クレジットカードをランク付け! プラチナなど名称にこだわらずステータス性で区分 PR

クレジットカードをランク付け! プラチナなど名称にこだわらずステータス性で区分

クレジットカードのランクとは、下位から「一般」⇒「ゴールド」⇒「プラチナ」⇒「ブラック」と上がっていく、4ランクが一般的です。

しかし実際のところは、プラチナはプラチナでもステータス性はゴールド程度であったり、逆にゴールドなのにプラチナカードのステータス性を持っていたり…。そうしたクレジットカード会社における細かい違いはたくさんあります。

そこでマネ会では実際のステータス性や特典内容に応じたマネ会独自ランクを設定。各社の代表的なクレジットカードを格付けしました。

クレジットカードのランクに関する余談や都市伝説など、明日から役立つ豆知識も紹介します。ぜひご覧ください。

マネ会独自ランクによるクレジットカード格付けチェック

今回は40種類以上のクレジットカードをランク分けしました。ランクは★1から★8までの8種類。★が多くなるほど高ランクのクレジットカードとなります。

ランクごとにクレジットカードを紹介するだけでなく、そのランクの傾向もコメントしていますので、参考にしてくださいね。

ランク★|初めてのクレジットカードにおすすめ

クレジットカードランク★1のカードは、年会費無料のカードや、流通系信販系のカードとなります。

ランクは一番低いカードになりますが、だからといって機能面やセキュリティ面に難があるということではありません。使いやすくお得な特典も多く、筆者も愛用しているクレジットカードを選出しています。

年会費無料で保有コストもかからないため、初めてクレジットカードを作るという方のほか、サブカードにもおすすめできます。

流通系クレジットカード

クレジットカード名 年会費 通常ポイント還元率
イオンカード 永年無料 0.5%
エポスカード 永年無料 0.5%

ランク★の年会費無料の流通系クレジットカード。多くの場合、発行会社が運営するグループ会社でのお買いものがお得になるカードです。

たとえばイオンカードなら、イオン系列店でのポイント還元率が2倍。エポスカードなら、マルイのセール時にお買いもの金額から10%OFFになるといった特典があります。

イオンカードセレクト

イオンカードセレクトの詳細
年会費 : 無料
ポイント還元率 : 0.5 〜 1%
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エポスカード

エポスカードの詳細
年会費 : 無料
ポイント還元率 : 0.5%~5.0%
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信販系クレジットカード

クレジットカード名 年会費 通常ポイント還元率
楽天カード
永年無料 1.0%
セゾンカード 永年無料 0.5%
オリコカード 永年無料 1.0%

信販系クレジットカードは、信販会社が発行しているクレジットカードを指します。

しかし、ここで紹介しているクレジットカードは、どれも流通系に似た印象のあるカードです。流通系と同様に、特定のお店でのお買いものがお得になる特典がありますが、ステータス性はそこまで高くないカードとなります。

楽天カード

楽天カードの詳細
年会費 : 無料
ポイント還元率 : 1~3%
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セゾンカードインターナショナル

セゾンカードインターナショナルの詳細
年会費 : 無料
ポイント還元率 : 0.5%
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学生向けクレジットカード

クレジットカード名 年会費 通常ポイント還元率
ANAカード(学生用) 在学期間中は無料 0.5%
学生専用ライフカード 永年無料 0.5%

はじめてクレジットカードを持つという学生さんには、学生向けのクレジットカードがおすすめ。学生しか申込みできないカードもありますのでチェックしてみましょう。

もちろんここまでで紹介してきたランク★1のカードもおすすめですよ。

ランク★★|年会費安めの一般カード

クレジットカードランク★2のカードは、銀行系国際系クラシックカードを多く選出しました。

年会費の相場は1,500円~3,000円。年会費無料のクレジットカードよりはやや審査が厳しくなりますが、安心感のあるカードが揃っています。

銀行系or国際系クラシックカード

クレジットカード名 年会費 通常ポイント還元率
三井住友カード 1,375円(税込) 0.5%
JCB一般カード 1,375円(税込) 0.5%

銀行系や国際系のクレジットカードは、たとえクラシックカードでも券面デザインがスタイリッシュ。そのため、人前で出して恥ずかしくないクレジットカードがほしいという人にもおすすめです。

三井住友カード

三井住友カードの詳細
年会費 : 1,375円(税込)
ポイント還元率 : 0.5%~7%

JCB一般カード

JCB一般カードの詳細
初年度 : 無料 / 次年度 : 1,375円(税込)
ポイント還元率 : 0.5%~5.0%
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ランク★★★|低年会費で持てるゴールドカード

クレジットカードランク★3のカードは、年会費が安めのゴールドカードや若年層向けのゴールドカードなどを選出しました。

年会費の相場は2,000円~5,000円。毎月の負担が少ないゴールドカードは人気のクレジットカードのひとつです。

ヤングゴールドカード

クレジットカード名 年会費 通常ポイント還元率
JCB GOLD EXTAGE 初年度無料、翌年以降は3,300円(税込) 0.5%
UCカード ヤングゴールド 3,300円(税込) 0.5%

ヤングゴールドカードとは、主に20代を対象とした若年層向けゴールドカード。年齢が対象外になった時点で通常のゴールドカードに切り替わるケースが多いです。

また、自動的に切り替わらないカードであっても、信用情報(クレジットヒストリー)を着実に積むことができます。いずれはより上位のクレジットカードを持ちたいと考えているのであれば、持っておいて損はないでしょう。

低年会費ゴールドカード

クレジットカード名 年会費 通常ポイント還元率
MUFGカード ゴールド 初年度無料、翌年以降は2,095円(税込) 0.49%
エポスゴールドカード
5,000円(税込)
0.5%
楽天ゴールドカード 2,200円(税込) 1.0%
Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD
1,986円(税込)
1.0%

低年会費のゴールドカードは流通系に多く、発行会社の運営するグループ会社でのお買いものが通常カードよりもお得になっています。

一方、そのほかの利用できる特典については、一般的なゴールドカードにはやや劣る傾向にあります。

しかし、クレジットカードに詳しくない方であれば、一般的なゴールドカードとの違いは分かりづらいでしょう。とくにMUFGカード ゴールドは、券面デザインも一般的なゴールドカードと遜色ありません。

手軽にゴールドカードのステータス性が欲しいという方は、ぜひチェックしてみてください。

三菱UFJカード ゴールド

三菱UFJカード ゴールドの詳細
年会費 : 2,095円(税込)
ポイント還元率 : 0.4%~0.5%

楽天ゴールドカード

楽天ゴールドカードの詳細
年会費 : 2,200円(税込)
ポイント還元率 : 1〜3%
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ランク★★★★|一般的なゴールドカード

クレジットカードランク★4のカードは、一般的なゴールドカードのほか、ゴールドカード並のステータス性を持ったゴールド級カードに多い傾向です。

年会費の相場は、1万円~2万円。このあたりからは人に自慢できるクレジットカードも出てきます。

ゴールドカード

クレジットカード名 年会費 通常ポイント還元率
三井住友カード ゴールド 11,000円(税込)
0.5%
dカードGOLD 11,000円(税込) 1.0%
JCBゴールド 11,000円(税込)
0.5%
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード 11,000円(税込) 0.75%

こちらのゴールドカードは、どれも年会費は変わりません。しかし、ステータス性を求めるのであれば、三井住友カード ゴールドJCBゴールドをおすすめします。

この2枚は銀行系と国際系であり、そもそものステータス性がほか2枚のクレジットカードよりも高いためです。

三井住友カード ゴールド

三井住友カード ゴールドの詳細
年会費 : 11,000円(税込)
ポイント還元率 : 0.5%~5%

dカード GOLD

dカード GOLDの詳細
年会費 : 11,000円(税込)
ポイント還元率 : 1〜10.5%

JCBゴールド

JCBゴールドの詳細
初年度 : 無料 / 次年度 : 11,000円(税込)
ポイント還元率 : 0.5%~10.0%
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ゴールド級カード

クレジットカード名 年会費 通常ポイント還元率
アメリカン・エキスプレス・カード 13,200円(税込) 0.5%
楽天プレミアムカード 11,000円(税込) 1.0%
TRUST CLUB プラチナマスターカード
3,300円(税込) 0.5%

アメリカン・エキスプレス・カードは、アメックスのなかでは一番下のランク。しかし、そのステータス性は一般のゴールドカード並です。

一方、楽天プレミアムカードは、楽天ゴールドカードのひとつ上のランクにあたります。プライオリティ・パスが無料で取得できるなど、他社のゴールドカードをしのぐ特典がある人気のカードです。

TRUS CLUB プラチナマスターカードは、「プラチナの常識を変える一枚」というキャッチコピーのとおり、破格の年会費を誇るプラチナカードです。

しかし、ステータス性や特典内容は一般のゴールドカード程度か、付帯保険の補償金額などに関してはやや劣ります。手軽にプラチナカードを持ちたいという方におすすめです。

アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カード

アメリカン・エキスプレス・カードの詳細
年会費 : 13,200円(税込)
ポイント還元率 : 0.333%~0.4%

楽天プレミアムカード

楽天プレミアムカードの詳細
年会費 : 11,000円(税込)
ポイント還元率 : 1%~5%
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TRUST CLUB プラチナマスターカード

TRUST CLUB プラチナマスターカード
年会費 : 3,300円(税込)
ポイント還元率 : 2 〜 3%
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ランク★★★★★|上級ゴールドカード&格安プラチナカード

クレジットカードランク★5のカードは、上級ゴールドカードのほか、格安プラチナカード準プラチナカードに多い傾向です。

年会費の相場は2万円~3万円ほど。ゴールドカードよりも年会費が高くなりますが、より満足できるステータス性が魅力です。

上級ゴールドカード

クレジットカード名 年会費 通常ポイント還元率
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード 31,900円(税込) 1.0%
JCBゴールド ザ・プレミア 11,000円(税込) 0.5%

世界で初めて「ゴールドカード」という概念を生み出したアメックスのゴールドカード。他社のゴールドカードとはステータス性も特典も桁違いです。

またJCBゴールド ザ・プレミアは、上級ゴールドカードにしては年会費が安め。

なぜなら、JCBゴールド ザ・プレミアはインビテーション(招待制)カード。インビテーションを受けるには、JCBゴールドを2年以上所持していること、年間100万円以上利用していること、そして滞納や借金などがないこと、これらの条件をクリアしなければなりません。

このようにJCBのヘビーユーザーという前提があるため、JCBゴールド ザ・プレミアの年会費は安めに設定されているのです。

アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの詳細
年会費 : 39,600円(税込)
ポイント還元率 : 0.5%

低年会費プラチナカード

クレジットカード名 年会費 通常ポイント還元率
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス 22,000円(税込) 0.5%
エポスプラチナカード 30,000円(税込) 0.5%
JCBプラチナ 27,500円(税込) 0.5%
ジャックスカードプラチナ 22,000円(税込) 1.5%

低年会費プラチナカードのなかでも、やはり銀行系のMUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレスと、国際系のJCBプラチナはステータス性が高めです。ステータス性を優先するのであれば、この2枚をおすすめします。

なお、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードMUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレスはどちらも同じ★5ランク。これはアメックスのゴールドカードがプラチナカードに匹敵できるだけのカードであることを示しています。

三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード

三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの詳細
年会費 : 22,000円(税込)
ポイント還元率 : 0.5 〜 15%
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JCBプラチナ

JCBプラチナの詳細
年会費 : 27,500円(税込)
ポイント還元率 : 0.5 〜 10%
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プラチナ級カード

クレジットカード名 年会費 通常ポイント還元率
ダイナースクラブカード 24,200円(税込) 0.4%

ダイナースクラブカードは、ダイナースクラブのなかでは一番下のランク。しかし、そのステータス性は格安のプラチナカード並です。

ダイナースクラブカード

ダイナースクラブカードの詳細
年会費 : 24,200円(税込)
ポイント還元率 : 1 〜 5%
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ランク★★★★★★|人に自慢できるプラチナカード

クレジットカードランク★6のカードは、年会費5万円前後のいわゆるプラチナカードです。

近年では、ゴールドカードが手に入れやすくなったことで、その価値も下がってきています。クレジットカードに詳しい人に対しても自慢できるのは、ここで紹介するプラチナカード以上でしょう。

プラチナカード

クレジットカード名 年会費 通常ポイント還元率
三井住友カード プラチナ 55,000円(税込) 0.5%
TRUST CLUB プラチナカード 38,500円(税込) 4.0%
楽天ブラックカード 33,000円(税込) 1.0%

上記プラチナカードのステータス性は、年会費に比例しています。ステータス性を優先するのであれば、三井住友カード プラチナが間違いないでしょう。

三井住友カード プラチナ

三井住友カード プラチナの詳細
年会費 : 55,000円(税込)
ポイント還元率 : 0.5%~7%
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ランク★★★★★★★|プラチナのなかでも格別なカード

クレジットカードランク★7のカードは、プラチナカードのなかでも格別のステータス性を持つ上級プラチナカードです。

年会費の相場も10万円以上と、一般的なプラチナカードとはかなりの差があります。本物の富裕層だけが持てるクレジットカードといえるでしょう。

上級プラチナカード

クレジットカード名 年会費 通常ポイント還元率
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード 143,000円(税込) 1.0%

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードは、年会費も143,000円(税込)と高いですが、ラグジュアリーな特典が満載。なおかつ、カード自体もメタル製で高級感があります。

まさしく上級プラチナカードにふさわしい1枚といえるでしょう。

クレジットカードランク★★★★★★★★|最高ランクのブラックカード

クレジットカードの最高ランク★8は、いわゆるブラックカードです。

年会費の相場は10万円以上と高いほか、基本的にはインビテーションでしか手に入れることができません。ブラックカードを保有したい場合には、目当てのカード会社のクレジットヒストリーを確実に積み上げていきましょう。

ブラックカード

クレジットカード名 年会費 通常ポイント還元率
アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード 385,000円(税込) 不明
Mastercard Gold Card 220,000円(税込) 1.5%
Mastercard Black Card 110,000円(税込) 1.25%
ダイナースクラブプレミアムカード 143,000円(税込) 0.5%
ANAダイナースプレミアムカード 170,500円(税込) 1.5%

現在、日本で発行可能なブラックカードは上記5つのみです。年会費はピンキリですが、基本的にステータス性は年会費に比例すると考えてよいでしょう。

また、Mastercardはクレジットカード業界のなかでもやや特殊で、ブラックカードのうえにゴールドカードが存在しています。ただしMastercardとしては、どちらも同列に扱っているため、マネ会でもどちらも最上位のクレジットカードとしてランク付けしました。

なお、Mastercard Gold Cardはインビテーション制ですが、Mastercard Black Cardは申込み制になっています。最高ランクのブラックカードを手に入れてみたい方は申込みしてみてはいかがでしょうか。

Mastercard Black Card

ラグジュアリーカード<Black Card>の詳細
年会費 : 110,000円(税込)
ポイント還元率 : 1.25%

Mastercard Gold Card

Mastercard Gold Card
年会費 : 220,000円(税込)
ポイント還元率 : 1.5%

クレジットカードのランクにまつわる豆知識

最後にクレジットカードのランクにまつわる都市伝説を含めた、豆知識をお届けします。

知れば思わず誰かに話したくなる話ばかりですので、ぜひ明日からの雑談にお役立てください。

クレジットカードの格付けをはじめたのは「アメックス」

そもそもクレジットカードにランクというものが設けられたのは、1966年のこと。アメックスがゴールドカードを導入したのがきっかけです。

その後、1984年にはプラチナカードが導入され、1999年にはセンチュリオンカード(ブラックカード)も導入。各カード会社もユーザーもランクを意識するようになっていきました。

このようにして最上位ランクが更新されていくにつれ、ゴールドカードの入手は以前よりもしやすくなったという背景もあります。

ただし、「入手しやすい=価値が低い」ということにもつながるため、相対的にゴールドカードの価値そのものが年々落ちているともいえるでしょう。

ブラックカードを超えた最高ランクともいえるクレジットカードが存在する

実は、ブラックカードを超えるクレジットカードは下記のとおり存在します。

クレジットカード名 特徴
JPモルガン・リザーブカード(パラジウムカード) ・JPモルガンによる超VIP専用カード
・JPモルガンへの資産が約1,000万ドル以上必要
・年会費は意外と安い(約6万2,000円)
・以前はパラジウム製だった
ドバイ・ファースト・ロイヤル・マスターカード ・カードの縁は金で飾られ、中央には0.235カラットのダイヤモンド
・サービス内容は謎に包まれている

しかし、どちらのクレジットカードも大富豪中の大富豪しか持てないカードであり、一般市民には縁遠いでしょう。

そのため、クレジットカードの最高ランクは、一般的にブラックカードだといわれているのです。

ブラックカードを超えるとウワサされるクレジットカード都市伝説

ここからはいわゆる都市伝説。ブラックカードを超えるとウワサされているクレジットカードをいくつか紹介するとともに、真偽も確かめていきましょう。

さまざまなカラー&ステータス性のクレジットカード3種類

「ブラックカードより上を指すカードなのでは?」と間違えられやすい「カラー名+カード」は下記のとおりあります。

間違えられやすいカード
  • ブルーカード
     ポイントカードの名称でありランクを現す言葉ではない
  • チタンカード
     アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カードの別名(チタン製のため)
  • レッドカード
     イギリスで発行されているアメックスプロパーカード、利用金額の1%が自動的に慈善団体へと寄付される


これらの名前は見てのとおり、カードそのものの名称であったり、別名です。ゴールドカードやブラックカードのように、ランクを示す名前ではありません。ご注意ください。

大富豪のために作られた「アメックス・クリスタルカード」

アメックス・クリスタルカードとは、アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カードを超えるカードとして、まことしやかにウワサされています。

それこそ、アラブの石油王など、富裕層のなかでもトップに位置する人たちのために作られたカードとのこと。特典に関しても、カードの利用限度額なし、年会費無料、ポイント還元率5.0%という大盤振る舞いだそうです。

しかし、このアメックス・クリスタルカードは残念ながら存在しません

ウワサの発端は、とあるフェイクニュースブログ(現在は削除済み)です。当時は、嘘だと気づかずに話を広めてしまった人が続出。その情報がいまだにネットでは見られるため、混乱しやすいようです。

アメックスの最高ランク?「アメックス・センチュリオン・スパレイティブ」

こちらもアメックスの最高ランクとしてウワサされるカード、アメックス・センチュリオン・スパレイティブ

こちらはエイプリルフールネタとして作られたクレジットカードであり、公式発祥の嘘です。

2020年現在、アメックスの最上級カードは、あくまでアメックス・センチュリオン・カードです。

アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カード

アメリカン・エキスプレス・カードの詳細
年会費 : 13,200円(税込)
ポイント還元率 : 0.333%~0.4%

クレジットカードのランクまとめ

クレジットカードのランクにこだわるのであれば、名前だけで判断するのはNGです。たとえ同じプラチナカードやブラックカードであっても、発行会社によってステータス性はまったく異なります。

ランクが高く、人に自慢できるようなクレジットカードを持ちたいのなら、ぜひマネ会独自の格付けをもとにカードを選んでみてください。

ライター歴8年、編集歴3年。クレジットカードやローンなど金融関係を筆頭に、エンタメや美容などさまざまなジャンルで活動中。クレジットカードは、メインカードとして楽天カードを保有。そのほかに普段の買い出し用にイオンゴールドカードや、家電量販店用に100満ボルトカードなどサブカードも複数保有。普段の買いものはほぼすべてクレジットカードにし、貯まったポイントを本やゲームなど趣味に使うのがルーティンとなっている。

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