ソフトバンクカードはチャージ無しで利用できるプリカ!?
ソフトバンクカードは、大手携帯電話会社ソフトバンクが発行するプリペイドカードです。
プリペイドカードであるにも関わらずチャージ無しで利用できたり、Apple Payに登録できるなどの他社のプリペイドカードとは一線を画した特徴があります。
今回は、そんなソフトバンクカードについて紹介していきます。
ソフトバンクカードの特徴
審査なしで発行できる
ソフトバンクカードの申し込み対象者は、年齢が12歳以上のソフトバンクのユーザーのみです。審査は無いため、クレジットカードを持てない方でも発行できます。
発行手数料や年会費は無料で、全国のソフトバンクの店舗で取得できます。
全国のVISA加盟店で利用できる
ソフトバンクカードは、VISAと提携して発行するブランドプリペイドカードなので、クレジットカードと同じようにVISA加盟店で利用できます。
そのためVISA加盟店であれば、実店舗だけでなくネットショップや海外でも利用できます。ただし、プリペイドカードなので分割払いはできなく、一括払いのみとなります。
チャージ無しでも利用できる
ソフトバンクカードの特殊な所は、プリペイドカードにも関わらず、事前にチャージ無しで利用できる方法があるという点です。
のちほど詳しく説明しますが、おまかせチャージという方法を選べば、カード内残金を気にせずに利用できるようになります。
その他のチャージ方法は4種類あり、ソフトバンクまとめて支払いチャージ、貯まったポイントによるチャージ、口座振替チャージ、銀行振込チャージから選べます。
またチャージ限度額にも特徴があります。ソフトバンクカードのチャージ限度額はなんと100万円です。
主要な電子マネーのチャージ上限は、高いものでも5万円程度なので、この点に関しては他社と比べて、圧倒的な差があります。これだけチャージ限度額が高いとクレジットカードと同じような感覚で利用できます。
ポイント還元がある
ソフトバンクカードはポイント還元があり、200円(税込)につきソフトバンクポイントが1ポイント付与されます。
貯まったポイントは、ソフトバンクカードにチャージして買い物に利用できるほか、ソフトバンク携帯電話の通話・通信料、機種代金の支払い、キャッシュレス決済サービス「PayPay」にも利用できます。
チャージ方法は4種類
①残金を気にせずに使えるおまかせチャージ
では、ここからはチャージについて説明していきます。おまかせチャージはチャージ残高不足分を自動でチャージしてくれるオプションです。
電子マネーの中には、カード内残金が一定の額を下回ると事前に設定した金額をチャージをしてくれるオートチャージ機能を備えているものもあります。
しかし、おまかせチャージでは、設定した金額ではなく、決済時の不足金額が自動でチャージされます。
例えば、カード内の残金が5,000円の時に1万円の買物をすると、足りない5,000円が自動でチャージされます。
不足金額に応じてチャージ金額が決まるため、例え残金が0円であっても利用時に即座にチャージされ、プリペイドカードでありながらクレジットカードと同じように利用できます。
おまかせチャージは審査がある
ただし、おまかせチャージはワイジェイカード株式会社が提供するオプションサービスのため、クレジットカードと同様に審査があり、これに通過した方のみが利用できます。
審査の対象年齢も18歳以上となっており、未成年の方が申し込みをする場合は、親権者同意書が必要になるなど制限があります。
審査に通過した場合は、原則として毎月末日締切で翌月の27日に口座振替で支払いとなります。
誰でも利用できるわけではありませんが、ポイント還元率が2倍になるため、5つの中では1番おすすめのチャージ方法です。
②ソフトバンクまとめて支払いチャージ
チャージした分の金額を、月々のケータイのご利用料金とまとめて支払するチャージ方法です。
③銀行振込チャージ
普段使っている銀行口座から、チャージ専用の銀行口座(PayPay銀行)に振り込むことでチャージする方法です。
チャージ専用の口座に振込を行うと自動でカード残高に反映されます。
使っている銀行口座によっては、振込手数料がかかることもあるため、お得に使うには手数料がかからないか事前に確認してください。
④口座振替チャージ(PayPay銀行)
すでにPayPay銀行の口座を持っている方が利用できるチャージ方法です。
こちらは手数料がかからない方法です。
ソフトバンクカードの強み
会員同士で送金できる
携帯電話会社が発行するプリペイドカードには、au WALLETプリペイドカードやdカードプリペイドがありますが、その中でソフトバンクカードの強みは会員同士や金融機関に送金ができるという点です。
会員同士であれば、手数料を無料で送金できるため、家族間や友人間など様々なお金のやり取りに利用できます。飲み会などで利用すれば、支払いがとても楽になります。
おくり先 | 1回あたりの上限 | 手数料 | 1ヵ月間の上限回数 |
---|---|---|---|
他のソフトバンクカード会員 | 10,000円 | 0円 | 5回まで |
指定の金融機関口座 | 25,000円 | 220円(税込) | 2回まで |
ソフトバンクカードならApple Payが利用できる
また、Apple Payに登録することができるという点も見逃せません。
現時点でApple Payに登録できるプリペイドカードは少ないですが、ソフトバンクカードは数少ないApple Payに登録できるプリペイドカードです。
クレジットカードは、原則として18歳以上からしか利用できないため、ソフトバンクカードなら18歳未満の方や、クレジットカードを作れない方でもApple Payで決済ができるようになります。
Apple Payに登録した場合は、iDもしくはVISAのタッチ決済として利用できます。
まとめ
この記事ではソフトバンクカードのチャージ方法について解説してきました。
ソフトバンクカードはVISA加盟店で利用できるプリペイドカードで、おまかせチャージを利用するとポイント還元率が2倍になります。
手数料もかからないため、チャージする際はおまかせチャージがおすすめです。