自動車税はnanacoでの支払いがおすすめ!リクルートカード利用でよりお得に
自動車を所有している人が毎年支払わなければならない自動車税。コンビニや郵便局で自動車税の支払いができますが、実はnanacoやクレジットカードを使っての支払いもできます。
現金で支払いをするとポイントが受け取れませんが、nanacoやクレジットカードで支払いをすればポイントが受け取れます。自動車税は必ず支払わなければならないお金なので、そこでポイントがもらえるのはかなり嬉しいですよね。
こちらの記事では、nanaco・クレジットカードなど自動車税をお得に支払う方法を解説。これから自動車税を支払う予定の人は、まずこの記事を読んでから支払い手続きを進めましょう。
自動車税の支払いはnanacoでの支払いがおすすめ
自動車税の支払い方法はコンビニや郵便局での現金支払い・クレジットカード支払い・nanaco支払いなどの方法がありますが、結論から言うとnanaco支払いがもっともお得です。まずはなぜnanaco支払いがお得なのか解説していきます。
nanacoはセブンイレブンで使える前払い式プリペイドカード
nanacoはセブンイレブン・イトーヨーカドー・デニーズなどを経営するセブン&アイグループが発行する電子マネーです。みなさんもセブンイレブンでnanaco支払いをしている人を、見たことがあるのではないでしょうか。
nanacoは前払い式のプリペイドカードで、レジやセブン銀行ATMからのチャージが可能。また特定のクレジットカードから、nanacoへのチャージも可能です。
nanacoで支払いをすると200円ごとに1nanacoポイントが貯まるので、現金で支払いをするよりお得ですね。
nanacoチャージでポイントが貯まるクレジットカードがある
nanacoは現金でのチャージも可能ですが、特定のクレジットカードからであればチャージが可能。
nanacoにチャージができるクレジットカードは以下の通りです。
カード種類 | nanacoチャージによるポイント還元率 | 備考 |
---|---|---|
セブンカード・プラス | 0.5% | nanacoへのオートチャージが可能 |
リクルートカード | 1.2% |
・チャージのポイントは上限3万円 ・Pontaポイントからdポイント、JALマイルにも交換可能 |
Yahoo!Japanカード | 0.5% | |
JMBローソンPontaカード | 0.5% | |
セディナカード(JCB) | 0.5% | わくわくポイントをJALマイルに還元率0.25%で交換可能 |
TOKYU CARD ClubQ JMB | 0.5% | TOKYUポイントをJALマイルに、還元率0.5%で交換可能 |
ポイント還元率が高いリクルートカードがおすすめ
- どこで使ってもポイント高還元!驚異の1.2%!
- リクルートのネットサービスをご利用でさらにポイント還元!
- 「じゃらんnet」「ホットペッパービューティー」などのリクルートサービスご利用分が最大3.2%
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.2%~4.2% |
発行スピード | 最短即日 |
国際ブランド |
|
電子マネー |
|
- 付帯サービス
このようにnanacoにチャージできるクレジットカードはいくつかありますが、その中でオススメなのがリクルートカードです。リクルートカードはnanacoへのチャージや他の買い物でもポイント還元率が1.2%と高く、nanacoにチャージできるカードの中では群を抜いています。
「よりお得に自動車税を支払いたい」そんな人はリクルートカードから、nanacoへのチャージをおすすめします。
nanacoにオートチャージできるセブンカード・プラスもおすすめ
- 毎月8のつく日は、イトーヨーカドーでのお買い物がほとんど全品5%OFF
- ショッピングガード保険(海外)
- 電子マネーnanacoへのチャージでもポイントがたまる
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5%~1.0% |
発行スピード | 通常1週間程度 |
国際ブランド |
|
電子マネー |
|
- 付帯サービス
nanacoへのチャージ額が多い人や、わざわざチャージする手間が面倒な人は、セブンカード・プラスもおすすめです。セブンカード・プラスはnanacoへのオートチャージができるので、一度設定をしてしまえばチャージの手続きをする必要がありません。
またリクルートカードのようにnanacoへのチャージ上限もないので、nanacoでたくさん支払いをする人にもおすすめです。
クレジットカード経由でポイントを貯めてポイント2重取り
クレジットカードからnanacoにチャージをすると、クレジットカードのポイントとnanaco支払い時のポイント2重取りが可能です。例えばリクルートカードを使ってnanacoにチャージをすると、1.2%+0.5%で合計1.7%のポイント還元が受けられます。
リクルートカードの場合月額3万円という上限はありますが、1.7%のポイント還元が受けられるのは大きいですね。
自動車税の支払い方法比較
自動車税は排気量によって、支払う金額が決まっています。毎月5月になると郵送で納付書が届くので、それを使って支払うことになります。
自動車税の支払い方法は以下の3通りです。
- コンビニ・金融機関での支払い(セブンイレブンではnanaco支払いが可能)
- Yahoo!公金払いを使ってクレジットカードでの支払い
- Pay-easyを使ってインターネットバンキングでの支払い
このうちPay-easyを使った支払いは、ポイント還元が受けられません。またYahoo!公金支払いを利用した場合、クレジットカードのポイントは貯まりますが、クレジットカード決済手数料がかかります。
自動車の総排気量 | 自動車税額 | Yahoo!公金支払いを利用したときの決済手数料(税込) |
---|---|---|
軽自動車 | 10,800円 | 157円 |
1リットル以下 | 29,500円 | 236円 |
1リットル超~1.5リットル以下 |
34,500円 | 315円 |
1.5リットル超~2.0リットル以下 | 39,500円 | 315円 |
2.0リットル超~2.5リットル以下 | 45,000円 | 394円 |
2.5リットル超~3.0リットル以下 | 51,000円 | 473円 |
3.0リットル超~3.5リットル以下 | 58,000円 | 473円 |
3.5リットル超~4.0リットル以下 | 66,500円 | 551円 |
4.0リットル超~4.5リットル以下 | 76,500円 | 630円 |
4.5リットル超~6.0リットル以下 | 88,000円 | 709円 |
6.0リットル超 | 111,000円 | 867円 |
Yahoo!公金支払いを利用したときは決済手数料がかかるので、ポイント還元率が高いクレジットカードを使ってもあまり意味がありません。
例えば軽自動車の自動車税をポイント還元率1%のカードで支払った場合、還元されるポイントは108ポイント。決済手数料が157円なので、赤字になってしまいます。
一方こちらの記事で紹介しているnanacoへのクレジットカードチャージ支払いの場合、決済に手数料がかかりません。ポイント還元もnanacoとクレジットカードの2重取りができるので、nanaco支払いの方がかなりお得ですよ。
排気量ごとの自動車税額とポイント還元額
- YAHOO!ショッピング・LOHACOのご利用で毎日3%たまる
- ヤフーカードはTカードとして利用できます
- PayPayにチャージできる唯一のクレジットカード
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0%~3.0% |
発行スピード | 1週間から10日程度 |
国際ブランド |
|
電子マネー |
|
- 付帯サービス
nanacoにチャージするクレジットカードはリクルートカードのポイント還元率が高いですが、はたしてどんな自動車でも、リクルートカードがもっともお得なのでしょうか。リクルートカードはチャージ上限が月3万円までなので、それを踏まえてポイント還元率を計算してみました。
自動車の総排気量 | 自動車税額 | リクルートカードで還元されるポイント(ポイント還元率1.2%) | その他のカードで還元されるポイント(ポイント還元率0.5%) |
---|---|---|---|
軽自動車 | 10,800円 | 130ポイント | 54ポイント |
1リットル以下 | 29,500円 | 354ポイント | 148ポイント |
1リットル超~1.5リットル以下 | 34,500円 | 360ポイント | 173ポイント |
1.5リットル超~2.0リットル以下 | 39,500円 | 360ポイント | 198ポイント |
2.0リットル超~2.5リットル以下 | 45,000円 | 360ポイント | 225ポイント |
2.5リットル超~3.0リットル以下 | 51,000円 | 360ポイント | 255ポイント |
3.0リットル超~3.5リットル以下 | 58,000円 | 360ポイント | 290ポイント |
3.5リットル超~4.0リットル以下 | 66,500円 | 360ポイント | 333ポイント |
4.0リットル超~4.5リットル以下 | 76,500円 | 360ポイント | 383ポイント |
4.5リットル超~6.0リットル以下 | 88,000円 | 360ポイント | 440ポイント |
6.0リットル超 | 111,000円 | 360ポイント | 555ポイント |
このように自動車の総排気量が4.0リットル以下であればリクルートカード、4.0リットル超であればポイント還元率0.5%のカードがお得です。一般的な自家用車で総排気量4.0リットルを超えるケースは少ないので、基本的にはリクルートカードを作成すれば問題ありません。
排気量4.0リットル超の車を持っている人であれば、通常ポイント還元率1%のYahoo!JAPANカードもしくは、nanacoにオートチャージができるセブンカード・プラスがおすすめです。
nanacoを無料で作成する方法
通常nanacoを発行するときは手数料300円が必要です。しかし自動車税支払いのためにnanacoを発行するのであれば、手数料を支払ってしまうとあまり旨味がありません。
nanacoにはいくつか無料発行する手段があるので、無料で発行することをおすすめします。
- イトーヨーカドーで8のつくハッピーデーに発行する(発行時に1,000円チャージが必要)
- ヤマト運輸によるクロネコメンバーズで発行
- nanacoモバイルに登録する(Androidのみ)
- セブンカード・プラスを発行する
まれにセブンイレブンで無料発行キャンペーンがおこなわれますが、不定期開催なので上記方法での作成をおすすめします。
nanacoで自動車税を支払う方法
それではnanacoで自動車税を支払いするには、どのような手順を踏めばよいのでしょうか。nanacoはクレジットカードでのチャージ手続きに手間がかかるので、しっかりと手順を把握しておきましょう。
ただし一度手続きを完了してしまえば、その後はずっと使えるのでかなり便利になります。クレジットカードでのチャージを可能にして、わざわざチャージする手間を省きましょう。
クレジットカードとnanacoを用意する
まずはクレジットカードとnanacoを手元に用意します。nanacoは先ほど紹介したように無料発行できるので、無料発行で手に入れましょう。
クレジットカードは審査と郵送で申し込みから約1週間ほどで手元に届きます。自動車税には納付期限があるので、クレジットカードの申し込みは早めにおこないましょう。
クレジットカードの本人確認をすませる
クレジットカードが手元に届いたら、本人確認サービスを済ませます。本人確認サービスは国際ブランドごとに登録サイトがあるので、登録サイトから登録を進めます。
「自分が持っているクレジットカード+本人確認サービス」と検索すれば、登録サイトにたどりつくので登録をしましょう。
nanaco会員メニューでクレジットカードを登録する
パソコン・スマートフォンからnanaco会員メニューというサイトにアクセスし、クレジットカードの登録をおこないます。ちなみにnanaco入会から10日ほどで、クレジットカードの事前登録ができるようになります。
24時間後nanaco会員メニューからチャージをする
会員メニュー登録後24時間経過すると、クレジットカードからのチャージができるようになります。チャージしたい金額を登録すると、その分のお金がチャージされクレジットカード決済がおこなわれます。
セブン銀行ATMで残高確認後nanacoで自動車税を支払う
ここまで手続きが完了したら、最後にセブン銀行ATMで残高確認をおこないます。残高確認をしないとnanacoにチャージがおこなわれないので、注意しましょう。
nanacoへのチャージが無事完了したら、その後はレジで自動車税の支払いをおこないます。納付書をレジで渡すときに、nanaco支払いしたい旨を伝えるとワンタッチで支払いが完了しますよ。
nanacoで自動車税を支払うときの注意点
続いてはnanacoで自動車税を支払うときの注意点を解説していきます。
nanacoチャージでポイントが貯まるクレジットカードを選ぶ
自動車税の支払いをnanacoでおこなうとnanacoポイントが貯まりますが、せっかくならnanacoチャージができるクレジットカードを選びましょう。
nanacoチャージができるクレジットカードであれば、クレジットカードのポイントも貯まるのでポイント2重取りができますよ。
nanacoの発行手数料は節約しよう
nanacoはセブンイレブンなどで発行すると、発行手数料300円がかかります。しかしnanacoを無料発行する方法はいくつかあるので、発行手数料は節約してnanacoを発行しましょう。
5万円以上支払う場合の注意点
nanacoのチャージ上限額は50,000円です。そのため50,000円以上の自動車税の支払いをするためには、一工夫が必要です。
まずnanacoに50,000円分をチャージします。(一度に50,000円チャージはできないので、2度にわけてチャージする)その後nanaco会員メニューにアクセスし、残高確認をするとセンター預かり分として50,000円が表示されます。その状態であれば、さらに50,000円までチャージができるのでチャージをします。
その状態でレジに向かい支払い時に「nanaco残高の確認をお願いします。」と伝えましょう。後は店員さんがセンター預かり分も含めて支払いをしてくれるので、これで手続き完了です。
もし自動車税を支払わなかったら
自動車税の支払いをしなかった場合、自宅に督促状が届き最終的には財産の差し押さえがおこなわれます。また期日までに支払いをしないと、遅延損害金も発生します。
自動車税などの税金は最終的に支払わなければならないので、早めに支払いをおこないましょう。
nanacoでの支払いは他の税金の支払いにも使える
ここまでnanacoを使って自動車税を支払う方法を紹介しましたが、今回の方法は他の税金の支払いにも使えます。
固定資産税・住民税などの税金や国民年金・国民健康保険料などの支払いにも使えるので、これらの支払いをnanacoとクレジットカードでおこなえば、どんどんポイントが貯まります。
税金などは必ず支払わなければならないので、そのときポイントが貯まるのは大きいですよ。
nanacoを使っての自動車税支払いまとめ
ここまでnanacoを使っての自動車税支払いについて解説してきました。
nanacoを使っての自動車税の支払いをまとめると以下のようになります。
- nanacoにクレジットカードでチャージするとポイントが2重取りできる
- nanacoへのチャージはポイント還元率が高いリクルートカードがおすすめ
- nanacoは無料作成できる方法がある
- 5万円以上の支払いをするときはセンター預かりを利用する
nanacoとクレジットカードを使って自動車税を支払うと、nanacoポイントとクレジットカードのポイントあわせてたくさんのポイント還元が受けられます。これから自動車税を支払う人は、ぜひnanacoとクレジットカードを使って支払いをしましょう。
投資に失敗して借金500万円以上を抱え、その後自己破産を経験しました。自分がお金で大失敗した経験から、お金の正しい知識を勉強。フリーライターとして、クレジットカード・カードローン・債務整理ジャンルの豊富な執筆経験を持っています。経験に基づいた確かな記事を執筆することが、1番の武器です。趣味は食べ歩き・人狼ゲーム・麻雀。名古屋の美味しいグルメを紹介する「リュウジの名古屋グルメブログ」も運営しています。