ライフカードで家族カードを作る6つのメリット!家族会員の審査についても解説します
「ライフカードには家族カードがあるみたいだけど、普通のカードと何が違うんだろう?」「家族カードにメリットはあるのかな?」という疑問を持つ方に向けてこの記事を書きました。
結論からいうと、ライフカードで家族カードを作ると本カードと異なるメリットがあるので、使い方次第でおすすめです。
たとえば、ポイントが貯めやすくなりますし、本会員が貯めたポイントを家族カードに合算できるというライフカードならではのメリットもあります。また、家族会員の審査がないところも見逃せません。
ただし、事前に知っておくべきデメリットもあります。
この記事では、ライフカードの家族カードを発行するか悩んでいる方が知りたい情報を、わかりやすくお届けします。ぜひご覧ください。
ライフカードの家族カードとは?
ライフカードの家族カードは、本会員と生計を同一にしている家族だけが作れるクレジットカードです。具体的には、配偶者、親、18歳以上の子ども(高校生を除く)だけが作れます。
本カードと異なり申込みした方の審査がないため、カードを作れるか不安な方にもおすすめです。
また、家族カードは本カードと同様の特典を受けられたり、組み合わせることでお得になったりする部分もあります。場合によっては家族で本カードを2枚作るより満足度が高いので、ぜひメリット・デメリットを確認してみてください。
ライフカードの家族カードはこんな方におすすめ
結論だけ先に知りたい方に向けて説明すると、ライフカードの家族カードはズバリ、下記に当てはまる方におすすめです。
- 年会費を抑えたい方
- クレジットカードの審査に不安がある方
- 専業主婦や学生の方
- 家族がライフカードゴールドを所有する方
以上の条件に当てはまる方であれば、満足度は高いでしょう。
それでは、メリット・デメリットを確認していきましょう。
ライフカードで家族カードをつくる6つのメリット
ライフカードで家族カードを作ると以下のようなメリットがあります。
- ポイントをまとめて貯められる
- ポイント付与率のステージが効率よく上げられる
- 本会員より年会費が安い
- 請求がひとつになり管理しやすい
- 家族カードでも本会員と同じサービスが受けられる
家族カードには多くのメリットがあるので、早速確認していきましょう。
ポイントをまとめて貯められる
家族カードは本会員のカードとポイントを合算できます。そのため、個別にクレジットカードを持つより、ポイントが貯まりやすいのがメリットです。
さらに、ライフカードの場合は家族カードの方にポイントを移行できます。実はほとんどのクレジットカードの場合、ポイントは本会員にしか集められません。
たとえば主婦の方が家族カードを持っていて、ポイントを使いたい場合はとても便利です。
ポイント付与率のステージが効率よく上げられる
家族カードを活用することで、ポイントの還元率があげられる可能性もあります。
ライフカードで貯まるサンクスポイントはステージ制をとっています。これは、年間の利用金額が多くなるほど、基本ポイントが上がっていく仕組みです。
通常は1,000円利用で1ポイントですが、最大で2倍まで還元率がアップします。しかし、一番上のプレミアムステージに行くには、年間200万円の利用が必要です。
家族カードの場合、本カードと利用金額を合算できます。そのため、通算での利用金額を上げることができ、ステージアップしやすいのもメリットでしょう。
本会員より年会費が安い
家族カードは年会費が安めです。代表的なライフカードの年会費を簡単にまとめると以下のとおりです。
本人会員 | 家族会員 | |
ライフカード | 無料 | 無料 |
ライフカードゴールド(税込) | 11,000円 | 無料(1名のみ) |
ライフカード Stella(税込) |
初年度無料 2年目から1,375円 |
初年度無料 2年目から440円 |
特筆すべきなのは、ライフカードゴールドが無料で発行できる点です。普通に作れば11,000円(税込)かかるカードが無料になるのは家族カードならではのメリットでしょう。
請求がひとつになり管理しやすい
家族カードの請求は、本会員の口座からまとめて引き落としになります。生計をともにしている夫婦は、支払いがわかりやすくなりますよね。
昼間は別々に過ごすのでそれぞれカードを持ちたいけど、家計のお財布はひとつという方々にはうれしいメリットです。
家族カードでも本会員と同じサービスが受けられる
家族カードでも、本会員とサービスは変わりません。とくにライフカードゴールドならば、旅行保険やラウンジの無料利用サービスがついてきます。
無料で発行できるのに、サービスはそのままでかなりお得なので、発行しない手はありません。
発行の際に家族会員の審査は不要
家族カードを発行するときに、その家族会員の審査はありません。本会員の信用情報を元に、発行できるかどうかが決まります。
何らかの状況でご自身でクレジットカードを作れない方は、助かりますよね。クレジットカードでしか支払いができない、携帯電話・格安SIMの契約などのシーンで家族カードは重宝するはずです。
ライフカードの家族カードをつくる3つのデメリット
ライフカードの家族カードには、3つのデメリットもあるので事前に理解しておきましょう。
- 利用限度額は本会員と分け合う形になる
- 家族カードでETCやiDが申し込めない
- 家族カードはブランドを選べない
発行してから後悔しないために、こちらも理解しておきましょう。
利用限度額は本会員と分け合う形になる
家族カードの利用限度額は、本会員と合算です。たとえば限度額を本会員が使い切った場合、家族カードは使えません。
利用限度額の審査は本会員の収入をもとにおこなわれるので、共働きの場合は別々に申し込んだほうが多くの金額を使えます。このように、本会員だけの稼ぎに限度額が依存するのはデメリットです。
家族カードでETCやiDが申し込めない
家族カードではETCカードやiDを申し込むことができません。家族それぞれ車に乗る場合や、iD支払いをしたい場合は少し不便ですよね。
これらの機能がほしい場合は、本カードを作ることを検討しましょう。とくに一般のライフカードならば年会費無料なので、別々に作っても費用が高くなることはありません。
家族カードはブランドを選べない
本カードの場合、ブランドはVISA、Mastercard、JCBから選べます。しかし、家族カードは自動的に本カードと同じブランドになってしまいます。
もし、家族で別々のブランドを持って使用できる場所を増やしたいという場合は、家族カードではできません。それぞれ本カードを申し込むようにしましょう。
家族カードがつくれるおすすめのライフカードを紹介
それでは家族カードが作れるおすすめのライフカードを3つ紹介します。
- ライフカード
- ライフカードゴールド
- ライフカードStella
ライフカードはシリーズのなかで最も一般的なカードです。年会費無料なので家族別々に所有してもよいのですが、ポイント合算やステージアップアップしやすいメリットがあり、家族カードもおすすめします。
お得さでいうならばライフカードゴールドがよいでしょう。本会員ならば11,000円(税込)の年会費を払って受けられる旅行保険やラウンジなどのサービスを無料で享受できます。
親子で持つのもおすすめなのが、ライフカードStellaです。
海外ショッピングをすると3%の金額が後日キャッシュバックされます(事前のエントリーが必要)。また、乳がん、子宮頸がん検診の無料クーポンがもらえるなど、女性にうれしい特典がたっぷりです。
ライフカードの家族カードまとめ
ライフカードの家族カードを持つと、本カード同様の特典もつくのがメリットです。また、無料のカードの場合でも、ポイントや利用金額を合算することで、どんとんポイントを貯めやすくなっていきます。
家族会員になる審査はないので、自力でカードを発行できるか不安な方にもおすすめです。
本会員と合算で限度額が決まるので使える金額が限られるなどのデメリットもありますが、メリットが多いのでぜひ検討してみてください。
早稲田大学創造理工学研究科の修士課程にて経営工学の知見を深めたあと、メーカーでの技術職を経験。その後、フリーライターに転身して独立。金融・ビジネス・転職系を中心に幅広い分野で執筆。編集・ディレクター業もしています。マネ会ではライターとして、クレジットカードの記事を担当。難しい特典や仕組みを、噛み砕いてわかりやすくお届けするのが得意です。海外フリーランスとして一年の半分以上を国外で過ごしているため、「エポスカード」の海外旅行保険がかかせません。