JALとANAマイルを貯めるならどっちがお得?使いやすさを徹底比較!
マイルを貯めたらお得と聞いたけど、JALとANAのマイルどちらを貯めたらいいんだろう?と悩んでいる方に向けてこの記事を書きました。
どちらも大きな航空会社だからこそ、違いをしっかり理解して選びたいですよね。ただし、ホームページを見てもたくさんの情報があり、かえって悩んでしまうのではないでしょうか。
この記事では、どちらを貯めるべきかマイル初心者でも選べるように、さまざまな観点からJALとANAを比較しています。読みすすめていけばあなたにピッタリのマイルがどちらかわかりますよ。
さらに、日常生活でマイルを貯めるのに欠かせないクレジットカードについても、おすすめを紹介しています。
マイルの基本から特徴、使いやすさまでしっかりと解説しているので、これからマイルを貯めたい方はぜひ参考にしてください。
JALとANAマイルを比較!これから貯めるならおすすめはどっち?
JALマイルとANAマイルはそれぞれよい点があり、使う方の状況やライフスタイルによってどちらがよいか変わってきます。
また、普段利用するサービスや航空会社の路線にもよるので、一概にどちらかをおすすめすることはできません。
ただし、ざっくりとしたタイプ分けはできるので、最初にそれぞれのマイルを貯めるのにおすすめの方を紹介します。
どちらにも当てはまってしまった方は、ぜひこの記事の詳細まで確認して選んでみてください。
【ANAと比較】JALマイルはこんな人におすすめ
JALマイルのほうがあっているのは、下記の条件に当てはまる方です。
- マイルを貯めたら航空券に変えたい
- ハイシーズンに飛行機に乗りたい
- イオンをよく利用する
- 手間をかけずにマイルを集めたい
JALマイルのほうが特典航空券に交換しやすく、ハイシーズンでも使いやすいのが特徴です。マイルを航空券のために貯めたいと考えている方にはぴったりでしょう。
また、JALマイルはとくに手続きせずに、クレジットカードで買いものしたらそのまま貯まっていきます。
申込み・交換などの手続きに手間がかかるのが嫌だという方も、JALマイルが向いているでしょう。
【JALと比較】ANAマイルはこんな人におすすめ
ANAマイルのほうがおすすめできるのは以下に当てはまる人です。
- マイルをゆっくり貯めるために有効期限が長いほうがいい
- 飛行機に乗らずにマイルを貯めたい
- 楽天のサービスをよく使う
- マイルは1円単位で使い切りたい
ANAマイルは有効期限を伸ばすことができ、飛行機に乗らなくてもマイルが貯めやすいのが特徴です。ゆっくりマイルを貯めたいなと思っている方や、フライトはあまり利用しないけれどもマイルを集めたいという方にぴったりですよ。
利用時は1円単位で端数まで割引に使えるので、航空券以外への交換を考えている人も使いやすいでしょう。
ANAマイルは楽天関係のサービスと相性がよいのも特徴です。楽天の通販をよく利用する方や楽天ポイントがあったらうれしい方にもおすすめします。
そもそもマイルとは?貯め方や使い方を一から解説
JALやANAの詳細な比較をする前に、そもそもマイルの仕組みをしっかり理解していますか?なんとなくみんな貯めているから気になるという方もいるのではないでしょうか。
最初にマイルの基本をおさらいしましょう。
- マイルってなんだろう
- どうやって貯めたらいいんだろう
- 貯めると何がもらえるんだろう
という疑問に答えますよ。
マイルってなに?仕組みを解説
マイルは航空会社がおこなっているポイントプログラムです。基本的に飛行機に乗れば乗るほどポイントがもらえる仕組みになっていて、貯まるとさまざまな特典がもらえます。
航空券がもらえるイメージが強いかもしれませんが、特典は幅広く用意されています。
また、飛行機の利用以外でもマイルが貯まるものもありますよ。通常でも買い物で貯まり、特約店ならさらに多く貯まるため、飛行機に乗る機会が少ない方でも十分使えます。
このポイントプログラムは各航空会社がそれぞれおこなっているものです。日本の航空会社ならばANAやJAL、海外の航空会社のものもあります。
それぞれマイルがもらえる場所や使いやすさに差があるので、ライフスタイルに合ったものを選ぶとよいでしょう。
マイルはどうやって貯められるの?
マイルを貯めるためには、まず航空会社のマイレージプログラムに入会しましょう。これは、ポイントカード会員になるようなものです。
入会するとマイレージカードというマイル用のポイントカードが発行されます。カードを手に入れたら、下記の3つの方法でマイルが貯められます。
- 飛行機に乗る
- 提携しているクレジットカードを使う
- 提携サービスを利用する
飛行機に乗る
飛行機に乗れば乗るほどマイルが貯まる仕組みです。基本的にフライトでもらえるマイルは下記のように計算されます。
フライトマイル=区間マイル✕積算率
区間マイルは飛行機を乗った区間によって決まります。ただし、このマイルがそのままもらえるわけではありません。
値段の高いファーストクラスに乗ればさらにマイルをもらえますし、ツアーの格安商品で飛行機に乗ったならば通常よりポイントが少なくなっても納得できますよね。
このように、条件に合わせてポイントの価値を上限させるのが積算率です。フライトの区間と、乗った飛行機の状況によってマイルが決まると理解しておきましょう。
基本的に距離の長いフライトで、高い席や繁忙期に利用するほうがマイルは多くもらえます。
提携しているクレジットカードを使う
飛行機に普段は乗らない方も、クレジットカードを買い物などで使えばマイルを貯められます。マイルと提携しているクレジットカードを使えば、ポイントをマイルでもらえるのです。
使うクレジットカードによって付与率は変わるので、しっかり比較しましょう。入会キャンペーンでもらえるマイルもカードによります。
さらに、クレジットカードにより特典への交換マイルが下げられるものもあります。多様な特典があるので、マイルの付与率とともにチェックしておきましょう。
JALマイルとANAマイルをそれぞれ貯めるのにおすすめのクレジットカードは後ほど詳しく紹介します。
提携サービスを利用する
実は身近にもマイルを貯められるチャンスがあります。航空会社はさまざまなサービスと提携していて、それらを利用するとポイントが貯まるのです。
ホテルなどの旅行関係のサービスに加え、スーパーやコンビニといった日常的に使う場所も特約店になっていることがあります。
日頃の生活でマイルが貯まっていくのはうれしいですね。
JALやANAマイルは何に交換できるの?
せっかくマイルの貯め方がわかっても、使いみちがなくては意味がありませんよね。実はマイルは飛行機関係以外のサービスにも交換できます。
マイルから交換できるものの例を見てみましょう。
- 航空券
- 座席のアップグレード
- ホテルの宿泊代
- 電子マネーやクーポン
- ご当地グルメ
- 美容家電などの商品
旅行になかなか行けない方でもうれしい交換先がたくさんありますよね。
交換できるものはマイルの種類によって異なります。そのため、欲しい物がある会社のマイルを貯めるのもよいでしょう。
JALマイルとANAマイルの特徴を徹底比較
JALマイルとANAマイルどちらがいいかなと考えている方に向けて、まずは基本的な特徴をまとめました。
JALマイル | ANAマイル | |
入会金・年会費 | 無料 | 無料 |
ポイント有効期限 | 3年 | 3年(ただし5年まで伸ばせる) |
航空券引換最低マイル (国内) |
6,000マイル | 5,000マイル |
航空券引換最低マイル (海外) |
7,500マイル | 12,000マイル |
ポイント交換 | WAON、Pontaポイントなど | nanaco、楽天ポイントなど |
それぞれもう少し具体的に説明していきますね。
JALマイルの特徴は?
JALマイルを貯めるためのJALマイレージバンクも入会金・年会費ともに無料です。マイルは3年間で失効します。
国内の航空券は片道6,000マイル、海外では片道7,500マイルから交換可能です。
また、「どこかにマイル」では行き先はランダムですが、往復6000マイルで航空券が手に入ります。
航空券以外にはPontaポイントやSuicaのチャージに変更することが出来ますよ。
ANAマイルの特徴は?
ANAマイルを貯めるためのANAマイレージクラブは入会金・年会費ともに無料です。ポイント失効までの期間は3年間あります。さらに、クレジットカードで貯めたポイントは5年まで伸ばせるのも特徴です。
閑散期ならば国内ならば5,000マイル、海外ならば12,000マイルから航空券に変えることができます。
また飛行機に乗らない場合は nanacoや楽天ポイントに交換することも可能ですよ。
JALとANAマイルを徹底比較!!
JALマイルとANAマイルの基本的なスペックだけ見ると、大きな違いが見当たりません。そこで、もう少し細かく比較をしてみましょう。
- マイルの貯めやすさ
- マイルの使いやすさ
2つの観点から、どちらがよいのか検討してみてください。
徹底比較1 マイルを貯めやすいのはJAL、ANAどっち?
まずはマイルの貯めやすさを比較していきましょう。2つのマイルの特徴を表にまとめました。
JALマイル | ANAマイル | |
有効期限 | 3年 | 3年(ただし5年まで延長可) |
入会ポイント(一般カード) | 300マイル |
1,000マイル キャンペーンが多め |
カード更新 | 1,000マイル(JAL搭乗が必要) | 1,000マイル |
特約店 |
イオン ファミリーマート ENEOSなど |
セブンイレブン 大手百貨店など |
有効期限を伸ばすことができ、クレジットカード更新時に自動でポイントがもらえるなどのメリットがあるため、ANAマイルのほうが貯めやすいと言えます。また、入会キャンペーンを頻繁にやっているのもANAの特徴です。
それぞれの項目について、もう少し詳しく確認していきましょう。
有効期限を比較
有効期限に関してはANAに軍配が上がります。
JAL、ANAともにマイルの有効期限は3年間です。ただし、ANAマイルは有効期限を伸ばす裏技が2つあります。
- SKYコインに交換する
- ショッピング利用のポイントをとっておく
SKYコインとは、航空券や旅行商品の支払いに使えるポイントです。
1マイルは基本的に1コインに変換でき、手に入れてからの有効期限は1年間あります。つまり、ANAマイルの有効期限が切れそうなときにコインに変えてしまうことで、失効までの期間を1年伸ばせるのです。
さらにANAカードのクレジット利用で貯めたポイントは、マイルに変換せずに持っておくことができます。ポイントは2年間有効なので、マイルに交換せずにギリギリまで粘りましょう。
ポイントの期限が切れる直前にマイルに変えれば、そこから3年間有効です。つまり、実質有効期限は5年になります。
ゆっくりポイントを貯めたい方はANAのほうがよいでしょう。
クレジットカードでたまるポイントを比較
クレジットカードの発行でマイルをためやすいのはANAでしょう。
ANAカードのほうが入会キャンペーンが充実しており、もらえるマイル数も多めです。一般カードでも入会後に条件を満たせば17,500マイルもらえるなど、期間限定で多くのお得なキャンペーンをやっています。
そのうえ、カードを更新ごとにマイルが貯まるのもANAカードの魅力です。JALカードの場合は、カード更新後に搭乗しないと更新ボーナスがもらえません。
また、入会キャンペーンでもらえるマイルも10,000マイルを切っていることが多く、ANAに比べると見劣りします。
ポイントを貯められる場所を比較
普段の買いものにクレジットカードを使ってマイルを貯めたいと考えている方は、ボーナスが貯まる場所を比較して決めてもよいでしょう。
ANAカードならばセブンイレブンで追加のマイルが貰えます。また、ANAマイレージモールから楽天市場を利用すればこちらも200円ごとに1マイル付与されますよ。
そのほか、マイレージモール経由なら伊勢丹や高島屋といった百貨店のオンラインショッピングもボーナスがあります。ネットショッピングが多い方はANAのほうが使いやすいでしょう。
近くにイオンがある場合は、JALマイルを貯めるほうが簡単です。イオンJMBカードを使えば、ショッピング200円ごとに1マイルもらえます。
また、JALカードからWAONにチャージすれば100円1マイル、さらにWAONを使ったときにもマイルが付与されるのです。
ファミリーマートやENEOSなども特約店なので、これらをよく使う人はJALマイルがおすすめです。
その他、JAL、ANAともに多くの特約店を持っています。クレジットカードでのショッピングが多い人は、自分がよく使うお店が特約店になっていないか確認し、貯めるマイルを決定するとよいでしょう。
貯めるのにかかる手間を比較
マイルを貯めるのに手間がかからないのはJALです。JALカードの場合はクレジットカードを利用したときに、その分が直接マイルとしてたまります。
一方で、ANAカードは最初にポイントを付与され、後にマイルに変換しなければなりません。
手間をかけずに簡単にポイントを貯めたいと思っている方はJALマイルがよいでしょう。
徹底比較2 マイルを使いやすいのはJAL、ANAどっち?
続いて、貯めたマイルの使いやすさでどちらがよいか比較してみましょう。マイルの使いやすさについて4項目比較しています。
- 航空券の交換しやすさ
- 提携している航空会社
- ポイントの交換先
- ポイントが有効活用できるか
結論からいうと、マイルを航空券に引き換えたいならばJAL、無駄なく使い切りたいならばANAがおすすめです。具体的に解説していきます。
航空券への交換しやすさを比較
マイルを使って航空券にしたい方は、JALマイルをおすすめします。とくに海外の特典航空券と交換する場合は、JALのほうがお得です。今回はエコノミークラスで比較してみます。
なお、JALは片道で特約航空券を使えるのに対し、ANAは往復でしか交換することが出来ません。そのため、JALの引き換えマイルを2倍すると、どちらがお得かを厳密に比較可能です。
ANAマイル(往復) | JALマイル(片道) | |
韓国 | 15,000 | 7,500 |
上海・広州・北京 | 20,000 | 10,000 |
香港 | 20,000 | 10,000 |
グアム | ー | 10,000 |
シンガポール | 35,000 | 12,000 |
ベトナム(ハノイ・ホーチミン) | 35,000 | 13,000 |
シドニー | 45,000 | 18,000 |
パリ | 55,000 | 26,000 |
ホノルル | 40,000 | 20,000 |
アメリカ(ニューヨーク・シアトル・サンフランシスコなど) | 50,000 | 25.000 |
バンクーバー | 50,000 | 25,000 |
アジア、オーストラリアなど複数の地域で、JALのほうが少ないマイルで交換できることがわかります。
上述したように、片道航空券が取れるので、マイルがそれほど貯まっていなくても航空券に交換できるのもJALマイルの魅力です。
また、ANAの特約航空券は時期によって引き換えに必要なマイルが変わることにも注意しておきましょう。上記の表は通常期の場合を示しています。
繁忙期に当たる場合はエコノミークラスなら3,000〜8,000マイル上乗せしなければなりません。
この点からも、航空券に引き換えたい場合はJALマイルをおすすめします。
提携航空会社を比較
次に、提携している航空会社を比較してみましょう。
JALは20社に対して、ANAは39社あります。ANAはスターアライアンスに加盟していることもあり、量だけで見ればANAのほうが選択肢が豊富です。
ただし、それぞれ就航している都市が違います。よく行く国がある場合はそこの航空会社と提携している方を選んだほうがよいでしょう。
それぞれと提携している航空会社は下記のとおりです。
- アメリカン航空
- LATAM航空
- アラスカ航空
- ハワイアン航空
- ブリティッシュ・エアウェイズ
- フィンエアー
- イベリア航空
- カタール航空
- ロイヤルヨルダン航空
- S7航空
- エールフランス航空
- エミレーツ航空
- キャセイパシフィック航空
- マレーシア航空
- カンタス航空
- スリランカ航空
- 大韓航空
- 中国東方航空
- バンコクエアウェイズ
- ジェットスター・ジャパン
続いて、ANAと提携している航空会社を紹介します。
- エーゲ航空
- エアカナダ
- 中国国際航空
- エア・インディア
- ニュージーランド航空
- アシアナ航空
- オーストリア航空
- アビアンカ航空
- アビアンカブラジル航空
- ブリュッセル航空
- コパ航空
- クロアチア航空
- エジプト航空
- エチオピア航空
- エバー航空
- LOTポーランド航空
- ルフトハンザドイツ航空
- スカンジナビア航空
- シンセン航空
- シンガポール航空
- 南アフリカ航空
- スイスインターナショナルエアラインズ
- TAPポルトガル航空
- タイ国際航空
- ターキッシュエアラインズ
- ユナイテッド航空
- 吉祥航空
- エア・ドロミティ
- マカオ航空
- エティハド航空
- ユーロウィングス
- ガルーダインドネシア航空
- ジャーマンウィングス
- ジェットエアウェイズ
- オリンピック航空
- フィリピン航空
- ヴァージンアトランティック航空
- ベトナム航空
- アリタリア航空
特に海外便をよく利用する方は、対象となる航空会社をもとに選ぶようにしましょう。
ポイントの交換先の多さを比較
飛行機にあまり乗らない方の場合、マイルを何に交換できるのかも大きなポイントになるでしょう。それぞれの交換先として代表的なものを示します。
- Suica
- Pontaポイント
- ビックポイント
- WAON
- アマゾンギフト券
- 楽天Edy
- Vポイント
- 楽天ポイント
- Suicaのチャージ
- スターバックスカード
ポイントの交換先はJALマイルのほうが多いので、気になる提携先が見つかる可能性は高いでしょう。ただし、こちらも普段よく使うものを選んだ方が困りません。
ポイントが有効活用できるかどうか比較
ポイントを無駄なく使いたい方はANAマイルがよいでしょう。
なお、ANAの場合は1マイル単位でSKYコインに交換できます。JALマイルの場合はどうしても端数が出てしまうので、無駄なくマイルを使いたい方にはANAをおすすめします。
SKYコインに変えると旅行商品や航空券を割引できるため、1円単位でしっかり使えますよ。
とはいえ、マイルを貯め続けていればまた端数の分も使える日が来るので、そこまで心配する必要もありません。
JALやANAのマイルを貯めるのにオススメのクレジットカードは?
JALやANAのマイルを貯めるには、クレジットカードを積極的に利用することをおすすめします。ショッピングでマイルが貯まる上に、特約店ならばさらにボーナスがあるからです。
ただし、ANAやJALマイルに対応したクレジットカードはたくさんあるため、どれがいいのか悩む方もいるのではないでしょうか。
ここではおすすめのクレジットカードを4つ紹介します。
JALカード 一般
- フライトでためるーボーナスマイルー
- 国内空港店舗・ 空港免税店割引国内空港店舗や空港免税店で割引に。
- 旅行保険最高1,000万円!
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 2,200円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5%~1% |
発行スピード | 2週間程度 |
国際ブランド |
|
電子マネー |
|
- 付帯サービス
JALマイルを貯めたい方へのおすすめ1つめはJALカードです。初年度の年会費がかからないため、持ちやすいカードでしょう。また、JALグループの飛行機に乗るとボーナスマイルが貰えますよ。
さらに、JALカードならば特典航空券の交換に必要なマイルも軽減されるのです。飛行機に乗る機会が多く、しっかりマイルを貯めたい方はJALカードを持ちましょう。
SPGアメックス(スターウッド・プリファード・ゲスト・アメリカン・エキスプレス・カード)
- Marriott Bonvoy™(マリオットボンヴォイ)の会員資格「ゴールドエリート」をご提供
- アジア太平洋地域の特典参加ホテル内レストランご飲食代金が15%オフ
- 毎年のカードご継続毎に、無料宿泊特典をプレゼント
年会費初年度 | 34,100円(税込) |
---|---|
年会費2年目〜 | 34,100円(税込) |
ポイント還元率 | 1 〜 6% |
発行スピード | 2週間程度 |
国際ブランド |
|
電子マネー |
|
- 付帯サービス
ラグジュアリーな旅をしたい方はSPGアメックスがイチオシです。
年会費は34,100円(税込)と高めですが、カードが到着した日からゴールド会員になれますよ。カードを継続利用する限りゴールド会員でい続けられるのも大きな特徴でしょう。
カードを継続すると、無料宿泊特典がもらえるのも嬉しいポイントです。
空港のラウンジ使用はもちろん、海外旅行傷害保険は最高1億円と、海外によく行く方には魅力的な特典のあるカードでしょう。
ANAカード 一般
- 入会時・毎年のカード継続時にボーナスマイルをプレゼント
- 国内旅行海外旅行ショッピング保険など充実!
- 便利な電子マネー「iD」も標準搭載
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 2,200円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5% |
発行スピード | 3営業日程度 |
国際ブランド |
|
電子マネー |
|
- 付帯サービス
ANAマイルを貯めたい方にはまずANAカードをおすすめします。
初年度の年会費無料で、ANAマイルがためやすいカードです。電子マネーiDや楽天Edyもついているので、少額のショッピングでも困りません。
日常的なお買いものでマイルを貯めたい方に使いやすいカードでしょう。
ANAアメリカン・エキスプレス・カード
- ご入会でもれなく1,000マイル、毎年のカードご継続毎に1,000マイルをプレゼント
- ANA航空券や旅行商品など、ANAグループでのカードご利用はポイント1.5倍
- 1,000ポイント単位でANAのマイルへ移行可能
年会費初年度 | 7,700円(税込) |
---|---|
年会費2年目〜 | 7,700円(税込) |
ポイント還元率 | 0.33%~0.6% |
発行スピード | 2週間程度 |
国際ブランド |
|
電子マネー |
|
- 付帯サービス
ANAマイルをしっかり貯めていきたい方にはANAアメリカン・エキスプレス・カードがよいでしょう。
年会費は7,700円(税込)かかりますが、毎年ボーナスマイルが1,000マイルもらえます。また、飛行機に乗ったときの搭乗ボーナスが10%増しで付与されるので、サクサクとマイルが貯められますよ。
また、アメリカン・エキスプレス空港ラウンジも利用できるため、年会費を払う価値はあります。飛行機に乗らない場合でもANAカードマイルプラスを利用すればマイル1.5倍です。
効率よくマイルを貯めて使いたい方にはイチオシです。
JAL、ANAマイルのまとめ
この記事ではJALマイルとANAマイルの特徴を比較してきました。どちらのマイルにも利点があるので、ライフスタイルや使う航空会社に合わせて選ぶことをおすすめします。
ゆっくりとマイルを貯めていきたい方はANA、飛行機に乗る機会が多くて航空券に交換したい方はJALがよいでしょう。普段使う航空会社がどちらのマイルに対応しているかも踏まえて、じっくりと検討してみてください。
また、クレジットカードを上手く利用することでマイルはどんどん貯まりやすくなります。ぜひマイルを貯め始めるタイミングで、カードも発行してみてくださいね。
早稲田大学創造理工学研究科の修士課程にて経営工学の知見を深めたあと、メーカーでの技術職を経験。その後、フリーライターに転身して独立。金融・ビジネス・転職系を中心に幅広い分野で執筆。編集・ディレクター業もしています。マネ会ではライターとして、クレジットカードの記事を担当。難しい特典や仕組みを、噛み砕いてわかりやすくお届けするのが得意です。海外フリーランスとして一年の半分以上を国外で過ごしているため、「エポスカード」の海外旅行保険がかかせません。