JCBカードの申込み方法完全ガイド!実際の画面を使って作り方を紹介
JCBカードは日本発の国際ブランドカードです。
JCBブランドは国内での加盟店数が多く、海外でもアジアやグアム・ハワイといった日本人向け観光地では広く利用できるカードです。
ポイント還元率の高いカードや、保険の補償が手厚いカードもあるのでJCBブランドのカードを持ちたいと考えているのであれば作っておきたいカードといえます。
JCBカードの申込みはWebまたは郵送でおこなえますが、Webから申込む場合は本人確認書類が不要になる場合や、年会費が無料になる場合もあるのでWebからの申込みがおすすめです。
この記事ではJCBカードの申込み手順とおすすめのJCBカードを3枚紹介していきます。
JCBカードの申込み前に必要なこと
JCBカードの審査難易度は低く、申込みはWebの他に郵送でも可能です。
具体的な申込みの方法を説明する前に、申込み資格と必要書類について確認していきます。
申込み資格をチェック
JCBカードの申込みは18歳以上で、本人または配偶者に安定継続した収入がある方、または高校生を除く学生の方が対象です。
20歳未満の場合は親権者の同意が必要になります。
JCBゴールドに申込む場合は20歳以上で、本人に安定継続収入のある方で学生は不可と例外もありますが、JCB一般カードの場合はこの条件で申込みが可能です。
必要書類を準備
申込み時には、本人確認ができる書類が必要になるので準備しておきましょう。ただ、インターネットで支払い口座の設定をする場合は、本人確認書類の提出は不要になります。
それ以外の方法で申込む場合に本人確認書類として認められるものは下記の4つです。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- パスポート
- 住民票
インターネットで支払い口座を設定しない場合は、本人確認書類の提出方法を下記の3つから選ぶことができます。
- カード受け取りの際、配達員に運転免許証を提示する
- 申込み時に本人確認書類の画像データをアップロードする
- 郵送で必要書類を提出する
申込み時に運転免許証番号を入力する方法では、カードを受け取る際に配達員に運転免許証を確認してもらうことで本人確認ができます。
運転免許証がない場合は、撮影した本人確認書類の画像データを申込み時にアップロードする方法で本人確認が可能です。
どちらの方法で本人確認をした場合でも、カード受け取り後に口座振替依頼書にて支払い口座を設定します。
郵送申込みの場合は、送られてくる書類に必要事項を記入し、本人確認書類とともに同封して郵送で提出することができます。
また、本人確認書類の提出方法によってカードの発行時期とお届けまでの期間が変化します。
支払い口座をインターネットで設定した場合と運転免許証を提出した場合は最短3営業日(約1週間でお届け)、インターネットで画像を提出した場合は画像データ確認後にカード発行となり、そこから1週間でお届け、郵送の場合は必要書類確認後にカード発行され、約3週間でお届けとなっています。
次は、JCBカードの申込み手順について解説していきます。
JCBカードの申込み手順
JCBカードの申込みの方法は、「Web申込み」と「郵送申込み」の2種類があります。
Web申込みは、公式サイトから申込みが可能ですぐに手続きが完了します。
郵送申込みは、インターネットで資料請求をおこなうと申込書が送付されますので、本人確認書類を同封して返送します。
Web申込みと郵送申込みではWeb申込みがおすすめです。
なぜなら、Web申込みの方がカードの発行までの期間が短く、手間がかからないからです。
また、Web申込みはパソコン、スマートフォンどちらでも申込みが可能です。
まずはパソコンから申込む方法について解説します。
パソコンから申込みをする手順
ここからは実際に画面を見ながらパソコンから申込む手順について解説します。
簡単な手順の流れについて下記にまとめました。
- 希望のカードを選択
- 必要事項を記入
- 生年月日、メールアドレス、キーコードの入力
- 口座の情報を入力
- 申込み内容の確認
- 金融機関のサイトで口座の設定
まずは希望のカードを選択し、次の画面が表示されたことを確認しましょう。
ローマ字名は名前を入力すると自動で変換されますので、ローマ字表記を確認した上で変更が必要な場合は直接入力しましょう。
変換に間違いがなければ、生年月日、メールアドレス、キーコードを取得し入力します。
入会手続きに関するメールや、今後も重要なお知らせが配信されることがあるので、よく利用しているメールアドレスを入力することをおすすめします。
次に職業、年収、カードの利用代金を支払うための口座の情報を入力します。
該当する金融機関名を選択、支店を検索し、口座番号を入力します。
口座情報を入力し、すべての情報を入力したうえで次へ進むを押すと申込み内容の確認画面が表示されます。
確認を終えたら「次へ進む」を押しましょう。
押すと別ウィンドウで金融機関サイトにアクセスし、支払い口座の設定手続き画面に移行するので、指定した金融機関のサイトで手続きをおこないます。
後は、本人確認の設定と付帯サービスの設定をすれば申込みは完了です。
スマートフォンから申込みをする手順
次にスマートフォンから申込みをする手順について紹介します。
下記に簡単な手順の流れをまとめました。
- 希望のカードを選択
- 必要事項を記入
- 生年月日、メールアドレス、キーコードを入力
- 主な職業を選択し年収を入力
- 金融機関名を入力
- 口座情報を入力
- 申込み内容の確認
- 金融機関のサイトで口座の設定
まずはじめに希望のカードを選択し、氏名を漢字とカタカナで入力します。
入力した名前がローマ字に自動変換されるので、間違いがあれば修正しましょう。
生年月日とメールアドレスを入力しキーコードを取得します。
メールアドレスはよく使うものを入力しましょう。
下の画面から当てはまる職業を選択し年収を入力します。
年収は間違いがないように正確に入力しましょう。
下の画面から支払い用の口座の金融機関を選びます。金融機関を選択すると支店の検索が可能なので検索して支店を選択し、口座番号を入力します。
「次へ進む」を押すと確認画面が表示されます。
確認を終えたら、「今すぐオンラインで口座設定をする」を押しましょう。
支払い口座の金融機関サイトへ移動し手続きをします。
後は、本人確認の設定と付帯サービスの設定をすれば申込みは完了です。
パソコン、スマートフォンどちらからでも簡単に申込めるので、自分が使いやすい端末から申込むようにしましょう。
JCBカードのWeb申込みがおすすめな3つの理由
JCBカードにはWeb申込みと郵送申込みがありますが、Web申込みの方がおすすめな理由は3つあります。
- 申込み書類や本人確認書類の郵送の手間がない
- 郵送申込みと比較してカードの発行までの期間が短い
- Web申込みで初年度年会費無料のカードがある
①申込み書類や本人確認書類の郵送の手間がない
郵送で申込む場合は、資料請求をして送付された申込書に必要事項を記入し、本人確認書類や口座設定資料と同封して郵送する必要があります。
郵送申込みは非常に手間がかかるうえに、JCBカードに申込むためにはインターネットから資料請求する必要があるのでインターネット環境が必要です。
そのため、インターネットが利用できるのであれば、Webから申込む方が手間もなく簡単に手続きを完了できます。
②郵送申込みと比較してカードの発行までの期間が短い
郵送申込みは必要書類がJCBに届いて確認後にカード発行となり、約3週間でお届けとなります。
しかし、Web申込みの場合は、本人確認書類の提出方法にもよりますが、最短3営業日でカード発行され、約1週間でカードが届けられます。
とにかく早くクレジットカードを作りたい方にもWeb申込みはおすすめです。
③Web申込みで初年度年会費無料のカードがある
JCB一般カードはWeb申込みで初年度年会費無料になります。
2年目以降は1,375円(税込)の年会費がかかりますが、Web申込みをするだけで初年度の年会費が無料となるのです。
また、JCB CARD WはWeb申込みでなければカードを作ることができません。
JCB一般カードまたはJCB CARD Wを選択する場合は必ずWebで申込むようにしましょう。
JCBカードの審査を通過する3つのポイント
JCBカードの審査に通過するポイントは3つあります。
- 審査の合否は3Cによって決まる
- 虚偽の申告をしない
- 同時にクレジットカードを申込まない
①審査の合否は3Cによって決まる
審査の合否は3Cによって決まります。
3Cとは「Capacity(資力)」「Character(性格)」「Capital(資産)」のことです。
3Cの中で一番重要なのはCharacterで、過去にクレジットカードやカードローンで返済を延滞したことがあると評価が下がります。
Capacityは収入、Capitalは住居や預金のことで、3Cを総合して判断して最終的な合否を決定する仕組みです。
②虚偽の申告をしない
限度額を増額するために年収を偽って申込む方もいますが、審査に通らなくなるので絶対にやめましょう。
また、申込み内容を間違えると確認に時間がかかることもあるので、内容に間違いがないかどうか確認しましょう。
③同時にクレジットカードを申込まない
審査に通らなかったときの保険のためにクレジットカードに複数申込む方がいますが、審査に通りにくくなる原因になります。
クレジットカードの申込み履歴は信用情報機関を通してすべてのカード会社から見られるので複数のカードに申込んでいると審査で不利になります。
JCBカードの審査を受けているときに他のカードの審査を受けないようにしましょう。
JCBカードの発行状況を確認する方法
JCBカードは申込んでからインターネット上で発行状況の確認ができます。
Webで申込んだ場合は、入会メッセージボックスから確認可能です。
入会受付番号または照会番号(半角数字16桁)と判定状況確認用キーワード(半角英数字・記号8~20桁)を入力することで入会メッセージボックスにログインできます。
郵送で申込んだ場合は、メールまたはSMSで案内があった専用の確認画面から確認可能です。
おすすめのJCBカード3選
マネ会がおすすめするJCBカードを3種類ご紹介します。以下にカードごとのスペックを比較できるよう表にまとめました。
カードごとの口コミも紹介しますので、あなたに合ったカード選びの参考にしてください。
JCBカードの種類 | JCB CARD W |
JCB一般カード |
JCBゴールド |
年会費 | 無料 |
1,375円(税込) |
11,000円(税込) |
還元率 | 1.0%~5.5% | 0.5%~5.0% | 0.5%~5.0% |
海外旅行傷害保険 (利用付帯) |
最高2,000万円 | 最高3,000万円 | 最高1億円 |
ショッピング保険 | 最高100万円(※1) | 最高100万円(※1) | 最高500万円 |
①JCB CARD W
- 年会費、永年無料
- いつでもポイント2倍
- 安心・安全セキュリティー
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1 〜 10.5% |
発行スピード | モバ即入会で最短5分(※) |
国際ブランド |
|
電子マネー |
|
- 付帯サービス
JCB CARD Wは18歳~39歳以下(高校生を除く)の方が作れる、年会費無料のクレジットカードです。
ポイント還元率はJCB 一般カードの2倍の1%で、新規入会から3ヶ月間はポイントが4倍になるキャンペーンも随時開催しています。
ポイントの還元率が高く、若い世代の方におすすめのクレジットカードとなっています。
また、JCB CARD Wの特徴に加えて、女性特有の疾病保険が付けられるクレジットカード「JCB CARD W plus L」もありますので、女性の方にはこちらのカードもおすすめです。
こちらのカードだけで毎月の支払いや普段の買い物、ガソリン、旅行などほとんどのものを支払いしています。わたしはスターバックスコーヒーをよく利用するので、スターバックスカードに入金して利用することでポイントをさらにお得にためています。
また、買い物をインターネットでするときはokidokiポイントが高いものを利用するようにしています。同じ買い物でも、こちらのサイトを経由して買い物をするだけでさらにポイントをためることができ、とてもお得だと思います。
②JCB一般カード
- インターネットからのご入会で初年度年会費無料!条件により翌年の年会費も無料(※)!
- いつものお買い物や海外でのご利用でOki Dokiポイントがどんどん貯まる!
- 充実の旅行傷害保険(海外/国内) 最高3,000万円!(利用付帯)
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 1,375円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5%~5.0% |
発行スピード | 1週間 |
国際ブランド |
|
電子マネー |
|
- 付帯サービス
JCB一般カードは18歳以上(高校生を除く)が申込み対象の年会費1,375円(税込)のクレジットカードです。
Web申込みをした場合は、初年度の年会費が無料になります。
2年目以降の年会費もJCBの明細サービス「MyJチェック」に登録し、年間合計50万円以上ショッピングを利用すれば無料になります。
条件さえ満たせば年会費無料でJCB CARD Wよりも充実した旅行傷害保険の補償を受けることができるためおすすめです。
JCB一般カードは年間の利用料金が50万円以上であれば翌年の年会費が無料になる特典があり、私の場合はAmazonやセブンイレブンで買い物をする他、毎回ガソリンの給油に利用しているため無理なく50万円以上利用しているため年会費は支払っていません。
年会費無料のカードという観点からいいますと、補償も充実していますし、ポイント還元率も高いので価値の高いカードだと感じます。
③JCBゴールド
- ゴールドカードならではの充実した海外旅行傷害保険 最高1億円!(利用付帯)
- 空港ラウンジサービス(国内・海外)等、サービスが充実!
- ワンランク上のゴールドカード「JCBゴールド ザ・プレミア」へご招待のチャンス!
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 11,000円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5%~10.0% |
発行スピード | 1週間 |
国際ブランド |
|
電子マネー |
|
- 付帯サービス
JCBゴールドは20歳以上(学生不可)が申込み対象で、年会費11,000円(税込)のクレジットカードです。
ゴールドカードなのでステータス性が高く、他の2つのクレジットカードと比較して保険の補償内容が充実しています。
海外旅行傷害保険の最高補償額は、利用付帯でJCB CARD Wが2,000万円、JCB一般カードが3,000万円、JCBゴールドは1億円となっています。
ショッピング保険は海外や国内で500万円までの保証があり、加えて利用付帯で国内・海外航空機遅延保険がつきます。
空港ラウンジを無料で利用できるなど、ゴールドカード特有の様々な特典を受けることができるためおすすめです。
わたしは個人的にとても年会費以上の価値を感じています。それは、海外旅行へ年3回ほどは行きますし、その都度空港ラウンジを利用したり、傷害保険もこのカードでいけるのでほかの高いものに入らなくて済んだりしています。
あとはお買い物もほぼ現金よりカード払いが多いのでポイントもたくさん貯まり、よく商品券に交換してもらっています。
まとめ
JCBカードの申込み手順について理解していただけたでしょうか?
Web申込みで支払い口座を設定した場合は、本人確認書類の提出が不要になるため申込みの手間がかからず、すぐにカードを受け取ることができます。
また、JCB一般カードはWeb申込みの場合は初年度の年会費が無料で、JCB CARD WはWeb申込み限定です。
Web申込みにはこのようなメリットがあり、郵送申込みのメリットはほとんどないためWeb申込みがおすすめです。
JCBカードの申込みはパソコン・スマートフォンを利用してWebから申込むようにしましょう。
2016年から活動を開始したフリーライター。マネ会では「クレジットカード」「キャッシュレス」を担当。株式投資、投資信託、不動産投資、住宅ローン、カードローンなどの金融全般の記事を幅広く執筆している。ガジェット、ゲームの紹介記事の執筆経験もあり。常日頃からクレジットカードとキャッシュレスの利用を勧めている。趣味はテレビゲームとアクアリウムと投資、最近は楽天スーパーポイントを使った元手0の投資信託への投資を実践中。