ダイナースクラブの提携カード一覧&提携カードよりお得なコンパニオンカードを解説!
世界初のクレジットカードである「ダイナースクラブカード」は高いステータス性や豊富な特典が魅力的です。
今回はそんなダイナースクラブカードの特典を利用できる提携カードを8つ紹介!また、実は提携カードよりもお得といわれる「コンパニオンカード」についても紹介していきます。
「ダイナースクラブカードが欲しいけれどどれを選ぶべき?」と悩んでいる方はぜひご参考ください。
ダイナースクラブカードとはどんなクレジットカード?
はじめにダイナースクラブカードの概要や特長をおさらいしていきましょう。
ダイナースクラブカードは最高1億円補償という手厚い付帯保険をはじめ、プラチナカードを年会費無料でデュアル発行できるなどといった特典が豊富なクレジットカードです。
その分、申込基準は27歳、審査基準は年収500万円程度とやや厳しいのが特徴。しかし、誰でも持てるようなものではないからこそ、ステータス性を誇れるクレジットカードでもあります。
ダイナースクラブカードやその優待についてさらに詳しく知りたい方は下記の記事もご覧ください。
ダイナースの代表的な提携カードを8つご紹介
ダイナースクラブカードの代表的な提携カードは、航空会社の提携カードが4種類、そのほかの提携カードが4種類。合わせて8種類です。
それぞれの概要やメリットは、つづいての項目でご確認ください。
航空会社の提携カード4つ
航空会社の提携カード4種類は下記のとおりです。
- ANAダイナースカード
- JALダイナースカード
- デルタ スカイマイルダイナースクラブカード
- MileagePlus ダイナースクラブカード
それぞれ提携元のマイルを貯めやすいといった特長を持っています。詳しくはひとつずつチェックしていきましょう。
①ANAダイナースカード
- あらゆるシーンのご利用でポイントが貯まる
- 高額のご利用でポイントが大きく貯まる
- ポイントの有効期限なし
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 29,700円(税込) |
ポイント還元率 | 0.4%~1.2% |
発行スピード | 申し込みから:最短7営業日 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
ANAダイナースカードは「ANAマイル」を貯めやすい提携カードです。ANAや提携航空会社でのフライトにて貯まるだけでなく、普段のお買いもので貯めたポイントをANAマイルに交換できます。
また、貯めたポイントは有効期限なし、マイル移行上限もありません。少し貯めてはちょっとした割引として使うもよし、たくさん貯めて旅行一回分をすべてANAマイルでお支払いするのもよいでしょう。
2020年1月31日(金)までの新規入会限定で、最大71,000マイル相当のポイントプレゼントキャンペーンもおこなっています。
②JALダイナースカード
年会費(税別) | 28,000円 |
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家族カード(税別) | 9,000円 |
ETCカード(税別) | 無料 |
マイレージ還元率 | 1.0%~2.0%(マイル) |
JALダイナースカードは「JALマイル」を貯めやすい提携カードです。こちらもJALを利用してのフライトのほか、普段のお買いものでもマイルが貯まります。
JALダイナースカード会員になると自動的に「JALカードショッピング・マイルプレミアム」に入会となり、マイレージ還元率が通常でも1%、特約店なら2%と高還元率です。
2020年1月15日までの申込み受付限定で、最大9,050マイルを獲得できるキャンペーンもおこなっています。
③デルタ スカイマイルダイナースクラブカード
- デルタ航空、スカイチーム加盟航空会社、スカイマイル提携航空会社のフライトでマイルが貯まります。
- 充実の入会・更新ボーナスマイルと、高還元率のショッピングマイル(カードご利用100円=1.5マイル)
- 有効期限のないマイルを次の特典旅行に利用可能
年会費初年度 | 30,800円(税込) |
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年会費2年目〜 | 30,800円(税込) |
ポイント還元率 | 1.5%(マイル) |
発行スピード | 申し込みから:最短7営業日 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
デルタ スカイマイルダイナースクラブカードは「スカイマイル」を貯めやすい提携カードです。デルタ航空、スカイチーム加盟航空会社、スカイマイル提携航空会社でのフライトのほか、普段のお買いものでもポイントが貯まります。
通常マイレージ還元率が1.5%と高く、有効期限もなし。とても使いやすいシステムになっています。
新規入会キャンペーンも期間の指定なしで実施していて、入会だけでも10,000マイル。初めての利用で最大25,000マイル(※)。トータルで最大35,000マイルを獲得可能です。
さらには、毎年のカード更新のたびに3,000マイルのプレゼントもあります。
(※)デルタ・ワン、ビジネスクラスを利用した場合に最大25,000マイル。ほかは10,000マイルとなる
④MileagePlus ダイナースクラブカード
年会費(税別) |
・28,000円 ・43,000円 |
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家族カード(税別) | 9,000円 |
ETCカード(税別) | 無料 |
マイレージ還元率 |
・1.0%(マイル) ・1.5%~2.0%(マイル) |
MileagePlusによる提携カードには、「MileagePlus ダイナースクラブカード」のほか、「MileagePlusダイナースクラブファースト」があります。
通常カードの年会費が28,000円であるのに対し、ファーストカードは43,000円と高めの設定です。その代わりにファーストカードは、マイレージ還元率もアップ。国内での利用で1.5%、海外での利用で2.0%となります。
ユナイデット航空やスターアライアンス加盟航空会社のフライトをよく利用する方のほか、海外旅行や出張の多い方にはとくにおすすめでしょう。
また、入会時にはマイルプレゼントもありますが、通常カードは5,000マイルなのに対し、ファーストカードは10,000マイルがプレゼントされます。
そのほかの提携カード4つ
航空会社以外、百貨店などとの提携カードは下記のとおりです。
- ニューオータニクラブダイナースカード
- 銀座ダイナースクラブカード
- BMWダイナースカード
- 三井住友信託ダイナースクラブカード
こちらもそれぞれ提携先ならではの特典をチェックしていきましょう。
①ニューオータニクラブダイナースカード
ニューオータニクラブダイナースカードは、通常ポイント還元率が1.0%。ニューオータニ直営店だとポイント還元率が2.0%と高くなる提携カードです。
また、ホテルニューオータニを利用する際に使える特典も豊富。記念日に使いたい高級料理店やホテルなどの食事券・宿泊券と交換できるニューオータニ独自のポイント交換サービスも利用可能です。
2019年12月31日までの入会限定で初年度の年会費無料キャンペーンもおこなっています。
②銀座ダイナースクラブカード
- ご利用可能枠に一律の制限なし
- 特約店での優待で、新しい銀座ライフを。
- 海外旅行傷害保険最高1億円
年会費初年度 | 27,500円(税込) |
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年会費2年目〜 | 27,500円(税込) |
ポイント還元率 | 1 〜 2% |
発行スピード | 7営業日程度 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
銀座ダイナースクラブカードは通常のもののほか、銀座ダイナースクラブカード/和光。さらには現在、新規申込み停止となっていますが銀座ダイナースクラブカード/ヴィーナスクラブの3種類があります。
銀座にある多くの特約店ではさまざまな優待を利用できるほか、ポイント還元率も通常1.0%のところ2.0%にアップ。銀座を訪れることの多い方ほどお得になるクレジットカードです。
2019年12月1日までの申込み限定で、抽選で10万円をキャッシュバックキャンペーンもおこなっています。
銀座ダイナースクラブカードについて詳しく知りたい方は下記の記事もご覧ください。
③BMWダイナースカード
年会費(税別) | 25,000円 |
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家族カード(税別) | 7,000円 |
ETCカード(税別) | 無料 |
ポイント還元率 | 0.4%~1.0% |
BMWダイナースカードはBMWのオーナー向け提携カードです。
車両購入時に貯まった「ダイナースクラブ リワードプログラム」で貯めたポイントをキャッシュバックとして利用できるなど、BMWダイナースカードならではの特典が多くあります。
新規入会後6ヶ月以内に50万円以上の利用で、10,000円分のBMWクーポンがプレゼントされるキャンペーンを実施中。また、新規入会時ETCカードも申込むと1,000ポイントプレゼントといったキャンペーンもおこなっています。
④三井住友信託ダイナースクラブカード
年会費(税別) | 22,000円 |
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家族カード(税別) | 無料 |
ETCカード(税別) | 無料 |
ポイント還元率 | 0.4%~1.0% |
三井住友信託ダイナースクラブカードは、銀行取引によってもポイントが貯まるという珍しい提携カードです。
入会後3ヶ月以内の利用額が20万円以上の場合、年会費が12,000円(税別)になる特典もあるため、人によってはかなりお得にダイナースクラブ提携カードを保有できるでしょう。
なお、次年度以降も年間利用額が50万円以上で上記の特典を受けられます。
断然おすすめなのは「TRUST CLUB プラチナマスターカード」
- 全国約250店舗の有名レストランで2名様以上のご利用で1名様が無料になります。
- 国際線手荷物宅配優待サービス
- 国内高級ホテル・高級旅館予約サービス
年会費初年度 | 3,300円(税込) |
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年会費2年目〜 | 3,300円(税込) |
ポイント還元率 | 2 〜 3% |
発行スピード | 2~3週間程度 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
ここまで8つの提携カードを紹介してきましたが、どのクレジットカードも提携先を多く利用する方でないといまいち決め手に欠けるのではないでしょうか。
そこで「提携先に魅力は感じないもののダイナースクラブカードの特典を受けたい」のなら、提携カードよりもプロパーカード+コンパニオンカードの2種類持ちをおすすめします。
コンパニオンカードとは他社でいうところのデュアル発行であり、ダイナースクラブカードの場合は「TRUST CLUB プラチナマスターカード」を発行可能。
そうすることでダイナースクラブカードの特典とTRUST CLUB プラチナマスターカードの特典がすべて利用可能になり、とてもお得です。
また、TRUST CLUB プラチナマスターカードは国際ブランドがMastercard。使える店舗の少ないダイナースクラブカードのデメリットもカバーできます。
特典①通常3,000円の年会費が無料!
通常TRUST CLUB プラチナマスターカードを発行してもらおうと思うと、3,000円(税別)の年会費がかかってしまいます。
しかし、ダイナースクラブカードのコンパニオンカードとしての発行だと年会費が無料!プラチナカードで年会費無料は破格のため、とてもお得です。
特典②Taste of Premium®の8特典付き!
TRUST CLUB プラチナマスターカードを持っているとダイナースクラブカード会員の特典だけでなく、Mastercardの会員特典も利用できます。しかも、プラチナカードのため利用できる特典は高待遇なものばかり!
高級ホテルやレストランの優待や、国際線の手荷物宅配優待、カーシェアリング優待など、より快適な旅行や出張をサポートしてくれるでしょう。
特典③ダイナースクラブカードの保険が適用!
コンパニオンカードならではの特典として、22,000円(税別)の年会費では最高クラスとまでいわれるダイナースクラブカードの保険が適用されます。
ダイナースクブカードの海外・国内旅行傷害保険は最高1億円まで補償してくれるほか、多くの保険が自動付帯。カードを利用せずとも持っているだけで保険を受けられるのがポイントです。
そのほかにもショッピング・リカバリー保険もあり、こちらは利用付帯となりますが最大500万円までという多額な補償がついています。
特典④Boingo Wi-Fiが無料で利用可能!
TRUST CLUB プラチナマスターカード会員は、世界100万カ所以上に設置されているBoingo Wi-Fiを利用可能です。登録料や利用料は一切かかりません。
しかも接続可能な機種は4機種までOK。つまり、スマホだけでなくパソコンやタブレットも同時につないだり、自分だけでなく家族のスマホもつなぐといった利用が可能です。
Boingo Wi-Fiはお店はもちろん航空機に設置されていることもあるため、長旅でもデータ残量を気にせず快適に過ごせるでしょう。
TRUST CLUB プラチナマスターカードについてさらに詳しく知りたい方は下記の記事もご覧ください。
TRUST CLUB プラチナマスターカード発行までの手順
- 利用限度額に一律の制限なし!
- 国内外1,300ヶ所以上の空港ラウンジが無料!
- 最高1億円の旅行保険が付いているから安心!
年会費初年度 | 24,200円(税込) |
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年会費2年目〜 | 24,200円(税込) |
ポイント還元率 | 1 〜 5% |
発行スピード | カード到着まで2~3週間ほど |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
TRUST CLUB プラチナマスターカードを発行してもらうためには、まずダイナースクラブカードに申込みましょう。なお、提携カードだとコンパニオンカードを発行してもらえないため、必ずプロパーカードへ申込んでください。
その後、ダイナースクラブカードの審査にさえ受かれば、TRUST CLUB プラチナマスターカードは審査いらず。ほぼ確実に発行してもらえます。
今なら2020年3月31日までの申込みでもれなく「オリジナルラゲッジタグプレゼント」キャンペーンや、入会後3ヶ月位内の利用額に応じて「最大30,000ポイントプレゼント」キャンペーン。
さらには「サムソナイト ブラックレーベル スーツケースの抽選プレゼント」キャンペーンなどもおこなっています。
ダイナースクラブカードの審査についてさらに詳しく知りたい方は下記の記事もご覧ください。
ダイナースをお得かつ便利に利用したいなら提携カード以外の選択肢もあり
ダイナースクラブの提携カードはどれも提携先をよく利用する方でない限り、そこまで大きなメリットがありません。
提携先にそこまで惹かれないのであれば、ダイナースクラブカード(プロパーカード)とそのコンパニオンカードであるTRUST CLUB プラチナマスターカードの2枚持ちが一番お得かつ利便性に優れているでしょう。
上記のように個人個人の使い方に合わせて、提携カードを選ぶか、プロパーカード+コンパニオンカードを選ぶかを決めてみてください。
ライター歴8年、編集歴3年。クレジットカードやローンなど金融関係を筆頭に、エンタメや美容などさまざまなジャンルで活動中。クレジットカードは、メインカードとして楽天カードを保有。そのほかに普段の買い出し用にイオンゴールドカードや、家電量販店用に100満ボルトカードなどサブカードも複数保有。普段の買いものはほぼすべてクレジットカードにし、貯まったポイントを本やゲームなど趣味に使うのがルーティンとなっている。