無職の方が転職エージェントを利用する意味を徹底解説!
転職エージェントは、求職者に適した求人を紹介するサービスです。
そのため、「無職に紹介できる求人はないだろう」とか「利用を拒否されるかもしれない」と思うかもしれません。
しかし、転職エージェントは、求人の紹介以外にも利用価値のあるサービスです。また、無職だからといって、紹介できる求人が一切ないわけでもありません。
そのため、「無職だから転職エージェントは利用できない」と考える必要はありません。
本記事では、無職の方が転職エージェントを利用する意味を徹底的に解説していきますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
無職の方が転職エージェントを利用するメリット
- 「無職だから再就職できない」を解消できる可能性がある
- 「どのように再就職をおこなえばいいのか」を教えてもらえる
- 応募書類の添削など具体的な支援をしてくれる
「無職だから再就職できない」を解消できる可能性がある
無職の方は、社会人経験の浅さや職歴の空白期間などの要素によって、就職しにくいことは現実です。また、個人でこのような要素を排除して再就職を成功させることも容易ではありません。
それは、「どのように社会人経験の浅さをカバーするか」や「どのように職歴の空白期間を説明するか」などの知識が不足していて、企業に自分をアピールする方法が不明確だからです。
また、再就職のための活動の経験が浅いため、「再就職するために、何をすればいいのか」の知識も不足していて、再就職するための準備ができないことも無職の方が再就職しづらい理由です。
しかし転職エージェントを利用して、転職エージェントが実施するイベントやセミナーに積極的に参加すれば、企業に自分をアピールする方法を学べます。
転職エージェントによっては、就職相談会を実施しているところもあります。相談会では、多くの就職・転職者を支援してきて、就職・転職に関する専門的な知識を有しているプロからアドバイスをもらえます。
また、「再就職するために何をすればいいのか」の指針をくれるため、個人で活動をおこなうよりも、質が高くなります。
これらの理由から、転職エージェントを利用すると「無職だから就職できない」を解消できると考えられるのです。
「どのように再就職をおこなえばいいのか」を教えてもらえる
無職の方の場合、「職歴に空白期間がある」とか「社会人経験が浅い」とか「スキルを持っていない」などの理由によって、再就職が難しい可能性が高いです。
多くの方は「今のままでも再就職できる」と考えて、さまざまな求人に応募する方法を取るでしょう。しかし、「今よりも自分を高めて活動する」という方法もあるのです。
たとえば、職業訓練を受ける方法です。
ハローワーク経由で職業訓練校に入学して職業訓練を受ければ、スキルを身につけることができます。そして、その期間を「学歴」ではなく「職歴」に記載できます。これは、職業能力開発促進法によって定められているのです。
このように、再就職には「今のまま活動する方法」と「現状を変えて活動する方法」の2種類があります。そして、どちらの選択がいいのかは人によって異なるのです。
転職エージェントを利用すれば、「現状を変える方法」に関する情報を提供してもらえますし、どちらの方法で活動すればいいのかのアドバイスももらえます。
応募書類の添削など具体的な支援をしてくれる
無職の方は、社会人経験が浅かったり、職歴に空白期間があったりして、「どのように応募書類を作成すればいいのか」がわからない場合が多いと思います。
転職エージェントでは、就職・転職のプロが履歴書や職務経歴書などを添削してくれるサービスを実施しているため、上記の問題を解決できます。
利用する転職エージェントによっては、企業と密接なコミュニケーションを取り、企業が求めている人材像を明確に理解している場合もあります。
この場合、応募する企業に適した形の履歴書・職務経歴書になるように添削してくれます。
しかし、転職エージェントを利用するからといって、自身で一切の書類作成をおこなわなくていいというわけではありません。
転職エージェントは、求職者が作成した書類をよりよい形にするために支援してくれます。そのため、まずは自身でも書類作成をしなければいけないことを覚えておきましょう。
また、転職エージェントでは面接対策をおこなってくれますが、「重点的に対策してほしい点」を明確にしていなければ、充実した面接対策にはなりません。
実践的な模擬試験をおこなってほしいのか、マナーなどの基礎的な部分から教えてほしいのかなど、対策してほしい部分を明確にして重点的な支援をしてもらえるような準備が必要になります。
無職の方が転職エージェントを利用するデメリット
- ブラック企業を紹介される可能性がある
- 充実した支援を受けられない可能性がある
ブラック企業を紹介される可能性がある
転職エージェントは、求職者を支援しただけでは利益を得られません。企業に人材を紹介して採用に至った場合に、企業から報酬を受け取り利益を得ます。
つまり、求職者を支援するだけでは意味がなく、どこかの企業に採用されなくては、すべての支援が無駄になってしまうのです。
そのため、紹介できる企業がない場合などには、どのような人材でも受け入れてくれる企業を紹介される可能性があります。
「どのような人材でも受け入れてくれる企業」とは、「早期離職者が多く人材不足の企業」や「誰も入りたがらないために人材不足の企業」である可能性があります。
人材不足の企業では、人材教育にかける時間や費用を算出することが難しい傾向にあるため、「いきなる仕事を任せられる」など精神的な負担が大きい可能性があります。
また、仕事量に対して人材が少ないため、1人あたりの仕事量が増えて、残業が多くなったり、休日出勤があったりなど肉体的な負担が大きい可能性もあります。
無職の方の場合には、職歴などに問題があり、紹介できる求人が少ないことが考えられます。そのため、「どのような人材でも受け入れてくれる企業」を紹介される可能性があることを覚えておきましょう。
しかし、転職エージェントは、そのようなブラック企業を紹介しても、大きなメリットがありません。
短期的には利益を得られるかもしれませんが、口コミなどで悪評が広まり、誰も利用しなくなる可能性があるからです。
そのため、「ブラック企業を紹介されるかもしれない」と必要以上に警戒しなくても大丈夫です。しっかりとネットなどで、利用を検討している転職エージェントの評判を調べれば回避可能でしょう。
充実した支援を受けられない可能性がある
前述したとおり、転職エージェントは、求職者を支援しただけでは利益を得られません。企業に紹介して採用に至った場合に企業から報酬を受け取り利益を得られます。
この性質上、採用される確率が低い求職者への支援は無駄になる可能性が高いです。
たとえば、「求職者の能力に対して望む条件が厳しくて、採用される可能性が低い求職者」や「転職意欲が低く、紹介した求人に応募しない求職者」などへの支援です。
このような求職者に充実した手厚い支援をおこなっても、利益を得られることはなく、時間と人材を無駄にしてしまいます。それは、転職エージェントにとって大きな損失です。
そのため転職エージェントは、「より採用される確率が高い求職者への支援を手厚くしたい」というのが本音になります。
無職の方の場合、採用される確率が高いとは言えないのが現実です。そのため、利用する転職エージェントによっては、手厚い支援を受けられない可能性もあるのです。
しかし、無職でも企業にアピールできるスキルを持っていたり、「何が何でも再就職したい」という強い気持ちがあれば、手厚い支援を受けられる可能性もあります。
また、社会人経験の浅い求職者の支援に特化した転職エージェントもあるため、そのような転職エージェントを選ぶことで充実した支援を受けられる可能性を高められます。
無職の方が転職エージェントを利用する際のポイント
- イベント・セミナーに積極的に参加する
- 履歴書や職務経歴書の添削を依頼する
- 面接対策を依頼する
- 推薦状の作成を依頼する
- 条件交渉をしてもらう
- 企業の情報を教えてもらう
イベント・セミナーに積極的に参加する
転職エージェントは、登録者に向けてイベント・セミナーを開催しています。
転職に関する悩みを相談する相談会やスキルを獲得するための講座など、さまざまなイベント・セミナーが開催されていて、採用確率を高められます。
これらのイベント・セミナーは、無料で開催されているものも多いため、利用しなければ損です。
また、転職エージェントに登録するだけで参加可能になるため、参加してみたいイベント・セミナーを開催している転職エージェントには積極的に登録しましょう。
履歴書や職務経歴書の添削を依頼する
無職の方は、社会人経験の浅さや職歴の空白期間などの要素によって、履歴書や職務経歴書などの作成難易度が高いです。
「どのような書類を作成すれば、可能な限りマイナスイメージを持たれずに済むのか」などを転職エージェントに質問して、書類の作成をおこないましょう。
そして実際に書類の作成ができたら、転職エージェントに確認してもらいましょう。修正点やより充実度の高い書き方などのアドバイスをもらえます。
求職者側から積極的に働きかけなければ、転職エージェントは「どの部分を支援したらいいのか」が不明確になるため、充実度の高い支援をおこなえません。
また、あまりに質問などがないと「再就職の意欲が低いのでは」と思われてしまい、支援が後回しになる可能性もあります。そのため、受動的ではなく能動的に活動することをおすすめします。
面接対策を依頼する
履歴書や職務経歴書の作成と同様、社会人経験の浅さや職歴の空白期間などの要素によって、面接の難易度が高くなります。
たとえば、採用担当者から「この空白期間中には何をやっていたのか」や「前職を退職してから、どうしてすぐに再就職しなかったのか」などの質問をされることは予想できます。
これらの質問に対して明確な答えを持っていなければ、採用担当者からマイナスイメージを持たれてしまいます。
また、たとえ明確な答えを持っていたとしても、「働くことに疲れて休んでいました」などのように、よくない答えでは意味がありません。
そのため、転職エージェントを利用して、「どのような面接をおこなえばいいのか」の情報を教えてもらう必要があります。
その際には、受動的ではなく能動的に活動する必要があります。
たとえば、「空白期間中に何をしていたと答えればいいのだろう」という疑問があれば、積極的に担当者に質問するようにしましょう。
「面接対策をしっかりとおこないたい」と意思表示することは、再就職の意欲が高いことをアピールでき、質の高い支援を受けられる可能性を高めることにもつながります。
推薦状の作成を依頼する
転職エージェントを利用すると、履歴書や職務経歴書とは別に求職者を推薦する書類を作成してくれます。
推薦状は依頼しなくても作成してくれる可能性が高いですが、依頼することで再就職の意欲が高いことをアピールできます。結果として、質の高い支援を受けられる可能性を高められます。
しかし、推薦状を作成してくれただけで安心しないようにしましょう。
推薦状は、求職者を推薦する書類ですが、なかには経歴が書かれているだけという質が低いものもあります。このような質の低い推薦状には、推薦能力はなく、意味がないものになってしまいます。
そのため、推薦状の中身を確認するようにしましょう。その際、「推薦状の質が気になる」と伝えてしまうと悪印象になってしまうため、「内容が合っているか確認したい」などの理由を伝えることをおすすめします。
条件交渉をしてもらう
転職エージェントを利用すると条件交渉を代行してもらえます。
条件交渉とは、「もう少し給料を高くしてほしい」とか「入社日を1ヶ月後にしてほしい」などの条件を交渉することです。
個人的にこのような交渉をおこなうのは、気が引ける方もいると思います。しかし転職エージェントを利用していれば、エージェントに条件交渉を依頼することで代行してくれます。
精神的な負担を減らすことにつながりますし、満足度の高い再就職にもなるため、入社するにあたり何か不満がある場合には、積極的に利用しましょう。
企業の情報を教えてもらう
転職エージェントには、2種類のモデルがあります。
1つは、企業の情報を集める担当者と求職者と面談をおこなう担当者が別のモデルです。もう1つは、企業の情報を集めるのも求職者と面談をおこなうのも同じ担当者のモデルです。
企業の情報を集める担当者と求職者と面談をおこなう担当者が別のモデルの転職エージェントの場合には、企業の情報がより多く集まっている可能性が高いです。
求職者との面談をおこなう時間を作らずに済み、企業とのコミュニケーションに注力できるからです。
そのため、求人票からはわからない職場のリアルな雰囲気や企業が求めている人材像を明確に把握している可能性が高いです。
しかし、求職者とやりとりをする担当者とは別の担当者が企業の情報を集めているため、情報に齟齬が生じている可能性があることを留意しましょう。
一方で、企業の情報を集めるのも求職者と面談をおこなうのも同じ担当者のモデルの転職エージェントの場合には、企業の情報が少ない可能性があります。
求職者と企業のどちらにも対応しなくてはいけないため、企業の情報を集めることに多くの時間をかけられないからです。
しかし、求職者とやりとりをおこなう担当者と企業の情報を集めている担当者が同一であるため、情報に齟齬がなく正確な情報を提供してもらえます。
どちらのモデルであっても、企業の情報を集めていることに違いはありません。そのため、応募したい企業の情報について積極的に質問することをおすすめします。
無職の方が転職エージェントを利用する際の注意点
- 誠実な態度で接する
- 転職軸を決めておく
- 自分が置かれている状況を把握する
誠実な態度で接する
転職エージェントは、求職者から報酬を得ることを職業安定法第32条3によって禁じられています。そのため、企業に人材を紹介して採用に至った場合に報酬を得ています。
つまり、転職エージェントにとってのお客さんは求職者ではなく企業なのです。
そのため、求職者は転職エージェントに誠実な態度で接さなければ、どこの企業にも紹介してもらえなくなります。
横柄な態度を取る求職者を企業に紹介することは、質の悪い商品を顧客に売ることと同義だからです。
このような行為をしてしまうと、企業から求人の依頼をもらえなくなり、求人がないから求職者が集まらなくなり、運営できなくなってしまいます。
転職エージェントは、このような事態は絶対に避けたいため、横柄な態度を取る求職者には求人を紹介しません。
この理由から、転職エージェントには誠実な態度で接することをおすすめします。
転職軸を決めておく
転職軸とは、転職する際の希望条件のことです。
転職エージェントは、求職者の希望をヒアリングし、長所や短所などの特徴を分析して、適した求人を紹介してくれるサービスです。
その中でも大事なのは、「求職者の希望」です。たとえ、転職エージェント視点で「営業職が向いているな」と思っても求職者が「絶対に営業職は嫌だ」と言っている場合には、営業職の求人を紹介してくることは少ないです。
つまり、転職軸がある程度決まっていないと転職エージェントは、求人紹介のしようがないのです。そのため、転職エージェントを利用する前に転職軸を決めておく必要があります。
ただし、転職軸を細かく設定しすぎてしまうと、紹介できる求人が少なくなってしまい、求人の紹介が難しくなります。「勤務地は都内がいい」とか「休日数は多い方がいい」など、譲れない条件を決めておく方法をおすすめします。
自分が置かれている状況を把握する
就職でも転職でも再就職でも、大事なのは自分が置かれている状況を把握することです。
たとえば、大学生で社会人経験がないのに、「年収600万以上がいい」などと条件を出しても、どの求人にも適さなくなります。
一方で、「月収は20万以上」などのように自分が置かれている状況とマッチした条件を出していれば、多くの選択肢が残ります。
このように、自分が置かれている状況を正しく把握できていないと、応募できる求人が極端に少なくなります。あまりに乖離していれば、少ないどころか一切なくなる場合もあります。
特に無職の方の場合には、「空白期間があること」や「経験で劣ること」などの要素を正しく把握する必要があります。
そうでなければ、自分に見合わない求人ばかりを求めてしまい、紹介された求人に納得できず、いつまで経っても再就職できないことにつながります。
そのため、自分が置かれている状況を把握しておくようにしましょう。
その際、自分のみの判断で状況を把握することはおすすめしません。それは、間違った認識を作るきっかけになってしまうからです。客観的な視点を取り入れて、正しく状況を把握できるように心がけましょう。
【無職から再就職】おすすめの転職エージェント
- すべての方におすすめ
- 40代未満の方におすすめ
- 40代以降の方におすすめ
本章では、上記の要素に分けておすすめの転職エージェントを紹介していきます。
すべての方におすすめの転職エージェント
- doda
- リクルートエージェント
- マイナビエージェント
doda
- 業界最大級に求人を保有
- 質の高い支援を実施
doda特徴は、転職者の満足度が高いことです。(※)
その理由は2つあります。1つは、業界最大級の求人を保有していることです。もう1つは、質の高い支援を実施していることです。
多くの求人を保有していることは、「新しい職業に挑戦するチャンスが増えること」や「今よりも好待遇の求人に出会える確率を高めること」に直結します。
また、dodaは、キャリアアドバイザーと企業プロジェクト担当者という2種類のプロから質の高い支援を受けられます。
キャリアアドバイザーによって、自分の望みや特徴の明確化が支援されます。それによって、より自分に適した業界・職種を選択できるようになります。
企業プロジェクト担当者によって、企業の情報を詳細に教えてもらえます。それによって、求人票からはわからない企業の特徴を理解できます。結果として、より自分に適した環境の企業を選択できるようになります。
これらの質の高い支援を通して、より満足度の高い転職が実現できるのです。
リクルートエージェント
- 業界最大級に求人を保有
- 各業界に精通したキャリアアドバイザーが在籍
リクルートエージェントの特徴は、転職支援実績が高いことです。
その理由は2つあります。1つは、業界最大級に求人を保有していることです。もう1つは、各業界に精通したキャリアアドバイザーによる支援を受けられることです。
求人を多く保有していることは、「新しい職業に挑戦するチャンスが増えること」や「今よりも好待遇の求人に出会える確率を高めること」に直結します。
また、リクルートエージェントは、各業界に精通したキャリアアドバイザーによる専門的な支援を受けられます。
特定の業界に精通していないキャリアアドバイザーにはできないような「専門的なアドバイス」や「業界の内情」を教えてもらえるため、より業界へのイメージを明確にできて、転職しやすい環境になっています。
マイナビエージェント
- 各業界に精通したキャリアアドバイザーが在籍
- 企業担当アドバイザーが在籍
マイナビエージェントでは、各業界に精通したキャリアアドバイザーと企業担当アドバイザーの2種類のプロから支援を受けることができます。
キャリアアドバイザーは、面談をとおして求職者を分析し、多くの求人の中から最も適していると思われる求人を紹介してくれます。
そのため、「どんな仕事がしたいのかわからない」と転職軸が定まっていない方でも、有効活用できる転職エージェントです。
そして、企業担当アドバイザーは、企業の人事とのやりとりをとおして、求人票からはわからない職場のリアルな雰囲気を教えてくれます。
そのため、転職が成功した後に「想い描いていたのと違う」などのギャップを感じづらく、満足度の高い転職が実現する可能性が高いです。
このようにマイナビエージェントでは、視点が異なる2種類のプロから支援を受けられるため、よりよい転職が実現可能になるのです。
40代未満の方におすすめの転職エージェント
- ハタラクティブ
- 就職Shop
- JAIC
ハタラクティブ
- 内定成立割合80.4%(※)
- 社会人経験の浅い方に特化
- 適性に合った求人のみを紹介
ハタラクティブ最大の特徴は、就職成功率が80.4%という高い水準であることです。
就職成功率が高い理由は2つあります。1つは、第二新卒や未経験者に特化したサービスを提供していることです。もう1つは、求職者の「特性」や「興味」を診断してから求人を紹介しているからです。
ハタラクティブでは、第二新卒や未経験者でも内定を獲得できるように、企業ごとに特化した面接対策をおこなっています。上辺だけの面接テクニックではなく、企業にマッチした面接がおこなえるように支援してもらえるのです。
また、「何がしたいのかわからない」という方のために、「特性」や「興味」を診断してもらえるため、自分に適した業界・職種が理解しやすいような環境になっています。
加えて、いろいろな求人を紹介するのではなく、求職者に適していると思われる求人のみを紹介しているため、モチベーションや注意力が分散しないこともメリットです。
就職Shop
- 書類選考の免除
- 未経験に特化した求人
- 企業を直接訪問して情報収集
就職Shop最大の特徴は、書類選考が免除されていることです。
職歴や資格などを見る書類選考が免除されているため、未経験者や社会人経験が浅い方でも就職しやすい環境が整っています。
また、就職Shopが扱う求人は、学歴・職歴・社会人経験が不問で、無職の方でも再就職しやすいものが揃っています。
加えて、労働環境や職場のリアルな雰囲気、教育体制などを明確に理解するために、企業に直接訪問して情報を集めています。それによって、入社前と入社後のギャップを可能な限り排除しています。
JAIC
- 35歳までの経歴に自信がない方に特化
- 入社後定着率91.5%(※)
- 書類選考の免除
JAICは、35歳までの経歴に自信がない求職者に特化したサービスを展開しています。
具体的には、社会人としての考え方やビジネスマナーなどの基礎知識を身につけられる就活講座や職歴や資格などを見る書類選考の免除などです。
また、JAICは、「とりあえず就職させよう」と考えて、人材不足などの問題があるブラック企業の求人を紹介しているわけでもありません。その証拠に、入社後の定着率が91.5%高い数値になっています。
これらの理由から、無職の方で、経歴に自信がなくても、満足度の高い再就職ができる可能性が非常に高い転職エージェントだと言えるのです。
- FROM40
- 就活エクスプレス
FROM40
FROM40は、40代50代の転職に特化している転職エージェントです。
年齢制限が設けられていない求人でも、高齢が要因となって不採用になってしまうことは多いです。
しかしFROM40は、年齢が採用に関係すると考えられる求人を排除しています。そのため、年齢が要因となって不採用になる確率を可能な限り下げることができます。
就活エクスプレス
就活エクスプレスは、一般的な転職エージェントとは異なり、カレッジ型の転職エージェントとなっています。
カレッジ型の転職エージェントとは、就職するために必要な知識を講義を通して吸収する形のサービスです。
講義には、「転職探索コース」と「就活実践コース」が設けられていて、どちらも5日間という短い期間で修了できます。
「適職探索コース」は、キャリアの方向性について考えたい方に向けた講義で、「就活実践コース」は、面接力を強化したい方に向けた講義になっています。
また、就活エクスプレスは、「30~54歳の早期正社員就職を実現」を掲げているため、40代以降の方にとって最適の選択肢の1つになります。
転職エージェントの利用方法
- 公式HPから登録する
- 転職エージェントとの面談日程を決める
- 転職エージェントとの面談をおこなう
- 求人の紹介を受ける
- 求人に応募する
- 面接対策をおこなう
- 場合によっては条件交渉をおこなう
公式HPから登録する
自分に適していると思われる転職エージェントを探し、公式HPから登録します。
「どんな転職エージェントが自分に適しているかわからない」という場合には、多くの転職エージェントを試しに利用することをおすすめします。
その中から、「適しているな」と思える2~3つの転職エージェントを継続して利用しましょう。
転職エージェントとの面談日程を決める
転職エージェントへの登録が完了したら、面談日程を決めます。
面談は30分~1時間程度かかるため、時間に余裕がある日を設定しましょう。
転職エージェントとの面談をおこなう
転職エージェントとの面談では、転職軸について聞かれるため、あらかじめ転職軸を決めておきましょう。その際、あまりに細かく設定してしまうと紹介される求人がなくなる可能性があるため注意が必要です。
「どの程度の条件であれば求人を紹介してもらえるのか」の判断が難しい場合には、絶対に譲れない条件だけを決めておいて、キャリアアドバイザーと擦り合わせをおこなう方法をおすすめします。
紹介された求人に応募する
転職エージェントとの面談をおこなうと、適していると思われる求人を紹介してもらえます。即日紹介してもらえる場合もあれば、少しの待機期間が発生する場合もあります。
待機期間が発生した場合には、ほかの転職エージェントと面談をおこなったり、転職サイトを活用するなど有効活用するといいでしょう。
また、紹介された求人には必ず応募しなければいけないわけではありません。
納得できなければ断っても問題ありません。しかし、断る場合には、理由を明確にする必要があります。そうでなければ、次に紹介される求人にも納得できない可能性が高くなり、話が先に進まなくなります。
面接対策をおこなう
紹介された求人への応募が完了したら面接対策をおこないます。
利用する転職エージェントによっては、応募した企業に特化した面接対策をおこなってくれるところもあります。
また、より実践的な面接対策をおこなってほしい場合には、「模擬面接をお願いします」などと申し出るといいでしょう。
場合によっては条件交渉をおこなう
内定を獲得できても、「入社日を1ヶ月ずらしたい」とか「年収に不満がある」などの不満がある場合には、エージェントに「企業と交渉してくれないか」と依頼しましょう。
多くの転職エージェントでは、このような交渉を代行してくれます。「自分で言うのは気が引けるな」という方は、積極的に利用しましょう。
まとめ|無職でも積極的に転職エージェントを利用しよう!
転職エージェントは、無職だから利用できないサービスではありません。
特に、未経験者や社会人経験が浅い方に特化した求人を多く扱っている転職エージェントや講座などが充実している転職エージェントは、利用する価値があります。
また、たとえ望む求人を紹介されなかったとしても、再就職するために必要な情報を提供してもらえるため、利用しないと損しかありません。
「無職だから」と諦めずに、転職エージェントを利用してみましょう。
キャリア形成支援を主な事業とするCareer Expertを経営。具体的には、就職・転職支援や自己理解支援、キャリアデザイン支援などを実行。その経験や専門知識を活かし、読者の役に立つ記事を執筆。