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自動車税をクレジットカードで支払う方法とメリット&デメリットを解説【2020年】

自動車税をクレジットカードで支払う方法とメリット&デメリットを解説【2020年】

自動車税といえば、毎年5月に送られてくる自動車税通知書・納付書を持ってコンビニや金融機関に行き、現金で支払いをおこなうのが一般的です。

しかし、実はインターネット上であれば、ほとんどの地域にて現金ではなくクレジットカードでの支払いが可能。自動車税を支払うことでポイントやマイルを貯めることができます。

自動車税は高額なため貯まるポイントも大きいもの。コンビニや金融機関に出向く手間もなくなります。とても便利なのでクレジットカードで自動車税の支払いを済ませる方法やメリット・デメリットを押さえておきましょう。

自動車税はクレジットカード支払いに対応

自動車税は都道府県別に用意されている納付サイトからであれば、クレジットカードによる支払いが可能です。

ただし、非対応の都道府県もあるほか、クレジットカード支払い時の決済手数料も都道府県によって異なります。まずは基本的なことからご紹介しましょう。

自動車税の税額

自動車税の税額は、毎年4月1日午前0時の時点で自動車を所有している者(ローンにより所有権が留保中の場合は使用者)に対して課税される税金です。

毎年5月になると管轄の自動車税事務所や都税総合事務センターから自動車税納税通知書・納付書が送られてきます。税額は自動車税納税通知書・納付書で確認できるほか、以下の表のとおり総排気量でも判断可能です。

総排気量は、車検証の総排気量、または定格出力車検証「総排気量又は定格出力」欄に記載されています。

なお、表に記載されている金額は1年分の自動車税額であり、最大額です。1年の途中で登録した場合には、登録してからの月数が少なければ少ないほど、自動車税額も安くなります。

普通車(自家用車)の税額一覧
総排気量 2019年10月以前に
購入した自動車の税額
2019年10月以降に
購入した自動車の税額
1.0L以下 29,500円 25,000円
1.0L超~1.5L以下 34,500円 30,500円
1.5L超~2.0L以下 39,500円 36,000円
2.0L超~2.5L以下 45,000円 43,500円
2.5L超~3.0L以下 51,000円 50,000円
3.0L超~3.5L以下 58,000円 57,000円
3.5L超~4.0L以下 66,500円 65,500円
4.0L超~4.5L以下 76,500円 75,500円
4.5L超~6.0L以下 88,000円 87,000円
6.0L超 111,000円 111,000円

また、軽自動車に関しては、上記の表が当てはまりません。軽自動車の自動車税は排気量に限らず一律ですが、新規検査を受けた時期よって金額が異なります。

軽自動車(自家用車)の税額一覧
2015年4月以前 2015年4月以降
7,200円 10,800円

上記の表のように、2015年4月を境に金額が変わります。単純に新しい軽自動車の自動車税が高くなっていますのでご注意ください。

消費税10%で購入した新車は減税対象

上の表に記載あるとおり、2019年10月の消費増税後は自動車税額がおおむね減額されています。

ただし減額対象となるのは、消費税10%で購入した新車(2019年10月以降に運輸支局で登録された自動車)のみです。それ以前に購入した車については、増税前と変わらない自動車税がかかりますので、ご注意ください。

クレジットカード支払いに対応している都道府県

自動車税のクレジットカード支払いには、全国ほとんどの都道府県が対応しています。しかし、石川県高知県はクレジットカード支払いに対応していません。(2020年時点)

他都道府県の対応率をみると今後は順次対応していくと想定されますが、現在のところは現金で支払うようにしてください。

未対応の都道府県
  • 石川県
  • 高知県

クレジットカード支払いの決済手数料

クレジットカード支払い時の決済手数料は、1件あたり330円(税込)が一般的です。ただし、佐賀は305円(税込)、沖縄は314円(税込)と異なります。

また、秋田東京栃木群馬埼玉山梨愛知京都徳島熊本の10県は、自動車税額により手数料が変動します。各地域の2020年時点の決済手数料をまとめましたのでご確認ください。

都道府県別クレジットカード支払い手数料一覧(2020年時点)
都道府県 決済手数料(税込)
北海道 330円
青森県 330円
岩手県 330円
宮城県 330円
秋田県 ・~5,000円:27円
・5,001~10,000円:82円
・10,001~20,000円:165円
・20,001~30,000円:275円
・以降、10,000円ごとに110円増加
山形県 330円
福島県 330円
茨城県 330円
栃木県 ・~10,000円:80円
・10,001~20,000円:160円
・30,001~40,000円:321円
・以降、10,000円ごとに80円増加
群馬県 ・~5,000円:39円
・5,001~10,000円:80円
・10,001~15,000円:119円
・15,001~20,000円:160円
・以降、5,000円ごとに40円増加
埼玉県 ・~10,000円:80円
・10,001~15,000円:119円
・15,001~20,000円:160円
・以降、5,000円ごとに40円増加
千葉県 330円
東京都 ・~10,000円:80円
・10,001~20,000円:160円
・20,001~30,000円:240円
・30,001~40,000円:321円
・40,001~50,000円:401円
・以降、10,000円ごとに80円増加
神奈川県 330円
新潟県 330円
富山県 330円
福井県 330円
山梨県 ・~10,000円:80円
・10,001~20,000円:160円
・20,001~30,000円:240円
・30,001~40,000円:321円
・40,001~50,000円:401円
・以降、10,000円ごとに80円増加
長野県 330円
岐阜県 330円
静岡県 330円
愛知県 ・~10,000円:80円
・10,001~20,000円:160円
・20,001~30,000円:240円
・30,001~40,000円:321円
・40,001~50,000円:401円
・以降、10,000円ごとに80円増加
三重県 330円
滋賀県 330円
京都府 ・~10,000円:110円
・10,001~20,000円:220円
・以降、10,000円ごとに110円増加
大阪府 330円
兵庫県 330円
奈良県 330円
和歌山県 330円
鳥取県 330円
島根県 330円
岡山県 330円
広島県 330円
山口県 330円
徳島県 ・~5,000円:27円
・5,001~10,000円:82円
・10,001~20,000円:165円
・20,001~30,000円:275円
・以降、10,000円ごとに110円増加
香川県 330円
愛媛県 330円
福岡県 330円
佐賀県 305円
長崎県 330円
熊本県 ・~5,000円:29円
・5,001~10,000円:71円
・10,001~15,000円:112円
・15,001~20,000円:154円
・20,001~25,000円:194円
・以降、5,000円ごとに42円増加
大分県 330円
宮崎県 330円
鹿児島県 330円
沖縄県 314円

クレジットカードで自動車税を支払うメリット

クレジットカードで自動車税を支払うメリットは、おもに以下の3点です。

メリット
  • コンビニや金融機関に行く必要がなく、好きな時間に支払える
  • 支払猶予を延ばすことができる
  • ポイントやマイルが貯まり、現金支払いよりお得になるケースがある

詳細をチェックしていきましょう。

①コンビニや金融機関に行く必要がなく、好きな時間に支払える

クレジットカードとネット環境さえあれば、いつでもどこでも自動車税の納税が可能なのは大きなメリットです。

わざわざ遠方のコンビニや金融機関に向かったり、窓口が開いている時間を気にしたりする必要もありません。時間も場所も選ばずに支払えるのは、とても便利ですね。

②支払猶予を延ばすことができる

自動車税の支払いであっても、クレジットカードの利用料金請求日は変わらず、後払いです。

そのため、現金払いであれば納付期限までにお金を用意しなくてはいけませんが、クレジットカード支払いであれば利用料金請求日まで支払猶予を延ばすことができます。

③ポイントやマイルが貯まり、現金支払いよりお得になるケースがある

自動車税の支払いであっても、クレジットカードのポイントサービスは適用。支払い額に応じて、ポイントやマイルが貯まります。

ただし、クレジットカードで自動車税を支払う場合には、先述したとおり手数料が発生します。そのため、手数料よりもポイント還元額が上回れば、現金での支払いよりもお得になります。支払い前に手数料とポイント還元率のバランスをチェックしておきましょう。

クレジットカードで自動車税を支払うデメリット

クレジットカードで自動車税を支払うデメリットは、主に以下の3点です。

デメリット
  • 決済手数料がかかる
  • 納税証明書がすぐに発行されない
  • 支払いサイトが複数あり混乱しやすい

こちらも詳細をチェックしていきましょう。

①決済手数料がかかる

メリットの面でも軽くふれましたが、クレジットカードで自動車税を納税する場合、決済手数料がかかります。そのため、自動車税のクレジットカード支払いで得をするためには、決済手数料を上回るポイントをもらわなくてはいけません。

たとえば決済手数料が330円(税込)の場合、還元率1.0%のクレジットカードだと33,000円以上の支払いがないと損になります。クレジットカードの還元ポイントより決済手数料が上回る場合は、現金で支払うようにしましょう。

②納税証明書がすぐに発行されない

自動車税をクレジットカード支払いした場合、現金支払い時のようにすぐにその場で納税証明書を受け取ることはできません。

納付サイトにてクレジットカード支払いを済ませても、実際に決済が完了するまでにはタイムラグがあります。そのうえ納税証明書は郵送されるため、手元に届くまでにはクレジットカード支払いを済ませてから約3週間はかかるでしょう。急ぎで納税証明書を必要としているのなら、注意してください。

また、近年は車検時に納税証明書を必要としないケースも増えているため、「クレジットカード納税の場合は、原則納税証明書の発行なし」としている自治体もあります。

原則納税証明書の発行なしとしている自治体では、納税証明書が必要であれば、県税事務所窓口に足を運び、あらためて発行手続きをしなくてはいけません。納税証明書が必要なときには現金での支払いが間違いないでしょう。

③納付サイトが複数あり混乱しやすい

納付サイトは都道府県ごとに用意されているものが異なります。それぞれ操作方法が異なるため、慣れるまでは混乱することが多くなるでしょう。

もし引っ越しで都道府県をまたいだ場合、支払いサイトも変更になる恐れがあります。支払い時は役所に確認してどのサイトから支払えばいいのか確かめるようにしましょう。

クレジットカードで自動車税を支払う方法

コンビニや金融機関では、クレジットカードで自動車税を支払うことはできません。都道府県別の納付サイト、もしくはYahoo! 公金支払いを利用してください。

手順は以下をご確認ください。

①必要書類の準備

クレジットカードで自動車税を支払う際に、必要となる書類は自動車税納税通知書のみです。なお、自動車税納税通知書は所有している車ごとに送られてきます。複数の車を所有している場合には、すべての自動車税納税通知書を準備してください。

あとは利用したいクレジットカードを手元に用意すれば、準備は完了です。

②納付サイトにアクセスし必要情報を入力

自動車税納税通知書とクレジットカードの準備ができましたら、県別の納付サイト、もしくはYahoo!公金支払いにアクセスしましょう。「お住まいの県名+自動車税+クレジットカード支払い」で検索をかければ、見つかるはずです。

サイトにアクセスしましたら、サイトの指示に従い、手続きを進めてください。入力しなくてはいけない必要情報は以下のとおりです。

支払いに必要な情報
  • 納付番号
  • 確認番号
  • 納付区分
  • クレジットカードの情報(番号、有効期限、セキュリティコード)

これらの情報を入力し、確定・送信しましたら、納税手続きは完了です。

なお、納付番号、確認番号、納付区分については、自動車税納税通知書を確認してください。

自動車税の支払いにおすすめのクレジットカード

自動車税の支払いにおすすめなのは、ポイント還元率が高いクレジットカードです。最低でも手数料以上のポイントが還元されるカードを選びましょう。目安としては、通常還元率1.0%以上のクレジットカードをおすすめします。

そのなかでもマネ会がおすすめするのは、以下のクレジットカードです。

おすすめクレジットカード
  • ヤフーカード
  • 楽天カード
  • リクルートカード

どれも還元率が1.0%超えかつ年会費無料。ヤフーカードと楽天カードに関しては、自動車税の支払いに役立つサービスやキャンペーンをおこなっています。

①ヤフーカード|Yahoo! 公金支払いを利用する方におすすめ

ヤフーカード
Yahoo! JAPANカードの詳細
VISA MasterCard アメリカン・エキスプレス 非対応 JCB ダイナースクラブ 非対応
おすすめポイント
  • ショッピングガード保険
  • ヤフーカードはTカードとして利用できます
  • PayPayにチャージできる唯一のクレジットカード
年会費初年度 年会費2年目〜 ポイント還元率
無料 無料 1.0%~3.0%
電子マネー
QUICPay(クイックペイ)
nanaco
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険

ヤフーカードは、100円ごとに1ポイントのTポイントが貯まるクレジットカード。1ポイントの価値は1円のため、ポイント還元率は高めの1.0%です。

ヤフーカードを自動車税の支払いに利用する最大のメリットは、Yahoo! 公金支払いであれば、Tポイントを自動車税の支払いにあてることが可能な点です。

ヤフーカードで貯めたTポイントはもちろん、別のTカードにてTポイントを貯めている場合でも、ヤフーカードにポイントを移行すれば、自動車税の支払いにあてられます。

お住まいの自治体がYahoo! 公金支払いを利用できるようであれば、ぜひTポイントを利用して、自動車税の支払い負担を減らしましょう。

②楽天カード|自動車税納付キャンペーンあり

楽天カード
楽天カードの詳細
VISA MasterCard アメリカン・エキスプレス JCB ダイナースクラブ 非対応
おすすめポイント
  • 年会費永年無料
  • 新規入会&利用でポイントがもらえる
  • 海外旅行でも安心・便利に使える
年会費初年度 年会費2年目〜 ポイント還元率
無料 無料 1.0%~20.0%
電子マネー
楽天Edy(エディ)
QUICPay(クイックペイ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険
【PR】Sponsored by 楽天カード株式会社

「楽天カード」は、100円(税込)ごとに1ポイントの楽天ポイントが貯まるクレジットカード。1ポイントの価値は1円のため、ポイント還元率は高めの1.0%です。

楽天カードを自動車税の支払いに利用する最大のメリットは、毎年おこなわれている自動車税納付キャンペーンにあります。

2020年のキャンペーン内容は、自動車税を楽天カードで支払うと、抽選で1,000名様に2,000ポイントプレゼント。4月6日(月)~5月31日(日)23時59分まで開催されていますので、お見逃しのないようご注意ください。

なお、楽天カードの自動車税納付キャンペーンは、事前のエントリーが必須です。楽天カードでの納税を考えている方は、エントリーを忘れないようにしましょう。

③リクルートカード|1.2%のポイント還元率が大きい

リクルートカード
リクルートカードの詳細
VISA MasterCard アメリカン・エキスプレス 非対応 JCB ダイナースクラブ 非対応
おすすめポイント
  • どこで使ってもポイント高還元!驚異の1.2%!
  • リクルートのネットサービスをご利用でさらにポイント還元!
  • 「じゃらんnet」「ポンパレモール」などのリクルートサービスご利用分が最大4.2%
年会費初年度 年会費2年目〜 ポイント還元率
無料 無料 1.2%~4.2%
電子マネー
楽天Edy(エディ)
Suica(スイカ)
nanaco
QUICPay(クイックペイ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険
【PR】Sponsored by 株式会社ジェーシービー

「リクルートカード」は、100円ごとに1.2ポイントのリクルートポイントが貯まるクレジットカード。1ポイントの価値は1円のため、ポイント還元率はほかよりも高い1.2%です。

そのほか自動車納税向けのサービスやキャンペーンはおこなわれていませんが、通常還元率が1.2%のクレジットカードはなかなかありません。単純に自動車税の納税で多くのポイントを貯めたい場合には、リクルートカードがおすすめです。

とくに手数料が高くつく地域にお住まいの方は、リクルートカードをご検討ください。

まとめ

納付サイトを利用すれば、クレジットカードで自動車税を支払うことができます。ただし、現金払いでは発生しない手数料はネック。単純に「ポイントが貯まるから」という理由だけでクレジットカード支払いをしては、損をするかもしれません。

なるべくお得に自動車税を納めたいと考えているのであれば、ポイント還元率1.0%以上のクレジットカードを用意するのは必須です。そのうえで自治体ごとの手数料を照らし合わせ、クレジットカード納税がお得になるかどうかを確認してみてください。

ライター歴8年、編集歴3年。クレジットカードやローンなど金融関係を筆頭に、エンタメや美容などさまざまなジャンルで活動中。クレジットカードは、メインカードとして楽天カードを保有。そのほかに普段の買い出し用にイオンゴールドカードや、家電量販店用に100満ボルトカードなどサブカードも複数保有。普段の買いものはほぼすべてクレジットカードにし、貯まったポイントを本やゲームなど趣味に使うのがルーティンとなっている。

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