福祉や保育の仕事の収入や必要な資格について紹介!目指すなら東京福祉専門学校で学ぼう!

福祉や保育の仕事の収入や必要な資格について紹介!目指すなら東京福祉専門学校で学ぼう!

福祉や保育の仕事で働くには、国家資格が必要になります。資格の取得方法は資格ごとに異なりますが、福祉・保育は命にかかわる仕事なので専門の学校で1年以上学ぶ必要があるでしょう。

そのため、福祉や保育の仕事につきたいと考えている方は、求人を見る前に資格が取れる学校について調べなければいけません。資格合格率が高く、学習カリキュラムも充実した学校を選び、夢を叶えましょう。

この記事では、福祉・保育の仕事で必要な資格や取得方法、資格別の収入や資格が取れる学校について解説します。さまざまな人のケアをする仕事を希望している方は、ぜひ今後のキャリア選択の参考にしてください。

福祉・保育の仕事をしたいなら学校に行くべき!

多くの福祉・保育関連の仕事では国家資格の取得が必要です。どれだけ仕事にやる気があっても、資格がなければできない仕事というものも多いです。

そのため、国や自治体に認定された、資格が取れる学校に行くことが最も大切になります。

しかし、福祉・保育にかかわる資格として具体的にどのようなものがあるかよくわからないという方もいらっしゃるでしょう。その場合は、まず福祉・保育にかかわる資格の種類と特徴を知り、自分に合ったものを探すことが必要です。

ここからは福祉・保育に分けそれぞれの資格の内容や気になる収入について解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

福祉の仕事に必要な国家資格

ここからはまず、まず福祉関連に限定して以下4つの資格を細かく紹介していきます。

福祉関連の仕事に役立つ国家資格
  • 社会福祉士
  • 介護福祉士
  • 精神保健福祉士
  • 作業療法士

自分が取るべき資格は何なのか、将来のことをイメージしながら理解を深めていきましょう。

資格①社会福祉士

社会福祉士は、身体的・精神的・経済的なハンディキャップを抱える方をサポートする職業です。介護福祉士と混合されることもありますが、社会福祉士は高齢者の方々だけでなく、世代を問わず「生きづらさ」を感じている方から相談を受け、困難の軽減や解決をサポートします。

たとえば病院でソーシャルワーカーとして入退院の相談にのったり、いじめや不登校に悩む子どものサポートをすることも社会福祉士の仕事です。

社会福祉士は、さまざまな世代のあらゆる問題に対処しなければならないため、資格取得には専門的知識が必要です。社会福祉士になるための代表的なルートは、以下のようになっています。

社会福祉士になる方法
  • 福祉系の大学・専門学校で4年間勉強して国家試験に合格
  • 福祉系の短期大学で勉強後、実務経験を1〜2年積んだのち、国家試験に合格
  • 福祉系以外の大学を卒業後、社会福祉士の養成施設に1年通ったのち、国家試験に合格
  • 福祉系以外の短大卒業後、実務経験を経て養成施設に通ったのち、国家試験に合格

福祉系の大学・短大を出ていない方でも、養成施設に通うことで、国家試験受験のチャンスが得られます。

幅広い世代の方の精神・身体面のサポートをしたいと考えている方は、ぜひ早い段階から福祉に関する勉強をはじめましょう。

資格②介護福祉士

介護福祉士は、介護の専門的なサポートをおこなう仕事です。具体的には、介護が必要な高齢者や障害者に対して、食事・入浴・排泄・車椅子での移動補助などの身体介護、家事や身の回りの生活支援などをおこないます。

介護福祉士は、介護資格のなかで唯一の国家資格となっており、介護業界での信頼度は非常に高いといえるでしょう。介護福祉士になるためのルートは、以下の通りです。

介護福祉士になる方法
  • 福祉系高校卒業後、国家試験に合格(2008年以前の入学者は試験前に技術演習や実務経験が必要)
  • 高校卒業後、福祉系大学または養成施設に通って国家試験に合格
  • 3年以上の実務経験後、実務者研修または介護職員基礎研修+喀痰吸引等研修を修了し、国家試験に合格

急速な高齢化により介護福祉士のニーズは非常に高まっています。介護業界で長くキャリアを積みさまざまな人とかかわりたいという方は、介護福祉士の資格を取得するべきでしょう。

資格③精神保健福祉士

精神保健福祉士は、精神疾患・障害を抱える方や、その家族の抱える悩みや課題に対して相談に乗り、適切な指導をしたり他職種と連携しながら環境を整えたりする仕事です。

国家資格のひとつであり、特に精神障害の医療分野で活躍できる専門職なので精神医学に興味のある方におすすめの資格となっています。精神保健福祉士になるルートは、以下の通りです。

精神保健福祉士になる方法
  • 保険福祉系大学卒業後、国家試験に合格
  • 保健福祉系短大を卒業し、実務経験を1〜2年経験積んだ後、国家試験に合格
  • 福祉系大学卒業後、短期養成施設(半年ほど)で勉強したのち、国家試験に合格
  • 福祉系短大卒業後、実務経験を1〜2年積んだのち、短期養成施設(半年ほど)で勉強し、国家試験に合格
  • 一般大学(4年)卒業後、一般養成施設で1年勉強したのち、国家試験に合格
  • 一般短大卒業後、実務経験を1〜2年積んだのち、一般養成施設で1年勉強し、国家試験に合格

最近では、多くの会社で長時間労働やパワハラが大きな問題となっており、労働就労者のメンタルヘルスへの意識は高まっています。また、いじめや不登校の問題の背景に心の問題が隠れていることもあります。

そのため今後は病院や診療所だけでなく、就労支援をおこなう企業、社会福祉法人、NPO法人などや、ソーシャルワーカーとしての就職も増えていくと考えられます。

資格④作業療法士

作業療法士は、リハビリテーション分野における専門職で医療系国家資格のひとつです。病気やけが、障害を抱えた方などに対して、その人が自分らしく生き生きと生活できるよう作業活動を通して「心」と身体を支えていきます。

作業療法士は、食べたり、入浴したり、会話をしたりと日常に必要な生活行動全般を「作業」と呼び、「作業」のリハビリテーションを通して「その人らしい生活」を作っていきます。

作業療法士の働く場は医療、福祉の現場から教育、介護などまで非常に幅広いです。

作業療法士になるためのルートは、以下の通りです。

作業療法士になる方法
  1. 文科省指定の学校(大学・短大・専門学校など)で勉強したのち、国家試験に合格
  2. 厚生労働省指定の養成施設で3年以上勉強したのち、国家試験に合格

現在、高齢化の影響もあり自分の生活を自分でできるような健康状態になることが医療現場では重要視されています。

作業療法士は障害を持つ方の生活をサポートし生活しやすい環境づくりを目指す仕事なので、これからの世の中にはぴったりだといえるでしょう。

作業療法士になるには大学や短大・専門学校を卒業するのは基本的なルートになります。近隣に資格が取れる学校があるのか調べ、早いうちに目星をつけておいてください。

福祉の仕事に関する資格を収入面で比較

福祉に関連する国家資格である社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士、作業療法士を目指すにあたって、収入面が気になっている方は少なくないでしょう。

勤務先や事業規模、役職によっても異なりますが、福祉関連資格を持つ方の年収はおおよそ以下の表の通りです。

福祉関連資格を持つ方の年収
福祉に関する資格 年収(平均)
社会福祉士 400万~550万円程度
介護福祉士 250万〜500万円程度
精神保健福祉士 300万~500万円程度
作業療法士 350万〜450万円程度

保育の仕事に役立つ資格

ここからは、保育の仕事に役立つ国家資格について解説していきます。子どもとかかわる仕事は、保育園や幼稚園で働く以外に、塾や英会話教師の先生として活躍することもできます。

しかし、保育士や幼稚園教諭の資格があれば、責任を持って子どもとさらに長い時間かかわることができるので、子ども好きの方はぜひ持っておきたい資格です。

保育士資格、幼稚園教諭資格の特徴をチェックし、自分の将来をイメージしてみましょう。

資格①保育士

保育士は0歳から18歳までを保育できる児童福祉法における国家資格です。

保育士は、子どもの成長を間近で見ることのできる貴重な仕事です。子どもが大好きな方、子どもの成長を自分のことのように喜べる方に向いている職業といえるでしょう。

保育士になる方法は、以下の通りです。

保育士になる方法
  • 厚生労働省指定の機関(大学・短大・専門学校)を卒業する
  • 指定外の大学・短大・専門学校を卒業したのち、試験に合格
  • 2年以上の実務経験を積んだのち、試験に合格

厚生労働省指定の機関を卒業すれば、国家試験なしで保育士になることが可能です。最短で保育士になりたいなら、厚生労働省指定の短大か専門学校を卒業して資格を取得しましょう。

資格②幼稚園教諭

幼稚園教諭は、幼稚園の先生として働くことができる教員免許の1つです。保育士と混同されがちな資格ですが、幼稚園は保育園とは異なり「教育機関」と位置づけられており、幼稚園教諭は先生という扱いにあります。

そのため、子どもの世話が仕事の中心になる保育士資格だけでは、幼稚園の先生になることはできません。

現在、子どもを育てながら働く方の多くが保育園を利用していることから、幼稚園の数は少子化により減少傾向にあると考えられます。

しかし現在、幼稚園教諭の免許を持っていて3年以上の実務経験のある方は保育士の資格も最短で取れるよう制度がつくられています

幼稚園教諭の将来性が不安な場合は、保育士の資格取得も視野に入れておくとよいでしょう。幼稚園の先生になる方法は、以下の通りです。

幼稚園教諭になる方法
  • 短大・専門学校の教職課程を卒業し免許状を取得
  • 4年制の大学を卒業し免許状を取得
  • 4年制の大学、2年間の大学院を卒業し免許状を取得

このほか、すでに保育士資格を持っている方は、3年以上の実務経験かつ4,320時間の勤務に加え、指定科目8単位を受講すれば免許状の申請が可能です。

自分に合ったルートで、幼稚園の先生を目指しましょう。

保育の仕事に関する資格を収入で比較

保育の仕事は給料が安い、というイメージがありますが、実際の年収。給与はどのようになっているのでしょうか。ここからは保育士・幼稚園で働く方の平均年収について表で解説します。

保育関連資格を持っている人の年収
保育に関する資格 年収(平均)
保育士 250万〜300万円程度
幼稚園教諭 300万〜350万円程度

保育士・幼稚園教諭の収入は国家資格・免許所得者であるにもかかわらず低めです。しかし資格や免許が消えることはなく(幼稚園教諭免許は10年ごとに更新)、保育関連の人材のニーズは高いので、就職先が見つからないという悩みを抱える方は少ないといえるでしょう。

福祉・保育の仕事を目指すなら東京福祉専門学校で!

福祉や保育の仕事を目指すなら、ぜひ東京福祉専門学校で学びを深めてください。東京福祉専門学校では、社会福祉士、介護福祉士、公認心理師、精神保健福祉士、作業療法士、保育士、幼稚園教諭を目指せる専門の学科があります

東京福祉専門学校では、就職サポートと国家資格取得のサポートがしっかりしており、専門職就職率は98.1%(2018年実績)、国家資格取得率はどの学科でも80%を超えています(2020年度実績)。

そのため、東京福祉専門学校なら就職や勉強が不安という方も安心して夢を叶えることができるでしょう。

また、東京福祉専門学校では就職に役立つ実践的なカリキュラムを組んでおり、豊富な学校付属施設で子ども・障害者・高齢者とふれあいながら学ぶことができます

福祉や保育の世界で高い実践力と専門性を持ち、役立つ人材になりたいなら、ぜひ東京福祉専門学校での学びを検討してみてください。

金融・ビジネス分野を中心にライティング活動を行う専業ライター。大学は経済学部を卒業しており、交通経済学専攻だった。ビジネスとは直接関係していないが旅行好き。大学時代は一人で日本一周をしたことがある。しかし日本一周の経験は現在の仕事でさほど生かされていない。ポイントを集めるのが好きで、ポイントカードを100枚以上持っている。お店でポイントカードを作るか聞かれると必ず作ってしまう。

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