転職エージェントを放置してしまったけど大丈夫?サポートを再開させる方法を解説
「転職エージェントを放置して連絡が滞っている」
「損害賠償を請求される?」
「転職サポートを再開させるにはどうしたらよい?」
本記事は上記のような悩みや疑問を持っている方に向けて、転職エージェントを放置してしまったときの対処法、サポートを再開させる方法を中心に解説、紹介していきます。
転職エージェントを放置しても、転職活動にプラスに働くことはなく、デメリットやリスクのほうが強くなります。
本記事を最後までご覧いただき、放置をしてしまった転職エージェントを再度活用していきましょう。
転職エージェントを放置するとどうなる?
転職エージェントを放置すると、転職活動にどのような影響がでるのでしょうか?
結論からお話すると、転職エージェントの放置はよい結果にならないことがほとんどで、「転職意欲が低い求職者」と思われてしまい転職活動に悪い影響を与えかねません。
転職エージェントを放置するとどうなるか、詳しく紹介します。
求人紹介を受けられなくなる
転職エージェントを放置すると、求人紹介を受けられなくなる可能性があります。
担当者や転職エージェント独自の視点で紹介される求人は、求職者にはない新たな視点で求人を見る機会にも繋がります。
転職活動の幅を広げるためにも、転職エージェントは放置せず求人紹介を受けられるようにしておきましょう。
しつこく連絡を受けるケースがある
転職エージェントは求職者からは見えない部分で、求人企業や関連各所とやり取りをおこなっている場合があり、担当者からしつこく連絡を受けるケースがあります。
転職エージェントは求職者だけでなく、求人企業に対しても人材を紹介する責任があります。場合によっては、月に10名以上の推薦をおこなうなど求人企業と話をしていることもあります。
転職エージェントからしつこい連絡を受ける場合は、求職者に対しての期待の裏返しです。放置をせず積極的に連絡を取り、転職活動の幅を広げていきましょう。
転職エージェントを放置してしまう理由
転職エージェントは、誰しも放置をしたくて放置をしているのではないと思います。
放置をしてしまう理由はどういったものがあるのでしょうか?転職エージェントを放置してしまう理由を見ていきましょう。
連絡がこない
求職者の多くは転職エージェントから連絡がこないと感じると、転職エージェントを放置してしまいます。
転職エージェントを複数利用している求職者は多く、連絡が早い転職エージェントを優先する傾向があるためです。
連絡の頻度やスピードに関しては、転職エージェントによって変わります。連絡がこないと感じたり、連絡が遅いと感じたりする場合は、自分から連絡を取るようにしましょう。
相性が悪いと感じる
転職エージェントにはさまざまな担当者がいますが、担当者と相性が悪いと感じた場合も転職エージェントを放置する一因になります。
相性が悪いと感じる理由は人それぞれですが、たとえば高圧的な態度を取られた、紹介求人が的外れ、連絡頻度が多すぎる(少なすぎる)などです。
担当者と相性が悪いと感じて放置をしてしまう前に、再度面談をおこなうなど担当者とのコミュニケーションを取るなどして、放置をすることがないようにしましょう。
ほかの転職エージェントを利用している
転職エージェントは複数利用をするのが一般的で、求職者の多くは1社だけではなく複数の転職エージェントを利用しています。
そのため、転職エージェントの対応や求人紹介内容で、ほかの転職エージェントに流れてしまうのは珍しいことではなく、転職エージェントを放置するきっかけになります。
放置をした転職エージェントの利用を再開するには?
放置をしてしまった転職エージェントでも、連絡を入れれば問題なく利用を再開できます。
ただ、放置をしてしまったことで転職エージェントからの印象が悪くなっている可能性があります。
利用再開連絡をする際は、放置したことに対して謝罪をして利用再開をお願いするとよいでしょう。
利用再開希望の連絡をする
転職エージェントにメールや電話、Webから利用再開の連絡を入れましょう。
利用再開の連絡後は初回登録時と同様、面談をおこなうのが一般的です。面談方法は電話もしくはオンラインが多いでしょう。
再登録に時間はかからないため、空いている時間を使って再登録を済ませましょう。
放置して転職エージェントから打ち切られることはない?
転職エージェントを放置すると、転職サポートやアドバイスを後回しにされてしまうことがあります。
日々新たな求職者が新規登録をしており、転職エージェントは新規登録者を優先する傾向があるためです。
転職サポートを後回しにされないためにも、担当者との意思疎通は日頃から意識しておこなうのをおすすめします。
別の転職エージェントを利用することも視野に入れる
先述したように放置をした求職者に対して、転職エージェントは快く思っていないこともあります。
前向きな転職サポートを受けられない可能性を視野に入れ、別の転職エージェントを利用することも視野に入れましょう。
別の転職エージェントの利用は、業界や職種への視野を広げたり新たな可能性を見出したりすることが可能になります。
転職エージェントの複数利用は、よりよい転職活動にプラスに働く場面が多くおすすめです。
放置した転職エージェントの再登録の流れ
エージェントによって登録方法に多少の違いはありますが、再登録の流れに大きな違いはありません。
本項目では転職エージェントの再登録の流れを紹介します。
再度面談の実施
再登録に合わせて面談を再度実施するケースが多いです。
転職希望条件の確認や現在の状況などを再度確認して、最適な求人先の案内ができるかを確認するためです。
面談をおこなう際は担当者と良好な関係性を構築できるよう、担当者を尊重してやり取りをしましょう。
希望条件の再確認
転職エージェントとの面談で、希望条件を再度確認しましょう。
希望条件に大きな変更がなくても、生活状況や現職の状況など細かい情報も担当者に伝えましょう。
スキルや経験が求人企業に求める条件と満たない場合でも、仕事の価値観や人間性、ポテンシャルなどがきっかけになって選考が進むケースもあります。
転職エージェントには転職希望条件だけでなく、さまざまな話をしておくと転職活動の幅が広がります。
前回の担当者と変更する場合がある
放置をした転職エージェントに再登録をすると、前回の担当者から変更している場合があります。
担当者が変更になった場合は、まずは良好な関係性が構築できるようにコミュニケーションを取りましょう。
よい転職活動に転職エージェントの存在は欠かせません。新たな担当者としっかり関係性を構築して、転職活動を有利に進められるようにしましょう。
再度転職エージェントを放置しても大丈夫?
転職エージェントの放置は転職活動にプラスになることはないため、転職エージェントの放置はしないようにしましょう。
転職エージェントを放置してしまう前に、面談を実施したり就業希望条件を緩和したりするなど、転職活動が前向きになるよう心掛けましょう。
転職エージェントから損害賠償を請求されることはある?
転職エージェントを放置しても損害賠償を請求されることは基本的にはありませんが、トラブルに発展してしまったり、転職エージェントとの関係性が悪化したりする場合があります。
内容を詳しく紹介をしていきます。
損害賠償を請求されることは基本的にはない
求職者に対して損害賠償を請求されることは基本的にはありませんが、内定辞退などで企業が求職者を訴えることは可能です。
たとえば、内定承諾をしたにも関わらず入社予定日から2週間を切ってから、内定辞退をするなどです。
企業は新入社員の受け入れのために、パソコンや携帯電話、新しいデスク、IDカードなどさまざまな備品の準備をするため、相応のコストがかかります。
損害賠償請求をされることは基本的にありませんが、内定辞退など入社に関わる内容の場合、大きなトラブルになる可能性があるため注意をしましょう。
トラブルにならないために放置はしない
転職エージェントや求人企業とトラブルにならないためにも、放置は決してしないようにしましょう。
前もって連絡をしておけば済んでいた話も、連絡をせずに放置をしてしまったことでトラブルになってしまう場合があります。
転職エージェントの提案や依頼を断るのは失礼なことではありません。連絡をしない、放置するほうが問題になる可能性があるため、放置はしないようにしましょう。
おすすめの転職エージェント
転職エージェントは国内に多くの種類があり、何を基準に選べばよいのか迷う方もいるでしょう。
自身に合ったエージェント選定ができるよう、本記事おすすめの転職エージェントを紹介します。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは国内最大手の転職エージェントサービスを展開しており、年齢や業界、職種を問わずおすすめの転職エージェントです。
初めて転職エージェントを利用する方をはじめ、専門性の高い職種や業界の求人を扱っており、希望に沿った転職先を見つけられるでしょう。
リクルートエージェントは、一般には公開されていない非公開求人のほか、リクルートエージェントしか持っていない独占求人を数多く保有しています。
独占求人は企業が他社のエージェントには依頼をせず、リクルートエージェントだけに依頼をしている求人のことです。
独占求人はリクルートエージェントに登録をしないと応募ができないため、ライバルが少なく有利に転職活動を進めることができます。
日本全国に拠点があるため、都市部だけでなく地方への転職にも安心して利用できます。
doda
dodaは転職サイトで知られていますが、転職エージェントサービスも並行して展開しています。
dodaは職種、業界や地域に特化しているパートナーエージェントと提携しており、一般に公開されていない多くの非公開求人に出会えるチャンスがあります。
業界、職種別の職務経歴書の用意や、キャリアタイプ診断の実施など、すぐに転職に活かせるツールが豊富に用意されています。
転職ツールの利用とCA(キャリアアドバイザー)の両面からサポートを受けられるため、効率的かつ生産性の高い転職活動を進められます。
マイナビエージェント
マイナビエージェントは20代~30代の若手層に強みを持つ転職エージェントで、求職者と近い距離で転職やキャリアの相談ができます。
マイナビエージェントは総合型エージェントで職種や業界問わず、さまざまな求人を保有していますが、専門特化型のエージェントも多数展開しています。
自身の持つ専門性や得意領域が明確になっている場合など、マイナビエージェントへの登録はとくにおすすめです。
UZUZキャリア(ウズキャリ)
UZUZキャリア(ウズキャリ)は第二新卒、既卒、フリーター、離職中の方など20代に特化した転職エージェントです。
20代に特化した転職支援をおこなっているため、経験の浅い20代にとって心強いサポートを受けられるでしょう。
取り扱い求人も未経験歓迎、20代歓迎求人が多くスキルや経験をこれから身に付けていく20代が挑戦しやすい求人を多く取り揃えています。
転職エージェントを放置してしまったときのQ&A
転職エージェントを放置してしまったときの予防法や対処法をQ&A方式で紹介します。
これから転職エージェントを活用する方も、放置してしまった方も、より良い転職活動に向けてご確認ください。
転職エージェントを放置しないためには?
転職エージェントを放置してしまうのは、連絡がこない、相性が悪いと感じる、ほかの転職エージェントを利用しているなど、さまざまな理由が起因します。
放置をしないためには、転職エージェントとの関係性が大切です。
転職エージェントからの連絡を待つだけではなく、不明点や疑問点は自分からも積極的に連絡をして、コミュニケーションを取り良好な人間関係を構築しましょう。
転職エージェントの利用を再開するときは?
放置をした転職エージェントの利用を再開するときは、利用再開の旨を連絡しましょう。
電話やメール、Webから連絡をして利用再開連絡ができるため、空いている時間に連絡をして転職活動を進めていきましょう。
再度面談は必要?
放置をした転職エージェントの利用再開時は、再度面談をおこなうのが一般的です。
面談ではあらためて希望条件や価値観の共有を担当者とおこない、求職者が希望する条件で紹介先企業があるのかを確認します。
転職エージェントとコミュニケーションを重ねるほど、相互理解が深まり紹介求人の精度があがるため、利用再開時には再度面談が実施されます。
損害賠償は請求される?
基本的に転職エージェントから求職者に対して損害賠償が請求されることはありません。
しかし、内容によっては大きなトラブルに発展してしまうケースもあるため、転職エージェントを放置するのは避けましょう。
まとめ
転職エージェントを放置してしまう原因や対処法、サポートを再開させる方法などを解説してきました。
転職エージェントを放置してしまうと、転職サポートが受けられなくなったり、選考状況によってはトラブルに発展しまったりすることもあります。
放置をしないためには、担当者と積極的なコミュニケーションを取り、考え方や価値観を共有するのが大切です。
本記事がよりよい転職活動のきっかけになればうれしいです。
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