WiMAXはクレジットカードなしでも契約できる?手数料がかかるなど注意点も解説
WiMAXは携帯しているだけで、いつでもどこでもWi-Fiを使用することができる便利なサービスです。当然ではありますが、WiMAXを利用するためには事前に契約が必要となります。
WiMAXはプロバイダ会社によってクレジットカードを所有していない人でも、口座振替で契約をすることが可能です。口座振替は一部の地方銀行を除いて、ほとんどの銀行で対応をしてくれます。
WiMAXの契約はクレジットカードを選択すると、それぞれの会社が開催するキャンペーンにも参加することができます。また、契約の申込のときも手間や時間がかかりません。
この記事では、WiMAXの契約方法である口座振替とクレジットカードの違いを比較検討します。この記事を読めば、自身に合った契約方法を選択することができるようになります。
クレジットカードなしで契約可能!口座振替ができるWiMAXプロバイダ3社を紹介
クレジットカードなしで契約が可能なWiMAXプロバイダ会社は以下の通りです。
- BIGLOBE WiMAX2+
- UQ WiMAX2+
- BroadWiMAX
プロバイダの通信品質に関しては、どれも大きく異なることはありません。自身の料金プランに合ったものを選択しましょう。
契約方法は指定された金融機関からの口座振替となります。基本的にはほとんどの銀行で口座振替は可能です。とくに三菱UFJ銀行や三井住友銀行、みずほ銀行などのメガバンク、あるいはゆうちょ銀行であれば使用可能となっています。
また、地方銀行も可能ですが、一部の銀行で使用できない場合もあります。地方銀行の口座しか持っていない場合は、事前に口座振替可能なのか確認しておきましょう。
WiMAXの口座振替を利用する際に注意したいこと
WiMAXの支払いは口座振替でも可能ですが、デメリットも存在しています。
WiMAXの支払いを口座振替でおこなうと、手数料がかかってしまいます。プロバイダ会社によって口座振替手数料の金額は異なります。たとえば、BroadWiMAXの場合は220円(税込)がかかります。
また、各社がおこなっているキャンペーンは口座振替での契約者は対象外になってしまうことも多くあります。そのため、クレジットカードでの契約よりも割高となってしまうのです。
WiMAXの支払いを口座振替でおこなうことのデメリットは、クレジットカードでの契約よりも料金が高くなってしまう点です。
WiMAXの支払いを口座振替にすることのもう一つのデメリットは手間と時間がかかってしまうということです。
口座振替を利用すると、契約時に身分証明書の提示が必要となります。WiMAXの契約は基本的にインターネットでおこないますが、インターネットで契約をしたうえで、記入が必要な契約書類が送られてきます。
契約書類の記入と捺印、そして身分証明書のコピーを返送することで契約が完了します。WiMAXを口座振替で契約すると、以上のような契約上の手続きが必要となるため、契約書類の作成以外にも郵送や手続きなどの時間もかかってしまいます。
WiMAXの支払いを口座振替にする場合は、時間に余裕をもって申し込みをしましょう。
デビットカードやプリペイドカードは使える?
デビットカードやプリペイドカードでのWiMAXの支払い契約はおこなうことができません。
デビットカードはクレジットカードと同様にカードでの決済機能を持っています。しかし、デビットカードはクレジットカードと異なり、デビットカード利用者の銀行預金から支払われる仕組みになっています。カード会社が代金を立て替えておくという仕組みにはなっていません。
そのため、継続性が無い決済方法となり、WiMAXとの契約方法としては利用できないのです。コンビニやスーパーで購入できるプリペイドカードもデビットカードと同様に、継続性の無い決算方法であり、WiMAXとの契約に利用することはできません。
WiMAXの契約はクレジットカードでの支払いが一般的
WiMAXの契約はクレジットカードでの支払いが一般的な方法となっています。
クレジットカードでの契約には、各会社によっても異なりますが、多くの特典がついてきます。この特典は口座振替での契約者は対象外となります。
各社がおこなっているキャンペーンの例としては、「初期費用が無料」、「代引きの手数料がかからない」、「パソコンやタブレットのセット料金などはクレジットカードのみが利用可能」、「身分証明書提出などの必要がない」などがあります。
WiMAXの契約方法をクレジットカードと口座振替で比較すると、クレジットカードの方がトータルでかかるコストも少なく手間や時間もかからないのです。
WiMAX事業者側が利用者にクレジットカードでの支払いをすすめる理由
WiMAXの事業者側が利用者にクレジットカードでの支払いをすすめるのは、クレジットカード契約の方が料金未払いなどのリスクを避けられるためです。
クレジットカードを持つ人はカード会社の審査を通った人なので、一定の経済的信用ができます。インターネット回線の不正な利用をされない効果が期待できるのです。
クレジットカード契約にしておけば、WiMAXの事業者側はカード会社から利用料金を受けとることになります。そのため、支払いが滞るということがほとんどありません。
口座振替の契約だと、利用者が口座にお金を入れ忘れてしまい支払いが滞ってしまう可能性があります。この場合、事業者が利用者に直接連絡や督促をおこなう手間が生じます。
クレジットカード契約にしておけば、事業者側は支払の管理をおこなうためのコストも削減できるのです。WiMAXの事業者は利用者とのトラブルが起こるリスクを避けるために特典などを用意し、クレジットカードでの支払いを勧めています。
クレジットカードでの契約は利用者本人がおこなう
WiMAXのクレジットカードの契約は、カードの利用者本人がおこなわなければなりません。
WiMAXの契約はクレジットカードの本会員と事業者との契約となるからです。WiMAXを利用をする人が、クレジットカードの本会員ではない場合でも、利用料金支払いの契約はクレジットカードの本会員がおこなう必要があるのです。
クレジットカードの本会員であるため、家族カードを保有していても契約をすることはできません。また、たとえクレジットカードの本会員であっても、未成年者の場合は親権者同意書への署名が必要となります。
登録したクレジットカードの変更は可能
WiMAXとの契約後に、登録したクレジットカードを変更することは可能です。
個人で2枚以上のクレジットカードを所有している人もいます。場合によっては、登録したクレジットカードを変更したい人もいるでしょう。そういった場合は、登録したクレジットカードの変更をおこなうことが可能です。
契約したプロバイダの種類にもよりますが、インターネットのマイページからクレジットカードの登録変更の手続きを済ませることができます。すべての手続きをインターネットで完結させることができるので、郵送や直接店舗に行くなどの手間は不要です。
まとめ
WiMAXの支払いはクレジットカードでも口座振替でも、どちらでも可能になっています。ただし、デビットカードやプリペイドカードなどでの支払いはできません。
WiMAXのプロバイダは数種類ありますが、トータルのコストで選べばよいでしょう。口座振替での支払い方法は、手数料がかかったり契約までに手間や時間がかかったりしてしまいます。
クレジットカードでの支払いでの契約の場合は、それぞれのプロバイダ会社が用意したキャンペーン期間などにお得な料金プランを選ぶことができます。
登録したクレジットカードに関しては、契約後にプロバイダ会社の公式ホームページなどに用意されているマイページから変更可能です。
WiMAXの契約は口座振替でもクレジットカード支払いでも可能ですが、クレジットカードの方が、トータルのコストがかからず、手間や時間もかかりません。
食品や雑貨商品などを扱うライター・編集を経て、マネ会を担当。クレジットカードのポイント還元や特典だけでなく、各カード会社の戦略やマーケティングにも興味あり。普段使っているクレジットカードはJALカードで、実家への帰省の際には、貯めたマイルを特典航空券に交換している。ヤフオクやヤフーショッピングで買い物をする際には、ヤフーカードも使用。体を動かすことが好きで、定期的にジムで筋トレ。機会あれば、山へハイキングに出かけ、帰りの温泉を楽しむ。