エポスカード1枚で海外旅行保険は大丈夫?補償内容やサービスを徹底解説 PR

エポスカード1枚で海外旅行保険は大丈夫?補償内容やサービスを徹底解説

海外旅行保険の補償内容が充実しているエポスカードは、国によっては1枚あれば十分にことが足ります。

しかし医療費が高額になるケースは少々心もとないことがあり、補償金額が不安であれば他のクレジットカードを持っていおいてもいいでしょう。

エポスカードの海外旅行保険は自動付帯なので、他のクレジットカードとも併用しやすく使いやすいです。

これから海外旅行をする人にとっては、強い味方ですね。

この記事ではエポスカードの海外旅行保険について徹底解説。海外旅行をする方、エポスカードの海外旅行保険について詳しく知りたい方はぜひ参考にしてください。

エポスカードの海外旅行保険の補償内容は実際どうなの?

エポスカードの海外旅行保険は、補償内容が充実しているうえにさまざまなサービスが付帯しています。

海外で病気や怪我をしたときに使えるサービスもたくさんあるので、しっかりチェックしておきましょう。

エポスカード
エポスカードの詳細
おすすめポイント
  • 全国10,000店舗の優待つき!
  • 入会金・年会費永年無料
  • 海外旅行傷害保険は最高500万円
年会費初年度 無料
年会費2年目〜 無料
ポイント還元率 0.5%~5.0%
発行スピード 店頭申込で最短30分発行・オンライン入会で1週間程度
国際ブランド
  • Visa
電子マネー
  • 楽天Edy(エディ)
  • Suica(スイカ)
  • QUICPay(クイックペイ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険
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まずはエポスカードの海外旅行保険の補償内容、サービスについて詳しく解説していきます。

エポスカードの海外旅行保険を利用しようと考えている人は、覚えておくと安心ですよ。

海外旅行保険の補償額

クレジットカードの旅行保険には、大まかにわけると自動付帯利用付帯があります。

自動付帯と利用付帯の違い
  • 自動付帯
    クレジットカードを持っているだけで、旅行保険による補償が受けられる
  • 利用付帯
    旅行代金をクレジットカードで支払わないと、旅行保険による補償が受けられない

エポスカードの海外旅行保険は自動付帯なので、クレジットカード初心者の方にもぴったりです。

それでは具体的にエポスカードの海外旅行保険の補償内容は、どのようになっているのでしょうか。

傷害死亡・後遺障害は最高500万円

エポスカードの海外旅行保険では、傷害死亡・後遺障害で最高500万円の補償が受けられます。

海外旅行中のケガによって「死亡」、「後遺障害を負った」というケースで受けられる補償です。

傷害治療費用は200万円

エポスカードの海外旅行保険の傷害治療費用は、1事故につき200万円です。

海外旅行中のケガによって「病院で治療費用が発生した」というケースで補償が受けられます。

疾病治療費用は270万円

エポスカードの海外旅行保険の疾病治療費用は、1病気につき270万円です。

海外旅行中の病気によって「病院で治療費用が発生した」というケースで受けられる補償となります。

ただし、持病による治療費用は、海外旅行保険の補償対象外となる点には注意してください。

賠償責任は2,000万円

エポスカードの海外旅行保険の賠償責任は、1事故につき2,000万円です。

海外旅行中に「他人にケガを負わせた」、「他人のものを壊した」など、賠償責任が生じたケースで補償が受けられます。

携行品損害は20万円

エポスカードの海外旅行保険の携行品損害は、1旅行・保険期間中20万円(免責3,000円)です。

海外旅行中に携行品が「壊れた」、「盗難された」などのケースで補償が受けられます。

携行品は主にバッグやカメラなど、身の回りの持ち歩くものを示しています。

救援者費用は100万円

エポスカードの海外旅行保険の救援者費用は、1旅行・保険期間中100万円です。

海外旅行中の入院などで「日本にいる家族の救援が必要になった」、「遭難して探索が必要になった」などのケースで補償が受けられます。

具体的には、救援者の渡航費用や宿泊費用、捜索費用などが含まれています。

緊急医療アシスタンスサービス

エポスカードの海外旅行保険には、日本語対応の緊急医療アシスタンスサービスがあります。

このサービスは、海外で緊急事態が起きたときに利用できます。

実際の運営は三井住友海上とアクサアシスタンス社などとの提携によって提供しているサービスで、本格的なサービスが期待できます。

特にメリットのある緊急医療アシスタンスサービスのサービス内容を次に紹介します。

現地病院や医師を紹介

「どの現地病院で治療を受けたらいいかわからない」ときに使えるのが、現地病院や医師の紹介サービスです。


国によっては日本語対応ができる病院や医師を紹介してもらえるので、海外でも安心ですね。

また、現地への医師緊急派遣サービスも利用できるため、海外で急病が発生したときでも安心です。


現地でどうすればいいかわからない場合は、まず緊急医療アシスタンスサービスに連絡しましょう。

病院への移送や日本への送還

海外での病気やケガによって「自力で病院へ行くのが難しい」、「日本への帰国が難しい」ときでも、病院への移送や日本への送還を手助けしてくれます。

あまり考えたくないことではありますが、万が一ケガや病気で死亡したときには、現地から日本への移送サービスも受けられます。

医薬品の緊急手配

「自分の症状にあう海外医薬品がわからない」、「急な症状で困っている」といった時には、医薬品の緊急手配サービスが受けられます。

海外は日本と販売されている医薬品が異なるので、そんな時でも安心してサービスが受けられますよ。

医療費キャッシュレスサービス

海外で大きな治療費が発生しても、公的な健康保険に加入している方なら海外療養費支給制度を利用できます。

海外療養費支給制度は、帰国後に請求すると海外で発生した治療費の一部が戻ってくるという制度です。

しかし海外療養費支給制度では、現地病院の窓口で治療費を全額支払いしないといけません。手持ちのキャッシュが足りず、現地病院で治療が受けられないのでは困ってしまいますよね。

そんなときでも、エポスカードの緊急医療アシスタンスサービスには、医療費キャッシュレスサービス(キャッシュレス診療)が付いています。

医療費キャッシュレスサービスなしの海外旅行保険だと、現地病院で治療費を一旦自己負担し、帰国してから保険金を請求しなければいけません。

しかし、医療費キャッシュレスサービスつきのエポスカードなら、現地の提携病院で発生した治療費は、保険会社が直接支払いしてくれます。

提携病院というのは1,600もの病院ネットワークから紹介されますので、病院がまったく見つからないということはなさそうです。

海外旅行保険が自動付帯で、医療費キャッシュレスサービスも付いているクレジットカードは少ないため、エポスカードを海外へ持参すると頼りになる存在になるでしょう。

ただし医療費キャッシュレスサービスを利用できるのは、保険会社との提携病院という点には注意してください。

保険会社と提携していない現地病院で治療を受ける場合は、一旦治療費の自己負担が必要です。

緊急医療アシスタンスサービスで現地病院の紹介を受ける際に、医療費キャッシュレスサービスを利用できる病院かどうか確認しておきましょう。

専門家からのコメント

西岡 秀泰
西岡 秀泰

海外旅行で最も不安を感じるのは、病気やけがになった時ではないでしょうか。もし病気で入院が必要になったら、体調が悪い上に、病院探しや治療費など、どうしたらいいかわからないという人も多いでしょう。

エポスカードの海外旅行保険の最大のメリットは、上記状況に対応できる緊急医療アシスタンスサービスと医療費キャッシュレスサービスが付帯することです。

両サービスのついた年会費無料のクレジットカードは少ないので、海外旅行保険の補償としてエポスカードはおすすめです。

通訳の紹介・手配

日本語しか話せないため「自分の症状をうまく現地医師に伝えられない」というときには、通訳の紹介・手配サービスが利用できます。


症状がうまく伝えられないと不安になるので、しっかり治療してもらうためにもぜひ利用したいサービスです。

現地語に不安があり、話している内容がよくわからなかったときは、通訳の手配サービスを利用するとよいでしょう。

救援者の渡航・宿泊手配サービス

海外旅行中の病気やケガで家族の救援が必要になったけど、海外だから「救援者の渡航・宿泊の手配が大変」というときには、救援者の渡航・宿泊手配サービスを利用しましょう。

海外への航空券やホテルを手配してくれるので、海外が不安な人でも安心です。

航空券・ホテルの費用は救援者費用で補償してくれるので、すぐに海外に救援に向かえますね。

海外サポートデスク

エポスカードには、さまざまなサービスが受けられる海外サポートデスクが付いています。

海外サポートデスクは海外主要都市にある窓口で、次のエマージェンシーサービスを提供中です。

エマージェンシーサービス
  • パスポートやトラベラーズチェックの紛失・盗難時のサポート
  • 事故やトラブル時のサポート
  • 日本語を話せる医師、病院の紹介
  • 緊急時のアテンド手配
  • 事故時のアドバイス

海外旅行中の事故やトラブルで困ったときは、エポスカードの海外サポートデスクを利用するとよいでしょう。

海外サポートデスクがある海外主要都市

海外サポートデスクがある海外主要都市は次のとおりです。

海外サポートデスクがある海外主要都市
ヨーロッパ ロンドン、パリ、ローマ、ミラノ、フランクフルト、ブダペスト、ウィーン、コペンハーゲン、マドリッド、バルセロナ、アムステルダム、アテネ
北米 ニューヨーク、オーランド、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ラスベガス、シカゴ、バンクーバー、トロント
ハワイ ホノルル
アジア 香港、セブ、バンコク、シンガポール、デンパサール、シェムリアップ、台北、北京、上海、ソウル
ミクロネシア グアム、サイパン
オセアニア シドニー、ゴールドコースト、ケアンズ、オークランド、クイーンズタウン

各海外デスクで営業時間や電話番号などが異なりますので、海外旅行出発前にエポスカード公式サイトで確認しておきましょう。

保険金を請求するときに必要な書類

海外旅行保険の保険金を請求する際には、いくつかの書類が必要になります。

エポスカードの海外旅行保険で、治療費用の保険金を請求するときには、次の書類が原則必要です。

保険金請求に必要な書類
  • 医師の診断書
  • 治療費の領収書
  • カードとパスポートのコピー
  • 保険金請求書

事故で治療を受けたときは、事故証明書も必要です。海外旅行保険の補償内容によって、必要となる書類が異なります。

保険金の請求に必要となる書類について、エポスカード海外旅行ハンドブックに記載されている内容を確認してください。

なおエポスカード海外旅行ハンドブックは、エポスカードに請求することで手に入れることができます。

エポスカード1枚でも海外旅行保険は大丈夫?

ここまでエポスカードの海外旅行保険について解説してきましたが、本当にエポスカードの海外旅行保険の補償内容だけで足りるのか、疑問に感じることはありませんか。

ここからは、エポスカード1枚で補償内容が足りるのか解説します。これから海外旅行をする人は、しっかりチェックしていきましょう。

治療費・救援者費用が足りるか確認

エポスカードの海外旅行保険では、治療費用救援者費用の合計でいくらの補償が受けられるのか次をご覧ください。

治療費と救援者費用の合計
  • 傷害治療費用200万円+救援者費用100万円=300万円
  • 疾病治療費用270万円+救援者費用100万円=370万円

海外では日本の保険が効かないため、場合によっては500万円や1,000万円を超える保険金が支払いされたケースが見られます。

数百万円や1,000万円を超える保険金が支払いされるケースは少ないでしょうが、自分に100%起こらないという保証はありません。

エポスカードの海外旅行保険だけでは、補償内容が足りない可能性を考えたほうがよいでしょう。

アメリカのような治療費が高い国では3,000万円を超える請求をされることもあるので、高額な治療費がかかる国へ海外旅行に行くときにはとくに注意が必要です。

補償内容を上乗せするなら?

エポスカードの海外旅行保険だけでは不安と感じるときは、次のような補償内容を上乗せする方法があります。

主な補償の上乗せ方法
  • 海外旅行保険付帯のサブカードを作る
  • 保険会社の海外旅行保険に加入する

クレジットカードの海外旅行保険では、次の補償内容でほかのクレジットカードの海外旅行保険との合算ができます。

合算できる補償
  • 傷害治療費用
  • 疾病治療費用
  • 賠償責任
  • 携行品損害
  • 救援者費用

傷害死亡・後遺障害については合算できず、どちらか高いほうの補償が適用されます。

保険会社で加入できる海外旅行保険は、クレジットカードの海外旅行保険より手厚い補償が受けられるものが多いです。

クレジットカードの海外旅行保険の補償内容を、保険会社で加入できる海外旅行保険で上乗せすることも可能です。

エポスカードの海外旅行保険のメリット

それではこれまでの内容を踏まえて、エポスカードの海外旅行保険のメリットをまとめていきます。あらためて確認しておきましょう。

自動付帯で利用できる

エポスカードの海外旅行保険は自動付帯なので、旅行代金支払いの有無にかかわらず保険が付帯します。

そのため、エポスカードをメインで利用しなくても、保険用のクレジットカードとして持っておいてもいいでしょう。

エポスカードは年会費無料で作成できるうえに補償内容も充実しているので、海外旅行保険のクレジットカードとしてはぴったり。

他のクレジットカードを使っている人も、エポスカードを作成しておくと安心ですよ。

他カードの保険と合算できる

クレジットカードの海外旅行保険は、傷害死亡・後遺障害以外の補償内容は合算して利用できます。

エポスカードは自動付帯なので、他カードの保険と合算しやすい点もメリットですね。

例えば普段メインで使っているクレジットカードが利用付帯の場合、そのクレジットカードで旅行代金を決済しましょう。

エポスカードも所持しておけばクレジットカード2枚分の保険が合算できるので、万が一の事態にも安心できますよ。

海外留学の学生にも最適

海外留学を希望する学生さんが、ひとつ注意したいのが海外旅行保険の付保証明書です。付保証明書とは、海外旅行保険の加入を証明できる書類のこと。

国によって異なりますが、留学先の学校で付保証明書の提出が求められることがあります。

国によっては現地で保険に加入できますが、海外だと補償内容がわかりにくかったりしませんか?

そのため付保証明書がもらえるエポスカードは、海外留学を希望する学生さんにもピッタリなカードなのです。

付保証明書が必要なときは、海外出発2週間前までに次の電話番号で申請してください。

エポスカード海外旅行保険事故受付センター
電話番号 0120-11-0101
受付時間 24時間

エポスカード海外旅行保険事故受付センターへ申請した後は、自宅に付保証明書が届けられます。わざわざ付保証明書を窓口に取りに行く手間はかかりません。

カード紛失、盗難時の不正利用被害は全額補償

クレジットカードを紛失した、盗難されたときに注意したいのが不正利用です。

そんなときでもエポスカードなら紛失、盗難時の不正利用被害は全額補償です。

海外で事故にあったとき、病院に移送されるときなどで、エポスカードを紛失・盗難されたときでも安心。

「届け日より61日前まで」という補償期間がありますので、エポスカードを紛失・盗難されたときは早めに連絡しましょう。

エポスカード紛失受付センター
電話番号 03-5340-3333
受付時間 24時間

現地へ緊急カードをお届けするサービス

エポスカードでは現地へ緊急カードを届けるサービスを提供しており、海外での紛失・盗難でクレジットカード払いができなくなったときにも便利です。

帰国後に再発行の手続きを済ませれば、新しいエポスカードが手元に届きます。

ただし、緊急カードの発行には、11,000円(税込)の手数料が発生する点には注意してください。

エポスカードの海外旅行保険のデメリット

一方エポスカードの海外旅行保険には、次のデメリット・注意点があります。現地に到着してから困らないよう、事前に海外旅行保険のデメリット・注意点について知っておきましょう。

航空機遅延費用等特約が使えない

エポスカードの海外旅行保険には、航空機遅延費用等特約がありません。

海外で搭乗予定だった飛行機が遅延し、宿泊費用や食事代などが発生しても補償は受けられないです。

航空機遅延費用等特約はゴールドカード以上のクレジットカードに付帯していることがあるので、航空機遅延に備えたい人はチェックしてみましょう。

国内旅行保険はない

エポスカードには海外旅行保険は付帯されていますが、国内旅行保険の付帯はありません。


つまり国内旅行中の事故によって死亡・後遺障害を負っても、ケガで入院や通院が必要になっても補償は受けられないです。

例えば年会費無料のリクルートカードに付帯されている国内旅行保険(JCB)では、死亡・後遺障害で最高1,000万円の補償が受けられます。


入院保険金、手術保険金、通院保険金については、治療に7日以上かかったときに受け取り可能です。

国内旅行中のリスクに備えたい方は、リクルートカードを検討してみるのもよいでしょう。

家族特約が使えない

エポスカードの海外旅行保険では、本会員のみが補償の対象です。家族特約は付いていないため、本会員と一緒に海外へ行った家族は補償が受けられません。

家族も海外旅行保険の補償を受けたい場合、家族カードを作るという対処法があります。

家族カードを作っておけば、本会員も家族会員も海外旅行保険の補償が受けられるため、家族で海外旅行に行くときでも安心です。

しかし、家族カードがないエポスカードでは、家族会員になるという対処法が使えません。

一方エポスカードの上位カードとなるエポスプラチナカードの海外旅行保険には、家族特約が付いているため、本会員の家族でも補償が受けられます。

しかし、エポスプラチナカードでは3万円(税込)の年会費が必要になります(インビテーションからの入会は2万円[税込])。

家族特約だけのために3万円の年会費を支払いするのでは、負担が大きくありませんか。

そのため年会費の負担を増やしたくない方は、家族もエポスカードを作って本会員になるとよいでしょう。

家族が本会員になるには、審査に通過することが必要ですが、エポスカードは年会費無料のスタンダードカードのため、ステータスの高いゴールドカードやプラチナカードより作りやすいです。

海外旅行保険に関する疑問

ここまでエポスカードの海外旅行保険について解説してきましたが、海外旅行保険について疑問が残っている方もいるのではないでしょうか。

ここからは海外旅行保険の補償内容に関する疑問について答えていきます。

実際にはどのくらいの保険金が支払いされている?

海外旅行保険では、どのくらいの保険金が支払いされているか気になりませんか。次のトラブルデータ(※)で実際の事故で支払いされた保険金を紹介していきます。

高額保険金が支払いされたケース
事故の内容 支払いされた保険金
イギリス ホテルで倒れて救急車で搬送、硬膜下血腫で32日間の入院・手術 1,242万円
イタリア ツアー中に心筋梗塞で16日間入院・手術 1,011万円

アメリカ ホームステイ先で急性虫垂炎になり2日間入院・手術 515万円
アメリカ ツアー中の発作により救急車で搬送、心不全で15日間入院 3,588万円
タイ オートバイにはねられ、頭蓋骨骨折・硬膜外血腫・鎖骨骨折で28日間入院・手術 939万円
(※)ジェイアイ傷害火災保険株式会社
https://www.jihoken.co.jp/data/trouble.html

イギリスやイタリアでは、1,000万円以上もの保険金が支払いされたケースがあります。

大きな治療費用がかかることで知られるアメリカで起きたケースでは、急性虫垂炎による入院・手術でも500万円以上もの保険金が支払いされています。

日本より物価が安いイメージがあるアジアでも、ケースによっては大きな治療費用が発生していることがわかりました。

海外旅行保険では治療・救援費用の補償が重要

海外旅行保険で実際に補償されたケースで、最も多いのが治療・救援費用です。

治療・救援費用の内訳は次をご覧ください。

治療・救援費用の主な内訳
  • 病気やケガの治療費
  • 救急車の費用
  • 救援にかけつけた家族の渡航費用
  • 自国までの医療搬送費用

日本では救急車に乗っても無料のイメージがありますが、海外では有料の国が見られます。次に多いのが携行品損害となります。

スーツケースやカメラ、携帯電話などの破損や盗難で、携行品損害の補償が必要になったケースが多いです。携行品損害の次に多いのが旅行事故緊急費用です。

旅行事故緊急費用の内訳は次をご覧ください。

旅行自己緊急費用
  • 交通費
  • 宿泊費
  • 食事代

海外旅行保険で補償されたケース上位3つになるようです。

海外旅行保険の補償内容は、発生することが多い治療・救援費用が重要でしょう。

エポスカードとの併用におすすめの海外旅行保険

エポスカードの海外旅行保険では、補償内容が少し不安。そんなときには他の海外旅行保険との併用がおすすめです。

ここからは併用におすすめの楽天カードと、保険会社で加入できる海外旅行保険を紹介します。

エポスカードだけでなくもっと補償内容をよくしたい人は、内容をチェックしておきましょう。

楽天カードの海外旅行保険

楽天カード
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おすすめポイント
  • 年会費永年無料
  • 新規入会&利用でポイントがもらえる
  • 安心のセキュリティ
年会費初年度 無料
年会費2年目〜 無料
ポイント還元率 1~3%
発行スピード 7営業日程度
国際ブランド
  • Visa
  • Mastercard®
  • American Express®
  • JCB
電子マネー
  • 楽天Edy(エディ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
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海外旅行保険付帯のサブカードを作りたい方におすすめするのが、楽天カードです。楽天カードには、最高2,000万円の補償が受けられる海外旅行保険が付帯されています。

エポスカードの海外旅行保険、楽天カードの海外旅行保険を合算したときの補償内容は次のとおりです。

エポスカードと楽天カードを合算したときの補償内容
補償 楽天カードの海外旅行保険 エポスカードの海外旅行保険 合算した補償
傷害治療費用 200万円 200万円 400万円
疾病治療費用 200万円 270万円 470万円
賠償責任 2,000万円 2,000万円 4,000万円
携行品損害 20万円 20万円 40万円
救援者費用 200万円 100万円 300万円

合算できない傷害死亡・後遺障害については、楽天カードの海外旅行保険のみで補償されます。

エポスカードの海外旅行保険では傷害死亡・後遺障害で最高500万円の補償ですが、楽天カードでは最高2,000万円になるため補償が大幅にアップします。


エポスカードと楽天カード2枚持ちしたときの、治療費用と救援者費用の合計は次のとおりです。

治療費用と救援者費用合計
  • 傷害治療費用400万円+救援者費用300万円=700万円
  • 疾病治療費用470万円+救援者費用300万円=770万円

傷害治療費用や疾病治療費用の補償も大幅にアップするため、エポスカードと楽天カードを2枚持ちすると大きなリスク軽減が期待できるでしょう。

楽天カードは年会費無料なので、海外旅行保険の補償を上乗せさせるためのサブカードにもピッタリです。

楽天カードをサブカードにするときの注意点

楽天カードの海外旅行保険は自動付帯ではなく利用付帯となります。海外旅行保険の補償を上乗せしたいときは、公共交通乗用具、または募集型企画旅行を楽天カードで支払いしてください。

公共交通乗用具は飛行機、電車、船、バス、タクシーなどの交通費、募集型企画旅行は旅行会社が提供するパッケージツアーやパック旅行などの代金です。

楽天カードにはキャッシュレス診療が付いていないため、現地病院での治療費用をキャッシュで支払いできないときは、エポスカードのキャッシュレス診療を利用しましょう。

ただし、治療費用が少額だとキャッシュレス診療が付いていても、現地病院の窓口で自己負担が必要になる場合があります。

また海外で長期滞在する方の場合は、クレジットカードの海外旅行保険の補償期間だけでは足りないことがあります。

そんなときでも、海外旅行保険が利用付帯されているクレジットカードで現地の公共交通乗用具を支払いすれば、補償期間の延長が可能です。

しかし楽天カードの海外旅行保険では、海外での補償期間の延長ができません。

それは楽天カードの海外旅行保険には「日本を出国する前に支払いすること」という利用付帯の条件が付いているからです。

エポスカードと楽天カードの海外旅行保険では、1旅行につき最高90日間の補償期間を設けています。

長期滞在ではなく、一般的な海外旅行であれば、90日間の補償期間でも十分でしょう。

日本に帰国すれば、海外旅行保険の補償期間はいったんリセットされます。たびたび海外旅行へ行く方でも、その都度、クレジットカードの海外旅行保険の補償対象となるため安心です。

保険会社で加入できる海外旅行保険

保険会社の海外旅行保険で、補償内容を上乗せしたいときに魅力なのが、エポスカード公式サイトで案内している「ネットde保険 @とらべる」です。

「ネットde保険 @とらべる」は、インターネットで申込みできる海外旅行保険で三井住友海上が取り扱っています。

「ネットde保険 @とらべる」個人プランのタイプCでは、次の補償が受けられます。

個人プランのタイプC(旅行日数3日、行き先アジア)
傷害死亡 3,000万円
傷害後遺障害 3,000万円
治療・救援費用 3,000万円
疾病死亡 3,000万円
賠償責任 1億円
携行品損害 50万円
航空機寄託手荷物遅延等費用 10万円
弁護士費用等 100万円
緊急歯科治療費用 補償
テロ等対応費用 10万円

上記の海外旅行保険の補償内容で、保険料は2,540円です。

エポスカードの海外旅行保険では、ケガによる死亡は補償が受けられますが、病気による死亡は補償が受けられません。

「ネットde保険 @とらべる」では、病気による死亡でも最高3,000万円の補償が受けられます。

ほかにも、弁護士費用等やテロ等対応費など、エポスカードの海外旅行保険にはない補償内容まで付いています。

治療・救援費用の補償は3,000万円となるため、エポスカード1枚持ちより補償は大幅にアップです。

家族と一緒に海外旅行に行くときは、「ネットde保険 @とらべる」ファミリープランに加入しておくと安心感が高まります。

家族まとめて補償する「ネットde保険 @とらべる」ファミリープランのタイプCでは、次の補償が受けられます。

ファミリープランのタイプC(旅行日数3日、行き先アジア)
傷害死亡 本人2,000万円、家族2,000万円
傷害後遺障害 本人2,000万円、家族2,000万円
治療・救援費用 本人1,500万円、家族1,500万円
疾病死亡 本人2,000万円、家族1,000万円
賠償責任 1億円(本人家族共有)
携行品損害 50万円(本人家族共有)
航空機寄託手荷物遅延等費用 10万円(本人家族共有)
弁護士費用等 100万円(本人家族共有)
緊急歯科治療費用 補償(本人家族対象)
テロ等対応費用 本人10万円、家族10万円

上記の海外旅行保険の補償内容で、保険料は3人で3,320円です。

エポスカードの海外旅行保険のまとめ

エポスカード

エポスカードの詳細
年会費 : 無料
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エポスカードに自動付帯されている海外旅行保険では、傷害死亡・後遺障害の補償で最高500万円と少ないですが、疾病治療費用では270万円の補償が受けられます。

ほかの年会費無料のクレジットカードと比べると、エポスカードのほうが高めの疾病治療の補償が受けられますよ。

エポスカードの補償内容では不安と感じたときは、海外旅行保険付帯のサブカードや「ネットde保険 @とらべる」などで対策しましょう。

西岡 秀泰

専門家からの一言

西岡 秀泰

海外旅行保険選びは、死亡や損害賠償、携行品損害の補償だけではなく、治療費用や救援者費用の補償に注意しましょう。

死亡保障は加入している生命保険でカバーできる場合が多く、損害賠償は多くの場合、一定の補償が付帯しています。携行品補償は特に高額なものを持っていく場合以外は、あまり気にしなくていいでしょう。

一方、利用頻度が高いわけではないですが、万が一の時に高額になる治療費用や救援者費用は、一定額の補償が必要です。

国内の生命保険会社に25年勤務した後、西岡社会保険労務士事務所を開業。現在は、社会保険労務士として活動するとともに、社労士会からの委託を受け日本年金機構・年金事務所にて週2日ほど勤務、また金融や労務を中心に記事を執筆・監修。 得意分野の公的年金や個人年金・生命保険は、長期的な観点から資産を形成しリスクに備えるもので、お金のことを考えるときに、基本となるものです。長期的な視野を見失うことなく、金融商品や税金に関する最新のお役立ち情報をお届けします。

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投資に失敗して借金500万円以上を抱え、その後自己破産を経験しました。自分がお金で大失敗した経験から、お金の正しい知識を勉強。フリーライターとして、クレジットカード・カードローン・債務整理ジャンルの豊富な執筆経験を持っています。経験に基づいた確かな記事を執筆することが、1番の武器です。趣味は食べ歩き・人狼ゲーム・麻雀。名古屋の美味しいグルメを紹介する「リュウジの名古屋グルメブログ」も運営しています。

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