デビットカードのメリット・デメリット、おすすめカードをご紹介!
キャッシュレス決済のひとつの手段として再び注目を集めているデビットカードについて、メリットとデメリットをしっかりと解説させていただきます。
クレジットカードと基本的な機能は同じであるものの、デビットカード独自の特徴もありますから、まとめてチェックして徹底的に活用しましょう。
【おすすめのデビッドカード】
- 年会費無料!(※永年無料は一般ランクのみ)
- 銀行口座、クレジット、保険・証券まで1つのアプリで管理可能!
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年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5 〜 20% |
発行スピード | 最短3営業日 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
デビットカードのメリットを全てまとめて解説します!
まずはデビットカードのメリットについて、あらゆるポイントを徹底的に解説します。
デビットカード独自の特徴とは何なのか、クレジットカードと比較してどのようなメリットがあるのかに注目して読み進めてください。
また、さまざまな理由でクレジットカードを持つことができない方や、まだクレジットカードを持っていない方にとっては、デビットカードを持つことによるメリットが数多くありますので、デビットカードを作成するための参考にしてください。
デビットカードの基本機能は、ほぼクレジットカードと同じ
デビットカードは、基本的にはクレジットカードとほぼ同じ機能を持っている決済用のカードです。
お買い物やレストラン、オンラインストアでの買い物などで現金を用意したり、銀行振り込みをすることなく決済を済ませることができます。
このところ日本でも急速にキャッシュレス決済が広まっており、デビットカードで支払いができる店舗がどんどん増えています。
また、オンラインサービスによってはオンライン決済ができなければ登録できないサービスもありますので、クレジットカードを持っていない場合にはデビットカードで代用するようにしましょう。
デビットカード最大のメリットは審査がないこと
デビットカードの最大のメリットといえるのが、発行にあたって審査がないことです。
クレジットカードの審査が通らない方にとっては、審査なしでクレジットカードと同じ機能が使えるデビットカードの存在は心強いです。
もちろん、審査がないことでデメリットも存在するのですが、インターネットでの決済がおこなえない状態では日常生活にも支障をきたす時代ですから、デビットカードを積極的に活用していただきたいです。
デビットカードは15歳から作成することができる
デビットカードは審査がないことに加えて、発行の対象となる年齢が15歳以上に設定されていることも特徴です。
まだクレジットカードを利用することができない年齢であっても、デビットカードであれば利用することができます。
オンラインショッピングやゲームの課金など、さまざまな場面で有効に活用することができるでしょう。
専門家からのコメント
デビットカードは15歳(中学生を除く)から作成できます。
預金残高の範囲内で買い物することできることがデビットカードのメリットですが、高校から一人暮らしを始める方など親から生活費や教育費など大きなお金が振り込まれることがあります。
1回の利用限度額や月の利用限度額を親と相談しながら設定し、無駄遣いを防ぐ工夫をしておきましょう。
家計簿アプリと連動して支出を管理することができる
デビットカードは家計簿アプリと連動させることで支出を管理して、節約した生活を送ることを助けてくれます。
現金で買い物をしてレシートを財布にしまって、あとで家計簿アプリなどに手動で入力する手間が省けます。
お金を節約するためのコツは、日頃から自分が使っているお金についてしっかりと把握して管理することです。デビットカードを上手に活用することによって、大切なお金の使いすぎを防ぎましょう。
銀行口座に入っている分しか使うことができない
デビットカードは、銀行口座に入っている預貯金の範囲内でしか買い物などに使用することができません。
クレジットカードの場合には現在の所持金や預金残高とは関係なく買い物ができてしまいますので、どうしても使いすぎてしまう傾向にあります。
もちろん、毎月の引落日まで支払いが猶予されるクレジットカードの方が手元資金を効率よく使用することができるのですが、預金残高の範囲内でしか買い物ができないデビットカードの方が安心して使用することができるでしょう。
デビットカードのデメリットについても、しっかりチェック!
デビットカードのさまざまなメリットについて解説してきましたが、もちろんメリットばかりではありません。
クレジットカードとほぼ同じ機能が使えるものの、やはりデビットカードの方が利用範囲は狭く、使い勝手が悪いと感じられる点もいくつかあります。
デビットカードを最大限に活用するためにデメリットについても、しっかりとチェックしておきましょう。
デビットカードには後払い機能がない
デビットカードとクレジットカードの仕組みが最も異なる点は、デビットカードでは買い物などに使用した金額が、ただちに銀行口座から引き落とされることです。
このため、クレジットカードのように、翌月以降に返済をするようなことはできません。
ほぼクレジットカードと同じ機能を持っているデビットカードですが、このような違いがあります。
デビットカードは一括払いのみである
買い物した金額がそのまま銀行口座から引き落とされるデビットカードでは、分割払いやリボ払いの仕組みがありません。
クレジットカードであれば大きな買い物をした際には、数か月に分けて分割で返済するリボ払いなどの機能がありますが、デビットカードの場合には全ての決済が一括払いです。
分割払いによって無駄遣いをしてしまう方にとっては、一括払いのみのデビットカードは便利ですが、大きな買い物には不向きである点はデメリットであるといわざるを得ません。
専門家からのコメント
もう1つのデメリットとして、デビットカードは支払いと同時に本人の銀行口座から引き落とされるため、クレジットカードのように利用履歴や返済履歴が信用情報機関にクレジットヒストリーとして登録されない点があります。
クレジットカードを利用して毎月遅れることなく、きちんと返済していると金融機関への信用を高められますが、デビットカードをいくら利用しても金融機関の信用を高めることはできません。
これからデビットカードを持つ方におすすめしたい3つのカード
デビットカードのメリットとデメリットを把握したうえで、これからデビットカードを作ろうと検討されている方におすすめのカードをご紹介します。
同じデビットカードであっても、それぞれに特徴がありますので、ご自身の使い方に合ったものを選択するようにしてください。
どのような点に注目してデビットカードを選ぶべきなのか、いくつかのポイントがありますので合わせてチェックするようにしましょう。
対象のコンビニ・飲食店でのスマホタッチ決済で最大7.0%還元「Olive」
- 年会費無料!(※永年無料は一般ランクのみ)
- 銀行口座、クレジット、保険・証券まで1つのアプリで管理可能!
- ナンバーレスデザインで安心!
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5 〜 20% |
発行スピード | 最短3営業日 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
Oliveは、2023年3月に登場したSMBCの新しいサービスです。
申し込み後、審査通過後に発行されるカード「Oliveフレキシブルペイ」にはデビットカード機能だけでなく、三井住友銀行キャッシュカード、クレジットカードの機能も搭載されており、ポイント払いにも対応します。
通常の還元率は0.5%ですが、対象のコンビニ・飲食店でスマホタッチ決済をおこなうと還元率が最大7.0%にアップするメリットがあります。
ただし、Oliveフレキシブルペイのデビットモードは、一部のホテルやガソリンスタンド、航空会社での機内販売、ETC・PiTaPaやの支払いに対応しない点にご注意ください。
大手銀行の安心感「三菱UFJ-VISAデビット」
三菱UFJ銀行とニコスが組んで発行されている三菱UFJ-VISAデビットは、VISAによる決済が可能なデビットカードです。
三菱UFJ-VISAデビットでは15歳から23歳までのカード利用者に対して年会費を無料にしている他、24歳以上であっても年間10万円以上の利用で年会費が無料になります。
毎月の利用金額から自動的に0.2%がキャッシュバックされる特典や、デビットカード決済で購入した商品の盗難や破損に対する補償などの機能も魅力的です。
三菱UFJ-VISAデビットは大手銀行の安心感があり、とても使い勝手の良いデビットカードです。
- 年会費無料
- 口座から即時払いなので、使いすぎの心配なし
- ショッピングのご利用金額に応じて、自動キャッシュバック!
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 0% |
発行スピード | 7営業日程度 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
基本的にAmazonや楽天などオンラインでのショッピングの支払いは全て三菱UFJ-VISAデビットを使って支払っていました。
支払い手数料もかからなくなりましたしわざわざ振込に行ったりコンビニに支払いに行く手間もなくなったので、クレジットカードを持っていない自分にとっては非常に便利でなくてはならないカードでした。
特に私の場合は大きな買い物だけでなく、食品なども通販で購入する事が多かったんですが、それらの支払いも三菱UFJ-VISAデビットで行っていました。 他にも携帯電話代金やネットの通信費、PCやコンシューマーゲームのソフトの支払いなどもこのカードで行っていました。
またATM手数料の節約のためにコンビニでの買い物などもカードで支払いしていました。
使い勝手の良さに注目「イオン銀行キャッシュ+デビット」
イオン銀行キャッシュ+デビットは、イオン銀行のキャッシュカードに付帯されるデビットカードで、JCB加盟店での決済が可能です。
また、ポイントカードのWAONも一枚に統合されています。
イオン銀行キャッシュ+デビットで買い物をした商品が破損や盗難の被害にあった場合には、年間50万円まで補償を受けることができます。
イオン、イオンモール、ダイエー、マックスバリュなどイオングループの店舗での買い物では、毎月10日は通常の5倍のポイントが貯まります。
さらに毎月20日と30日のお客様感謝デーには、買い物した商品が5%引きになります。
給与の支払い口座をイオン銀行にすることで10WAONポイントが貯まるなど、WAONを使っている方にとってはさらに魅力的なデビットカードです。
もちろん、15歳以上から申し込みが可能です。
- 15歳(中学生は除く)からお申込みいただけます。
- 使ったその場で引落し。現金感覚で使えます。
- イオンはもちろん、世界中のJCB加盟店で利用可能。
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5 〜 1% |
発行スピード | 約2~3週間程 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
デビットカードのメリットとデメリットに関するまとめ
デビットカードは基本的にクレジットカードと同じ機能を持ったカードですが、いくつかのメリットやデメリットがあります。
デビットカードの最大のメリットは、審査がなく誰でも簡単にカードを持つことが可能だということです。特に18歳以下でクレジットカードを持つことができない方にとっては、15歳以上で作成できるデビットカードは魅力的です。
クレジットカードのように分割払いやリボ払いができず、支払いも翌月に繰り越すことができないデビットカードですが、すぐに銀行口座から引き落としされるため使いすぎる心配がなく、誰でも簡単にキャッシュレス払いをおこなうことが可能です。
デビットカードの特徴をしっかりと理解して、徹底的に活用するようにしてください。
専門家からのコメント
デビットカードは現金払いのようにお釣りのやり取りがなく、スピーディに支払いがおこなえるメリットがあります。
また、利用限度額が銀行口座の残高で制限されている点もメリットです。定期的に銀行の残高を確認するので無駄使いが減る効果も期待できます。
ただし、クレジットカードのように分割払いができないため、高額商品の買い物に不向きな点があります。デビットカードとクレジットカードのそれぞれのメリット生かして賢い消費者になりましょう。
1959年東京生まれ。専修大経営学部卒業後、16年間パソコン業界の営業の職業に携わる。その間に資産運用に興味を持ちAFPを取得。2004年3月にCFP®資格を取得後同年6月、札幌にて「オンダFP事務所」を開業。初心者向け資産運用に関するセミナーと投資信託など資産運用を中心としたコラムの執筆やローン関連を中心に記事の監修などを中心に活動しています。初心者の方にもわかりやすいよう平易な言葉を選んだ説明に心がけています。
Web系コンテンツで小説・ライトノベル・漫画原作を連載している作家兼編集者。双葉社より書籍&電子書籍も発売中。金融関係はもちろんのことエンタメ系から商品紹介まで様々なメディアの編集者&ライターを経験。 ゲーム・アイドル・ガジェット・動物・アート・自転車・旅行などが大好き。過去には自転車で日本一周したこともある。 クレジットカードはエポスゴールドカードと楽天カードを保有。楽天マニアのため楽天ペイ・楽天Edy・楽天銀行を使いこなしており、できれば楽天カードと添い遂げたいと願っている。