことに対応してくれる総合受付。24時間自動応答で対応してくれる頼もしい存在です。
ただし、総合窓口でも解約手続きはオペレーターを通じてのみ可能ですので、9時から17時までと受付時間が限られることを覚えておいてください。
総合窓口で解約手続きに至るにはカード番号をプッシュする手順がありますが、わからなくてもオペレーターにつなげてもらえるのでご安心を。
電話のつながりにくい曜日や時間帯も
クレジットカードの問い合わせで「電話がなかなかつながらない」と不満を感じた経験はありませんか? 公式サイトによると、セゾンカードでも以下のときに電話がつながりにくくなる恐れがあるようです。
インフォメーションセンターの混雑予想
- 引き落とし日から1週間(毎月4日~10日頃)
- 翌月分の明細確定日から請求確定日までの10日間(毎月18日~26日前後)
- 土日祝とその前後の平日
- 毎日11時半から13時半頃
クレジットカードの利用者が多い社会人の休みである土日祝や昼休みの時間帯は、やはり混みあうことが多いようです。
また、翌月の請求額がわかる明細確定日から10日間はリボ払いへの変更締め切りも含まれるため、問い合わせが急増するタイミング。この10日間はできるだけ避けたほうがいいかもしれません。
余裕をもって電話での解約手続きをしたいなら、混雑予想に含まれていない毎月中旬あたり(10日から18日あたり)の火曜日から木曜日がおすすめです。
カード会員本人が死亡している場合の解約方法
セゾンカードを解約する理由が、カード会員本人の死亡ということもあるでしょう。そこで、会員本人が亡くなってしまったときの解約手続きについてもまとめてみました。
カード会員の家族や親族であれば解約できる
セゾンカードのカード会員本人が亡くなった場合、家族や親族による代理の解約手続きが可能です。
本人による手続きと同じように、セゾンカード裏面にあるインフォメーションセンターへ電話をかけましょう。わからないときには総合窓口でもOKです。
代理解約で確認される項目は?
家族や親族による解約手続きでも本人確認のため、亡くなったカード会員本人の氏名や住所、生年月日、セゾンカードの会員番号などを聞かれます。
本人による手続きと同じように、手元にセゾンカードを準備しておくといいでしょう。
また、セゾンカードの永久不滅ポイントや各種サービスは、解約と同時にすべて無効となります。
必要に応じて解約証明書の発行が可能
解約証明書とは、文字どおり、クレジットカードの解約を証明する書類のこと。
解約したからといって必ず発行しなければいけない書類ではありません。しかし、残された家族が住宅ローンなどを新たに組む場合、ほかに負債がないことを示すために故人の解約証明書の提示を求めらることがあります。
セゾンカードの解約証明書はインフォメーションセンターやセゾンカウンターで発行を受け付けており、1週間から10日ほどで郵送されます。
カードを解約しても自動で発行されませんので、必要なら解約手続きと同時に申し込んでおくのがおすすめです。
ETCカードや家族カードだけを解約したい場合は?
家族カードやETCカードのみを解約するときも、基本的に本カードと手続き方法は同じです。
以下にそれぞれの解約手続きをわかりやすくまとめました。
ETCカードだけ解約したいとき
ETCカードだけを解約する場合も、セゾンカウンターもしくはカード裏面に記載されたインフォメーションセンターへの電話で手続きができます。
解約そのものは難しいことではありません。ただ、今後も運転を続ける人は新しいETCカードの準備ができているか、マイレージサービスなどの設定はどうなっているかなどを解約前に確認しましょう。
家族カードだけ解約したいとき
家族カードの解約では、カード会員本人だけではなく、家族会員本人も解約手続きができます。こちらもセゾンカウンターもしくはインフォメーションセンターへの電話で手続き可能です。
家族カードも解約手続き後はすぐに使えなるので、誤って使用しないようにすぐ処分しておくといいでしょう。
セゾンカードを解約する前に確認すべきこと
クレジットカードを解約すると、想像していなかった不都合な事態にぶつかることがあります。そんな事態にならないよう、セゾンカードを解約する前に確認しておきたいことをピックアップしてみました。
永久不滅ポイントの取得状状況を確認する
セゾンカードの特徴のひとつが、有効期限のない永久不滅ポイントです。
カードを解約すると同時に永久不滅ポイントは無効になります。ショッピングなどでコツコツ貯めたポイントを失効させるのはもったいない話ですよね。
永久不滅ポイントはポイント数に応じて家電やギフト券と交換できます。解約を考えるなら、まずは貯まったポイントを交換してからにしましょう。
ほかに同じ名義のセゾンカードがあればポイントは合算される
永久不滅ポイントは同じ名義の永久不滅ポイントを対象とするセゾンカードに自動的に合算されます。ポイント合算は同一住所に暮らす同姓の家族カードも対象です。
つまり、複数枚のセゾンカードをお持ちなら、そのうち1枚を解約してもほかのカードで永久不滅ポイントを引き続き利用できるのです。
ただし、ポイント合算には手続きが必要ですので、解約前にインフォメーションセンターに電話するか会員専用サイト「Netアンサー」にアクセスして手続きしておきましょう。
年会費のかかるカードの場合は年会費が発生するタイミングを確認する
年会費のかかるセゾンカードを解約する場合、手続きのタイミングによっては新たな年会費が発生する可能性があります。
解約を予定していたとしても、1度支払った年会費は戻ってきません。無用な支払いをしないよう、解約のタイミングをあらかじめ確認しておくことが大切です。
年会費を払いたくないなら入会月の月末までに解約する
セゾンカードの年会費は、カード入会月の翌々月4日(銀行などの休業日の場合は翌営業日)に指定口座から引き落とされます。
年会費が発生する前にカードを解約するには、入会月の月末までの手続きが必要です。間に合うように解約手続きを進めましょう。
リボ払いや分割払いなどの支払い残高を確認する
通常の支払い以外にリボ払いなどを利用している人は、支払い残高についても確認しておきましょう。
支払い残高があるときにはカード解約後も請求される
支払い残高がある場合、解約後も指定口座からの引き落としが続きます。
順調に支払い終えれば問題ありませんが、カードを解約後に口座への入金を忘れるなどのうっかりミスから滞納してしまうケースも少なくありません。
解約前に支払い残高の額や支払いのタイミングを把握しておくことをおすすめします。
解約後もリボ払いなど同じ支払い方法が継続する
クレジットカードによっては解約後に一括請求されることもあるようですが、セゾンカードの場合は解約前の支払い方法が引き継がれ、リボ払いはリボ払い、ボーナス払いはボーナス払いとして請求されます。
ただし、支払いが遅れた場合には一括請求されることもあるので注意してください。
ETCカードと家族カードも自動解約されるので注意する
家族カードもETCカードもセゾンカード本カードに紐づけて発行されるカードです。
そのため、本カードを解約すると家族カードもETCカードも自動で解約されます。
解約されることを知らなかったり忘れていたりすると、思わぬトラブルを招くこともあるので注意が必要です。
新たなETCカードを作っておく必要がある
車を運転する人ならそれまで使っていたETCカードが突然使えなくなるのは大問題です。
ETCカードを今後も利用する予定なら、セゾンカードを解約する前に新しいETCカードを発行しておく必要があります。
即日発行できるカードもありますが、新しいETCカードを発行するのにかかる時間も考慮しましょう。
ETCカードや家族カードもすみやかに処分する
車載器に挿しっぱなしのETCカードや、使っている本人が手続きに関わらない家族カードの場合、解約したことを忘れがち。うっかり使ってしまって高速道路やお店でトラブルになる可能性があります。
本カードを解約したら、ETCカードや家族カードも合わせて処分するようにしましょう。
公共料金など毎月発生する支払い設定を確認する
電気やガスといった公共料金、スマートフォンや保険など、毎月の支払いをセゾンカードで支払っているなら、すぐに決済するカードを変更しましょう。決済カードの変更には各サービス会社への連絡が必要です。
決済カードを変更せずに解約すると請求書が直接届くようになり、銀行やコンビニに出向いて支払わなくてはいけなくなります。
新しいクレジットカードを準備する
ネットショッピングはもちろん、電子マネーやQRコード決済を利用するにもクレジットカードがなくては不便な時代。セゾンカードを解約前に新しいクレジットカードを準備しておくのがおすすめです。
即日発行できるものもありますが、クレジットカードは申込んでから手元に届くまで1~2週間ほどかかるのが一般的。
解約するタイミングで手元に届くよう、余裕をもって準備を始めましょう。
解約したセゾンカードの処分方法
解約後のため不正利用される心配はないものの、個人情報の詰まったクレジットカードをそのまま捨てるのはおすすめできません。
そこでセゾンカードを解約したあとは、個人情報の詰まった磁気やICチップをハサミで切断してから破棄してください。
解約前にセゾンカードを紛失してしまった場合の対処法
解約を考えているカードをしばらく使わずにいるうちに、紛失してしまうこともあります。
紛失してしまった場合はどうやって解約すればいいのか、セゾンカードのケースについて調べてみました。
セゾンカード紛失受付係に早急に連絡する
紛失がわかったら、解約するつもりだったとしても、まずはセゾンカード紛失受付係へ電話するか、会員専用サイト「Netアンサー」で紛失手続きをしましょう。
国内におけるセゾンカード紛失受付係
- 0120-107-242(24時間年中無休)
上記が利用できない場合は0570-064-107
紛失を届け出されたセゾンカードは即時に無効手続きがなされます。解約するのと違って、紛失前後に不明な支払いが発生した場合にはカード会社で対応してもらえるので安心です。
海外でカードを紛失したときには?
海外で紛失してしまったときは、紛失受付係の電話番号が国によって違います。
公式サイトに各国の電話番号が紹介されていますが、記載の地域外や通じない場合には以下の番号へコレクトコールでの連絡も可能です。
海外における紛失・盗難の電話番号
- コレクトコールで03-5992-8300(24時間年中無休)
なお、海外で紛失したときにも、会員専用サイト「Netアンサー」からも手続きできます。
無効手続きしたカードは発見されても使えない
紛失手続きを終えた無効化されたセゾンカードは、その後発見されたとしても利用することはできません。
つまり、紛失手続き後に再発行しなければ解約したのと同じことになるのです。
ちなみに、本カードを無効化すれば、再発行手続きをしない限り、家族カードやETCカードも無効となります。
セゾンカードの解約方法まとめ
クレジットカードの解約にはわずらわしいイメージがつきものですが、セゾンカードの解約にはめんどうな手間や手数料などはかからず、セゾンカウンターでも電話でも即日での解約が可能です。
よりスムーズに無駄なく解約するためには、ポイントや年会費のことなどいくつか確認しておきたいポイントはありますが、手続き自体はとてもわかりやすいものと言えます。
解約を検討中なら、ぜひこの記事を参考に実行してみてください。