
ソフトバンクカードのメリット・デメリット、ポイント還元率を徹底解説!
ソフトバンクカードは、「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」が便利に使えるVisaプリペイドカードです。年会費は無料。
チャージをして普段の買い物に利用でき、支払いはスマホ料金と合算しておこなわれます。
Visaが使えるインターネットのお店で使えるほか、コンビニなど全国のお店でスマホをかざして利用できます。
本記事では、ソフトバンクカードの基本情報とメリットとデメリットを詳しく解説していきます。
ソフトバンクカードの基本情報
ソフトバンクカードは、審査・発行手数料・年会費・チャージ手数料などがすべて無料。発行・維持にかかる費用が一切ないので、まだプリペイドカードを持っていないという方も気軽に作成することができます。
申し込みはWebやソフトバンクショップ(※)でおこなうことができます。ソフトバンクユーザーであれば、12歳からの申し込みが可能。
チャージした金額以上に使いすぎることはないので、お小遣いをチャージしてお子様に持たせるという使い方もおすすめです。
ソフトバンクカードの基本情報
カード名 | ソフトバンクカード |
---|---|
券面画像 |
![]() |
年会費 入会金 手数料 |
無料 |
ポイント還元率 (プリペイドカード利用) |
買い物 200円(税込)ごとに1ポイント |
ポイント還元率 (クレジット機能付きの場合) |
買い物 100円(税込)ごとに1ポイント |
審査 | 不要(※1) |
国際ブランド | VISA |
発行 | 原則即日(※2) |
年齢制限 | 12歳以上から |
利用可能額 | チャージ残高の範囲内 |
(※2)ソフトバンク取扱店にソフトバンクカードの在庫がない場合は、後日郵送となり、カードが手元に届き次第利用できます
審査不要! ソフトバンクユーザーだけが利用可能
ソフトバンクカードは、審査不要で原則即日発行してもらえるのが嬉しいポイントです。使いはじめたいと思ったときに、最寄りのソフトバンクショップやスマートフォンから申し込みをすることができます。
ただし、ソフトバンクカードを作成することができるのは、携帯電話のキャリアにソフトバンクを選んでいるユーザーだけです。au、docomoなど他キャリアのユーザーは、基本的にはソフトバンクカードを作成することはできないのでご注意ください。
携帯電話のキャリアにソフトバンクを選んでいたときにソフトバンクカードを作成した場合は、携帯電話の解約後もカードを使い続けることが可能です。ですが、「ソフトバンクまとめて支払いチャージ」機能は使うことができなくなることを覚えておきましょう。
便利な送金機能! 家族や金融機関にソフトバンクカードから「バリュー」を送ろう
「バリュー」とは、ソフトバンクカードにチャージしたお金・ポイントのことです。ソフトバンクカードには「プリペイドバリュー」と「現金バリュー」という2種類のバリューがあります。この2つは何が違うのでしょうか。
・「プリペイドバリュー」
主に買い物をする際に使用できるバリューです。現金として引き出すことはできません。また、一度チャージをしたバリューを取り消すこともできないので、ご注意ください。
・「現金バリュー」
ソフトバンクカードにチャージしたお金の中でも、買い物に使用できるだけでなく、現金として銀行口座から引き出すことができるものが「現金バリュー」です。
現金バリューを使いたいときには、本人確認(取引時確認)が完了している必要があるので注意しましょう。本人確認が完了していない場合は、チャージの方法に関わらず「プリペイドバリュー」としてチャージされます。
現金バリューを持ちたい場合は、ATMチャージや銀行振込チャージなど特定の方法でチャージする必要があります。その際も、チャージの取り消しはできません。
ご利用内容/バリューの種類 | プリペイドバリュー | 現金バリュー |
---|---|---|
VISA加盟店でのお買い物 | 〇 | 〇 |
他のソフトバンクカードに送る | ||
金融機関に送る | × | |
海外ATMで引き出し | ||
株を買う (One Tap BUY) |
ソフトバンクカードのメリット
ここまで、ソフトバンクカードの特徴について紹介してきました。ここからは、特徴の中でもどんなものがソフトバンクカードのメリットとなるか、改めてご紹介していきたいと思います。
ソフトバンクカードでソフトバンクポイントが貯まる&使える!

ソフトバンクカードを持つ一番のメリットは、やはり「ソフトバンクポイント」が貯まることです。VISAやiDのマークがあるお店で使えば、どこでもポイントが貯まります。
基本的には、ポイントは200円(税込)ごとに1ポイント貯まります。
貯まったソフトバンクポイントは、ソフトバンクカードにチャージしてVISAやiDのマークがあるお店での支払いに利用することが可能です。
ソフトバンクカードの「バリュー」送金機能が便利!
先ほども紹介しましたが、やはり便利なのがバリューの送金機能です。これは、ソフトバンクカードにチャージしたポイントや現金を「バリュー」として他のソフトバンクカードや金融機関に送る・もらうことができる機能です。
こういった送金機能をあまり利用したことがない方にとっては、もしかしたら、どういうときに便利な機能なのかイメージが湧かないかもしれません。ソフトバンクが公式に公開しているYouTube動画では、例としてこんな利用シーンの提案がありました。
- 飲食店で割り勘をするとき、その場でアプリを使いキャッシュレスでやり取りできる(そのままソフトバンクカードで会計が可能)
- 遠方にいる親族などに、その場でお小遣いを送ることができる
- 立て替えたお金を集金する際、金額を指定してバリューを送ってもらうことができる
- 金融機関口座への送金ができるので、習いごとなどの月謝の支払いをアプリ内で完結させることができる
ソフトバンクカード おくる・もらう
紹介されている使い方以外にももちろん、生活の中で送金機能を便利に使うことができる場面はたくさん出てくることでしょう。
12歳から審査不要で、即時発行OK!
ソフトバンクカードは、ソフトバンクユーザーであれば12歳以上から申し込みが可能です。審査が不要なので、カードを受け取った当日からカードを使うことができるのが嬉しいですね。
申し込みの際は、入会金・発行手数料は無料です。オートチャージ機能を使わないのであれば、金融機関口座の登録も必要ありません。
スマートフォンからの申し込み、または最寄りのソフトバンク店舗での申し込みが可能です。どちらでも、自分の申し込みやすい方法でソフトバンクカードを作成しましょう!
年会費・入会費が無料!
ソフトバンクカードはクレジットカードとは違い、審査不要・発行手数料無料であることに加えて、年会費や入会費もかかりません。カードを作成するための最初のハードルは、かなり低いといえます。
ソフトバンクユーザーであるという条件を満たせば、無料で12歳以上から申し込みできます。そのため、家族でひとり1枚所持して、家族間の日々のお金のやり取りはすべてソフトバンクカード内で済ませることもできますね。
Apple Payが登録無料で使える!
Apple Pay(アップルペイ)とは、iPhoneやApple Watchを端末にかざすだけで支払いが完了するキャッシュレス決済機能です。iDマークのついたお店なら、Apple Payでキャッシュレス決済をおこなうことが可能です。
ソフトバンクカードをApple Payに登録すれば、日々のお買い物の決済をキャッシュレスでおこなえるだけでなく、同時にソフトバンクポイントを貯めることができます!
また、Apple PayのSuica機能を使えば、みどりの窓口や自動券売機に並ぶ必要なく電車やバスに乗ることもできます。Suicaへのチャージも、ソフトバンクカードをとおしていつでもできるので、改札を通るときに慌てることがなくなります。
Apple Payへの登録は、ソフトバンクカードのアプリを使って簡単におこなえるので、iPhoneやApple Watchを使っている方は試してみてくださいね。
ソフトバンクカードのデメリット
続いて、ソフトバンクカードのデメリットについても紹介したいと思います。
デメリットといっても、人によっては気にならなかったり、工夫次第でデメリットではなくなるようなものもあります。ソフトバンクカードを申し込むかどうかの判断の一助にしていただければと思います。
通常のポイント還元率が0.5%
オートチャージ機能(おまかせチャージ)を使わない場合は、ソフトバンクカードのポイント還元率は0.5%。特にものすごくお得ということはありません。たとえば、LINE PayカードやKyash VISAカードはポイント還元率2%です。
それでもソフトバンクカードを選んでいる方は、やはりソフトバンクユーザーであるからこそのメリットや、ソフトバンクポイントを貯めやすいことなどを重視していることが多いようです。
ソフトバンクカードでも、オートチャージ機能を利用したり、ソフトバンクの携帯料金の支払いに活用したりして、ポイント還元率を1.5%にすることが可能です。その他、定期的におこなわれるポイントアップキャンペーンなどを利用して効率的にポイントを貯めていくことができます。
携帯電話のキャリアをソフトバンクから乗り換えると、使えない機能がある
ソフトバンクカードを申し込むことができるのは、ソフトバンクユーザーだけです。では、もしソフトバンクカードを作った後にauやdocomoなどの他キャリアに乗り換えた場合、カードは使えなくなってしまうのでしょうか。
実は、もしソフトバンク以外のキャリアに乗り換えたとしても、ソフトバンクカードはそのまま利用することができます!
ただし「ソフトバンクまとめて支払いチャージ」機能が使えなくなり、その機能でポイント還元率アップの恩恵を受けていた場合は、ポイント還元率が低くなってしまいます。
付帯保険は一切なし
ソフトバンクカードには、クレジットカードなどとは違い、特に付帯保険がありません。海外・国内旅行傷害保険、ショッピング保険などが必要な場合は、別なクレジットカードなどと併せて持つ必要がありますので、ご注意ください。
ソフトバンクカードは、結局どんな人におすすめ?

ソフトバンクカードは、ソフトバンクユーザーにはとてもおすすめできるプリペイドカードです。
他のカードと比較しながら、どんな方に特におすすめなのか解説していきます。
ソフトバンクカードを、au WALLET(au)、dカード(docomo)と比較してみた!
ソフトバンク以外にも携帯電話のキャリアが独自に発行しているプリペイドカードがあります。ここでは、各キャリアのプリペイドカードについて比較してみたいと思います。
ソフトバンクカード
カード名 | ソフトバンクカード |
---|---|
券面画像 |
![]() |
年会費・入会金・発行手数料 | 無料 |
ポイントの種類 | ソフトバンクポイント |
ポイント還元率 | 基本還元率0.5% |
国際ブランド | VISA |
チャージ方法 |
・ソフトバンクカードアプリ ・セブン銀行やゆうちょATM ・ソフトバンクポイント ・銀行口座 |
オートチャージ機能 | クレジット機能(おまかせチャージ)の利用で可能 |
クレジット機能はつけられる? | クレジット機能(おまかせチャージ)を、スマートフォンから申し込むと可能 |
Apple Payは使える? | 利用可能 |
申し込み条件 |
・12歳以上 ・ソフトバンクのスマートフォン、3Gケータイを契約している |
カード残高上限額 |
最大100万円 (1日のチャージ額上限は100万円。1回のチャージ額上限は、チャージ方法によって変わる) |
au WALLET
カード名 | au WALLET |
---|---|
年会費・入会金・発行手数料 | 無料 |
ポイントの種類 | WALLET ポイント |
ポイント還元率 | 基本還元率1.0% |
国際ブランド | Mastercard |
チャージ方法 |
・au WALLETサイト、アプリ(auかんたん決済、auじぶん銀行、クレジットカード) ・auショップ、またはローソン ・WALLETポイント ・au WALLETチャージカード |
オートチャージ機能 | auじぶん銀行、auかんたん決済でのみ可能 |
クレジット機能はつけられる? | プリペイドカードとは別に「au WALLET クレジットカード」がある |
Apple Payは使える? | 利用可能 |
申し込み条件 | ・au携帯電話、auひかりなどを契約している |
カード残高上限額 |
最大100万円 (1回のチャージ上限額は4万5千円) |
dカード プリペイド
カード名 | dカード プリペイド |
---|---|
年会費・入会金・発行手数料 | 無料 |
ポイントの種類 | dポイント |
ポイント還元率 | 基本還元率0.5% |
国際ブランド | Mastercard |
チャージ方法 |
・ドコモの電話料金合算 ・dポイント ・ローソン ・セブン銀行ATM |
オートチャージ機能 | なし |
クレジット機能はつけられる? | プリペイドカードとは別に「dカード」「dカードGOLD」がある |
Apple Payは使える? | 利用可能 |
申し込み条件 |
・12歳以上(中学生以上) ・dアカウントを持っている |
カード残高上限額 |
最大30万円 (1日のチャージ額上限は30万円) |
チャージの方法が選べて便利!
アプリからのチャージやコンビニ、ATMからのチャージは3種類のどのカードでもできます。中でも、ソフトバンクカードの良いところは、すでに持っている自分の銀行口座からのチャージが可能なところです。
もし普段使っている銀行が、りそな銀行、埼玉りそな銀行、近畿大阪銀行であれば、銀行口座から即時チャージができます。また、PayPay銀行のユーザー方であれば、口座振替チャージができてとても便利です。
ソフトバンクカードにチャージできる金額は、「プリペイドバリュー」と「現金バリュー」を合わせて100万円までです。
アプリを使ってApple Payも利用できる!
ソフトバンクカード、au WALLET、dカードは、プリペイドカードでありながらApple Payを利用できます。ソフトバンクカードの場合は、ソフトバンクカードアプリを用いてApple Payに登録します。
もともとVISA加盟店で利用できるソフトバンクカードですが、Apple Payとも連携することにより、Suica加盟店、iD加盟店、QUICPay加盟店でも決済ができるようになり、使えるお店の幅がどんどん増えます。
もちろん、Apple Payで支払った場合も、ポイントがきちんと付与されますので安心してくださいね!
ソフトバンクカードのまとめ
ソフトバンクユーザーであれば、無料で気軽に申し込めてソフトバンクポイントがザクザクと貯まるソフトバンクカード。ポイントやバリューの使い方次第で、生活に欠かせない便利なカードに育てていける楽しみもありそうです。日々のお買い物にお得をプラスして、賢くソフトバンクポイントをゲットしていきたいですね!
いま携帯電話キャリアにソフトバンクを選んでいる方も、乗り換えを検討している方も、この機会にぜひソフトバンクカードを併せて作ってみてはいかがでしょうか!
広告代理店のコピーライター兼ディレクター、ECサイトのメルマガライターなどを経て、ライター・編集者として独立。現在はエポスカードとソニーバンクウォレットを活用。より良いキャッシュレス生活を模索中です。