ダイナースの年会費はいくら?1番年会費が安いカードや更に安くする方法をご紹介!
ダイナースクラブは、アメリカを中心に全世界で展開するクレジットカード会社です。
ステータス性の高さからよくアメックスとも比較されるほどです。
今回はそんなダイナースの年会費について詳しく掘り下げていきます。
クレジットカードを発行するうえで年会費がネックになっている方もいらっしゃると思います。
この記事ではダイナースのなかで1番年会費が安いカードや追加カード、年会費を安くする方法をご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください!
ダイナースのなかで年会費が1番安いカードは3つ
ダイナースが発行しているクレジットカードは、全部で14種類あります。
そのなかで年会費が1番安いクレジットカードは3種類で年会費は24,200円(税込)です。
まずは、ダイナースのクレジットカードを持ちたいけれど年会費が安いものから検討していきたいという方のためにこの3種類について紹介していきます。
【定番】ダイナースクラブカード
- 利用限度額に一律の制限なし!
- 国内外1,300ヶ所以上の空港ラウンジが無料!
- 最高1億円の旅行保険が付いているから安心!
年会費初年度 | 24,200円(税込) |
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年会費2年目〜 | 24,200円(税込) |
ポイント還元率 | 1 〜 5% |
発行スピード | カード到着まで2~3週間ほど |
国際ブランド |
|
電子マネー |
|
- 付帯サービス
1つめは、ダイナースクラブカードです。
このカードはダイナースが発行しているメインカードです。
ダイナースの入会の目安は所定の基準を満たす方と記載されています。
カードの利用可能額は一律で設定されておらず顧客ごとに利用状況や支払い実績に応じて設定されます。
支払い方法は一括払い・ボーナス一括払い・リボ払いを利用できるので、利用額や時期に応じて使い分けることが可能です。
最高1億円の海外旅行保険と国内旅行保険・年間500万円までのショッピング・リカバリーといった保険が付帯しており、旅行やショッピングも安心です。
ダイナースのポイントプログラムについて
クレジットカードを持つうえでポイント還元について気になる方もいると思うので、ダイナースのポイントプログラムについて見ていきます。
ダイナースのクレジットカードは「ダイナースクラブリワードプログラム」に応じてポイントが貯まります。
ポイント還元率は1%で、100円につき1リワードポイントが付与されます。
このポイントプログラムには大きなメリットがあり、それは貯まったポイントに有効期限がないという点です。
せっかくポイントを貯めても有効期限が切れて失効したらもったいないですよね。
また、貯まったポイントは支払いだけでなくいろんな用途に使用可能です。
10,000ポイント=3,000円から支払いに使えて、ほかにもTポイントやANAスカイコイン、ダイナースグローバルマイレージ参加航空会社のマイルなどに移行したり賞品への交換が可能です。
ダイナースのポイントプログラムは有効期限を気にせずにゆっくりとポイントを貯めて好きなタイミングで好きな用途に貯めたポイントを使うことができるので、大変優れています。
【豪華なサービス】ニューオータニクラブ ダイナースカード
年会費が安いダイナースのクレジットカードの2つめは、ニューオータニクラブ ダイナースカードです。
入会の目安は所定の基準を満たす方の方と、上記のダイナースクラブカードと同じです。
ニューオータニクラブ ダイナースカードは、利用可能額・支払い方法・付帯保険についてもすべてダイナースクラブカードと同じです。
ダイナースクラブカードとの違いは、カード名に「ニューオータニクラブ」とあるようにホテルやレストランを展開しているニューオータニと提携したクレジットカードであるという点です。
そして提携カードならではの、ニューオータニによるオリジナルサービスをたくさん受けることができます。
- ニューオータニのホテルやレストランをサインレスで利用
- ニューオータニ直営店を利用でリワードポイントが通常の2倍
- ポイント交換賞品にニューオータニのPREMIUM COUPONが追加
- ニューオータニのポイントプログラムが別途適用
- 宿泊予約が優先的にできる
- 宿泊時に家族や紹介者の料金を割引
- レストランでのサービス料優待
- ホテルでのクラブラウンジ利用
どれもお得で豪華なサービスばかりです。
1つめのダイナースクラブカードと年会費が同じなので、もしニューオータニの施設を多く利用する場合は断然ニューオータニクラブ ダイナースカードを作る方がお得でしょう。
【年会費を安くできる】三井住友信託ダイナースクラブカード
3つめは、三井住友信託ダイナースクラブカードです。
入会の目安年齢・利用可能額・支払い方法・付帯保険については、先に紹介した2種類のダイナースクラブカードと同じです。
ダイナースクラブカードとの違いは、カード名に「三井住友信託」とあるように三井住友信託銀行と提携したクレジットカードであるという点です。
三井住友信託ダイナースカードは、三井住友信託銀行に口座を持っている方のみ発行でき、申込みは銀行窓口でおこなうことができます。
また、こちらもオリジナルサービスを受けることができるのですが詳細はまた後ほど紹介します。
【比較】アメックスのなかで年会費が1番安いカードは?
ダイナースとアメックスの比較として、アメックスのクレジットカードのなかで年会費が1番安いカードを紹介します。
- ご入会でもれなく1,000マイル、毎年のカードご継続毎に1,000マイルをプレゼント
- ANA航空券や旅行商品など、ANAグループでのカードご利用はポイント1.5倍
- 1,000ポイント単位でANAのマイルへ移行可能
年会費初年度 | 7,700円(税込) |
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年会費2年目〜 | 7,700円(税込) |
ポイント還元率 | 0.33%~0.6% |
発行スピード | 2週間程度 |
国際ブランド |
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電子マネー |
|
- 付帯サービス
アメックスが発行しているカードのなかで年会費が1番安いクレジットカードは、ANAアメリカン・エキスプレス®・カードです。
年会費は7,700円(税込)と、これまで紹介してきたダイナースの年会費が1番安いクレジットカードよりも安いです。
ANAアメリカン・エキスプレス®・カードはマイルを貯めることができるので、飛行機をよく利用される方におすすめです。
ただ、よくホテルやレストランを利用する方にとってはその点の優待はなくもの足りなく感じるかもしれません。
クレジットカードを比較するときは、年会費だけではなくカード特有のサービス内容もチェックしましょう。
ダイナースの追加カードの気になるサービスや年会費は?
ダイナースでは追加カードが発行できます。
種類が非常に豊富で、ローンカード・リボ払い専用カード・ETCカード・家族カード・社員用カードなどがあります。
しかし、これまで見てきたようにダイナースのクレジットカードの年会費は安くても22,000円かかるので、追加カードの年会費についても心配される方がいると思います。
ここでは、より需要の高いETCカード・家族カードの気になる年会費について見ていきます。
ダイナースのETCカードは年会費無料!
嬉しいことに、ダイナースのETCカードは年会費・発行手数料ともに無料です。
ただクレジットカードと一体化していないので、ETCの利用代金は持っているダイナースのクレジットカードから引き落とされるということに注意が必要です。
ETCマイレージサービスによって、利用した分だけマイレージが貯まってETCの利用に還元することもできるので、ETCカードとして申し分ないでしょう。
ダイナースの家族カードの年会費は保有カードによって違う!
残念ながら、ダイナースの家族カードは年会費が無料ではありません。
年会費は、持っているダイナースのクレジットカードによって変動します。
ダイナースクラブカード | 5,500円(税込) |
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ニューオータニクラブ ダイナースカード | 5,500円(税込) |
三井住友信託ダイナースクラブカード | 5,500円(税込) |
ANAダイナース スーパーフライヤーズカード |
11,550円(税込) |
本記事で紹介したダイナースの3種類のクレジットカードを持っている場合、家族カードの年会費は5,500円(税込)で、家族カードで比較すると1番安い年会費です。
参考として、1番高い家族カードの年会費はANAダイナース スーパーフライヤーズカードの11,550円(税込)です。
つまりダイナースの家族カードの年会費は5,000円~10,500円となります。
家族カードの年会費は家族会員(本会員の配偶者・両親・18歳以上の子ども)に生じるので、本会員が持つクレジットカードの年会費以外に固定的な支出が増えてしまいます。
家族カードを発行する際は、この点に注意しましょう。
【比較】アメックスのETCカードと家族カードの年会費は?
ここでも、ダイナースとアメックスの比較としてアメックスのETCカードと家族カードの年会費を紹介します。
アメックスのETCカードは、年会費が無料です。
しかし、新規発行手数料として935円(税込)がかかります。
紛失・破損した場合にはさらに発行手数料がかかるので、カードの管理に十分に注意しましょう。
家族カードはダイナースと同様に持っているクレジットカードによって年会費が変動します。
ANAアメリカン・エキスプレス®・カード | 2,750円(税込) |
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アメリカン・エキスプレス®・スカイ・トラベラー・プレミア・カード | 19,250円(税込) |
上記で紹介したアメックスのなかで年会費が1番安いANAアメリカン・エキスプレス®・カードの家族カードの年会費は2,750円(税込)で、これはアメックスの家族カードの年会費の最安値です。
参考として、1番高い家族カードの年会費はアメリカン・エキスプレス®・スカイ・トラベラー・プレミア・カードの19,250円(税込)です。
つまりアメックスの家族カードの年会費は、2,750円~19,250円と幅広いことが分かります。
ダイナースの年会費を安くする方法
ここまでダイナースの年会費について見ていきましたが、実は年会費を安くする方法が存在します!
ぜひ実践してみましょう。
方法①入会キャンペーンを利用する
- 利用限度額に一律の制限なし!
- 国内外1,300ヶ所以上の空港ラウンジが無料!
- 最高1億円の旅行保険が付いているから安心!
年会費初年度 | 24,200円(税込) |
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年会費2年目〜 | 24,200円(税込) |
ポイント還元率 | 1 〜 5% |
発行スピード | カード到着まで2~3週間ほど |
国際ブランド |
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電子マネー |
|
- 付帯サービス
1つめは、入会キャンペーンを利用するという方法です。
ダイナースでは定期的に新規でダイナースクラブカードを申込んだ方を対象に入会キャンペーンを実施しています。
対象期間に新規入会すると利用金額に応じてポイントのキャッシュバックが得られたり、年会費が無料になったりします。
ダイナースクラブカードの作成を考えている方は公式HPに記載されているキャンペーンをぜひ確認してください。
方法②三井住友信託ダイナースクラブカードを利用する
2つ目は、三井住友信託ダイナースクラブカードを利用するという方法です。
上記で少し触れましたが、三井住友信託ダイナースクラブカードにはオリジナルサービスがあります。
このカードは入会後3カ月以内に20万円利用すると年会費が10,000円引きになり、次年度以降は年間で50万円利用すると同じく年会費が10,000円引きになります。
カードを利用して上記の条件を満たすことで、ダイナース史上最も年会費が安いカードにすることができます。
ダイナースの年会費を簡単に回収する方法
実は上記の2つの方法以外で簡単に年会費の元を取る方法があります。
それは、ダイナースの特典であるエグゼクティブ ダイニングの利用です。
エグゼクティブ ダイニングとは、対象レストランのコース料金が1~2名分無料になるという特典です。
ほとんどのコースが1万円以上なので、2人で行けば毎回約1万円が無料になります。
つまり、それを2、3回利用すれば22,000円の年会費の元を取ることができるのです。
なかには25,000円以上のコースもあるので、もしそれを利用すれば1回の利用で元が取れてしまいます!
コース料金をダイナースのカードで払う必要がありますが、非常にお得なため、食に関心がある方には大変魅力的な特典です。
- 利用限度額に一律の制限なし!
- 国内外1,300ヶ所以上の空港ラウンジが無料!
- 最高1億円の旅行保険が付いているから安心!
年会費初年度 | 24,200円(税込) |
---|---|
年会費2年目〜 | 24,200円(税込) |
ポイント還元率 | 1 〜 5% |
発行スピード | カード到着まで2~3週間ほど |
国際ブランド |
|
電子マネー |
|
- 付帯サービス
ダイナースの年会費まとめ
本記事ではダイナースが発行するクレジットカードの年会費について掘り下げてきました。
ダイナースからは年会費が有料のクレジットカードしか発行されていませんが、年会費がかかるゆえのサービスの豊富さを感じることができたと思います。
また、年会費を安くする方法・元を取る簡単な方法が存在するので特典内容が自身に合っているようであれば実践すべきでしょう!
ダイナースのクレジットカードの発行を検討している方は、本記事で紹介した年会費が安いカードや年会費を安くする方法を参考にしてみてくださいね。
経済学部卒業。学生時代にライター業を開始し、大学卒業後はフリーライターとして活動。当メディア「マネ会」でのクレジットカードに関する記事はもちろん、株式投資・節約・電子マネーなどのお金に関する記事を、女性ならではの目線で多数執筆中。クレジットカードは楽天カード・イオンカードセレクト・エポスゴールドカードを保有している。キャッシュレス決済はQUICPayとPayPayを愛用しており、ポイントを貯めることとクーポンを使うことが大好き。