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病院でクレジットカード払いできる?カードが使える病院の探し方も解説します

病院でクレジットカード払いできる?カードが使える病院の探し方も解説します

体調が悪くなって病院へ行くときに、現金を用意しにATMや銀行に行くのは面倒です。お金を下ろしている間に体調が悪くなったり、受付時間を過ぎる場合もあります。

現金が足りなくてクレジットカードを使おうとしても、すべての病院で使えるかどうかわからなくて不安になるかもしれません。そこで今回は、病院の費用はクレジットカードで支払いできるのか解説します。

クレジットカードが使えない病院の見分け方や、病院でクレジットカードを使う前に知っておきたいことなども解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

クレジットカードが使える病院はある

日本政府は現在、キャッシュレス経済を推進していることもあり、都市部の大きな病院だとクレジットカード払いに対応しています。自動精算機を導入している病院もあるため、受付に並ばずにスマートに会計ができます。

診察の医療費以外に、保険のきかない高額な医療費や入院費もクレジットカードで支払えるようになっており、分割払いにも対応しています。

クレジットカードの決済に関するデータによると、病院の導入率は49.0%であると、厚生労働省が平成31年3月に発表しています。

キャッシュレス化の波は全国に広がっており、大きな総合病院以外にも、産婦人科や歯科診療所のようなクリニックでもクレジットカードが使えるようになってきました。ですが、地方の小さな病院や私立病院、市民病院での普及率はまだまだ低いのではないでしょうか。

そのため、クレジットカードが使える病院と、使えない病院があるのに注意しましょう。

クレジットカードが使えない病院の見分け方

クレジットカードを使えるかどうか見分けるポイントは、病院の規模と設立年数です。

クレジットカードが使えない可能性のある病院の特徴

  • 中規模~小規模の病院やベッドが19床以下のクリニックといった、規模の小さい病院
  • 設立したのが古い病院

病院の規模が大きい大病院や大学病院だとクレジットカードが使える可能性は高くなります。ただし、VISAやMastercardのような、大手国際ブランドでないと対応していない場合があります。

逆に中規模以下の病院や市民病院、クリニックだとクレジットカードが使えない可能性は高くなります。

一方で、5年以内に開設した比較的新しいクリニックだと、クレジットカード支払いに対応している可能性もあります。

不安な方は、クレジットカードで支払いができるかどうか、事前に電話して確認をしましょう。

クレジットカードが使える病院の調べ方

事前にインターネットでクレジットカードが使用可能な病院を調べておけば、安心して受診をすることができます。

ここからは、クレジットカードでの決済が可能な病院をインターネットの検索サイトで調べる方法を解説します。

地域名+クレジットカード+診療科目で検索する

自身が受診したい病院名がわかっていれば、インターネットの検索窓に「地域名」と「クレジットカード」、そして「診療科目」を入力しましょう。公式のホームページ上に利用可能なクレジットカードが記載されています。

例えば「横浜 クレジットカード 皮膚科」というように検索するということになります。

病院名+クレジットカードで検索する

病院の公式サイトよりも、さまざまな病院の情報を集めたポータルサイトで、クレジットカード決済の有無がわかることもあります。

ポータルサイトでは検索条件が決められているため、「クレジットカード」と入力しておけばクレジットカード決済が可能な病院を見つけやすくなります。

病院の公式サイトで確認する

受診する病院が決まっていれば、公式サイトを確認しましょう。公式サイトには支払いの方法が記載されています。自身が持っているクレジットカードのブランドが使用可能なのか確認しましょう。

ただし、病院によっては公式サイトにクレジットカードの支払いが明記していない場合でも、クレジットカードの使用が可能なこともあります。

また、病院によっては「保険適用の診療はクレジットカード支払いができない」、「一定の金額以下はクレジットカードで支払えない」、「保険適用外ならクレジットカードの支払いができる」などのさまざまな条件があることもあります。

これらの条件に関しては、インターネット上では明記していないことが多いので、最終的には電話で確認しておくことも検討しましょう。

今後、クレジットカード使用可能な病院は増える?

クレジットカードが使用可能な病院は増えていく傾向にあります。その理由は「多くの患者さんに来てもらう集患(集客)のため」と「行政がキャッシュレス決済を推進している」という2つの点です。

病院とはいえ、いわゆるお客である患者がいなければ経営は困難になってしまいます。支払方法が現金だけに限定されてしまうと、クレジットカードでの決済を希望する人々の受け入れができなくなってしまいます。

クレジットカードを使用する人は年々増えていますが、そういった人々の分の売り上げが減少してしまうのです。病院の経営のためには、クレジットカードを使用可能にすることが集客にもつながるのです。

キャッシュレス決済」は行政が推進しているため、病院でもクレジットカード決済を取り入れる場所が多くなっています。

病院は人々の生活に欠かせない施設です。こういった施設からクレジットカード決済などを導入することで、人々のキャッシュレス化が広がっていくのです。病院側は行政からの推進方針を受け入れ、クレジットカードの決済にも力を入れています。

したがって、今後はクレジットカードが使用可能な病院は増えていく、ということがいえるのです。

病院でクレジットカードで支払いする前に知っておきたいこと

病院でクレジットカードが使えるとわかっても、クレジットカードのポイントが付与されるのか、薬局の支払いでもクレジットカードが使えるのかどうかなどの疑問が残ります。

ここでは、病院でクレジットカード払いをする前に知っておきたい5つのことについて解説します。

病院の費用の支払いでもポイントは貯まる?

定期的な診察や保険のきかない高額医療費、入院費などをクレジットカードで支払った場合、支払った金額に応じてポイントが付与されます。現金で同額を支払うよりも、ポイントが付与されるためお得といえます。

また、高額療養費制度を用いればポイントをもらったうえで、払い戻し金が発生するケースもあります。

高額療養費制度とは所得に応じて自己負担限度額を設定して、国が自己負担以上の診療費を肩代わりする制度です。つまり、自己負担限度額を越えて支払った医療費が払い戻されるのです。

たとえば、年収600万円の方が医療費100万円を請求されたとします。医療保険が適用されると、患者が負担するのは30万円になり、ポイントが1%還元されるクレジットカードで支払えば、3,000円分のポイントが貰えます。

年収600万円で医療費100万円だと自己負担限度額は8万7,430円になります。支払った30万円のうち、21万2,570円が払い戻され、上記の3,000円分のポイントも手に入るため、一石二鳥の結果となります。

薬局の支払いもクレジットカードは使える?

薬局の支払いもクレジットカードが使えます。すべの薬局で導入されているとは限りませんが、クレジットカードを導入している病院よりも割合は高いです。

たとえば、神奈川全域に3,824店舗(※)あるなかで、54%にあたる2,160店舗でクレジットカードを導入しているのがわかります。

また、クレジットカードで薬局の支払いをしても医療費控除は受けられますので、レシートは必ず保管しておきましょう。

(※)出典元:日本医師会 地域医療情報システムにて調査

病院の支払いに電子マネーやQRコード決済は使える?

PASUMOやSuicaのような交通系ICカードやWAONのような電子マネー、PayPayや楽天ペイのようなQRコード決済に対応している病院もありますが、クレジットカード払いを導入している病院よりも少数になります。

そのため、医療費の支払いに電子マネーやQRコード決済は不向きですが、病院内にあるコンビニや売店では導入されているケースが多いです。盗難防止のため、入院中に現金を持ち歩きたくない人にぴったりです。

どうしてすべての病院でクレジットカードが使えない?

クレジットカードをはじめとするキャッシュレス決済が導入されにくいのは、導入するコストと手数料が理由とされています。

一般的に、クレジットカードなどのキャッシュレス決済の手数料は医療関係だと0.6%~1%と低いですが、この数字は大病院用の手数料といわれています。

1日の受診者数の少ない中小規模の医療機関だと手数料が3%~5%となるため、病院の収益を少なからず圧迫します。また、新しい決済方法を導入するとなれば、それなりの手間とコストが発生します。

経営的に余裕がある大病院ならキャッシュレス決済を導入するだけのコストを支払えて、手数料も少ないので積極的に導入できます。しかし、中規模・小規模な病院だとコストと高い手数料がネックとなっています。

クレジットカードで支払っても医療費控除は受けられる?

クレジットカードで医療費を支払っても、医療費控除を受けられます。その際、家計を一緒にしている家族全員の医療費をまとめて申請できるので、クレジットカードで支払った領収書は家族全員のを集めて保管しましょう。

なお、後払いのクレジットカードだと、「患者が窓口でクレジットカードを利用して医療費を支払った日が支払い日」となります。

12月にクレジットカードを使って医療費を支払い、クレジットカードの引き落としが翌年1月だったとしても、支払い日は12月になります。前年の1月~12月までの支払いを集計して確定申告を済ませましょう。

医療サービスの特典があるおすすめのクレジットカード

基本的に、医療費が安くなるクレジットカードはありません。しかし、クレジットカードの特典として医療サービスが含まれているクレジットカードはあります。

ここでは、医療サービスの特典があるおすすめのクレジットカードを紹介します。

セゾンカードインターナショナル

セゾンカードインターナショナル
セゾンカードインターナショナルの詳細
VISA MasterCard アメリカン・エキスプレス 非対応 JCB ダイナースクラブ 非対応
おすすめポイント
  • 入会金・年会費永久無料
  • ポイントは有効期限なしで、永久不滅!
  • 全国の西友・リヴィンで5%OFF
年会費初年度 年会費2年目〜 ポイント還元率
無料 無料 0.5%
電子マネー
ID(アイディ)
QUICPay(クイックペイ)
楽天Edy(エディ)
nanaco
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険
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セゾンカードインターナショナルはクレディセゾンが発行している、入会金・年会費無料のクレジットカードになります。即日発行が可能で、西友での買い物が指定された日なら5%オフになる特典などがあります。

このセゾンカードインターナショナル、またはUCカードを保有していると、夜間に往診してくれるファストドクターの交通費が割引となります。

ファストドクターとは、内科・小児科・整形外科のドクターが常時対応しており、自宅へ診察に来てくれるサービスです。健康保険が適用され、急な発熱や腹痛、インフルエンザの検査などに対応しています。

ほかにも、人間ドックやPET検査(ガン検査)が最大で30%~40%割引になる特典もあります。

三井住友カード ゴールド

三井住友カード ゴールド
三井住友カード ゴールドの詳細
VISA MasterCard アメリカン・エキスプレス 非対応 JCB 非対応 ダイナースクラブ 非対応
おすすめポイント
  • インターネット入会で初年度年会費無料
  • 旅行保険やショッピング補償が充実
  • 空港ラウンジサービスあり
年会費初年度 年会費2年目〜 ポイント還元率
11,000円(税込) 11,000円(税込) 0.5%~1.0%
電子マネー
ID(アイディ)
WAON(ワオン)
PiTaPa(ピタパ)
楽天Edy(エディ)
SMART ICOCA
nanaco
Suica(スイカ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険
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三井住友カード ゴールドは、三井住友カードが発行するクレジットカードの1つで、年会費が11,000円(税込)かかりますが、国内外の旅行傷害保険や国内の主要空港ラウンジが無料で利用できるなどのお得なサービスが豊富のステータスカードです。

サービスの1つにドクターコール24というサービスがあります。日本国内で急病やケガにあってしまったとき、あるいは日常の生活での健康相談などに、医師や保健師、看護師などの専門家が24時間年中無休で相談に応じてくれます。

たとえば、「赤ちゃんがミルクを飲むとよく吐くので心配」、「頭痛がひどく、食欲がおちてきた」、「胃炎を治療中だけど、お酒を飲んでも大丈夫なのだろうか」といったことを無料で相談できます。

病院のクレジットカードまとめ

医療費の支払いにクレジットカードを使える病院はありますが、大規模な病院や都市部の病院に集中していて、すべての病院・クリニックで使えるとは限りません。

不安な方は事前にクレジットカードが使えるかどうか確認しておきましょう。

大学卒業後、ライティング事務所に就職。2017年に独立し、フリーライターとして活動。ライティング業務に携わる中で、ジャンルを問わず多くの記事を執筆しましたが、最も得意なのは金融・経済系。特にアジア・欧州の経済や、新興スタートアップ企業に関する記事を投資webメディアにて連載中。猫が好きだけど、猫アレルギーのためモニター越しでしか眺められないのが悩み。ライティングを行う時には「分かりやすく・読みやすく・おもしろく」を心がけています。

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