楽天ペイ(楽天Pay)と楽天Edyは違う?特徴やシーンごとの使い分け方法を徹底解説
楽天ペイ(楽天Pay)と楽天Edyは似たようなサービスだと思われがちですが、使えるお店や仕組みが大きく異なっています。
両方とも便利に使えるサービスではありますが、違いを理解して適切なタイミングで使えば支払いのストレスがもっと減るはずです。
この記事では、楽天ペイと楽天Edyの違いについて解説していきます。
楽天ペイ、楽天Edyでお得にポイントを貯められる楽天カードについても紹介していくので、楽天ユーザーの方はぜひチェックしてください。
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楽天ペイと楽天カードを組み合わせると、楽天ポイントの2重取りができ、ポイント還元率がどこで支払いをしても6%!
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楽天カード、楽天ペイ(楽天Pay)、楽天Edyそれぞれの特徴
楽天関連のキャッシュレス決済で特に有名なのが、楽天カード、楽天ペイ(楽天Pay)、楽天Edyの3つです。
楽天カードはクレジットカード、楽天ペイはQRコード決済アプリ、楽天Edyは電子マネーの一種なのですが、細かい違いがよく分からないという方は多いでしょう。
ここからは楽天カード、楽天ペイ、楽天Edyそれぞれの特徴と違いについて説明していきます。
キャッシュレス決済に興味のある方、楽天のサービスを利用してポイントを貯めたい方はぜひチェックしてください。
楽天カードの特徴と使い方
楽天カードは、楽天が提供しているクレジットカードです。
支払い方法は基本的に月ごとの後払いとなっていますが、分割払いやローンにも対応しており楽天関連の様々なサービスと紐づけることができます。
機能について通常のクレジットカードと大きな違いはありませんが、楽天ポイントがどんどん貯まるので楽天ユーザーであれば持っておきたいカードです。
楽天カードには、通常のカード以外にも様々な種類があります。
楽天カードの種類は、以下の通りです。
- 楽天カード(一般)
- 楽天PINKカード(女性向け特典付き)
- 楽天ゴールドカード
- 楽天プレミアムカード
- 楽天ブラックカード
- 楽天ANAマイレージクラブカード(マイレージ機能付き)
- 楽天カードアカデミー(学生向け)
- 楽天ビジネスカード(事業者向け)
- 楽天銀行カード(キャッシュカード機能付き)
どのカードでも楽天グループや決済サービスの加盟店でお得に使えるので、楽天カードをまだ持っていない方は入会を検討してみてください。
楽天カードと紐づけることで、楽天ペイと楽天Edy、どちらを使った場合でも追加で0.5%~1%の楽天ポイントを貯めることができます。
楽天ペイと楽天Edyでお得にポイントを貯められる楽天カード(一般)については、以下のリンクを参照してください。
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楽天ペイ(楽天Pay)の特徴と使い方
楽天ペイ(楽天Pay)とは、楽天が提供するQRコード決済サービスです。似たサービスには、LINE Pay(ラインペイ)、PayPay(ペイペイ)などがあり、スマホ一つで決済ができると話題となっているサービスです。
楽天ペイには決済機能だけでなく、家族や友人などにお金を送れる送金機能があります。
さらに楽天ペイなら、200円(税込)の支払い当たり1ポイントの楽天ポイントを貯められるので、現金で支払うよりお得です。スマホを持っている方は利用を検討してみるとよいでしょう。
ただし楽天ペイで支払い方法として指定できるのはクレジットカードのみとなっているため、クレジットカードを持っていない方は登録できません。
また登録できるクレジットカードはVISAとマスターカードのみとなっており、JCBは楽天カードを登録した場合にしか使えません。楽天カード以外でのJCBカード、アメックスカードは使えないので注意しましょう。
確実に楽天ペイを利用するため、まだお持ちでない方は楽天カードを作っておくと安心です。追加で1%ものポイントが貯まるので、今後楽天関連のサービスを利用するなら持っておくと良いでしょう。
クレジットカードを登録することからもわかる通り、楽天ペイは後払いの決済手段となっています。先にチャージしておいた分の金額しか使いたくない、お金の使い過ぎが不安という方は楽天Edyの利用も考えてみましょう。
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楽天Edyの特徴と使い方
楽天Edyとは、楽天が提供しているプリペイド型電子マネーです。
プリペイド型電子マネーとは、あらかじめ現金などを入金しておき、会計の時はチャージした金額からお金を引き落とすタイプの決済方法を指します。
現金のやり取りをしないので、お釣りなどのやり取りが要らずお客さんにとってもお店にとっても便利です。
似たサービスだと、SuicaやICOKAなどの交通系電子マネー、イオン系列のお店で使えるWAONなどがあります。
専用の端末に現金を入れるタイプの電子マネーもありますが、楽天Edyの場合はクレジットカードまたは銀行口座からチャージが可能です。
もちろん先ほど説明した楽天カードも登録できるので、追加で楽天ポイントが欲しい方は楽天カードを用意しておくと良いでしょう。
楽天Edyにはカード、おサイフケータイ、コイン型など複数のタイプがあります。
楽天Edyを使い始める際には、自分の生活スタイルに合わせて選びましょう。
また一部の楽天カードには、楽天Edyの機能があらかじめ搭載されているものもあります。
Edy機能付きカードについては、スマホやケータイが無くてもカードを持ち歩くだけでEdyを利用できます。
楽天ペイ(楽天Pay)と楽天Edyの特徴を徹底比較
楽天ペイと楽天Edyについて詳しく知りたいという方に向け、実際に使う上で重要となる違いを表にまとめました。
楽天ペイ | 楽天Edy | |
決済の方法 | 後払い | 前払い(チャージ式) |
使えるスマホ | ほぼすべて | おサイフケータイ対応機種のみ |
使えるお店 | 少なめ | 非常に多い(50万店以上) |
ポイント還元率 | 0.5%~1.5% | 0.5%~1% |
こうしてみると、楽天ペイと楽天Edy、どちらにもそれぞれのメリットがあると分かります。
以下では、表で紹介した違いに加えポイントの利用方法、利用上限の金額、決済以外の機能についても解説していきます。
楽天ペイと楽天Edy、どちらを使うべきか迷っている方はぜひチェックしてください。
違い①決済の方法
先ほども説明した通り、楽天ペイ(楽天Pay)はクレジットカードに紐づいた後払いの決済手段であるため、お店で決済した金額は後で請求されます。
一方楽天Edyは先にお金をチャージしておいて、チャージした金額の中から決済を行うサービスですので、あとでお金の請求が来ることはありません。
楽天ペイは後払い、楽天Edyは先払いのサービスだと覚えておきましょう。
また、実際の決済方法についても両者には違いがあります。
楽天ペイの場合支払いの際にアプリを開き、バーコードを読み取ってもらう、または読み取る必要がありますが、楽天Edyでは対応のカードやスマホを、専用リーダーにかざすのみとなっており手軽です。
クレジットカードに近い感覚で電子決済を利用したい方、月ごとの支払い金額をまとめて把握したい方には楽天ペイ、とにかく手軽に決済を済ませたい方は楽天Edyを選ぶのがおすすめです。
違い②使えるスマートフォンの種類
楽天Payはアプリをインストールすれば使えるので、使えるスマートフォンの種類に制限はありません。
iOSにもandroidにも対応しているため、機種を気にせずアプリをダウンロードするだけで利用できます。
一方、楽天Edyはおサイフケータイ対応のスマホでなければ使用できません。
おサイフケータイは国内すべてのスマホに搭載されているわけではないので、スマホで支払いをしたいときは事前のチェックが必要です。
また海外製スマホの場合、おサイフケータイでないものがほとんどです。
iPhoneはもちろん、最近話題のHuaweiスマホなどでは決済できない場合が多いので注意してください。
もちろん、スマホがおサイフケータイ非対応でもEdy機能付きのカードを持ち歩けば支払いは可能です。
しかし「出かけるときにはスマホしか持ち歩きたくない」と考えている人には少し不便かもしれません。
違い③使えるお店
スマホで簡単に始められる楽天ペイですが、2019年現在楽天ペイ支払いに対応しているお店は少ない状況です。
一方楽天Edyに対応しているお店は非常に多く、電子マネーの中でトップクラスの店舗数となっています。
ここからは楽天ペイと楽天Edy、それぞれが使えるお店の代表例と利便性について解説していきます。
楽天ペイ(楽天Pay)が使えるお店
楽天ペイが使えるお店の例は、以下の通りです。
- ローソン
- ファミリーマート
- ポプラ
- 松屋
- 上島珈琲店
- エディオン
- 阪急百貨店
他にも楽天ペイ対応のお店は多数あり、現在も加盟店は増えています。
特にオンラインショップなどでは使えるお店が多く、楽天会員であれば非常に使いやすいはずです。
加盟店の数だけで考えれば、楽天Edyの方が便利ですが、楽天ペイの方がポイント還元率が高いため加盟店が増えれば楽天ペイ利用のメリットはかなり大きくなるでしょう。
また楽天ペイは新規格の統一QRコード、「JPQR」に対応しているため同じリーダーで複数のアプリ決済サービスが利用できるようになります。
今後統一規格のQRコード「JPQR」が広がれば、楽天ペイがさらに多くのお店で使えるようになるでしょう。
楽天Edyが使えるお店
楽天Edyが使えるお店は非常に多く、国内では50万店を超えています。
楽天Edyが使えるお店の例は、以下の通りです。
- セブンイレブン
- ローソン
- ファミリーマート
- イトーヨーカドー
- 阪急オアシス
- ツルハドラッグ
- マツモトキヨシ
- ブックオフ
- ツタヤ
- マクドナルド
- ガスト
- ビッグエコー
- ヤマト運輸
楽天Edyの加盟店数は電子マネーの中では最大級となっており、思いつくお店のほとんどで利用ができるとも言われています。
「とにかくいろいろなお店で電子マネーを使いたい」「現金をあまり持ち歩きたくない」という方はには、楽天Edyの方が向いていると言えるでしょう。
違い④ポイントの還元率
楽天ペイ、楽天Edyの利用でたまるのは「楽天ポイント」です。
楽天ポイントは楽天サービスに共通するポイントで、楽天市場での買い物や加盟店での支払いなどに利用できます。
楽天ペイの場合、200円(税込)の利用ごとに1ポイントを貯めることができます。
また楽天カードを引き落とし用のクレジットカードに指定すれは、+1%のポイントが貯まるので、合計1.5%のポイントが還元され現金で支払うよりもかなりお得です。
楽天Edyも、通常200円(税込)の支払いごとに1ポイントが還元されるため楽天ペイとお得度は同じに見えます。
しかし楽天Edyではチャージ方法として楽天カードを指定しても、追加で+0.5%のポイントしか貯まりません。
還元率は合計で1.0%となるので、1.5%の還元が得られる楽天ペイと比べ少しお得感は下がってしまいます。
楽天ポイントを貯めることを重視するなら、楽天ペイを積極的に利用するのがおすすめです。
違い⑤ポイントの利用方法
楽天ペイの場合、ポイントを優先的に支払い金額に変えることができます。
楽天ペイのアプリから「全てのポイント/キャッシュを使う」にチェックをすれば、期間限定の楽天ポイントが優先的に使われます。
キャンペーンなどでもらえる期間限定の楽天ポイントは、楽天グループでしか使えないことも多いためそのまま失効させている人も少なくないはずです。
しかし楽天ペイなら、こうしたポイントもお店での支払いで優先的に使えるので便利です。
ポイントを無駄なく使いたいという方には、とても向いているでしょう。
楽天Edyでも、楽天ポイントを1ポイント1円としてチャージ残高にすることができます。
しかし期間限定のポイントが使えない、もしくは優先して使われない場合もあるので注意が必要です。
今後仕様が変わる可能性もありますが、ポイントの使い忘れが心配であれば楽天ペイを優先して使った方が良いでしょう。
違い⑥利用の上限金額
楽天ペイでは、利用1回あたり50万円(税込)の支払いが上限となっています。
ただしコンビニでの支払いの場合1回あたりの上限は4,000円(税込)です。
また1回あたりに利用可能なポイント数は、30,000ポイントまでです。
一方Edyの場合、残高は5万円が上限となっており最大でも5万円までの支払いしかできません。
また、1回あたりのチャージ金額は2万5千円が上限となっています。
楽天ペイと楽天Edyでは上限金額やチャージ上限が大きく異なるので、支払いの金額に合わせて使い分けるのが良いでしょう。
違い⑦支払い以外の機能
楽天ペイには、送金機能があり家族や友人にお金を送ることができます。
お金を送れる相手は楽天会員のみですが、手数料無料で送金できるので飲食代を割り勘する時などにも使えます。
送金の上限金額は、1回あたり10万円、1カ月当たり100万円です。
また楽天ペイでは、オンライン決済の場合で分割払いに対応しています。オンラインショップで高額な商品を買う時にも、楽天ペイでポイントを貯めることが出来るので楽天ユーザーにとってはお得でしょう。
一方楽天Edyには、決済機能以外にオートチャージ機能があります。
オートチャージ機能とは、自分で残高をチャージしなくてもクレジットカードから自動的にチャージをおこなってくれる機能です。
対象となっているクレジットカードは楽天Edy機能付き楽天カードのみですが、買い物のたびに減った金額を自動でチャージしてくれるので残高不足の心配はありません。
楽天ペイ、楽天Edyにはそれぞれ便利な機能がありますので、自分の生活スタイルに合わせて使い分けるのがおすすめです。
楽天ペイ(楽天Pay)と楽天Edyはシーンで使い分けよう
ここまで読んでみたけれど、結局どちらを選べばよいか分からないという方は楽天ペイと楽天Edy、両方を使ってみるのがおすすめです。
楽天ペイと楽天Edy、どちらにも利用のメリットがあるため、迷う方はシーンによって使い分けるのがベストでしょう。
大きな買い物をしたいときは楽天ペイでポイントを貯め、コンビニやスーパーなど少額の買い物をしたいときはすぐに使える楽天Edy、といったように使い分ければ、普段の買い物をもっと便利にできます。
どちらを使う場合でも楽天カードを登録しておくことで追加のポイントをゲットできます。
キャッシュレス生活を目指すなら楽天ペイ、楽天Edyと合わせて楽天カードの申し込みも検討してみましょう。
- 年会費永年無料
- 新規入会&利用でポイントがもらえる
- 安心のセキュリティ
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1~3% |
発行スピード | 7営業日程度 |
国際ブランド |
|
電子マネー |
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- 付帯サービス
楽天ペイ(楽天Pay)と楽天Edyのお得なキャンペーン
楽天ペイ、楽天Edyともにお得なキャンペーンが多数開催されています。
楽天ペイと楽天ペイ、どちらをどこで使うべきか迷っている方は実施中のキャンペーンを見て使い方を決めるのが良いでしょう。
楽天ペイで2019年8月現在、参加できるキャンペーンは以下の通りです。
- 楽天カードを設定した支払いで5%のポイント還元(2019年9月30日まで)
- 対象のコンビニ・ドラッグストアの利用で800ポイントプレゼント(2019年9月2日まで)
- 対象加盟店の利用で10%のポイント還元(2019年9月2日まで)
- ローソンでの楽天ペイ利用でポイント最大2.5%(2019年8月31日まで)
- 初めての楽天ペイ利用で1,000ポイントプレゼント(常時開催)
- 友人を紹介すれば100ポイントプレゼント(常時開催)
常時開催のキャンペーンもありますが、今なら楽天カードを設定したお買い物で5%ものポイントが還元されます。楽天カード登録で参加できるお得なキャンペーンは今後もおこなわれると考えられるので、楽天ペイを使っていきたい方は楽天カードにも申し込んでおきましょう。
一方楽天Edyの方でも多数のキャンペーンが実施されています。楽天Edyで2019年8月現在、参加できるキャンペーンは以下の通りです。
- 初回500円以上のポイントチャージで30円分のEdyプレゼント(2019年8月31日まで)
- 初めての「楽天Edyでポイントを貯める」設定で400ポイントプレゼント(2019年9月2日まで)
- 【おサイフケータイのみ】クレジットカードから初めてのチャージで100円分のEdyプレゼント(2019年8月14日まで)
- ドラッグイレブンの利用でポイント最大2.5倍(2019年9月24日まで)
- 楽天カードの申し込みで「Edy機能付帯」を希望すれば500円分のEdyプレゼント(常時開催)
楽天ペイでも楽天Edyでも、こうしたお得なキャンペーンは随時開催されています。
また楽天カードでも新規入会で5,000ポイントがゲットできるキャンペーンが実施されているので、気になる方は早めに申し込んでおきましょう。
楽天ペイ(楽天Pay)と楽天Edyのまとめ
楽天ペイ(楽天Pay)と楽天Edyにはそれぞれメリットがあるため、シーンによって使い分けるのがおすすめです。
ポイントを少しでも多く貯めたいときは楽天ペイ、すぐに支払いを済ませたいときは楽天Edyを使うようにすれば普段の買い物がより便利になります。
楽天ペイ、楽天Edyは利用するだけでポイントが貯まるので、現金で買い物をするよりお得です。
また楽天カードを支払い用のカードにすれば、もらえるポイントが0.5%~1%アップします。
少しでもお得に買い物をしたい方は、この機会に申し込みを検討してみてください。
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金融・ビジネス分野を中心にライティング活動を行う専業ライター。大学は経済学部を卒業しており、交通経済学専攻だった。ビジネスとは直接関係していないが旅行好き。大学時代は一人で日本一周をしたことがある。しかし日本一周の経験は現在の仕事でさほど生かされていない。ポイントを集めるのが好きで、ポイントカードを100枚以上持っている。お店でポイントカードを作るか聞かれると必ず作ってしまう。