
atone(アトネ)とは翌月後払いの注目の決済サービス!使い方や使える店、メリットなど解説
atone(アトネ)はクレジットカードがなくても、誰でも簡単に利用できる後払い決済サービスです。
今購入して支払いは後になる決済方法といえばクレジットカードです。しかしなかにはクレジットカードの利用に抵抗があり、保有したくない人も少なくありません。誰でも簡単に後払いが利用できれば「お買い物をもっと快適に」できるでしょう。
LINE Pay(ラインペイ)やPayPay(ペイペイ)のようにポイントプログラムや実店舗でのQRコード決済にも対応しており、後払いの幅を大きく広げてくれます。
この記事ではatoneの後払いサービスと、メリットとデメリットについて詳しく解説していきます。
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atone(アトネ)の後払い決済サービスとは?
- 機能とサービス特長
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atone(アトネ)のメリット4つを紹介
- メリット①利用明細をアプリで簡単に見られる
- メリット②後からポイント値引きができる
- メリット③上限額が設定されているので使いすぎる心配がない
- メリット④いくら使っても手数料が請求費用の99円(税込)しか掛からない
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atone(アトネ)のデメリット2つを紹介
- デメリット①通常5万円(税込)までしか使えない
- デメリット②利用可能店舗が限定的
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atone(アトネ)の後払いはコンビニ払いだけじゃない!支払い方法を3つ紹介!
- 支払い方法①はがき請求書(コンビニ店頭)払い
- 支払い方法②Loppi/Famiポート(コンビニ端末)払い
- 支払い方法③自動引き落とし(口座振替)払い
- 加盟店の請求依頼によっては翌々月に支払いがずれるケースもある
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atone(アトネ)は無料で会員登録ができる
- 会員登録の手順
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atone(アトネ)の利用方法は? ネットショップと実店舗で異なる手順
- インターネットショップで使用する
- 実店舗で使用する場合にはatoneスマホアプリが必要
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atone(アトネ)の利用でNPポイントがもらえる
- NPポイントの使い方を解説
- NPポイントの注意点
- atone(アトネ)の請求書について解説
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atone(アトネ)の使える店は?
- 使える店はアプリから確認できる
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atone(アトネ)とNP後払いの違いとは?
- atone(アトネ)とNP後払いはどちらがお得なのか?
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atone(アトネ)を導入する店舗側のメリット
- メリット①カードを使わない、使いたくない顧客を獲得できる
- メリット②未回収リスクゼロで決済手数料が格安
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atone(アトネ)でトラブルがおきた場合の対応
- ケース①支払い期日を過ぎてしまった
- ケース②支払いが長期間滞納になった
- ケース③その他のトラブル対応
- atone(アトネ)のまとめ
atone(アトネ)の後払い決済サービスとは?
atoneは株式会社ネットプロテクションズが提供する後払い決済サービスです。
atoneのように、支払いを翌月に回すことができる決済ツールにはクレジットカードがあります。
「お金を持っていなくても買いものがしたい!」このような要望を現実化したのがクレジットカードです。クレジットカードの歴史はアメリカの会員制レストランで、現金を支払わなくてもよい仕組みを作ったことから始まりました。
現在ではクレジットカードは我々にとってなくてはならない決済ツールで、ネットショッピングにおいてはもはや必須だと言えるでしょう。
しかしなかにはクレジットカードを「持っていない人」や「持ちたくない人」もいて、このような人たちは簡単に後払いを利用することはできませんでした。
そこで注目したいのが「atone(アトネ)」。クレジットカードを持っていなくても、支払いを翌月にできる後払い決済サービスです。
インターネットショッピングはもちろん、スマホアプリを利用して実店舗での支払いにも使用できる優れたサービスです。
機能とサービス特長
最大の特徴はクレジットカードを利用せずに後払いを実現したところです。
特にクレジットカードの信用性に疑問を持っている人のなかには、クレジットカードを持たないことで不利益を被っている人も少なくありません。
特徴は下記の5つになります。
- クレジットカードがなくても後払いが利用できる
- 支払いの利用でポイントが付与される
- ポイントを利用した支払いが可能
- インターネットショップだけでなく実店舗でも利用できる
- スマホアプリで支払いの管理が簡単
「NP後払い」で実績のあるネットプロテクションズが運営
どんなに便利なシステムでも運営母体が不安定なら後払い決済など利用できません。特に会員登録で個人情報を提供することから、金融系サービスは大手が安心です。
atoneを運営しているのは後払い決済サービスをネットショッピングに提供している「(株)ネットプロテクションズホールディングス」。会社名では判断できない人でも「NP後払い」を知っている人も多いでしょう。NP後払いは大手のインターネットサイトでも活用されている後払いシステムで、日本全国で16,500社も利用している最大手の後払い決済サービスです。
そしてネットプロテクションズが提供するNP後払いをもっと便利にお得にしたのがatoneです。18年に及ぶ後払い決済サービスの実績から生まれた信用がatoneの安心と言えるでしょう。
atone(アトネ)のメリット4つを紹介
後払いが簡単にできるatoneですが、後払い以外の機能にもいくつかのメリットがあります。
- 利用明細をアプリで簡単に見られる
- 後からポイント値引きができる
- 上限額が設定されているので使いすぎる心配がない
- いくら使っても手数料が請求費用の99円(税込)しか掛からない
メリット①利用明細をアプリで簡単に見られる
スマホアプリを起動したホーム画面には、円グラフで現在の利用状況が表示されます。円グラフには「残り利用可能額」が表示されるので、視覚的に利用状態を把握できます。
さらにホーム画面下部右にある「履歴」をタップすると月ごとに利用明細が表示され、さまざまな情報が確認可能です。
下記が履歴で確認することができる主な情報になります。
- お店の情報
- 商品名
- 金額
- 決済日時
メリット②後からポイント値引きができる
他社の決済サービスでは注文を完了したあとに、ポイントの利用を変更することは難しいでしょう。
しかしatoneは月末の請求締め日までであれば、後からポイント利用を追加できます。
つまり注文を確定した時点で保有していないポイントでも、請求締め日前に獲得すれば過去の注文に使えるのです。これは便利な機能ですね。
後からポイント値引きの使用手順
- アプリを起動する
- ホーム画面の左上のメニューから「ポイントをつかう」を選択
- 「全てのポイントをつかう」か「一部のポイントをつかう」を選択しポイント数を入力
- 「利用する」をタップ
まず、アプリを起動し、ホーム画面の左上のメニューから「ポイントをつかう」を選択します。
すると上の画面のように「全てのポイントをつかう」と「一部のポイントをつかう」にチェックが入れられるのでチェックし、ポイントを入力します。
「利用する」をタップでatoneの後からポイント値引きの利用が完了します。
メリット③上限額が設定されているので使いすぎる心配がない
atoneは最高5万円(税込)まで利用できる後払い決済サービスです。利用限度額が少ないと感じる人も多いと思いますが、日常生活で使用する金額はそんなに多くありません。その意味では普段使いに適した決済サービスだと考えられます。
クレジットカードの利用限度額は少なくても10万円、多い人で数百万円にもなります。クレジットカードは使いすぎが問題になることが多く、その理由によりクレジットカード自体を持たない人も大勢います。
しかし上限が5万円(税込)なので、大きな使いすぎを心配する必要はありません。安心して利用できるサービスです。
メリット④いくら使っても手数料が請求費用の99円(税込)しか掛からない
atoneは入会金や年会費、アプリ利用料など全てが無料です。ただし請求が発生したときにのみ、請求費用として99円(税込)を支払う必要があります。
たとえば5万円を利用した場合の請求費用の割合は0.20%です。しかし500円の請求では19.8%になり、ごく少ない利用では負担が大きくなる印象を受けます。
しかし他の後払い決済と比較したらどうでしょうか? ファッション通販の「ZOZOTOWN」でも支払い方法に「ツケ払い」が選択できます。
このツケ払いは利用額の上限が55,000円(税込)とatoneと同等レベルですが、手数料は330円(税込)と3倍以上です。手数料の安さから考えてもお得なサービスです。
atone(アトネ)のデメリット2つを紹介
ここまで紹介したとおり単なる後払い決済サービスではなく、さまざまな機能がつまった魅力的で総合的な決済サービスです。しかし覚えておきたいデメリットが2つあります。
- 5万円までしか使えない
- 利用可能店舗が限定的
それぞれについて詳しく解説していきます。
デメリット①通常5万円(税込)までしか使えない
atoneは会員ごとに利用限度額が設定されており、通常5万円(税込)まで利用可能です。ただし全ての会員が5万円まで利用できるのではなく、審査により上限が1万円~5万円以下に設定されることもあります。
さらに利用限度額は月あたりの限度額ではなく、未払い分の利用残高も含めた上限であることを理解しましょう。つまり未払い分が残っている場合は、利用限度額が少なくなります。
また利用限度額を増やすことは原則できないことから、5万円をこえる高額商品の購入には使用することはできません。大きな買い物より日常的な買い物に活用するのが理想の使いかたです。
ただし、支払い方法を銀行の自動引き落としに設定すると利用状況によって最大10万円まで利用上限金額が増加します。
デメリット②利用可能店舗が限定的
atoneはサービスを開始してから間もなく加盟店も多くありません。特に実店舗は試験段階であり、本格運用には時間がかかるでしょう。
たとえ利用したい店舗が見つかってもatoneが利用できないことも多く、不便に感じるかもしれません。しかし加盟店はこれからも増加しますので、ホームページやアプリで「使えるお店」を定期的にチェックするのが大切です。
またコンタクトレンズなど定期的に商品をatoneで購入する方法はおススメの利用法です。
atone(アトネ)の後払いはコンビニ払いだけじゃない!支払い方法を3つ紹介!
atoneの最大の特長は支払いが利用月の翌月になることです。支払い方法は3種類のなかから選択できるので、自分に合った方法を選びたいですね。
- はがき請求書(コンビニ店頭)
- Loppi/Famiポート(コンビニ端末)
- 自動引き落とし(口座振替)
具体的な支払いの流れは各支払い方法で若干の違いがありますが、基本的には当月の利用分は翌月20日まで(コンビニ決済)に支払う必要があります。
支払い方法①はがき請求書(コンビニ店頭)払い
「はがき請求書コンビニ店頭」払いは毎月の最初の第3営業日までに請求書を自宅へ発送し、請求書に印字された内容にてコンビニで支払いをおこないます。
はがきを受け取ったら封印された請求書を開封し確認、20日までに支払いのできるコンビニ店頭に持参してバーコードをスキャンしてもらいます。後はレジで現金を渡して支払いは完了です。
支払いは毎月20日が期限なので5日にはがきを受け取った場合は、5日~20日の間に支払う必要があります。
はがき請求コンビニ店頭払いの手順
はがきの請求書を受け取ったら内容を確認して支払いの準備をします。コンビニに向かうさいには必ず請求書を持参することを忘れないようにしましょう。
- 請求書に対応可能なコンビニが記載されているので確認する
- コンビニに請求書を持参してレジでスタッフに提示
- スタッフがバーコードをスキャンして金額を提示する
- 現金で支払いする
- 支払い完了
現在支払いを受け付けているコンビニは「セブンイレブン」、「ローソン」、「ファミリーマート」、「ミニストップ」、「セイコーマート」など、ほとんどのコンビニ店舗で対応できます。
支払い方法②Loppi/Famiポート(コンビニ端末)払い
コンビニのローソンやファミリーマートに設置している「マルチメディア端末」を操作して支払います。はがき請求書は送られず月頭にスマホにメールやプッシュ信号で「受付番号」、「お客様番号」が通知されます。
それらの番号をコンビニに持参して、自分でマルチメディア端末を操作して支払います。
受付番号の通知は毎月の最初の第3営業日で支払いは20日が期限。はがきで請求書が送られてこないので、受付番号を失くさないようにしましょう。
コンビニ設置のマルチメディア端末による支払い手順
現在支払いに対応しているマルチメディア端末は「Loppi」、「Famiポート」、「クラブステーション」の3機種。各端末を設置しているコンビニ店舗で利用することが可能です。
①Loppiの操作手順
- Loppi端末で「各種番号をお持ちの方」を選択
- 「受付番号」6桁を入力
- 「お客様番号」11桁を入力
- Loppiから申込券が発行される
- 申込券をレジに持参して30分以内に支払いする
②Famiポートの操作手順
- Famiポートの「代金支払い、コンビニでのお支払い」を選択
- 「各種番号を持ちの方」から「イーコンテクスト(インターネット受付)」を選択
- 「番号を入力する」を選択
- 「受付番号」6桁を入力
- 「お客様番号」11桁を入力
- Famiポートから申込券が発行される
- 申込券をレジに持参して30分以内に支払いする
③クラブステーションの操作手順
- クラブステーションの「インターネット受付各種代金お支払い」を選択
- 「受付番号」6桁を入力
- 「お客様番号」11桁を入力
- クラブステーションから申込券が発行される
- 申込券をレジに持参して30分以内に支払いする
マルチメディア端末から発行された申込券は、30分以内に使用しないと無効になります。発行したらすぐにレジで支払うようにしましょう。
支払い方法③自動引き落とし(口座振替)払い
毎月コンビニで支払うのが面倒くさい人は、銀行口座からの「自動引き落とし」が便利です。あらかじめ返済用の銀行口座を登録することで、コンビニに行かなくても毎月27日に自動的に引き落とされます。
また支払方法を自動引き落としに設定すると、支払い上限金額が最大で10万円になります。
ただし自動引き落としを利用するにはスマホアプリからの登録が必要です。
銀行口座の登録はスマホアプリからおこなう
自動機落とし用の銀行口座を登録するにはスマホアプリを使用します。

- スマホでアプリを起動する
- 左上のメニューから「お支払い情報」を選択
- 「口座振替(自動引き落とし)」をタップ
- 「同意して次に進む」をタップ
- 金融機関を選択
- 口座番号や必要事項を入力
- 「金融機関へ」をタップして金融機関のホームページへジャンプ
- 各金融機関で手続きをおこなう
- 終了することで口座振替画面に銀行情報が表示される
- 登録完了
銀行口座自動引き落としの注意点
新規会員登録をおこなった時点の支払い方法は初期設定として「請求書コンビニ店頭」になっており、変更するにはアプリで登録を変える必要があります。ただし手続きをおこなっても有効になるのは翌月以降の請求です。
またすでに請求が確定された支払いに対しては変更できません。
加盟店の請求依頼によっては翌々月に支払いがずれるケースもある
atoneの支払い日はコンビニ払いで20日まで、銀行引き落としでは27日に定められています。請求は月末で締め切られ当月31日までの利用分までが、翌月の3日に発送される請求に含まれます。しかしなかには先月利用したにもかかわらず今月の請求に含まれていないものもあり、不安に感じてしまうこともあるでしょう。
このような問題の多くはatoneの問題ではなく、加盟店の都合によることが多いようです。加盟店は顧客が利用した金額をatoneに対して「請求依頼」することが必要です。つまり31日までに加盟店から請求依頼がない利用分については、さらに翌月の請求分として処理されます。
特に月末にatoneを使用した場合にはこのような問題が起こりやすいので、翌月の請求に含まれていなくても慌てないようにしましょう。
また「請求が遅い」ことに関する問い合わせは、atoneのカスタマセンターへ「問い合わせフォーム」か「チャット」を利用して連絡します。実際の利用についてはatoneではなく直接加盟店へ問い合わせるのが確実かもしれません。
atone(アトネ)は無料で会員登録ができる
atoneは入会金や年会費は一切必要なく、全てのサービスが無料で利用できます。会員登録も簡単にできるのでぜひ登録して利用しましょう。
また、atoneの会員登録が完了すると自動的にNP会員としても登録されます。
会員登録の手順

atoneの会員登録はパソコンやスマホを利用しますが、「atoneスマホアプリ」からがおススメの方法です。スマホアプリからの会員登録方法を紹介します。
- atoneスマホアプリを起動する
- 「アカウント作成」をタップ
- メールアドレスを入力する
- 「仮会員登録完了」の表示が出る
- メールが送られてくるので「会員登録する」をタップ
- 「会員情報の入力」に個人情報とパスワードを入力
- 「認証番号を送信する」をタップ
- SMS認証をおこなう
- 登録完了
スマホアプリでもパソコンでも登録するときはSMS認証かメールアドレスによる認証をおこないます。どの登録方法であっても入力する情報は、「氏名」、「生年月日」、「住所」、「メールアドレス」、「性別」、「携帯電話番号」、「任意のパスワード」です。
また「Yahoo! 」や「Facebook」を利用した「ID連携サービス」が、atoneの会員登録で利用できます。これらのIDを持っている人は入力が簡素化されるので利用しましょう。
Webよりアプリがおすすめ
パソコンからのWeb利用のほかスマホ用の「atoneスマホアプリ」でも利用できます。atoneスマホアプリは実店舗で使用する「QRコード決済」機能、利用明細を簡単に見られる「履歴」機能、さらに一目でatoneの利用状況が見られる機能までついた総合アプリです。
スマホアプリがなくてもインターネットショッピングには支障ありませんが、スマホにダウンロードするだけでさまざまな機能が便利に使えるのでぜひ活用したいですね。
atone(アトネ)の利用方法は? ネットショップと実店舗で異なる手順
インターネットショップによる通販以外に、実店舗での使用も可能です。実店舗ではスマホによる「QRコード決済」で対応することから、スマホとatoneスマホアプリがなくては利用できません。
また事前にatoneの加盟店をホームページやアプリで確認することも大切です。
インターネットショップで使用する
インターネットショッピングサイトで使用するには、まず対象店舗が加盟店かを調べなくてはなりません。加盟店であることが確認できたら、さっそくatoneを使って買い物を始めましょう。
- ショップサイトからatoneサイトに移行し「ログインして注文する」を選択
- atoneIDとパスワードでログイン
- 利用金額お確認と利用ポイントを入力
- 注文を確認して確定する
- ネットショップの画面に戻る
- 注文完了
ネットショップの画面からatoneを選択することで、atoneの画面に移行するのでさらにatoneにログインする必要があります。あくまでショップではなく「atoneのログイン」なので間違わないようにしてください。
注文内容確認後に利用を断られることがある
atoneは注文ごとに「与信審査」を実施します。つまり注文のタイミングで審査がとおらずに、atoneの利用を断られることも考えられます。あくまで購入を保証するサービスではないことを覚えておきましょう。
実店舗で使用する場合にはatoneスマホアプリが必要
atoneを実店舗で使用するには、スマホに「atoneスマホアプリ(QR決済アプリ)」をダウンロードする必要があります。実店舗の利用でも支払いはインターネットショップと同様で、コンビニ払いで翌月20日です。
- アプリを起動し「コード決済」をタップ
- 店舗のタブレットに表示されるQRコードをアプリでスキャン
- アプリに金額を入力しポイントを入力し決済
- 支払い完了
スマホアプリをダウンロードする方法
スマホアプリはスマホの機種ごとに「iOS」、「Android」を選択します。「App Store」や「Google Play」で、「atone(アトネ)-翌月コンビニ払いの明細アプリ」で検索してダウンロードしましょう。
またホームページ上の「atoneQR決済」ページに、各ダウンロードサイトへのリンクもありますので活用してください。
atone(アトネ)の利用でNPポイントがもらえる
クレジットカードや電子マネーで導入されている人気のサービスがポイントプログラムです。atoneでも決済利用額に対して「NPポイント」を付与されるサービスが提供されています。
atoneで200円決済するごとに1ポイントが付与され、実質0.5%の還元率です。魅力いっぱいのポイントプログラムを見てみましょう。
NPポイントの使い方を解説
NPポイントはインターネットショッピングだけでなく、実店舗での利用でも0.5%が還元され、たまったポイントは支払いに利用できます。1ポイントが1円相当で1万円の利用なら50ポイント(50円)が還元されます。
NPポイントはネットショッピングだけでなく、実店舗でのQRコード決済においても1ポイントが1円と換算され、支払代金から差し引かれるので電子マネー感覚で利用できます。
atone(アトネ)の支払いにNPポイントを使用する
NPポイントをインターネットショッピングで利用する場合は、注文画面からatoneにログインしたあとの「金額を確定する画面」で、NPポイントを入力します。
「全てのポイントをつかう」を選択すると保有している全てのポイント、「一部のポイントをつかう」を選択した場合は使用するポイントを入力して決済します。
また実店舗での利用ではアプリでバーコードをスキャンしたあとの「金額を入力する画面」でポイントを入力します。簡単にポイントが利用できるので便利な機能ですね。
NPポイントクラブでは商品交換や懸賞にも利用できる
運営会社であるネットプロテクションズが提供するNPポイントは、atoneだけではなく「NP後払い」でもつかえる「共通ポイント」です。
さらにNPポイントには専用のポイントサイトとして「NPポイントクラブ」があり、NPポイントを商品に交換したり、懸賞をおこなったりするサービスを実施しています。
無料で参加してNPポイントがもらえるサービスも実施しており、お得なキャンペーンも不定期に開催されています。NPポイントがたまってもたまらなくてもチェックしたいサイトです。
NPポイントの注意点
NPポイントは有効期限が決められており、ポイントの最終獲得日、もしくは最終利用日から1年に規定されています。
つまり1年間の間にatoneを1回でも使用するだけで有効期限を気にすることはありません。目標までポイントをためることもできるので、ポイント貯金も楽しめます。
atone(アトネ)の請求書について解説
atoneは入会金や年会費が無料の決済サービスですが、請求費用にかぎり支払い者が負担しなくてはなりません。請求費用は90円(税込99円)で、支払い方法の種類にかかわらず一律です。
請求費用はあくまで月会費ではないので、実際に請求があった月のみ加算されることから、atoneを使用せずに請求がない月は請求費用もかかりません。しかしatoneの利用が100円のみのケースでは、利用額100円と請求費用99円の199円が請求され、約2倍に膨らんでしまいます。
少額の利用では99円でも大きな負担割合になりますので、少額利用には注意が必要です。また請求書に99円が含まれますので、明細を見て驚かないようにしてください。
atone(アトネ)の使える店は?
便利な後払いシステムのatoneですが、主な利用できる加盟店は以下のとおりです。
- UR ONLINE STORE(ファッション)
- nano UNIVERSE(ファッション)
- MIROOM(アクセサリー)
- DELIS(グルメ)
- YAOKOネットスーパー(グルメ)
- ESIMO(美容・コスメ)
- アットコンタクト(ヘルスケア)
- 7レンズ(ヘルスケア)
- その他
- 2nd STREET(ファッション、リユース)
- UNICASE(生活雑貨・日用品)
- とらのあな(ホビー・スポーツ)
特に実店舗は試験段階で加盟店が少なくなっています。
使える店はアプリから確認できる

atoneが使える加盟店はホームページに随時登録されているので、定期的に最新情報を確認することが大切です。またatoneスマホアプリからも同じく最新状態を確認できます。
- アプリを起動する
- ホーム画面の右下にある「SHOP」のアイコンをタップ
- 画面がブラウザに替わりショップ一覧が表示される
atone(アトネ)とNP後払いの違いとは?
atoneはNP後払いをより便利にしたサービスですが、atoneとNP後払いサービスの具体的な違いとは何でしょうか?
下記の表でatoneとNP後払いについて比較しました。
サービス | atone | NP後払い |
後からポイント値引き | 利用可能 | 利用不可 |
会員登録 | 必要 | 不要 |
支払い方法 |
はがき請求書(コンビニ店頭) Loppi/Famiポート(コンビニ端末) 自動引き落とし(口座振替) |
コンビニ払い 郵便局払い 銀行振込 LINE Pay請求書払い |
支払い期限 |
月末締め 翌20日に支払い |
商品発送から14日後 |
最大上限金額 |
100,000円 |
50,000円 |
atoneとNP後払いの最大の違いは、後からポイント値引きが利用可能であるかどうかになります。後からポイント値引きはatoneのみ利用可能です。
また、atoneは初回の利用に会員登録が必要ですが、NP後払いは会員登録なしでも利用可能です。
支払い方法はatoneがコンビニ店頭・端末の利用による支払いと、銀行の自動引き落とし。NP後払いはコンビニ・郵便局・銀行に加えて、LINE Payの請求書払いの利用が可能です。
支払い期限は、atoneが月末締めの翌20日、NP後払いが商品発送から14日後であり、atoneの方が後払いをよく利用する人とっては支払いをまとめることができるので便利です。
上限金額はatoneとNP後払いどちらも基本的には50,000円ですが、atoneは支払方法を口座引き落としに設定すると、最大で100,000円になります。
atoneとNP後払いを同じサービスであると混同していた人もいるかもしれませんが、atoneとNP後払いは後払いということ以外は特徴も異なるまったく別のサービスです。
atone(アトネ)とNP後払いはどちらがお得なのか?
atoneとNP後払いは具体的にどちらの方がお得なのでしょうか?
atoneもNP後払いもNPポイントの還元率は0.5%となっていますので、プラスでかかるコストについて比較していきます。
atoneは次の項目で詳しく説明しますが、使った月に請求書の発行費用がかかります。
請求費用は90円で、atoneを利用した月のみ請求されます。
一方、NP後払いは1回の取引ごとに190円の決済手数料がかかります。
コストで比較するとatoneの方がお得であるといえます。
atone(アトネ)を導入する店舗側のメリット
atoneは商品を購入する顧客だけでなく、ショップを運営する事業者にとっても多くのメリットがあります。特に潜在的な顧客を誘導したり、安価にシステムを導入できたりする点は見逃せないメリットでしょう。
- カードを使わない、使いたくない顧客を獲得できる
- 未回収リスクゼロで決済手数料が格安
それぞれについて詳しく解説していきます。
メリット①カードを使わない、使いたくない顧客を獲得できる
現在でも「クレジットカードは怖い」と考えている人は少なくありません。クレジットカードには未だに「借金」、「破産」などのイメージが残っており、便利な機能でも使うことを放棄している人がいるのです。
しかしatoneはこのようなクレジットカードを放棄した人に対しても、後払い決済サービスを簡単に提供できます。これはショップを運営する事業者にとっては、新しい顧客層を開拓することにつながり大きなメリット言えるでしょう。
メリット②未回収リスクゼロで決済手数料が格安
クレジットカードは使用するユーザーに対する手数料はありませんが、加盟店に対して3%~6%のクレジット手数料を徴収します。
しかしatoneは加盟店の手数料は1%台で、クレジットカードと比較して激安。またネットプロテクションズの決済により、加盟店の未回収リスクはゼロです。加盟店にも優しいサービスですね。
atone(アトネ)でトラブルがおきた場合の対応
atoneの利用中にトラブルが生じた場合の対処方法を確認することは大切です。サービスを利用するさいには覚えておきましょう。
ケース①支払い期日を過ぎてしまった
まず大切なのは支払いの期日を過ぎても、気がついた時点ですぐに支払いをおこなうことです。長期間支払いを放置するとatoneの利用が停止され、債権回収の手続きが進んでしまいます。
請求書や請求メールの受付番号などを紛失したときは、カスタマセンターへ連絡してあらたに発行してもらいましょう。
ケース②支払いが長期間滞納になった
支払いを長期間滞納したときは、atoneの利用が停止されて法的対応に進むことがあります。法的対応に移るにはまず「債権回収機関(サービサー)」に債券が移管され、さまざまな方法で督促されます。信用情報機関にブラック登録されてしまうので、長期間の滞納は絶対にやめましょう。
またどうしても支払いが困難な場合は、カスタマセンターに連絡して相談してください。放置による長期間の滞納が一番危険な行為です。
ケース③その他のトラブル対応
先月にatoneを使用したにもかかわらず請求書が送られてこない場合は、加盟店での請求が遅れていることが予想されます。まずは加盟店に問い合わせてからカスタマセンターへ連絡しましょう。
atoneを利用して注文を確定したときにエラーで利用できないのは、与信審査に問題がおきたことが考えられます。自分の利用上限がオーバーしていないかを確認してから、カスタマセンターに問い合わせてください。
まれに商品をキャンセルしたにもかかわらず、請求書に記載されていることがあります。このような場合は加盟店に問い合わせてキャンセル処理ができているかを確認します。
またキャンセルのタイミングによっては、締め切りに間に合わなく請求されることがあります。その場合はカスタマセンターに連絡して指示にしたがってください。
atone(アトネ)のまとめ
クレジットカードに抵抗がある人でも安心して利用できるatoneは、後払いを簡単に実現する決済サービスです。また0.5%のポイント還元もあり、キャッチコピーのとおり「お買い物をもっと快適に、お得に」を実現させます。
ただし請求費用として99円(税込)が必要なことから、数百円程度の利用では負担を感じることも考えられるので注意してください。
しかし他の後払いサービスと比較すると激安なので、ぜひ活用してもらいたいサービスなのは間違いありません。これからの機能充実が楽しみですね。
2016年から活動を開始したフリーライター。マネ会では「クレジットカード」「キャッシュレス」を担当。株式投資、投資信託、不動産投資、住宅ローン、カードローンなどの金融全般の記事を幅広く執筆している。ガジェット、ゲームの紹介記事の執筆経験もあり。常日頃からクレジットカードとキャッシュレスの利用を勧めている。趣味はテレビゲームとアクアリウムと投資、最近は楽天スーパーポイントを使った元手0の投資信託への投資を実践中。