デイサービスの看護師を辞めたい理由とは?おすすめの転職先や転職するメリットも解説 PR

デイサービスの看護師を辞めたい理由とは?おすすめの転職先や転職するメリットも解説

給料の低さや看護スキルを磨けないことが原因で、デイサービスを辞めたいと悩む看護師の人は多いです。

しかし、土日休みや残業が少ないなど、デイサービスの良い面も踏まえたうえで、辞めるかどうかを考えることが大切です。

そこでこの記事では、デイサービスの看護師を辞めたい理由を解説します。

合わせて、デイサービスを辞めたい看護師におすすめの職場や、転職を成功させるポイントも解説します。

先に結論をお伝えすると、デイサービスを辞めたい時には、看護師転職サイトの「看護roo!」を使って転職先を探すのがおすすめです。

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また、記事内ではほかにも、デイサービスの看護師を辞めた方が良い人の特徴や、転職するメリットも解説しています。ぜひ最後まで読んでみてください。

目 次 更新日:
  1. デイサービスの看護師を辞めたい理由
  2. 看護業務以外の仕事が多い
  3. 給料が低い
  4. 看護スキルが身につかない
  5. 雇用の安定性に欠ける
  6. ほかの看護師と接する機会がない
  7. レクリエーションの準備や進行が大変
  8. 職場の人間関係が複雑
  9. デイサービスの看護師を辞めない方が良い人は?
  10. デイサービスの看護師を辞めない方が良い人
  11. デイサービスの看護師を辞めた方が良い人
  12. 看護師がデイサービスを辞める前にすべき対処法
  13. 介護職への理解を深める
  14. 外部研修に参加してスキルアップを目指す
  15. 自分が得意なレクリエーションを提案する
  16. 休日にしっかりと休む
  17. 業務上の支障を上司に相談する
  18. デイサービスの看護師を辞めて転職するメリット
  19. 人間関係をリセットできる
  20. 興味のある分野や診療科で経験を積める
  21. 給料が上がる可能性がある
  22. デイサービスの看護師を辞めて転職するデメリット
  23. 新しく知識やスキルを身につける必要がある
  24. 人間関係を一から築く必要がある
  25. 勤務時間が変則的になる可能性がある
  26. デイサービスを辞めたい看護師におすすめの職場
  27. 病院の外来
  28. クリニック
  29. 訪問看護ステーション
  30. 保育園
  31. デイケア
  32. デイサービスを辞めたい看護師が転職を成功させるポイント
  33. 辞めたい理由を明確にする
  34. 今までの経歴やスキルを振り返る
  35. 転職先の情報収集をする
  36. 看護師転職サイトを活用する
  37. デイサービスを辞めたい看護師におすすめの転職サイト3選
  38. 看護roo!
  39. レバウェル看護(旧:看護のお仕事)
  40. マイナビ看護師
  41. デイサービスの看護師に関するよくある質問
  42. デイサービスに勤める看護師の離職率は?
  43. デイサービス看護師を辞める前に見直すべきポイント
  44. デイサービスに看護師は必要?
  45. まとめ

デイサービスの看護師を辞めたい理由

デイサービスは日帰りで利用する施設のため、夜勤がなく、規則的な生活を実現できます。

しかし、デイサービス看護師のなかには「辞めたい」と感じている方も少なくありません。主な理由としては次の7つが挙げられます。

辞めたいと思う理由
  • 看護業務以外の仕事が多い
  • 給料が低い
  • 看護スキルが身につかない
  • 雇用の安定性に欠ける
  • 看護師と接する機会がない
  • レクリエーションの準備や進行が大変
  • 職場の人間関係が複雑

デイサービスの看護師が辞めたいと思う理由について説明していきます。

看護業務以外の仕事が多い

デイサービスにおける看護師は、利用者の健康管理を担当します。

しかし、健康管理や急変が起こったときの対応を除けば、ほかの介護職員と同じく、レクリエーションの考案や日常生活の介助などが主な仕事内容です。

そのため、病院看護師と比べると、看護や医療に携わることがあまりなく、看護師ならではの達成感を得にくい人もいるでしょう。

また、デイサービスに通所する方は、ほとんどが高齢者です。高齢者とのコミュニケーションが苦手な看護師にとっては、ストレスを感じる職場といえるでしょう。

給料が低い

介護労働安定センターの調査によれば、介護施設の看護職員の平均給与は282,249円です(※1)。

一方、日本看護協会の調査によると、病院看護師の平均給与は320,846円でした(※2)。

このことからも、デイサービス看護師の給与水準は、病院看護師よりも低いことがわかります。

また、介護施設の看護職員は平均年収は約428万円である一方、賃金構造基本統計調査によれば、看護師全体の平均年収は約498万円でした(※3)。

したがって、介護施設は月給だけでなく賞与の水準も低く、看護師の年収にも大きく響いていることがわかります。

今まで病院に勤務していた看護師であれば、給料や年収の低さに嫌気が差す人もいるでしょう。

(※1)公益財団法人 介護労働安定センター|令和3年度介護労働実態調査
(※2)日本看護協会|2021 年 病院看護・外来看護実態調査 報告書
(※3)令和3年賃金構造基本統計調査

看護スキルが身につかない

デイサービス施設に勤務することで、高齢者に対する介護ケアを学ぶことができます。

しかし、医療行為をおこなう機会はないため、看護師としての専門知識やスキルが伸び悩むこともあるでしょう。

一方、病院看護師であれば、さまざまな診療科を経験できるだけでなく、緊急医療や手術などの現場でも働くため、幅広い知識やスキルを習得することが可能です。

そのため、看護師としてのキャリアアップに限界を感じ、デイサービスなどの介護施設以外で働きたいと感じる看護師もいるでしょう。

雇用の安定性に欠ける

デイサービスは、小規模法人が運営していることが一般的です。

運営が軌道に乗っていれば問題ありませんが、利用者を確保できず、スタッフの人員削減が必要になる事業所もあります。

そのため、デイサービスでは雇用の安定感が欠ける可能性があり、転職を余儀なくされるケースも少なくありません。

ほかの看護師と接する機会がない

定員10名以上のデイサービス事業所では、看護職員を1名以上配置することが定められています(※)。

定員が10名未満の事業所では、看護職員が必ずしも必要ではないことから、看護師が配置されないことも多いです。

このような事情から、どの事業所も看護師は多くて1名という人員体制となっています。

そのため、看護師は自分のみで、ほかの看護師と接する機会はほぼないケースが一般的です。

看護業務について相談したり、看護師ならではの悩みを共有したりすることができず、孤独感を感じることもあるでしょう。

(※)厚生労働省「通所介護及び療養通所介護」

レクリエーションの準備や進行が大変

デイサービスでは、利用者の健康を維持したり、利用者同士の交流を促したりする目的で、レクリエーションを実施します。

レクリエーションでは、利用者が飽きないよう、毎回新しい内容を考える必要があったり、人前に立って大きな声で進行をしたりする必要があります。

このようなレクリエーションに対して苦手意識を感じ、デイサービスを辞めたいと感じる人も多いです。

職場の人間関係が複雑

職場の人間関係が複雑なために、デイサービスを辞めたいと思う人もいます。

デイサービスでは、介護士や社会福祉士、理学療法士やケアマネージャーなど、様々な職種の人と連携して働きます。

それぞれの職種が看護師とは異なる目線で働くことから、うまく意思疎通ができないこともあります。

このような考え方の違いから、人間関係が複雑になり、陰口やいじめなどのトラブルに繋がるケースもあるでしょう。

デイサービスの看護師を辞めない方が良い人は?

デイサービスを辞めたいとは思っていても、辞めるべきかどうかの判断に悩む人もいるかと思います。

そこで、デイサービスの看護師を辞めない方が良い人、辞めた方が良い人について解説します。

デイサービスの看護師を辞めない方が良い人

デイサービスの看護師を辞めない方が良い人の特徴は、次の3つです。

辞めない方が良い人
  • 日勤のみで働きたい
  • 安定した働き方がしたい
  • 高齢者と関わることが好き

これらの特徴に当てはまる人は、デイサービスならではの働きやすさを思い返すことで、今の職場で長く働き続けられる可能性があります。

デイサービスの看護師を辞めたいと悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

それでは、デイサービスの看護師を辞めない方が良い人の特徴を解説していきます。

日勤のみで働きたい

デイサービスでは、基本的に日勤のみで勤務可能です。

ほとんどの施設では夜勤やオンコール対応もないため、看護師は規則的な生活リズムで仕事に取り組めます。

また、営業時間が終了すると利用者が帰宅するため、看護師も基本的には定時で退勤できます。

育児や家族の介護がある人、プライベートの時間を確保したい人にとっても、デイサービスは働きやすい勤務環境でしょう。

安定した働き方がしたい

デイサービスは地域密着型の小規模な施設が多く、異動や転勤をする機会はほとんどありません。

そのため、同じ職場で長期間働き続けやすいのが特徴です。

また、勤続年数を重ねるほど、地域の高齢者やその家族とも信頼関係を構築しやすくなります。

勤務環境を大幅に変えたくない人は、デイサービスの看護師を辞めずに続けることを検討しても良いでしょう。

高齢者と関わることが好き

デイサービスの利用者には高齢者が多く、高齢者向けの看護ケアや介護について学ぶことができます。

看護師として働きつつ、介護の知識を身につけていけば、ケアマネージャーや介護福祉士の資格取得も目指せるでしょう。

また、利用者への生活支援を通して、信頼関係を築いていくことにやりがいを感じられる人もいます。

このように、高齢者と関わることが好きな人は、デイサービスの看護師を辞めない方が良い可能性があります。

デイサービスの看護師を辞めた方が良い人

次に、デイサービスの看護師を辞めた方が良い人の特徴を3つ紹介します。

辞めた方が良い人の特徴
  • 看護師としてスキルアップしたい
  • 人前に立つことが苦手
  • 職場の人間関係が改善しそうにない

これらの特徴に当てはまる場合、ほかの職場へ転職をした方が活躍できる可能性もあります。

今のご自身の状況と照らし合わせて、デイサービスを辞めるかどうかの参考にするのが良いでしょう。

それでは、デイサービスを辞めた方が良い人の特徴について、詳しく解説していきます。

看護師としてスキルアップしたい

看護師としてスキルアップしていきたい場合、デイサービスでの勤務は向いていません。

デイサービスでの業務内容は、利用者のバイタルチェックや服薬管理、入浴や食事の介助など、利用者の健康管理が中心です。

病院のように医療行為をする機会は少ないため、看護師としての知識やスキルは磨きづらいでしょう。

人前に立つことが苦手

デイサービスでは、クイズや工作、体操やダンスなどのレクリエーションを頻繁に実施します。

その際、看護師が表立ってレクリエーションを進行したり、利用者に声掛けをしたりすることもあります。

そのため、人前に立つことが苦手な人は、デイサービスでの勤務は向いていないでしょう。

職場の人間関係が改善しそうにない

職場の人間関係が複雑で改善しそうにない場合も、今のデイサービスは辞めた方が良いでしょう。

デイサービスでは、利用者の暮らしをサポートするため、介護士や社会福祉士などの様々な職種と連携する必要があります。

しかし、人間関係が複雑な職場では、雰囲気が悪くなったり、業務をスムーズに進められなかったりとトラブルが発生しがちです。

もし人間関係の良好な職場に転職したい場合、看護師転職サイトの「レバウェル看護」を使うのがおすすめです。

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看護師がデイサービスを辞める前にすべき対処法

デイサービスを辞めたいと感じる一方で、今の職場に満足している点もあるでしょう。

そこで、看護師がデイサービスを辞める前にすべき対処法を5つ紹介します。

辞める前にすべき対処法
  • 介護職への理解を深める
  • 外部研修に参加してスキルアップを目指す
  • 自分が得意なレクリエーションを提案する
  • 休日にしっかりと休む
  • 業務上の支障を上司に相談する

今の職場を辞めることなく、悩みを解決できる可能性もあるため、まずはこれらの対処法を実践してみてください。

それでは、看護師がデイサービスを辞める前にすべき対処法を詳しく紹介していきます。

介護職への理解を深める

繰り返しになりますが、デイサービスでは様々な職種と連携して、業務に取り組みます。

それぞれの職種で視点が異なるため、他職種からすると当然なことでも、看護師からすると理解しづらい仕事もあるでしょう。

まずは、介護士や社会福祉士など、一緒に働く人たちへの理解を深めることが大切です。

他職種について自ら理解しようとすることで、人間関係のトラブルが発生しづらく、今よりも働きやすくなるでしょう。

外部研修に参加してスキルアップを目指す

デイサービスでは医療行為が少ないことから、看護師としての成長を実感できない人もいます。

もし看護師として知識やスキルを身に付けたい場合には、外部の研修会に参加するのがおすすめです。

外部研修には、無料のものやオンラインのものもあるため、気軽に参加できます。

定期的に外部研修に参加することで、常に最新の看護知識を身につけられるでしょう。

自分が得意なレクリエーションを提案する

レクリエーションに苦手意識を感じている人は、自分の得意分野を介護士に提案するのが良いでしょう。

例えば、ゲームやクイズなどが苦手な場合には、体操やヨガなどの体を動かすレクリエーションを提案することで、気軽に取り組みやすくなります。

また、進行役が苦手な場合には、ほかの職員にサポートしてもらうのもおすすめです。

ほかの職員と協力してレクリエーションを進めることで、利用者が楽しめる雰囲気も作りやすくなるでしょう。

休日にしっかりと休む

仕事の疲労やストレスが溜まっている場合には、デイサービスの仕事を辞めたいと思うこともあるでしょう。

その場合、休日に十分な睡眠をとったり、趣味に時間を使ったりして体を休めることが大切です。

気分をリフレッシュしたい場合には、運動をして汗をかいたり、旅行をしたりするのもおすすめです。

休日にしっかりと休むことで、疲れた気持ちを切り替えられ、前向きに仕事に取り組みやすくなるでしょう。

業務上の支障を上司に相談する

自分一人では今の悩みが解決できない場合、上司に相談することも大切です。

例えば、苦手な業務や人間関係に関する悩みは、上司に相談することで解決する可能性があります。

この時、悩みを一方的に伝えるのではなく、自分にできることを提案することが大切です。

苦手な業務を減らしてもらう代わりに、自分の得意な業務を引き受けることで、上司からの理解も得やすくなるでしょう。

デイサービスの看護師を辞めて転職するメリット

デイサービスの看護師を辞めたい気持ちが強い場合には、ほかの職場へ転職するのも良いでしょう。

デイサービスの看護師を辞めて転職するメリットは、次の3つです。

転職するメリット
  • 人間関係をリセットできる
  • 興味のある分野や診療科で経験を積める
  • 給料が上がる可能性がある

デイサービスの看護師を辞めて転職するメリットを詳しく解説していきます。

人間関係をリセットできる

デイサービスからほかの職場に転職することで、人間関係をリセットできます。

新しい環境で働くことで、気が合う人と出会え、人間関係のストレスを減らせる可能性もあるでしょう。

ただし、人間関係を大幅に変えたい場合には、病棟やクリニックのように今とは異なる環境を選ぶことが大切です。

興味のある分野や診療科で経験を積める

新たな経験が積めて、看護師としてさらにスキルアップできる点も、デイサービスから転職するメリットの1つです。

興味のある分野や診療科に転職することで、高い熱量で仕事に取り組めます。

特に、未経験の診療科であれば、新しい知識やスキルを身に付けられ、成長を実感できるでしょう。

給料が上がる可能性がある

デイサービスを辞めて転職することで、今より給料が上がる可能性もあるでしょう。

転職では、今までの経験やスキルをもとに、給料を決められることが多いです。

デイサービスやそれまでの経験が活かせる職場を選ぶことで、転職先から評価され、給料も高くなりやすいでしょう。

また、管理職やリーダー等のポジションに就くことでも、手当が支給され、給料が上がる可能性があります。

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デイサービスの看護師を辞めて転職するデメリット

デイサービスの看護師を辞めて転職するにはメリットが多く存在しますが、一方でデメリットもあります。

具体的には、以下の3つのデメリットが挙げられます。

転職するデメリット
  • 新しく知識やスキルを身につける必要がある
  • 人間関係を一から築く必要がある
  • 勤務時間が変則的になる可能性がある

これらのデメリットも踏まえたうえで、デイサービスの看護師を辞めるかどうかを決めるのが良いでしょう。

それでは、デイサービスの看護師を辞めて転職するデメリットを詳しく解説していきます。

新しく知識やスキルを身につける必要がある

デイサービスを辞めてほかの職場へ転職する場合、新しく知識やスキルを学ぶ必要があります。

特に、転職して間もない頃は覚えることも多く、人によっては大変に感じるでしょう。

医療は日々進歩しているため、過去に勤務経験のある診療科でも、最新の知識や技術の習得が必要です。

教育体制が充実している職場を選ぶことで、先輩看護師に教えてもらいながら知識をつけていけるでしょう。

人間関係を一から築く必要がある

当然ですが、デイサービスから転職する際には、人間関係を一から築く必要があります。

特に、転職先が大規模な施設で、職員数が多い場合には、人間関係の構築にある程度の時間がかかるでしょう。

また、人間関係を築くうえで、職場の雰囲気に慣れることも大切です。

まずは同僚や先輩看護師との距離を縮めていくことで、職場にも少しずつ慣れていけるでしょう。

看護師の人間関係が良い職場については、以下の記事で紹介しています。合わせて読んでみてください。

看護師が人間関係で悩む5つの原因|改善方法や人間関係が良い職場の見極め方も解説

勤務時間が変則的になる可能性がある

デイサービスを辞めて転職する際には、勤務時間が変則的になる可能性も考慮しておくことが大切です。

デイサービスでは、看護師は基本的に日勤のみで働きます。

しかし、シフト制や夜勤のある職場では、デイサービスと比べて勤務時間が不規則になります。

規則正しい生活をしたい場合には、日勤のみの職場を選ぶのが良いでしょう。

デイサービスを辞めたい看護師におすすめの職場

デイサービスを辞める人には、以下のような職場を転職先に選ぶのがおすすめです。

おすすめの職場
  • 病院の外来
  • クリニック
  • 訪問看護ステーション
  • 保育園
  • デイケア

ここで紹介する職場は、デイサービスと同様に日勤のみで働ける職場が多いです。

デイサービスでの経験を活かして働ける職場もあるため、転職先選びの参考にしてみてください。

それでは、デイサービスを辞めたい看護師におすすめの職場をそれぞれ紹介していきます。

病院の外来

病院の外来では、基本的に日勤のみで働けるため、勤務時間が安定しています。

仕事内容は、診察準備や患者さんへの健康管理、医師の補助業務が中心で、身体介助等はありません。

また、夜勤やオンコール対応もなく、プライベートと両立させやすいでしょう。

クリニック

クリニックは診療時間が決まっており、残業が少ないのが特徴です。

休診日も固定されているため、プライベートの予定を立てやすいメリットがあります。

また、病院と比べて患者さんとの距離が近く、患者さんに寄り添った働き方ができます。

看護業務に加えて、電話対応や事務作業などの様々な経験ができるのも、看護師がクリニックに転職するメリットです。

クリニックへの転職については、以下の記事で詳しく解説していますので、合わせて読んでみてください。

看護師がクリニックに転職する魅力とは?メリットやデメリット、おすすめの診療科も解説

訪問看護ステーション

訪問看護ステーションでは、在宅医療を必要とする利用者の自宅に訪問し、必要な看護ケアを実施します。

1軒につき30分〜1時間半かけて訪問するため、一人ひとりの利用者さんとじっくりと関われるのが特徴です。

ただし、基本的には自分一人で訪問するため、利用者の健康管理や看護ケア、そのご家族とのコミュニケーション等も自分で担う必要があります。

デイサービスで利用者と関わってきた経験を活かしたい人にとって、やりがいを感じられる転職先でしょう。

訪問看護ステーションでの働き方については、以下の記事で詳しく解説しています。合わせて参考にしてみてください。

訪問看護の仕事が「きつい」理由は?きつい時の対処法や職場の選び方も解説

保育園

保育園での看護師の主な業務は、園児の健康管理や、保護者への健康指導です。

カレンダーどおりに休めるため、休日の予定を立てやすいのが特徴です。

また、基本的に日勤のみで、医療行為をする機会はほとんどありません。

病院やクリニックの緊張感が苦手な人や、子どもが好きな人におすすめできる転職先です。

デイケア

デイケアは、利用者の身体機能回復や健康維持など、リハビリを中心とした施設です。

デイケアにおける看護師は、バイタルチェックや服薬管理に加えて、リハビリの補助や記録もおこないます。

入浴や食事の介助をする機会もあるため、デイサービスでの経験を活かせる場面も多いです。

利用者が日々回復していく姿を見ることで、やりがいを感じられる人も多いでしょう。

デイサービスを辞めたい看護師が転職を成功させるポイント

デイサービスでの勤務を辞めたいと感じたときは、すぐに行動を起こすと後悔することにもなりかねません。

次の順に思考を進め、慎重に行動していきましょう。

転職を成功させるポイント
  • 辞めたい理由を明確にする
  • 今までの経歴やスキルを振り返る
  • 転職先の情報収集をする
  • 看護師転職サイトを活用する

それぞれどのようにアクションできるのか、わかりやすく説明します。

ぜひ参考にして、デイサービス看護師として仕事を続けるか、異なる働き方に転職するか、検討してみてはいかがでしょうか。

辞めたい理由を明確にする

なぜデイサービスの看護師を辞めたいのか、まずは思考を整理してみましょう。

例えば、キャリアアップできないことが辞めたい理由であれば、現在の職場で本当にキャリアアップが難しいのかをじっくりと考えてみてください。

たしかに、デイサービスでは医療行為が少なく、看護スキルは磨きづらいです。しかし、介護の仕事に従事できるため、介護のスキルアップができます。

介護福祉士やケアマネジャーなどの資格取得を目指してみるのも、キャリアアップの1つの方法でしょう。

また、看護師としての立場から研究を深め、老人看護専門看護師などの資格取得を目指して勉強することもできます。

給与の低さが辞めたい理由の場合は、病院看護師として夜勤シフトに入る働き方と比較してみましょう。

病院看護師の方が給料水準は高いですが、勤務時間が不規則かつ長時間になることで、子どもの保育料や家事代行サービス料が増えることもあるかもしれません。

トータルで見て、病院看護師として働くことで収入が実際に増えるかどうか、慎重に検討することが必要です。

辞めたい理由を深く掘り下げ、デイサービス看護師を辞めることが自分にとって本当に最善の選択かどうか、時間をかけて慎重に考えてみましょう。

今までの経歴やスキルを振り返る

デイサービスを辞めたいと気持ちが決まった時は、転職について前向きに考えてみましょう。

まず、今までの経験やスキルを整理し、自分のアピールポイントを明確にします。

特に、デイサービスで培ったスキルや、自身の強みが発揮されたエピソードなども洗い出しておくと、自己PRや面接でもあなたの魅力を伝えやすいでしょう。

また、これらのスキルや経歴を活かせるような職場を探すことで、転職活動もスムーズに進められることでしょう。

転職先の情報収集をする

転職先がすでに決まっている場合は、その職場に関する情報を収集しましょう。

希望する転職先に知り合いがいるなら、職場の雰囲気などを尋ねてみると良いでしょう。

また、未経験の業界を希望する場合は、業界に関する情報収集も必要です。例えば、医療機器メーカーや治験コーディネーターなどの職種に未経験で転職する際は、業界研究をする必要があるでしょう。

イメージだけで転職してしまうと「思っていたより勤務時間が不規則だった」「給料が想定より少ない」などと後悔する可能性があります。

満足度の高い転職を実現するためにも、丁寧に転職先と業界の研究をしておきましょう。

看護師転職サイトを活用する

希望する業界や働き方が決まった後は、看護師転職サイトを活用しましょう。

看護師転職サイトでは、希望する条件を登録するだけで、キャリアアドバイザーがあなたに合った求人を紹介してくれます。

また、応募手続きや履歴書の添削、模擬面接などのサポートも受けられるため、転職活動の負担を大幅に軽減できるのが特徴です。

デイサービスの仕事で忙しい看護師の人でも、働きながら転職活動を並行して進めることも可能です。

自分に合った転職先を見つけたい人は、看護師転職サイトを賢く活用しましょう。

デイサービスを辞めたい看護師におすすめの転職サイト3選

転職サイトのなかには、看護師の求人に特化した転職サイトがあります。

看護師の転職を熟知しているキャリアアドバイザーからサポートを受けられるため、転職活動もスムーズに進められることでしょう。

ここでは、特におすすめの看護師転職サイトを3つ紹介します。

おすすめの転職サイト
  • 看護roo!
  • レバウェル看護(旧:看護のお仕事)
  • マイナビ看護師

ここで紹介する看護師転職サイトは、どれも無料で利用可能です。

掲載している求人もサイトによって異なるため、複数のサイトを同時活用し、より多くの求人から転職先を見つけるのが良いでしょう。

それぞれの看護師転職サイトについて、詳しく紹介していきます。

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履歴書の書き方を学べる資料もあり、スムーズな転職を後押ししてくれます。

デイサービスの看護師に関するよくある質問

デイサービスを辞めたいと思っている看護師のなかには、転職や職場選びなど、様々な悩みを抱えている人が多いです。

そこでこの記事の最後に、デイサービスで働く看護師に関するよくある質問と回答を紹介します。

よくある質問
  • デイサービスに勤める看護師の離職率は?
  • デイサービス看護師を辞める前に見直すべきポイント
  • デイサービスに看護師は必要?

それぞれの質問と回答をわかりやすく紹介しますので、デイサービスの看護師を辞めたいと悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

デイサービスに勤める看護師の離職率は?

デイサービス(通所介護)の離職率は平均14.1%である一方(※1)、病院に勤める看護師全体の離職率は10.6%です(※2)。

病院の方がデイサービスよりも仕事がハードという印象を持たれるかもしれませんが、実際に離職率が高いのはデイサービスであることがわかります。

(※1)公益財団法人 介護労働安定センター|令和3年度介護労働実態調査
(※2)日本看護協会|2021 年 病院看護・外来看護実態調査 報告書

デイサービス看護師を辞める前に見直すべきポイント

紹介したように、デイサービス看護師にはデメリットと呼ぶべき要素が数多くあります。

しかし、病院看護師と比べて恵まれている点も多くあります。デイサービス看護師を辞める前に、ぜひ次のポイントについて考えてみてください。

見直すべきポイント
  • 生活環境とライフスタイル
  • 土日祝日は原則休み
  • 平均年収は女性全体よりも少し高め
  • 精神的な負担が少ない
  • 利用者から感謝される機会が多い

それぞれのポイントについて説明します。

生活環境とライフスタイル

デイサービス看護師は規則的な勤務形態です。夜勤はなく、毎日同じ時間に出勤して、同じ時間に退勤できます。

また、病院のようにイレギュラーな事態が起こることも少ないため、ルーチンワークが得意な方にとっては、居心地の良い職場となるでしょう。

生活リズムを保ちやすいため、ライフスタイルにあった働き方をしやすい点は、デイサービス看護師ならではのメリットといえます。

土日祝日は原則休み

デイサービス施設の多くは、土日祝日が休みです。

そのため、一般的な企業に勤務するのとほとんど変わりありません。プライベートの計画が立てやすく、充実した生活を目指せるでしょう。

また、子どもがいる方なら、子どもとの時間を取りやすいというメリットもあります。

平均年収は女性全体よりも少し高め

上述したように、デイサービス看護師の平均年収は約428万円ですが、国税庁による民間給与実態統計調査によれば、給与を得ている女性の平均年収は約302万円です(※)。

デイサービスに勤務する看護師の給与は病院看護師よりは低めですが、女性全体よりは120万円以上も高額となります。

夜勤がなく、規則的な生活ができることを思えば、デイサービス看護師は高給与な仕事ともいえます。


(※)令和3年分 民間給与実態統計調査

精神的な負担が少ない

デイサービスでは、緊急の対応が必要な場面はほとんどありません。

また、病院のように生死の局面に立ち会うことも、業務上多くないといえます。

その一方、病院では、看護師の判断ミスが患者さんの命に影響を与える、という緊張感を常に感じることになります。

緊張感を苦痛に感じる看護師にとっては、デイサービスは適した職場といえるでしょう。

利用者から感謝される機会が多い

デイサービスでは、担当する利用者や家族と、長期にわたって密な関係を築くことになります。

信頼や感謝を日常的に感じ取れ、満足感や充実感を得やすいでしょう。

もちろん、病院看護師も病棟勤務であれば、患者さんや家族と長く付き合うことがあります。

しかし、外来勤務の場合は、同じ患者さんとコンスタントにかかわる機会は少なく、感謝される機会も少ないのが一般的です。

デイサービスに看護師は必要?

多くのデイサービスでは看護師が必要不可欠で、施設運営に大きく貢献しています。

実際に、厚生労働省の「通所介護及び療養通所介護」によると、定員が10名以上のデイサービスでは、1人以上の看護職員を配置することが決められています。

介護士のサポートに加え、利用者の健康管理や補助的な医療行為など、看護師にしかできない業務にも携わります。

まとめ

デイサービスの仕事を辞めたいと悩んだ時は、悩みの原因や自分自身の市場価値などを分析してから、転職を検討してみましょう。

看護師専門の転職サイトに登録すれば、専属のキャリアアドバイザーがサポートしてくれるため、働きながら転職活動を進められます。

また、紹介した看護師転職サイトは、いずれも無料で転職サポートを受けられます。効率性を重視した転職活動を実現するためにも、ぜひ看護師転職サイトを活用しましょう。

投資信託・株式の運用歴20年以上。相続問題が発生したことを機に、ファイナンシャルプランナー2級とAFPの資格を取得。 大学や省庁で研究活動をおこないながら、2014年度からはマネーやファイナンス、医学関係の執筆活動を開始。 ライフマネープランニングやIPO投資、金融詐欺の見分け方、ローン・クレジットカードの使い方などを得意テーマとしている。 現在メインで利用しているカードはアメリカンエクスプレスのプラチナ。招待制から申込制に変わって、ちょっと残念に思う毎日。

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