「d払い」と「ドコモ払い」は違うサービス!2つの違いやお得な使い方について徹底解説
携帯電話会社の「NTTドコモ」が提供する決済サービスといえば「d払い」と「ドコモ払い」です。
しかしこの2つの決済サービスの違いを正確に理解している人は多くありません。
「え~d払いってドコモ払いの略称じゃないの?」…このように感じてしまうのは、きっと名称がにているのも原因だと考えられます。
しかし、この2つの決済サービスはあきらかに違うもので、内容を理解しないで利用すると損してしまう可能性もあります。
d払いとドコモ払いの特長を正確に把握して、お得に使い分けるようにしましょう。
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d払いとドコモ払いの特長を比較してみよう
「d払い」と「ドコモ払い」の違いを把握するには、両方の機能を比較してサービスを確認することが簡単です。
さっそく6つの機能に着目して機能を比べてみましょう。
項目 | d払い | ドコモ払い |
---|---|---|
docomo契約条件 | 不要 | 必要(spモード契約、iモード契約) |
支払い方法 | 電話料金合算払い、クレジットカード払い、ドコモ口座充当、dポイント充当 | 電話料金合算払い、ドコモ口座充当 |
dポイント付与 | あり | なし |
dポイント使用 | あり | なし |
使える場所 | 実店舗、ネットショップ | ネットショップ |
利用限度額 | 最大クレジットカード限度額 | 1万円~5万円(条件により最大10万円) |
このようにd払いとドコモ払いでは機能に違いがあり、お得に使うにはサービス内容の理解が大切だと分かります。
それではそれぞれの特長を解説します。
d払いはドコモユーザー以外にも大きなメリットがある決済サービス
d払いはネットショップだけでなく、「d払いアプリ」を使うことで実店舗でも使えます。
実際の使用イメージは、近年人気の「QRコード決済(Pay決済)」システムと同じです。
それではd払いの特長を見てみましょう。
- ドコモユーザー以外も利用できる
- 街の実店舗やインターネットショップで使用できる
- dポイントがもらえる・使える
- 支払い方法はクレジットカードを含めた4種類
- 利用限度額は支払い方法に連動
d払いの特長①ドコモユーザー以外でも利用できる
d払いの最大の特長は「ドコモユーザー以外」でも利用できる点です。
ただしスマホやケータイ契約者などのドコモユーザーはそのまま利用できますが、ドコモユーザーでない人はあらかじめ「dアカウント」で「dアカウントID」と「パスワード」を発行しなくてはなりません。
dアカウントの発行には入会金や手数料は必要ないので、誰でも費用の負担なくd払いが使えます。
d払いの特長②街の実店舗やインターネットショップで使用できる
d払いはネットショップだけでなく、実店舗でも使用できます。
実店舗における決済はスマホに「d払いアプリ」をダウンロードして、バーコード(QRコード)決済を利用します。
ネットだけでなく実店舗でも使用できるサービスなので、利用の幅がどんどん広がります。
- ファミリーマート
- ミニストップ
- ウエルシア
- ケーズデンキ
- ビックカメラ
- Amazon
- メルカリ
- DHC
- マツモトキヨシ
- 無印良品ネットストア
- ノジマオンライン
d払いの特長③dポイントがもらえる・使える
d払いで決済を行うと利用金額に対してdポイントが付与されます。
dポイントはNTTドコモの共通ポイントで、1ポイントが1円として各サービスで使えます。
ただし実店舗とネットショップでは、dポイントの還元率に違いがあることに注意してください。
- 実店舗:決済金額200円(税込)ごとに1ポイント(0.5%還元)
- インターネットショップ:決済金額100円(税込)ごとに1ポイント(1.0%還元)
貯まったdポイントはd払いで使用するほか、商品やマイレージに交換したり、ケータイ料金に充当したりできます。
d払いの特長④支払い方法はクレジットカードを含めた4種類
d払いはドコモユーザー以外も使えるサービスなので、支払い方法もドコモに縛られません。
支払い方法はクレジットカード(VISA、Mastercard、AMEX、JCB)を含む4種類から選択できます。
- 電話料金合算払い
- クレジットカード払い
- ドコモ口座充当
- dポイント充当
支払い方法は4種類ありますがドコモユーザー以外が利用する場合は、必ずクレジットカードを登録しなくてはなりません。
また登録するクレジットカードは「本認証サービス(3Dセキュア)」の設定が必須です。
d払いの特長⑤利用限度額は支払い方法に連動
d払いの利用限度額は設定する支払い方法により違いが出ます。
クレジットカードを設定する場合の限度額は、あくまでクレジットカードの利用限度額になることからd払いでは制限しません。
ただし電話料金合算払いに設定すると、ドコモの審査により個別に設定され、通常1万円、3万円、5万円(条件により最大10万円)です。
ドコモ払いはインターネットに特化した決済サービス
ドコモ払いはインターネットショッピングやオンラインゲーム代金などに利用できる決済サービスで、実店舗の利用はできません。
ドコモのケータイユーザー限定の決済サービスであり、ネット利用しかできないのが大きな特徴です。
- ドコモユーザーのみが使える
- インターネットでしか利用できない
- dポイントはもらえない・使えない
- 支払い方法は2種類から選択
- 利用限度額はドコモの審査による
ドコモ払いの特長①ドコモユーザーのみが使える
ドコモ払いはあくまでドコモユーザー向けのサービスで、ドコモユーザー以外は利用できません。
さらにドコモユーザーであっても利用条件があります。
- spモード契約
- iモード契約
ドコモ払いの特長②インターネットでしか利用できない
d払いはd払いアプリの使用で実店舗決済ができますが、ドコモ払いはあくまでネット上の決済のみ対応しています。
つまりファミリーマートではd払いは使えますが、ドコモ払いはつかえません。
またd払いとドコモ払いの加盟店は、個別に設定されているので「d払いで使えて、ドコモ払いで使えない」ネットショップがあるので注意しましょう。
- オムニ7
- グリー
- さとふる
- DMM.com
- ドミノピザ
- ポンパレモール
ドコモ払いの特長③dポイントはもらえない・使えない
ドコモ払いの決済ではdポイントは付与されません。
またドコモ払いでdポイントは使えません。
さらにドコモ払いではクレジットカードの設定ができないので、クレジットカードポイントはもらえないと覚えておきましょう。
ドコモ払いの特長④支払い方法は2種類から選択
ドコモ払いはドコモユーザー向けの決済サービスなので、支払い方法は以下の2種類です。
- 電話料金合算払い
- ドコモ口座払い
ドコモ払いはドコモユーザーが簡単に利用できるように、ドコモケータイ料金と合算されて指定の方法により引き落とされます。
個別の決済サービスと言うよりも、ドコモケータイの「機能の一つ」だと考えてもよいでしょう。
ドコモ払いの特長⑤利用限度額はドコモの審査による
ドコモ払いはドコモケータイ料金に合算されて請求されることから、ドコモが個別に利用限度額を設定します。
利用限度額は1万円、3万円、5万円で設定されますが、所定の条件をクリアしたユーザーは最大10万円まで利用できます。
d払いとドコモ払いで注意したいポイント
d払いとドコモ払いはネーミングが似ていることから、間違えやすいことがあります。
特に注意したいポイントを紹介します。
d払いとドコモ払いでは加盟店のロゴに違いがある
d払いとドコモ払いを見極めるには「ロゴマーク」を確認するのが大切です。
使用する前に店頭や画面に表示されたロゴマークをしっかり確認してしてください。
また実店舗では「dポイント加盟店のロゴ」と「d払いのロゴ」を勘違いするトラブルも少なくありません。
「d払い」、「ドコモ払い」、「dポイント」の3種類には各々加盟店があり、全加盟店が共通ではありません。
混同しないように注意しましょう。
d払いもドコモ払いも4桁のパスワードが必要
d払いもドコモ払いも利用するには「4桁のパスワード」が必要です。
ドコモユーザーは契約する時点、ドコモユーザー以外はdアカウントを発行する時点でパスワードが設定されます。
決済に必要なパスワードは大きく3種類です。
- dアカウントパスワード
- spモードパスワード
- iモードパスワード
パスワードを忘れた場合は、ドコモのユーザーページかカスタマセンターに連絡して再発行してもらいましょう。
d払いとドコモ払いのお得な使い方はこれだっ!
d払いとドコモ払いを比較すると、実店舗でも使えてdポイントももらえるd払いがお得です。
またd払いはクレジットカードが使えることから、クレジットカードポイントも加算されポイントが二重にもらえます。
ただしクレジットカードを持たない人がインターネットショッピングを利用するには、ドコモ払いが超便利です。
d払いはdカードを合わせるともっとお得になる
d払いは支払い方法にクレジットカードを設定すると、「d払いポイント」と「クレジットカードポイント」が二重取りできます。
さらにクレジットカードを「dカード」、「dカードGOLD」にすることで、dポイントに集約して効率のよいポイント収集が実現されます。
ドコモユーザー以外でも高還元が目指せるので、d払いには年会費無料のdカードを使用しましょう。
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ドコモ払いはクレジットカードがなくても使えて管理も簡単
ドコモケータイのユーザーであれば、クレジットカードを保有していなくてもインターネットショッピングが利用できます。
利用は4桁のパスワードを決済画面に入れるだけなので超簡単です。
また支払いはケータイ料金と合算されるので、毎月の家計管理も簡単です。
利用限度額が小さく大きな買い物はできませんが、クレジットカード特有の使い過ぎを防止する効果が期待できるのも嬉しいですね。
d払いがAmazonで使えるようになった
世界最大のインターネットショッピングモールの「Amazon」で、d払いが利用可能になりました。Amazonでd払いを使用するとdポイントがもらえるので、Amazonがさらにお得に利用できます。
ただしd払いをAmazonで使用するには2つの条件がありますので、覚えておきましょう。
- ドコモケータイの契約があるユーザー(spモード、iモード)
- d払いの支払い方法を「電話料金合算払い」に設定していること
つまりd払いであってもドコモケータイの契約が必要で、支払い方法を電話料金合算払いに設定しなくてはなりません。
これを見てみるとd払いの条件よりも、ドコモ払いの条件に見えます。
しかしあくまでd払いなので、決済金額に対してdポイントが付与され、また事前にdポイントを携帯料金に充当することでAmazonの支払いにdポイントを充当できます。
d払いとドコモ払いの中間と言ったところでしょうか?
d払いとドコモ払いの違いまとめ
d払いとドコモ払いの違いを理解していただきましたか?
d払いはドコモユーザーに限らず誰でも利用できる決済サービス、ドコモ払いはドコモケータイ契約者に限定された決済サービスです。
そして利用できる場所にも違いがありました。
- d払いは利用条件はない
- ドコモ払いはspモードかiモードの契約者に限定
- d払いはdポイントがもらえるがドコモ払いはもらえない
- d払いはネット、実店舗で使用できるがドコモ払いはネットのみ
- d払いはクレジットカードが設定できるがドコモ払いは設定できない
- d払いはクレジットカードで大きな金額の買い物ができる
- d払いとドコモ払いの加盟店は共通ではない
- d払いでdカード、dカードGOLDを設定すると効率的にdポイントが貯まる
d払いとドコモ払いは同じサービスではありません。
それぞれの機能を十分理解して、お得に使い分けてください。
気になるけど、なかなか話しづらい。けどとても大事な「お金」のこと。 日々の生活の中の身近な節約術から、ちょっと難しい金融知識まで、知ってて得する、為になるお金の情報を更新していきます。