PayPay(ペイペイ)に銀行口座を登録する手順や注意点を解説!チャージや出金についても紹介
PayPayに銀行口座を登録すると、現金をチャージでしてお得に決済できたり、チャージ金額が即時引き落とせたり、オートチャージが利用できたりと、さまざまなメリットを得ることができます。
今回は銀行口座の登録の手順やチャージ方法、さらには登録時の注意点までどこよりも詳しく解説していきます。
PayPay(ペイペイ)に銀行口座を登録するメリット
PayPayを賢くお得に利用するなら、PayPayに残高をチャージして決済利用する方法をおすすめします。そのために銀行口座の登録が必要になります。
PayPayに銀行口座を登録しておけば、以下の4つのメリットが得られます。
- PayPayに現金をチャージできる
- チャージ金額の支払いにタイムラグがない
- オートチャージができる
- 出金できる(2019年9月30日以降)
それでは、それぞれのメリットを詳しく解説していきます。
PayPay(ペイペイ)に現金をチャージできる
PayPayに銀行口座を登録しておくと、PayPayの残高に現金をチャージできるようになります。
チャージされたPayPay残高で決済をおこなうと、最大で決済金の1.5%(通常0.5%)がボーナスとして還元されるメリットがあります。
なお、銀行口座の登録や口座からのチャージに、登録料や手数料は一切発生しません。
詳しい銀行口座の登録方法はこのあと解説するので、このまま読み進めてください。
また、銀行口座からPayPayにチャージする方法やより詳細なメリットは、以下の記事を参考にしてください。
チャージ金額の支払いにタイムラグがない
登録した銀行口座からチャージをおこなえば、チャージされた時点で口座から即時引き落としされるので、支払いにタイムラグがなくて済みます。
これはクレジットカード決済のようにあとから請求されないので、家計管理が非常にシンプルになって便利です。
オートチャージができる
銀行口座を登録していると、オートチャージという機能が使えます。
オートチャージは、設定した金額を下回るごとに自動的にチャージをしてくれる機能で、頻繁にPayPayを使うような方にはとても利便性の高い機能です。
出金できる(2019年9月末以降)
2019年9月30日以降、PayPay残高の仕様が大幅に変わりました。具体的にPayPay残高は、PayPayマネー、PayPayマネーライト、PayPayボーナス、PayPayボーナスライトの4種類に分けられます。
この4つのマネーの中でも、銀行口座からチャージされたお金は「PayPayマネー」に統一され、このマネーは唯一出金できるようになります。
なお、PayPayマネー、PayPayマネーライト、PayPayボーナス、PayPayボーナスライトに関する詳しい情報は、以下の記事を参考にしてください。
PayPay(ペイペイ)に銀行口座を登録する準備をしよう
ここからは銀行口座の登録する手順を詳しく解説していきます。まずは口座を登録する前に必要なものをそろえましょう。
PayPay(ペイペイ)の登録に必要な3つのもの
PayPayに銀行口座を登録するときに必要なものは以下の3つです。
- スマホとアプリに対応したOS
- 登録したい銀行口座の情報
- 暗証番号
PayPayを利用するスマホは、基本的にはどの機種でも問題ありません。しかし、PayPayアプリが使える端末(OS)には一部制限があります。具体的には以下のとおりです。
機種 | OSバージョン |
---|---|
Android | Android 5.0 以上 |
iPhone | iOS 10.0 以上 |
また、PayPayに銀行口座の登録をするには、銀行に登録した暗証番号・パスワードなどが必要になります。
銀行によっては、お金の引き出しに使う暗証番号とは別のパスワードが必要になるため、あらかじめ準備しておきましょう。
ちなみに現在はYahoo!JAPAN IDなしでも銀行口座の連携ができるようになっているため、IDの準備は不要です。
PayPay(ペイペイ)に登録できる銀行と登録できない銀行
登録可能な銀行、つまりPayPayの残高へチャージができる銀行口座は、公式サイトで紹介されている指定の銀行口座のみとなっています。
以下では、PayPayに登録できる代表的な銀行を紹介しています。
PayPay(ペイペイ)に登録できる銀行(一例)
まずは登録できる銀行を見ていきましょう。2019年10月末時点で、PayPayに登録できる銀行は60以上あります。
現在の登録可能な銀行の一例は以下のとおりで、今後も対応する銀行が増えていく可能性があります。
- 三井住友銀行
- みずほ銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
- ゆうちょ銀行
- 青森銀行
- 千葉銀行
- 横浜銀行
- 静岡銀行
- 群馬銀行
- 伊予銀行
- 京都銀行
- 広島銀行 など
- 北日本銀行
- 大東銀行
- 長野銀行
- 愛媛銀行
- 熊本銀行 など
- イオン銀行
- PayPay銀行
もしも上記に該当する銀行口座を持っていない場合は、開設までの期日が短く手続きも簡単な「PayPay銀行」での口座開設がおすすめです。
「PayPay銀行」はアプリからの申込みで最短5日で口座開設ができるうえ、PayPayへの口座情報登録はワンタイムパスワード(※)の入力だけで完了します。
PayPay(ペイペイ)に登録できない銀行(一例)
次にPayPayに登録できない銀行を見ていきましょう。2019年10月末時点では、ネット銀行を中心に未対応のところがあります。
また、登録できない銀行のなかには以前は登録が可能できたが、現在は新規登録を一時停止もしくは中止しているケースもあるので、古い情報には注意してください。
- 楽天銀行
- 三菱UFJ銀行
- 八十二銀行
PayPay(ペイペイ)に銀行口座の登録をする手順
PayPayに銀行口座を登録するための準備が整ったら、いよいよPayPayに口座情報などを登録していきましょう。具体的な手順は以下のとおりです。
- PayPayアプリ上で「銀行口座登録」をタップ
- 登録する銀行を選択
- 支店名、口座番号、口座名義などを入力
- 登録内容を確認し、登録手続きをする
- 各銀行ごとで指示に従い連携する
基本的にはPayPay画面上の指示にしたがい必要な情報を入力すれば手続きは完了します。
PayPayの公式サイトでは代表的な以下7つの銀行について、詳しい登録方法を解説されているのでぜひ参考にしてください。
- PayPay銀行
- ゆうちょ銀行
- みずほ銀行
- 三井住友銀行
- イオン銀行
- 住信SBIネット銀行
- りそな銀行
PayPay(ペイペイ)に銀行口座を登録できないときの原因と対処法
さて、ここまでの手順を踏めば、基本的にはPayPayに銀行口座を登録することができます。
ただし、稀に登録ができない場合があり、主な原因は「PayPayに登録可能な金融機関でない」か「正しい口座情報が入力されていない」のどちらかが考えられます。
PayPayと連携できる金融機関は、前述の「PayPay(ペイペイ)に登録できる銀行」もしくは公式サイトをご覧ください。金融機関を確認したうえで、口座情報が合っていれば基本的には口座登録は完了します。
PayPay(ペイペイ)に銀行口座からチャージする方法
PayPayに銀行口座が登録できたら、次はPayPayの残高にチャージしてみましょう。
PayPayに登録した銀行口座からPayPay残高へチャージする方法は、以下のとおりです。
- PayPayアプリのホーム画面の「チャージ」をタップ
- チャージの方法で銀行口座を選択
- 100円以上のチャージ金額を入力
- 「チャージする」をタップしてチャージ完了
チャージ画面を使った具体的な解説や、銀行口座からのチャージに関する特徴やメリット・デメリットをもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事を参照してください。
PayPay(ペイペイ)に銀行口座からチャージできないときの原因と対処法
銀行口座が正しく登録できても、PayPayに銀行口座からチャージできないという場合の主な原因は銀行口座の利用状況にあります。
チャージができない原因となっている口座の利用状況については、以下のポイントをもとに確認しましょう。
- 残高不足でないか?
- 利用限度額を超えていないか?
- 登録金融機関が営業時間外になっていないか?
銀行口座の利用状況に問題がないのにチャージできないという場合は、アプリの通信状況を確認してみましょう。
どうしても解決できないという場合は、公式ページからPayPayに問い合わるのがおすすめです。
PayPay(ペイペイ)の銀行口座を変更する方法
もしもPayPayに登録している銀行口座を変更したくなった場合は、PayPayアプリの「支払い方法の管理」から「チャージ用の銀行口座を追加」して新しい銀行口座を登録します。
手順は以下のとおりです。
- PayPayアプリを起動
- 「アカウント」から「支払い方法の管理」を選択
- 「チャージ用の銀行口座を追加」をタップ
- 追加する金融機関を選択し、画面の指示の通り登録を進める
ちなみに2019年10月現在、Yahoo!マネーとの連携をしていなくても銀行口座の追加ができるようになっています。
PayPay(ペイペイ)に登録できる銀行口座は最大5件まで
ちなみに、PayPayに登録できる銀行口座は、最大同時に5件まで可能です。
とはいえ、仮に最大の5件を登録しても、チャージや引き落としがどの口座からされたか把握しづらくなるだけでなく、万が一情報が漏洩してしまった際のセキュリティリスクが高まります。
よって、銀行口座の登録変更をおこなったあとは、なるべく前回登録した銀行口座情報を消去することをおすすめします。
PayPay(ペイペイ)に登録した銀行口座を削除する方法
PayPayの銀行口座の削除は、PayPayのアプリから可能です。口座の削除手順は、以下の通りです。
- PayPayアプリを起動し、「アカウント」をタップ
- 「支払い方法の管理」を選択し、登録口座を表示する
- 削除したい口座の右上にある「…」をタップ
- 「削除する」を選択
- 本当に口座情報を削除してよいか確認し、再度「削除する」をタップ
PayPayは口座情報の削除も非常に簡単なので、セキュリティ上のトラブルを防ぐためにも不要なものは早めに消しておきましょう。
PayPay(ペイペイ)にメイン銀行口座を登録するときの注意点
同時登録はセキュリティリスクがあることを解説をしましたが、普段の生活費の引き落としや給与の振り込みがおこなわれているメインの口座をPayPayに登録するのも、セキュリティリスクの面からなるべく避けた方が良いでしょう。
そして、可能であればメインに使っている口座とは別の銀行口座をPayPayに登録してください。
普段はあまり使っていない銀行口座(もちろんPayPayに登録できることが前提ですが)があれば、それを登録するようにしましょう。もしくは、PayPayに登録するために新規に開設しても良いでしょう。
ここまで徹底しておくことで、万が一のセキュリティリスクに対して、一定のリスク回避をすることができます。
PayPay(ペイペイ)の銀行口座登録などに関するまとめ
アプリから簡単にできるようになったPayPayの銀行口座登録。
銀行口座を登録しておけばPayPay残高にいつでもチャージができるようになり、また、そのチャージ金額で決済すれば、3%のボーナス還元というメリットが得られます。
登録できる銀行口座の数も非常に多いので、PayPayを利用しているなら、銀行口座を登録してお得に活用してみてください。
金融・ビジネス分野を中心にライティング活動を行う専業ライター。大学は経済学部を卒業しており、交通経済学専攻だった。ビジネスとは直接関係していないが旅行好き。大学時代は一人で日本一周をしたことがある。しかし日本一周の経験は現在の仕事でさほど生かされていない。ポイントを集めるのが好きで、ポイントカードを100枚以上持っている。お店でポイントカードを作るか聞かれると必ず作ってしまう。