PayPayカード(旧ヤフーカード)の申込み方法とは?手順、作り方、受け取ったらやることを解説
PayPayカードは日本最大級のポータルサイトYahoo! JAPANを運営するヤフーの連結子会社であるPayPayカード株式会社が発行するクレジットカードです。
PayPayポイントを貯めやすい特徴があり、Yahoo!ショッピングなどのサービスをお得に利用することもできます。
PayPayカードの申し込みはスマートフォンからしかおこなえず、Yahoo! JAPAN IDの取得が必要です。
この記事ではPayPayカードの申込み方法について画面をもとに詳しく解説していきます。
PayPayのクレジットカード払いは「PayPayカードのみ」に変更予定!
まず、PayPayを利用する方に知っていただきたい、重要な最新情報があります。
それは、PayPayあと払い、つまりPayPayと紐付けられるクレジットカードは「PayPayカードのみ」になることが決まっているという情報です。
2025年1月にPayPayカード以外のクレジットカードをPayPayに登録できなくなります。
当初は、2023年7月より実施される予定でしたが、延期になりました。ただ、延期後の実施時期が近づくと申込みが殺到し、審査に時間がかかることも考えられます。
PayPayをよく利用する方は、今のうちにPayPayカードを作ると良いでしょう。
PayPayカードの基本情報
- 利用金額200円(税込)ごとに1%のポイント付与
- Yahoo!ショッピングなら5%付与
- 年会費永年無料
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1% |
発行スピード | 最短7分(申込み5分・審査2分)で手続き完了 |
国際ブランド |
|
電子マネー |
|
- 付帯サービス
PayPayカードは、年会費永年無料のクレジットカード。国際ブランドはVISA、マスターカード、JCBの3つから選択します。
また、ポイント還元率は200円利用ごとに通常1%、Yahoo!ショッピングやLOHACOで利用すると10%となります。
年会費がかからず、オーソドックスな国際ブランドのラインナップとなっており、ポイント還元率も比較的高いことから、はじめてのクレジットカードにもぴったりです。
前述のように、将来的にチャージ不要でPayPayが利用できる「PayPayあと払い」がPayPayカードのみしか使えなくなります。PayPayあと払いの詳しい内容は、以下をご覧ください。
PayPayあと払いとは?
PayPayあと払いとは、PayPayにクレジットカードを登録し、クレジットカード決済をするもの。これによって、チャージをしなくてもPayPayが利用でき、利用代金は後からクレジットカード決済をする形になります。
PayPayカード(旧ヤフーカード)の申込み条件と必要書類
PayPayカードの申込み条件は次の通りです。事前に条件を確認し、スムーズに申込めるようにしておきましょう。
- Yahoo! JAPAN IDを持っている
- 18歳以上(高校生を除く)
- 引き落とし用の金融機関口座がある
- 本人または扶養者に安定した収入がある
- スマートフォンからのみ申込める
Yahoo! JAPAN IDを持っていることとスマートフォンからしかできない点はPayPayカード特有の申込み条件なので気をつけましょう。
また、必要書類としてはPayPayカードの受取時に本人確認書類が必要です。
下記の書類であれば確実に本人確認が可能です。
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード
- 在留カード
- 特別永住者証明書
次に、PayPayカードを申込む手順の流れについて解説していきます。
PayPayカード(旧ヤフーカード)の申込み手順の流れ
PayPayカードの申込みからPayPayカードが利用できるようになるまでの全体の流れは下記のとおりになります。
- Yahoo! JAPAN IDの取得
- 必要事項を記入
- 審査
- カードの受取
- 署名
以上の5つの手順でPayPayカードが利用できるようになります。
PayPayカードの申込みは電話や店頭、パソコンではおこなえず、スマートフォンから申込む必要があります。
ここからはスマートフォンから申込む方法を画面を用いて分かりやすく解説していきます。
PayPayカード(旧ヤフーカード)を申込む方法
PayPayカードの申込みからPayPayカードが利用できるようになるまでの全体の流れ(※)は下記のとおりになります。
- Yahoo! JAPAN IDがない場合は新規に取得
- 本人情報の入力
- 運転免許証の有無を選択
- ブランド・カードデザインの選択
- 暗証番号の設定
- 入力内容の確認と規約への同意
まず、はじめにIDを持っている方はログインをし、持っていない方はIDを新規に取得します。
Yahoo! JAPAN IDを持っている場合はパスワードを入力してログイン、Yahoo! JAPAN IDを持っていない場合は携帯電話番号・メールアドレスを入力して確認コードを受け取ります。
ログインが完了したら推移したページの「申し込む(無料)」を押すことで手続きに移ります。
「このサービスへの情報提供等」のページで「同意してはじめる」を押すと本人情報の入力画面に移行していきます。
名前を漢字、カタカナの順に入力し、生年月日を選択し、次のページで自宅住所を入力します。
続いて、性別を入力し、次の画面に移行したら携帯電話番号の登録をします。
PayPayカードではSMS認証による本人確認を採用しているので、SMSが受信できる携帯電話番号を登録しましょう。
次にメールアドレスと自宅電話番号を入力し、職業を選択します。
自宅電話番号の入力は任意ですが、自宅電話番号を持っている場合は必ず記入するようにしましょう。
連絡がつきやすいと判断され審査に通過する可能性が上がる可能性もないとはいえません。
次へのボタンを押していくと、世帯人数・年収・預貯金額・住まいについてと遷移していくので、それぞれ入力していきます。
勤務先情報とPayPayカードの利用目的を選択したら、次に運転免許証の有無を選択し、運転免許証を持っている方は運転免許証番号を入力しましょう。
次に国際ブランドを選択し、カードのデザインを横向きと縦向きから選びます。
次の画面で、カード名義をローマ字で入力し、暗証番号を設定します。
最後に「入力内容確認」の画面に遷移したら、内容に間違いがないか確認しましょう。
特に名前のローマ字入力や住所の入力は、自動変換や自動検索ができるため間違いが多い項目となっているのでもう一度よく確認するようにしてください。
会員規約を読んだら「上記会員規約等を全て確認し、適用されることに同意します」にチェックを入れて手続きは完了です。
申込み後に引き落とし用の金融機関口座を設定できるので、該当の金融機関口座をお持ちの方は設定することをおすすめします。
もし該当の金融機関口座をお持ちでない方は、審査完了後に郵送される預金口座振替依頼書からも設定が可能なので安心してください。
次にPayPayカードの審査と発行までの期間について解説していきます。
PayPayカード(旧ヤフーカード)申込み後の審査とカードの発行について
PayPayカードに申込んだ後の審査からカードの発行までの詳細について解説していきます。
まずは審査についてですがPayPayカードの審査は安定した収入があるか、過去に支払いの遅延をしたことがないか、などで判断されると考えられます。
しかし、具体的に審査に通過する条件に関してはPayPayカードが明かしていないので答えることはできません。
実際にPayPayカードに変わる前のヤフーカードに通過した方の口コミがこちらに掲載されていますので、参考にしてください。
申込みから発行までの期間について
PayPayカードはカード番号だけであれば最短5分で発行されます。よって、ネットショッピングであれば申込みからあまり時間がかからずにPayPayカードの利用ができます。
一方、カードの形で送られてくるのは1週間〜10日程度経ってからです。
審査状況を確認する場合はPayPayカード会員メニューから確認します。審査が完了して利用可能な状態になっていれば、利用額や利用明細が確認できる画面が表示されます。
また、配送状況に関してはメールでお知らせが届き、本文に記載された「お問合せ番号」にて配送会社へ確認ができます。
オンラインで引き落とし用金融機関口座の設定も、忘れずにおこなってください。
オンラインで口座を設定しない場合は、預金口座振替依頼書の記入・返送をおこなう必要があるので、記入・返送の手間や記入ミスなどを防ぐためにも、オンラインからの設定がおすすめです。
入会するとすぐに2,000ポイントがもらえる!
PayPayカードは、入会するとすぐに2,000ポイントがもらえる入会特典があります。先ほども説明したように、カード番号は申込みから時間を置かずに発行され、2,000ポイントもその後にもらえます。
ユーザーから寄せられた口コミを見てみましょう。
入会特典ですぐに5,000ポイント(※)がもらえる事に感動しました。またポイントで買い物するだけでもポイントが付くのでかなり得だと思いました。実際5,000円分をタダで購入でき、尚且つモッピーポイントも入るのでかなりお得です。
また、入会してから翌月末までにPayPayカードを3回利用すると、さらに3,000ポイントが付与されます。
合わせて5,000円相当となりますから、カード発行で欲しいけど手が届かなかったものも買えそうですね。
PayPayカード(旧ヤフーカード)を受け取るときにやるべきこと
PayPayカードを受け取るときにやるべきことは、以下の6つです。それぞれ解説していきます。
- 必ずカードに署名をする
- Yahoo!JAPAN IDとPayPayを連携する
- 預金口座振替依頼書での口座登録を希望した方は初回登録をする
- 「PayPayあと払い」の設定
- QUICPayの設定
- カードが受け取れない場合はコンタクトセンターに連絡する
①必ずカードに署名をする
PayPayカードを受け取ったら必ずカードの裏面に署名しましょう。
署名のないカードは無効になりますので、油性のサインペンまたはボールペンで消えないように署名をおこないましょう。
②Yahoo!JAPAN IDとPayPayを連携する
PayPayポイントを利用するためには、PayPayアプリからYahoo!JAPAN IDとPayPayを連携する必要があります。
Yahoo!JAPAN IDとPayPayの連携方法は下記のとおりです。
- PayPayアプリのホーム画面「アカウント」をタップ
- 「外部サービス連携」を選択
- 「Yahoo! JAPAN ID 連携する」を選択
- 連携するYahoo! JAPAN IDを設定(ログイン)する
連携を終えるとYahoo! JAPANサービスで獲得したPayPayポイントが利用できるようになります。
③預金口座振替依頼書での口座登録を希望した方は初回登録をする
カード申込み時に、預金口座振替依頼書での口座登録を希望した方は初回登録が必要です。
初回登録の方法は下記のとおりです。
- PayPayカード会員メニューを開く
- ログインする
- カード裏面に記載のお問い合わせ番号を入力する
- 「利用開始」をタップし完了
④「PayPayあと払い」の設定
PayPayアプリは残高が不足すると支払いができませんが、「PayPayあと払い」の設定でPayPayカードからあと払いにすれば、残高を気にせず、またチャージをすることなく、利用ができるようになります。そのやり方は以下のとおりです。
- PayPayのホーム画面から「あと払い」を選択
- 情報提供に関する確認画面になるので、問題なければ同意ボタンを押す
- PayPayカードの情報が表示されるので、確認の上、「あと払いの利用を開始する」ボタンを押す
- SMSに届く暗証番号を入力
- PayPayのホーム画面の「残高払い」を押し「あと払い」に切り替えて利用開始
⑤QUICPayの設定
もしPayPayでの支払いに対応していないコンビニや飲食店などであったとしても、QUICPayが使える場合があるかもしれません。簡単、すぐの決済を求めるならば、QUICPayとPayPayカードを紐付けておくとよいでしょう。
iPhoneであれば「ウォレット」、Androidであれば「Google Pay」にPayPayカードの情報を登録することで、QUICPayの利用が可能になります。
⑥カードが受け取れない場合は再作成専用ダイヤルに連絡
万が一、不在でカードが受け取れず、配送業者の保管期間が過ぎてしまった場合や、住所の間違いなどでカードが受け取れなかった場合は再作成専用ダイヤルに連絡しましょう。
再作成専用ダイヤルの電話番号は0570-08-1815で窓口時間は9:30~17:30(年末年始を除く)までとなっています。
PayPayカードの申込みに関するよくある質問
PayPayカードの審査を確認する方法はある?
利用明細はスマホで見られる?
PayPayあと払いの設定をしていれば、メニューから「あと払い」を選択し、そこで表示される下部のタブの「利用明細」をタップすれば閲覧できます。
また、PayPayカードのオフィシャルサイトにある会員メニューからも閲覧可能です。
PayPayカードの引き落とし日は?
PayPayカード(旧ヤフーカード)の申込み手順のまとめ
PayPayカードの申込みはスマートフォン限定で、Yahoo! JAPAN IDが必要です。
IDを持っていない方は連絡が受け取れるメールアドレスを用意し必ずIDを作れる状態にしておきましょう。
必要書類は本人確認書類のみなので、簡単にカードが利用できるようになります。
PayPayカードに申し込んでPayPayポイントをお得に貯めましょう。
2016年から活動を開始したフリーライター。マネ会では「クレジットカード」「キャッシュレス」を担当。株式投資、投資信託、不動産投資、住宅ローン、カードローンなどの金融全般の記事を幅広く執筆している。ガジェット、ゲームの紹介記事の執筆経験もあり。常日頃からクレジットカードとキャッシュレスの利用を勧めている。趣味はテレビゲームとアクアリウムと投資、最近は楽天スーパーポイントを使った元手0の投資信託への投資を実践中。