追手門学院大学独自のメディアサイト「OTEMON VIEW」の魅力に迫る

追手門学院大学独自のメディアサイト「OTEMON VIEW」の魅力に迫る

「OTEMON VIEW(オウテモンビュー)」は、2020年6月に開設された追手門学院大学独自のニュースメディアサイトです。追手門学院大学に所属する教員らが、現在話題となっているニュースについて、専門的な立場から解説しています。

ネット全盛の近年、さまざまな情報があふれていますが、質の高いソースにはなかなか出会えないもの。「OTEMON VIEW」では、現役大学教員らが専門的知見に基づいて解説するため、確かな内容の記事がそろっています。

さらに、記事はインタビュー形式となっているため、難しい話題の記事でも読みやすくなっています。今回は、そんな「OTEMON VIEW」の魅力に迫ります。

ニュースメディアサイト「OTEMON VIEW」の魅力とは?

さっそく、「OTEMON VIEW」について紹介していきます。さまざまな魅力を持つ「OTEMON VIEW」ですが、なかでも以下の3つの点が際立っています。

「OTEMON VIEW」の魅力
  1. 教授の独自視点が光る専門性の高いコンテンツ
  2. 社会問題・IT・海外ニュースといった多様性あふれるテーマ
  3. 追手門学院大学生にとって身近な存在による記事執筆

以下で、それぞれの魅力について詳しく解説していきます。

現役大学教員らの独自視点が光る専門性の高い読み応えのあるコンテンツ

「OTEMON VIEW」の最大の魅力は、今注目を集めているニュースやテーマについて、現役大学教員らが解説している点で、専門性の高い読み応えのある内容になっています。

たとえば、東日本大震災の復興政策。「OTEMON VIEW」では、 株式会社都市調査計画事務所の代表取締役を務めている地域創造学部の田中 正人(たなか まさと)教授が、「東日本大震災から10年。復興政策に潜む3つの問題。」と題して記事を執筆しています。

記事では、東日本大震災の被害や特徴から、復興事業に潜在する3つの問題点、予想される未来の災害への備えまでわかりやすく解説。まるで大学の授業をネットで見ているかのような、充実したコンテンツを読める点は大きな魅力です。

社会問題・IT・海外ニュースといった多様性あふれるテーマ

「OTEMON VIEW」で取り扱われるニュースは、社会問題からIT、海外ニュースまで多様性にあふれています。

コロナによる離婚の急増、若者の活字離れ、AIの可能性とAI人材、イギリスにおけるブレグジット。今まさに世間で問題とされているテーマについて、幅広く取り扱われています。

このように幅広いニュースについて専門的知見からの記事を提供できるのは、6つの学部と3つの大学院研究科を有する文系総合大学、追手門学院大学の独自メディアサイトならではの特徴でしょう。

追手門学院大学生にとって身近な存在による記事執筆

大学は専門性を高める研究機関であると同時に、学生の教養を育む教育機関でもあります。「OTEMON VIEW」は、一般の方に専門的な知見を提供するとともに、在学生に対する教育的な側面も持っています。

というのも、記事を執筆しているのは実際に追手門学院大学の教壇に立つ教員らです。普段から目にしている身近な先生が執筆している記事であるため、学生自身もより興味を持って読むことができます。

今まさに旬な話題が、専門性の高い内容で身近な存在から提供され、学生自身が読みたいときに読めるメディアサイト「OTEMON VIEW」。インターネットが普及した現在だからこそ実現した、新しい教養育成のかたちではないでしょうか。

「OTEMON VIEW(オウテモンビュー)」のおすすめ記事

ここからは、実際に「OTEMON VIEW」にどのような記事が掲載されているのか紹介します。以下の3つの記事は、マネ会編集部でピックアップさせていただいたおすすめ記事です。

「シン・エヴァンゲリオン劇場版」公開へ。精神科医研究者が考察!エヴァは悩める若者の象徴か!?

この記事は、精神医学を専門とする心理学部の溝部宏二(みぞべ こうじ)教授による、エヴァンゲリオンへの考察記事です。

エヴァンゲリオンに登場するキャラクターの性格的傾向を精神科医の立場から考察し、現在の若者への影響を独自の視点から分析しています。溝部教授自身がエヴァンゲリオンのファンということもあり、キャラの背景にも踏み込んだ内容は興味深いものです。

また記事は、現在の若い人が持つ悩みの特徴やエヴァンゲリオンのサブタイトルに込められた思いにまで派生しています。エヴァンゲリオンにあまり興味のない方でもじっくりと読める内容です。

コロナ禍は避難所100年の歴史の転機となり得るか。

この記事は、自然災害の際に重要な「避難所」について、コロナ禍がどのような影響を与えるのか分析している記事です。都市計画や災害復興を専門とする、地域創造学部の田中正人(たなか まさと)教授により執筆されています。

九州豪雨に代表されるように、近年増加しつつある風水害。今年はコロナ禍であったため、避難所での感染拡大リスクや被災地支援ボランティアの減少などによる影響が大きかったと田中教授は述べています。

日本の避難所環境は100年間変化しておらず、コロナで注目される今だからこそ、現状を変えられるチャンスでもある。そのような一般の人では気づかない視点を、学ぶことのできる記事です。

誰が家族かは自分次第!未来の家族像とは?

この記事は、「家族像の定義は人それぞれ」の後編として家族社会学を専門とする経済学部の栗山直子(くりやま なおこ)准教授が執筆された記事です。

現代社会の特徴として、「多様性」が注目されています。それぞれの個人が持つ価値をそれぞれに尊重する多様化のあり方は、家族のあり方にも反映されているそうです。

籍を入れずして婚姻と同等の税制上優遇を受けられる、ニュージーランドの「デファクト」制度など、その流れは制度面でも整備されつつあります。「家族」というありふれた存在を、海外の情勢や専門的な知見から再発見できる記事です。

追手門学院大学はどんな大学?

最後に、「OTEMON VIEW」を運営する追手門(おうてもん)学院大学について解説します。追手門学院大学は大阪府茨木市にある文系総合大学で、1888年に開校した大阪偕行社附属小学校を発祥とする歴史ある学校です。

茨木市内に2つのキャンパスを構え、経済学部・経営学部・地域創造学部・社会学部・心理学部・国際教養学部の6つの学部を有しています。

追手門学院大学の特長のひとつに、先進的な姿勢があります。入試改革や教学改革を進め、8年連続志願者増を達成するなど、新しいことに挑戦する姿勢は、追手門学院大学の強みです。

「OTEMON VIEW」のように、大学が独自にメディアサイトを立ち上げることはとても珍しいことです。追手門学院大学の先進的な姿勢の現れといえるのではないでしょうか。

まとめ

「OTEMON VIEW(オウテモンビュー)」は2020年6月のオープン以来、独自視点の厳選コンテンツが掲載されています。

現役の大学教員らが自身の専門分野から分析する記事は、普段ニュースサイトなどで触れる記事で異なり、オリジナリティのあるものです。もう一歩深い知識を得たい方にとって、貴重なメディアサイトといえるでしょう。

また、記事は社会問題から身近なテーマまで、幅広く取りあげられています。教養の幅を広げたい方にもおすすめですので、ぜひ一度「OTEMON VIEW」をご覧ください。

食品や雑貨商品などを扱うライター・編集を経て、マネ会を担当。クレジットカードのポイント還元や特典だけでなく、各カード会社の戦略やマーケティングにも興味あり。普段使っているクレジットカードはJALカードで、実家への帰省の際には、貯めたマイルを特典航空券に交換している。ヤフオクやヤフーショッピングで買い物をする際には、ヤフーカードも使用。体を動かすことが好きで、定期的にジムで筋トレ。機会あれば、山へハイキングに出かけ、帰りの温泉を楽しむ。

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